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2013/02/21

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  • ライラック

    散歩コースにリラが咲きはじめた。例年に比べて咲き始めが早い気がする。3月の中旬に寒気が入り、長い冬を感じていたせいかも知れない。この花を見るたび、北の街を思い出す。昭和30年に、札幌を旅した吉井勇が数首の歌を残している。家ごとにリラの花咲き札幌の人は楽しく生きてあるらし吉井勇北大の教壇に立っていた動物学の内田亨の随想に、「リラの花」がある。内田氏は分のなかでリラではなく、ムラサキハシドイと書いている。理学部の南側に立派なムラサキハシドイの木が5本立っていた。その木が戦時中の食糧難の時代に広場にジャガイモを植え、この木の影が成長に影響するので斬って欲しいという要望があり、学部で斬ったことが語られている。たかがバケツ1,2杯の減収のために、その年に花を見ることができなかった無念さを語っている。そもそもアメリカ...ライラック

  • スミレ

    この春は、ここ数年で一番多く桜をみた。山の仲間と言っ田処の花見は圧巻。どこまでも花、花。その記事もブロブに上げなかった理由は、趣味の会の新聞作り。A4見開きを、自宅で記事を書いて、編集、校正してネット印刷。夜、酒を飲みながら3日ほど時間がいる。作業は実質半日だが、頭のなかでアイデアを練る作業が、日常生活をしながらどうしても3日がいる。気づきに必要な時間なのだ。ベランダの鉢に植えたスミレが増えて鉢にいっぱいにみごとな花を咲かせた。牧野富太郎の小冊子『植物知識』のスミレの項がいろいろと教えてくれる。日本のスミレには百種ほどあるという。変種したものを加えるとそれ以上、スミレの生育に日本に風土は適しているらしい。万葉の時代から親しまれているが、園芸として栽培されていない。野の花として見ることの方が多いようだ。春の...スミレ

  • 花曇り

    週末になって気温が連日夏日になっている。少し霞んで花曇りと言えそうな陽気だ。足が弱った妻を車に乗せて、満開の桜を見てきた。風が吹いても、一輪も花が落ちない不思議。もう数日で落下が始まる。室内のハーブの鉢植えをベランダに出す。タイムとラベンダーの苗を買って鉢に植えた。ラベンダーは蕾を持ち、冬を越したスミレはハチ一杯に葉を広げ、花が咲きだしている。サンショウの葉が元気に葉を広げた。まさにハーブの季節到来だ。テレビでハーブ農家の様子が紹介されていた。花曇羨しやひとの畑作る木村ひろしブックオフで星新一のショートショート『夜のかくれんぼ』を買う。睡眠用の朗読も昔話からショートショートへ。「若葉の季節」が面白い。山あいの小さな町の小さなホテルに泊まる若い女性。実はこの町にには、生贄として若い女性を小屋ごと燃やす秘密の...花曇り

  • 村上市への旅

    今年になって山行は名所への旅という感が強い。新潟県村上市、日本海に面した古い街だ。市役所の近くに、村上城がある。臥牛山という標高135mの山に築城されている。上杉謙信が台頭する戦国時代の城である。山形で言えば千歳山に登るような気楽な散歩登山ができる。町並みは、古い町並みが残され、鮭が遡上してくる川でのサケ漁が行われ、鮭の寒風干しが名産になっている。1667年に落雷により天守が消失、その後城主が次々と変わり、いまだに天守閣が再建されていない。こ山道はほとんど石畳が敷かれ、登りやすくなっている。道脇にエンレイソウ、カタクリ、シラネアオイなど山の花が咲き乱れ、石垣の上には桜の大木が今を盛りと咲いていた。小雨のなか、本来見えるはずの日本海は雲のような霧にさえぎられている。地形で海を想像してみる。参加者9名、一行は...村上市への旅

  • サンショウの葉

    満開の桜にしとしと雨が降る。風がきたら桜が散る日もすぐそこ。穀雨がきてサンショウの葉が開き始める。もう一週間で葉桜になる。里山ソムリエの黒田三佳さんの本で紹介されたサンショウのレシピ。ボールいっぱいに摘んだサンショウをフードプロセッサーにかけ、塩ひとつまみを加えて、オリーブオイルを少しずつ加えていく。柔らかさ、塩加減は好みにあわせて。冷奴にのせたり、パスタのソースにもできる。三吉山に出るサンショウを採りに行こう。穀雨のころこそがその時期。桜の花は人を呼ぶ。乳母車を押す若い母親、子どもと妻を桜のバックにスマホのシャッターを押す若い父親。老若男女、桜を見るのに年代も性別も問われない。萩庭朔太郎の詩「桜」から。桜の下に人あまたつどひ居ぬなにをして遊ぶならむ。われも桜の木の下に立ちてみたれどもわが心はつめたくして...サンショウの葉

  • 桜と神話

    朝、坂巻川の桜を見に行くのが日課になった。今日は5分咲き、満開の日を迎えるまでが桜の見ごろだ。蕾が混在して、風に吹かれても落ちない強さがこの時期の桜にはある。今日はどこまで開花が進んだか、それをこの目で確認する。そして、その深い美しさを日ごとに確認する楽しみがある。日本人が桜を好むには理由がある。日本の国生みの伝説でもある神話の世界に桜が登場する。此花開耶姫(コノハナノサクヤヒメ)という女神がいる。この女神の依り木が桜であり、女神は桜のように美しく春に降臨する。その父は国の神であオオヤマツミノカミの神であった。天孫としてこの国に降臨したのは、天照大御神の孫にあたるニニギノミコトであった。降臨した地は筑紫の高千穂である。その地の笠沙の岬で麗しい女神に出会う。その女神こそコノハナノサクヤヒメであった。桜のよう...桜と神話

  • 春の花あれこれ

    春に花に出会うことは、人生に深い意義があるように感ずる。寒い、厳しい冬を乗り越えて春に出会う一輪の花。大げさに言えば、生きる力を与えてくれるのが花だ。フランス文学者で『花を旅する』の著者、栗田勇が花の思い出について語っている。「長い間本を読んだりものを考えていても、知識は増えていきますが、その割になにか胸の底にすとんと落ちる、いいかえるとこれが人生の感動の瞬間だと自覚できるようなことは、なかなかないものです。さまざまな人間関係、若いときは友人や恋人がいますが、そういうものから離れたときに、自分が自分に返れる瞬間、そのきっかけになったのは、どうも花との出会いではなかったのか。逆にいうと、花との出逢いで、人との結びつきの想い出も生まれたという気がするのです」春を待ち、花を愛でたのは俳人蕪村だ。友人の死を悼んで...春の花あれこれ

  • 桜、開花!

    近所を流れる坂巻川の堤に桜がある。開花はまだか、と待ってた。昨日、見に行くつもりが足が疲れて一日延ばしになった。そのかいあってか、川に向かう南側の枝が10輪ほど咲いていた。この木が標準木であれば、桜開花がニュースになって流れるところだ。昨日、室内に置いていたハーブの鉢をベランダに出した。スミレの鉢は去年の枯れた葉のなかから小さな葉を出した。寒い冬を越して芽生える植物の強靭さが見てとれる。初花を見せては雲の閉ざすなり水原秋櫻子今日、桜のほか春の花々を見ながら、散歩の歩数は7000歩を越えた。4000歩まで早歩き。そこから疲れる。足を上げて地面を踏む反動を利用すると楽に歩ける。少しずつ脚力を取り戻したい。映画「めがね」を見る。この映画を観ながら、昔「携帯の繋がらないとこへ行く」という風潮があった。そんな過去を...桜、開花!

  • 春うらら

    草木が芽吹きはじめ、ツクシやこぶしの花が散歩道にあふれ始めた。春うららの気分だが、浮かれてばかりいられない状況も起きている。歩きの速度が今秋に入って自分で感じるほど遅くなった。もちろんその傾向は5年以上から感じられてたが、散歩で3000歩も歩くと、今までにない疲労を感じる。ジェンスパークで「高齢者の歩行疲労」を検索すると、その原因としてフレイルによる体の変化があげられている。歩行パターンの変化では、歩幅の低下、体幹の前傾化、関節可動域の減少に加え、足が上がりにくくなる。バランス感覚の悪化も見逃せない。改善方法としては、筋トレ、片足立ち、ストレッチなど日ごろから心がけているものばかりだ。ウォーキング習慣の確立では、一日の目標歩数5000歩と早歩きの時間15分~20分とある。ここまで見てきて日ごろの習慣に抜け...春うらら

  • 卯月

    四月を和名では卯月という。卯の花が咲く月という意味らしい。旧暦でいえば4月の下旬に卯月になるから、夏のほんの少し前の季節だ。だがこの週は冬に逆戻りしたような気候だ。先週の陽気でいけば、桜の開花もすぐだと思ったが、少し足踏み状態である。昨日、ブックオフから岡留安則『噂の真相25年戦記』を買ってきた。若い頃の雑誌で、『噂の真相』は書店で手にするのも躊躇するような、今で言う暴露記事が書かれた雑誌だ。内容を読むと、現在の『文春』の先駆けのような月刊誌である。似非同和事件、三浦和義ロス疑惑、週刊金曜日など昭和の事件や週刊誌がたくさん出てくる。昭和という時代が詰まった本だ。昨今のネットメディア現象も、この本の立ち位置から読み解くと面白い。新しい月に読み返したい好きな詩。ある人が詩集から書き写して集めて机の引き出しに長...卯月

  • 3月の終り

    三月末の朝、空に雲が少し浮いて青空が懐かしい。どうしても今日の空を写真に記録しておきたくなって撮った空。まだまだこんな空を見られることに感謝したい。4日ほど前、facebookで成毛眞氏がアマゾンプライムの映画「侍タイムスリッパ―」に触れていた。「めっちゃ面白い。監督が自費をつぎ込んで創ったというのは本当の話だった。」というコメントをしている。アマプラにはまっている身にとってうれしい言葉だった。昨日、「侍タイムスリパー」を観た。幕末、会津藩士と薩摩藩士が果し合いの最中に落雷に会い、目覚めると京都の時代劇撮影所のセットのなかだ。つまり本物の侍が撮影中の時代劇に紛れ込むという設定だ。会津藩士の高坂新左衛門、この状況に映画の斬られ役として生きることを決意する。ラストシーンは真剣を使うという設定で、その立ち回りは...3月の終り

  • 弥生

    弥生と言えば陰暦の3月、陽歴では4月ということになる。草木が弥々いよいよ生えそろい、次々と花が咲く季節。坂巻川の堤にある桜を見に行ったが蕾が膨らんできた。気温が高くなると、いつ咲きだしても不思議ではない。昨夜の睡眠スコア82点。レム睡眠17%、浅い眠り62%、深い眠り12%となっている。酒を飲まずに寝ると、確実に睡眠の質がよくなる。花咲くといふ静かさの弥生かな小杉余子アマプラの映画「手紙」を観た。空き巣に入った男が、帰宅した老婦人を殺して服役、弟に手紙を書く話だ。刑務所の服役生活の淋しさゆえに書く手紙だが、書かれる弟にしてみれば読みたくもない。殺人者の弟であることが、社会でどれだけ差別され、夢を壊されてきたか。その生活を見続け、心を寄せた女性がいた。主人公直貴に山田孝雄、恋人の由美子には沢尻エリカが扮する...弥生

