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晴耕雨読
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https://blog.goo.ne.jp/miki701_1941
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郊外の畑で野菜づくり。読書にコボを試し、週末には仲間と登山。気に入った風景をカメラに収める日々。
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294回 / 365日(平均5.6回/週)

ブログ村参加:2013/02/21

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みきちゃんさんの新着記事

1件〜30件

  • 八ヶ岳

    7月20日から2泊3日の日程で、南八ヶ岳の赤岳、横岳を中心にするグループ登山に行ってきた。2日目の山小屋は赤岳天望荘。早朝5時、5℃くらいの肌寒い気温のもと東の雲間から日の出を見た。御来光。高山で望む日の出は、荘厳な景観で人々の崇敬の対象でもあった。夏でもこのくらいの、冷たい空気だ。日の出とともに、日光に照らされると、暖かい陽ざしが、山の周辺に行き渡り、この山の自然や動植物の生存のもとであった。思えば八ヶ岳の山麓には南牧村、茅野、原村、富士見町などの広い高原がある。ダケカンバ、シラカバ、ツガ、モミ、カラマツ、ヤマザクラなど森が広がっている。ここは、縄文時代から人が住みつき狩猟採集で暮らしを立てて来た。人類の祖先が、この自然とともにあった。山を降りて、この高原の辺りを通ると、鹿の群れが、森のなかで遊んでいた。(続...八ヶ岳

  • 落葉松

    梅雨が明けた途端に、猛暑がやってきた。わが家は風が吹き抜けていく構造になっていて、滅多にエアコンも使わないが、昨日は我慢できずにエアコンの冷風にあたった。今日も同じような気温になるらしい。何れにしても35℃を超えると、冷水と氷菓が欠かせない。近頃は昔はやったアイスバーがリバイバルしたのかたくさんの種類が出ている。かっては、東京の上流家庭では、夏の暑さを避けて信州、軽井沢で夏を過ごした。北原白秋に「落葉松」という詩があるが、高校生のころこの詩を読んで、一番好きな詩になった。大正10年の夏、白秋は軽井沢へ講演に出かけ、泊まった星野温泉でこの詩を詠んだ。温泉から浅間山の噴火が見え、八ヶ岳がその偉容を見せていた。落葉松北原白秋からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き、からまつはさびしかりけり、たびゆくはさびしかり...落葉松

  • ワタスゲの湿原

    高原の湿原で風にゆれるワタスゲの群落。標高の高い池塘などのある湿地に生育するのでこの花や花のあとの綿毛をなかなか目にすることはできない。ここ弥平平の大湿原までは、白布温泉の天元台ゴンドラからリフト3基を乗り継ぎで1時間。そこから山道を登り下って2時間でやっと到着できる。この景色を見るために、それほどの時間がかかるが、ここに立つとその労苦は魔法のように消えていく。このような景色を楽しみながら、足の筋肉を鍛える。自分のような高齢者にとって一石二鳥の効果がある。目にする自然は、生命をはぐくむ植物と高原の姿が心を豊かにしてくれる。もう一つは自分の脚の力が、高度と歩行距離を稼ぐことで筋肉を強くしてくれる。これは自分の心臓や肺の負担を軽減してくれる。そのため、景観を楽しむばかりでなく、歩くことそのもが楽しくなる。ウオーキン...ワタスゲの湿原

  • 梅雨明け前日の夕焼け

    梅雨明け目前の夕焼けは、こよなく美しい。暑すぎる夏の始まりだが、山登りをするものには、「梅雨明け10日」といってこころよく夏山を楽しめる。明日、東大巓、その後八ヶ岳が、梅雨明けの晴天にすっぽりと包まれる。去年から楽しみにした夏山の始まりだ。あたかも三ヶ島葭子が明日の逢瀬の前の日に見た夕焼けの心境のようだ。君を見ん明日の心に先立ちぬ夕雲赤き夏のよろこび葭子この歌は大正2年に読まれた。三ヶ島は与謝野晶子から歌の指導を受け、瑞々しい感性で女ごころを詠んだ。そのころ、彼女の書いた一文に「時代におもねる先に己を尊重し、己を尊重する前に、己を知りたい」と心中を吐露したものがある。女性の自立はすでにこの時代から始まっていた。夏の夕暮れのひとときは、詩人の心もゆさぶる。詩人立原道造が親友にあてた手紙が残されている。その文章は、...梅雨明け前日の夕焼け

