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  • 今の時代、果たして児童書で食えるのか?(4)

    氷河期の児童書業界でデビューするには? そして、マンガの感性を持った才能は 児童書業界で働けるのか? この記事は、 主に私の体験談を中心にお話しさせていただいておりますので、 多分に主観的な内容になっております。 ♥ 子どもの本は、文学と絵画畑の人たちがその基盤を作りました。 そういう歴史があるようです。 恐らく今でも文学と絵画が上位にあるという意識は変わっていません。 マンガ、イラスト、アニメ、デザイン、デジタルコンテンツなどは、 全て新参者で、下位に属するという意識です。 少しは変わっているでしょうが、 やはり今でもそういう意識は残っていると思います。 文学と絵画畑の人たちは、少し頑ななと…

  • 今の時代、果たして児童書で食えるのか?(3)

    私が日本の児童書業界に思うこと そして プロ意識の大切さについて ♥ 私が子どもの本の仕事を始めたのは1984年頃からですが、 その時、先輩からこう言われました。 「これから子どもの本は冬の時代に入るから頑張ってほしい!」と。 単純な私はこう思いました。 つまり、ひと冬辛抱すれば春が来る~♪ ところが一向に春は来ないどころか、そのまま氷河期に突入しました。 ものすごく腹が立った。 少しは後輩のことを考えてくださいよ!と。 だから最初の10年は、 先輩方がダメにしたことの尻拭いをさせられているような気分でした。 それでもなんとか頑張って働きましたが、 保守的で排他的な体質は全く変わらず、だんだん…

  • 今の時代、果たして児童書で食えるのか?(2)

    絵本作家や童話作家で 本業として食っていけるのだろうか? (その二) ♥ ネットで検索したところ、 ほとんどの児童書出版社が持ち込みを停止していました。 特に翻訳物を中心に出版しているところはその傾向が強いようです。 私事ですが、昔から翻訳物の出版で割と好きな出版社があります。 評論社という出版社ですがご存知でしょうか? 『指輪物語』を出している出版社で、私は好きなんです。 評論社は児童書業界が芸術絵本に傾いたときもブレませんでした。 実にオーソドックスな子どもの本を出し続けている貴重な出版社です。 派手さはなく地味なのですが、センスがとてもいいと感じています。 子どもの本の王道なのです。 王…

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岩井田治行『くまのアクセス上手♪』
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