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#4206 日あたりの若葉ほぐるる楢山にあな珍しやちごちごの花
令和6年4月12日(金) 【旧 三月四日 赤口】・清明 鴻雁北(こうがんかえる)日あたりの若葉ほぐるる楢山にあな珍しやちごちごの花 ~窪田空穂(1877-1967)Photo:オキナグサ ~光と風と薔薇と 今日4月12日は窪田空穂のご命日。この歌は神奈川県秦野市の震生湖《しんせい
#3771 しらしらと障子をとほす冬の日や室に人なく臘梅の花
令和5年2月2日(木) 【旧 一月十二日 赤口】・大寒・鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)臘梅の花臘梅の花を透かす ~後藤比奈夫(1917-2020)Photo:ロウバイ ~みんなの園芸(NHK) 1月から2月頃にかけて花を咲かせる蝋梅《ロウバイ》は中国原産の落葉低木です。故に
令和4年9月11日(日) 【旧 八月一六日 大安】・白露・草露白(くさのつゆしろし)君やこむ我やゆかむのいさよひに真木の板戸もささず寝にけり ~詠み人しらず 『古今和歌集』 巻14-0690 恋歌四あなたが来るか、私が行こうかとためらっているうちに十六夜《いざよい》の月が出
令和4年6月2日(木) 【旧 五月四日 友引】・小満・麦秋至(むぎのときいたる)我妹子《わぎもこ》に楝《あふち》の花は散り過ぎず今咲けるごとありこせぬかも ~作者未詳 『万葉集』 巻10-1973 雑歌私の妻に逢うというのか、楝の花が散り過ぎずに今咲いているように、妻との