  • 一切経山

    梅雨末期の山の天気は皮肉だ。この日の天くらは、1週間ほど前から登山指数C、ゲリラ豪雨と雷が全国各地で発生、到底登山できる気候ではないものと諦めていた。ところが2日ほど前から天くらの指数は劇的に改善、BからAとなった。満を持して夏の吾妻へ、一行の期待は膨らむばかりだ。明けて当日の朝、山形の空には雲が残る。天気は好転するものと信じて、東北中央道を福島へと進める。栗子トンネルの辺りでは深い霧。福島市に出ても霧雨さへ降っている。福島から磐梯スカイラインへ、登山口の浄土平駐車場でも、深い霧。しかし、この霧を尻目に登山姿の若者姿が見えている。一切経山が吾妻火山群の一つとして知られている。志賀重昂の『日本風景論』には吾妻山の明治26年の噴煙の図版が載せられ、その研究のため現地に入った理学士三浦宗次郎が噴火のなか落命したことを...一切経山

  • カサブランカ

    梅雨明けを待っていたように、ベランダで育てていたカサブランカの花が咲いた。花は散歩のとき、人さまが育てたものを見せてもらうのが常だが、自分で球根から育てた百合の貴種が咲くのはやはりうれしいものがある。明日、福島の一切経山に登る予定だ。山の天気も、荒れ気味の予報が続いていたが、明日の登山指数はAに変わった。今日まで、不安定な気候であったが、ここへきてどうやら太平洋高気圧の勢力が強まったらしい。明日は、カサブランカに見送られての山行になる。寂しいベランダだが、次はサボテンの花が咲きはじめた。バジル、ナンバンがやっと食べられるようになった。そうしているうちに尾花沢の親戚から採れたて野菜、キュウリ、ナス、ピーマン、インゲンなどが段ボールにで送ってくれた。野菜作りを止めたので、取れたての野菜は何よりもありがたい。カサブランカ

  • 雨上がり

    梅雨明けが見えて来た。しかし梅雨の末期は南の暖かい空気と、大気に残る寒気がぶつかって不安定な気候になる。どこで起こるか分からないゲリラ豪雨、発雷や雹、洪水に土石流。どれも梅雨の末期に起こる現象だ。この一週間で、太平洋高気圧が勢力を増して、梅雨が明けていく。それまで、豪雨などが来ても、ステイホームでおとなしく待っているほかはない。しかし、夜間の激しい雨が去って、晴れ間が見えると、山中にはさらに深い緑が増す。そのなかをテクテクと歩くのが日課である。雨上がりのひと時は、季節の贈りものである。梅雨明けをよろこぶ蝶の後をゆく杉山岳陽雨上がり

  • 香川綾の朝

    香川綾は医学博士にして栄養学の先駆者。女子栄養大学の創始者で学長も勤めた教育者でもある。日本の栄養学への功績は、計り知れないものがある。手元に向笠千恵子『日本の朝ごはん』という文庫本があり、その中の一項に「香川栄養学園長香川綾」がある。全国に人を訪ねて、その人の朝ごはんを取材したレポート風の読み物である。取材した年は1992年、香川綾93歳の時である。取材場所に指定されたのは東京は駒込3丁目、とある小さな公園である。香川のいで立ちは紫のスポーツウエアに真っ白なラバーソールシューズ。早朝で人もいない。向笠を見るなり、「あなたよく起きれたわね」というと、ポケットから小石を14個取り出し、塀の上にならべ始めた。「この石の数だけ回るのよ」と言いながらどんどんとグランド状の公園の縁を歩き始めた。歩きながら取材を受けるとい...香川綾の朝

