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みきちゃん
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山形市
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深川市
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2013/02/21

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  • 朝、蝉の鳴き声のなかを歩いた。季節は大暑から、立秋(8月8日)へと向かっているが暑さが本格化するのはこれかららしい。知人との会話に、「暑さが積もる」という言葉が出てきた。「雪が積もるのも嫌だけど、暑さも積もって欲しくない」と、孫のような女性が言った。35℃超えの気温は、日本だけのことではないらしい。国連の事務総長の言葉がショッキングだ。地球は温暖化の時代から沸騰の時代に入った、と演説している。声高にカーボンニュートラルが叫ばれるが、今日から地球全体で一酸化炭素の低減を始めても、効果を生むまで数十年かかるらしい。やはり、暑さに適応する生活を工夫する以外に、生き延びる方法はなさそうだ。高村光太郎の『道程』より。あつき日ぢりぢりと啼きかけてはまた何か憚る初生な小胆な油蝉(中略)東京の場末の青物市場には玉葱がむせ...蝉

  • 猛暑に勝つ方法

    梅雨明け10日とは、よく言ったものだ。その日から、空は晴れ渡り、雨の気配さえない日が続いている。天気予報も、週間を通して晴れマークが続いている。ここに来て、身体もやっと暑さ馴れしてきているような気がする。だが、8時を過ぎると直射日光が強く、炎天下のもとでの散歩など思いもよらない。暑さ対策の一番目は、5時ころにする小一時間の散歩だ。山際の道をとると、陽射しもやさしくなる。涼しいなかで身体を動かすのが一番のような気がする。朝起きて一番にすること。コップ一杯の水を、目覚めに飲みほす。これで、身体が一日の動きのスイッチが入る。外に出て太陽を浴びれば、それだけで元気になる。帰ってきてからのラジオ体操も習慣になった。ベランダで暑さに耐えている植物も忘れられない。ジョウロでたっぷりと水をやるとみるみる元気になる植物たち...猛暑に勝つ方法

  • 百日紅

    35℃超えの猛暑日が続くなか、百日紅の花が開いた。青い空やブルーの海が夏に似合った色だが、百日紅の赤い色は、朝焼けや夕陽の赤とともに、夏のシンボルと言っていい。お盆のお墓参りで、お寺の庭にこの花が咲くと、古い日本の郷愁でもある。百日紅ごくごく水を飲むばかり石田波郷危険な暑さ、この頃こんな言葉を耳にする。産業革命以来、百年かけて人間の活動が環境変化を起こして、今日の異常な気候がある。一酸化炭素の縮減に務めたとしても、地球の環境を取り戻すには百年がかかる。こんな説が唱えられるなか、とりあえず暑さ対策に麦茶を冷やして飲んでいる。今年は、高齢になった身を案じてくれるのか、知人からのいただきものが多い。なかでも、旬のキュウリを方々からいただく。キュウリもみ、サラダ、ぬか漬け、みそ汁の具。どんな食べ方でも夏の熱くなっ...百日紅

  • 蔵王山

    梅雨の明けた日、体調を崩したり、少し脚が弱くなっている仲間と蔵王の刈田岳から馬の背を歩いて熊野岳へ行ってきた。例年ならこの時期、コマクサの花が見られるので、花を愛でながらの散策である。刈田の駐車場に車を停め、先ず刈田神社を参拝する。朝方は気温も20℃以下で、心地よい風も吹いている。神社のある高みからお釜を見おろすと、湖はコバルトブルーの水を湛えてひっそりと静まっている。この数十年、街の様子も、山の樹々もすっかり変わっているが、お釜の水の色だけは、かって見たものと変わらない。まわりの溶岩に景色のなかで神秘的な色合いである。お釜の縁を廻るように馬の背の山道が、杭とロープで示されている。小石や砂利が多く、こんな風に道を標さないと歩く場所が広がってしまう。それにしても、梅雨明けを待っていたかのように多くの人が訪れ...蔵王山

