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2023/12/16

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  • 編む手が止まらない

    かぎ針ケースを編むのが楽しく、連日のように夜更かしをしてしまっている。毛糸を引きそろえたために編み目が見づらいのだが、ポケットができあがっていくのが楽しくてたまらない。 そしてようやく10本分のポケットができたので、かぎ針を入れてみた。 おお。壮観。 唯一の両かぎ針である...

  • 意外な発想の楽しさ

    立て続けにあれもこれも編み始めると決めたうえ、実は靴下もちょっと編み始めたりしているのだが、とにかくまずかぎ針ケースの糸を検討。 パターン ではだいたい日本の7/0号くらいで編むようなので、グラニースクエアを編むときに使った糸の余りを使うことにした。 色はこげ茶色、いや単...

  • わにも編むことにした

    かぎ針ケースを編むことにしたのに、なぜかこれも編むことにした。 まだかぎ針ケース用のゲージをとるどころか、糸も選んでいない。なのに新たに編むものを決め、編み図で疑問に思った部分の試し編みをするのはどういうわけか。 制作意欲、ではないように思う。何かが心の底に鬱積しておりそれ...

  • 人生16番目の手編みの靴下

    ようやっとできた。 https://ravel.me/interim/u1 ぼてっとしているけど足にぴったり。やはり微妙に小さかったかも、というのはあるが、英語に苦労しつつもどうにかこうにか。棒針の境目もなんとかどうにか。 それにしてもやっぱりつま先から編むのは難しい。とり...

  • かぎ針ケースを編むことにした

    かぎ針はジャムか何かの空き瓶に立てておけば済む。これならすぐに取り出せるし片付けやすい。問題はただひとつ、目当ての号数を探すのがちょっとだけ面倒だということ。 すぐに見分けがつくのは、くすんだピンク色の5/0号と、きらきらと輝く金色の6/0号。1本だけある両かぎ針(5/0号と...

  • 折りたたみはさみ

    何年か前のSFで『折りたたみ北京』というのがあって、ちょっと読んでみたいと思いながらこんなに時間が経ってしまった。未だ『三体』も読んでいないし。社会主義国のSFというとロシアのペレーヴィンやソ連のストルガツキイ兄弟やポーランドのレム、とおもしろい作品を書く作家の名前がすぐに出る...

  • 買ってはみたものの

    靴下を編むうえで、棒針のサイズは2.5mmが自分には妥当だと考えている。考えているというか、別にそれで疑問を感じることもなかった。最初に2.5mmで編んで、できあがった靴下は足にぴったりだったのだから、棒針のサイズを変えたくなる理由が見つかるはずもない。 だから、自分に合う棒...

  • あと少し

    このかかと、ちょっと難しいな…… 仕様としてはいい感じなんだけれど、まだ勘どころが掴めない。右足編んで左足編んでとたった2回目なのだからしょうがない。でも初めての靴下を編んだときより、ずいぶん苦心している気がする。 あとはすねを編んで、履き口のゴム編み止め。……なんだろう。...

  • 重ね重ねの方針変更

    いま編んでいる靴下はつま先から編む仕様だ。なので5本針でつま先の閉じた作り目に挑戦し、一応できたが最終的に「つま先だけ逆方向に編む」という変な方法に落ち着いた。頑張って最初から閉じたつま先を編んでみたというのに、その努力を活かす機会はなくなった。最初から「後付けのつま先」という...

  • 5本針で編むときの溝問題(再)

    やっと編めた靴下の片方は、新たに挑戦する編み方なのでそれ以外のことはないがしろ。棒針の間に生じた溝も、気になりながらも敢えて看過。 しかし、かかとを過ぎてしまえばあとは増減なしに編むだけで、それに飽きてくると、この溝はどうにかならないものかと編み地を眺めたり引っ張ったりしてい...

  • 片方できた

    いろいろ疲れたので、今日は靴下の片方だけ載せて済ませよう。おもしろいかかと。土踏まずがざっくりえぐれた足裏にぴったりフィットで、さてそれはほんのわずかに小さいからなのか、足裏のガセットのおかげなのか。 それにしてもほんと疲れた……やっぱりインターネットめんどくさい。それ以前に...

  • 混乱しながらも着々と

    人生初の靴下を編んだときよりも苦労しているな、と思う。当時は棒針で立体になるものなど編んだことがなかったが、マルティナさんの動画を観ておおよその流れを掴み、本に書いてある手順に沿って編んだ。そしたらまともな靴下が完成した。 ほどいたのは2回。 一度目は、履き口を本のとおりに...

