ハンドル名
イプシロンさん
ブログタイトル
生かされるまま生きる
ブログURL
http://blog.livedoor.jp/ipsilon/
ブログ紹介文
ひきもり生活の改善と社会復帰を目指して、自分探しをしています。
自由文
かつて鬱病で引き篭もっていたオヤジの独白ノートです。時系列にそった自分史を書きあげ。今は適当に日々を生きている、オヤジの心の日記です。
更新頻度(1年)

97回 / 114日(平均6.0回/週)

ブログ村参加:2010/05/19

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イプシロンさんのブログ記事

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  • 小説・短編『ワルプルギス亭の足抜け屋』

           Ⅰ 必ずやるって決めたんだ。 耳障りな喧騒に目を覚ますと、俺はそう決断したことをすぐに思いだした。酔いつぶれたときに突っ伏したカウンターから上体をあげて、あたりを見まわした。 行きなれた場末のバー〈ワルプルギス〉の店内は薄暗かった。 そ

  • 小説・短編『オトゥール王の氷像』#15

    ――施 政―― オトゥール王の居城にある尖塔の巓(いただき)で、三葉のシャムロクが染められた白い旗が翻っていた。さながらそれは、梢の先でそよ風に煽られて、ひかえめに存在を誇示している、木の葉のようだった。雲一つない晴れた冬の空を臥所(ふしど)として、太

  • 小説・短編『オトゥール王の氷像』#14

    ――感 応―― だがトバイアスらを追いつめていた警護兵らは、救援のくる前に、腹中の宿痾(しゅくあ)を一刀のもと根絶せんと、敢然と襲いかった。しかし焦るあまりか、警護兵らから突きだされる槍や剣はことごとく空をきり、その度に瘴気漲らせる黒騎士隊が迫り、冥界

  • 小説・短編『オトゥール王の氷像』#13

    ――黒騎士―― クリフォーレ王を警護する兵ちは、権勢の幹からしたたる甘い汁を、あくまでも吸おうと決心しているのか、鍛えぬかれた体躯を誇示し、不敵に眦(まなじり)を吊りあげていた。傭兵くずれの者たちは、ご都合主義もあらわに、去就きめかねる面持ちで、対峙し

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#12

    ――悪 罵―― トバイアスの率いる二十余騎はまだらに血塗られた白雪に、蹄跡を刻み雪煙をあげながら疾駆していた。幾星霜駆けまわってきた戦場である、季節で風景が変わって見えようが、彼は脳裏には鮮明な地図を描けたから、道に迷わずクリフォーレ王の本陣とおぼしき

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#11

    ――奇 策―― トバイアスを主将とした決戦に向けての準備は急ピッチで進められた。居城から運び出される攻城兵器、各種武器防具の材料、柵を強化する木材や鉄が各所から砦に運び込まれた。活発な物流と人や物の移動は、国中に生気をもたらした。そんななか臣下や兵たち

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#10

    ――無言歌―― 楯に乗せられて砦に戻ってきたオルトンと、半ば木乃伊になった二つの遺体を、砦の中庭で出迎えたトバイアスは、茫然自失してただ立ち尽くしていた。城壁の上でたわいのなく互いの思いをぶつけあった日々、はじめてオルトンと出会ったあの日、馬上試合で槍

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#9

    ――犠 牲―― 湿原からたちのぼる朝靄のなかを、森のあいまを縫う小路を、なだらかな起伏が重畳する原野を、オトゥール王の臣下たちは、騎乗の人となり、クリフォーレ王の本陣を探した。馬沓で氷柱を崩し、轍を掘りまし、草ぐさを踏みしだく日々は果てることなくつづく

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#8

    ――幽 々―― 開戦から数年の歳月が流れていた。戦況は変わらず、砦を挟んでの睨みあいがいまだつづいていた。 そのあいだ、何度も両軍の衝突はあったが、どれも決め手を欠いていた。若きオトゥール王の軍勢は防御に徹することが多かった。ときには砦から、また、柵に