  • 黄色の花

    春の花と言えばすぐに桜や梅を思い浮かべるが、黄色の花が意外に多いことに気づく。雪が消えてまだ2週間ほどだが、ミツマタ、マンサク、サンシュユ、スイセン、オウバイなどを矢継ぎ早に見た。これからフクジュソウ、タンポポ、菜の花、レンギョウ、キンポウゲ、チューリップなど思い出深い花々が次々に咲いていく。山茱萸にけぶるや雨も黄となんぬ水原秋櫻子三月も終わりに近づいてきた。新年になってから、あっという間の90日だ。塚本邦雄の『今朝ひらく言葉』に次のような詩の一句がある。「間雲潭影日に悠悠、物換り星移り幾秋をか度りし。」意味するところは、大自然の運行はゆったりととして変わらないのに対し、人の時間は目まぐるしく過ぎる、ということだ。大自然が時に嵐となり、大きな山火事が世界中で発生している。この時代唐詩の時代に比べて自然にも...黄色の花

  • 花に会う

    春が待ちどおしいのは、寒さが終わりになることだけではない。冬の寒さをたえてきた春の花の姿を見ることでもある。自分も同じように家にこもっていたから、春風のなかで花たちを一年ぶりに見るのはうれしい。右上から。オウバイ。去年の暮に花をみたような気もする。あれは狂い咲きであったか。ジャスミン科で梅とは関係がない。やはり春のこの花を見るとほっとする。きびしい冬を越して、ともに春を迎えた喜びがある。生花の師匠黄梅かかへ来し大岡久之左上、ヒマラヤユキノシタ。名の通り寒さに強い。雪が消えたところから春一番に花を咲かせる。園芸種としてある時期はやったことがあったらしく庭の隅によく見かける花である。右下、ご存じ紅梅。桜に先駆けて咲くが、このところの温暖化で桜の開花が梅のそれに近づいてきた。白梅も同時に咲くが、栽培種を選ぶには...花に会う

  • ミツマタの花

    早春のミツマタの花にひかれて、今年初めての山行となった。福島県相馬市の塩手山標高281m。低山といっても里山には急登がある。住んでいる山形から太平洋の見える相馬に行くと登山口の梅の花は紅梅も白梅も満開。登山口からわずかに登ったところでミツマタ花の蕾があった。気温はぐんぐんと上って20°c。帰りにはもっと花が開くことを期待して撮影時間は帰路になった。ミツマタはヒマラヤ原産となっているが、中国や日本でも自生する。万葉集には三枝(さきくさ)という歌語があってミツマタのことだとする説がある。春さればまづさきくさの幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹万葉集1895手もとの万葉集釈注にも、さきくさは春、葉に先立って黄色の筒状の小花を開くミツマタであろう、とある。さきくさと通う幸くは元気であればの意。元気でさえあればまた...ミツマタの花

  • お彼岸

    昨日、彼岸の中日。恒例の墓参りに行く。妻の歩きをみていると石段のあるお墓にはもう今年が二人で行く最後の年になるような気がする。墓に供えるぼた餅と花を買い、墓の台石の目地に生えた苔を除き、水で墓の掃除も済ませる。「暑さ寒さも彼岸まで」という諺もあるように、今日からぐんと温かくなる。予想気温は17℃、5月なみの気温になる。大リーグの東京シリーズが2日間、久しぶりに野球中継を丸ごとみた。大谷、山本、今永の活躍は予想通りだったが、一年目の佐々木が素晴らしかった。自分の置かれた場所で最善を尽くす。コントロールを乱しながらも立派にやり遂げた。佐々木の成長する姿をしっかりと目に焼き付ける一年にしたい。今年のやるべきことのもう一つは歯のケアだ。月1回、歯科に通って口に掃除、歯石の除去を行っている。通院も大事だが毎日の歯磨...お彼岸

  • タイヤ交換

    梅の花が開いて春の準備が始まった。今日は冬タイヤを夏用に履き替える。タイヤの音が軽くなってその分心も軽くなる。身体を動かすことが身近なことに思えてくる。昨日寝入り前に聞いた昔話。魔法使いが主人公の女性を星の世界へ誘う話であった。夜風が気持ちよく、星空がよく見える夜。ベットから起き出した主人公が星の世界を飛び歩く話だ。宇宙船が飛ぶ時代だから魔法使いがいなくとも星の世界に入れるが、魔法の話はこの時代にあっても魅了的だ。そんな話が眠りの世界へ導いてくれる。最近グーグルウォッチで睡眠を計測しいるが、ここへきてスコアが80点を超える日が増えてきた。「春眠暁を覚えず」春は、心地よい睡眠の季節でもある。夜の空に老幹の梅まばらなる植山露子昨日観たアマプラの映画は樹々希林主演の「あん」。ハンセン病の徳江が、刑期を終えて止む...タイヤ交換

  • 老後に欲しいもの

    室内に入れたハーブに癒されている。オレガノとローズマリーの元気がいい。いち早く外の光に向かって新芽をのばして木々が若い芽に覆われた。昨年末に、芽の部分を切って水差ししたのもが根を伸ばしている。鉢に植え替えて増やしてみたい。ラベンダーの鉢が二鉢、先端から新芽が出ている。ベランダに置いたままで冬をこしたものはチャイブ、ミント、タイム、セイジ。チャイブの新芽が伸びはじめた。山椒の木の芽が膨らんできた。今年はベランダにもう少しハーブを置いて香りと花を楽しみたい。冬の間も鉢の緑と香りを楽しめるのは老後の新しい発見だ。足が弱って通院が難しくなってきた妻のために月二回訪問看護を依頼した。介護保険が適用される。高齢になって自宅で老後を過ごすにはなくてはならい制度だ。身体を動かせないないような日がいつ来るか分からない。通院...老後に欲しいもの

  • オリーブオイル

    エアコンを使わなくなって3日になる。春の到来とともに、我が家の味噌汁に新しい一品が加わった。エクストラバージンオリーブオイル。味噌汁湾に瓶からひとたらし。味噌汁の味がぐんとまろやかになる。先日ブックオフから松生恒夫『新オリーブオイル健康法』121円を買った。100円引きのクーポンが付いていたから21円で買ったことになる。この本によると、オリーブの収穫期は10月下旬から年を越す2月まで。木に生った実を傷つけないように落とすことから始まる。傷ついた実は発酵しやすく、オイルにすると不良品が出やすくなる。収穫したした実は素早くオイルにする。粉砕機で実を砕いてペースト状にして、遠心分離機で果肉、油、水分に分離してここから油だけを取り出したものがバージン・オリーブオイルと呼ばれる。精製などの手法は一切行われない。エク...オリーブオイル

  • 三寒四温

    やっと春らしい季節の廻りが戻ってきた。寒気が三日居座ると、移動性の高気圧が列島に陽気を四日ほどもたらす。昔から言われた春の三寒四温だ。それにしても梅の開花が停滞している。4日ほど前に見た蕾がふくらんだものの、いまだ開花に至らない。服部嵐雪の句が懐かしい。「梅一輪一輪ほどの暖かさ」梅の開花には、太陽の光の蓄積が必要なのだろう。三寒四温おなじおもひにもあらず石井雀子アマプラは映画だけではない。テレ東のドラマシリーズを続けて観れるものもある。「レモンハート」古谷三敏の連載漫画をドラマ化したものだ。ここは東京のバー。レモンハートはその店名だ。やけに洋酒に詳しい名物マスター。なぜか一番奥にサングラスに山高帽子の常連メガネさん。ライターで女性の振られ役の山ちゃん。そこへ一話ずつ登場する話のゲスト。古谷三敏の漫画は喫茶...三寒四温

  • 新発見スマホ機能

    春が逡巡している。朝、青空と思ったら雪。親水公園の梅も蕾が膨らんだが、一輪咲くのに時間がかかっている。室内のアマリリスはどんどん開いて、スマホで写真を撮る機会が増えてきた。写真を撮るとき上下を反対にしてより花の状態をよく撮ることができる。シャッターを押すとき、カメラが指を捉えがちだがそんなとき、音量ボタンを押してもシャッターが切れることを知った。スマホを使い始めて10年近くなるがまだまだ知らないことが多い。「日めくり四季のうた」の今日の句。春もはや十色に余る小草哉青羅映画「しあわせのパン」は原田知世と大泉洋主演の青春映画だ。北海道の大自然、夫婦で営むパンカフェに泊まりに来る客との交流が描かれる。洞爺湖に行ったことがあるが、映画になると自然の美は圧倒的だ。自分の生まれ場所を再認識したいというのが、この映画を...新発見スマホ機能

  • 啓蟄

    今日、24節季の啓蟄。一昨日までの春の陽気がどこへやら小雪が降っている。穴から出ようとしていた虫たちもびっくりして巣に逆戻りしたのだろうか。ただ大きくなり始めたアマリリスの花が2輪、大輪の花を咲かせようとしている。エアコンが近くにあるので、その影響もあって季節を先取りしたアマリリスの花である。この季節は野焼きが季節の行事として行われたが、乾燥した野山で火災が生じていている。岩手の大船渡では1週間以上燃え続き、集落の家にも被害が出ている。山火事はアメリカ大陸に起こるものと思っていたが、日本でも一端山林に火が付くと、強風と乾燥した山林の消火は難しい。一日でも早く雨が降り、火災がおさまることを願う。杜甫の詩にこの季節を詠んだ「早起」という詩がある。早春は、本来人間の生活に喜びを見出した。春来常に早起し幽事頗る相...啓蟄

  • 春を探す

    二日続いた春の陽気。散歩道で春を探しに出かけた。親水公園に毎年咲く紅のマンサクがすっかり満開になっていた。山では黄色の花だが、ここは珍しい紅いマンサクだ。多分の雪が残っている頃に咲き始めたのだろうが、花を見つける頃にはいつも満開になっている。その近くの梅は蕾が大きくなり午後には一輪咲くのかも知れない。雪が融けたばかりの川沿いの神社の広場には、オオイヌノフグリがかわいく咲いていた。日あたりがよいと、待ってましたばかりに花を咲かせる。この花が咲くと、春を実感する。今日のようなポカポカ陽気に咲く懐かしい花だ。いぬふぐり貧しきものの胸ひらく水谷晴光昨日観た映画、「戦場のピアニスト」。改めて戦争の悲惨さを思い知らされる。悲惨さのなかに響き渡るピアノの調べに救われる。先日観た「シンドラーのリスト」にしてもそうだが、世...春を探す

  • 二月尽

    生涯最速で二月が終わる。とにかく寒い二月だった。外出は買い物と日課の散歩だけ。家の中で時間を過ごすが以外に忙しい。ハーブやアマリリスの鉢の水やり、洗濯、掃除など日常のこまごまに時間がとられてあっという間に一日が過ぎる。ヒヨドリにリンゴの芯のところを供するとベランダにしきりにやってくる。餌がないと硝子に向かってホバリング、餌を欲しい動きをみせる。3日前から春の陽気がやってきた。あと数日で84歳の誕生日になる。ひ孫の動画がアルバムになってたくさんきた。そこら中を走り回る姿は活気にあふれている。ひ孫からもらう元気。アマプラの映画を見る習慣もできた。2ヶ月に一度キャンバでつくる趣味の会の情報誌も大分馴れてきた。編集をほぼ一日で終わらせ、ラクスルに印刷を発注する。翌々日には印刷物が届く。家にいながらネット印刷を使え...二月尽

  • 素晴らしきかな人生

    昨日見た映画、「素晴らしきかな人生」がよかった。一夜明けてもその感動の余韻が朝の顔に残っている。生きることの意味、愛、時間、死へ主人公は手紙を書く。最愛の娘の突然の死によって人生の淵に追いやられた主人公が、この三つのものへ恨みを込めた手紙を書く。会社の同僚たちは、その手紙を盗み、受けった三人に扮する俳優に返事を語る演技をさせる。俳優の言葉に、打ちひしがれた主人公が言葉を取り戻していく。幼い子ども亡くした親たちの集いに出かける主人公が、話せなかった娘の名を口にする。俳優たちが口にした言葉が、主人公の心を動かしていることが観るものに分からせる。そんな細かい演技が素晴らしい。ジェンスパークで「素晴らしきかな人生」を検索する。aiのサイトを統合した最新の検索サイトだ。概要『素晴らしきかな、人生』(英題:Colla...素晴らしきかな人生

