もしももし あなたのほほが ぬれたなら まるい涙に 虹をあげよう
ねがっても かなわぬ恋の ふくらみは 風にまかせて たよりをまとう
季節の気まぐれに おもいだす (あなたへの夢) わたしの自由を (あなたへの希望) 恋という永遠を
扇風機 首をふりふり 涼しげに 遠き近きと 風をおくりぬ
なんてこと 明日をおそれて うしないし 語らうひびの やさしき夢よ
とんとんと ノックするより おぉおおいと きみのこころを ふるわせたいね
せまりくる 巨人のような 大木の あおばあおばの 大波なりや
ベランダに 夜空みあげて たたずめば 雲をにじませ 月はあかるく
伸びやかな 想いのひとの 笑顔には 春と夏との 表情ありや
しっとりと 暮れゆく空の かなたには 命のままに 飛ぶ鳥みえし
夕やみに 追われるように 背をまるめ 家路をいそぐ 人をまねたり
清々しさに 鮮やかに咲いて 視線を驚かせる花 (風景の中のあなた) 美しさは求めずふれず まなざしの恋もあるかな (はじめは片想い)
永遠を 思わせる空 ひろびろと あおくあおくと わたしを誘う
どことなく 君ににている ひとの立つ 信号待ちの せつなき時よ
夏服の 君の姿は 涼しげに 空の青さに 映りていたり
5月かって 見上げれば 洗顔あとのような 空がひろがる (おげんきですか) (想い出からの挨拶) あなたは どこで暮らしています
ふりかえる きみの笑顔は むじゃきすぎ 手をふるぼくも たのしげになり
いつまでも きみが夢なら やさしさに かおりとなりし 幸せありや
ながめれば 青き彼方に若葉 やわらかに輝き みずみずしく迫りくる この美しさ 清流のようにのみほし 味わえないものか (私のことを思い出したでしょう) (あなたの声がする) (そうかもしれない) (白きうなじに若葉のかげ)
どこへ 想い出それとも ゆめ 風景の揺れるも 流れるもの どこへ (私を連れて) 意識よとどまれ (爽やかな優しさに)
いつもすれ違う ひとがいる 視線が 出会ったことはない あのひとは (こんな距離感のない) あのかたは (知り合いのような) 言い方は失礼だろうが わたしには何故か 視線で語り合った 気がしている 風にながれる まなざしの恋
あなたは 朝日にまぶしげに 手をふる その朝日のなかを 私はかえる (またねって約束) 爽やかな朝風が流れ 風景がきりとられる
え! ショートカットにしたの そう そうか 今の仕事 これがいいのよ (あなたは生活と戦い) (私は情緒と戦う) ショート似合うよ あっそう ありがとう
おもいでに いろどりそえて うとうとと まどべの春に 誘われゆきぬ
疲れても 明日の不安に 仕事する 命ちぢめて 生活たもつ
静けさと たわむれながら 美しき 若葉のころと ほほえみかわし
田んぼには 幾筋もの緑色の 直線がはしり わたる風は 森を抜け出たままに 新鮮である あー私は 限りあるものの中で 清らかな幸福の 流れの中にいる
あなたへの 週に一度の あいたいよ 定期メールの 恋もあるかな
仰ぎみる 雲の白さに 夏きたり 思い出したる 夢の日々かな
夏風に 吹き上げられし ここちする 町をみおろす 展望台よ
やわらかに ゆれる若葉の こもれびに しらず消えゆく あすへの不安
真っ青な 朝の空気を 吸いこめば 命のながれ 感じたるかな
ふりむけば 失いしもの おおけれど 誕生日には 笑顔あふれて
ぼくの未来は今日 ぼくの明日は今 未来のぼくも 明日のぼくも 今日の今のぼく そうさ 夢も希望も今日の そうさ今のぼく
おしみなく 風にちりゆく 花々を とらえきれない おもいで眺め
直立に 春をめがけて 立ち上がる 若芽のいのち 視線に映えて
おもいでに いろどりそえて うとうとと まどべの春に さそわれゆきぬ
またねって 夕暮れどきの さよならの 心のこりの 思い出の君
雨のなか さくらの花は 風景に 貼りつきもせず 浮きたつごとし
かぎりある 命にゆれる 微笑みは 願うこころを 支えつづけり
春風に 微笑みながら たわむれる さくらの花の 美しきかな
雨上がり 傘をかたてに ちらちらと 咲きはじめたる 桜たのしみ
求めても 得られぬことの おおきこと せめて希望よ この指とまれ
咲きほこる 白木蓮の 眩しさに 視線をそらし 歩きだしたり
もしももしも 恋をいだくと ぼくはいつでも もしももしも ぼくの恋は こうしていつも もしももしも
おもえども おもいつかない ことばあり 元気ですかと こころごまかし
よびかけて こだまのように かえりくる それがあなたの 名であればよい
わたる風 初夏をおもわせ Tシャツに 着替えてみれば 春をとびこえ
ふりむけば 失いしもの おおけれど 春ともなれば 笑顔あふれて
だれかれと 思いめぐらし 気まぐれに 言葉つくりて 心なぐさめ
しあわせは 花のようには えがけない ただようごとく 心にかおるなり
どうにでも なればいいやと かけだして つまずきころび きみの名をよび
美味しさを お腹いっぱい ふくらませ お店のそとへ あー幸せかな
みちばたに 色をおとして 菜の花は ひめたるおもい つげるがごとし
手違いで 消したブログを もう一度 きっとあなたは みつけるでしょう
ねえ君よ 好きも嫌いも 生まれない そんな心で 友だちだよね
ひだまりに ういてるような しあわせは あなたにふれた やわらかさなり
シンプルに とらえてみれば あのひとは 野にさく花の 美しさかな
手をふれば こたえてくれる 浮雲に とどけてほしい おもいのありや
あこがれは あおき空へと なげあげて えがけぬ夢は うたいあげよう
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