居留地境界石 in 横浜市中区山手町
横浜市の境界石のことを調べていたら、「居留地境界石」「道路境界石」「敷地境界石 」という3種類の馴染みがない境界石が存在していることを知った。 まず横浜の居留地のことを少し調べてみた。 1858(安政 5)年にアメリカなど列強との間で締結された通商条約に基づく開港場のひとつとして幕府によって横浜は開港され、外国人が住んで商売をする場所として居留地を設けることになった。 1862(文久 2)年 、神奈川奉行所は居留地(バンド)全体の図面を作成し、これに地番をつけた。1867(慶応 3)年には、山手地区(ブラフ)が居留地に加えられ、やはり同様に地番がつけられた。山手居留地はBLUFF「〇」番地と表…
2024/09/30 09:30