  • 冷凍食品

    長期滞在もようやく終わりに近づいてきた。今日はまだ雪空だが、週明けから春の気圧配置になるらしい。立春を過ぎてからの寒気は老いの身に厳しい。電気代が高騰してもエアコンの暖房を消すことができない。野菜や食品の値段が異常に高い。入ってくる収入は決まっているから、高いものには手がでない。勢い値が安定している冷凍食品の購入が増えている。ご飯に混ぜて炊くひよこ豆にグリーンピース。塩サバの冷凍、牡蠣。オクラ、カボチャは熱を通して冷凍になっている。業務スーパーの売り場にはまだ試していない冷凍が山のようにあるが原価の高いものは冷凍になっても高い。公園から拾ってきた銀杏は、鬼皮を除いて大量に冷凍してある。新年になってから買ったものは食品以外にほとんどない。日本のエンゲル係数が高くなっていると言われるが、我が家の係数は恐ろしい...冷凍食品

  • 寒雀

    寒い日が続く。青空の日は、雀たちが鳴きかわしながら木の枝で遊んでいる。近づいてカメラを向けると、ぴたりと鳴くの止め、羽を膨らませおとなしい。一時雀を見なくなったが、最近はあちこちで群れて遊んでいるので繁殖も正常であるらしい。寒雀一羽こぼれて皆こぼる佐藤南山寺越冬ツバメが歌になったことがあるが、鳥に詳しい柴田敏隆氏によると、避寒のために日本に渡ってくるシベリアに住む別種のツバメがいるらしい。寒い冬の日、冬眠しない鳥たちがどうやって寒さをしのぐのか不思議なことだ。木のウロなどに入り、身体を寄せ合って寒さしのぐのだろうか。夜明けとともに餌を探す姿はいかにもけなげだ。寒雀

  • 貴重な晴れ間

    昨日夕方から待ち遠しい晴れとなった。今日はどこを見ても雲一つない青空。明日からまた寒気が居座るらしいから今日の晴れ間は貴重だ。まだ散歩道に雪が残っているが、太陽をいっぱい浴びて風に吹かれながら朝の散歩を楽しんだ。今年の2月は寒い。この次の寒波はそれほどの低温ではないが25日ごろまで続くらしい。だが、春の予感にピクセルのヘルスケアの数値も改善してきた。睡眠スコア81の良好、脳年齢も54歳から60歳台を上下している。一日の過ごし方も、ハーブたちへの水やり、妻の服薬管理、朝散歩、アロマの吸引で一日の元気をもらうなどやるべき事が固まってきた。ブックオフや書店をまわり、気になる本を見つけることも大事な日課。就寝前に妻と見るアマプラ映画。題名を見ながらどれをみるか、一日の最後に決めるのも楽しい。先日観たのは、田中裕子...貴重な晴れ間

  • 眼力

    立春を過ぎてから日が経つのが早い。寒気は入りっぱなしだったが、晴れや気温の高い日も混じるようになった。室内に入れたクンシランが花を咲かせ、アマリリスの葉のわきに花芽が二つのび始めた。あと10日ほどで花を見られるかも知れない。予報では、明日から寒冷前線が南下、全国的に気温が下がり雪になるらしい。最近はニュースをテレビよりネットで見る機会が増えた。ネット上には役に立つ科学に裏打ちされた情報となんの根拠もない情報が混在している。そこを見極める力が求められる。先日兼好の『徒然草』を読んでいたらその辺の極意のようなものが記るされていた。第194段。「達人の、人を見る眼は、少しも誤る所あるべからず」この段で兼好は「ウソ」に対する反応の仕方を10のパターンに分けて人の眼力を測っている。1ウソをその通り真実として受け取り...眼力

  • 春を待つ

    昨日、待ちわびた雪晴れ。今朝になってまた雪。しかし、気温が上がってボタン雪になった。ふんわり、ふんわりと落ちてくる雪は親しみが持てる。滝平二郎の切り絵と詩が懐かしい。舞うや浮かぶや牡丹雪。連れてもつててあわやとみせて、あとはすげないふりをして。別れのあとのわびしさは、見上げる空のなまりいろ。すがるものとてないままに、ただ黙々とボタン雪。昨日のアマプラはテレビドラマの連作「深夜食堂」。昭和の一膳飯がなつかしい。温かい炊き立てのご飯に削りおろしたかつお節をのせ、醤油をたらす。同じく炊き立てのご飯にバターを埋め溶け出すのを待って醤油をたらす。猫まんまとバターライス。登場人物もお茶漬けシスターズ。演歌歌手を目指す少女。計9話。どの話にも昭和の世相が映されてなつかしい。春を待つ

  • 最高の人生の見つけ方

    立春から雪が止まない。あまりに降り続く雪に妻が体調を崩し、ひたすら日の光を待っている。昼近くなってやっと青空が見えた。山形市のラインに豪雪対策本部の設置がアナウンスされた。大雪は高齢者の生活を直撃する。買い物を控え、冷蔵庫に残った小松菜とありあわせの野菜を混ぜて煮物にする。車の屋根の雪を除き、道にでる道をつける。雪ごもりの楽しみは映画。アマゾンプライムは救世主と言っていい。昨日が「最高の人生の見つけ方」、そして今日は「東京タワー~オカンとボクと時々、オトン~」。人生の見つけ方は同名のアメリカ映画を日本版にリメイクしたコメディだ。主演吉永小百合、天海祐希。普通の主婦の幸恵と実業家で富豪の女社長マ子は末期がんで偶然病院の同室となる。二人は余命半年。異なった人生を歩いて、考えも価値観も異なっているが、お互いの苦...最高の人生の見つけ方

  • 大高根山

    寒が明けてから、寒波がきて山々は雪が降り積んでいる。今年になって山に遠ざかっている。こんな日に思い出すのは、雪の大高根山登山だ。深い雪の中、登山口を探しあぐねて、登ったのは別の山。そこから大高根山の雪の景色を見ることができた。先日、温泉で大高根山の麓の集落出身の人に偶然会った。その人の子どものころ、大高根に米軍の射撃場があり、その発砲音を聞いたと、述懐されていた。1945年に、米軍が神町飛行場に到着すると、間もなく大高根射撃場は米軍に接収された。翌年の6月、射撃の標的をつくるために集落の村民が動員され、三つの砲座と13の標的が作られた。それから10年、昼夜を問わぬ射撃演習が続いた。55年になって新砲座設置のための土地の収用、それに反対する集落の農民が激突、死者も出た。その出来事から半年後、米軍の接収が終了...大高根山

  • 立春

    気温の低い立春になった。それでも冬の青空は深く蒼い。娘が帰省して二晩泊まっていった。久しぶりに寒鱈の粗汁を親子で味わう。懐かしい味である。立春の声を聞くと、昨日までとさして変わりない景色、空の色に春を感じ、心も明るくなる。高浜年尾の句も懐かしい。「春立つやそぞろ心の火桶抱く」晩唐の詩人、羅隠の詩「人日立春」を鑑賞してみる。人日とは、旧暦の1月7日。この日が立春にあたったので詠まれた。一二三四五六七万木芽を生ずるは是れ今日遠天の帰雁雲を払って飛び近水の遊漁氷を迸って出づ初句の一から七は珍しい並び。新年のなって数えて今日七日。立春の今日から万木の芽が生まれる。空には雁が、北へ帰って行く。小川では魚たちが、薄い氷を破って跳ねる。春のよみがえる生命の躍動の歌いあげた。こちらでは、今夜から寒波の襲来で大雪の警報とな...立春

  • ハドソン川の奇跡

    四国や九州に大雪が降っている。こちらも昨日から断続的な雪。大粒で水分の多い雪が降ってくる。寒い季節には考えられないような雪だ。こんな日はゆきごもり、アマプラの映画を見て過ごす。「ハドソン川の奇跡」はUSエアウェイズ1549便がラガーディア空港からシャーロット空港へ向けて離陸直後、鳥の群れに衝突してエンジンの機能が停止してしまう。管制官は近くの空港への着陸を指示するが、機長は状況から空港への着陸は困難と判断し、1月のハドソン川への着陸を決断する。機長の冷静な判断と着陸技術で機体の損傷もなく着水、川の船に助けを得て乗員、乗客155名が全員無事に救出された。2009年1月15日の事故はハドソン川の奇跡と呼ばれ、全世界に知れ渡った。機長はサレンバーガー(通称サリー)、副操縦士はスカイルズ。二人はこの奇跡の立役者と...ハドソン川の奇跡

  • 脳年齢

    愛用しているスマホのアプリにdヘルスケアがある。自分の健康状態、歩数、体重、血圧、体温、生活習慣などを記録して、ひと月、一年の記録ができるアプリだ。歩数では決めた目標を達成すれば、抽選で1~10のdポイントがもらえる。報酬をモチベーションにしたすぐれものだ。一年間で獲得したdポイントは5239ポイント、日々の買い物にも使うことができる。一年間の振り返りレポートがあって年間の総歩数、前年との比較もできる。最近新しい機能に「あなたの推定脳年齢」というのが加わった。これはドコモが開発した脳の健康チェックAIを利用して、脳の健康4項目のスコアを算出して、脳年齢を見える化したものだ。一つ目は脳の元気度、脳のはたらき全般。スマホの利用時間、操作効率から算出される。二つ目興味関心度、アプリの利用傾向や外出の傾向などをも...脳年齢

  • ハーブ水挿し

    室内に入れたハーブの鉢の元気がいい。オレガノの新芽はは10㎝ほど伸び、セージとローズマリーも新芽がすくすくと育っている。去年から水耕栽培しているバジルの瓶にローズマリーとオレガノの新芽を切って水差しした。写真に撮ってレンズで検索してみると、冬季のハーブ水差しの方法が出てくる。ローズマリーは1週間ほどで出るらしい。植物活力素メネデールを希釈して水に加えるといいらしい。さらに保管場所に日あたりのいいところ。早速、南側のベランダの安全な場所へ移す。注意すべき夜この場所に置き忘れてしまうと温度が下がりすぎて葉を凍らせてしまうことがある。昨日の映画、「日々是好日」。主演黒木華、樹木希林、多部未華子。森下典子の同名エッセイの映画化。茶道を習うこと、形から入る。その意味を少しずつ理解することで、人間の成長がある。若い二...ハーブ水挿し

  • 映画習慣

    昨日、この冬一番きれいに月山の姿が見えた。内陸は日本海から来る雪雲がほとんどを月山に降らせてしまうので雪が少ない。今年は特に日本海側に雪が降り、月山が雪の最終点のようになっている。多分、月山の積雪は例年に通りに多いはずだ。日差しのなか悠創の丘まで歩こうとしたが、足がなまって手前で引き返した。毎日歩いているつもりだが、以前はこの丘までの登りも意識しなかったが、4000歩を越えたあたりで足に疲れを感じた。今年から始めた映画習慣はアマプラ、ネトフリの略語があるくらいで家での鑑賞が主流になっている。確かに映画館での大画面や音響は映画の真の醍醐味ではあるが、高齢者には家でチャンネルボタンでほぼ無料で楽しめるのがうらしい。だんだんと興味の分野も高齢者向けのものが増えている。『長いお別れ』は小説家中島京子の実体験をもと...映画習慣

  • グーグルアラート

    朝方の雪が止み青空も見えた。ブックオフで樺沢紫苑『インプット大全』を買う。この本は外部にある知識や情報をいかに効率よく取り入れて、日々の生活やその向上に役立たせるか網羅的に書いている。基本的な読む、聞く、見るについての記載があり、その肝は質の重視だ。本にしても、いい本、役立つ本は少ない。インプットはアウトプットと表裏をなす。いい考えを表明するには、いいインプットができていればこそだ。うれしいことに、この本はインターネットからの情報のとり方にも触れていることだ。グーグルアラートという機能がある。このアプリに、自分の知りたい分野のキーワードを登録しておくと、その関連の情報を集めてメールで送ってくれるシステムだ。ほかに、facebookやxで、分野のキューレーターをフォローする。その人は知っておくべき大切なニュ...グーグルアラート

