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2009/10/24

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  • 愛情深い、自己中心的な私

    人生に特別な相手が現れて自分が満たされたと感じる、というのは非常にロマンティックだ。だが、人間関係の目的は、相手に満たしてもらうことではなく、「完全な自分」――つまりほんとうの自分という存在を丸ごと――分かち合う相手をもつことだ。… 人間関係では、それぞれが他者について心をわずらわせるのではなく、ただただ自分について心をくだくべきだ。… 最も愛情深い人間とは、最も自己中心的な人間だ。 (『神との対話』ニー...

  • 自民党総裁選女性候補者に注目する

    男性と女性それぞれの社会的役割について、『神との対話』の中で言及されてゐます。 それによると、人類歴史の初期には、母系社会であつた。そして、統治者の地位や宗教的な権力者の地位をはじめ、商業、科学、学問、癒しの領域などでの影響力のある地位も、すべて女性が握つてゐた。全般的な能力において、女性が男性を上回つてゐたのです。 それなら、男性の実情はどうであつたのか。男性には、女性の卵を受精させる力と、力仕...

  • 無敵の人

    天下無双の剣豪と言へば、日本では何と言つても宮本武蔵でせう。彼はその生涯で、名の聞こえた数十人の剣豪と真剣の果し合ひをして、無敗だつたとも言はれる。 文字通り「無敵」の剣豪です。 有名な彼の肖像画を見ると、彼は両手に刀を握つてゐる。ところがその手は下方にだらりと垂れてゐて、何の構へもない。誰かとこれから一戦交へるといふ姿にはまつたく見えないのです。 しかしこの立ち姿を彼は、 「構へあつて、構へなし...

  • 「甘受」から「機会」へ

    最近の記事で何度か 「『義務』はない。『機会』があるだけだ」 といふ神の言葉について考へてゐます。 私は教育部長だつた最後の数年間、原理講義をするときに「復活論」を強調するやうになつた。「復活論」の中でも、特に「悪霊の再臨復活現象」です。 こゝに「甘受」といふキーワードが出てきます。悪霊が直接間接に与へる「苦痛」を「甘受」することを通して蕩減条件が立つ。その条件をもつてその人も悪霊もともに復活すると...

  • 目指すゴールは、「私の幸せ」

    前回の記事「義務と機会」で 「他との関係において、義務は一切ない」 といふ神の言葉を紹介しました。 そのこととも関連があるやうな気がするので、前にも一度ご紹介したことがある夫婦問題カウンセラーのアドバイスを再び取り上げてみます。 夫婦にはさまざまな問題が起こる。仲がこじれる。会話がなくなる。どちらかが浮気をする。離婚の危機に陥る。… 問題の形はいろいろ違つてゐても、大切なことはいつもただ一つだとカウ...

  • 「義務」と「機会」

    義務ではなく機会、それが宗教の要石であり、本質的ないのちの基盤である。そこを逆に考えているかぎり、いつまでたっても肝心なことがわからないだろう。(『神との対話』ニール・ドナルド・ウォルシュ) この世には義務が溢れ、我々はそれに縛られてゐる。さう思つて暮らしてゐます。 日本国憲法も「教育の義務」「勤労の義務」「納税の義務」を定めてゐる。結婚すれば、夫としての義務、妻として...

  • Mr.Xとの対話

    「ときどき、ふと、どこからともなく不安が襲つてくることがあるのです」 「どんな不安ですか?」 「例へば、毎日母の介護をしてゐるでせう。こゝ数ヶ月は体調が崩れることもなく、食欲もあるし、排尿便通も正常です。すると、かういふ状態でかういふ生活がこれからもづつと続いていくやうな気がしてゐるのです」 「それは悪くないですね」 「さうなんですが、ときどき、体調がちよつとおかしくなるときがある。そのとき急に、...

  • それぞれの「世界の定義」

    =目次= 中世における世界の定義 中世の世界観が崩壊し始める 人それぞれ、世界の定義は違つてゐる 『聖なる予言』(ジェームズ・レッドフィールド)の主人公がペルーへ向かふ飛行機の中で1人の歴史学者と同席します。彼はニューヨーク大学の歴史の助教授ウェイン・ドブソン。 2人は初めて偶然に会つたにも拘はらず、同じ目的でペルーに向かつてゐることが分かる。話が弾み、ペルーに到着後も行動を共にする約束をします。 ド...

  • 信仰といふ名のイデオロギー

    あなたがたの宗教は神を偉大な謎にして、神を愛するのではなく、神を恐れさせている。宗教はあなたがたの行動を変えるのにほとんど役立っていない。あなたがたはいまも殺しあい、非難しあい、「間違っている」と相手を糾弾する。… だから、わたしの観察によれば、宗教はあなたがたのめざすところではなく別の場所に連れていく。 (『神との対話3』ニール・ドナルド・ウォルシュ) 駐留米軍が撤退するや否やアフガ...

  • 神はプロセスである

    はじまりは神である。終わりは行為である。行為は創造する神、あるいは体験された神である。 一瞬一瞬に神は自らを表現している。それはあなたがたを通じて行われている。あなたがたは、神がどう創造されるかをつねに選択している。 わたしがあなたを創造したのは、あなたがわたしを再創造できるようにするためにである。これが私たちの聖なる仕事である。これがわたしたちの存在理由である。 わたしはプロセスの結果ではない。...

