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みきちゃん
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2013/02/21

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  • 稲穂

    いくら異常に暑い夏であっても、秋は来る。5時ころの外は、さわやかな風が吹いている。田の稲穂は垂れ、スズメ除けのネットがしっかり張られている。蝉の鳴き声は絶え、草むらから虫の音が聞こえてくる。暑さのため中断していた朝散歩に出かけた。元気にウォーキングしている人の姿がたくさん見られた。朝のそよ風に吹かれて、人はやはり歩きたくなるらしい。高齢になると、手足のしびれを訴える人が多い。私の妻も長年この症状に悩まされている。方々の整形外科に診察してみても、高齢者に特有のもので完治するのは難しいらしい。今日、新しい整形の先生の診断をあおいだ。腰のMRIを取り、骨の狭窄や神経を診てもらった。心配した脊椎管狭窄症ではなかったが、腰椎が変形し、神経が触れているらしい。先生の提案で飲み薬が処方され、一週間服用して様子を見ること...稲穂

  • 秋めく

    朝の空を見ると、少し秋めいてきたような気がする。吹く風も、少し冷たい。この5日ほど35℃を超える日が続いていたが、今日の予報は33℃になっている。外に出て朝散歩もできずにいたが、今日はすんなりと日のさす親水公園に出かけた。日が照りつけると、まだまだ暑い。先日まで柿の実は青であったが、先端が色づいてきた。桃の川中島が収穫期を迎えた。古今集の秋の歌を思い出す。秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる藤原敏行朝、バジルの葉の収穫。妻に洗ってジッパーに入れ、冷凍にするのを頼んだ。道端の萩の細い枝の先端に、萩の花が一輪、二輪と咲き始めた。花芽はまだ小さく肩を寄せ合うようにしているのもあるが、少し伸びた先端に咲いた花は、いかにもの秋の先触れのような感じがする。市場に行ってツルムラサキを買ってきた。野菜...秋めく

  • バジルの花

    今朝も早朝から30℃に迫る気温だ。ベランダの鉢に水やりをしていると、バジルに可憐な白い花が咲いていた。少しでも爽やかさを味わうため、花を摘んでグラスの水に浮かべた。花はきれいなことはもちろんだが、いい香りが食卓に漂う。プランターに3本のバジルを植えたが、今年は随分と楽しませてくれた。サラダやトマトソースに、摘みたてのバジルの香りを添えるのはいかにもぜいたくだ。しかも、葉は積んでも積んでも、そのあとから成長してなくなることがない。秋口になっても、葉はやや硬くなっているが、寒さがくるまで十分楽しむことができる。aiチャットくんにバジルの楽しみ方を聞いてみた。すぐに箇条書きの10点が返ってきた。料理に使用する:バジルは、イタリア料理に欠かせないハーブです。パスタやトマト料理に加えると、さわやかな香りが広がります...バジルの花

  • 小さな秋

    この暑さいつまで続くのか。朝から青空で、陽射しがジリジリとすると、不安でこの先どうなるか心配になる。朝散歩も、暑すぎて、10分以上外にいるのが難しい。不安とストレスに押しつぶされそうな毎日だ。この時期、テレビや天気予報など、うっかり見ていると、不安がさらに募るばかりだ。散歩の途中で、青い柿の実を見つけた。猛暑に押しつぶされそう日々に、ふと見つける季節の移ろい。そう言えば、暑さがおさまる処暑も昨日だった。あと10日もしないうちに、涼しい秋が確実にやってくる。不安を募らせる必要はないのだ。甲子園に高校野球が終わるころには、毎年秋風が吹いていた。今年の高校野球は、大きな盛り上がりを見せた。丸刈りの坊主頭から、長髪へ。監督の指示待ちから、自主性の尊重へ。監督の信頼を得た生徒たちの、決断力が躍動した。これから、スポ...小さな秋