  • 目の方向

    いま苦戦している靴下は、足の指の付け根を境に2方向に編んでいる。 5本針でつま先から編む方法は解決したけれど、増し目がどうもうまくできないので「ほどける作り目をして、つま先はいつもの向きで編めばいいや」と、やりやすい方をとったわけだ。 まあ結果としては、ほどける作り目から目...

  • 缶入りレース糸

    レースのドイリーを編むのが楽しかったので、先月の終わりにレース針を買った。もちろんレース糸も買った。近所の手芸屋でエミーグランデと金票40番をひとつずつ。だいぶ昔になんとなくで買ったエミーグランデハーブスと金票40番もひとつずつあるので、これでうちにレース糸は5玉。 それだけ...

  • 靴下の「ショートロウ」?

    おや?と思った。 いつも編んでいるのはこういう形状のかかとで いま編んでいる靴下はこんなかたち。 こちらの2枚目の写真の方がわかりやすいかも。 Brooklyn Memories Socks pattern by Zanete Knits Join our mail...

  • またもや潔く

    きのう寝るのが遅かったので起きたら12時を回っていた。それでも、今日やるべきことはやった。 ローラー台にセッティングしたらこんなに凛とした佇まいに。16年前に買った折畳み自転車のため、公道走行は危険すぎるのでできないけれど、これからは室内で運動不足解消用として活躍してくれそう...

  • 怪しい編み方

    今日は棚の配置を変えて自転車のローラー台を設置するつもりだったのに、どうも気分が乗らない。ローラー台のレンタル期間は一週間しかないのでとっととやらなければならないのだが、自分の自転車が適合するか・騒音はどのくらいか、を確認できれば用は済む。 でもどうせ借りたんだからそれなりに...

  • 修業が足りない

    仕事でもうなんも元気が残っていないが、これだけは書いておきたい。 かなり久し振りにつま先の両端で減らし目をしていき、最後にメリヤスはぎをしたら。 拡大写真を撮るのはいやだと思うほどに、ひどい。 最後にこういうつま先で編んだのいつだったのかを調べたら、昨年4月。それが人生7...

  • 新しい道具の話

    昨日、いや一昨日かな。今までずいぶん長いこと、あるバンドがネオアコとかそういった類いの系統だと思っていたのだけれど、ふと思い立ってライブ動画を観てみたらイメージがぶち壊された。 という話は後回しにするとして、新たな編み物用具が到着。 一緒に入っていたカードが主役みたいな写真...

  • レース編み所感

    レース編みのドイリーの仕上げ(ピン打ってスチームアイロンかけるとか)をやるかやらないか、どうしようかなと迷いつつも本体は完成。 https://ravel.me/interim/1pocn かぎ針編みしかやったことのない人間でも3〜4日くらいで編めるし、編み方もかぎ針編みと同...

  • ハードコアの染み込んだレース編みが完成

    レース編みというと、「優雅」とか……麗しいとか品があるとか、日常から一段上がった何かを連想させるような修辞がされるのが基本、だと思う。「小汚い」だの「野卑」だのとは1ミクロンも接点がないような感じ。 そんなイメージのレース編み作品を、自分が編みながら聴いていた音楽と並べてみる...

  • レース編みの工夫

    今日もレース編みの話。 編みかけが3種あり、手持ちの手袋を真似てどう編むか検証していて、靴下の英文パターン解読も必要で、なのにレース編みに手をつけたという。そうか、これがほんとの編み散らかすってことなのか!と腑に落ちた。 昨年末にたくさんあった編みかけは、順に片付けていって...

  • 難しくて楽しいもの

    まずは現在の様子から。 全部で12段のうち6段が終わった時点でこれ。これだけでもう充分すぎるくらい楽しいのにまだあと6段もある!と、謎にハイテンションになっている始末。 編み図はこちら。 [free]100 pieces of crochet_010 Crochet K...

  • レースは甘くない?

    無事にカエルの座布団は見つかったが、「ドイリーでも編むか」と思った気分がおさまらない。ドイリーなどという代物がおよそ似合うわけのない部屋だし暮らしぶりだし、と思うが、編みたい。 無気力や受動的というのは一般的によろしくないものと云われるけれど、自分に限っては意欲や能動性が原因...

  • 試し編みのその後

    小さなカエルの置き物の尻が寒そうだと思ったので、練習ついでに小さなドイリーの中央部分でも編んでやろうと思った。が、よいデザインが見つからない。どうしたもんかな、と少し考え、これまで編んだ試し編みで何か使えるものが知れないと思い当たった。 それで試し編みを放り込んでいる瓶をひっ...

