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2009/04/26

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  • 「桃を買いに行きたい」 桃好きの君がその言葉を二十年も封印していたのは息子たちが幼い頃はそれだけの為に遠出するのは気が引けただろうし息子たちが大きくなるとそん…

  • 月曜と木曜はゴミの日

    家族が四人から二人になってゴミの量が随分と減った半分くらいかと思っていたのに現実は三分の一ほど個人が出す量にかなり差があって僕はといえば殆ど出さないと思ってい…

  • 手に取るように

    「明日何時に出る?」「から揚げを揚げた都合に合わせるよ」「えっ、何で知ってるの?」「君の考えは手に取るように分かる」「え〜、そうかなぁ」「うん、そうだよ」本当…

  • 棚から革靴

    次男がバイト先で革靴が必要らしいということで京都まで持って行くことに妻は京都へ行くチャンスを虎視眈々と狙っていたがここに来て棚から革靴思いは通じるというのは勝…

  • 高枝切り鋏のポテンシャル

    洗濯物を落として二階と一階の間の縦樋に引っかかっているので取ってほしいと言う高枝切り鋏で二階からも一階からもやったけど届かなかったと言う自分でなんとかしようと…

  • 空蝉

    ちょっと伸びすぎた枝を剪定鋏でおとしていたブ部ブ武ブ分僕の胸にぶつかって西の空に消えて行ったよく見れば枝に空蝉君が鳴いていなかったのはまだその時じゃなかったか…

  • それはそれで問題があるらしい

    「ちょっと首が痛いので下向いてもいいですか」「あっ、じゃあちょっと上げますね」お昼ご飯を食べていてあり得ないほど硬いものを噛んだ歯の詰め物だったすぐに歯科へい…

  • 午後四時の情景

    雨が上がったばかりの生暖かい空気の中を歩くとぽつりぽつりと名残りの雨粒があちこちで跳ねるぴょんぴょんと草を咥えた小鳥が跳ねるように歩く点滅信号でボタンを押すと…

  • 文明の利器

    家のプリンターの調子が悪いでもコンビニがあるから困らないそういやデジカメもビデオカメラも使わなくなってDVDに焼いた写真や動画も見ないしCDを聴くことも殆どな…

  • パジャマに映った光の粒

    シーグラスの光が床を揺らした朝遅く起きた君は立ち止まることもなく横切って朝ごはんの支度を始めたもう随分と昔から僕らは自分の朝ご飯は自分で作るというルールだ昔な…

  • 消えた匂い

    夕方に窓を閉めようとふと顔を出したら色んな匂いがやって来た昼間に照らされて崩れそうな土の匂い何処かの晩ご飯だろうかミートソースの匂い何かは分からないけど毛むく…

  • 午後三時半の情景

    窓を開けて空を見上げると真っ白で何も見えない梅雨の谷間の快晴に脳が追い付かない青い空と白い雲を見つけるのに二秒ほどかかったその間に帰って来た君は洗濯物を取り入…

  • 中途半端

    「僕は何事にも中途半端やからね」「そうなの?」そうやねじゃないのは君の優しさか?そうかなじゃないのはそんな気もするからか?自分で客観的に見たつもりと実際の客観…

  • 見えない塩に見つけられて

    おはぎ屋さんはカレー屋さんから車で1時間の所にあったはち切れた胃のまま運転してやっと着くと店が閉まっていたただのドライブになったねと君は笑った僕はそれでも良か…

  • 見えないカレーに食べられて

    家を出たのは昼過ぎで美味しいカレー屋さんがあるらしいと言うのでお昼ご飯を食べに行った君のオムカレーの玉子は中が透けて見えるほど見事に薄く焼かれていて僕のカツカ…

  • 見えない雨に打たれて

    梅雨時の曇りは見えない雨が降っているその雨は家じゅうのあちこちにまで入り込んで触れるもの全てを濡らすおかしな話だけど外に出ないと体の中まで濡れてしまう「何処か…

  • 宣言

    十回のつもりがつい十五回に筋トレをしているといつもやり過ぎてしまう性格なのか癖なのかそれで結局体を痛めてしまうこれではいけないとやっと気付いたのがつい最近とい…

  • これでよし

    シャワーを浴びればなんとかなると思っていたこの眠気が流れ落ちてシャキッと目が見開くとなぜだろうそう思っていたのに湯船に浸ったとてもぬるかった失敗したと思ったの…

  • 四度目の電子ピアノの修理

    いつもの手順で分解ここまでに三十分かかった今回初めてハーフタイムを取り入れアイスを食べて頭と体をクールダウン前回のアルミ缶を切った板を残しておいたのが役に立つ…

  • ファとソ

    二度ある事は三度あるとは言うけれど三度があれは四度もある四日前に修理した電子ピアノの今度はファとソの鍵盤が下がったままになってしまったこの修理に必要なのは気力…

  • シフトチェンジ

    就職と入学が重なって息子二人が同時に家を出るという環境の変化に戸惑ったけれど三カ月ほどしてやっと夫婦二人の生活に慣れて昔のようにふとした思い付きで二人で出掛け…

  • 小さなもの

    雨が上がって梅雨雲の切れ間に小さな夕焼け探さないと見つけられないような小さな赤に思わず拍手歩き始めたばかりのような幼子が何処へ行くでもなく歩き回って「そこには…

  • 贈りもの

    この春に遠くの地に就職した長男から荷物が届いたワールドカップで日本が勝ったお祝いか夏至のお祝いか父の日のプレゼントかのどれかだろうこのアイスコーヒーは瓶入りで…

  • 三度目の電子ピアノの修理

    電子ピアノの真ん中辺りのドが下がったままになってしまったここまでは順調に分解できたでもこの後どうするのだったか外したい金具が外せない「そんなことまでする人はい…

  • 無邪気に笑って

    朝早く起きられたので夜にしようと思っていたことを前倒しで全部やったなんて気分のいい一日の始まりかこれなら毎日早起きをとはいかないのが人の常それが出来るのは選ば…

  • せんたくものよろ

    梅雨晴れの明るさに懐かしさを感じるのはなぜだろうでも沈丁花の葉が日差しを浴びて嬉しそうに揺れるのは分かる気がする君の置きメモには『せんたくものよろ』その意味は…

  • 朗報!