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#7

    ――膠 着―― 敗軍の将、トバイアスは馬を駆って走りつづけた。撤退する先は誰の目にもはっきり見えていたからだ。居城の手前に築かれている砦とそれを囲う堅牢な柵、最後の防衛線を目指して人馬はひたぶるに走った。時折、トバイアスの脳裏に同志の男たちの顔が浮かん

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#6

    ――勝 敗―― オトゥール王とクリフォーレ王の軍勢は、全軍と全軍がむきあったまま朝をむかえた。 前日のウィルフレッド隊の全滅をとした勇猛さと統制の見事さからか、豪気なクリフォーレ王は、むやみに攻勢に出なかった。他方、オトゥール王の胸に亡き臣下への弔いの

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#5

    ――戦 塵―― 朝霧が温もりに追いやられ、太陽が沖天へと近づいたころ、両軍の先鋒はたがいを視野にとらえた。赤地に三頭の獅子が描かれた旗が無数に翻っている。「知らせに間違いはなかったようだな」 馬上で旗印を睨みながらウィルフレッドは、行軍を停止させた。

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#4

    ――戦 雲―― 夜直にたっていたのはオルトンだった。昼間の遠出の疲れがいくぶん残っていたが、誠実と実直では人後に落ちない彼は、すぐに姿をあらわした。「なるほど、それは確かに危急である。だがまず、その濡れ鼠をなんとかせねばな」 オルトンは城内が恐慌状態

  • 夏目漱石『坊っちゃん』筆写#8

           七(のつづき) わかりすぎて困るくらいだ。この様子じゃおれの天麩羅や団子のことも知ってるかもしれない。やっかいな所だ。しかしおかげさまでマドンナの意味もわかるし、山嵐と赤シャツの関係もわかるし大いに後学になった。ただ困るのはどっちが悪者だ

  • 阿刀田高『アラビアンナイトを楽しむために』『ギリシャ神話を知っていますか』

     アラビアンナイトこと『千夜一夜物語』について語るのは難しい。300話ほどあるお話のいくつかを読んで語るなど不可能事だからだ。 ということで、記事にして残しておきたいのは、中近東の自然環境で生きることの過酷さゆえに、イスラム教やアラブの文化慣習が生まれたの

  • 色川武大『私の旧約聖書』

     再読はいい。初読のときには読み落としていた部分に気づくのだから。 ということで、今回は大きく分けて三つのことに気づいた。1)人は基準点(根源)を求める生きもの。2)選択しは必ずしも二つ(信じる、信じない)ではない。3)結局はやっぱり基準点は自分であ

  • 阿刀田高『新約聖書を知っていますか』

     非常に読みやすい一冊だった。 しかしいざ新約について語ろうと思うと難しい。旧約の場合、ユダヤ民族の歴史として読むこともできるが、新約は宗教色を抜きにして読むのはほぼ無理なのだから。 これは阿刀田さんも言っていることなのだが、その辺が新約を読む難しさな

  • 阿刀田高『旧約聖書を知っていますか』

    西洋文学を読むなら、新旧聖書の内容を概略であっても知らないと、表面をなぞるだけにしかならない。そのことに気づいたのは随分前だったはずだ。しかしだからといって、それじゃあ読もうと言えるようなものでないのが聖書なのではないだろうか。なにしろ大部なのだから。

  • 本能なき人間

    ルソーの『人間不平等起源論』にあった「人間には本能はない。本能があるかわりに自由意志がある」という言葉から、気づいたことがあった。といっても、半分は気づいていたことだが。つまり、ルソーの思想が正しいなら、人間は生まれたときは真っ白けだということだ。無

  • 2019年2月読書メーターまとめ

    2月、最も感銘をうけたのは、やはりルソーの『人間不平等起源論』だ。二度読みするつもりで、ざざっと読んだのだが、人間が「言葉」を獲得してゆく過程を推測したルソーの賢さに舌を巻くしかなかった。とこう書いてみたところで、全くというくらいルソーの凄さは伝わらない

