「胡散臭い」という言葉に関する胡散臭い記事
「胡散臭い」という言葉が周囲で話題になった。ということで、勝手に調べて記事にしてみる次第である。まず、「胡散臭い」の意味としては、「何となく怪しい、疑わしい」などであり、他にも「油断できない」という意味でもあるようだ。「胡散」だが、「烏散」とも表記するようだが、元々の「胡散」について、「胡」も「散」も「とりとめも無い」「でたらめ」などの意味があるから、「胡散」は同じ意味を持つ漢字を重ねた熟語になる。それで、拙僧などは仏典を普段から読むので、漢訳仏典で調べてみたが、どうも「胡散」「烏散」は主要なものには用例が無いらしい。そうなると、比較的新しい言葉、或いは、日本で作られた熟語なのだろうか?その点でも調べると、日本で出来た単語であり、しかも近世以降だという指摘も見られた。ただ、仏典にあそこまで見られないと、納...「胡散臭い」という言葉に関する胡散臭い記事
2023/11/25 17:02