  • めんどくささの基準

    初めて動画でマジックループを見た瞬間から「めんどくさくて無理」と思ったくらいなので、できない自信はそれだけ強い。 しかし、かつて「難しすぎて二度とやりたくない」と思ったことがとりあえずこんな感じでできたので、 どうせだからやってみるか、と思った。 もちろん無理なのはわかっ...

  • 指先はこうだ

    比較のために編んでは伏せ止めをして糸を切って溜め込んでしまった指先の今後をどうしたものか。 ふと思い出すのは有吉佐和子の『恍惚の人』に出てくる入れ歯の話。ボケてしまった爺さんの部屋でその娘と主人公が発見した、入れ歯が山ほど入った箱。入れ歯が合わないといっては歯医者を変えて作り...

  • 試し編みが楽しい

    指先の試し編みたち。 試作の途中で「なんか違うな」とほどいたのは2〜3回くらい。中央のとんがりコーンをほどかずに残してあるのは、まあ、けっこう編んだしおもしろいし。もしかしたら将来、何かの役に……立つ場合などあるのか…… なんでこんなことやってんだ、とは思う。 編み物のデ...

  • 指先にとんがりコーン

    意図して編んだのであれば会心の作だが。 指先がとんがりコーンみたいな手袋を編みたいわけじゃないぞ…… こうなってしまった原因は、作り目の数を見誤ったが故。 手袋の人さし指の目数を数えたら1周20目で、指先をじっと眺めて「スタートは1周4目くらいかな」と思ったのだ。 それ...

  • 指先からこう編むか?

    改めて、編み直した白いタコ。 横から見るとこうなる。 指先から。 裏返すとこう。 作り目と続く2段の編み図はこうだ。 1段目は作り目。 2段目と3段目は、かけ目のあとに「表目・浮き目」の繰り返し。 というのを自分にわかるように書いてあるのだが、これを見ると通常の編...

  • 指先からどう編むか

    編みかけを放置しながらシーズンオフが間近の手袋について考える。鍋つかみがよれよれだから新しく縫わなければならないとか、いろんな課題を抱えながら編みかけを放置中。これでいいのか、と思うが、それが編みかけというものだろう。 手袋の編み方の本を買った方がよさそうな気がしつつも、実物...

  • 人生15番目の手編みの靴下(編み直し)

    https://ravel.me/interim/71 編み直し完了。 なんだよ、編み直したらちゃんとぴったりになったじゃん。 どうせなので、かかとのうしろ側と底を「表目・すべり目」の繰り返しで編んだ。久し振りの編み方なので手順をメモしつつ、これって毛糸の量はどうなのだろう...

  • 今年のカレンダー

    もう3月も半ばに差しかかろうというのに、今年のカレンダーを買った。 使わなくなった手帖から切り取ったページを机に置いて済ませようとしたけれど、小さくて見づらい。予定など書き込まないが見づらい。 どうして今の今まで買わずにきたのかというと、市販のカレンダーでこれというものがず...

  • 靴下で遊ぶ

    靴下を編んでいたら妙なものが出てきたことがある。 かかとのうしろ側を編み終えたその姿は、どう見てもアランジアロンゾのわるもの。 かかとのわるもの、はどうかと思ったので「かかとの妖精」と名づけた。といっても「これからかかとの妖精を編むぞ」などと考えるわけではない。このわるもの...

  • 手袋をためつすがめつ

    わたしは言葉の意味を動作で捉えていることがある。たとえば「ほうほうの体」は、四つんばいになった人が助けを求めるように右手を前に突き出しながらずるずると前進する様。「ためつすがめつ」は、両手で持った何かを上から眺め、横から眺め、下から眺め、という感じ。 なんでそうなったのかはわ...

  • 次の冬に向けた思いつき

    靴下が自立してしまうのはどうなんだと疑問に思ったから、というわけではないが、昨日から急にやる気が急降下。というか、編み物に限らず何もやる気が起きない。だるい。眠い。 昨年のいつだったかもすぐに横になってしまうほどの倦怠感という変な不調があったが、またそれか。そのときは編み物で...

  • 立つ靴下

    編み物をやっている人の話で、「初心者のころはきつく編んでいた」というのはわりとよく見聞きするように思う。わたしも母に教わりたてのときはまさにそうだったので、編み物あるあるというやつなのだろうか。 そんな話のなかで思わず笑ってしまったのは、「初めて編んだベストが自立した」という...

