おもいだす スマフォにのこる 名ひとつ ひとり旅立つ むかえし春に
まっていた 春がきたなら まなざしで あそんでゆめみ たのしむ一人
はるをまつ こころもようで きみをまつ めぐりきたらば いだかんはるを
さむざむとした朝 曇り空 はるに春になれば そう心にかたりかけ ぽん!とでかけよう 春にはるになれば そんな ひとりごとが ぽん!と わたしの背をたたく はるに春になれば なんどもなんども くりかえす
ありがとう そのひとことの やさしさを いっしゅんにかへ いきてゆくかな
すきとおる あおくあおくと とおくまで かぜにみがかれ ながれる空よ
暮れなずむ 東のそらに あざやかな 今年さいごの 満月なりや
よびかけて かえるこだまも いまはなく われをたのしむ すべをわすれて
コスモス畑に うずもれて さわやかな風に揺れる きみの 頭上には澄みきった ながれる青空 駆け寄れば おもいでが見え隠れする あー鮮やかな郷愁よ!
メガネのきみは 遠くをながめ メガネを手にとる きみは ぼくをみつめる 近視のきみは 目をほそめ 遠くをながめ ぱっちり目つきで ぼくをみつめる
さわやかな風 セイダカアワダチソウに キンモクセイのかおり すがすがしい心に白き雲 いわれなき淋しさは 郷愁となりて初秋
ふんわりと かぜをはらんだ カーテンは ま白きゆめの 希望のごとし
まばたきすれば 降りだしそうな おもい空 降りだす前に 感覚が濡れ 静けさに雨音が 聞こえる 秋晴れになったら カラットあなたを 思い出しましょう
薄曇りのいちにち すずかぜは静けさをよび 静けさは夏を忘れさせ 自分をたのしむ たのしむ術を おもいださせる いちにちでした そして あなたを木陰のように おもいだした 日でもありました
寝転べば ま白き雲は 軒先に かかりて浮かび ひろがり消えて
おもいでは ビンのかけらを 手にとりて 星のようねと ほほえむ君よ
どうしてと おどろきながら ひざをうつ よくもわるくも 人間だもの
稲かりも おわりにちかし ふうけいに 小さな秋の ゆうやけチャイム
夕ぐれに ふりだしそうで ふりださぬ 雨にせかされ 家路をいそぐ
デジタルな 月のひかりに 虫のこえ 響きわたりて 夜風すずしく
かぜの音とともに 日はおちて 虫のこえとともに 星空ひびき 優しさとともに ぼくは眠りに誘われる おやすみ
あめあがり くれゆくそらに しっとりと 青をたたえて あすがあるかな
海風の とどく窓より ながめたる 青き空には 一片の雲
かわべりに ひざをかかえて おるひとに おもいめぐらし 初秋なりや
ぼんやりと はるか遠くを ながめをり てごたえのある 思いをえんと
涼風に まなざし澄みて わすられぬ せつなきおもい せまりくるなり
青リンゴ あまずっぱさに しらぬまに ほほえみうかべ 秋をしるかな
いきつけの おみせでたべる ひるごはん きどってみても あじはかわらず
ぬれねずみ 背にはりついた ワイシャツの ひんやり感に 雨上がりの日
薄日さす 庭先にいで 雑草を ぬきし時間に 時をわすれて
待つという 希望にみちた あの日々は 日焼けのあとと ともにきえたり
ねえ君よ 好きもきらいも うまれない そんな心で ともだちだよね
秒針の 音もきこえる 午後のへや 閉じてはひらく メールのりれき
すずしげに 雲はながれて 日はかげり 畳のうえに われはねむたげ
扇風機 へやにきこゆる かぜのおと 静かなりしか いなかのお盆
夏ゆうひ 稲穂にうつり かぜにゆれ ながれる雲に 今日をのこすか
グッドバイ おもいでになる そのまえに あなたを夢に かえしてあげよ
あさがたの あけたる窓に 遠雷の ひびきとどきて 暑さわすれて
風もなく 暑さきわまる 昼さがり 君へのおもい なぜか涼しげ
夏ふくの 君のしぐさは 朝かぜに ゆれて涼しげ あさがおの花
ながむれば 青きかなたに わきあがる 入道雲の 勇気のごとし
吹きながれる雲に 風のしぐさが 風のすがたが 懐かしいあなたの おもいでのように見える 眩しい夏の日 あなたはいつでも 涼しげに 夏空に映っていた 晴れ渡る夏の日 わたしのおもいでは 吹きながれる夏雲
扇風機 首をふりふり すずしげに とおきちかきと 風をおくりぬ
夏かぜに 吹きあげられし ここちする 街をみおろす 展望台かな
