一般的に「滝の白糸」と呼ばれているアガヴェがあります。葉縁から糸状の繊維を出す美しい植物で、国内でも昔から栽培されています。私はアガヴェは積極的に集めてはしていませんが、イベントに行った折にオマケでアガヴェの抜き苗をいただきました。名札には「Agave leopold
最近は多肉植物が良い。知らない間にブームがあったらしく、ようわからん植物が沢山売ってる! まあ、とにかくだ。ユーフォルビアを集める日々です。というか、多肉ブームのくせにユーフォルビアあんまり売ってないよ? どういうことなのさ!
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一般的に「滝の白糸」と呼ばれているアガヴェがあります。葉縁から糸状の繊維を出す美しい植物で、国内でも昔から栽培されています。私はアガヴェは積極的に集めてはしていませんが、イベントに行った折にオマケでアガヴェの抜き苗をいただきました。名札には「Agave leopold
終わりそうと言いながら植え替えはなかなか終わりません。今年の植え替えは、本日で79鉢となりました。しかし、ようやく外の多肉植物置き場の整備が進展しました。とは言え、どういうわけかGWも仕事なので、まだ多肉植物の大半を外に出せません。いやはや困りましたね。Gymno
近年、マミラリア属とその近縁属の遺伝子解析が行われ、マミラリア属とその近縁属は大幅な改訂と整理を受けることになりました。過去に記事にしていますから、詳細は以下のリンクをご参照下さい。以前の記事の内容を簡単にまとめると、マミラリア属はまとまりがないグループ
未だに多肉植物たちを外に出せていません。それなのに植え替えだけは続きます。今年の植え替えは今回で74鉢となりました。Euphorbia heptagona明らかに鉢が小さいですね。植え替え時です。まあ、いわゆる紅彩閣ですが、長らくE. enoplaと言う異名で流通していましたが、最近
最近、某匿名掲示板をダラダラ見ていたら、サボテンが霧から水分を得るという仮説に対して、かなり否定的な論調が見受けられました。しかし、実際に色素液をアレオーレに滴下してからサボテンを輪切りにすると、アレオーレから吸収された色素がサボテン内の維管束に拡がる様
植え替えは続きますが、流石にそろそろ後半戦です。今年の植え替えは今回で69鉢目となります。最近は時間が取れず、休日の空いた時間にちょこちょこやっていますから、なかなか終わりません。Euphorbia gymnocalycioidesギムノカリキオイデスは植物用ライトを当てすぎて、や
ヒマワリの花は太陽の方向を向くと言われています。私の好きなギムノカリキウムの花は花茎が短く球体に貼り付くように咲きますから、花の向きなどは気にしたことはありませんでした。しかし、花はアレオーレから出ますが、すべての稜(rib)に万遍なく蕾がつくのでしょうか?調
相変わらずハウォルチアやアロエ以外は外に出せていません。植え替えばかりやっています。植え替えも今回で64鉢目です。ゼブラホリダどうも去年は生長が今ひとつでした。雑草ばかり茂ってしまいます。2020年1月にプロトリーフにて購入。細根が少ないですね。植え替え後。ホリ
植え替えはまだ続きます。今年の植え替えは今回で58鉢となりました。Aloidendron dichotomumディコトムムはあまり調子がよくありません。前の植え替えで根が鉢に貼り付いてしまい、上手く剥がせず根が裂けてしまったせいかも知れません。2020年11月に鶴仙園にて購入。太い根
先日、ケファロケレウスは現在何種類あるのと言う記事を上げました。これはケファロケレウスを調べていた際のある種の副産物で、本来は本日の記事に入れ込むつもりでしたが、ボリューム的に無理なので独立した記事にしたと言う経緯があります。さて、いくつかの論文をサッと
植え替えは続きます。今年の植え替えは今回で53鉢となりました。いやはや終わりませんね。これは。Euphorbia multifoliaプレステラ90に植えたムルティフォリアは見るからに窮屈そうです。2023年の4月にファーマーズ三郷店にて購入。根の張りは良好です。植え替え後。プレステ
最近、ケファロケレウスについて少し調べていたところ、まあ色々な種類が出てくるわけです。では、現在認められているケファロケレウスは何種類あるのでしょうか? と、その前にケファロケレウス属自体について見てみましょう。ケファロケレウス属ケファロケレウス属は、正確
チビ花キリンと言う花キリンがありますが、一般的にはEuphorbia decaryiの名前で流通しています。しかし、このE. decaryiと言う名前は誤りで、本当はEuphorbia boiteauiが正しい名前です。ちなみに、E. decaryiとはEuphorbia francoisiiのことを指しているそうです。さて、こ
相変わらず植え替えが続きますが、なかなか終わりませんね。今年の植え替えは、本日で47鉢目になります。Euphorbia obesa若いオベサですが、やや縦長ですね。根はまあ苗ですからこんなものでしょう。植え替え後。締めて育てたいですね。Haworthia beanii IB 284ベアニイはH.