  • 編み直し靴下

    変に大きくなってしまった靴下を完成させていっぺん洗濯して全部ほどいて、編み直し中。 隣にある暖色の靴下は、同じシリーズの毛糸で過去に編んだものである。こちらはジャストサイズなので、目指すはこの靴下と同じ編み目の大きさ。ほどく際も、この靴下と比較して目が大きいとわかったからだっ...

  • 編み目のきつさを調整

    初めて棒針で編んだときは中学生だったか高校生だったか。指で糸を持つアメリカ式で編み方を母に教わって、幅もそれなりにある何かを編んでいるうちにどんどんきつく編むようになっていった記憶がある。 そばで母が見ていたら「そんなに糸を引かなくていい」と云われたかもしれない。でも子供のひ...

  • 揃わない編み目

    手芸キットについてしみじみ考えて、よし、安易な買い物はやめよう、と決心したが実はその半日前くらいには「内藤商事のペルシア風ブランケットのキット欲しいな」などと思っていた。けっこう前から存在は気になっていたが、いつの間にか値上がりしていたので焦ったというのもある。 使っている毛...

  • 手芸キットからサンプルへ

    なんだか持て余している毛糸、というのがある。たいていは何かを編んだ余りか、編み物キットの余り。「編み物キットを編んだあとの余り」ではなく、「やる気がなくなったキットに附属していた毛糸」だ。 編み物にしても他の手芸にしても、「キットを買ったらすぐ作れ」が鉄則だなとつくづく思う。...

  • 目を慣らす

    中断中の巨大ブランケットは完全に放置しているわけではない。ないのだが、階段上にのぼっていく1セクションがけっこうな長さになってきたので、手をつけるときはそれなりの思い切りが要る。階段の途中で中断することはできるのだけれど、なんとなく、1セクション編めるだけの時間がないと躊躇する...

  • 妙な図が満載の編み物用ノート

    今日もちょっとした用事で外出し、そのついでにダイエーに寄ってこんなのものを衝動買いしてきた。 B6横長で、中味はこんなの。 方眼ノートは既に編み物用として使っているものがあるけれど、あれは着るものの簡易編み図を詳細編み図に起こす用。 でも、ちょっとしたメモ的な用途にするに...

  • 両立の策

    自制のきかない性格ゆえに読書と編み物の両立が難しいのだろう。「ここまで読んだら編み物」や「あと何段編んだら読書」と決めてもまず実行できない。目標の地点に到達した途端、「あともうちょっとだけ読む」「もう何段編んでから読書」とためらいもなく目標を変更する。救いようがない。 ただ、...

  • 全ほどき

    わりと潔くほどく方だと思うが、さすがに一度完成した靴下をほどくのは躊躇する。 だから先日の大きな靴下は、マチの拾い目がゆるかったのが原因ではと当たりをつけて拾い目までほどくつもりでいた。 が、靴下の洗濯が終わったので同じシリーズの毛糸で編んだ靴下を重ねてみたら、明らかに目の...

  • 読むと編めない

    両立できない趣味を持ってしまったことは今更どうしようもない。どちらか一方にしろと云われても無理。 だから、「編まなきゃ」とか「読まなきゃ」という焦りを持つことだけはやめよう。夢中で本を読んでいるときは存分に没頭すればいいわけで、頭の片隅で「編みかけあるんだよな、編まなきゃな」...

  • 靴下と本

    どうしても靴下がゆるい。寝て起きたらぴったりに!という奇跡は起きてくれない。半年くらいかけて極度に太れば足がむくむくに太くなってジャストサイズになるかもしれないけれど、靴下のためだけに健康寿命を損ねる真似はしたくはない。適度に太ることは必要だけれど、今の身長のままでこの靴下をぴ...

  • なんでかな

    ついこないだ編んだ靴下。 でかい。 編み目がのびない程度につまんでも、こんなに余る。 なんでこんなに余裕があるのか。 道具はいつもと同じで、以前もこのシリーズの毛糸で編んだときもこんなことにならなかったのに。 思い当たることといえばマチの拾い目で、いつもきつくなりがち...

  • ソックヤーン使い切りリストウォーマー

    よし。グレー系のコートに合わせても問題なし。 https://ravel.me/interim/26 馴染みすぎているような気もする。となると、モノトーンだとむしろ目立つのかな。 ついでにオレンジ系コートに合わせてみた。 これはこれであり。 残り糸を使ったので、長さはち...

  • 5本針で編むときの溝問題

    以前編んだオレンジのアームウォーマーが、グレー系のコートに合わないという問題。 違う系統の色のものを編むことが解決策であると考え、この靴下の余り糸を使うことにした。 モノトーンなら間違いないと思うけれど、ちょうどいい糸が手元にない。だからこの青にグレーを混ぜたような余り糸を...

