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2009/10/24

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  • 誰かが私の心を傷つけることは可能か

    「あの人のあの一言で私は傷ついた」 などと言ふことがあります。 この場合、あの人が私を傷つけたと私は思つてゐるのですが、傷ついたのは私の体ではなく、私の心でせう。言ふまでもないほど当たり前なことのやうに見えますが、こゝでちよつと疑問を呈したい。 「誰かが私の心を傷つける、といふことは本当に可能なのか」 といふ疑問です。 誰かが私の体を傷つけるといふことは可能です。誰かがナイフを持つて私の脇腹をぶすり...

  • 自分たちの心を大切に守る

    私たちにとつて結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択でした。(小室眞子さん) 私は眞子さんを愛しております。一度きりの人生を愛する人とともに過ごしたいと思つてゐます。(小室圭さん) (記者会見 2021年10月26日) 眞子内親王が小室圭さんと結婚し、いよいよ皇室を離れていかれることになつた。長年の思ひを実らせて結婚にまで至られたこと、心からお祝ひ申し上げます。 今...

  • 女性の特権

    邪馬台国の卑弥呼が当時の魏の皇帝に使者を送つて外交を展開し、「親魏倭王」の称号を受けたことが「魏志倭人伝」に記録されてゐます。しかし「邪馬台国」も「卑弥呼」も、いかにも漢字が怪しい。 「邪馬台」はふつう「やまたい」と発音するが、この表記は当時の中国における「以音(声をもちいる)」といふやり方で、日本語の音を漢字で表記するとき、わざと見下げた感じを使つたのでせう。多分発音としては「やまたい」ではなく...

  • 僕はこの中学に入りたい

    日本テレビで新しくスタートしたドラマ「二月の勝者」を面白く観てゐます。 舞台は「桜花ゼミナール」といふ中学受験塾。吉祥寺校の校長として赴任したのがスーパー塾講師の異名を持つ主人公の黒木蔵人です。 この塾は生徒たちを偏差値で3つのクラスに振り分ける。 Ω(オメガ)クラスは偏差値が57以上のエリートクラス。Aクラスは49から56のミドルクラス。そしてRクラスは48以下(これを黒木は「お客さん」と呼ぶ)。 さうした...

  • 無敗の前科者代議士

    今、衆議院の選挙期間中、『無敗の男』(常井健一)を読んでゐます。副題に「中村喜四郎 全告白」とある。 これまで中村喜四郎の名前を特に意識したことはない。偶々あるところで「これまでの選挙14戦14勝、選挙の鬼」といふやうな文句を目にして興味を持つたのです。 選挙に連戦連勝といふ議員は他にもゐやうが、中村の場合は、途中にゼネコン汚職の嫌疑で1年半の実刑判決を受け、それでも選挙に負けなかつた。ふつうでは考へら...

  • 「出会ひ」は偶然か

    前回の記事で、 「誰かが思いがけなくあなたの人生にかかわってきたら、そのひとはどんな贈り物を受け取りにやってきたのだろうと考えなさい」 といふ神の言葉を紹介しました。 「誰かが思いがけなく私の人生に関はつてくる」 これを何と言ふのかと考へてみると、まさに 「出会ふ」 と言ふのでせう。 「出会ふ」を辞書で引くと、5つくらゐの意味が書かれてゐますが、その中で私たちがふつうに理解してゐるのは、 「人・事件など...

  • 真実の私を満足させる贈り物

    誰かが思いがけなくあなたの人生にかかわってきたら、そのひとはどんな贈り物を受け取りにやってきたのだろうと考えなさい。… あなたのところへやって来るひとはみんな、贈り物を受けとりに来るのだ。それによって、相手はあなたに贈り物をする――あなたの経験、そして真実のあなたを満足させるという贈り物だ。 こんな単純な真実がわかれば、すべてのなかで最も偉大な真実が見えてくる。わたし(神)があなたのものへ送るのは天...

  • 私の中の林檎

    丸テーブルに私と2人の友人が座つてゐる。テーブルには林檎が1個置いてある。 「世界の中の林檎」といふ客観的な視点で見れば、テーブルの上に林檎は1つしかない。しかし「私の中の林檎」といふ主観的な視点なら、3人の中にそれぞれの林檎が存在してゐるのです。 世界の中の林檎は、私の一存で扱ふことができない。私がそれを独占しようとすれば、あとの2人はそれを阻止しようとするかも知れず、奪ひ合ひが起こる可能性もある。 ...

  • お経「雨ニモマケズ」

    雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテヰル …… 『雨ニモマケズ』宮沢賢治 宮沢賢治が特に好きといふ訳ではなくても、上の「雨ニモマケズ」は日本人でほとんど知らない人はゐないでせう。もちろん全文を諳...

  • 「原理」を悟ると思想家になる

    私たちは、(「原理」を)絶対視すると愛情が流れない。「原理」が思想に固まってしまうのです。 「原理」を消化した自然人間(本然たる人間)になるようにと、人間を正常化する目的なのに、「原理」という理念にとらわれてしまっているのです。 そうなると、結局一つの思想家になって、豊富な人間性をもった人間同士の関係が崩れ、孤立しやすい。私は「原理」を悟ったと、悟ったそのものに主管されて、結局、盲目になりやすい危...