あなたへの 週にいちどの あいたいよ メールにたくす 恋もあるかな。 もう あなたのアドレスも わからなくなってしまいました 今のわたしには 追憶が宛名のようです
山ユリは ほのかな風に きよらかな かおりとなりて こかげをながれ
幸せですか こんな つきなみな言葉を 呟くいがい今のわたしは あなたへ たどりつけないのです おかしいですね あ!そうそう 今日は七夕ですね あなたの思い出と わたしの思い出が 夜空で出逢えればいいね
あなたは風 わたしの心を あなたへのおもいを ゆらす風 あなたは空 わたしの心を あなたへのあこがれを うつす空 あなたは夢 あすへみちびく あなたへのおもいを あたためる夢
しっとりと風はふき 雲はちぎれてにじみ ながれる車の フロントガラスの空は水色 アクセルを踏み込み あなたが暮らしていた 町をはしりぬけて 思い出に駐車しょうか
あめあがり 風にゆれるように 夕暮れまえのひざしが 庭先にこぼれる あなたの 思い出のような 現実のような姿が 風に見えかくれする 明日は 夏日のようになるとか げんきですか もう何年?たつのでしょうね
もし あなたの心がわかったなら わたしには未来を招く 創造力がなくなるだろう もし わたしの心を私がわかったなら わたしの明日はなくなり不安や 悲しみと闘う力がなくなるだろう もし もしもがなくなったら 心は偶然の奇跡を忘れて 巡りあうべき人を素通りしまう わからないから 悩みや苦しみが 生きる力になるのだろう
まなざしで そらの青さのかおりを たのしみ かんかくで かおりとたわむれ よろこぶ しずかな午後
若葉のゆらぎに そよ風のしぐさ だれもいない部屋 そよそよそよと ゆれる心のしぐさ ひとりをたのしみ ひとりになぐさめられる おだやかな春の日
しあわせは みずみずしくひろがる そらの青 ふっくらと白い雲 しあわせは こぼれおちそうな やまやまの若葉 田面をわたる風 たたずめば しあわせはせまりくる
花をつみましょ そよ風にゆれる花を 花をあげましょ ひとつのおもいで束ね あなたにあなたへ 季節の花を ゆめと希望の色とりどりの 花をあげましょ あなたの春に あなたの胸に
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いいですか 他人のように 言い聞かせ 取り戻したい 日常があり
ふりむけば 失いしもの おおけれど 誕生日には 笑顔あふれて
かさのなか みつめる桜 ものいわず みじかき春に ただ咲くのみや
なんでしょう あすが不安で 今日がない どうにでもなれ なげやりがいい
あめあがり 桜のしずく まなざしに あかるくおちて はれやかな春
もとめても もとめてもなお もとめるは かおりほのかな おもいでの君
しずけさに そそぐひざしに きぼうあり
あれこれと まよいまよいて きめられず なんでもいいやと こころなぐさめ
菜の花の あざやかなりし あおき朝 恋というなの 花をつみたり
春をまつ たのしきこころや 梅の花
すきとおる あおくあおくと とおくまで いとしさいだき みあげるそらよ
鬼はそと 声もださずに 福はうち 独り暮らしの ぱらり豆まき
あうたびに てわたす手紙 笑顔にて うけとる君の こころが読めず
もとめても 得られぬことの おおきこと せめて希望よ この指とまれ
あの星は 君の耳もと 飾ってた ピアスのように ぬれ光るかな
コンビニの レジの向こうの あのひとは 恋というなの アルバイトかな
現実を いつも忘れて 書く便り うけとる君は 少女のようかな
あえずとも こころにいだく 優しさは ぬくもりかおる 面影えがく
待つという 希望にみちた あの日々は 去りしあなたと 共にきえたり
まっていた 春がきたなら まなざしで あそんでゆめみ たのしむ一人
はるをまつ こころもようで きみをまつ めぐりきたらば いだかんはるを
さむざむとした朝 曇り空 はるに春になれば そう心にかたりかけ ぽん!とでかけよう 春にはるになれば そんな ひとりごとが ぽん!と わたしの背をたたく はるに春になれば なんどもなんども くりかえす
ありがとう そのひとことの やさしさを いっしゅんにかへ いきてゆくかな
すきとおる あおくあおくと とおくまで かぜにみがかれ ながれる空よ
暮れなずむ 東のそらに あざやかな 今年さいごの 満月なりや
よびかけて かえるこだまも いまはなく われをたのしむ すべをわすれて