  • 人生15番目の手編みの靴下

    https://ravel.me/interim/71 久し振りな気がする。 脱力しすぎたのか、ちょっとゆるかったなー。 見た目ではわからないけれど、履いていると足にぴったり沿う感じがない。「きつくなったら嫌だな」という気持ちが強すぎたか。 実際、甲と底の部分は、編み方を...

  • 肝心なところが満たされない

    珍しいことに、今週も「すてきにハンドメイド」を観た。 また佐倉編物研究所の伊藤さんが登場したわけではなくて、編み物とは別の話。 キリム。 キリムと聞いて、そういえばむかし買ったキリムの本があったよなと著者名を見てみたら、まさにテレビに出るのはその人。まあ、日本でキリムとい...

  • ムンクの靴下

    フリルにかまけて放置していた編みかけは、よく見たらどれもそれなりの大物だった。1年がかりで編む予定のものがふたつもあるし。 というわけで、いちばん手軽な靴下を再開。 この毛糸はムンクの絵画に想を得たもので、ちょっと編み惜しみをしていたやつ。でも惜しくても編まないことには靴下...

  • なぜ編むのか

    昨年の終わり頃のようにあれこれと編み散らかしてみても「こっちが終わったら次」という感じだった。そもそも編み散らかそうと決めたのは、すべてを並行して編み進めていき、結果として連日のように完成品が仕上がるという事態を求めてのことだったが、まあ、寝言は寝て云えという結果だったな。 ...

  • いったんここまで

    太さが同じくらいのコットン糸の手持ちは多くはない。今のところ写真に写っているのがすべてで、目数を考えるとたぶん足りない。 だからというわけではないが、ひとまずここまでで中断することにした。現在、7段目まで編み終えて8段目に入ったところ。 すでに掌にのせてあふれそうな大きさに...

  • 玉と化すフリフリ

    なかなか終わらない5段目をようやく編み終えた段階で、1目に3目ずつ編み入れていくフリルはこうなった。 なんだこれ。 フリルが玉になった。4段目を編み終えた時点では螺旋状にも思えたのに、もはや螺旋どころか何がどうなっているのかわからない謎のもしゃもしゃである。 編み始めがど...

  • 日常にひそむ数学理論の一例としてのフリル

    ある意味で、簡易編み図の読解方法を地道に調べていたときよりもわけのわからないことに追い回されていたわけだが、「要するにどうしようもない」という結論が出たらすっきりした。ついでに引き上げ編みの編みくらべまでやったら尚更すっきりした。 編みくらべはともかく、糸の量に関しては何がど...

  • 引き上げ編み追究

    すっきりしたのに懲りずに、と我ながら思う。しつこい性格だなほんとに。 棒針編みの引き上げ編みのやり方は2種類ある。いや、かぎ針編みでも表引き上げと裏引き上げの2種類あるわけだが、それはともかく棒針編みの2種類のやり方は仕上がりも違うのだろうか?という疑問がわいた。 どちらの...

  • 解決不能な事象

    必要量が「1.3玉」とあるのに、どういうわけか模様編みの半分いかないうちに2玉がほとんどなくなったので編み直しているこのプルオーバー。 模様編み部分をきつめに編むよう意識しながら頑張った結果、これは本の通りの仕上がりは諦めるしかないと結論づけるしかなくなった。 模様は身頃の...

  • 目を落とす引き上げ編み

    問題の引き上げ編みは、編み直しにあたって基礎本でもハマナカの動画の方法でもなく、 昭和の付録冊子 に掲載されているこの方法でやってみることにした。 目を落とすのが不安だ……という気持ちがあって避けた方法。 しかし、「落ちないように止めておけばいいんじゃね?」と当たり前すぎる...

  • 色合わせ

    ブランケットの縁編み用の毛糸を購入。 なんか余分に関係ないのも買ったけどまあいいや。ひとつだけ買ってどうするつもりなのかという疑問も今はいい。 単体だと「まあこんな感じかな」と思ったけれど。 合わせてみると……ちょっと暗かったか。もうちょっと明るい赤の方がコントラストがは...

  • 編み直し

    納得いかないがためにほどくので、編み直しは苦ではない。納得いかないことの方が精神的にきついので、それを解消するために編み直すのはちっとも大変ではない……のだが、今回のような変わり糸は、ちょっと大変というかめんどくさいというか。 とはいえ今回はあちこち間違えてもいたので(ガータ...