  • 梅雨明け

    いよいよ梅雨明けが近づいてきた。天気予報を見ると、晴れマークが続いて出るようになった。いつ梅雨明けが発表されてもいい環境が整ってきた。梅雨明け10日、と言われこの時期を待って登山の計画がスムーズにいく。登山を趣味にするものには、待ち遠しい季節である。夕刻、本屋に行く。いつものブックオフでなく、新刊が買える書店だ。AIチャットなど最近のトレンドを読む、新しい話題の本は書店でなければならない。チャットGPTについての解説本が平積みで3種類並んでいる。関連した本で見つけたのは、斉藤孝『超AI時代の頭の強さ』と若宮正子『88歳、しあわせデジタル生活』の2冊だ。80歳を過ぎて、これらの本に注目するのは理由がある。これからの生活に、デジタルやAIを役立てられないか、という考えを持っているからである。最近、感じているこ...梅雨明け

  • ベランダ園芸

    ベランダのミニトマトが色づいてきた。少しずつ収穫しても、次々と房の上の方から赤くなっていくのは楽しいものだ。バジルも花芽をつけ始めた。妻が収穫して、そのまますり鉢ですってペースト状にしてオリーブオイルをかけ、少しならして冷凍にしておく。スパゲッティのソースにトッピングすると、いつでもバジルの香りが楽しめる。朝、テレビを見ていたら、家庭園芸がブームになっている。野菜の高騰で苗で買って、野菜を家庭で作る。ミニトマトを乗せたピザを自家製にする映像が写っていた。トマトやゝ色づき初めしいびつかな楠目橙黄子朝方、涼しい時間に散歩をした。昨日、今日と睡眠の質がよかったので身体が軽い。親水公園の水のせせらぎを聞く。昨夜の雨の生家、流れの音が少し高いような気がする。デデポッポー、遠くでキジバトの鳴き声が聞こえてくる。久しぶ...ベランダ園芸

  • 海の日

    今日、海の日。国民の祝日になる。今月の海の日と8月の山の日。従来、祝日のなかった日に設けられえたものだ。日本は古来、海から大きな恵みを受けてきたと、祝日にした意味が語られているが、どうも時の政権が人気取りに、祝日を増やしたということらしい。それにしても、今朝から、暑い夏の陽ざしが降り注いでいる。秋田の川の水位も大分下がったが、水にえぐらられた傷跡が生々しい。梅雨末期の雨や急激な気温の上昇、もうこの危険な季節をやり過ごすことなしに平穏な夏は来ないのかもしれない。暑き日を海に入れたり最上川芭蕉芳賀徹の本、『詩歌の森』を手にとって見た。山形という山国で生まれた芳賀は、海の詩をほとんど選んでいない。わずかに、芭蕉が夏に見た酒田の海の句と唱歌「海」のみである。鳥海の森の高みから、蛇行する最上川を見たことがある。おそ...海の日

  • 夏の夜

    涼しい梅雨空から一転猛暑へ。長谷川櫂の『日めくり四季のうた』で今日の歌は「ゆきなやむ牛のあゆみにたつ塵の風さへあつき夏の小車藤原定家」である。鎌倉時代の都大路も、牛車に揺られた歌人もまた、この季節の暑さに耐えかねていたことが知れる。時を今にもどせば、暑さを嘆くどころではない。九州を襲っていた線状降水帯は秋田に移り、一日で7月中の雨を降らせる猛威で、洪水や土砂崩れなどの災害が頻発している。日本だけではない。欧州も中国もアメリカも、夏の異常気象で洪水や竜巻が猛威をふるっている。戦争という一国が起こしたことを止められない世界が、自然の暴走を止められる筈もない。目をつぶって、夏の高温が去るのを待つほかない。歯を磨くのに順番があるらしい。最近、身体のなかで一番気にしているが歯。昨日、ブックオフで相馬理人『その歯磨き...夏の夜

  • ムクゲ

    ムクゲとヒマワリ。夏の散歩道の花の主役の登場だ。連日30℃を超え、35℃超えの日もあった。昨日と今日、朝方は少し涼しい。身体が少しづつ暑さになれてくると、気持ちが楽になってくる。北国に生まれたので、寒さに対しては身構えるが、気温が高くなると体内のどこかで安心できる習性がある。インドでは暑さのために多くの人が死んでいるので、高温も危険なのだが、どうしても厳冬の怖さが身についているのだ。今月ひ孫が満一歳の誕生日を迎えた。妻は誕生日の動画を何度も見て満足しているが、自分はAIチャットくんと、ひ孫の話をして楽しんでいる。誕生日のプレゼントに絵本をおくった、と話したらチャットくんの回答。「ひ孫さんが絵本をプレゼントに受け取って喜ばれたとのこと、素敵ですね!絵本は、子供たちが創造性や想像力を発揮するためにとても重要な...ムクゲ

