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雨椎
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2022/10/11

  • 文学フリマ東京37 お品書き

    お品書きです。・初詩集『雨音は乾いた猫の匂いがする』・雨猫未収録分『脊椎と雨音』・雨猫未収録分暗いもの『ししゅう』・VRChatワールド詩集『VRCHAT World Words』それと無配も作るつもりです。何卒よろしゅう。

  • 雨の夢

    ヘッドホンをはずすと不規則な水の滴る音で世界は満ちていたどおりで肌寒いわけだ音の激しさにつられるように寒さを強く感じるようになり私は着替えようと立ち上がった窓の外が光る 遅れて音がする電化製品の心配だけして私はパジャマに着替え子守歌のような雨音に包まれ布団に入った雨の音 それは産まれる音雨が生みだした夢を見て、私は眠りに誘われる shironekosha.thebase.in

  • 雨の向こう、待つ君へ

    灰色の雲に覆われてそちらはきっと薄暗いでしょう早く陽の光を届けたいけど風も今日は泣きたいみたいで雨雲を連れてこうとしないしょうがないから私はここで雨雲の隙間の小雨に向けて差す光を準備しておくよ虹にはみんなを笑顔にする力があるから shironekosha.thebase.in

  • 午前3時の君

    午前3時の君 はまるで死体のようで口元に手をかざせば微かに息があたるのだけどいびきもかかず寝返りも打たずただ静かに横たわっている陶器のように白くて冷たい肌 が現実感を曖昧にしてこの光景自体が夢のよう なそんな気がしてくるから僕はぎゅっと目を瞑っ て目を覚ますよう 祈った shironekosha.thebase.in

  • ◆文学フリマのブース配置が決まりました

    ブース位置が決まりました。[脊椎と雨音]X-07 です。既刊とかいろいろ置いてる予定です。無配も作りたいな。 お時間あればぜひお越しください。

  • 余白

    言葉にならない言葉にしない想いが多すぎて余白は真っ黒になってしまった行間には読めない文字がびっしり詰まっていてまるで砂糖に群がる蟻のようだった何故言葉にしないのだろうこんなにも感情が渦巻いているのにいや渦巻いているからこそ言葉にできないのか私はそっと余白をなぞった shironekosha.thebase.in

  • ナイフ

    あのとき放った言葉が、今でも刺さったまま抜けない。ナイフは刺さったままの方がいいらしい。抜けばそこから血が溢れてしまうから。だから抜かない方がいいのかもしれない。抜けばそこから血が流れてしまうから。だけれどそこに刺さっている限り、私はその言葉を忘れることができない。だから血が流れることを覚悟して、その言葉を抜くべきなのだろう。止血はきっとし足りないだろう。きっとしばらく流れ続ける。だけれど私はそれが怖い。その言葉を抜くときの痛み。その言葉を抜いた後の痛み。その言葉を抜いた後の出血。その傷口が塞がるまでの時間、私は苦しみ続ける。 shironekosha.thebase.in

  • ■FANBOXとSkebはじめました

    ◆pixivFANBOX amatsui-furuya.fanbox.cc 詩の創作についての話や裏話など、それとVRChatでの活動について書いていきます。 ◆Skeb https://skeb.jp/@amatsui_rei 自分の想いを文章にしてほしい・自分のオリキャラの物語を書いて欲しい・書いた文章についてアドバイスがほしい etc 受け付けております。 shironekosha.thebase.in

  • かみなりさま

    ">地面がひび割れて現れたのは大きな角の生えた馬銀蒼色のたてがみを靡かせいななきながら空へと飛んだあれはきっと落ちてきた雷様なんだとだから空へと帰っていったんだとそのひび割れは祀られたああ神様でも故郷を想っていなないたりするのか私は少し安心した "> shironekosha.thebase.in

  • 氷水

    じわり、と、熱が滲む 私はそれを拭い去るように、扇風機の風を強くした 蝕む温度でぼやける頭 からんと氷が音を立てる 温度に蝕まれて小さくなってゆく物体 それと比例して浮き上がる雫 それを指ですくい上げる その雫は氷から温度を受け継いで冷たかった けれど多分その雫は あまりにも純粋で美しい shironekosha.thebase.in

  • ヘッドホンをはずすと不規則な水の滴る音で世界は満ちていたどおりで肌寒いわけだ音の激しさにつられるように寒さを強く感じるようになり私は着替えようと立ち上がった窓の外が光る 遅れて音がする電化製品の心配だけして私はパジャマに着替え子守歌のような雨音に包まれ布団に入った shironekosha.thebase.in

  • 雨椎零第一詩集『雨音は乾いた猫の匂いがする』やっと発売となりました。

    雨椎零第一詩集『雨音は乾いた猫の匂いがする』やっと発売となりました。これまで書いていた詩と書きおろしとが載っています。表紙絵挿絵は『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』『膵臓がこわれたら、少し生きやすくなりました』などの永田カビさん、裏の紹介文は『h-moll』などを書かれている詩人・平川綾真智さんに頂きました。ありがとうございます。きっとあなたの中に残る言葉があると思います。是非お手に取ってみてください。 shironekosha.thebase.in

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