  • 35℃前後の日が何日続いているのか。もう10日、半月という長さだ。雨は降るそうだが、しっとりと農地を潤すような雨はない。雲の峰がいくつもでき、いつ雷がなりだしも不思議のない空模様だ。稲光男ばっかり涼むない柳多留江戸は部屋にクーラーもない。暑さをしのぐには、日が傾くころ、縁台に出て涼むほかはない。女子や子どもたちは、雷が怖くて夕涼みもできない。そんな諦めが、この川柳に出ている。雷が鳴ると臍を隠すという俗信がある。臍を出していると、雷が見ていて取りに来るというものだが、これにはある根拠がある。黒い雷雲が出ると、冷たい風が吹いてくる。夕立と雷鳴にはつきものだ。子どもたちが、裸になっているとお腹を冷やして風邪をひく心配があった。それを避けるため、臍を取られるという怖さを教えたものらしい。昔は、雷が鳴りだしたら、パ...雷

  • 西吾妻山

    白布温泉からロープウェイと3つのリフトを乗り継ぐと、1800mの西吾妻山登山口に着く。連日の猛暑をどう避けるか、こんなのも一つの方法だ。折から米沢市民感謝の日、この高山の往復券が1300円の格安だ。ロープウェイの窓ガラス越しに直射日光が来て、なお暑い。その分、樹林帯の中の日陰と、風通しの良い場所では別天地のような爽やかさだ。一時の涼を求めて、駐車場が狭く感じるほどの多くの人が入山した。台風は去っても、なお暑さは続いている。地表の気温と、上空に入った寒気のせいか、昨夜から雷の発生が多い。そしてスコールのような激しい雨が最近の特徴だ。しばらく登山から遠ざかっていたため、ごろ石の登山道は老脚に辛い。樹林帯を抜けて最初に広がるのはかもしか展望台。下界の気温より確実に5℃は低い。米沢盆地を見おろしながら、山の仲間た...西吾妻山

  • 花火大会

    お盆の墓参りのころは、全国各地で花火大会が盛んだ。14日には、山形の花火大会が家にのベランダ越しに小さく見えた。大江の花火、そして16日は信州諏訪湖の花火大会。折からの台風7号の影響は、と思いつつテレビを見たら、7時からライブで中継していた。遠い混雑したところへ、見物に行ける身でもないので、テレビ中継はありがたい。臨場の迫力はないものの、一等席のいいアングルの中継で、次々と上がるスターマインの乱舞に見入ってしまった。夏、火の玉は、地獄の釜を出た死人の花火と語られてきた。若い男たちが狩りに山へ入り、火の玉を見た話がある。松谷三代子『あの世からのことづて』の「天狗の花火」という掌編。その夜、山には多くの猟師が入っていた。百人ほど猟師が焚く火が、火の玉にくっついて、あっちへ、こっちへと走る。「上へいったら、ほー...花火大会

  • 雨の一日

    昨日、一日雨が降った。梅雨が明けて20日、こんな雨は初めてのことだ。農業や果実、野菜作りにとっては願ってもない雨であった。台風が二つ、発生した。6号は奄美、沖縄に停滞したあと、やっとのことで九州をかすめて大陸の方で温帯低気圧になった。7号は近畿辺りに上陸して、日本海に抜けていく。この間、多大な被害をもたらした。台風に遭われた地方の方々へは、お見舞いを申し上げる。台風は通過したあと、大気を一変させる。あれほどの猛暑が続いたが、昨日の気温は最高で25℃前後、今朝は青空が戻り、気温も34℃が予想されているが、小川のせせらぎが秋を感じさせる。空山新雨の後天気晩来秋なり王維唐の詩人、王維は宮廷で地位の高い官僚であったが、山荘暮らしを好み、自然の移り変わりを詩に詠んだ。昨日の雨のなか、トンボが雨を避けて、洗濯竿にしが...雨の一日

  • 森林セラピー

    山形県小国町にある温見平は、森の持つ癒し効果が実証されて、平成18年に森林セラピー基地に認定されている。新緑や高山植物のお花畑に触れると、人は自然に癒され気分が爽快になる。植物の生育によい環境は、人がそこにいても身体の活動を活発にするということだろうか。そもそも森林セラピーとは、森林の持つ音や風景が人間に与える効果を実証し、最大限に引き出そうとするものだ。高齢者や子どもたち、病気のリハビリなど、誰にでもその効果を享受できるのが、ここ温見平の自然環境だ。その効果をあげると以下のようになる。自然免疫:NK細胞活性が高まる交感神経が落ち着くストレスホルモン・コルチゾール抑制血圧の低下森林の香りフィトンチッドの効果多様な生物に触れられる8月10日、山友会の希望者8名が、温見平の森セラピーに参加した。熱中症アラート...森林セラピー

