白鵬と鶴竜の両横綱はそろって35歳である。 年6場所で消耗が激しい中では大変珍しい。 年6場所後に誕生した横綱で35歳まで相撲を 取ったのは千代の富士だけである。35歳以上 の横綱が複数いたことは昭和
元常ノ花出羽海の急死で出羽海の後継者を 決めなければならなくなった。以前元常ノ花 出羽海が自殺をはかったとき、遺書があって 1通は千代の山にあてたものだった。それ には出羽海の後継者を千代の山とすると
天空海が新入幕を果した。天空海はあくあ と読む。天空海はどのような出世街道を歩ん できたのか。改めて振り返ってみた。体は 小学生の頃から大きくなった。高校時代、 下地は相撲ではなく柔道であった。大洗の
2021年土俵の目撃者カレンダーをお届けしま す。2020年は無観客あり、中止あり、日程 変更あり、前売はある日突然という状況でし た。新型コロナウイルスの状況は変化がない まま、2021年に突入しそ
正代が大関に昇進したことで3大関となった。 これまで大関の優勝は2017年一月場所の稀勢 の里以降ないと書いてきた。この間21場所が 経過している。関脇が3場所、小結が1場所、 平幕上位が1場所、平幕
新番付が発表された。正代が大関になった 影響で、あいた関脇に隆の勝が新関脇として 昇進した。2018年九月場所の新入幕から12場 所を要し、2019年十一月場所の再入幕からは 5場所を要しての新関脇で
引き続き鳥類の文字を含む四股名最後の文字 鷲を以下の条件のもとで紹介していこう。 1.動物といっても竜(龍)、麒麟、鳳、 鵬などの伝説や空想上の動物は含めなかった。 2.鯱はしゃちと読む四股名は入れ、
鶴竜の様子が伝えられている。調整段階で あって、本格的稽古はこれからになりそうだ。 横綱だけに不成績はあげられない。それで なくても横綱審議委員会から休場の多さを 指摘されているから難しい立場におかれ
白鵬・鶴竜が35歳なおかつ休場がちで長く ないと誰しも思う。そんなとき七月場所12勝 3敗だった朝乃山が九月場所優勝すれば横綱 という線がなきにしもあらず、という見方が あった。しかし、大半は九月場所
元両国(前名国岩)出羽海は時系列ではなく、 項目別に触れていくことにしよう。先代の 元常陸山の認可がおり、元両国(前名国岩) 出羽海の下で元栃木山の春日野部屋、元大門 岩の山分部屋がスタートした。分家
白鵬の休場が目立っている。今年(2020年) に入って24勝6敗2不戦敗28休である。不戦 敗を含む休場率は50%である。大鵬の晩年、 最後の1年間は57勝11敗2不戦敗11休で不戦 敗を含む休場率は
引き続き鳥類の文字を含む四股名を以下の 条件のもとで紹介していこう。 1.動物といっても竜(龍)、麒麟、鳳、 鵬などの伝説や空想上の動物は含めなかった。 2.鯱はしゃちと読む四股名は入れ、しゃち ほこ
九月場所、炎鵬は中日まで1勝7敗だった。 まったくいいところがなく、重量級に押し つぶされそうな一方的な相撲内容が続いた。 このままでは十両落ちかと思わせるほど、 不振であった。小さい炎鵬がいっそう小
数ある相撲部屋で最も歴史があり、名門中の 名門といわれる部屋が出羽海部屋である。 9代続いている。出羽海部屋は、角聖といわ れた元横綱常陸山の出羽ノ海が大きくした 部屋である。常陸山の師匠にあたるのが
引き続き哺乳類の文字を含む四股名を以下の 条件のもと紹介していこう。 1.動物といっても竜(龍)、麒麟、鳳、 鵬などの伝説や空想上の動物は含めなかった。 2.鯱はしゃちと読む四股名は入れ、しゃち ほこ
九月場所、新入幕翔猿が活躍したことでその 名を広く知らしめた。テレビの司会者が「最 初しょうえんと読むのかと思ったよ」と発言 していた。そこで動物にちなんだ四股名を 調べてみることにした。 <翔猿>
引き続き11年昔を相撲メモから振り返り、 現代といかに異なるかを明らかにしていき たい。 ★頭打ちのスピード出世力士 スピード出世は明日の大相撲を担うバロメー ターである。しかし、当世のスピード出世
