chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
建築YA髭のCOLUMN https://archstudioten.jugem.jp/

福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。

建築YA髭
フォロー
住所
城南区
出身
伊方町
ブログ村参加

2006/05/30

arrow_drop_down
  • 想いを込めて創る住まいの価値 3

    混沌とした情報のカオスの中で、住まい手の皆さんは、自分たちが建てる住まいが少しでも快適で省エネな住まいになるように様々な情報を収集します。最近はYouTubeなどのネット情報も溢れていますから、プロはだしの性能値の値を鸚鵡返しに連呼して、

  • 想いを込めて創る住まいの価値 2

    この国の人口に対して色々な立場で住まい創りを生業とする人の割合は、こんな時代になっても案外まだまだ多いのではないかと思ったりします。このところの高性能化推進の動きで、むしろ新規参入の方も増えてきているのかもしれません。かつて土建立国といわ

  • 想いを込めて創る住まいの価値 1

    コロナ禍が始まって1年余り、未だ収束の糸口は見出せないままに、なんとなく騙し騙しの日々が続いています。緊急事態宣言も解除の方に向かうというし、政治は未だG0T0を再開していくという。本当に大丈夫なのだろうか、第4波、5波は来ないのだろうか

  • 今更…の高性能を建てないために。5

    お分かりいただけたでしょうか。降って沸いたような流行には、かなりの部分、副作用のようなものも伴いますから注意が必要です。外出自粛で急速に発達したSNSなどのデジタルツールは、分け隔てなく皆を発信者にしてくれますし受信者にもしてくれます。そ

  • 今更…の高性能を建てないために。4

    活字になり、メディアが書き立て、さまざまな制度が補助金や優遇でサポートすれば当然先進で良いものという感覚をまずは外した方が良いかもしれません。この国は、こと省エネに関しては後進国です。住まいの高性能化についての動きも、先進の国からすれば周

  • 今更…の高性能を建てないために。3

    世の中が、なんだか一気に高性能住宅に向かっているような体ですが、実はそうでもない。さまざまな利害を含んで、私から言わせるとじわじわ進んでいると言わざるをぇないというお話をしています。さまざまな制度も、業界の認識も、これから段階を踏んでじわ

  • 今更…の高性能を建てないために。2

    国の基準があれば、そこにこれも悪しき慣例ですが、補助金や税制優遇がついてきます。ただ、これは義務基準でもないこの低いレベルを後押ししてしまうことになってしまっていて、さまざまな手続きが、抜きん出たコアなものよりも、そこそこの量産住宅の方に

  • 今更…の高性能を建てないために。1

    住宅業界の混迷は、このコロナ禍でいよいよ極まり、誰に聞いても高性能と言いだし、どれが本当の高性能なのか、どれが自分の望むものなのかが 非常にわかりにくい状態にあると言えるかもしれません。国交相が出している、まあその上がないからということな

  • 住まいの価値観が大きく変わり始めている 5

    住まいを高性能にというニーズが高まる中、もう少し先を考えると、新型コロナによる社会の激変を契機として、私たちは大きな波を一つ超える必要があるような気がしてならないのです。一介の建築屋が生意気なことを言って恐縮ですが、私たちは今、第二第三の

  • 住まいの価値観が大きく変わり始めている 4

    人と人とが直接会ってさまざまなコミュニケーションを取ることが制限されて、それをデジタルツールに置き換えることになって、自宅外の社会の要素がさまざまなフライベート空間に混在して取り込まれていっています。この変化も劇的なスピードで、私のような

  • 住まいの価値観が大きく変わり始めている 3

    私たち一人一人が、内面の変化を大きく余儀なくされているこの社会状況下で、今までと同様のしつらえの暮らしでは、計り知れないストレスが溜まるのは自明のことで、何らかの変化があって当然のことですが、私たちは今まだその鳥羽口にいると言えるかもしれ

  • 住まいの価値観が大きく変わり始めている 2

    近代のこの国の住まいを考えれば、狭い茶の間に丸い卓袱台を据えて、丸く囲み食事をとって、終わればそれを取り払い布団を敷いてそこで寝ていた時代。戦後の80年余りの日本の住まいのはじまりはそんなところからだったのかもしれませんね。いわゆる西山夘

  • 住まいの価値観が大きく変わり始めている 1

    2月にはいり、私たちが新型コロナと言う未知なる恐怖を感じ始めした暮らしを余儀なくされて一年が経過しました。長い長いトンネルは、未だ出口を模索しながらも決定打に欠き、先進国の中でも部類の検査数の少なさが混乱を招き、実態が把握されないまま時ば

  • 高気密だから窓開けちゃって… 。 5

    さて、みなさんが衝動的に窓を開けたいと思う気持ちと、かつて高気密高断熱と呼ばれた高性能住宅はなんらそれを妨げるものではないというお話をしてきました。気持ちのままに開けてくださいと私は言いたい。高気密をして高性能化するということは、そういう