アロエの論文を探していた時に、たまたまアロエを用いた土地の浄化についての論文を見つけました。土壌汚染地域に植物を植えて、植物に汚染物質を吸収させると言う話はたまに聞きます。しかし、実際の結果については聞いたことがありませんでした。しかも、浄化する植物にア
今日め植え替えは続きます。今回で43鉢目になります。そう言えば、外の多肉植物置き場はビニールが強風でビリビリに破けてしまったため 張り直す必要があります。しかし、いちいちビニールを張り直すのも何やら面倒くさくなってしまったので、波板を葺いてしまうことにしま
久々に植物関連の新書が出ましたのでご紹介します。日本植物生理学会による『植物の謎』(講談社ブルーバックス)です。学会のホームページに質問箱があり、一般からの植物に関する質問を受け付けており、本書ではその中から60の質問を取り上げています。当然、質問には日本植
あいも変わらず多肉植物の植え替えに勤しんでおります。今年の植え替えは少ないはずですが、すでに今日で39鉢目です。なんだかんだで100鉢くらいやる羽目になるような気もしますが…Pachypodium cactipesカクチペスはあまり調子がよくありません。葉の出も悪いですね。植え替
あいも変わらず多肉植物たちの植え替えに勤しんでいます。冬の間の購入品は植え替えていませんから、根の状態が非常に気になります。Ceraria namaquaensis3本の枝は最近伸びてきました。現在、Ceraria属はPortulacaria属と遺伝的に区別出来ないことが判明したため、Ceraria属
先週の週末は横浜にあるヨネヤマプランテイションの多肉植物の即売会とコーナン港北インター店をハシゴしました。今回はその時の購入品を植え替えます。Euphorbia polygona良い形のポリゴナです。白粉はまったく吹かないタイプのようです。新しいトゲ(花茎)が美しいですね。
植物に関わる新刊が出ました。『牧野富太郎の植物学』(田中伸幸 / 著、NHK出版新書)です。NHKの連続テレビ小説「らんまん」は大正生まれの植物学者である牧野富太郎をモデルとしたドラマですが、著者はその植物監修を担当したということです。著者が高知県立牧野植物園の標本
今年の植え替えもこれで終了します。なんだかんだで136鉢(たぶん)にもなりました。過去に浅い鉢に植えていたものは、ほとんど深い鉢に植え替えました。Euphorbia alluaudii購入時はミニ多肉だったので小さい鉢に植え替えましたが、急成長して鉢が小さくなりました。とはいえ
3月後半に植え替えを始めましたが、いつの間にかに5月になってしまいました。それでも、流石にもう終わりです。しかし、休みの日ごとに植え替えてきましたが、他の雑用で1日潰れてしまい遅れがちです。そのせいで、なんとまだ室内から出せていない多肉植物すらあります。新し
植物の種子はある程度は保存出来るものが多く、種の保存にとって種子の長期保存は有効な手段である可能性があります。種の保存には幾つかの方法がありますが、採取した植物を栽培して維持することは植物園や大学などの研究機関の重要な仕事です。しかし、同じ種類の植物でも
以前、アロエの葉の配置についてのBayerの見解を記事にしました。これは要するに二列性と三列性の話でした。以下の記事をご参照下さい。この時、コメント欄で「2/5葉序」ではないかというご指摘をいただきました。大変、有難いことです。さて、この2/5葉序は葉が重ならない
相も変わらず植え替えをしていますが、もう4月も終わってしまいます。ここのところ、植え替えばかりしていて休みが潰れてしまい勝ちです。Euphorbia imperatae cv.斑入りの花キリンです。以前はEuphorbia millii var. imperataeでしたが、最近見直されて独立種になりました。
植え替えは続きます。残りはほとんどユーフォルビアですね。今回はサボテンも植え替えます。Euphorbia clandestina「逆鱗竜」と呼ばれます。葉の落ちた跡が尖って目立つタイプです。これはビッグバザールでいただいたオマケです。なんと根がありませんでした。しかし、本体に
