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建築YA髭のCOLUMN https://archstudioten.jugem.jp/

福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。

建築YA髭
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城南区
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伊方町
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2006/05/30

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  • 優しくなければ...。3

    いろいろなものが、上昇気流に乗って拡大している時は勢いがあり、ゆとりもありますから皆笑顔で、それなりの充実感を味わえる雰囲気がありますが、今、このたった今をみたときに、世界全体は停滞と衰退、難航と迷走というキーワードばかりでなかなかそうい

  • 優しくなければ...。2

    冒頭から何だか住まいとは全く関係のないこのところの社会情勢のお話をしましたが。胸を締め付けるような今の現状が、住まいづくりにも影響しないわけがないわけで、コロナ、戦争によって世界的に刺々しい今を見ていると、住まいはより優しくなければならな

  • 優しくなければ...。1

    ウクライナの戦争は未だ終息の見込みもつかず、泥沼の様相を呈してきました。極東の離れた島国にいる我々が、やれどっちが悪い、いや本当はこっちなんだ、裏で糸を引いているのは…とネット上でしたり顔で論議しているのを見ると、本当に切な

  • 多弁な住まい、口籠る建築YA 5

    住まいは何十年も住まい手と語らいます。そのための仕掛けを私たちはたくさん住まいの中に織り込みます。起きている時も寝ている時も、住まい手の安らぐ暮らしのベースとして、能弁に語ります。手すりを握った瞬間にその握りよさや絶妙な位置に感動したり。

  • 多弁な住まい、口籠る建築YA 4

    私は住まいづくりが終わると、できるだけ住まい手にその住まいの主座に座っていただいて、創り手である私たちは見守りのほうに周り、名実ともにその住まいのフィット感を感じていただくために用がなければなるべく存在を消したいと思うほうです。大昔は建築

  • 多弁な住まい、口籠る建築YA 3

    文筆業が専門ではありませんから、拙い語りで恐縮なのですが、やはり字面を追いかけて、私の駄文を読んでくださる方たちとは、ある種の共感が前提としてあり、そこから始まるがゆえに色々な意思疎通がうまくいく気がしてしまいます。よく言われる行間が語る

  • 多弁な住まい、口籠る建築YA 2

    例えば、一冊の本を世に出すためには、草稿から校正を何度も重ねて手間暇かけなければなりません。それだけに、一冊の本には英知が詰まり、私たちは擬似的にその筆者の叡智を少なからず享受できるのですが、近年のネット社会はそういうプロセスをきちんと踏

  • 多弁な住まい、口籠る建築YA

    10年以上も毎日このブログを綴っていて、何が口籠るだと言われそうなタイトルになってしまいました(笑)。ただ、このブログに文章を綴るという事は、公明正大に何かを派手に発表しているというよりは、日々の生業のなかで感じている事を呟いているような

  • 安心のうつわ 5

    「安心」とはいつまでも、変わらなくてよいものは安定した形で普遍に当たり前にそこにあって、逆に住まい手の成長とともに変わるべきところは躊躇わず変わっていくような柔軟性をも持ち合わせる、そんな住まいに宿るものではないかなと思ったりします。基本

  • 安心のうつわ 4

    よくメンテナンスがいらないようにと私たちも結構簡単に話しますが、実は時間スパンをどう考えるかでこの言葉の持つ意味も変わってきます。恒久的な意味でのメンテナンスフリーはまやかしであり、あり得ません。本当は、10年、20年という時間スパンで考

  • 安心のうつわ 3

    このところの高性能ブームが皆さんの安心につながるか?という部分で言えば、流布されている情報が極めて曖昧な定義と物差しで語られているものも多く含むカオスであるために、それだけでは判断つかないというのが私の感覚です。これから少しこのブームが続

  • 安心のうつわ 2

    一口に「安心」と言っても。切り口は無限にあって、心身ともに大安心を得るためには、さまざまな要素が入り混じって作用しているからなかなか大変です。 まず身体に対しての部分から言えば、安心とはつまり反対語である不安、ストレスがないということです

  • 安心のうつわ 1

    世情の不安は一向に改善する気配もなく、コロナと戦争でズタズタにされた社会の中で、住まい創りをしている者の一人として、常から思っていることではあるのですが、いよいよ住まいというものは、皆さんの安らぐ場所という意味合いが濃くなってきているので

  • リアルをつむぐ 5

    コロナ禍のインターネット依存の拡大の中、御多分に洩れず高性能住宅分野でもカオスなインターネット情報が真理の如く取り扱われる昨今、一抹の不安を感じながらその流れの中でいかに実感のある上質な空間を創り得るかということをこのところずっと考えてい

  • リアルをつむぐ 4

    この数年のコロナで、なかなか叶わなかったオープンハウスが、少し立て続けに開催できたことで改めて感じることがすごく多かった。皆さんとの時間の共有で、その空間に包まれて感る感覚を語り合えるということの贅沢さは、むしろしばらくそうできなかったこ