10年一昔と言うが、ここでは11年昔を相撲 メモから振り返ってみたい。現代と比較して どういう時期であったか明白にしていきたい。 2009年は横綱が白鵬と朝青龍のときである。 白鵬は23歳から24歳、
大相撲専門誌「スポーツ報知大相撲ジャー ナル」が決算号を出版しなくなって2場所が 経過した。決算号が出なくなったのは突然で あった。「NHK G-Media大相撲中継」に 続いて2誌目である。今決算号
横綱の大関在位場所数番付を作成した。対象 は東京横綱で、実質横綱が地位化した常陸山 以降とした。さらに、大関時代の勝率を付け 加えた。引き分け、預かり等は0.5勝0.5敗と した。1勝14引き分けが1
7代続いている部屋が高砂部屋である。創設 者は明治の風雲児高砂浦五郎である。大名の お抱え力士という時代でなくなっていたなか で、相撲会所(日本相撲協会の当時の呼称) のトップ筆頭玉垣(前身は謎)とN
正代が大関に昇進したことで学生出身の大関 は朝乃山と2人になった。正代と朝乃山は 横綱を目指すライバルになった。だが、これ まで学生出身の大関は何人もいても、横綱 となると輪島一人しかいない。輪島が横
九月場所の貴景勝は久々に優勝争いをし、 12勝3敗で次点となった。正代との2敗対決 に敗れたことが大きかった。最近の傾向は、 優勝を争う直接対決を制した力士が優勝して いる。貴景勝が大関に昇進してから
引き続き5代続いた部屋をみていこう。宮城 野部屋の5代は同じ師匠が2度になっている。 それはまったく無関係の師匠が突然部屋を 組み入れたことに起因していた。 高島(元巴潟)部屋の横綱吉葉山は現役の と
大関の昇進は、昇進時の成績、相撲内容が 問われるのは当然である。だが、もっと大事 な点は大関としての成績、相撲内容である。 正代は関脇優勝のあとはどのような成績を 残せるのか。そこで関脇優勝の翌場所を
引き続き正代の相撲内容を検証していく。 ■9日目 関脇大栄翔 大栄翔果敢に突いて出て、突上げて正代の 体をおこしにかかる。正代踏みとどまるも 引いて後退。土俵際右足一本でこらえる。 大栄翔も前に落ちて
九月場所優勝した正代は時津風部屋の所属で ある。時津風部屋は双葉山がおこした部屋で ある。双葉山は立浪(元緑嶋)部屋出身で ある。師匠の娘をもらうことを断ったり、 様々な点で師匠と意見が折り合わなかっ
九月場所、正代は13勝2敗で優勝し、大関に 昇進した。九月場所正代はどのような相撲を 取ったのか。改めて一番一番を検証してみる ことにした。 採点は5段階で、細かく評価するため0.5を 加点減点するこ
2020年は五月場所が中止となって、残すとこ ろ1場所となった。九月場所で4場所を終え た年間最多勝レースはどう変化しただろうか。 4場所までの途中経過をまとめてみた。それ が次の表である。なお、対象
九月場所があり、いくぶん間が空いたが、 引き続き4代続いた相撲部屋をみていこう。 陸奥(元霧島)部屋のルーツは井筒部屋で ある。井筒部屋といっても高砂部屋から分家 独立した初代西ノ海がおこした井筒部屋
九月場所関脇優勝した正代は場所後大関に 昇進した。大正15年優勝制度が始まって以来 関脇の優勝は以下の29例目である。なお、 大正15年以降場所は464場所となった。中止 になった2場所は含んでいない
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2日目、愛知の相撲仲間と出会った。彼から様々な情報を得ることができた。2日目は客足が早かった。理由は炎鵬が序ノ口に登場するからである。応援空しく敗れたという。首はこわい。体が不自由になる恐れがあった木
七月場所が始まった。初日は幸い危険な猛暑とはいかず、霧雨がいくぶんあったほどであった。 先場所優勝した大の里は新関脇として登場した。対戦相手は番付を成績以上に大きくアップ下御嶽海である。御嶽海はここの
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、七月場所の初日から千秋楽まで愛知県体育館で観戦します。 <七月場所の案内> 名古屋で観戦