  • 高気密だから窓開けちゃって… 。 4

      平常、計画的に計算された換気ルートで有効に換気ができるように、他所から変な流入や流出がないように高性能住宅では気密性能が保たれています。ただ、大切な要素の一つですが、この国ではやはり「気密」と言う言葉の敬遠からなのか

  • 高気密だから窓開けちゃって… 。 3

    換気システムが空気環境、換気のベースだと考えると、一方、窓を開けるという行為は、いわば内外を大きく解放して、外と一緒になろうとするということですから、温度も外と一緒になるわけです。真冬にこれをやれというのはちょっと酷ですし、換気と呼ぶには

  • 高気密だから窓開けちゃって… 。 2

    そもそも換気システムが24時間、室内の空気を入れ替え続けて鮮度を保つということと、窓を開けるということはまた全くの別のものだと理解していただければ分かりやすいかもしれません。コロナ禍で「定期的に窓を開けで室内の換気を促しましょう」と言って

  • 高気密だから窓開けちゃって… 。 1

    その昔、高気密高断熱住宅を創り始めた頃は、どうにも「高気密」という言葉が皆さんに馴染んでいただけなくて、「ビニール袋を頭からかぶって息苦しそう」などと敬遠されたものです。ずいぶんご理解いただくのに苦労しました。流石に最近はそんなことを言う

  • 「あったかい」と「寒くない」の違いについて 5

    さて、高性能住宅もどこを起点にしているかということによって、随分言い方にも差ができてしまう。近年のエコ・省エネブームによって、居並ぶビルダーが皆そんなお話をして、一般の方から見れば何が本当に高性能なのか分からない状況が続いていると言えるか

  • 「あったかい」と「寒くない」の違いについて 4

    「寒くない」快適な空間を作れるかどうかという点は、室内の空気の温度変化の制御以上にハイスペックでなければなかなか難しいというお話をしています。室内の床・壁・天井の面温度が外部の影響をもろに受けてしまえば、空気の温度を冷暖房で整えたところで

  • 「あったかい」と「寒くない」の違いについて 3

    さて、私たちが寒さ暑さを感じるのは、実際の室温と、もう一つ床・壁・天井の表面温度の二つの要素が大きく影響しているとお話ししました。これに実際は湿度や空気の動きである気流も関係しているのですが、今回はこの二つの要素を考えていただければ、「あ

  • 「あったかい」と「寒くない」の違いについて 2

    そもそも高気密高断熱の住まいづくりの流れは、オイルショックの時代に遡ります。燃料高騰の時代に寒冷地ではこれまでの造りの住まいではどれほど燃料がかかるかわからないから、「断熱材」を外皮に入れて熱が逃げにくい住まいを作ることで、いわゆる省エネ

  • 「あったかい」と「寒くない」の違いについて 1

    暦の上ではもう2月に入り、節分すぎて春ですね。実際も、寒暖を繰り返しながら、少しずつ春に向かっていく季節なのですが、この時期に室内環境のことをよくお話しする時に、はっきりと使い分けている言葉があります。「冬に暖かい」空間と「寒くない」空間

  • 冬に見る高性能が夏に大丈夫かと言うこと…。 5

    混沌とした情報の坩堝の中で、猫も杓子もエコ・省エネを語る昨今、みなさんが本当の意味でそういう住まい創りをしようと考え始めた瞬間から、何が真実なのかわからずに迷ってしまう可能性が少なくない現状に、冬のこの季節に判断を誤らないための判断基準に

  • 冬に見る高性能が夏に大丈夫かと言うこと…。 4

    さて、ここまで書いておわかりいただいたかもしれませんが、近年の酷暑のパターンを考えると、私たちのエリアの冷暖房を考えていくと、冬にそこそこ暖房が効くという断熱レベルであると、夏に厳しい状況が生まれてきてしまう可能性があるということを十分考

  • 冬に見る高性能が夏に大丈夫かと言うこと…。 3

    さて、冬は屋外は低温、窓からの日射などが少し助けてくれ、さらに室内は人が居て発熱したり、家電が動いたりで発熱している状態なので総じてプラス要素がベースで、それでは足りない部分を暖房装置で温めて室温を上げてプラスしています。この温度差をなる

  • 冬に見る高性能が夏に大丈夫かと言うこと…。 2

    私の経験値からお話しすると、住まいの性能は実感として、効果が比較的わかりやすいのは、夏と冬で考えると冬の暖房期のほうが至って簡単です。だから、この季節に見極めるのであればその点の注意が必要なのです。例えば、私はいつも高性能住宅と呼べる外皮

  • 冬に見る高性能が夏に大丈夫かと言うこと…。 1

    この時期に、住宅展示場の見学などをして、ホワッと暖かい床暖房などを体験すると、まさに全館暖房の魅力を体験したような気持ちになって、迷わずその性能を信頼してしまうという事が多分そこここで起きているので、少し気になっています。最近のネット上の

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、建築YA髭さんをフォローしませんか?

ハンドル名
建築YA髭さん
ブログタイトル
建築YA髭のCOLUMN
フォロー
建築YA髭のCOLUMN

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用