  • 河上肇の詩『味噌』

    雨模様をうけ、今日の山行は中止になった。予定にない自由の時間を利用して山の仲間が集まって、夏山の小屋泊まりの山行について話合った。山行が中止になっても山好きの仲間たちとの会話は楽しい。午前の時間があっという間に過ぎてしまった。午後、経済学者で詩人の河上博士の詩を読んでみた。最近、スマホやパソコンで目を使過ぎたせいか、長編の小説などはなかなか読めない。治安維持法で獄中生活を送った河上博士は、入牢していた5年間、官憲に許された漢詩全集(陶淵明、王維、李白、杜甫、白居易、蘇軾)を読破、漢詩を自家薬籠中の物とした。出獄してから独学して作り始めた漢詩が高い評価を受けている。年老いた自分を老馬や病蛙に喩えた詩は心に残る。河上博士は、漢詩のほかに詩作も試みている。「老後無事」という詩では、「飢え来ればすなわち食ひ、渇き来れば...河上肇の詩『味噌』

  • グラジオラス

    グラジオラスはアヤメ科の植物だ。葉の形状が尖って剣に見える。ギリシャ語でグラジウスは剣を意味することからこの名がある。今ひとつ、この花のイギリス名にメード・オブ・ミスト(霧の少女)という名があるのをご存知だろうか。この原種がアフリカのビクトリア滝の崖に、滝のしぶきを浴びながら咲くので、イギリスでこう呼ばれている。今日はこの辺りは霧雨、「霧の少女」が花を咲かせるのに、適した気象である。しっとりと雨に濡れた花の気品に、思わず心を打たれる。子どもの頃、花好きであった長兄が植えたのが、グラジオラスとダリア。どちらかかと言えば、グラジオラスが好きであった。花の蕾を先がとがっている。下の方の蕾から咲き、上に向って咲き上っていく。少女は硬い表情をとき、ふっと笑みを浮かべるように咲く様子がいい。アヤメ科であるが、日本にはない。...グラジオラス

  • アパートの非常階段で、今年初めて蝉をみた。最初、仰向けで腹を見せていたが近づくと、力強く起き直り、またそこでじっと止まった。階段の鉄板があたたまっていたので、そこで脱皮したあとの体力を養っていたのであろうか。数分後に、羽をふるわせて飛び立った。土の中から出て、殻を脱ぎ捨てて、活動を始めるまで、蝉には太陽の光が必要だ。今日のように雨の日は、動き出すまでやや時間を必要とするらしい。まだ、あの鳴き声を発するまでの力はないようだ。夏至をすぎて、24節季の夏至の次候は「蝉始鳴」。その次は「半夏生」と移っていく。太陽暦では、蝉が鳴くのは7月初めであるから、この季節に土から出てきた蝉を見かけるのは、時季を得たと言えよう。閑さや岩にしみ入る蝉の聲芭蕉「おくのほそ道」の旅で、芭蕉が山寺を訪れたのは、元禄2年、今の暦で7月13日で...蝉

  • 逆トレ

    最近、気になるのは筋肉の衰え。山の仲間とする会話。「80歳を過ぎると、身体の衰えが違うね。」「いやあ、70歳でも前年と比べると全然違いますよ」大きな山に後何年登れるかが、現今の最大の関心事だ。ものの本によると人間の筋肉の衰えは30歳ぐらいから始まっている。運動をしないでそのまま年を重ねると、筋肉の減少率は40代で75%、60代で50%、80代では30%になってしまう。運動をしたとしても、衰えは避けがたく、80台で50%をやっと維持できるということが書いてある。昨日、久しぶりでテレビを見ていたら、志の輔の『ためしてガッテン』という番組を偶然見た。テーマは筋肉、その鍛え方である。逆トレいう言葉が目をひいた。日常の行動でちょっと気をつければ、筋肉が鍛えられるというのがテーマ。椅子の座り方ひとつで太ももの筋肉が鍛えられ...逆トレ