  • 冬の一日

    晴の日が少ない。昨夜は大雪注意報が出ていたが、屋根にうすっらと雪があるのみ。駐車場も雪の心配はない。室内に取り入れたハーブの鉢が芽を伸ばし始めた。オレガノの鉢は下の方にびっしりと新芽が出た。ラベンダーは枯れた葉のつけねに小さな芽を一斉につけた。寒い冬にハーブたちはこんな贅沢をしていいのか。外で寒さに耐えるタイムも大寒に備えようとしている。1950年の山形の冬。『山びこ学校』に「寒い冬」と題した門間きみ江さんの詩が載っている。思わず「うう寒い」と言ったら「山にいったおっつぁのこと考えてみろ」と、おっかにどなられたそうだ。ビュービュー風あたりのつよい山でおっつぁとあんつぁが木を切っているのだそうだ寒いなんて言っていられない。昨日、夕食後に見た映画。デンマーク映画「ギルティ」をアメリカでリメイクされた作品。緊急...冬の一日

  • 小正月

    小正月といえば1月15日、成人の日もこの日に決まっていた。祝日をずらして3連休としているためで、今日が成人の日になっている。一生の一度の晴れ着を前金で注文させて行方不明になっている詐欺まがいの行為が今年も起きている。いつからこれほど高価な衣装を身に着けて成人を祝うようになったのか。ニュースでは、成人の日をさらに前倒して三連休の中日に行っている自治体も多いようだ。昨日の詩吟の会の初吟会。ホテルの催事場で詩吟を聞き、ちょっぴり贅沢な正月料理での懇親会となった。昨日の映画は韓国の「パラサイト半地下の家族」だった。2019年のカンヌ映画祭パルムドール受賞作だ。半地下に住む家族が、偶然から富裕家の娘の家庭教師になり、やがて家政婦、運転手、セラピストになってこの家の金に寄生する生活を始める。この豪邸には本物の地下室が...小正月

  • パーフェクトデイ

    昨日までの雪が止んで青空に葉山の雪嶺が輝いていた。夕べ見たプライムビデオの「パーフェクトデイ」のシーンが目に浮かぶ。渋谷地区の公衆トイレ掃除夫を生業とする主人公の目覚めは日の出前。太陽が出る前の空を見上げながら家を出る。作業用具を積んだ軽ワゴンにはカセットデッキが備えられている。お気に入りの洋楽を聞きながら作業場に向かう。主人公の一日はルーティンと言っていいほど同じ行動を繰り返す。歯磨き、口髭の切りそろえ、鉢で育てている幼木への水やり。そして空を見上げ、樹々の葉が朝日に輝く姿に見入る。トイレ掃除は実にきめ細かい。ゴミを拾い、便器を洗剤をつけた雑巾でしっかりときれいにする。帰宅前に立ち寄る飲み屋での一杯の酎ハイ。布団に入って読む文庫本。幸田文の『木』もその中に入っている。本を手にして眠気がくれば、開いたペー...パーフェクトデイ

  • 雪景色

    朝、窓を開けると今年初めての雪景色だった。だが道路に圧雪もなく未明の除雪車の音もない。周囲の雪どころでは、例年にます積雪だがここ山形だけが雪を降りのこしているような様子だ。北陸や四国まで雪。予報では不要不急の外出はさけるようにというアナウンスだがここはまだ本格的な雪は来ない。昨日笹谷に登った山仲間の話では、つぼ足での歩行が可能だったという。大寒から立春まであとひと月を切ったが、この冬はどんな雪景色がみられるか。一夜明けて雪が止んだ。青空のもと朝日に昨夜降った雪がきらめいている。上山方面の山が間近に迫っている。駐車場では雪はきにでている人が見える。昨夜酒を飲まずに寝たせいか、睡眠のスコアが80,良好にあがった。雪の日の新しい時間の過ごし方。妻と見るビデオプライム。昨日は映画、「ラーゲリより愛をこめて」。主演...雪景色

  • 良寛忌

    天保2年1月6日午後4時頃、僧良寛は新潟の長岡国上村の木村家の草庵で息を引き取った。享年74歳、老衰のためと言っていい。臨終の場所には仏弟子の遍澄法師、貞信尼が身辺の世話にあたり、弟の由之も家から草庵に通った。その様子は弟の日記『八重菊』に綴られている。瀬戸内寂聴の小説『手毬』には、創作を加えて、臨終の様子が生々しく描かれている。死の二日前、逓信尼は由之と交代でお伽をしていた。「お心にかかることはございませんか、御心持はいかがでしょうか」と申しあげた。良寛さまは薄目をあけて、まっ直ぐ私の目を捕らえ、「死にとうない」とつぶやかれた。聞き違いかと、一瞬目を大きくしたが、その私の表情をご覧になって、うっすらと微笑され、「死にとうない」ともっとはっきりいわれた。「こんなにやさしい人たちに囲まれているのだもの、この...良寛忌

  • システム障害

    あけましておめでとうございます。今年はシステム障害で、ブログにログインできないという出来事で始まった。初め、パソコンの不備か、ネットの接続不良のせいか色々調べたがどうやらログインできないのはドコモの管理下にあるブログだけのようだ。3日になってサイバー攻撃によるシステム障害で復旧中であることが分かった。ドコモが障害が復旧したことを発表したが、ログインできない状態は3日の夜まで続いた。IDやパスワードを入れたり色々試みている間にインターネットへのアクセスも不調になりパソコンから離れた。復旧が確認できたのは4日の朝。思いなしパソコンの動作も早くなっている。今年の正月はちらちら降る雪、氷雨と少しの晴れ間が見えるというすっきりしない天候であった。氷雨の日は階段を、小雪の日は外に出て散歩道を歩いた。最近は正月の門飾り...システム障害

  • 大晦日

    昨日の抜けるような青空から一転、氷雨のなかの大晦日になった。道路や散歩道に、雪のない新年になりそうだ。守歳という言葉がある。中国の風習だが、大晦日は寝ずに新年が来るのを待つ。これが守歳である。そういえば、自分も若い頃は除夜の鐘を聞きながら、新年が来るのを酒を飲みながら待っていたものだ。テレビから流れて来るのは、日本各地のお寺でつく除夜の鐘。その様子を語るアナウンサーも新年を待つおごそかな雰囲気を漂わせていた。故歳今宵尽き新年明日来る愁心は斗柄に随い東北に春の廻るを望む玄宗皇帝の宰相張説の詩だ。詩の題名は「欽州守歳」。斗柄とは北斗七星のこと、東北の春とは左遷された欽州から見た東北、長安に新春が巡ってくることを願っている。唐詩の詩情は自己を辺境の地に置きそこから都を思いやることで増していく。一方、江戸の新春は...大晦日

  • 年忘れ

    今年の年忘れは回転寿司のまぐろ尽くし。マグロの解体位置を毎月やっている店なので久しぶりに小食の妻と堪能した。今年はこれで思い残すこともなしになったか。朝方、少し朝日が見えたが、その後雪が降り続く。正月のおせちと言ってもスーパーで蒲鉾を買ったり、雑煮の具を買う程度だが、一つずつ忘れて近所のスーパー通いが結構忙しい。しぐるるやだらだら坂の黒びかり才一持ちかへて軽きてっちりの菜信年忘れ歌仙で、丸谷才一の発句に、大岡信がつけた句だ。今日、スーパーで雑煮の具材を下げてきたが、寒さにかじかんだ手は袋を持ちかえることになる。なるほど、詩人の付句は、年忘れを巧みに表現していると感じる。今年の歳末は、なぜか良寛の歌が心にしみる。水やくまむ薪や伐らむ菜やつまむ朝の時雨の降らぬその間に良寛や・・・むの三句は、時雨のこないうちに...年忘れ

  • 年の瀬

    昨日、ある人に聞いた。毎年、千両を買って玄関に飾って新年を迎えるのだが、その千両が大きく値上がりしたそうだ。同じ赤い実なら、ナンテンをスマホに収めてブログにアップする。年の瀬の風習ではある。一階の掲示板で、貼った紙を紙にメモしている知人がいた。聞けば、地域の公民館で行われるスマホ講座に参加したくて日程をメモしているという。考えてみると、それこそ持参したスマホで撮影すれば、メモは一瞬でできるはずだ。スマホの面倒なラインの登録の仕方を聞くよりも、スマホの便利な使い方を少しずつ身につけていくのが早道に思える。スーパーに入ると、正月用品を買うためか、レジに行列ができ、店員がせわしなく商品の陳列に動き回っている。年の瀬はなぜか、街場に活気をもたらす。田山花袋は『田舎教師』で明治の町の様子を書き残している。「町は賑や...年の瀬

  • 一年回顧

    クリスマスイブの前日あたりから雪になり雪景色のクリスマスとなった。思い出すのはここへ引っ越した昭和55年のクリスマスイブの大雪である。一晩で1mという大雪は様々な交通障害を引き起こし、乗ったバスが15分で帰宅できるのが2時間もかかったのは今なお語り草だ。雪が降り続きまたあの大雪が頭をよぎったがさほどの積雪も見ず、駐車場も道路もしっかりアスファルトが見えている。車の危険も感じない年末になりそうだ。年つまる思ひに堪えて何もせず相馬遷子グーグルのフォトに時おり過去の思い出が編集されて送られてくる。アルバムに貼って開かなくても、写しっぱなしの写真をテーマ分けてある。花や山登りの風景が主だったものだが、幻想的な風景として、朝焼けや夕焼け、山中の積雪などよくぞこんな写真を撮ったものと、我ながら感心する。なかでも山中の...一年回顧

  • 冬木立

    雪が来る前、樹々は葉を落とし冬の眠りにつく。こんな季節の樹の姿を見るのが好きだ。幹から枝が分かれ、その先の今年伸びたシュートがはっきりと見える。全体の樹形が葉などに隠されるのことなく目にとまる。近づいてみると春のための芽が固く包まれて冬越しの準備をしている。樹の生命力は冬にこそはっきりと確認できる。冬木立影おく中のおのが影桂樟蹊子今年の雪の降り方はすでに異常だ。例年であれば北海道の朱鞠内、青森の酸ヶ湯、山形の肘折が3大多雪ちだが、今冬、酸ヶ湯に2mを超える雪が降ったのに、まだ肘折の雪はニュースにならない。山形の平地に積雪が見られない。クリスマスがやってくるが、今年はホワイトクリスマスが見られるか、やや不安だ。雪の多い年は豊作だと言われるが、その理由は雪で土中の害虫が死ぬからと説く人もいる。晩秋の青空に飛ぶ...冬木立

  • 冬至

    冬至が来た。一年で最も長い夜だ。逆に考えれば今日を境に日はほんの数ミリずつ長くなる。昔、中国の水の神に不才の子が生まれたが、冬至の日に死に疫病神になった。この神はそこら中に病気を振りまき恐れられたが、赤豆を恐れたという。小豆の粥を作って疫病神を退散させる風習が生まれた。この国ではカボチャと小豆を一緒に煮て食べる風習は、この中国の伝説が伝わってせいらしい。日は少しずつ長くなるが年明けに小寒、そして大寒が控え、寒さはいよいよ本格化する。爺は読みて休むを知らず児は倦みて栗芋を思ふ江戸の冬至、医家であった江間家親子の過ごし方だ。80歳になって父蘭斎は医学書を読むことに時間を忘れ疲れた様子もない。子細香はすでに飽きて栗や芋を食べたいと思っている。最高女史はこの詩を詠んとき40歳を過ぎているが同じ部屋で本を読む親子の...冬至