  • 私の中の「三位一体」

    人生の悩みの大半は、直接間接に人間関係に関はつてゐると言つていゝでせう。どうして人間関係に難しさが伴ふかといふと、自分自身の中の人間関係に原因があるのではないかと思ふ。 私の中の人間関係とはどういふこと? 私の中に何人もの人がゐるのか? 自分は自分、ただ一人ではないのか? ■私の中に3人ゐる? 一見すると、私は私で一人しかゐないと思はれる。しかし、私の中には少なくとも3人の人(人格、あるいは心)がゐる...

  • KAWAII私

    脳科学者の茂木健一郎さんが 「『KAWAII』は対立とか闘争とか争ひとか、さういふものと無縁な世界だと思ふ」 と言つてゐます。 「かわいい!」 といふ価値評価は、日本では若い女性を中心に圧倒的な人気を誇つてゐると思ふ。 それに対して、 「KAWAII」 は、日本だけではなく世界中で通用するブランドになり得る。茂木さんが敢へてアルファベットで表記するのは、さういふ意図があるのかといふ気がします。 「きれい」とか「美...

  • 自分の小さな正義は要らない

    久しぶりに介護日記です。 脳梗塞を起こして入院し、1ヶ月後に退院してから、早いもので8ヶ月以上が経つ。日々1ミリづつ弱つて来てゐるやうな気はするものの、大過なく過ごしてゐます。 今日の夕方、もうそろそろ夕食を食べさせようかと、様子を覗きに行つてみると、部屋にウンコ臭が漂つてゐる。「またやられたか」と思つて目を凝らしてみると、ベッドのすぐ下に太いバナナ状のものが転がつてゐる。そのすぐ横には、尿漏れパッ...

  • 「問題」は自分の中にしかない

    前の記事で、小学生の娘が友だちとの関係で問題を起こした出来事を紹介しました。父親はそれを賢明に対処できたとも言へるのですが、もう少し深く考へてみたいと思ひます。 娘が友だちから仲間外れにされたと感じて、つい 「あんたなんて、死ねばいゝのに」 と口走つてしまつた。 その話を聞いて、父親は娘の「思ひ」と「手段」をきちんと分けて受け止め、娘と一緒に問題解決に取り組んだ。それは賢明な対処だつたと思ふのですが...

  • 無意識の自動再生を一時停止する

    ある方の体験談です。 小学生低学年の娘があるとき、友だちに向かつて 「あんたなんて、死ねばいゝのに」 と言つたといふ。それが友だちの親伝ひに、自分たちまで伝はつてきた。 小さい子どもとは言へ、穏やかならざる言動なので、親としてもどう対処したものかと悩むところです。母親は慌てたが、父親は少し考へた。 ■「思ひ」と「手段」を分ける まづ、どういふいきさつでその言葉が出たのかを確認すべきだと思ひ、娘に事情...

  • 治療で死ぬな

    今日我々は、「闘ふ」といふ表現をよく使ふ。ちよつと使ひすぎではないかといふ気がします。 「テロと闘ふ」「犯罪と闘ふ」、さらには「貧困とも闘ひ」、「少数者の権利獲得のためにも闘ふ」。「再挑戦」と言へばよささうなところで「リベンジ(復讐)」と言つたりもする。 ほとんど無意識のうちに「闘ふ、闘ふ」と繰り返してゐます。 日本では間もなく衆議院選挙が行はれる。すると、日本全国の小選挙区ごとにいくつもの政党が...

  • 誰がわたしに聞かうとするか

    知り合ひのブログに、「自己牧会プログラム」実践者の印象的な体験談が紹介されてゐます。 その体験談によると、プログラムを実践し続けることで神を感じることが増える。面白いことには、こちらからは神に語りかけてゐるつもりでもないのに、ふいに神からの声が聞こえるやうな体験をするのです。 例へば、その人には、長年親しくつき合てゐる友人がゐる。長年の友人だから、自分の名前を一番たくさん呼んでくれた人だらうなと思...

  • すべてのことに「十一条」の心を持ちなさい

    あなたがたはまた「どうしてわれわれは、あなたの物を盗んでいるのか」と言う。十分の一と、ささげ物をもってである。あなたがたは、のろいをもって、のろわれる。あなたがたすべての国民は、わたしの物を盗んでいるからである。 わたしの宮に食物のあるように、十分の一全部をわたしの倉に携えてきなさい。これをもってわたしを試み、わたしが天の窓を開いて、あふるる恵みを、あなたがたに注ぐか否かを見なさいと、万軍の主は言...

  • 2つの円が重なり合ふ

    『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド)は1994年に全米ベストセラーの第1位になつたらしい。確かに面白い小説です。 著者のレッドフィールドは、所謂プロの作家ではない。本業はセラピストで、本書は最初自費出版だつた。それが口コミで広がり、大手出版社が目をつけて版権を買ひ取つたといふ。いかにもタイトルに相応しい経緯です。 ペルーで、ある「写本」が発見される。それには古代の予言として9つの知恵が記されて...

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