  • 健診の日

    朝から降る雨のなか、歩道のアジサイがきれいだ。アジサイの咲く道を通って健診会場に向かう。年に一度、市で行う健康診断である。心電図、胃がん、大腸がんの健診を無料で実施してくれる。身体の異変が起こりやすい高齢者にとってはありがたいことだ。コロナ禍のなかでも健診であるため、受付時間を15分づつずらすなどの工夫がされていた。担当のスタッフの人たちも、キビキビとした動きで対応してくれて気持ちがいい。検査が無事であれば、この一年安心して過ごすことができる。今日の日本の医療は、明治にドイツから学んだことが基礎になっている。ドイツの医師ベルツは日本医学校(後の東大医学部)に教師として招かれた。明治9年に来日、14年には愛知県に住む戸田花子と結婚、28年の長きにわたって日本に医学を伝え、医師を育てた。森銑三に、ベルツ日本体育会で...健診の日

  • ブナの一生

    今年はブナの実が凶作で、山に餌がなく、熊が里に降りてくる。という話をよく聞く。そもそもブナが多く実をつけるのは、5年に一度ほどだ。大きな木のに樹にどのくらいの数量の実が生るのか、調べても記載した情報はない。豊作の年、どかんと落ちる実で、餌とする野ネズミや熊が沢山子を産む。毎年野ネズミの個体が増えると、ブナの実は野ネズミに食べ尽くされてしまう。そこで、野ネズミの個体が増えないように、5年に一度くらいしか実をつけない調整力がブナにはあるという説がある。食べられるのは実だけではない。発芽した双葉も実と同様に栄養に満ちている。野ネズミは、この幼苗も見逃さない。豊作の年、ブナの木の周りには、1㎡以内に120本、5m以内に50本、10m以内に40本、20m以内10本という具合に取り巻いて稚苗が生える。林床に笹が繁茂している...ブナの一生

  • ブナ林の歴史

    今年も雪のあるうちから、山歩きをした回数は多い。そのなかで一番多く目にしたものはブナ林である。季節の移ろいによってブナの表情もかわるが、樹皮の表面のまだら模様は懐かしい。小国では、ブナ林を白い森と呼んでいる。人間とのかかわりは古い。そもそも、ブナ林が地球に現れたのは、3000万年も前のことである。地質時代でいえば新生代の第三紀といわれる時代だ。この時代の地球は温暖で、ほとんどが熱帯林であった。わずかに北極の周辺の寒冷な地域に、針葉樹林やブナ林が分布していた。第三紀周北極植物群と呼ばれる樹林である。第四紀になると地球の寒冷化が始まる。熱帯林の生存範囲が狭くなり、周北極植物群の南下が始まる。一番北方にとどまったのは針葉樹林で、亜寒帯林として独立、次にブナ林とミズナラ、カエデ類が温帯の北の地域で優占するようになる。地...ブナ林の歴史

  • 岩手山、賢治ワールド

    7月1日、二日岩手山(標高2038m)。4度目の登頂である。入梅後、一週間ほどで山の天気は雨模様が続く。今年の計画は、前泊して、翌日に登頂下山に決めてある。コロナの感染を避けるため、各地から集まる山小屋の利用を早くから諦めたからだ。登山口は一番短い馬返しである。それでも標準のコースタイムで頂上まで5時間。お鉢を廻ると、下山を始めるまでには食事間を含めると6時間半ほどの時間を要する。前日に網張温泉休暇村に宿泊して、早朝5時半から登ることにした。1日夜は宿は雨に降りこまれていた。9時の就寝のころになってやっと雨が止んだ。しかし朝、4時頃はなお小雨の状況である。何度も天くらで山の天気を確認しても、登山指標はA。登るころには天気が回復するのを信じて登山口に向かう。登山口まで10㌔ほどの距離だが、車で向かうと空は明るさを...岩手山、賢治ワールド