  • 冬晴れ

    冬晴れとしぐれ、これを繰り返しながら冬は深まっていく。昨日の晴れ間、瀧山の冠雪が夕日に輝き素晴らしい景色が演出された。カメラで撮ろうとしたが、場所を変えてと考えているあいだに太陽が雲にかくれてシャッターチャンスを逃した。こんな瞬間はいくつもある。グーグルのフォトで思い出の写真を編集して送ってくれる。古いもので8年前のものがあるが、今なら見逃しているような光景が出てきてうれしい。紙のアルバムを引っ張り出さずとも過去と向き合えるのは特別に楽しい時間だ。スマホのピクセル8aに合わせて買ったグーグルウオッチが機能し始めている。Fitbitの健康情報がスマホに刻々と上げられていく。日常の生活習慣の目標をたてておくとその達成度が毎週メールで知らさせる。生活習慣の改善の力強い味方だ。もっともっと使いこんで、投資に見合っ...冬晴れ

  • 岩部山

    今年最後の山行は幸いにも晴れとなった。昨夜の雪が樹々について霧氷になっている・青空に輝く霧氷は美しい。最後の山行ということで山の神様がくれたご褒美であろうか。山道に積もった雪も数センチで、雪道というほどでもない。ただし枯葉の上の雪なので、特に急な坂道は滑りやすい。しばらく山に入っていないので、脚力もなくつらいものがある。仲間の力持ちが、坂道でリュックを抑えて転倒に備えてくれた。山中の凝灰岩には、江戸時代にここに住んでいた名僧、金毛和尚の発願による33体の観音像が彫られている。なかには苔むし、雪や雨で朽ちつつある像もある。山友会に加入したばかりの若い頃は、この山が一年納の定番であった。その後もっと雪のある経塚山で一年を終えるようになったが、この山も長くきついのですっかり遠ざかってしまった。霧氷のなかの信仰の...岩部山

  • eタックス

    ここへきて連日の雪模様。周りの山々もすっかり雪景色になった。町内にもクリスマスのイルミネーションを飾る家もあった一気に年の瀬の雰囲気になった。先月早めのタイヤ交換で早すぎると思ったが、ここへきてデーラーのタイヤ交換の予約はいっぱいで自分で行っている人もちらほら。明日、今年最後の山登り。岩部33観音巡りである。山道に観音さんを33体鎮座させて、数時間の山歩きでお参りを済まそうとする、今どきのタイパにかなった巡礼のあり方ではある。雪の戸の堅きを押しぬクリスマス水原秋桜子eタックスというものをやってみた。年金暮らしで申告などとは無縁であったが、わずかな保険金が入ったことを税務署が補足して申告しなさい、ということになった。冬空で税務所まで行くのも億劫なので家でできるeタックスを選んだ。ところが、このマイナポータル...eタックス

  • 中原中也

    時雨の日々、時々雪が舞う。ブックオフで『中原中也詩集』を買った。詩集の詩は読み通すのではなく、開いたページの気になる詩を胸に刻むように読んでいる。中也は明治40年に生まれ、昭和12年に死んだ。わずか30年の生涯である。詩集の大部分を占めるのは、「在りし日の歌」である。扉に「亡き児文也の霊に捧ぐ」とある。記録を見れば、中也は30年の生涯で二人の兄弟とも死別している。「在りし日の歌」は中也の死の翌13年に出版された。詩集に死のイメージがつきまとうのは致し方がないことかも知れぬ。冒頭の詩一行に続く詩句を書いてみる。老いたる者をして静謐の裡にあらしめよそは彼等こころゆくまで悔いんためなり吾は悔いんことを欲すこころゆくまで悔ゆるは洵に魂を休むればなりこの短い30年の生涯で、中也の心は疲れ、休息を求めていた。思いっき...中原中也

  • アルゴリズムからの解放

    ベランダのバジルの花穂と葉を室内で水耕栽培にした。こうすればハーブを冬も楽しむことができる。葉の方を日中日の当たる窓辺に置いて忘れて一夜を過ごした。よほど寒かったのか、一部が焼けたように黒くなってダメージを受けていた。年による忘れっぽさがこんな小さな植物にも甚大な影響を与えることに驚く。高齢化は忘れることが多くなると同時に、根気もなくしていく。デジタル生活で二つ困ったことが起こった。スマホを取り換えて安心セキュリティを入れようとしたがネットへ入るための登録したネットパスワードを忘れて入れ間違えロックされてしまった。もう一つ、アドビで送られてきたpsdの変換ソフトを2週間無料トライアルで実行した。ところがこちらは期間内に解約の手続きに手間どってしまった。二つとも自分で解決できないものと思い込み、どちらも有料...アルゴリズムからの解放

  • 初雪

    昨日までの冷たい雨が、朝になって雪になった。家々の屋根が白くなっている。つい2週間前冬がくるのか信じられない陽気であった。季節がめぐり太陽の軌道が低くなるとやはり冬が来る。雪は自分にとっては懐かしくもあり早くとけて欲しい存在でもある。厚い雪雲は世界を暗くどんよりさせる。10時ごろになって雲のあいだに薄日がもれた。ほっとする瞬間だ。初雪や見てから顔を洗ひけり越人注文していたスマートウォッチが届いた。新しいスマホとマッチするグーグルウォッチだ。最新の3型は高価で手が出ない。型落ちした2型の値引きされたものを貯めたdポイントも併用してやっと入手した。いろいろいじって、機能が実現するまでが楽しい。老人のおもちゃのようなものだ。睡眠管理が細かくてこのウォッチの特徴のようだ。昨夜の睡眠時間は8時間7分。睡眠スコア82...初雪

  • ジェンスパーク

    健康にいい食べ物を探すことが多くなった。医者の薬と使わず、運動と古来から伝わってきた食べる習慣を掘り起こしている。たまたまネットで見つかったものがシナモン。子どものころニッキ飴で親しんだ香辛料だ。エジプトでミイラを造る防腐剤として用いられたとも言われる。最近では、洋菓子づくりの香つけとして市販されている。ハチミツに混ぜて寝る前2時間ぐらいに食べるといいらしい。最近登場した検索ツールのジェンスパーク。対話形式でも、キーワードを入れるだけでも詳しい情報が得られる。ハチミツとシナモンと入れて検索してみた。たちまち次のような回答が返ってきた。シナモンと蜂蜜シナモンと蜂蜜の組み合わせは、健康に多くの利点をもたらすとされています。以下にその主な効果といくつかのレシピを紹介します。健康効果・血糖値のコントロール:シナモ...ジェンスパーク

  • 師走

    いよいよ12月。朝の青空が透き通るようで今年最後の月が来たことを知らせてくれた。それから数時間経過して雲が広がりしぐれ模様の天気になった。やっと身体が気温の低下になれ体調もよくなった。この一年続けてきたハーブとアロマの生活が功を奏したのかも知れない。短く感じる一年も、振り返ると色々なことがあった。日本中にネットという情報空間が広がり、選挙や政治にさまざまな影響が出ている。日本の歴史は新しい文化に触れて、それを社会全体で租借して自家薬籠中の物としてきた。新しい情報空間はまだ一部にしか行き渡っていない。年数を経て日本の風土にマッチした文化が生まれるだろう。アマゾンの年末売出しブラックフライデーが始まった。今年は、スマホをグーグルピクセルに変えたので、この売出しにあわせてグーグルのスマートウオッチに変えたい。血...師走

  • 湯豆腐

    寒気が入っておきがけはめっきり寒くなった。紅葉した木々の葉は葉の重みだけではらはらと散る。葉のない越冬の木の形が見られるようになった。寒い季節に懐かしいのは湯豆腐だ。昆布とタラの身を入れて豆腐を煮るだけのシンプルな鍋だが、昔からこれが好きであった。子どもたちが家にいたころは湯豆腐を囲んで一家で温まるのが冬の習わしであった。当然、親たちは熱燗を一杯ということになる。子どもたちはよほどこれが気に入ったと見えて、次女の家に結婚がきまった相手の両親が会いに来た時、長女と次女が子どものころ食べたタラちりを作って振るまったのには驚いた。恥かしくもあり、うれしくもあった懐かしい思い出だ。吉田健一の『私の食物誌』に湯豆腐についての記載が見える。「湯豆腐というのも、これからの季節には、人の身も心もあたためてくれるものだ。と...湯豆腐

  • サザンカ

    サザンカが青空に映える。モミジの紅も今日がピークのような気がする。テレビで明治神宮のイチョウがの黄葉が見ごろで、見物の人であふれている映像が放映された。こちらでもイチョウの黄葉が見られるので、北から進む紅葉前線というものはなくなったようだ。北も南も一度に紅葉が見ごろになっている。山茶花や高まるのみの雲一片渡辺水巴マイナポータルからメールが来た。去年もそうだったが、扶養親族申告書を電子申請することに。3年まえまで、郵送で送られたきた書類に記入して自書して印鑑を押して返送したのが、メールの書式で簡単に済ませられる。健康保険もマイナポイントに紐づけたが、電子証明書の有効期限が来年の誕生日に迫っている。市役所の窓口に行かなければ更新できないので不便だ。紙の保険証が廃止されので心配していたが、後期高齢者には紙の保険...サザンカ

  • 小春

    昨日、一気に寒気が来て瀧山が白くなった。室内も冷え込んでエアコンの暖房にした。朝の空気が冴えわたる。今日はぽかぽかな小春日和になるらしい。小春とは陰暦の10月、新暦の11月をさす。寒気が去って、風のないおだやかな日和を小春日和という。天気キャスターの倉嶋さんによると、アメリカではこの気象をインディアン・サマーと呼ぶと解説していた。本格的な冬を前に、恵まれた暖かな日を冬ごもりの支度のために平原に姿をあらわす。集団によってはこの季節は寒い冬を避けて南に異動していく一団もあったらしい。籬より蝶あらはれし小春かな大橋越央子作家の小島直紀は『老いに挫けぬ男たち』のなかで自分の病後を養うなかで二つの夢を語っている。一つはヨーロッパの旅をすること、二つはうまいものを食べることである。その合間に佐藤一斉の『言志四録』の一...小春

  • 紅葉の峠道

    小国の黒沢峠の峠道を歩いてきた。最後の紅葉を見るためであったが幸運にも天候に恵まれた。例年であればもう紅葉は終わっている時期だが、今年は暑い秋で時期がずれたことも幸いした。落ち葉をが積もる石畳は歴史の道だ。散り積もった落ち葉の上を歩くのは山歩きならでは醍醐味だ。ふわふわとした落ち葉の上は安心で、山道特有の怖さはない。十三峠は越後街道の別称である。越後の下関から川西町の小松まで、伊達植宗が開いた街道だ。越後からは生魚、塩が入り置賜からは青苧、たばこ、絹織物、米などが移出された。山間部に十三の峠を越えて荷物を移送、人の通行があった。かっての黒沢峠は積雪が多く雪崩が頻発した。そのため荒川の支流横川沿いに市野々に通じる現在の道に改修された。手の子の問屋横山五郎右衛門によって改修が行われ、切り石2,200枚を敷き詰...紅葉の峠道

  • 歩き方研究

    年を重ねると新しい発見が何より楽しい。最近の発見は歩き方の気づきだ。人間の身体は前身の屈筋と後ろの背筋で構成されている。歩く時前の屈筋ばかりを使っていると次第に前屈みになり背中を丸めた年寄り歩きになっていく。ユーチューブで教えてくれたのが後ろの伸筋を使ってまっすぐに伸び伸びとした歩き方だ。一歩右足を踏み出すとき左の後ろの足に意識を置く。こうして歩くととにかく疲れない。つい癖になっている屈筋を使っていることに気づいて歩き方を修正する。そのことだけがうれしく朝の散歩のモチベーションになる。楽しみがもう一つある。スマホの機種変更だ。しかも今注目の的になっているグーグルピクセル9。イルモの安いプランでドコモの仲間入り。ドコモのポイント生活がより身近になる。最新のスマホ機種が新しい人生のパートナーになる。変更を待ち...歩き方研究