  • リアルをつむぐ 3

    だからと言って、懇切丁寧に私がなぜそんな住まいを創り出したかを事細かに解説するのも少し違います。例えば郊外の住宅展示場に行って、ビルダーの営業マンがされるようなセールストークも私の仕事を見ていただくには必要ないと思ったりします。まだご入居

  • りアルをつむぐ 2

    思えば、入居前の大切な住まいで、傍若無人にも私が茶道具を持ち込み、私の好みの音楽をかけて お客様をお迎えをするわけですから、本当に理解のあるお客様に恵まれてありがたいことだと思います。なぜ、そのようなままごとのようなことをするかといえば、

  • リアルをつむぐ 1

    清々しい陽気の日々が続いていますね。バタバタとイベントが立て続けに開催され、私もお客様と目の前で生でお話しする機会に恵まれ、久しぶりにたくさんの元気をいただく期間でした。やはり机の上で悶々と作業に追われている日々よりは、その努力が片時報わ

  • つくづく想う。住まい創りのこと。5

    30年前から、住まいの性能を向上させることを旨として住まい創りをしている者としては、近年の高性能住宅へのニーズの高まりは大変喜ばしいことで、当時九州で「断熱」なんておかしいとか「気密」なんてガス室作るようなものだと、散々ご同業たちに揶揄さ

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 13 子どもクローク

    K邸では、2階のヴォリウムの中に、3人の子供さんの部屋をとらなければならなかったために、それぞれのスペースはミニマルなものにして、子供用に別途専用のクロークを設ました。3人の子どもさんが学校から帰るとまずはこのクロークでそれぞれの棚にものを

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 12 換気システム

    K邸もモデル棟同様、階間部に熱交換換気システムを導入していますが、このシステムの大切なところは豆なフィルターのお手入れになります。階間部接地の場合、1階の天井からのアプローチが多いのですが、お年を召されてからの作業としてはNGだと思います

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 11 2階ホール

    モデル棟とは異なり、家族構成が多いK邸では、2階は3つの子ども室と主寝室がメインの構成になっていますが、そのためにどうしても間仕切りが多く空気の循環は不利になります。そこで、主寝室はプライバシー上完全独立の部屋としましたが、3つの子ども室

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 10 階段

    モデル棟の階段はリビングから独立して玄関ホール側に設けましたが、K邸はリビング階段としています。そして今回はストリップ型の手すりではなくて、腰壁型の手すりとしています。これは、この壁際に電子ピアノを設置することが予め想定されているからです

  • つくづく想う。住まい創りのこと。4

    どうにもこうにも、今の社会状況を考えれば、リアルで補えないものを効率よくネット世界に置き換えて折り合いをつけて進んでいかなければならないのだけれど、通信画面で微妙な視線や表情、声の強弱、もっと言えば人同士ならわかる気配とか空気感の共有まで

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 09 キッチン

    K邸もモデル棟と同じく、セミオープンの対面きつちんを採用していますが、仕様に関してはグレードが何段階かあるもののBOSHの食洗機を標準装備の弊社オリジナル仕様のキッチンを採用しています。軸足回転で作業効率が良いように、絶妙な寸法でできたバ

  • つくづく想う。住まい創りのこと。3

    この移りゆくデジダル社会に、要は少々くたびれた髭が、ついていけていないだけのことなのかもしれませんが、例えそうだとしたらそれは明らかな事実で(笑)、このところの私の心持ちとしては、周回遅れで遅れたのであれば開き直り(笑)このまま自分なりの

  • つくづく想う。住まい創りのこと。2

    もしかしたら、メタバース内の空間デザインを特化して職業とする方などが、もういらっしゃるかもしれないなと思いますが、そういう仮想現実とリアルの垣根が日に日に希薄になっていく中で、このところのオープンハウスは、私が本来しなければならない「仕事

  • つくづく想う。住まい創りのこと。1

    社会不安も大きく、コロナ、ウクライナ戦争、低迷する経済とこれからを想うと不安材料ばかりの昨今ですね。髭は今、昨年コロナ禍の中、大変ありがたいことですが、お陰様で奔走した結果としての竣工案件が立て続き、俗にいうオープンハウスに駆け回る日々を

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 08ダイニング

    ご家族5人が集うダイニングは、モデル等より若干広め。ご夫妻がご用意したおしゃれなダブルフェイスクロックが取り付けられました。ダイニングテーブルが配置される奥には、一部奥行きを大きくしたカウンター部分があって、子供たちはここで宿題を済ませま

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 07 居間ダイニング

    丸柱を中心に、大格子戸から階段、キッチンへの動線、さらに居間の奥にダイニング空間が広がっています。ご家族の導線が錯綜する場所ではありますが、逆にこの丸柱を中心に最短で連続していく放射状の構成は盛り沢山の構成の解決策として落ち着きました。な

  • 住まい創り報告 小城市OGYCAL K邸 06 居間

    大きな格子戸を入るとリビングが広がっています。モデル棟では玄関側にあった階段がリビング階段として取り込まれ、家族構成上増床となったことで吹き抜けは階段を含む一部となり、上部の居室を支える丸柱がLDと通路空間の無理のないポイントに立てられて

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