  • 岩手山 

    岩手山花と湖を巡る山旅。花と展望夏山の季節がやってきた。今年の第一弾は岩手山、標高2038m。今回は山中の山小屋泊を避けて麓の休暇村網張温泉に前泊する。梅雨の季節のなかの計画であったので雨を心配したが、今の2日は「天くら」で岩手山の登山指数は午前A、午後Bとなった。事前の山の様子を見るために、YouTube「岩手山花と湖を巡る山旅」を同期させていただいた。この日のため、4日間、付近の里山を歩いた。(続く)岩手山

  • 夏の岩海

    平日の三吉山は静かだ。岩海で一人の人とすれ違っただけで、人もいない。高山で鳴く春ゼミの声もない。岩海に出るまでの雑木林は格好の日よけになっている。日を遮ってひんやりとした空気が流れている。岩塊に出ると、日がさして岩の熱気も伝わってくる。岩海の成因は、はるか氷河時代にさかのぼる。大きな岩石に水が入り、それが氷って岩が砕かれ、斜面に堆積したものであるらしい。この岩の部分には草木が根付かず、岩の海のような形状である。広島などに大規模な岩海があるらしいが、ネットの写真を見るのみだ。心拍数を上げない歩き方を試している。歩き始めて15分、心拍数は120ほどだが歩くことに身体が馴れないためか少し苦しい気がする。フラットの足を地面につけて、両足は二本の線路のように二つの軸で歩く。30分、もう三吉山の頂上だ。心拍数は130以下に...夏の岩海

  • 緑の道

    森のなかでは春の花が終り、木々の緑が主役である。花を見るのはうれしいが、滴るような緑にも癒される。山には四季それぞれの美しさがある。人は自然に触れると何故か元気を貰える。足が丈夫で元気であるうちは、できるだけ長く自然に触れ合っていたい、それがこの年になっての願望である。山道をゆっくりと歩く、これが高齢でも山歩きを続けられる唯一の方法であるらしい。心拍数をあげないことこそが山歩きの秘訣だ。筋肉中に乳酸を発生させてはいけない。体力の60%以上の強度の運動では、乳酸が筋肉中たまる。筋肉痛のほか、息切れの原因になる。さらに汗をかき過ぎる歩行。脱水によって疲労が促進される。高齢になれば原点に立ち戻って、歩行の基本を復習すべきだ。もう年だからと歩くのを諦めたくない。ネット上には、参考にすべき歩行講座など、動画で解説してくれ...緑の道

  • 孔雀サボテン

    「花を待つ」という記事を書いてから3日、夜になって孔雀サボテンの花が三つ、一時に咲いた。ピンクの上品な色で我が家の貧弱なベランダが急に明るくなった。なんと豪華な花だろう。同じ仲間の月下美人は、やはり夜に咲くが、朝になるとすぐに萎んでしまう。以前、この花を咲かせていたときは、夜の晩酌の間にさいて、朝の萎んだ花を見ることが屡々であった。残念な思いをしたもであったが、その点孔雀サボテンは開花しても2,3日もつようなので、安心して豪華な花を楽しむことができる。仙人掌に跔まれば老いぐんぐんと三橋鷹女孔雀サボテン

  • 二ッ森

    二つ森は尾花沢の西の集落母袋の奥、仙台との県境に近い双耳峰だ。放牧場の採草地の橋に登山口があり、沢筋を登って鞍部に至る。北に岩峰を見せる男山(742m)、南になだらかな女山(695m)。岩峰の男山には、岩登りのエキスパートだけが入山して、女山には家族連れで登る市民の憩いの山だ。このほど男山に藪を払い、岩峰を避ける登山道ができた。冬、雪の中を歩くのが定番のやまであったが、この情報を得て、男山の初登頂を試みた。(続く)二ッ森