    時間が足りないと嘆く人に耳よりな話を手に入れた 生成AIによると将来的に一日が27時間になるらしい 潮の満ち引きは地球の自転を遅らせる効果があって10万年で2…

  • 水軒川

    河口に近いこの場所では大潮の干潮時に水が殆どなくなる魚たちは海へ避難したのか姿は一匹も見えない潮の満ち引きは40億年以上前から正確に続いているらしいこんなに身…

  • つい最近、銀河系の隅っこで・・・・

    携帯キャリアの変更手続きで疲労困憊してしまった 1ヶ月以内にあれとこれをして下さい あれとこれをしょうと思ってもログインに苦労したりサイト内をウロウロしたりサ…

  • リサイクルショップ

    楽器オーディオパソコンカメラ 思ったより安くて綺麗でどれも宝の山に見える ウロウロしているといらない物を買ってしまいそう 心には隙間がいっぱいあって何かを挟ん…

  • セイロン

    それは正論だったスリランカじゃなくてセイロンだでも正論は慎重に言葉を選ばないと事態はさらに悪化するしかも斧を振り下ろすんじゃなくて斧の柄でコツコツとノックする…

  • 甘い誘惑

    「クリームパンいる?」妻が指に付いたカスタードクリームを舐めながら僕に言ったのは9時40分過ぎだった「いらないよ。9時過ぎてるから」僕はちょっと前から夜9時以…

  • 「!、そうします」

    その人は不機嫌な部下一人の為に頭を痛めていた不機嫌な理由が分からずその部下は今日休みなのでどうしようもない思い悩むだけ時間の無駄だと言っても「そうは思うけど・…

  • この世の楽園

    六月の梅雨の合間に見せる青空からやわらかい風が降りて日陰では肌寒く日向ではやや暑く薄い上着を纏って一歩二歩と歩めば心地よく小高い丘に草原があれば夕方まで寝入っ…

  • 待ち受け画面

    「トーマス・マックナイト風にして」スマホの待ち受け画面をAIに作ってもらうことにした「縦長にして」「ソファはいらない」「建物は宮殿風に」「窓を大きく」「宝箱か…

  • 桔梗

    かすれた青紫の星と目が合ったこれが桔梗か名前に馴染みはあるけれどこれがそれとは思わなかった小花好きの僕がこんなに大きな花に魅入ったのは傍に置いて知らない僕を見…

  • 眠れない夜

    眠いのに眠ってしまうのが惜しい夜がある学生の頃は毎日がそうだったのは何故だろう懐かしい音楽を聴きたかったり昨日観た映画を思い出したり漠然としていて色も形も分か…

  • 黒魔法の使い手

    その日の仕事は昼までだった家に帰って驚愕の事実に恐れおののいた僕が持っているソックスの中で一足だけ5本指のものがあった指先が五分割されていてご丁寧に親指の入る…

  • 時間の味

    メーカー修理に出していた次男のパソコンが帰ってきた保証期間内なのでSSDを無償交換 今回はどうにもならないという事を確認して納得するのに中途半端な知識が邪魔し…

  • (涙)