14日から酷暑の七月場所が始まる。第2日曜として最も遅い日になった。そのためオリンピックと重なる日が出てくる珍しい興行となった。あくまで予定だが、愛知県体育館が会場となるのは今年が最後である。 <大の
■難敵引き続き3人目以降の難敵をみていこう。 11(××〇×××)10高安かなり接近した対戦成績である。貴景勝が初優勝したときははずみで負けている。もつれると貴景勝は危ない。 1(××××〇●)1平戸
令和元年は五月場所から始まり、現在30場所を経過した。令和2年に1場所中止になっている。開催したものの無観客が1場所ある。また13時入場の場所もあった。 令和の関脇以下の優勝力士キラーは誰か。ただし、
■三賞獲得9回 鶴竜 殊2・技7鶴竜は志願兵だった。大相撲の入門志願をしたため日本語がわかる教授に翻訳してもらい、それを日本相撲振興会に送った。受け取った会長は会員と相談後井筒(元逆鉾)に託して入門が
貴景勝は3場所連続休場中である。三月場所角番だったが、七月場所再び角番である。こうした状況は貴景勝の角番が容易ならざるものにしている。貴景勝の具体的な対戦相手から角番脱出がなるか、検討してみよう。 ■
先場所優勝した大の里。場合によっては七月場所の成績・相撲内容次第では大関もあり得る。実現したら入幕5場所目に大関という年6場所制では驚異の記録になる。 これは大の里がすごいのか。筆者は長年大相撲をみて
■三賞獲得9回今回取り上げる力士は偶然横綱までいった方々である。 旭富士 殊2・敢2・技5立浪(元安念山=2代目羽黒山)部屋の分家大島(元旭國)部屋出身。近大に進学したが、2年のとき中退。柔軟な体で津
大関の座を開け渡した霧島が復帰にむけて始動している。首の痛みが引き、優勝を目指すつもりで10勝以上をあげるという。大関から落ちた直後の場所、10勝以上で復帰できる規定によるものである。 6場所制ととも
照ノ富士の一人横綱が続いている。照ノ富士が新横綱のとき白鵬はコロナ部屋ごと休場だった。場所後引退した。照ノ富士の一人横綱は番付上きたる七月場所で17場所に及ぶ。その照ノ富士は休場がちである。すでに晩年
■三賞獲得9回 大麒麟 殊5・技4体が柔軟でもろざしから吊り。うっちゃりもあった。四つは右四つで素質・素材はすばらしかった。ここ一番に弱く大関のチャンスを2度逃し、3度目で手中にした。優勝はついになか
プロレスの本を読んでいると、相撲につながる知られざる面が多々ある。本は闘魂と王道というタイトルで副題として昭和プロレスの16年戦争としている。著者は堀江ガンツ氏で株式会社ワニブックスより発行された。5
7月に入って、七月場所の番付が発表された。1横綱3大関と寂しくなった。先場所優勝した大の里は新関脇となった。入幕から4場所目のことであるから驚異の新人である。 <大の里(右)> 平戸海が小結に昇進した
阿炎阿炎が優勝したのは2022年十一月場所である。優勝決定巴戦を制しての結果であった。その後の阿炎は73勝62敗である。大関戦は8勝10敗である。負け越しは1場所しかない。阿炎としてはよくやっている、
■三賞獲得8回引き続き三賞8回獲得者をみていこう。 黒姫山 殊4・敢3・技1幕下にいる黒姫山の祖父である。立ち合いの強烈なぶちかましからの突き押しでD51と呼ばれた。再入幕2場所目に敢闘賞を受賞した。
照ノ富士混迷の時代、照ノ富士は3回優勝している。7回目、8回目、9回目の優勝である。それだけ聞くとよくやっていると思いがちだが、つぶさに検討すると、そうはいかない。7回目の優勝後の成績は58勝25敗9
三賞が実施されたのは昭和22年秋場所であった。相撲人気の低迷脱出に記者クラブと相撲協会が考案した。ファンにも力士にも好評であった。優勝はどうしても限られた者、選ばれし者になってしまう。三賞なら誰にでも
混迷の時代は2022年一月場所から始まった。誰が優勝するか場所前から予想できない。ときには思いがけない力士が優勝したりする。混迷の時代の優勝者はその時はヒーローである。しかし、その後はどうしているのか