  • 夏至

    昨日、夏至を迎えた。夏至は特別の日である。冬至から夏至までが一年の前半、夏至から冬至までが後半である。太陽が最も高いところを廻り、昼が一番長く、夜が短い。この頃、鹿の角が落ちて新しい角が生えてくる。中国の歳時記にこの日粽(ちまき)を食べると記されている。金の詩人、張秉文の詩を読んでみる。玉堂に睡起して苦に茶を思う別院の銅輪露芽を挽く紅日階に転じて簾影薄し一双の胡蝶葵花に上る玉堂は都で執務室、別院では銅の臼で茶葉を挽いている。執務室で、しきりに茶を飲みたくなるほど暑い日だ。真っ赤な太陽が中天に上り、地上では一対の蝶々が、タチアオイの花の辺りを飛んでいる。夏至の情景がそのまま描かれている。夏至

  • 花を待つ

    ベランダで球根で植えたカサブランが花芽を四つつけ日ごとに大きくなる。2年ぶりに花芽をつけたクジャクサボテンも開こうとして、赤い部分が大きくなってきた。花は見るのはもちろん楽しいが、水やりをしながら花が咲くのを待つのも楽しみのひとつだ。散歩の途中、近所のお宅の花をそっと写真に撮らせてもらうが、何か悪いことをしているような気がしないでもない。人がいれば、「写真を撮らせてもらっていいですか」と聞くが、時によってパスしてしまうこともある。花を愛した詩人は人さまば植えた花ではなく、野の花に心をとめた。山の花を愛でるのは、そんなことから解放されて思うままに楽しむことができるからかも知れない。ロセッティの詩、「花の教え」を読もう。花を愛でる心がより深まっていく。上田敏「海潮音」の名訳である。心をとめて窺うえば花自ずから教あり...花を待つ

  • アナベル

    春の桜前線は、はっきりと気温の高い南から北へと北上する。梅雨前線も前線の北上に伴って梅雨入りする筈だが、今年は関東と東北の梅雨入りがほぼ同じになった。それにつれて、梅雨の時期に咲くアジサイも、南の方と同じ時期に咲いているようだ。ブログを拝見していて、南の方に住む方が紹介しているはなが、ほぼ時期を同じくしてこの地方でも咲いている。温暖化の影響がこんなところにも現れている。アナベルはアジサイの仲間だが、アメリカ原産で白い可憐な花を秋まで咲かせる。気品があって日本の本アジサイよりも好きな花である。エドガー・アラン・ポーの詩に「アナベル・りー」がある。一説にはこの花の名はこの詩がアナベルの花言葉の由来であるとされている。昔々のお話です海のほとりの王国に一人の娘が住んでいたその子の名前はアナベル・りーいつも心に思うのは僕...アナベル

  • 恋しい青空

    朝からの雨。東北南部と北部に梅雨入りが発表された。始まったばかりの梅雨空、もう青空が恋しい。ピリカンで陽ざしが強いと、暑い、暑いと言っていたのに人間の気分はこうも空の状態に左右されるものなのか。しかし、空の状態に一喜一憂するのは、洋の東西を問わずに人の常である。イギリスのヘンリ・ライクロフトもその随想に書いている。「私はもちろん天気のことをぶつくさいいながら、ただ人の同情を招くにすぎない弱虫の一人である。今年の7月は曇りがちで風も強く、デヴォンのこの地方でさえ、さっぱり楽しいものではない。私はいらだち、ふるえ、南の方の青空がどうのこうのとつぶやいてばかりいる。全くなんてことだ!私くらいの年輩の人間で普通の体力があれば、陰鬱な空をものともせず、太陽を仰げない埋め合わせ沢山みつけようとして、ホールドンの丘を闊歩して...恋しい青空