    仕事から帰るとキッチンに見覚えのある人がいやそうじゃなくて見覚えのあるTシャツを妻が着ていた「あれ?もしかしてそれ僕のじゃない?」「そうよ。もう着ないでしょ」…

  • オープンだけどフラット

    「今日はやたらとお客さんに話しかけられたよ」嬉しがる訳でも迷惑がる訳でもなくフラットな顔で話す君に「それは君がそういう雰囲気になっていたからじゃないかな」「そ…

  • 遠くない未来、銀河系の端っこで・・・・

    このまま進めばAIがアメリカの大統領になんて未来があるかもそして真っ先に排除すべきは地球を汚している人間と判断され電力を止められて200年前の生活にそこではた…

  • もう一人

    久しぶりに会った友はぎっくり腰になっていた「油断した」整体師の彼は自分がもう一人いたら治してもらうのにと歯がゆそう僕だって自分がもう一人いたら仕事に行ってもら…

  • 午後0時半の情景

    空一面が白く濁って穏やかに曇った日は街の全てが色薄く見える昨日アゲハ蝶が飛び回った木に小鳥が枝から枝へと跳ねている産み付けられた卵を探しているのか大自然の自然…

  • 計り知れない何か

    一時もじっとしていない君を捉えるのは至難の業だどうやら君は卵を産み付ける場所を探しているようで本能か使命か最も安全な場所を見抜かなければならないその様子を僕は…

  • トンガッているから

    ゴメン水遣りしたいので隣の鉢に移ってくれないかなまるで葉っぱのような色でじっとしているから気が付かなかったけれど君ってトンガッているから見つけてしまったよ聞こ…

  • AIか人間か

    カスタマーセンターに電話したとても混んでいるので1を押せばAIが相手する2を押せば人間が相手する前日に AIとチャットをしてらちがあかなかったので迷わず2を押…

  • お久しぶりです

    三日ほど寝不足が続いて身体のあちこちに小さな変化昔に痛くなっていて治っていた所がお久しぶりですと顔を出した治ったと思っていたのは治まっているだけでちょっとのき…

  • あるよあるよおおありよ

    調子の悪いパソコンを引き取り修理にしたのに前日にメールが来てちょっとコレを試して欲しいって試したけど駄目だと返信すると時間切れなので再度予約してってメーカーサ…

  • 火打石とライター

    ミシンは直ったけれど次男のパソコンの調子が悪いあれこれ手を尽くしてもダメで僕の所に回って来ただけど僕の頭はWindows7で止まっている次男のWindows1…

  • 朝から・・・・

    夜9時過ぎると何も食べないと決めているけど妻が二日に一回は言うの忘れていたけどこんなのあるよと甘い物を見せてくれるそのたびに9時過ぎてるからと断るけどわらび餅…

  • 試行錯誤

    何も予定のない休日だったちょっと裁縫をしようとミシンを出した厚い生地のせいかミシンの音がおかしい針が折れた下糸が出ない修理に出そうか買った方が安いと言われそう…

  • 思い出が教えてくれること

    ちょっとした思い出を拾おうとしたつもりがAIのおかげで広く深く掘り起こされて思ってもいなかった情景に心が大きく揺れたそんなつもりはなかったのに身体まで大きく揺…

  • 狙い撃ち

    仕事が終わると朝降っていた雨が上がっていた干していた合羽はすっかり乾いていて自転車の前カゴに押し込んだ職場を出て30秒ほとで雨が降って来た上着が水玉模様に染ま…

  • あんな奴とこんな奴