  • ほどき癖

    頑張ったよなーこれ。 幅80cm超えで173目。 わけのわからない基礎本の説明に苦しめられた模様編み。 慣れない変わり糸。 指定の量に対して大幅に足りなくなった毛糸。 ほどいた。 編み直す。 シンプルな毛糸でシンプルな編み方、というわけでもないのにほどいた自分をど...

  • 内袋の設計

    編み物に疲れたというわけではなくて(でも疲れたは疲れた)、純粋に必要なので編み物を中断して内袋を作ることにした。なんの内袋かというと、グラニースクエアのバッグである。あまりに野暮ったいので、野暮ったさを通り越してめちゃくちゃクールに見えるようになったやつ。 おばあちゃんカラー...

  • やはり足りない

    やっぱり足りなかった。 向かって左がうしろ身頃で、右が前身頃。 1段くらい足りないかも、と思っていたらほんとにその通りになったので、「ぎりぎり足りるかも」と思いながら編めば足りたのか?などと意味不明な悔やみ方をしてみたり。 いったんここで中断だな。週末にサンキに行って、運...

  • 足りないかもしれない

    本には必要量が1.3玉と書いてあったので、2玉用意したのに。 芯のボール紙が見えてきた。現在、うしろ身頃の模様が終わって、前身頃の模様はまだ半分もいかない。袖の模様もけっこうな幅と段数だというのに、ぜんぜん足りないじゃないか。 指定より太い棒針で編んだのがまずかったか? で...

  • ほどよく25目を減らすには

    久し振りに理屈の話。 なんとなく編み地をU字に置いてみたけれど、実際は横にひたすら長い長方形だ。 編み図では模様編みはあと1セクションあるのだが、画像にある段数だけ編んだところで目的の長さになったのでここでおしまいにすることにした。 幅は編み図の通りの長さなのに、なぜ高さ...

  • ものは試しに

    手こずっているプルオーバーのために輪針を購入した。 基本的に、編み図に道具が明記されていればその通りにしている。だから前回の チュニック も、今回のプルオーバーも、「棒針」と書いてあったので棒針を使用。 でもチュニックのときは正直、輪針に代えるか検討した。編みにくい毛糸で、...

  • 編んで着る

    当たり前の話だが、自分のために編んだものは自分で身に着ける。ただし世の中には「身に着ける気はないけれど編みたいから編む」という人もいるそうだ。自分の場合、ビーズがそうだった。作るのが楽しいけれど完成したらそこでおしまい。クロスステッチもそうだな。 でも編み物は、自分にとっては...

  • もういや ※基礎本にキレた話のつづきのつづき

    今の気分はこうだ。 これは書店で偶然みつけたノンタンの帆布の袋。「本袋」という名称で、要するに書籍用エコバッグ。それほど厚手ではないが、なかなか使い勝手がよい。反対側には簡易ポケットがついているのも便利だ。 いったんは決着した引き上げ編みの件が、まだケリがついていなかったと...

  • 糸を巻く

    なんとなく靴下を編む意欲がわいてきたので、しばらく毛糸選びで迷ってなんとなくで決定。「この毛糸がいいな」という気持ちがない状態ってどうなんだろうな、と少し不安になった。靴下を編むときはもっと「これで編もう」という気持ちが強かった気がするのだが。 で、100g玉をふたつにわける...

  • もういいや

    現在の状況。 基礎本の通りに編んだつもりなのが下、自分で出した結論に従って編んだのが上。 基礎本の通りに編んだら盛大に間違っているという結果に……。 きのう「本の説明が意味わからん、本に書いてある日本語の意味がわからない」と投げやりになった話を書いたが、解決策は結局、「か...

  • またもや基礎本にキレる

    久々に、「ほんとにそうなの? 違わね?」と基礎本に喧嘩を売りそうになった。 最終的には推察によって結論を出して無事に結論が出たのだが、これまた「推し量らないとわからない基礎本ってなんなんだよ」と思い出すだけでちょっとはらわたが煮えくり返る(ちょっとか?)。 なので書いて忘れ...

  • コロッケから串カツへ

    昨日のコロッケ糸のつづき。 このザ・クリムトなプルオーバーを編むべくゲージをとり、コロッケの衣みたいな代物が現れてしまったわけだが、最終的にはこうなるはずだと信じて編み始めた。 ……これまで編んだことのないタイプの毛糸で難儀したが、それでも頑張って裾を編み進めた。ガーター編...

  • 変わり毛糸の試し編み

    どう見てもコロッケにしか見えないこの毛糸。 試し編みをしてみたが、あんまり印象は変わらない。 光の関係で色が暗くなっているが、実物はコロッケの衣。 一抹の不安がよぎるが(コロッケの衣みたいな服って……)少なくとも編み目はよくわからない。つまり粗が隠れる。 と思ったら。 ...

