早起きがくれる様々一日の始まりに気付けて季節の移り変わりを感じてひとりの時間が持てて心に余裕が生まれる生まれた余裕を一日かけて育てれば時間を大切に使えた事に感…
ただそこに居るだけでえもいわれぬ存在感忙しくて浮ついた職場をまだ何も始まっていないかのように落ち着かせる安心感遠くの景色の山のように下から支えて引き締めている…
雨上がりの夕暮れは特別で格別広い空いっぱいに鳴り響くカラスの声そんなにところに居たんだだけど違う君ら二人は囁き声で僕には何も聞こえない声の主は反対側の空を右往…
穏やかに晴れた日の夕暮れは強い風が吹くまるで寝床へ帰る鳥たちの背中を押すように今日もいい一日だったろう?とまるで自分のおかげだと言いたげに明日もきっといいこと…
見慣れた森のトンネルだけどいつもと違って見えるのは早起きしたせいかトンネルの行先は知ってるはずなのに未知の気配がするたった五日の早起きなのに体じゅうの細胞が全…
不思議な雲だったけどその下の世界は相変わらずで信号待ちする車の列が連なっては消えるを繰り返している背後に感じた気配はランニングする人のものだった歩く僕をすり抜…
アラームを「夜明けのリンポポ川」という鳥たちのさえずりの音にしたリンポポ川って何?と調べてみればアフリカ大陸の南部に本当にある川だったアラームを止めて起きなけ…
早起きには何度も挑戦して何度も返り討ちに合っているいつもは6時30分に起きるけど少しずつ早くしていって今朝は5時に起きたこれをずっと続けたい何かを達成するより…
晩ご飯はオムライスだったケチャップは自分で描く一瞬迷ったあと一気に三重丸を描いた大きい円から描いたのを今でも後悔している自分で限界を決めれば後はしぼむだけの人…
粒あん派の僕だけど柏餅はこしあんの方がいい柏の葉の香りがそうさせるということにしておく端午の節句にはまだ早いけど甘い物には気の早い妻が目ざとく見つけて買って来…
草花の世話をしていると心にまとわり付いていた何かがほどけて宙に消えていくその時やっと何かの存在を知るけどすでにもう無いから正体は分からないし探さなくていい蟻は…
昼過ぎに帰るとリビングの中は蒸していた窓を開けていいかと言うと私はいいけどいいの?と言う花粉症の僕を気遣って窓を開けずにいてくれた確かに花粉はつらいけど空気の…
やっぱり虫の知らせというものは存在する様でしかしながら今の時代では虫だけに頼らず様々なアイテムが知らせてくれてる超寒がりの僕は足首ウォーマーをしているが片方が…
凄い南風だった自転車のペダルは重く気を抜けば自転車ごと吹き飛ばされそうだった家に帰ると洗濯物がひとつ吹き飛ばされていた玄関前の鉢植えの上でトレーナーは乾いてい…
ブルーベリーってこんな花が咲くんだしかも下を向いている初めて見る姿に驚きと感謝風に揺れる花を花が笑っていると言う人がいた笑わせているのは風だ気付かない人が多い…
色や密度の違う雲が交わる場所では空が揺れる気性の荒い人は当然ながらきめ細やかな気遣いが出来ず穏やかにすり抜けたい人は気持ちをそこに置いてはくれず何でも知りたが…
我が家の庭では今オキザリスとエリゲロンとポリゴナムとシンバラリアが陣地を広げようと争っているそこに割って入ろうとしているダールベルグデージーもうそろそろ咲きそ…
無造作に置かれたハンガーは肝心の所が折れて例え服を纏わせても吊るすことが出来なかった「こわれちゃった」妻のその言葉にはこのままならゴミ箱行きだけど直せるなら直…
海岸線の車道に出ると青と緑の海が綺麗で生まれ育った場所を思い出す帰り道はこんなに早いから行く道はみんなに追い越されるくらいにゆっくりがいいと今になって思うけど…
帰りに寄り道してこの写真を撮っていると蝶々が人差し指に止まった無言で無断で止まったけど蝶々はいつも無口だもうそろそろ人間の世界に戻ったらどうだい?と言ってるに…
僕の記憶が正しければこの石段を登ればもうあと少し去年くぐった木のアーチは朽ちて折れていたぐっと腰を屈める山頂の展望台に登るとピーヒョロロとトンビが出迎えてくれ…
あの山の展望台を目指してだけど昨日の雨で止めようと思っていた濡れた山道は危ないし明け方に足をつって止めるには充分な理由なのに歩き出したのは暖かい日差しに新芽が…
有給休暇この甘美な響きこれに勝る言葉は有給昼寝くらいしか思いつかないけど部活の朝練を休んだ次男は朝ごはんの途中で寝てしまったさぼり二度寝まだ起きて来ない長男の…
雲が華麗なステップを踏んでいるから春はもう来ているのだろう大統領が踏んだ軽いステップで世界じゅうが腰砕けしているこの世は昔から一寸先は見えなかったのにみんなが…