    「あんな奴と知り合いなのか」何十年も昔に堅い目の会社でサラリーマンをしていた頃友だちの弟が兄のお使いで僕に届け物を持ってきた弟は誰の目にも分かるやんちゃな格好…

  • 帽子

    「帽子を買ってもいい?」フードを被ると不審者になってしまうから帽子が欲しくなった「いっぱい持ってるやん」引き出しの中から帽子が五つ出てきたけどそれはもう何年も…

  • 不審者

    僕はサングラスとマスク姿で自転車を漕いでいた午後四時の日差しはまだまだ強くて後頭部が熱いたまたまパーカーを着ていたのでフードを被ってみた布一枚でこんなにも違う…

  • 特別ないい香り

    キッチンから溢れた油の匂いがリビングを占領しようとしていた「お香焚いてもいい?」「油とお香が混ざったら大変なことになるからダメよ」妻は明日京都へ戻る次男に持た…

  • 脚立の上の景色

    脚立に登ってシマトネリコの剪定をしたいつも見上げていた木は横から見ると全く違った表情を見せてくれた京都で一人暮らししている次男が大阪で朝まで遊んでその足で和歌…

  • 夕暮れの空

    得体の知れない物が現れそうな空に期待と不安が絡み合っていた久しぶりに会ったその人は役職が二段階上がって体もふた周り大きくなっていた「久しぶりやね」人懐っこく笑…

  • 理にかなった生き方

    スイカズラの花は最初は白で受粉後は黄色になる白い時は蜜があるので虫たちへの目印になるようにそうしているらしいなんて素晴らしいシステムかそれなのに子供の頃はスイ…

  • この世は理不尽で溢れている

    夕方に木の剪定をしているとアゲハ蝶がフワリと飛び立ったお休みの所を邪魔して悪かったなと思う代わりにどこに隠れていたのか蚊がやって来てやたらと纏わりつくそりゃあ…

  • 本当に終わらない会話

    インドアかアウトドアかアクティブかそうでないかひとりがいいか大勢がいいかやりたい事がない趣味がないと嘆く二十歳過ぎの女性に三十歳過ぎの男性が質問していた女性は…

  • 65インチと55インチ

    妻のスマホの機種変更で家電店に行くとあれやこれやと言いくるめられて機種変更に加えてスマホキャリア乗り換えが家族四人分と光回線の乗り換えで10万以上のポイントに…

  • 遅い朝のはじまり

    目覚めると誰もいなかったこんな朝もあるんだと新しい環境に戸惑う戸惑ったまま家じゅうの窓を開けたけど辺りはあまりに静か小鳥のさえずりもないのはもう充分に遅い朝だ…

  • 再調整

    IHクッキングヒーターの上に無造作に置かれたそれは確実に僕を誘っている午後10時を過ぎていた午後9時以降は何も食べないと決めてまだ日が浅いだからここ数日を無し…

  • こぼれ種

    玄関アプローチのエリゲロンが満開にでもこれは段差の2ミリ程の隙間にこぼれ種が入って咲いたもの全く意図してなかったのにまるでそこに植えたようそんなつもりじゃなか…

  • 誤差の範囲

     「半分食べる?」差し出されたのはお皿にのったドラ焼きだった「あっゴメン。九時過ぎたら食べないようにしてるんだ」時計を見ると九時二分だった「あっそう」お皿はテ…

  • Win-Win

    長男は夕方に東京へ帰って行った和歌山からは五時間これが長いのか短いのか僕には分からない彼がいる間テーブルの上には物が溢れ今もそのままで僕が着なくなったスーツを…

  • そこにある場所

    帰って来た息子たちは各々友だちと会うのに忙しいそれが当然だしそうでなくては心配になる実家はただそこにあって合間にひと息つける場所でいいそれ以上なにも求めずなに…

