子どもの中学受験に伴走していたとき、しょっちゅう怒っていた気がする。 子どもがだらけていたとき、ネガティブな言動をしたとき、ふてくされたとき、約束をまもらなか…
受験生の親として中学受験に関わりました。 本人は、小4からSAPIX通塾、2022年2月 最難関中学(S67&70)に合格しました。
中学受験競争の激化により、低学年から中学受験の先取り学習をするケースがあります。 算数で低学年から取り組む問題集の中で最高水準にあるといわれるのが「最高レベル…
息子の中学受験に3年間伴走した経験から、中学受験で最も重要だと思ったことを3つ挙げてみたいと思います。 算数の土台 中学受験算数の攻略が一つの大きなポイント…
中学入試算数の問題で、ある数が、特定の数(3や4など)の倍数かどうかというのは良く使います。 いちいち割り算しなくても倍数かどうかわかれば便利ですし確認に使っ…
中学受験生を子どもにもつ親御さんと話をしていて、子どもに中学受験させるけど進学校には入れたくない、と言っていました。 その趣旨は、テストで点を取るための勉強に…
野口悠紀雄氏(一橋大名誉教授)が、近著「超・超勉強法」で書いていたことを読んでなるほどと思いましたので、紹介したいと思います。 超「超」勉強法――潜在力を引き…
中学受験塾の中でも高い難関校合格実績をもつSAPIX。 我が家も子どもを通わせていました。 SAPIXに入ると親が大変だという声がよく聞かれますが、保護者の負…
中学受験、早慶MARCH付属校の志願者減少は理系志向が影響?
中学受験に関するアエラドットの記事を紹介するとともに、思うところを述べたいと思います。 中学受験、早慶やMARCHの付属校は志願者減少 「理系志向が影響してい…
今年子どもの中学受験を終えたある親御さんから、中学受験という世界を経験していろいろ思うところを聞く機会がありました。 特にモヤモヤを抱えていたところとして以下…
先日紹介した、お茶の水大学の調査研究で、家庭の蔵書数と子どもの学力の関係についての分析がありましたので紹介したいと思います。(先日の記事は↓)『世帯収入/親の…
9年連続で中学受験者数が増加した要因は感染禍での公立校との対応の差?
最近のアエラドットの最近の記事から。9年連続増加の中学受験者数 要因は“コロナ禍での公立校との対応の差”と教育関係者〈AERA〉 中学受験が活況を呈している。…
先週の日経新聞夕刊に、教育家の小川大介氏が中学受験の記事を書かれていたので紹介したいと思います。 小川氏は何度か当ブログでも取り上げてきました(直近記事は↓)…
以前ブログで紹介した、品川女子学院の漆理事長が、子育てや受験における父親の関わりについて話していた内容を紹介したいと思います。 『なぜ子どもに受験勉強をさせる…
2021年にある私立中入試で出題された算数の問題がありました。 問題2021、6564のように、連続する2つの2けたの整数を並べてできた4けたの整数のうち、4…
5月17日の日経夕刊に掲載されていた、中学受験選びのポイントについての記事を紹介したいと思います。 安田教育研究所の安田氏によるもので、従来の偏差値と進学実績…
以前、ブログで、中学受験生のママからみて「困った」お父さんの代表例について、受験情報誌の記事を取り上げました。 『中学受験生のお母さんが困るお父さんの代表例』…
小3向けのある算数問題集に出ていた問題です。 問題 ある動物園で2300円の入場料を300円値下げしたら、昨日よりも入園者が400人多くなった。そのため、売上…
昨年中学受験した息子が小6のとき算数オリンピックに参加しました。 その時のことを以前ブログに書いたことがありました。算数オリンピック|中学受験 最難関中学合格…
私立小・私立中受験の特徴と親世代の変化について、日能研関東の小嶋代表取締役がインタヴューで語っていた内容を紹介したいと思います。 私立小・私立中受験の特…
40年にわたり中学受験に関わり、地元で長年塾を続けてきた方が、中学受験生を子どもにもつ親に対して語っていたことを紹介したいと思います。 保護者へのメッセージ…
教育格差の問題については、当ブログで何度か取り上げてきました。 世帯収入及び親の学歴と子どもの学力との関係について、お茶の水大学が行った調査結果を見る機会があ…
品川女子学院の漆紫穂子理事長が、子どもの上手な教育方法について語っていた内容を紹介したいと思います。 品川女子では、漆理事長の提唱により、女性にとって人生のタ…
中学受験指導歴40年のプロ曰く、受験を通して子どもが成長するために必要なことは2つだという。 それは、落ちることと、やり遂げること。 子どもの中学受験に付き合…