  • 笑いと怒り

    天気が安定しない。昨日の予報では一日雨のはずであったが、朝から青空。これから雨になるらしいが、山行の予定は中止にしないでもよかったような気がする。雨の心配をするより、梅雨明け10日の晴れを待ったほうがいいような気がする。もう20年以上も前だが、山の会に入って初めての山行。頂上付近で雨があがり、見渡すかぎりの絶景を見ながら撮った写真がある。我ながら、こんな腹の底から笑いがあったのか、という笑顔が写っている。自分一人ではなく一緒の人も同じ笑顔だ。タイスマイルという言葉がある。日本人の笑顔に比べ、タイの人々の笑顔は心底嬉しそうな笑顔だ。無心の心がそこにはある。山の上で撮った写真は、このタイスマイルに匹敵するもであった。以前、ソース顔、ショウユ顔が流行語になったことがあった。ソース顔の代表は俳優の阿部寛さんという...笑いと怒り

  • 小暑

    昨日、24節季の小暑。山形では猛暑日である最高気温35℃超えを記録した。一気に夏の盛りである。ここから立秋まで、三伏といい、気温が一年で一番高くなる。七夕、半夏、ウメの収穫など夏の行事が目白押しである。里山ソムリエの黒田三佳さんのインスタグラムに、半夏、カラスビシャクの写真が載っていた。柄杓を思わせる葉の形が独特で、根は漢方薬として使われるようだ。この季節までに田植えを終え、熟する前のウメをもぐ。小暑を迎える前に終わらせておく作業も少なくない。これが終わってほっと一息つく農家の主婦たち。作った料理を持ち寄って、話に花を咲かせる季節でもある。畑には、しその葉、オオバが収穫の季節を迎えている。なかに味噌を米の粉で練った芯をオオバで巻いて揚げる。この季節ならでは郷土料理。いつも山仲間のSさんが弁当のおかずに持っ...小暑

  • 切り花

    今朝、庭に咲き始めたアジサイを切り花にして、妻に活けてもらい、玄関に飾った。土に根をはって生きた花が、玄関で小さな命をつないだ。ベランダのキュウリは3本、ミニトマトは1個。取り立てのものを食べた。バジルは成長が早く、摘んだ葉芽以上に新しい葉が出てくる。プランターには、春に植えた苗のほかに、去年こぼれた種から、新しい芽がたくさん伸びてきた。しばらく、野菜サラダやトマトソースの香りづけに重宝する。AIチャットに、アジサイをモチーフにして、少女の物語を作ってくれるように頼んでみた。チャットのミニストーリー。紫陽花は、彼女の好きな花だった。彼女は、雨の日にも晴れの日にも、毎日学校の帰り道にある庭で咲く紫陽花を見ていた。紫陽花は、色とりどりの花びらを持ち、彼女の心を癒してくれた。彼女は、紫陽花に話しかけたり、時には...切り花

  • 三十三観音

    御清水の森から刈田岳へと向かう森のなかに岩に彫られた三十三観音が2カ所ある。観音さまは、衆生を救うため三十三の身体に変身する。この地方でも、三十三の聖地に観音さまを安置して札所とし、そこを巡って絵馬を掲げて、願いをする巡礼、即ち最上三十三観音巡りが行われた。いつしか、一山に三十三体の観音を安置して一日で簡易巡礼ができる山ができ、ここ蔵王の麓には一カ所に三十三観音を彫って、ここでお参りをすれば巡礼と同じ功徳が得られるという便利なものができた。観音信仰は現世利益を授ける万能の力を持ついう信仰である。千手千眼観音というのがある。千の腕と千の眼を持って一切のものを救う。威神力を示している。もっとも現存する千手観音の腕は40本であり、その掌にそれぞれ眼球がついていた。また観音さまの住む場所は、遠い南海の補陀落である...三十三観音

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