  • 非完璧のススメ

    あっしまった!と思った時にはもう遅かったなんのきっかけだったか夜9時以降は何も食べないでおこうと決めていたパリポリパリと煎餅を食べ終えてふと時計を見ると10時…

  • 大都会

    家族で大阪の梅田に遊びに行くと僕にとっては十数年ぶりで余りの変わりように大驚き田舎もん丸出しで首も頭も目玉もキョロキョロキョロリ色んな人の色んな服装そう来たか…

  • 3-0.5+0.5=3

    家族四人が揃って何度か大笑いした後「晩ご飯は何が食べたい?」「なんでもいい」「肉!」という訳で家で焼肉当然のように食べ過ぎた僕は体重がプラス3キロからプラス2…

  • いつも向かい風

    強烈な風だった大きな木が真横になって大騒ぎしている風穴が開いたような雲はちぎれて地球の反対側まで飛ばされているだろう何故だろうかいっだって僕には向かい風のよう…

  • 自分では気付かない

    出勤時に自転車で何人かの歩いている人を追い越す自分では気付かないのだろういつも右肩を下げて歩く人がいる腰の調子が悪くて近くの整体で診てもらった写真を撮るのでち…

  • 気まぐれの構造

    偶然が二つ重なって思いついた言葉を君はなんの脈絡もなく発してひと握りの乾いた砂を床にばら撒く僕はその砂を両手でかき集め水で濡らして君の言葉を作る奇跡的に上手く…

  • ある晴れていた日に

    特に目覚めが悪い訳でもないのにどんな事でも上手くやれなさそうな気のする朝ってある昼ご飯にパンを買いに行くけど駐車場はいつも一杯だし空いていても狭くて停めにくい…

  • 午後五時半の情景

    太陽はもう滑り落ちそうな位に傾いているのに日差しはまだ強くて頬が火照る久しぶりにウォーキングに出ると街の様子は季節が進んで華やかになっていた一歩一歩を急ぐこと…

  • 痩せなくちゃ

    もうちょっと痩せたら?腰にシップを貼ってもらうのに肌着を捲り上げた時だった2キロほど太ったからねどうして?どうしてって正月に太ってそのままなんだよ2キロって凄…

  • ある晴れた日に

    特に目覚めがいい訳でもないのにどんな事でも上手くやれそうな気のする朝ってある君の誘いにも食い気味の二つ返事で少し遠出していつもは買わないような串刺しの鯖の浜焼…

  • ああ玉子焼き

    今日の玉子焼きはふっくらと上手く焼けたお弁当に詰めて仕事先での昼休み最後のひと口は玉子焼きというのがマイルールだった弁当箱を手に持って食べていて七割は食べ終え…

  • 捨てられないもの

    「もうこれ捨てていいかな〜?」手渡された箱を開けるとスター・ウォーズに出てくる宇宙船のフィギュアが入ってた十数年前だったかスーパーの玩具菓子のコーナーで幾つか…

  • ピカピカの

    長男が小学一年になる時に買った鉛筆削りは中学生になる頃には鉛筆よりもシャーペンを使うようになり次男も同じ道を辿りついに隅っこに追いやられたそんな鉛筆削りは僕が…

  • いつもの朝ごはん

    花粉と黄砂がつらい取り出した目玉にみたらし団子のタレを塗ってきな粉をまぶして元に戻したようなつらさそれなら涙を流してもとっても甘くて救われるのだけどでもみたら…

  • やっと知ったこと

    寝違えてしまった恐らく人生初のこと昨日日頃は車の運転をしないのに6時間ほど運転をしてその内4時間半は高速道路だった多分体のあちこちに力が入っていたのだと思うも…

