鬼の市/鳥野美知子・作/童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

鬼の市/鳥野美知子・作/童話・児童文学/感想・レビュー・あらすじなど

小学6年の健太は、節分がきらいだった。なぜなら…… 節分の日、健太の家では豆をまかない。 まくどころか、鬼さんをお迎えする。 健太の家では、先祖代々、節分に鬼様を家にお迎えする「鬼迎え」、 そして、翌日にお送りする「鬼送り」の儀式を行う。 なんで健太の家だけ鬼を迎えるのかと聞いたら、ねえちゃんは「うちのご先祖は鬼さんなんですよ」と云うのだ。 鬼の市/鳥野美知子 作/株式会社岩崎書店 「本日は、遠いところにおいでくださって、ご苦労様でござりやんす。今晩はゆっくりとお泊りくだせえ。そまつなご馳走でござりやんすが、酒は十分用意しておりやんす。たんまりお召し上がりください。あしたは日の出前にお送りしま…

2024/02/02 15:26