【過疎地の復興はムダ】財務省財政審「移住を考えよ」 能登半島地震の被災者に言い放つ「許しがたい棄民思想」 藤井聡(京都大学大学院工学研究科教授)
財務省は9日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、能登半島地震の被災地の復旧・復興は「将来の需要減少や維持管理コストも念頭に置き、住民の意向を踏まえ、十分な検討が必要だ」と訴えた。「被災地の多くが人口減少局面にある」ことを理由に挙げ「過去の災害の事例も教訓に集約的なまちづくり」を提言した。復興が本格化する中、無駄な財政支出は避けたいとの立場を明確にした。
2024/08/14 10:36