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2009/04/26

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  • 餅とビートルズ

    年の瀬にビートルズを聴きながらオーブンの中の餅が膨らむのを腰をかがめて待つ思わぬ場所から膨らみ始めて人生ってそんなもんだと思うあんなにカチコチだったのにこんな…

  • 微塵もない

    男に騙されても騙されてもまた騙されるあなたよくよく話を聞くと騙されたとは微塵も思っておらずだから繰り返されるのだけどだから微塵も傷付いていないあなたに過去はな…

  • 綺麗だな

    県庁所在地ではあるけど我が街はしっかりとした田舎メインストリートに灯ったイルミネーションはちょっと寂しいけどそれなりに頑張って人も時間もお金もかけているこの世…

  • 午後五時の情景

    ちょっと行って来ると言う僕に君は珍しく何処へ行くのと言った驚いてタイミングを失くした僕はじゃあと言って家を出たなぜかな夕焼けを見て来るって言えなかったのは五分…

  • 粗塩

    昔の歌が妙に心に染み入るのはどういう訳だろうあの頃は心の何処にも引っかからず素通りしていった歌なのに年を取ったと言えばそれまでだけどそれだけじゃない何かが粗塩…

  • 空からの贈り物

    雲から日差しがこぼれてふわりと空気が浮き上がるから僕の足も軽くなって体じゅうの細胞がざわめくばったり出会った知り合いが車のフロントガラスを拭いていた鳥に糞を落…

  • 君の手

    握手しなよと促されても僕が右手で自分の左手を握ってその場を繕えずにいると君はあっけない位にあっさりと両手を差し出した僕は右手を左手から離し君の両手の間に滑らせ…

  • 出口のない迷路

    真面目で正直すぎる君がいくら答えを探しても流行りの歌みたいな答えしか見つけられなくて行き場をなくしてしまった君の質問は単純だったけど君自身の生活が複雑でねじり…

  • 大自然の理

    歩道を埋め尽くしていた銀杏の葉はすっかりなくなって吹き溜まりで寄り添っている見上げればほとんど裸の枝のどれもが空を目指していて銀杏の次の1年はもう始まっている…

  • 今年を振り返る

    といっても何も思い出せない世間では色んな出来事が確かにあったし一喜一憂したような気もするでも個人的に何処かに行ったとか何かをしたということはなく平坦な1年だっ…

  • 同類

    「ワタシあの人と一緒に仕事するの嫌なんよ人の悪口ばっかり言ってるし自分が一番賢いと思ってるし」「はぁ、そうですか〜」「そう思うでしょう?」「まぁ、そうですかね…

  • 小さな氷の粒

    霰混じりの雨だった小さな氷の粒が上着の袖の上で弾けたり止まったり滑り落ちたり見とれて自転車のハンドルのグリップを電柱で擦った手に持っていた手袋を落としたヨタヨ…

  • とんでもない損失

    冬は嫌いじゃなかった嫌いだと思って過ごすのはとんでもない損失だと思ったとんでもない寒がりなのに嫌いじゃないと思うようにしていたけど無理しているのも分かっていた…

  • あの隙間の向こう

    あの隙間の向こうは目を凝らしても見えない目を閉じて深呼吸して体の力を抜いて自分を脱いでいくまだ何も見えないけど存在を感じるあの人の顔は思い出せるのに名前が思い…

  • 原点昇華

    久しぶりの馴染みのカフェで新しく仕入れたと茉莉花茶をポットで出してくれたこの香りにはなぜか懐かしさを感じる昔よりもっと前の前世の記憶だろうかバッタだったかもと…

  • 男の気持ちと女の気持ち

    「あなたは男の気持ちを全く分かっていない」そう言われて目を丸くして驚いた顔で僕を見ていたあなた僕がどうしてあんなことを言ってしまったのだろうかと思った頃あなた…

  • パラパラパラとポロポロポロ

    パラパラパラ聞き慣れない音の正体は霰(あられ)だった打たれて帰ろうか止むまで待とうかそうだったすぐそこの100円ショップでパジャマのゴム紐を買いたいと思ってい…

  • 迷い迷って迷いに迷って

    まるで神様に試されてるみたいに何かをしようと決めた時それを阻もうとする事が起きるなぜこのタイミングなのかと天に問いたくなるけどこれこそがベストのタイミングなの…

  • たまってあふれてこぼれて

    僕の何処にあったのか今もまだ分からないけど僕のスイッチが入ったカチッとは言わなくて熱く焼けたナイフをバターに差し込んだようになんの手応えもなく何か大きなきっか…

  • 冬のダイヤモンドと木星と火星

    夜の12時前に電話が鳴ったバイトしている長男が忘れ物を届けて欲しいと二つ返事でOKしたのは僕にはスイッチが入ってたから自転車で10分の距離だけど僕は風呂上がり…

  • 屋上で空を#62

    気温12℃で風はなく心地よい寒さかが身を覆う雲の向こうから太陽が顔を出した瞬間世界は一変するこのあたたかさを表現しきれる言葉はなく何かのあたたかさに触れたとき…

  • また出会った

    よく見ないと見つけられないものがあるしよく見ていても見つけられないものもあるそして意思の疎通とか天使の悪戯とかがあってやっと見つけられるものもあるこんなところ…

  • 生真面目

    その人は揺るぎない正義感のもと次々と他人を断罪していく平たく言えば悪口を言いまくるその人の正義の設定が間違っているから広がった枝葉はとんでもない言いがかりとな…

  • 103個のシーグラス

    「そうなると思ってた」腰痛になったのを白状した時の妻の第一声だったシーグラスを103個拾ったと報告した時の第一声が「きっとまた腰痛になるよ」どんなの拾ったのか…

  • 本当のシアワセ

    うつらうつらとしてしまったのは午後二時のソファの上だった床に落としたスマホを拾わずそのまま眠ってしまうのはこの上ないシアワセでは?だけど部屋が寒かったのでスマ…

  • 真意

    あの雲の向こうには太陽があると誰もが知っている真意を計り知れない人の向こうにはきっと太陽じゃなくて無数に落ちてる枯れ葉か掴みどころの無い埃か踏み潰された銀杏か…

  • 道を尋ねられた

    海岸に出る為に急な坂を登る途中で地図を手にした年配の女性に道を尋ねられた「どの道から来ましたか」「あっちの橋を渡って」 「それなら和歌山のアマルフィと呼ばれる…

  • 切り株

    人間にとって都合悪いからと切り倒された大きな木切ると決めた人よりもその木はうんと高齢のはずだそこに畏敬の念があったと信じたいどのくらい時間が経っただろうか彼ら…

  • オキザリス

    あちこちの鉢に顔を出してあっと言う間に侵食我が物顔で席巻するけど朝に咲いて夕方前には閉じてしまう積極的と奥ゆかさが同居する人の魅力と同じ「洗濯物を取り入れたら…

  • 朝焼け

    控え目な朝焼けだった圧倒的な空よりも心奪われるのは齢のせいかやたらとかまって欲しい新人は最初は好意的に受け入れられたけど旧人はじんわりと疲れ出して気持ちは一歩…

  • 危険な大発見

    湯呑みには熱過ぎるほうじ茶が入っていた窓の外を見るといい雲が浮んでいた名前は知らないけど好きだなと思った雲に見とれているとプリンを食べたくなったクリームチーズ…

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