アメリカに不都合な指摘は、すべて陰謀論で・・・
しばらく前、朝日新聞の社説に、国際社説担当・村上太輝夫氏の「言論統制のパラドックス」と題する文章が掲載されました。中国の言論統制の厳しさを指摘し、17世紀英国の詩人ミルトンの「我々の願う自由は国に何の不平もないことではありません」「不平が自由に聞かれ、考慮され、すみやかに改められるとき、このとき賢明な人々が求める最大の自由があります」という言葉で、締めくくっていました。でも私は、村上氏が大事なことを考慮されていないと思いました。それは、くり返し他国のクーデターや政権転覆に関与してきたアメリカが、その対外政策や外交政策を反省し、再び同じ過ちをくり返さないという約束をしない限り、アメリカに敵視されている国は、言論を統制し、守りを固めざるを得ないのではないかということです。「グアテマラ現代史苦悩するマヤの国」近...アメリカに不都合な指摘は、すべて陰謀論で・・・
2023/08/24 18:33