  • 小説「タイトル別――インデックス(5)」

    【短編】『イラクの魔女うさぎ』 『行くでもなく待つでもない』 『聖者と小鳥』 古いケルトの伝承にある、井戸の神聖視、日常にある僧の朝の祈り、小鳥。アイルランドの素朴な自然観や宗教観のなかに見える美しさと永遠性の物語。『オシアンの歌――常若の国』一人

  • 小説「タイトル別――インデックス(4)」

    【掌編】『無邪気』ある日の夕方の買い物で出あった光景。それはほんのり可笑しかった。『雨のち晴れ』買い物にやってきた少女は困っていた。前からずっと欲しいと思っていたものを持ってレジに到着したのに、お金が足りなかったのだ。夕闇せまるなか、少女はなすすべ

  • 小説「タイトル別――インデックス(3)」

    太陽系の物語【倖と滉】 『紫電一閃』――太陽『大きなこころ』――月『五月の風まで待って』――水星 『謎はなぞのままに』――金星 『よく見てみれば』――火星 『世界』――木星 『旅立つものが残せしもの』――土星 『Distance』――天王星 『波』――海王

  • 小説「タイトル別――インデックス(2)」

    【黄道十二宮シリーズ】『イノのつぶやき』――おひつじ座『ゼウスもつらいの』――おうし座『哀しき双生児』――ふたご座『憎悪と羨望のはてに』――かに座『仇も情けも我が身から』――しし座『恋する冥界の王』――おとめ座『彼ら人間とは』――てんびん座『酒と

  • 小説「タイトル別――インデックス(1)」

    短編(1話~3話)・『愛すべき女神たち』――(恋愛・SF・ファンタジー・完結)・『婚約指輪が壊したもの』――(文学風・恋愛・完結)・『聞こえない声』――(散文・完結)・『凧の糸』――(文学風・完結)・『生きたことを生かす』――(文学風・完結【あの男シリ

  • 町山智弘のアメリカ流れ者

    興味のある人は、1時間24分から聞いてみてくださいな。町山さんの話しの肝は、アメリカから見ると日本人の人権感覚や社会問題への意識が希薄すぎるいうことだ。そしてそれが見事に芸術創造の分野にも現れてしまっている、という日本の現状の情けなさだ。だから日本じゃ

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#2

     若きオトゥール王は己が信念と現実との乖離に苦悩し、自室に閉じこもって食事さえろくに口にせず、沈思に耽っていた。 もはや騎士の時代は終わった。自己の身を守りたいなら、国という単位を見つめて、協調しあわねばならぬ。なぜ彼らはそれをわかろうとせんのか。時代は

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』プロット

    ・隣国と戦争が起こることでようやく、政治に戻る。・12年に及ぶ戦いで、つぎつぎと臣下を失う。・だが、内外への政治手腕が次第に功をそうして、戦争はやみ、国内の立て直しに奔走する。・それから10年、内外の政治に邁進し、隣国との関係も国内問題も非の打ちどころがな

  • 小説・短編『オトゥール王とその鵞鳥』#1

     若い王は怒気も露に立ち上がった。「予の前で遺恨試合はならぬ!」 毅然とした王の声が轟いた。 上階から見える広間では甲冑の騎士が二人、剣を抜きはなち、睨みあっていた。 折れた槍、割れた盾。いきり立つ馬をなだめようと手綱をとる者たちの姿から、馬上槍試合

  • 小説・短編『イラクの魔女うさぎ』

     頭から黒い布で全身を覆った女が、足早に通りを駆けていた。 砂岩造りの建物が閑散と立ち並ぶ街路にほかに人影はなかった。女が急いでいる狭い路地を砂まみれの風が、不気味に唸りながらよぎった。町は死にかけていた。空から陸から蹂躙された町の家屋は、あるものは瓦礫