chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 登録証は電子交付にして欲しい

    インドの代理人と登録証の扱いについて4週間もバトルが続きました. 事の発端は、インド宛EMSがストップしており、日本から登録証を手配する場合は、クーリエを利用するかパーセルを利用するかという選択になります. 昨今、クーリエの手数料も高騰しているため、パーセルを勧めているのですが、その手数料をどちらが持つのかということでひと悶着. パーセルの手数料は約25ドル. 最初の登録査定を皮切りに最大6件の関連する出願について査定待ちの状態. 最初の一件をこちらが負担したら、残りもこちら持ちになりそうなので、それを見越しての交渉. 紙の登録証を発行し続けていることに大きな問題があります. 電子交付をする国…

  • 特許原簿も万能ではない

    裁判所や税関、警告書を作成するときにも必要な大事な書類が特許原簿. 特許料を納付すれば、それが特許原簿にも反映されるはずなのですが、 特許原簿に反映されない状態が約一年続いています. 事情を知っている当事者はよいのですが、何も知らない第三者は困ります. 特許原簿を確認しても特許料の納付が記載されていないからです. 特許料が本当に納付されていないのかと言えば実は納付されている. ステータスを見ると年金納付書が2回提出されています. その後、却下理由が通知され、10ヶ月近く経って却下処分がされています. これだけを見ても一体何が起こっているのかさっぱりわかりません. 特許庁に確認してみたところ、最…

  • 凄い発明だから特許になるのではない

    特許になった発明に対してどのようなイメージを持っていますか? 凄いから 素晴らしいから 画期的だから 学術的技術的に価値があるから特許になると思いたいところです. 実際はどうかというと、 拒絶する理由がないから特許になる、 これが答えです. 審査官は拒絶理由があるかどうかという視点で出願された発明を眺めています. 面白いかどうか、凄いかどうか、素晴らしいかどうか、 普通の人が小説を読むような感覚で読んでいるわけではありません. 特許公報を眺めていると、なぜこんな発明が特許になるのか、 と思った人もいると思います. 「こんな発明」でも拒絶する理由がなければ特許になるのです. 拒絶理由の代表的はも…

  • 迷惑駐車と特許権侵害の違い

    横浜地裁の敷地内に放置されたクルマの処分が話題になっています。 kuruma-news.jp 私有地にクルマを放置することは他人の財産の侵害に過ぎないから警察は動けない. 特許権や商標権の侵害も他人の財産権の侵害に過ぎない、にも関わらず、こちらは警察が動いてくれます. 私有財産であるにも関わらず警察が動いてくれる知的財産は、権利侵害に対して刑事罰が規定されているからなのですが、これを知った駐車場の所有者は不公平感を抱くと思います. さて裁判所の敷地内に放置されたクルマをどのように処分したのかというと、庁舎管理権に基づいてクルマを撤去したというのが今回の顛末です. 庁舎管理権という聞き慣れない権…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、TANAKAさんをフォローしませんか?

ハンドル名
TANAKAさん
ブログタイトル
福岡弁理士ブログ
フォロー
福岡弁理士ブログ

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用