ソニー・グローバルエデュケーション会長の礒津 政明氏によれば、 日本の学校教育に求められている喫緊の課題は、子どもたち一人ひとりの個性や特性に合った学びを提供…
郊外のある小さな中学受験塾での話です。 塾長が、塾の保護者会で親に対して心構えを説くといいます。 そこで言うのは、 「子どもを愛してください、愛してもいいけれ…
少人数制授業で「対話」を重視し、「詰め込まない」「学ぶ楽しさを見つけるための受験勉強」をモットーとする「知窓学舎」塾長・矢萩邦彦氏の話を紹介します。 「ウチの…
私立中高進学通信という情報誌に、中学受験生のお母さんたちから「困った」という声があがる代表的な4つのお父さんのケースが挙げられていましたので紹介したいと思いま…
『子どもが学びたくなる育て方 』の著者で、少人数制の進学塾「知窓学舎」塾長の矢萩邦彦氏が、中学受験「する・しない」のわかりやすい決め方を解説、という話を紹介し…
GWの後半。天気に恵まれています。都内の中高一貫校で文化祭が行われており、息子は出かけていきました。 このところ、郊外にあるある小さな中学受験塾の塾長の話を紹…
昨日5/2の日経新聞夕刊に、『受験のリアル:付属校、「入試回避」で人気』という記事がありました。 中学受験で一部人気化している付属校受験について、森村教育研究…
2022年6月にブログを開設して以来、多数の方々にご覧頂き感謝です!我が家の息子は、去年中学受験し、現在、中高一貫校に通っています。 当ブログでは、子どもの中…
ある中学受験塾の講師が語った、中学受験指導の原点となった体験について紹介したいと思います。 その方(Aさんとします)がかつて大手塾で講師をしていたときに出会っ…
塾経営者の矢野耕平さんの話を紹介します。 矢野氏は、「令和の中学受験2 志望校選びの参考書」などの著書があります。 令和の中学受験2 志望校選びの参考書 (講…
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子どもの中学受験に伴走していたとき、しょっちゅう怒っていた気がする。 子どもがだらけていたとき、ネガティブな言動をしたとき、ふてくされたとき、約束をまもらなか…
中学受験で志望校を選ぶ際、中高一貫校の大学進学実績が一つのポイント。 系列の大学にエスカレーター式に進学できる場合を除き、大学受験することが前提となります。 …
中学受験で大学附属の学校を目指すのであればドコドコ以上のところがいいと言う話を聞くことがあります。 その理由は、就活のときの学歴フィルターの存在です。 会社に…
中受塾の合格実績において、開成合格者数と筑駒合格者数を比べてみると、殆どの場合、前者の方が後者よりも多くなっている。 ともに入試が難しい学校の代表格で、募集人…
受験において塾の選択はとても重要。 大手塾の場合、通える校舎が複数あったり選択できたりする場合があります。 塾が決まっても、その中でどの校舎にするか迷うことも…
中受算数問題の難化。 今に始まったことではないと思いますが、20年前の開成の問題が今では「標準」。 年々難化を繰り返し、受験生の負担が増加してきました。 「中…
受験にチャレンジするという目標を立て、その目標を達成するまでの道のりを一言でお言い表すのは難しいと思います。 決して平たんで歩きやすい道だったわけではなく、む…
この問いに対する自分なりの答えを持てるか(持っているか)。 小学生の子どもが受験生の場合、受験が自分事になりにくいところがあると思います。 未だ人生経験が短く…
受験塾には志望校合格のメソッド、ノウハウがあります。 動画配信もありますが、対面でのライブ授業の方が感じが出ます。 塾では、入試に出る最も重要なところを取り上…
受験塾では、授業ときに小テストが行われることがあります。 中学受験のときに子どもが通っていた塾では、授業前に毎回、算数の小テストがありました。 そのほかの科目…
子どもが入試が難しい学校に合格できた理由としてはいろいろ考えられますが、決め手を特定することは難しいと感じます。難関校の受験生は、一部を除き、誰が受かってもお…
最近、仕事で繋がりがある人から相談というかグチを聞かされた。 その人は有名大を出てピカピカな会社に勤めている。 一般にはエリート社員、と言える。 聞くと、社内…
子どもを学習塾に通わせていると、塾との関わりを考える機会があります。 塾により様々ですが、定期的に子どもの塾での様子や留意点などを各家庭にこまめにフィードバッ…
前回からの続きです。 子どもが中受塾に入塾して半年ごとの塾のテストの偏差値を比較していました。 当初半年間の平均を基準として、半年ごとに見て、どれくらい変化し…
子どもが小3の冬に中学受験をスタートしました。 大手塾に入って3年間。 塾では毎月テストがあり、順位や偏差値が出ました。 各回ごとの変動が大きいため、偏差値は…