こんな所に植えた覚えがないのは当たり前タイルの隙間からエリゲロンが咲いているこぼれ種であちこちから顔を出して楽しませてくれるとても好きな花写真に撮ろうとしても…
ちょっとした不注意で落として割ってしまった幸いだったのは中が空っぽだった事いつもなら麦茶が2㍑程入っていた「ごめんなさい。割っちゃった」「あっそう。割れちゃっ…
いつもは息が詰まるようなバンドの練習場所が今日はなんだか草原のように思える草原は言い過ぎだろうちゃんと場末感はあるし休憩で外に出ると思わぬ雨が降っていた驚いた…
そうだ!二種類の豆をブレンドして淹れてみよういつもより丁寧にドリップする飲んでみると二種類の豆がお互いのいい所をいい所を消し合ってとてもまずいまるで出がらしを…
もしかしたら何かが足りないんじゃないのかもしくは何かが多過ぎるんじゃないのか時々そんな風に思うけどそんな時は決まって何かが多過ぎてその何かが多過ぎるのは別の何…
狭い考えの人と深い考えの人がやんわりと言い争っていた狭い考えの人は相手のことを考えが狭いと批判するそれは自分の方なのにまるで気付いていない深い考えの人は激しく…
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早起きがくれる様々一日の始まりに気付けて季節の移り変わりを感じてひとりの時間が持てて心に余裕が生まれる生まれた余裕を一日かけて育てれば時間を大切に使えた事に感…
ルイボスティーのティーバッグがカップの中に落ちることが何度もあった糸の先の紙片は想像通りに軽くてすぐにお湯にダイブするちょっとしたオモリがあればダイブを思い留…
こんなものを作ったこれで朝陽を帯びた虹が部屋の中で揺れるでも妻が起きてくれば「暑っつ〜」と言ってすぐにカーテンを閉めてエアコンをつける冷たい風はやって来るけど…
昨日の雨で道も木も花も草も濡れていたオリーブの葉には雨粒がしがみついたまま伸び過ぎた枝を鋏でパチンと切れば雨粒が一斉に跳ねる鋏を持つ手の甲に跳ね移ってオリーブ…
褒めて欲しい褒めて欲しいほら偉いでしょ褒めてよもっと言ってよあからさまに言い放ち口癖にもなっている人がいるでもみんなも奥まで掘り起こせばそんな感情が眠っている…
早起きを始めて二ヶ月半四時半に起きると窓が赤かった急いで屋上に上がると朝焼けが待っていた深呼吸して吸い込んでしまいたくなるけどそれはそれでお互いに困る見惚れて…
今年初めての蝉の声やや控え目なのは気のせいかゆったりと風に揺れるサンキャッチャーの虹には似合わないと知っているのか太陽が雲に隠れると蝉が騒ぎ出した絶対知ってい…
僕はパンツ売り場の前で右往左往していたのだろう男性店員が声を掛けてきた「うちの息子は前閉じがいいみたいですよ〜」「え、じゃあ貴方は?」「僕は前開きの方がしっく…
椅子をひとつ挟んだ隣の席の大学生らしき男性は見るからに酷く疲れていてテーブルに伏せて眠っている時おり寝返りを打つけど起きる気配はないお店の人が声を掛ける起きな…
カロリーが低いからいつもフレンチクルーラーだと同い年の友だちが言ってた僕はいつもその時の気分で選ぶけど友だちの言葉を思い出したからフレンチクルーラーにしたアイ…
夏が来るブランコの子供たちが空を蹴ったから夏が来る髪も乾かさずに春が行ったから慌てた夏が転げ落ちたから夏が来て日焼けした顔であの人は逝った夏が大好きなあの人は…
レの鍵盤が下がったままになってしまったさてどうしようかと思った時にはもう工具箱を出していた本体は重くてネジがいっぱいで苦労したけど分解した帰って来た妻は驚いて…
なんともう空蝉がシマトネリコの木に確認出来ただけで六つだけど蝉の声は全く聞かない羽化した蝉たちはひと声も出さずに何処に行ったのだろうこんな異常気象の地球にはも…
仕事で使っているエプロンに穴が開いた家に持ち帰ってさてどうやって穴を塞ごうかと思いながらミシンを出すと端切れが出てきたポケットの上にポケットを付けたらポケット…
ダールベルグデージーのツンと鼻に来る匂いがずっと前から苦手だったでも今年はとても好きになってる花は毎年変わらない変わったのは僕人は年を取ると好みも変わる音楽・…
「私また告られたんよ」ぐっと至近距離に近付いて言うあっそう気のない返事が逆に彼女に火を付けたのかそこに至った経緯を一気に早口で喋る彼女からのそんな話は聞き飽き…