  • もうひとつの編みかけ

    ブランケットばかり編んでいるけれど、いいかげん放置しているやつも編まないと、ということで今日は頑張ってみた。 このくらい↓で止まっていたのを考えればだいぶ進んだように見える。 でもまだあと100段くらいある。あと100段と、縁取りの模様編みが……この編みにくい糸で…… 編...

  • 時代錯誤な嗜好

    新しいものが好きとか、古いものが好き、という差異は何が原因で生じるのだろう、とたまに思う。 自分がリアルタイムで経験しているものが好きなら「新しいものが好き」ということになり、そのまま年齢を重ねても嗜好が変わらなければ「古いものが好き」ということになる。これは時間の経過によっ...

  • 大きな編み物

    写真は難しい。 どうすればサイズ感が伝わるように取れるか四苦八苦した結果がこれ。 大きいんだか単なる角度の問題なのか、わからん。 ベッドの上ならどうだろう。完成したら布団にかけるのだから「今このくらい」が実感できていいかも? ぜーんぜんわからん。進んでいるのかいないのか...

  • 毛糸がない?

    うちには毛糸の在庫がそれなりにある。 ……あくまでも一部。 最近、ちらほらと「編み物ブームらしい」という話を目にする。ほほう。そうなると……何が良くなるのかよくわからんな。毛糸メーカーの利益が上がって新製品がいろいろ出たり、新たな毛糸メーカーの参入とかもあるのかな。出版社も...

  • 別の使い方

    取扱説明書には「こんな使い方はやめましょう」や「しないでください」という注意書きのページが必ずある。たぶん説明書の側では「どうせ誰も読まねえよな」という諦めの気持ちが少なからずあると思うが、あれは大変重要である。「こんな発想があるのか」とか「こういうリスクがあるのか」という気づ...

  • 「袖が長い」の疑似体験

    完成したばかりのリストウォーマーを着けて出かけた。細身のコートでは袖がけっこうぴったりになってしまうが、それが故に厚手のものは下に着ないので、リストウォーマーを着けてもまあまあである。 派手なセーターをコートの袖口からのぞかせているみたいだ。 外出して気がついたのは、ちょっ...

  • リストウォーマー完成

    ちゃちゃっと編んでしまうつもりが、意外と時間がかかってしまった。 https://ravel.me/interim/u9 残っていた糸を使い切れれば、と思ったけれどあまり長くもできないし、ということで3g残ってしまった。まあ、同じ毛糸はあと2玉あるので(気に入って買いすぎた)...

  • 名称について

    都内に住んでいた子供の頃、「けいどろ」というのがあった。おそらく「警察と泥棒」の略で、警察役が泥棒役をつかまえるという一種のおにごっこ。こうやって文字にしてみると、「おにごっこ」は「鬼という悪いもの・怖いものから逃げる」というゲームなのに、けいどろは正義の象徴であるはずの警察か...

  • 読みが甘い

    リストウォーマーは完成間近。あとはゴム編みを10段くらい編めばOK。 ここまできたところで、読みが甘かったというか、まあ、安易に考えすぎたなと少し反省した。 長さは「以前編んだものより長い」のであれば特になんでもよかった。でも、靴下に手を突っ込んで「太さはこんくらいでいいや...

  • 7年前の雑誌

    ハマナカから出版されているベストアイズコレクションというのは、流行など関係がないような気がしているが実際のところどうなんだろう。 たとえモードっぽいデザインであっても、それなりに時流は意識されているのではないだろうか。 それとも、デザイナーがそのときの気分で好き勝手に(いや...

  • 減りを実感できない

    複数の作品を並行して編むと、最終的に次々と完成することになる。 という思いから編み散らかしに挑んでいる。のだが、どうしても一点集中になりがちで「次々と完成」という仕儀にはならない。今のところ「編みかけのなかから一点ずつ順に完成していく」という具合だ。これではおもしろくない。 ...

  • 忘れていたもの

    何枚か持っているタートルネックのニットのうち、1〜2枚くらい袖が短いものがある。そのうちの1枚を昨日から着ているのだが、手首が寒くてしょうがない。上にカーディガンを着ているのにうすら寒い。 そんなわけで、リストウォーマーを編むことにした。使うのはソックヤーン。ありあまるソック...

  • いつ着るのかわからないものが完成

    ようやく完成。 https://ravel.me/interim/b1 ……こんなの着たことない。 人生の大半をTシャツと襟つきシャツとタートルネックで過ごしてきたが、本で見たらどうしても編みたかったので編んでしまった。 2018年のベストアイズコレクション掲載。絵画にイ...