仕事の関係で接点がある人と雑談をしていて、受験や教育が話題になることがあります。 意外なところで小学校受験や中学受験に関わったという人がいて新たな発見もありま…
我が家では子どもが小3の冬、小4になる直前から中学受験をスタートしました。 子どもが通っていたS塾では毎月のようにテストがありました。 主として内部生が受ける…
経済的な余裕がないと中学受験は大変だと言われる。 塾の費用はかなりかかりました。 学年が進むと雪だるま式に増えますし、受験や入学以降の費用もかかります。 今年…
2025年の首都圏中学受験者数は6万2200人、受験率は21.5%でした(日能研調べ)。 2024年が6万5600人(受験率22.7%)だったので、数も比率も…
以前、ある親子の話を取り上げましたが、その続きです。 高学歴な父親の過剰な介入により子どもが勉強嫌いになったケースでした。 その家にはもうひとり子どもがいまし…
最近、子どもの中学受験に関わる保護者と会話する機会が増えた。 話していると、小3の2月から子どもを中受塾に通わせた、通わせているという家庭が多い。 なぜ小3の…
前回、前々回と開成と筑駒の卒業生の大学進学先について取り上げました。 開成と筑駒では1学年の定員数が大きく違うので(400名と160名)、実数ではなく、以下、…
筑駒は、難関大に大勢の生徒を送り出すことを主眼とした「進学校」ではありませんが、学校HPには卒業生の進学状況が掲載されています。 大学の学部別に合格者数と進学…
学校HPに卒業生の進学先の大学が学部別に掲載され、現役と既卒者の内訳ものっています。 1人で何校も受かったデータが含まれる「合格実績」ではなく、実際に進学した…
前回と前々回、「好き」という感情は記憶力を高め、逆に「嫌い」という感情は記憶力が低下するという話を取り上げました。 ある科目が一旦「嫌い」になってしまったら、…
前回、ポジティブな感情が記憶力を活発化させるという話を取り上げました。 「好きな勉強」はどんどんはかどり、学習したことがよりよく定着していく…。 すると問題が…
脳の中に、「扁桃体」(へんとうたい)とよばれる、アーモンドの形の器官(神経細胞の集まり)がある。 ここは感情をつかさどるところで、「快・不快」を生み出す。 人…
ネット記事を読んでいて、ある教育心理学の専門家の方が書かれていたことを読んで腑に落ちるところがありましたので取り上げてみたいと思います。 専門家が指摘するとこ…
中学受験で御三家と言われるような、超難関校に通う子はどんな子なのか?と聞かれることがあります。 そうした学校に通う子ども達やその親をリアルに知っているので、何…
前回、会社の採用面接について書いた。 今回は、私立小の「お受験」での保護者面接について取り上げてみたい。 突拍子もない感じがするかもしれませんが、この2つの面…
この時期、企業の採用活動が本格化している。 6月からは面接が解禁となった。 採用選考で面接官をする機会があり、志望する学生と面談することがある。 選考プロセス…
19世紀に、イギリス人のサミュエル・スマイルズという人が書いた、「自助論」という本がある。 「天は自ら助くる物を助く。」で始まる一節は、聞いたことがあるかも知…
今年の開成中の入試(算数)で、「1から9までの数字と四則演算を使って2024を作れ」という問題が出ました。 「1つの数字を2個以上使えない」「2個以上の数字を…
子どもの中学受験に伴走した経験は、改めて家庭における親(父親)の役割について考える機会にもなりました。 受験は競争の世界なので、どうしても、他の子、他の家庭の…
子どもの中学受験に伴走していました。 受験が終わり、周りの知人から『中学受験をして一番良かったことは何?』と聞かれたら何と答えるだろうか。 息子が○○中に受か…
中学受験の弊害としてしばしば指摘されることとして、入試で出題される算数の問題が、あまりに「特殊で独特な」問題になっていて意味がない、というものがあります。 最…
子どもの受験に伴走し、また自身の資格試験での経験から、夜寝る前に暗記モノを集中的にやることと、朝起きて朝食前に計算や論理的思考力など頭を使う学習をするのが効果…
子どもの中学受験が終わると、親も子もそれまでの「受験一色」の生活から変わりました(解放された、と言った方がいいかもしれない)。 子どもは「中高一貫校」という全…
先日に続いて、今の学生に人気のある就職先の会社について、経済誌によるアンケート(2025年卒業予定の主要国公立及び私率の学部生及び院生5000人以上への調査)…
問題を解くまではいいが、答え合わせをして間違えると、落ち込む、苦痛を感じる、拒絶反応が出る、学習意欲がなくなる…。 中学受験の専門家によれば、そうした子どもの…