  • ハーブの室内栽培

    気温が下がって戸外の樹々は日に日に紅葉のお色を変えてる。イチョウは黄色が濃くなり、木のもとに落ちが目立つ。ヤマボウシの赤は少し黒みを増して落ち葉へ準備が進んでいる。プラタナスは黄葉が半分ほど落ちたものもある。イチョウの銀杏は今年拾って冷凍にいて味噌汁に落として食べるのに一冬分の量になった。この3日ほど南に発生した台風の影響か少し気温が高く秋らしい過ごしやす日が続いている。ベランダのローズマリーを室内に入れた。バジルは小瓶にさして花を楽しんでいるが葉の部分を茎から切り水耕栽培を始めた。ローズマリーも穂を切って挿し木にして増やすことができるらしい。ユーチューブで検索すると挿し木の方法がたくさん出てくる。冬の室内の長い時間、ハーブの室内栽培の楽しみが見つかった。ローズマリーの挿し木をみていると、ユーチューブには...ハーブの室内栽培

  • 新そば

    秋の楽しみに新そばがある。おりしも天童高原の交流センターで新そばまつりが開催されている。高原で栽培されたそばを収穫して手打ちしたかおり豊かな新そばが賞味できる。山の仲間に誘われてはるばる天童高原まで行ったきた。急に寒気が来て上の面白山は樹々に雪が積もっていた。新そばと言えば思い出すのは大久保のあらきそばである。栗の屋に新そばとあり紙白し清水公照奈良東大寺別当の高僧もあらきそばの栗の柱の傍らで新そばを味わった。奈良といえば蕎麦はあまり食べず饂飩が主流だ。あらきそばの太うちは、うどんに匹敵する太さだ。新そばと紙に書いただけで、その年に初獲りの甘い蕎麦が口中に広がる。天童高原の新そばは、細切り麺。年に数回の催なので、そば切りも職人さんではないかも知れない。細麺だが香りは高く、蕎麦に甘みがある。あらきそばの向こう...新そば

  • 立冬

    今年の富士山初冠雪は今日、立冬の日であった。記録されているなかで最遅の初冠雪らしい。北海道の幌加内で平地で雪となり、車のタイヤも冬用に履き替えた。予報では月山や蔵王など山地の降雪が予想されている。つい半月まで暑い、暑いと汗を流していたが一気に冬が来た。とりあえず布団に毛布をプラスする。暖房器具が恋しい季節だ。アメリカでは大統領にトランプが復帰した。麗らかに且つ爽やかに冬立ちぬ相生垣瓜人テレビを新しくして増えてきたのがユーチューブの利用だ。室内で行う筋トレもさまざま。妻と二人で挑戦しているのが片足だち。椅子に捉まって片足で20秒、左右3セット。これでも十分効果があるが、踵と脹脛を壁につけて片足だち10秒、これも3セット。テレビの前に座りっぱなしにしないでこんな運動で足の筋肉が鍛えられる。ユーチューブの動画で...立冬

  • アロマ生活深化

    気温が下がっただけ空の色が深くなった。朝の風景は美しいが急な気温の変化は身体の変調をもたらす。どうやら自律神経が変調して体調を崩すらしい。そこで頼りになるのがアロマ精油だ。朝鼻水が出始めたのでコップに熱湯を注ぎ、ユーカリグロブロスの精油を一滴落とす。湯気とともに上がる精油の香りを鼻で嗅ぐ。さわやかな香りが鼻孔に広がり鼻水はすぐにとまる。それとは別に精油スプレーを数種類作っている。朝起きたとき元気になるローズマリーとバジルをブレンドしたもの。夜寝るときは枕もとでイランイランとオレンジスイートをブレンドしたスプレーを撒き、アロマストーンにオレンジスイートを一滴しみ込ませて枕回り置いて安眠を助ける。好きな香りのラベンダーにはペパーミントをブレンドして時おり散布して香りを楽しむ。パソコン周りにはヒノキの精油をアロ...アロマ生活深化

  • おでん

    11月は寒気とともにやってきた。スーパーに買い物に行っておでん種を見つけ急におでんが食べたくなった。秋になるといち早くコンビニにおでんの旗が立ち季節を告げる風物詩になっている。空の雲や樹々の色で季節を感じるのでなくコンビニの旗やおでんを炊く匂いに冬を感じる。なんとも情けないような気がする。冬になっておでんが食べたくなるのはおでん屋に青春の思い出があるからだ。最近はラーメン屋の行列ができるがあまりおでん屋に人が集まる景色は見ない。若者たちがあまり食べなくなったのだろうか。おでんはそもそも田楽からきている。コンニャクを湯がいて味噌をつけた簡単ものだが、発展して出汁を入れた醤油鍋に、コンニャク、大根、はんぺん、がんもどき、豆腐、くし刺しにした銀杏、卵など煮込んだものに変化していった。大鍋の汁は変えることなく使う...おでん

  • 歩く楽しみ

    十月が終わる。季節感が狂わされてしまったがカレンダーは残り2枚になる。テレビのコマーシャルには暖房器とスノータイヤが登場して冬が近くなっていることを知らされる。樹々の黄葉も次第に目につくようになった。ここへ来て歩く楽しみが見つかった。歩き方を意識して変えている。高齢になると歩く時前方を意識して足も前足、腕も前に振る癖がついている。ユーチューブで教わったのだが後ろ足を意識する。腕は後ろへ振るように意識する。このことを実践するだけで歩幅が広くなり姿勢がよくなる。歩くのが楽で長く歩いても疲れない。自然と歩きたくなりモチベーションが上がる。西脇順三郎の詩の一節を諳んじてみる。「寂しさ」武蔵野を歩いてゐたあの頃秋が来る度に黄色い古さびた溜息のくぬぎの葉をふむその音を明日のちぎりと昔のことを憶ふ二三枚の楢の葉とくぬぎ...歩く楽しみ

  • いつまでも記憶に留めたい風景

    長井の熊野山に登った。思いがけない眼下の雲海。長井盆地はすっかり雲海の下である。朝の霧が深かった。雲海の上には長井ダムとその上に尖った祝瓶山。この季節にこのような風景が突然に現れる。長い山登り生活で山の神様がご褒美にくれた至福の風景だ。しっかりと心の眼に焼き付けていつまでも記憶に留めておきたい。少し紅葉が見られたたが、今年は紅葉が遅れている。それだけに暑い、夏のような9月であった。秋らしい景色は遅れても、山の会の今年の計画も次第に終わりを迎えようとしている。山中で多くの人がこの山を訪れていた。聞けば米沢の山の会の今年の納会だという。どの顔もこの山の眺望を満喫して満たされた笑顔が溢れた。今年の山行は11月3回、12月2回ですべての計画が終了する。今回の山行グループに23歳の大学生が加わった。自分と同じ巳年生...いつまでも記憶に留めたい風景

  • 冷凍食品

    気温が下がって平地の樹々も紅葉を始めた。季節を動かす時間は早い。月山や鳥海山が初冠雪となり、北海道からは初雪のニュースが届く。朝の散歩で樹々の紅葉が次第に濃くなっていくのが分かる。せめて秋の深まりを色の変化に見て取るのを楽しみにする。秋から冬にかけての食品が気になる。冷凍庫を整理していたら、だいぶ前に作ったオクラの冷凍が出てきた。味噌汁に入れて食べてみたが味は全く変わっていない。自分が野菜作りをしていたころのものだからもう5年以上が経つ。冷凍という食品保存は乾燥や塩蔵に比べても優秀な技術であることの証明だ。最近は旬のものを食べるとこともいいが冷凍したものを食べる機会が多くなった。業務スーパーで買うことの多いものに、ひよこ豆、カボチャ、牡蠣、オクラ、エンドウ豆、玉ウドンなどがあり毎日の食事に取り入れている。...冷凍食品

  • 秋深まる

    一気に気温が下がった。朝の散歩も長袖にして一枚多く着る必要がある。霜が降りても不思議がないような寒さだ。夜の強風で銀杏がたくさん落ちた。拾って鬼皮を剥いて冷凍にする。この冬食べるほどの量になった。霜と言えば「月落ち烏啼いて霜天に満つ」。楓橋夜泊の詩を思い出す。寒山寺の鐘の音が船中に泊まる旅人のところまで聞こえて来る。秋の夜は寂しく暮れていく。マイナンバーカードの電子証明書の期限が来て、更新のために市役所まで行く。端末3台での対応だが、更新の人が多く待ち時間は30分ほどであった。待っている人がしきりにこぼす。「紙の保険証がなくて困るね。デジタルは随分不便だよ。」今日は妻の電子証明、あと二月もすると自分の更新にも来なければならない。せめて一度に手続きが終えたいのだが。ついでに総選挙の期日前投票を済ませる。24...秋深まる

  • 雨の温身平

    飯豊山の麓、温身平へ森の散策に出かけた。例年であればここのブナ林は紅葉の見ごろの筈だ。晴天後の気候が崩れてあいにくの雨になった。山の天気は目まぐるしい。ひとつ山を越えるごとに雨が止み、その先の山では篠つく雨。散策路の駐車場で雨は止んだ。紅葉しているはずのブナ林は少し色が変わったくらいで今年はかなり遅れている。歩き初めて10分、雨になった。持参した傘をさいての散策だ。途中ヤチダモの巨木を見た。かなりの老木と思えるが、幹回りは5年前より成長して5.3mとなっている。森の散策で雨になるのもまんざらでもない。雨で木々がイキイキとして元気がもらえる。何よりこんな雨のなかに深い森にやってきたという満足感もある。この記事を書き始めて3日も経った。高齢者には家事に思わぬ時間を取られる。ブログのカレンダーを見ると10月の投...雨の温身平

  • 小柴山

    尾花沢と大崎市の県境にある花立峠。この峠の左に禿山、右に小柴山(1055m)がある。峠への道は山形県側が通行止めになっており、ここに至るには鳴子温泉を経由して行く。この日張り出してきた高気圧に覆われて山は秋の青空が広がった。1000メートル付近の気温は寒からず暑からずで今年一番の山日和になった。朝方みごとな雲海が眼下に見えたが数十分できれいに晴れた。峠から小柴山の頂上まで約3.5㌔、瘤のようなピークが3つ、標高差にして530m、所要時間は4時間。秋のキノコが出始めていた。登山道は仮払いもあり、ゆったりとした傾斜で高齢者の脚にも優しい登山であった。尾根道から宮城県の集落が垣間見える。小沼を連ねたような黒いかたまりはメガソーラであった。スギの木立のなかに大きな面積を占める。自然の景観と対比すれば違和感がある。...小柴山

  • 銀杏

    公園のイチョウの木にたくさんの実がなった。いままで気づかなかったから今年から実をつけるまでに成長したらしい。秋の気候になって実が木のもとに落ちはじめた。以前は千歳公園やお寺のイチョウの木を探しに行ったものだ。実を拾って匂いのする皮を剥いて水で洗い、乾燥させて銀杏にする。封筒にいれてレンジでチンすると鬼皮がはじけてエメラルドグリーンの実が出てくる。熱いうちに塩をつけて食すれば格好の酒のつまみだ。尾花沢の親戚にイチョウの木があり、一冬で食べきれないほどの銀杏をもらった。朝の味噌汁の4粒入れて二人2粒ずつ毎朝食べる。ほのかな苦みがあり、秋の味覚は身体にいいと言われて食べ続けた。親戚の従兄も一昨年亡くなり、銀杏はスーパーから買うようになった。だが気候の異変か乾燥しすぎて実が固くなり食べられなくなり返品することにな...銀杏

