ロシアを敵とする戦争に利用される選手
オリンピック選手に続いて、パラリンピック選手も、ロシアに対する憎しみを拡大させ、ウクライナ戦争を勝利に導くための戦意高揚に利用されていると思います。国定教科書に記述されたいわゆる「軍国美談」は、政府や軍関係者のみならず、報道機関や一般国民も一緒になって広め、深めた、自分の持ち場で戦う「英雄」の物語だと思います。現在、ウクライナのオリンピックやパラリンピックのメダリストが、主に西側諸国の報道によって、クーベルタンの主張した「平和の使者」としてではなく、競技を通してロシアと戦うウクライナの「英雄」として、利用されているように思います。下記は、朝日新聞8月31日夕刊に掲載された記事の全文です。”「栄冠ウクライナに届けた」初の金コマロフ「勝つ絶対」(競泳)表彰台の真ん中で、メダルをかけられほほ笑んだ。「このメダル...ロシアを敵とする戦争に利用される選手
2024/09/03 22:33