  • 三度私を否定するだらう

    親愛なる者たちよ、わたしはいつもあなたがたとともにいた。あなたがたから離れたことはない。わたしはあなたであり、あなたはわたしであって、わたしたちは決して離れない。それは不可能だからだ。 (『神との対話3』ニール・ドナルド・ウォルシュ) そら、ごらん。いいかね。「オンドリが鳴く前に、あなたは三度、わたしを否定するだろう」。あなたの考えによって、わたしを否定する。あなたは言葉によって、わたしを否定する。...

  • さうであるかのやうに、行動しなさい

    でも、どうしてそんなことが可能なんですか? 二つの基本的な原則を適用することによって。 わたしたちはすべて一体である。 充分ある。 それは、そうしたいですよ。だが、どうすればいいか、わからないんです。決まり文句をくり返すだけでなく、道具(ツール)を与えてください。 いいとも。それが公平というものだろう。これが道具(ツール)だよ。 「そうであるかのように、行動しなさい」 (『神との対話3』ニール・ドナル...

  • 証拠を探さない

    先日の記事でも紹介した夫婦問題カウンセラーの話です。 パートナーが浮気をしてゐる気配を感じたとき、浮気の「証拠」を探すかどうか。カウンセラーは「探さないほうがいゝ」と言ふのです。 浮気の決定的な証拠を握つて離婚を迫り、有利な条件で慰謝料をもらはうといふのがゴールなら、証拠を探してもいゝでせう。しかしもし、元のやうな円満な夫婦関係を取り戻したいといふのがゴールなら、証拠は探さないほうがいゝ。 証拠を...

  • 無制限で自由な愛と結婚

    わたしが言つたのは … 人間という種は、無制限で永遠で自由な愛を経験したいと切望するということだ。結婚という制度は、永遠を創造しようとする試みだった。結婚によって、生涯のパートナーになることを約束しあおうとした。だが、「無制限」で「自由」な愛の創出にはあまり役立たなかったね。 (『神との対話3』ニール・ドナルド・ウォルシュ) 前回の記事「許す神は良い神か」で、...

  • 許す神は良い神か

    ある夫婦問題カウンセラーがネット動画で、 「浮気・不倫相手からパートナーを取り戻す方法」 について教へてくれてゐます。 このテーマは、単に個別の夫婦の課題であるにとどまらず、敷衍すれば神と人類の課題でもあり得る。さう思ひながら聞いてみると興味深いので、紹介してみます。 「取り戻す方法」といふからには、パートナーを取り戻して元のやうな夫婦関係に戻りたいと願つてゐることが前提です。その前提の上で、カウン...

  • 「解釈」を変へる

    人生はどのやうに動いていくものか。その仕組みを少し分析してみようと思ひます。 冒頭の図は、人生の循環を表してゐます。「出来事」から「行動」まで5段階の工程があり、その内「解釈」から「思考」までの3つは私の内面で進む工程です。 ①まづ、何らかの出来事が起こる。 ②その出来事の意味や理由などを私が解釈する。 ③その解釈によつて、それに対応した感情が生まれる。 ④感情に基づいていろいろな考へが生まれる。 ⑤そして...

  • 私は、有つて有る者

    モーセが40年間の荒野生活の後、イスラエル民族の解放者となるべく神によつてエジプトに遣はされようとするとき、モーセが神に尋ねます。 「私がイスラエルの人々のところへ行つたとき、『あなたを遣はした方の名は何といふのですか?』と聞かれたなら、何と答へたらいゝのですか」 そのときの神の答へが 「私は、有つて有る者」 といふものでした。 「有つて有る者」。これを英語版聖書では、 「I am who I am」 と表現してゐ...

  • 誰が運転席に就くか

    車で繰り返し同じ道を走つても、いつも助手席に座つてゐる人は意外とその道を覚えない。あるいはまた、しよつちゆう電話をかける相手があつても、その人の電話番号をスマホの電話帳に登録してゐると、決してその番号を空で言へない。 自分のほかに何か頼れるものがあると、人の脳はサボる、といふか、消費エネルギーを最小限に抑えてしまふ仕組みになつてゐる。脳科学の専門的な知識はないが、何となくそんな気がする。 脳の省エ...

  • 最高の祈りのかたち

    思考のコントロールとは、最高のかたちの祈りだ。だから、良いこと、正しいことだけを考えなさい。否定的なことにこだわり、闇のなかにいてはいけない。たとえ、ものごとが荒涼として見えても、いや、そういうときこそ、完璧さだけを見つめ、偉大さだけを表現し、それから、つぎにどんな完璧さの実現を選択しようかということだけ考えなさい。 (『神との対話3』ニール・ドナルド・ウォルシュ) ...

  • 無為自然なる「老年的超越」

    「老年的超越」といふ概念があるやうです。私もつい最近知つたのですが、初めて提唱されたのは1980年代。スウェーデンの社会学者ラルス・トルンスタムが、多くの高齢者を観察しながら発見したものです。 どういふものかと言ふと、 「高齢期に高まることが見て取れる、物質的・合理的な世界観から、宇宙的・非合理的な世界観への変化」 です。 高齢期になると、内面の感じ方、世界観が変化するといふのです。 こゝで言ふ「高齢期...

  • 幸福な人生のパラダイム

    ほとんどのひとは、何かを「もって」いれば、何かが「できる」、そうすれば何かに「なれる」と信じている。彼らは存在――行為――所有というパラダイムを逆転させている。じつは宇宙では「所有」が「存在」につながらない。逆なのだよ。 (『神との対話3』ニール・ドナルド・ウォルシュ) 本来の人生のパラダイムは、「存在」(何かである=be)→「行為」(何かができる=do)→「所有」(...

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