  • 納得いかない

    先日の 衝動買い のあと、2種類注文したうち一方の毛糸が「メーカーにも残っていない」との連絡があった。じきに完成するチュニックの上に着るやつで使う毛糸なので、よりによってそっちかよと頭を抱えた。 で、どこかに残っていないか、と探し始めてまず開いたのがメーカーサイト。 先に結...

  • もう少し

    かぎ針セクションに入っても、変わり毛糸になると急に進みが遅くなった。やはり編みにくいというか、扱い方がよくわかっていないんだろうなあ。 でも今こんなところまできた。 裾がもう少しと、襟ぐりを編めば終わり。 いつ着るんだこんなもんと思うが。

  • どうしたものか

    2007年頃にちょっとだけ編み物をしていたが、その少し前の2004年頃に服を縫っていた時期があった。縫い物が苦手だという意識はもちろんあったので、まあ、何かを作りたいという気分でいるところにたまたま簡単そうな本を見つけたのでやってみた、という程度の動機だ。 その程度の動機だっ...

  • 何かに手を出すことを検討して衝動買い

    秋頃にはあれこれ編み散らかしていたというのに、現在、手元の編みかけは3点。巨大ブランケット(アフガン編み)とショール(かぎ針編み)ともさもさチュニック(現在かぎ針編み)である。 ショールちっとも進んでねえな…… ふと気づいてみればぜんぶクロバーのかぎ針で編んでいる。これはい...

  • 暖かくて袖が短いもの

    編み終えた部分はもさもさなだけではなく、それなりの厚みもある。 よく考えれば当たり前か。 そして気づく。 この厚みなのに、長袖ではない。 ではどんな気候のときに着るものなのか? とにかく「袖の短いニット」の用途がさっぱりわからないまま何十年も生きてきたのだ。今更わかる...

  • もさもさキラキラの現在

    まだ松の内なのに、仕事が始まった途端に年始の雰囲気が一気に霧散する。海外では元旦以外は正月気分が存在しないそうだが、ちょっと耐えられそうにない。 松の内くらいはどこの会社も休みになればいいのにと思う。もちろん盆暮れ正月が関係ない職業も、松の内の分の代休を取れるような。そんな社...

  • どこまでいけるか

    12月はじめにここまで編んでいたやつを 納得できなくてほどいて 年末にここまで編んで 今日ここまで頑張った。 ……もっさり。なんだこれ。 が、身頃の半分くらいまできている。ゲージもくそもない状態でひたすら編んでいるだけだが、ちょっと首を通してみた感じでは極端にあれとい...

  • 和室改造の決意と編み物のつづき

    実家からもらってきた津軽塗の盆。 リビングが寒いため、冬の間は和室でごはんを食べると決めたので、リビングに直結している台所から和室に膳を運ぶために使おうと。 「盆くらい自分で買え」と思わないでもないが、実家にいろいろあるからな、昭和の慣習により蓄積した贈答品のあれこれが……...

  • 編まない正月

    年末年始の帰省にあたり、あれこれ迷った挙げ句に編み物一切は荷物に入れないことにした。手軽に編める靴下もちょっと検討したけど取りやめ。 じっくり取り組まねばならない西洋史の本を読むことに。だが西洋史など部分的にしか興味を持たずにきたので、宗教改革だの絶対王政だの関心のない部分が...

  • 先が見えない

    太い棒針でざくざく編んでいくから進みも早い、はずだ。が、進み具合を意識するどころではない。相変わらず変わり毛糸と滑る毛糸に難儀している。原因不明の穴があく。 着たらどうなるんだ、これ。 それで、今どういうかたちになっているのかを確認してみる気が起きた。編むときの状態だけでは...

  • 怪しい雲行き

    太い棒針で細い変わり糸を引き揃えて編む、という試みの続き。 変わり糸についているふさふさが編み地の裏側に溜まりやすいので気をつけながら編み、しかし編んでいるうちに裏と表のどっちがふさふさしているのか判断がつかなくなってきた。どちらもそれなりにふさふさ。……もうどっちでもいい気...

  • 編み直しを再開

    昨日の停電後は結局、夜中まで暖まらない感じだった。これは気温ではなく寒気なのかと思えてきたので布団にもぐって身体を暖めて、そのまま寝落ちして、けさ起きたらなんでもなし。風邪ひいてなくてよかった。 布団にもぐったときに「やれやれ、これなら暖かいや」と思った。でもしばらくして、ガ...

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