  • トマト

    暑い夏にもうれしいことがある。桃にスイカなどの果物は、糖度が増して美味しくなる。先日、山の仲間からいただいたスイカは、長年食べたきたなかでも一番の甘さであった。それと、市場で買う安いトマトもおいしい。特に中玉の完熟トマトはびっくりするようなおいしさだ。キャベツの千切りに上に、塩こうじを塗った鶏の胸肉を焼いたものに、トマトとバジルをあしらった。いつもは、小食の妻が、「ここからのトマトは私の分」と主張するほど、取り合いになるほどのおいしさだ。トマトに含まれるリコピンは、カロテノイドの仲間で、癌のリスクを減らす。ひと月にトマトを14回以上食べている人は、肺がんや肝臓がんにかかる率が、全く食べない人と比べて30%も低かったいう調査報告がある。おいしいのに加えて、がんのリスクを減らすとなれば、この夏を乗り切るために...トマト

  • 奇跡のおむすび

    弘前の岩木山の麓に「森のイスキア」という施設があった。90歳にもなろうという佐藤初女さんが運営していた。生きることに迷い、疲れて救いを求めてくる人の話を聞き、食事や眠りを供する施設だ。平成28年2月、初女さんはそこで93歳の生涯を閉じた。初女さんの握るおむすびは丸い形をしていた。初女さんの言葉。「おむすびの形は丸でも三角でもいいんです。大切なことはそこに魂が入っていること。こころを尽くしてにぎれば、どんな形のおむすびでもおいしいはずです。ただ、これが意外にむずかしいんですね。」初女さんのおむすびに救われた青年の話がある。死にたいと思いつめている青年に家族がすすめたのは、「森のイスキア」を訪れることであった。初女さんの前で青年は、ただ泣きながら自分の苦しさを訴え続けた。明け方になってとにかく寝ようということ...奇跡のおむすび

  • 庄内メロン

    ひ孫の誕生日が過ぎた。送られてくる動画を見ると、歩き方も上達している。おもちゃに目をやって、意識しない歩きができる。5,6歩進むと、コテンと転ぶ。気にする風もなく立ち上がってまた歩き出す。乳歯も生えそろってきて、齧ることも可能なようだ。旬の庄内メロンを送った。誕生日のお祝いに送った絵本「くだものさん」には、メロンが載っているか。気になるところだ。「もう、一口ぐらい食べられる?」と聞くと、「この前もらったスイカ食べたからあげてみようか」という返事。甘いものが大好きらしい。庄内メロンの特徴は砂丘で育てられていることだ。海風で絶間なく吹きつける砂は、ほとんど農業のできない不毛の地である。こんな場所には必ず偉人が現れる。海辺に松を植林し、砂防の松林をつくる。ここを、おいしいメロンの産地に変えたのは、この松林であっ...庄内メロン

  • 夏の睡眠

    暑い日が続くと、どうしても睡眠に悪影響を及ぼす。仰向けに寝ていると、敷布団にあたっている背中から汗が出て眼が覚める。日中は水を飲むし、夕食では冷たいビールが欠かせない。尿意で必ず一度は目が覚める。エアコンも熱中症を恐れてつけるが、夜は冷えすぎて、こちらも快眠というわけにはいかない。スマートウォッチの睡眠管理を見ると、この数日の指数は60点台を記録するなど惨憺たるものだ。三橋美穂『睡眠メソッド100』を開いてみる。「夏の睡眠」という項目がある。この背中の汗対策に、敷布の下にダンボール、水草で編んだマットや夏用敷きパッドなどの使用を勧めている。背中と蒲団の間に空気層ができて、背中の蒸れを防いでくれるらしい。寝方を仰向けから横向きに。抱き枕を使って、横向き寝ることで、背中は涼しく汗もかきにくい。エアコンは最初に...夏の睡眠

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