  • 2回目のワクチン

    本日午後4時、コロナワクチン(ファイザー)2回目の接種終了。接種会場となった医院でも馴れたと見えて、さほどの緊張感もなくスムーズに終了。アナフィラキシーの反応もなく15分後に帰宅。腕が多少痛いが、1回目よりも軽い印象。夕食の食欲問題なし。発熱なども全く見られない。痛みが出たときはカロナールを服用するように指示があったが、その必要もなさそうだ。1週間が経てばば、抗体ができ、コロナの感染のリスクは小さくなる。早く、かっての日常を取り戻したい。2回目のワクチン

  • 八丁トンボ

    紅一点、緑に埋まるようにして尾を上げているトンボが見えるだろうか。世界で一番小さいトンボ、八丁トンボである。上山の西山に、山の仲間の案内で、絶滅危惧種と言われる八丁トンボを見て来た。このトンボの生存環境は贅沢と言っていい。先ず、きれいな湧き水が絶えないこと。背の高い植物が繁茂していること。鳥などの天敵から身を守らねばならない。その浅い水のなかで、タマゴから孵ったヤゴが越冬できる気温。西山にある八丁トンボの生息地はごく狭い。30坪もあるであろうか。そこで飛んでいたのは赤い雄が3尾、雌が1尾。カメラのシャッター音に気付くのか、ふと飛び上がってもも数㍍ほどしか移動せず、すぐに草の葉に止まる。写真は撮りやすいと言っていいのだが、なかなかその姿を写し撮るのは難しい。ネットにある写真で確認していただく。体長17㎜、五円玉ほ...八丁トンボ

  • 昨日、午後になって雷がなった。空を見ると雨雲が移動していて、局地的に雨を降らしている。日没のころに陽ざしが出て、この夏一番の夕日が見えた。上空に寒気が入って、地上の温度が上がると、大気が不安定になる。落雷や雹の被害が各地に出ている。5月の霜、6月の雹。青果や果実に大きな被害が出る。今年のサクランボの生産は3割減というニュースが流れている。山の仲間が朝どりのキュウリを届けてくれた。さっと洗って味噌をつけて食べる。取り立てでなければ味わえない瑞々しい味だ。早くも梅が出まわってきた。水上勉は梅干しを漬けた。毎年のように漬けるので、梅干しがたまっていく。そのことに水上はこんなことを書いている。「これらのぼくの作品がぼくの死後も生きて、誰かの口に入ることを想像する。ろくな小説も書かないで、世をたぶらかして死ぬだろう自分の...雷

  • カシワバアジサイ

    アジサイが咲き始めた。アジサイのうちでもカシワバアジサイは円錐状の花で一風変わっている。ウツギの仲間のミナヅキとともに、この花を愛する人は多い。アジサイが咲くと、山の緑も一段と深くなる。一昨日の徳網山の山中では、ブナの大木に梢まで絡みついて咲くツルアジサイの花を見た。アジサイは日本の古来種で学名がオタクサと言う。シーボルトがこの花を見つけて、国へ持ち帰り、日本の妻であった「お滝さん」の名にちなんだものと言われている。紫陽草や帷子時の薄浅黄芭蕉この季節は、植物の好む季節である。わが家のベランダで種を蒔いたバジルが双葉から茎を伸ばし始めた。摘芯した茎をペットボトルで作った床に挿し木のようにしたり、密になった苗を植え替えたりしてみた。ペットボトルは半分に切る。口の部分に乾燥した水苔を詰めてその上に土を乗せる。箸で穴を...カシワバアジサイ

  • 徳網山

    10㌔を歩いて2日後、小国の徳網山に登った。強い陽ざしのなか暑さとのたたかいでもあったが、滴るような緑のなかに身を置くことができる歓びをかみしめている。(続く)徳網山

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