君が我が子を抱いた時、君に贈る詩

冬が来る

曇りだと思ったらすぐに晴れてまたすぐに曇ってしまったから今はまだ秋なのだろう秋ならまだやることがある夏の間に考えてたことだだけど急に寒くなってしまったから忘れ…

2024/11/30 06:17

夕焼けを目指して

夕焼けを見つけて夕焼けを目指して自転車を漕ぐ西の空が開けたあの場所はこんなにも遠かったのか漕いでも漕いでもまだ遠い夕焼けは待ってくれる筈もなくじんわりとしぼん…

2024/11/29 06:17

おべんとうのおはなし

14年前に6歳と3歳の息子を寝かし付ける時に、毎晩おはなしを作って聞かせてました。その中の一つをブログにアップしていて、僕もすっかり忘れていたのですが、マスカ…

2024/11/28 06:17

ずっとそこにあるもの

人と空と花と物語と歴史と出会うたびに影響を受けて人間が出来上がっていくなら離れるたびにも影響を受けるだけど離れられるのは人とだけそして人と離れるときが一番大き…

2024/11/27 06:17

挑戦と成長

「ちょっと小腹が空いたかな」夕方に期末テスト期間中の次男が呟いたスーパーへ行く用事があったのでたこ焼きを買って来た旨いと言いながら食べてるけどちょっと前までは…

2024/11/26 06:17

冷たい朝

白い雲が映える朝だった草花に水遣りに出ると冷たい朝の中に抱きしめたくなるような凛とした佇まいを感じるここに何があるのか時を止めて目を見開く今にも咲き出しそうな…

2024/11/25 06:17

冬が来た

寒い朝肌着を重ね服を重ね着膨れていく人は十二単衣と呼び北欧から来たのですかと言うみんなが寒い寒いという中暑くて汗ばんでいる本当は体質改善して薄着になりたいそう…

2024/11/24 06:17

あの雲に

あの雲はただそこにあって何も語らないなのに人は何かを感じ取って言葉にしようとするやっと生まれた言葉はあの曇には届かないけど人から人へと伝わり人は意味を紐解き人…

2024/11/23 06:17

ひがくれて〜

今日こそ30分で終わろうと草花の手入れを始めるふと気になった生い茂ったレウコフィルム剪定しよういい雲が浮んでいるし風はない剪定バサミとノコギリでパチンパチンギ…

2024/11/22 06:17

ゆうやけこやけ

ひとつの事に気を取られている間にイタズラ好きの妖精がすっと入り込んだのだと思う草花の手入れを30分だけしようと思っていた始めるとここもあそこも気になるそんな間…

2024/11/21 06:17

窓

窓があればすぐに近寄って開けられるなら大きく開けて風を探すすっと背中に近づいた人が窓を覗いて何が見えるの？と僕の心も覗こうとするそしてみんな何もないねと言って…

2024/11/20 06:17

しょうがない

「もうすぐ晴れるよ」小雨の雲まみれの下を帰った僕に言う「え〜、この空見てよ。信じられないなあ」 ところが五分ほどで晴れてきた「ほんとだ凄い。なんで？」「オマジ…

2024/11/19 06:17

海のように

自分のやり方が正しいと思い込んでいる人はちょっと違うんじゃないかと言われた瞬間に反発するしどうしてみんなはこうしないのか馬鹿じゃないのかと憤慨するみんなの為を…

2024/11/18 06:17

ちっちゃい自分

仕事終わりにリーダーからあれもこれもと仕事を振られて10分ほど就業時間を過ぎた気にしないでおこうと思ってもなんであの人はいつもこうなんだと心のささくれが起き上…

2024/11/17 06:17

ドジ野郎とオマジナイ

ちょっとした不注意だったでっかいマグカップになみなみと注がれたルイボスティー人差し指が触れてマグカップが揺れてルイボスティーが溢れて太ももに落ちた熱！熱いよ熱…

2024/11/16 06:17

午後四時半の情景

一日がセピア色に染まるその時人はちょっと人に疲れて空を見上げる思い出した懐かしさは何処に置いてもいい高い天井の下の大テーブルで飲んだコーヒーあの店はもうない古…

2024/11/15 06:17

高津子山③

高津子山山頂からホテルの左側の小さな砂浜でシーグラスを探すつもりだったけど山に来てしまった置き物みたいにじっと座っていると夕焼けが始まったトンビが飛び交っても…

2024/11/14 06:17

高津子山②

高津子山山頂から夏は海水浴で賑わう砂浜に人影はなく反対側は僕がいつも歩くウォーキングコースが見える緑色の逆S字の松林の左側は昔は砂浜だったらしい今は工場がいっ…

2024/11/13 06:17

高津子山①

枯れ葉の道を通り天国へ続くような石段を登り木々の隙間の空を見上げ木のアーチをくぐり遠くに海を望み山頂の階段に昇る月を見つけたこの石段に腰を下ろし暫し佇んでいる…

2024/11/12 07:11

そういうことにしておいてほしい

草花に水遣りをしていると何かがピョンと跳ねたよく見るとバッタだったちょっと前に見た時はほんの2ミリほどだったのに1センチほどに大きくなってるあの時の君じゃない…

2024/11/11 06:17

微笑ましい

秋の曇り空の下では街が色を失うだから紅葉してくれるのか思ったよりも地球は人間を歓迎してくれてるのかも知れないそうじゃないと言う人が増えてきているけど無邪気にそ…

2024/11/10 07:00

こんな日もあった

仕事が始まって10分でまるで10時間働いたみたいに疲れてしまったそれでもいつものように仕事をこなせるのは身体だけが重く心は軽かったからだろうこうなると手段はさ…

2024/11/09 06:17

こんな日もある

3分遅れて家を出た職場まで自転車で10分時間を取り戻すにはかなりのスピードでペダルを回さなきゃならない見慣れた景色があっという間に残像に消えて足は重くなってく…

2024/11/08 06:17

ガラリ

久しぶりに会った人の雰囲気や言う事がガラリと変わっていて驚く事がある   それが自分だったらガラリと変わったのが自分だったら何を思う落ちた花びらを掃くとき悪戯…

2024/11/07 06:17

あの味

ステンレス製のマグを買った濃い味の飲み物なら気にならないだろうけどほんの少しステンレスの味がするステンレスの味って分かる？と妻に聞くと「分かる」と即答したやっ…

2024/11/06 06:17

午後四時の情景

隣の席はすごく近くて知り合ったばかりのようなカップルの話がよく聞こえてしまう盛り上がりがなく淡々と繰り返される会話は小さな丸テーブルの直径よりは縮まらないなに…

2024/11/05 06:17

小春の風

窓を開けると空は思ったより青が薄かった職場では中年男女が揉め出して幼児の喧嘩のようだったでも幼児なら握手してまた一緒に遊べるだろうけど中年同士はもう口をきかな…

2024/11/04 06:17

魔法のコーヒー

「お父さん、コーヒー飲む？」「うん、飲むよ。いれてくれるの？ありがとう」本当は飲む気はなかっただけど長男がそう言ってくれてる前のめりで有り難く頂くべきだ君のそ…

2024/11/03 06:17

雨音

リビングの色んな音の隙間に雨音と雨音紛れもないアナログは心音に共鳴してるよう夜の雨音は人恋しさを募らせあの人は今何をしてるだろうかと思いを巡らさせるもう寝てい…

2024/11/02 06:17

実践と結果

二週間ほど前に書いた「あざなえるなわ④」でアンラッキーをラッキーと思いラッキーをスーパーラッキーと思うを実践していると体調はいいし人間関係も好調心は穏やかで何…

2024/11/01 06:17