  • 尾瀬の草紅葉

    山の鼻小屋に1泊して尾瀬ケ原の草紅葉を見に行った。台風の影響か予報は曇り、のち雨。てんくらもcマークが続いた。6月に小屋を予約済で今更変更もできない。思い切って計画を実行、すると奇跡が起こった。6日の日曜日はあがりの曇り、7日はさわやかな秋空が広がった。もう高齢で小屋泊まりも最後という考えでグループを2班に分け、早朝に至仏山に登る4名と脚のに自信のない尾瀬ヶ原散策グループが8名。一番驚いたのは人出の多さだ。家族連れ、ツーリズムの団体、若い人たち、外人客(欧米系)などなど。すれ違う人、追い越していく人、狭い二本の木道は鳩待峠から山の鼻まで、その先も延々と続いている。聞けば、尾瀬の植生を守るための道らしい。これほどの人が原のなかに道をつくると貴重な尾瀬の植生はたちまち失われてくらしい。草紅葉は今年の秋の暑さで...尾瀬の草紅葉

  • 不思議な秋

    昨日ほぼ真夏日。一転して涼しい朝。天高い青空のなかひときわコスモスが美しく、曼殊沙華は高温で白くなったような気する。ザクロが色づき、こぼれ萩が散歩道を彩っている。秋が深まっているはずなのに時おり夏がぶり返す。今年は不思議な夏だ。不思議と言いながら、これが定番の秋になるのかも知れない。今朝はローズマリーをお茶にして飲み、バジルとセイジの花を仏壇と食卓に飾った。春に植えたハーブが秋になってもう三月以上も花を咲かせる。かわいい花が仏壇に毎日飾ることができる。花屋の切り花を買う必要もない。先月の米不足は何であったのか。新米の季節になって米の値段が上がった。こんなに上がるのであれば生産調整など必要ないのではないか。昨日、医院でマイナ保険証を使った。暗証番号を間違って押してしまいロックされてしまった。ロック解除は市の...不思議な秋

  • 十月

    十月の声を聞いて歩くとふと懐かしい香りが立った。キンモクセイの花は香りで知らせてくれる。足元には曼珠沙華の赤い花が目立っている。暑い、暑いと言っているうちに秋も半ばである。この日、石破首相が政権についた。正論を言い続けてきた石破氏がどんな政治をみせてくれるか。内閣の布陣をみてもそんなに変わるとは思えない。スーパーの売り場で小さなサンマがこじんまりと並んでいた。新米も売り場に並ぶようになったが5㌔の袋が3000円を超えている。どの売り場も値段がすっかり変わってしまった。十月やこめかみさやに秋刀魚食ふ石田波郷もう七輪で煙をもうもうとさせて食べた秋刀魚も自由に手に入らない。庶民の秋刀魚も食卓から遠い存在だ。知人から栗をいただいた。十月にちなんで今夜は栗ご飯。剥いた栗10個、米4合、みりん大匙3,白だし大匙3、塩...十月

  • 蔵王の秋

    面白山の山行から3日。秋晴れを機会に、蔵王山の秋を訪ねた。坊平の仙人沢から中丸山を経由して蔵王熊野岳までの7.3㌔。標高差852m、実動5時間のタスクであった。面白山で少し足が馴れたのか、休み休み気の楽な山行だった。今回はルート企画者の好意で刈田駐車場に車をデポ、下りはほとんど車での移動となった。それにしても蔵王の秋は哀切きわまりない。害虫に侵されて枯れたアオモリトドマツの哀しい姿を見る一方で紅葉が始まっていた。熊野のガレ場のはわずかに咲き残ったコマクサ。立ち込めた霧が晴れていくなかの山行であった。熊野岳から見るお釜のコバルトブルーはかっての光景をそのまま残していた。自分の足でここまで来るのはもう最後か、という考えが頭をよぎる。しっかりととその景色を心眼に焼き付けておこうという気持ちが先行してカメラのシャ...蔵王の秋

  • 面白山

    面白山に登ってきた。約2ヶ月半ぶりの山行だ。暑い夏は、グループの計画が高く大きな山に限られているので参加できない。ようやく秋らしい気温にになって近くの手ごろな山行ができる。面白山は山寺と仙台を隔てる奥羽山脈の一角にある。仙山線の面白山トンネルはこの山の中を通っている。このユニークな山名は面(つら)白山の意味で、白い山肌を持つ山を意味したらしい。面白山の標高は1264m、この日のコースは長命水の分岐から三沢山を登り、ここから面白山へ登る。帰路はカモシカコースをとって長命水へ、ここから往路を出発地の天童高原キャンプ場へ。行程8㌔、高度差登り下りとも730m。所要時間6時間30分。コースタイムから1時間のオーバーとなった。2ヶ月半のブランクは足を直撃する。下りの急坂が足の筋肉をパンパンにする。ブランク明けの山行...面白山

  • 避難指示

    スマホの避難指示が何度も鳴る。自分の住んでいるところが危険なわけではないが、近くの山間部で土砂崩れや洪水の危険があるらしく地区の公民館などが避難場所になっている。自身警報ではないがスマホの着信音はびっくりするほど大きい。3時間ほどで指示は解除になったがその通知も同じ警報音だ。高齢者は夜になると避難できないので明るいうちに避難せよ、ということらしい。一夜明けて外を見ると昨日の雨がまだ降り続いている。雨足は弱く、咲きそろったシオンの花を濡らしている。北の山から紅葉の便り。しばらく休んでいた山登りを再開する。しばらく山の斜面から遠ざかっていた足はどんn反応を見せてくれるか。面白山、蔵王山。紅葉にはやや早いか。来月の尾瀬は紅葉を見ることことが目的。あと何回、高山の紅葉や花を愛でることができるだろうか。電報が廃止に...避難指示

  • 大谷の偉業

    雨が降る。秋だというのに梅雨の末期のような雨だ。庄内に線状降水帯が発生したようで洪水警報が出ている。なかなか穏やかな秋というわけにはいかない。テレビをつけるとドジャースの大谷選手が50-50達成のニュースが飛び込んできた。50本塁打、50盗塁という記録で長いメジャー球史のなかで誰も達成したことのない偉業だ。さらに加えて1本塁打1盗塁。いとも簡単にやってのけた。野球解説の誰かが言っていた。「最後の1本で苦しむ。50ー50の可能性は30%。」あと9試合、前人未到の記録はどこまで伸びるか。秋雨前線の憂鬱も、大谷の快挙で吹き飛んだ。彼にはもうひとつ投手という才能がある。手術のために今年は投手を封印している。投手の代わりに足で稼ぐ盗塁という技術を身につけた。もう野球界の天才というほかはない。大谷には寺山修司の名言が...大谷の偉業

  • 十五夜

    昨日、敬老の日。厚い雲が出ていつ雨になってもおかしくない天気であった。敬老のお祝いにカステラをいただく。敬老会もあって席が用意されるが、こちらは出席しなくなって5年にもなる。一夜明けると雲ひとつない好天。十五の月が見られるか。夕刻になって空は雲が出てきた。山の端に少し青空が見えているので一瞬見られるかも知れない。ススキが出て、スーパーには早生のリンゴが並んでいる。ススキやリンゴを供えて月見をする習慣もなくなってしまった。十五夜の手足ただしく眠らんと西東三鬼十五夜は芋正月ともいう。その日初めて収穫した芋や栗を供えて月に感謝の意を表した。旧暦の1月15日は小正月、この日も満月である。米を作るはるか前、人々は名月で一年が始まって、芋正月にその年の食糧を収穫して蓄える。そんな古い習慣こそお月見だ。柳田国男の『遠野...十五夜

  • 朝の3,000歩

    起き抜けにみた東の空は美しいピンク色に染まっていた。朝のゴールデンタイムは短い。カメラを取りに部屋に戻ったわずかの時間にそのピンク色は消え去り普通の日の出前の空に変わっていた。外へ出てみると、雨の水たまりが道にできている。さっきまで雨が降っていたのだろう。雨上がりに吹く風が肌に心地いい。昨夜の睡眠が足りたせいか足が軽い。草むらのコスモスが美しい花をさかせ満開の萩の花がこぼれて道をピンクに染めている。今朝も朝飯前に3000歩を歩いた。家に帰ってハーブの鉢に水やり、仏壇に線香を焚き、切り花をさし変える。朝のひと仕事が済むと気持ちいい一日が始まる。夕べ、ドアの外で虫の声を聞いた。ドアを開けて壁をみると、青い小さな虫が壁に止まって鳴いている。思わず写真に撮り検索したみた。出てきたのはマツムシ。草むらにいてはその姿...朝の3,000歩

  • 経年劣化

    ここへ来て身の回りのさまざまものが劣化迎えている。テレビの画像と音声がフリーズして止まってしまう。5秒ほどで回復するのだが、その頻度が年々頻繁になってきた。買って10年も経つので、人に聞いてみるとデジタルのテレビは10年ほどしかもたないないのだという。洗面所の水の流れが悪くなった。下にあるS字パイプを外してみた。長年たまったゴミがS字の前のパイプに黒くこびりついて流れを悪くしている。パイプの流れをよくする薬品を使用しても改善しない。プラスチックの素材が劣化して、触ると粉になって崩れるように破損した。まるで自分の体内の血流と血管を見せられるような気持ちだ。やむを得ず業者に依頼してこのパイプをそっくり交換してもらう。今までの水流が嘘のように音を立てて流れ落ちる。テレビはジャパネットに依頼して最新の4k液晶テレ...経年劣化

  • 秋の花

    残暑が厳しい。残暑というより真夏が9月になってもそのまま居座っている感じだ。昨日34℃、今日あ昨日より暑く感じる。それでも散歩道には秋の花が咲いている。秋の七草である萩の花が咲き、葛の花は咲き出して2週間もなる気がする。シュウメイギクのシオン、それから雑草にうもれるようにしてワレモコウが咲いていた。去年は同じ場所に咲くのでは探してみたが消えてしまったようであったが懐かしい花に出会えてうれしかった。ところで、『源氏物語』に、源氏の死後二人の若宮が登場する。一人は薫る中将で、この人の体臭がすばらしい芳香で、どこにいてもすぐに知られてしまうので出かけるのもままならなかった。この人に対抗意識を燃やすのは匂宮である。薫のような体臭はないので、着物に香を焚きしめたり、庭で愛でる花も香りに関するものであった。「すべての...秋の花

  • 一汁一菜

    今日、24節季の白露。散歩道の草むらに露が降りるようになった。虫の音が秋を感じさせるが、朝焼けのなかに萩の花がたくさん咲いていた。萩の花は万葉の時代から日本人に愛されてきた花だ。山上憶良に秋の七草を詠んだ歌がある。萩の花尾花葛花なでしこの花をみなえしまた藤袴朝顔の花憶良朝の気温は20℃ほどで歩くには一番心地よい。家事で妻を手伝うようになった一日の時間が一段と早く過ぎるように感じる。昨日、本屋で土井善晴の『一汁一菜でよいと至るまで』というエッセイを買った。料理家がさまざまな料理を極めた後にたどり着いた境地が一汁一菜であった。それは高齢になって活動量が減るとやむを得ず行きつく境地でもある。汁は味噌汁をさす。何を入れても美味しい味噌汁は具だくさんの栄養も補給できる魔法の汁だ。土井は相撲部屋のちゃんこ鍋をこの汁に...一汁一菜