エアコンの風が冷たくて冷たくて僕には寒過ぎるのは妻が27℃にしたから僕が28℃で機嫌よくしていても「暑い〜」と言って温度を下げる夏になればいつもこの攻防が始ま…
透明のカップを持って化石のように固まった老人男性「これどうしたらいいのかな」「アイスコーヒーですか」「うん、アイスコーヒーやけど」「カップをそっちに置いて氷の…
少しぼやけただけど見事な三日月だった「今日は三日月だったんだ」助手席の僕が見上げて言ったけどその話がそれっきりで広がらなかったのは運転中の君には目の前の信号の…
献血に行って来た献血依頼メールが来て予約して献血するとトミカ(献血バス)を貰えたテーブルの上に置いたけど息子たちは気付かない彼らがまだ幼稚園児だった頃なら目ざ…
その人は朝起きたら夜寝るまで座りたくないと言って休憩も取らず昼ご飯も食べずずっと仕事している出勤時間の2時間前に出社してトイレ掃除や雑用をしていて昭和のモーレ…
幹線道路を行き交う車はどれもかなりのスピードを出しているみんな急いでいるのだろう怖い顔してハンドルを握っている人間の歩く速さに合わせて作られていた道はもうこの…
100円ショップへ行ったが目当ての物が見つからないではなくて何が欲しくてここに来たのかを忘れ店内の真ん中で立ち尽くすだけどじっと立っているのは迷惑だし挙動不審…
蝉の声で目覚めた朝うるさくて寝てられないと妻は一足先に寝室を出た横たわった体を通り抜けた蝉の声はずっと先のその先の人間が知らない領域に響いてるそんな気がして聴…
大きくなってしまった子供たちのなんてない仕草に幼かった頃の面影を見つけて思い出に浸るのはこの上ない幸せだけど余り長く浸っていると明日を見逃してしまう1分は長す…
老いはぴったりと背中に貼り付いて自分では見えない後ろを歩く人には簡単に見えるのに平穏な暮らしの中ではその存在に気付けないそして濡れたティッシュペーパーを一枚ず…
右足のふくらはぎをつりかけたディーラーで点検の予定を忘れていた一昨日の晩ごはんを思い出せない 贔屓チームが逆転負けしたそんな中でよかったことを探す自転車で走っ…
ふと魔が差したのだと思うウォーキングをしていて体が軽く調子がいいちょっと走ってみたくなった身軽にはしゃぎ回る園児を見たからかもっと汗をかきたくなったからかほん…
午後九時のリビングは異様な雰囲気だった風呂上がりの息子たち二人は当然のように上裸で部活の部室みたいだ釣られて僕もTシャツを脱ぎかけて・・・・息子たちは部活で毎…
帰り道は風速10mの向かい風だった思うようにペダルが漕げない自転車が左右に揺れる向かい風の中を進めという歌があったと思い出し比喩としてはいいけど現実は厳しく困…
ふと目が覚めて時計を見る午前四時三十三分朝焼けに間に合うそう思った瞬間躊躇なく布団を蹴飛ばす屋上に上がると新聞を配達する人や散歩する人が見える穏やかな朝の空気…
午後七時半この薄暗さは十数年前にボールが見えなくなるまで息子と遊んだ記憶を呼び起こすあの頃なんでもよく知っている凄いお父さんだった僕は今では真面目によく働くけ…
雑木林の中を歩けば暑い日差しは縦に横に縫い込まれ柔らかくなって足元を照らすそんな中で特別な風が吹いているのだろう手に持って小刻みに揺らすように若葉が震えている…
梅雨の合間に晴れ渡ると日差しは夏そのもの薔薇の花びらを二枚三枚八枚と拾ううちに背中がジリジリと焼けるウォーキングに出ると道端に蝉のぬけ殻確実に季節は進んでいる…
ビーマンよりはハッチマンの方がいいのではと思うけど誰にも言わないでおくもしも明日朝この命がまだ生かされていたなら残りの人生を人類の為に捧げようと思いたいけど明…
どう贔屓目にみてもぶつかった僕の方が悪いしかもさっき種類は違うだろうけど蜜蜂の命がけの蜂蜜を3匹分僕は搾取していたのだなんだか身体じゅうの血管がヒクついている…
良かった刺されずに済んだ帰って家族に話すとほんとに刺されてないのかと心配顔もし刺されてたらスパイダーマンみたいにビーマンになるかもでも語呂が悪いから映画化はさ…
その日の夕方僕は雨の中を自転車で走っていた車1台が通れる程の狭い道で前から来た車とすれ違う時目の前に蜂が浮かんでいた僕は蜂を避け切れずぶつかって蜂は何処かに消…
献血依頼メールが日本赤十字社から来た献血バスに乗り込む前に手続きをする僕の後ろに女子高生がいた「あっ」彼女が言うと彼女の手から用紙が一枚ひらりと落ちた拾い上げ…
海は色んなものを見せてくれて色んなことを考えさせてくれる大雨で川から流れ出た土砂やゴミで濁ってしまっても何度も何度も波を打ち返すうちにまた綺麗になる人間は元々…