植え替えも始めてすでに1ヶ月を越え、いつの間にやら100鉢を突破しました。しかし、長く続いた植え替えもいよいよ終盤です。さて、今回は珍しくアガヴェが登場しますが、適当に育てているのに思いの外綺麗に育っていて少し微妙な気持ちです。メイン多肉植物のユーフォルビア
Euphorbia flanaganiiは南アフリカ原産の多肉質なユーフォルビアです。日本では「孔雀丸」の名前があります。一般にタコもの、海外ではMedusoid Euphorbiasと呼ばれるタイプのユーフォルビアで、主頭から一過性の枝を放射状に出します。E. flanaganiiはタコものでは小型で、
今年の植え替えもすでに100鉢を超えており、ただの作業のようになってしまっています。植え替えをするロボットのような心境ですが、普段は見ることが出来ない地下部分を見ることが出来る貴重な機会です。特に育成中で埋まったままの塊根の出来は気になるところです。Euphorbi
3月後半から毎週コツコツ多肉植物の植え替えをしてきましたが、あっという間に1ヶ月が経ってしまいました。なんと今回で今年の植え替えは100鉢目のアニバーサリーです。いや、別に目出度いという訳ではありませんが、ちょうどいい区切りなので我が家の大物を植え替えることに
サボテンは種類が多く趣味家も多いせいか、多肉植物の中では割と研究されている方だと思います。しかし、残念ながら私の好きなGymnocalyciumについての論文はほとんどありません。そんな中、去年発表されたばかりのGymnocalyciumの論文を見つけました。という訳で本日はMarti
花を咲かせる植物は花粉を作りますが、花粉は受粉して種子を作るためです。というよりも、花粉のために花があるといった方が正しいかもしれません。受粉が風任せな風媒花(杉などの針葉樹、オオブタクサ、イネ科植物など)は目立たない花を咲かせますが、昆虫を呼び寄せて花粉
植え替えは続きます。しかし、すっかり暗くなってきました。露光時間を上げてもあまり明るくなりませんでした。Euphorbia griseolaEuphorbia richardsiaeの名前で入手しましたが、どうにも特徴が異なります。調べたところ、グリセオラでした。まあ、これは販売店が間違った訳
日曜日の植え替えの続きです。夕方になり雨が止んだので、慌てて植え替え再開しました。植え替えは3月からやっていますから、早いところ終わらせたいのですが、終わる気配がありません。Pachypodium saundersii他のパキポディウムとは雰囲気が異なるサウンデルシイですが、丈
多肉植物をそれなりの数育てていますが、温室がないので冬は室内に取り込んでいます。ミニフレーム位あっても良さそうですが、ハウォルチアやサボテンはともかく、ユーフォルビアは寒さに弱いので加温が必要です。そんなこんなで、秋の終わりと春先の多肉植物の移動は結構な
土曜日は1日雨降りで、植え替えが出来ませんでした。では日曜日にと思いきや、日曜日は朝から仕事で出ていました。朝から雨が降っていましたが、昼頃は晴れ渡る青空となり、午前仕事でしたから帰りにファーマーズ三郷店により、うっかりユーフォルビアを購入してしまいまし
昨日は日曜日にも関わらず仕事でした。まあ、午前仕事でしたが、せっかくだから帰りに武蔵野線の三郷駅近くにあるファーマーズ三郷店に寄って来ました。朝は雨が降っていたのに、その後には急激に晴れ間が広がりました。しかし、4月は園芸店の多肉植物は大概微妙な季節で、新
昨日に引き続き『Aloe of the world: When, where and who?』という論文をご紹介しています。昨日はアロエ属が誕生した1753年から、1930年までの約180年間のアロエの歴史を見てきました。本日は1930年代から、いよいよアロエ属の権威であるReynoldsが登場します。また、2000
Carl von Linneにより1753年に二項式の学名の記述方法が提案されアロエ属が誕生しました。つまり、Aloe L.です。しかし、実際にはそれ以前からアロエの仲間はヨーロッパで知られていましたが、ラテン語による特徴の羅列により記述されていました。von Linneによる1753年の『S