  • 野暮

    薔薇が咲いた薔薇はあまりにも薔薇なのでそれ以上の言葉を探すのは失礼だし野暮だろう妻が眼鏡を買うのに付いていってついでにサングラスを買った「私のより高いやん」で…

  • 窓を開けて

    花粉症だけど家じゅうの窓を開けたほんの少しひんやりした空気が家じゅうを巡って室温を下げるけど「そんなに着て暑くない?」と言われる程に重ね着しているからこれで丁…

  • 夕方の風

    夕方の風は渦巻くように吹いてウォーキングに行こうよと誘ってくれるけど雑草を引いていた妻があとは任せたと言ってソファに座り込んださてどうしたものかパパっと草を引…

  • 春の風

    北に向かって自転車を漕ぐ僕を眩しい朝日に晒された北風が押し返そうとするけど乾いた風はあまりに心地よくて頬がゆるむ一年中こんな天気だったらどんなにいいかと時々顔…

  • 気付いて

    その人は退勤間際になって急に早口で喋り出した娘のスイミングで知り合いになった人が会うたびに鼻毛が出ていていつもその鼻毛にハナクソがくっついているので気になって…

  • 君の魔法

    鉢を覆うほどのオキザリスの隙間からダールベルグデージーが顔を出した孤軍奮闘というのかその生命力に目を見張る幼い頃の長男は目覚めて玄関から飛び出ると「花さん、お…

  • 心ほどけて

    一本の電話で昨日から考えていた今日の予定がすべてひっくり返った急に出勤することになった妻は部屋の模様替えの途中でレンチンした冷凍バスタを食べて出かけて行った妻…

  • 嵐のあと

    春の嵐でブルーベリーの花が半分ほど散ってしまった風の当たらない場所に異動させておけばよかった後悔は何時だって先に立たないでもあちこちで咲き誇っていた桜もほとん…

  • 不本意にも

    前回の献血から12週間が経って献血が出来ますよとメールが来た行ってみると400mlの血液と交換で280mlの飲み物を二本くれたこの時点で体重はプラスだけど血に…

  • ちらちらと

    新しい環境が穏やかに始まった二十数年前の子供がいない生活だあの頃何を思って生きていたかは庭先の枯れ草と一緒に放っておこうこの先何を思って生きていくのかは明日の…

  • スカスカ

    育ち盛りの二人が居なくなって冷蔵庫はスカスカに食器も幾つか持って行ったから食器棚にも余裕がという訳でおやつ用に小鉢を買ったカブの絵のお陰で罪悪感が多少は消える…

  • シフトチェンジ

    実は次男の引っ越しの時に腰を少し痛めてシップとコルセットでなんとか過ごして完全に治るのに1週間かかった痛さ具合から三日ぐらいで治るとの目論見が見事に外れたこれ…

  • キャッチボール

    久しぶりに会ったその人は饒舌だった沢山の言いたい事と沢山の聞きたい事がバランスよく投げ分けられてキャッチボールが楽しいそうなるとお互いどんどん早口になるからふ…

  • 塩辛くて酸っぱい綿菓子

    心配してもどうにもならないことをあれこれ考えるのは不毛なことだと昨日は思っていただろうし明日もそう思うだろうだけど当事者となった今日の今ならどんなに振り払おう…

  • 母の発想

    京都へ引っ越しした次男が五日ぶりに帰ってきた生活してみて必要だと思う物を取りに帰ってきた電車で帰るから持てる荷物は限られてるけど母は手作りのから揚げを持たせる…

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