  • 秋を歩く

    朝がめっきり涼しくなった。久しぶりの秋晴れの空のなかに立つ木の姿も美しい。蝉はいつのまにか鳴くのを止め虫の声が主役になっている。散歩道の田では稲穂が頭を垂れている。今年の米は豊作らしい。果物はどうか。気候の変動が農作物に強く影響する。昨日生協の売り場を覗いたら5年産の県産米5㌔袋が売り場いっぱいに積まれていた。米がないという、日本人全体の不安が世のなかを大きく動かす。微妙なバランスで成り立っている需給はみんなの不安で一気に売り場の棚を空にする。売り場に米が並ぶのを見て、「ない時はカップ麺や外食でしのいでいました」と語るお母さんがいた。米が無いと聞いて人々は過去を思い出す。戦後の食糧のない時代が頭に浮かび、近年の不作ではタイ米がスーパー並んだことを思い出す。同時に、大災害が来て米が作れなくなる日本を思い浮か...秋を歩く

  • 蓬生

    朝の散歩で気になることがある。長年歩いているとこの季節にはあそこの庭に桔梗が咲く、シオンの花はあの空き地とだいたい覚えている。今年になって、毎年きれいに手入れされて花が咲いていた庭や空き地にヨモギや雑草はたまた葛までが大きくのびているのを見かける。朝夕、雑草をとり庭や空き地で草むしりに余念のない人々が高齢か病気のために作業ができなくなっているように思う。尾花沢の親戚を訪れたとき、一家の働き主の病気で畑の草が腰まで伸びたときかされた時はたまらない寂しさを感じた。こんな光景を見て思い出すのは『源氏物語』「蓬生」の帖だ。ヨモギが大きく伸び、荒廃した邸に住むのは光源氏の世話を受けていた末摘花だ。源氏は須磨に流滴して3年、末摘花の邸を訪れる人もなく、侍従たちも一人去り、二人去りという案配で邸の荒廃はもちろん庭の手入...蓬生

  • 八月終る

    台風が四国、近畿あたりをゆっくり進むうちに八月が終わろうとしている。自民、立憲の党首選から総選挙へ。暑い夏が終わり熱い政治の季節が始まろうとしている。台風の中心の気圧が下がっているが、ここへ向けて吹き込んでくる湿った空気がまた恐ろしいほどの雨を降らそうとしている。八月が終わってもいtもの秋らしい季節がななかやってきそうにない。新しい月は長月というが、金田一春彦先生によれば長雨月からきている、とされている。ただでさえ九月は長雨が降るのに、台風の迷走で大雨が3日も続き、500㍉、700㍉という聞いたこともない雨量の雨になっている。先月新庄、酒田で降った雨が400㍉で驚いたのにたちまちこの雨量を凌駕してしまった。月を越えても台風はまだ東海のあたり。これから関東、東北で大雨が懸念される。昨日、トウモロコシを買った...八月終る

  • ドライハーブ

    台風が九州の方で猛威をふるっている。高齢になってできることは何もない。せいぜい外出を避けて室内でじっとしていることか。それでもベランダで育てているハーブの徒長した枝を刈り込んだり花を採って室内の小瓶に活けて楽しんだりする。切り取った枝を束ねて壁に吊るした。玄関先にほのかな香りが漂ってほっとする時間。枝の曲がり具合に個性があり何かいとおしさを感じる。高齢になって趣味が女性的になっている。山に入ってキノコを探すような元気はなくなっている。ハーブのいいところは苗から花、枝や葉の香りを楽しんだ後は枝はドライにしてお茶やポプリにして楽しめる。植物全体を成長に合わせて全部楽しめるのがいい。乾燥したハーブはエキスが凝縮してフレッシュのものよりも香りが濃いらしい。夏の間せっせと伸びた枝や葉はドライにすることで保存でき冬の...ドライハーブ

  • 米不足

    昨日、この地方では一番大手のスーパーのコメ売り場を見に行ったら張り紙があり、入荷できなく申し訳ありませんと断り書きがしてあった。売り場にはパックご飯が段ボール入りで置かれていた。農協系の産地直売の店に電話すると、品切れで新米が出るまでの入荷はないとのこと。毎日行っている業務スーパーは2週間ほど前から欠品で、入荷は未定という。ネットの売り場では、販売はしているがいずれも10月中旬入荷となっている。なかに3日後着のものもあるが、5キロ3000円と2倍近い値段になっている。今不人気の大阪の知事が政府の備蓄米の放出を要請というニュースが流れた。いろいろ情報を集めてみると、昨年の不作、外人客のおにぎり人気が原因だという話は嘘であるみたいだ。政府は主食の不足についての取り組みどうなっているのか明らかではない。新米が出...米不足

  • クエン酸

    永井荷風の日記『断腸亭日乗』を拾い読みする。昭和18年8月の記述には、出されたお触れ「婦女子は百姓袴(モンペ)を着用すべき」に触れ、赤坂、新橋辺の芸者のモンペ着用の姿がスケッチされている。その秋の記載には、草むらに鳴くコウロギを題材にした詩を掲げている。思わず荷風の詩を読み入る。そんな荷風日記も、昭和25年ころから、その姿が一変する。一日ほぼ一行、その日の気候と浅草に出かけて、踊り子の楽屋を訪ねたり、食事のことだけが記されるようになる。自分が書いているブログの、気がつけば3日も4日も空きができている。つい、書くことを先延ばすことが普通になってきた。成毛眞氏の「面白くないものを毎日投稿するくらいなら、3日ごとに真剣に書いたものを投稿する方がいい」という話を読んでからその傾向が始まった気がする。しかし実を言え...クエン酸

  • 処暑

    明日あたり処暑を迎える。台風とともに暑かった夏が終わろうとしている。予報では残暑が厳しいということだが朝夕の風に秋を感じる。草むらの虫の音が主役の座を奪おうとしている。ボードレールの「秋の詩」。われらまもなく冷たき闇に沈むらん。いざさらば、束の間なりしわれらが強き夏の光よ!われすでに聞く、中庭の甃石に悲しき響を立てて枯枝の落つるを。村上春樹の短編『蛍』を拾い読みした。友だちがくれたコーヒー瓶に入った蛍を逃がす場面が短編の締めくくりになっている。夏の終わりに近い季節には蛍の寿命は尽きるのか、どうか、それさえはっきりしない。瓶の中を登ったり落ちたりするが尾の先の光はその寿命を示すかのようにか細い。「蛍は何かを思いついたようにふと羽を広げ、その次の瞬間には手すりを越えて淡い闇の中に浮かんでいた。そしてまるで失わ...処暑

  • 夕焼け

    昨日、この夏一番の夕焼けを見た。美しいというよりは荘厳な感じを受ける。暑い日の残照が空の浮かぶ雲を染め上げ、空を支配する。太陽の圧倒的な力を感じるときだ。冬の日であっても、夕日が人を感動させる。夏目漱石の小説『門』から。「冬の日は短い空を赤裸々に横切って大人しく西へ落ちた。落ちる時、低い雲を黄に赤に竈の火の色に染めて行った。」それにしても暑い一日であった。あと何日、こんなに暑い日が続くのだろうか。中野鈴子という詩人がいた。1906年、福井県の丸岡町に生まれた。かの中野重治の妹として。数少ない女流詩人。プロレタリア文学運動で活躍した。「なんと美しい夕焼けだろう」という詩の一節を読んでみる。なんと美しい夕焼けだろうひとりの影もない風もない平野の果てに遠く国境の山がつづいている夕焼けは燃えている赤くあかね色にあ...夕焼け

  • キャンバ

    朝の散歩で気になるのは秋の訪れ。草むらからコウロギの鳴き声がはっきりと聞こえる。昼になると蝉が季節を惜しむように鳴いている。蝉と虫が気温に合わせて鳴き分ける、そんなハイブリッドな季節なのだ。アベリアの花でツマグロヒョウモンが蜜を吸っている。この蝶は年に5度ほど生まれる種であるらしい。春から越冬する秋にかけて、川筋に姿を見せる。キカラスウリの花が咲いた。花が終わって実が黄色になるゆえの命名らしい。昨日、本屋で『世界一やさしいキャンバ』という冊子を買ってきた。キャンバは趣味の会の情報誌の編集・印刷に使っているが、様々なデザインができる便利なツール。ブログの写真の編集にも活用している。この際もっとこのツールを使いこなして、これからのパソコン生活を面白くしていきたい。ドキュメントのテンプレートに「感謝日記」という...キャンバ

  • 台風

    台風が次々と発生している。今年は日本近海で発生する例が多い。発生から列島に近づくまでの期間が短くなっている。昨日の台風は千葉の房総半島をかすめた。娘が流山に住んでいるので状況を聞くと、雨がすごいと言っていた。電車も運休のところが多い。今日は台風一過の晴れ、残暑の照りつけは強烈なものがある。朝、散歩からから帰ってローズマリーのお茶を楽しんだ。浮かべた小枝の葉をかむといい香りがした。ミントのティーはなれてきたが、ローズマリーもベランダに植えたものが手近に利用できる。春から夏にかけてベランダを訪れる小鳥はヒヨドリであったが、夏から初秋にかけてスズメが近寄ってくる。チ、チ、と小雀と親雀の声の交換が行われる。カラスの塒が山形市の中央の公園にあるらしく、夕方隊列をつくって塒に帰る様子が見える。これに対してスズメは、小...台風

  • 萩の花

    散歩道に萩の花が3ケ所ほどある。少し足をのばして芸工大の裏の公園に行けば存分に萩が見られる。3ケ所の2ケ所では伸びた枝に葉だけをつけているが、花はまだ先のことらしい。坂巻川に沿った散歩道にある萩の枝が、風に吹かれて揺らいでいる。近づいて見ると、枝先に萩の花が見える。目を上に移せば上の方の枝には花が枝を飾るように咲いている。今年はじめて見る萩の花だ。咲いたばかりの萩の枝を、川沿いの道に吹く風がもてあそんでいる。はらはらとせう事なしに萩の露漱石秋草が風に翻弄される様子はさまざまな文章で描かれている。杉本秀太郎「花ごよみ」の一節を引く。「伏しなびいているものは地を這うばかりに低くあたまを下げているし、風に逆らってあたまをもたげているものもあり、風のなすがまま素直になびき、撓んでいるものもある。」ここの萩の枝は、...萩の花

  • 盆の入り

    お盆の入りは、妻の実家の墓参りが恒例になっている。心配された台風もやや北へそれて墓参りににはほどよい天気になった。朝、草むらにコウロギの声を聞いた。この秋、初めてだ。散歩道の庭にケイトウが咲き、玄関先にはバジルの切り花を飾った。台風が一つ去っても次が北上を待っている。台風のシーズンがやってきた。風の強さも、雨の降りも以前とは比べ物にはならないほど強大になっている。加えて南海トラフの巨大地震注意の報せが出る。能登の地震の復興も手つかずにいるのに、巨大地震に注意とはどうすればいいのか。災害が頻発するなかで、政府はもう少しやり方があるのではないか。できることを一つずつ、庶民が安心できる施策をとって欲しい。生きものの嘆きを虫も鳴きつげる木下夕爾メキシコの中央高原にテキラという寒村がある。18世紀の半ばの夏、この村...盆の入り

  • 涼風

    立秋を過ぎて、初めて涼風が吹いた。涼風のなかの朝散歩は気持ちがいい。t蝶に似たガウラの花が涼しげに風に吹かれている。昨日の雨で、うち続いていた猛暑が一段落というところだ。最近、睡眠も安定してとれるようになった。夜、エアコンをつけずに過ごしても快眠がえられる。気分を落ち着かせるアロマ、今使っているのはラベンダーのせいかも知れない。この時期、出回ってくる野菜にナスがある。油で炒めた総菜もいいが、味噌汁の実としてもナスがいい。さらに秋風が吹いてくると、ナスは秋ナスといってさらにおいしくなる。芭蕉が『奥のほそ道』でナスを詠んだ句がある。めずらしや山をいで羽の初茄子芭蕉いで羽には出端と出羽がかけられている。西行にも、思い出と出羽をかけた出羽で詠んだ歌があった。因みに、芭蕉は茄子をナスとせず、ナスビと読ませる。カブも...涼風

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