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2022/03/12

  • 間もないを意味する「hardly」

    They had hardly taken their seats when the lights went out.[彼らが席に着いて間もなく、照明が消えた] この構文に初めて触れた人が、なんでこんな意味になるんだと疑問に思うのも無理はありません。 「ほとんど席に着いていない」っていうのが、「席に着いて時間がほとんど経っていない」ってことを表しているんです。 順を追って説明しましょう。 「hardly」という副詞は「ほとんどない」という否定の意味合いが強いので、準否定語と言われています。 しかしあくまでも、否定の意味合いが強いというだけで、完全に否定しているわけではないのです。 She ha…

  • Closing Time

    I know who I want to take me home. 関係代名詞を学んだころ、私はこの文章に出会って一瞬戸惑ったことを覚えています。 「I know who ~」で「私は~な人を知っている」あるいは「私は誰が~なのか知っている」という意味の文章を作ります。 I know who did it.[誰がやったか知ってるよ] 「who」自体が後に続く動詞の主体になっているか、あるいは対象になっているので、後に続く文章には主語か目的語が欠けているはずです。 I know who I want. ここで文章が終わっているなら「私は自分が誰を求めているのかわかっている」という意味になります…

  • take on a life of its own

    日本語と英語で言い回しが違うっていう表現はたくさんあります。 たとえば、自分がなんとなく口にした発言が、その後自分の意思とは関係なく良くも悪くも次々に世の中に影響を与えていったとしましょう。 そんな時日本語では「私の発言が独り歩きしている」なんて言い方をします。 でもこの「独り歩き」という表現は日本語において浸透した言い回しであって、それをそのまま英語に直訳して「walk alone」なんて言っても駄目です。 いや、意味はなんとなく分かってもらえるとは思いますが、もっと英語の世界で浸透した言い回しがあるんです。 それが「take on a life of its own」です。 「take o…

  • 関節疑問文の落とし穴

    Why do you think he is lying? この文章は二つの解釈ができます。 それは冒頭の「why」と動詞「think」の関係性をどうとらえるかがカギとなります。 冒頭の「why」を副詞として捉えて動詞「think」にかかっていると捉えれば「なぜ考えるのか」という意味になります。 一方で「why」を動詞「think」の対象、つまり目的語として捉えるならば「その理由をどう考えるのか」という意味になります。 前者の捉え方は「彼が嘘をついていると、どうしてあなたはそう考えるのか」という意味。 後者の捉え方は「どうして彼は嘘をついているのか、その理由は何だと思いますか」という意味。 前…

  • 第5文型の落とし穴

    You will find this book easy. 英語につたない人の中には、この文を「あなたはこの本を簡単に見つけるでしょう」っていう意味だと思ってしまう人がいます。 ここでの「find」は物体そのものを見つけ出すという意味よりも、とある事実を見つけ出すという意味に近い。 「This book」が「easy」であるという事実を見つけ出す、その事実を知る、という意味です。 一見難しそうな本に見えるけど、読んでみればそうでもないってわかるよ、ってな感じですね。 いわゆる第5文型SVOCで、「O=C」って参考書などには載っているやつですね。 じゃあ、見つけるという行為が簡単に行われるという…

  • 否定疑問文

    英語には否定疑問文なるものがあります(まあ日本語にもあるんですが)。 Didn't you buy it even though it was half price?[半額なのに買わなかったんですか] ちなみに「even though ~」で「~であるにもかかわらず」という意味を表します。 なぜ普通に「Did you buy it?」と言わないのか。 なぜ普通の肯定形の疑問文で質問せずに、「Didn't you buy it?」と否定形の疑問文で質問するのか。 それには理由があります。 それは話者の中にある「そうであって当然、肯定であって当然(この場合、買って当然)」という感覚が、否定形で質問…

  • 発音記号と対を成すもの

    英語を学ぶ上で発音記号ってのは大事なもんです。 なんせ日本語よりも発音が細分化されているわけですから、その事実を知らないと、いつまでたっても、「r」と「l」をまとめて同じ音として認識しようとしてしまいます。 ただこれは、違う音であることを知り、その事実を意識して、文脈や状況とともにキャッチすれば、そういったことを何千回と繰り返せば、そうすることで長い年月をかけてその違いになじんでいくもんです。 一朝一夕で聞き分けられるようなもんでもない。 発音記号の重要性が叫ばれるようになった昨今の日本の英語教育ですが、それと同時私が大切だと思っているのは、英語のリズムです。 たとえば、「get it out…

  • 譲歩のas

    Wealthy as he was, he worked hard without being lazy.[彼は裕福だったが、怠けることなく懸命に働いた] Poor as she was, she spared no money to help others.[彼女は貧乏だったが、人助けにお金を惜しむことはなかった] 「as」は「all so」の簡略したものとも言われており、「まったくもってそう」という意味を根本に持ちます。 基本的に「as」は、二つの事柄が「イコールである」ということを示しています。 「as」自体には譲歩の意味はありません。 にもかかわらず、なぜ譲歩の「as」なるものが存在す…

  • be動詞+of

    前置詞「of」は分離を意味しており、「A of B」でBから分離されたAという意味が生まれます。 この「A of B」が、「Bの中にあるAという資質」という意味で使われることがあります。 He wants to make a criminal of me. これは彼自身が犯罪者になろうとしているという意味ではなく、彼は私の中にある犯罪者という資質を作り上げようとしているという意味になります。 つまり、彼は私を犯罪者にしたてあげたがっている、という意味です。 My daughter is an angel of a girl. これは別に、天使には男の子の天使と女の子の天使がいて、うちの娘は女の…

  • just to let you know

    「Just to let you know」 この「just」は「ただ~だけ」という気持ちから使われている副詞です。 「to」は不定詞の「to」で、「let you know」は「あなたに知ることをさせる」で「あなたに知らせる」という意味になります。 なので「just to let you know」で「ただあなたに知らせるためだけに」って意味になります。 ちょっと知らせておきたいんだけど、って感じの前置きですね。 Just to let you know, Fiona is not at the party tonight.[言っときますけど、今夜のパーティにフィオナは参加してませんよ] フ…

  • confirm

    あやふやで不確かなものが、確かで揺るぎないものへと変化することを意味する動詞として「confirm」という動詞があります。 この動詞は、主語自らが確かで揺るぎない状態へと変化する、という意味ではありません。 そうではなく、主語があやふやで不確かな他者を揺るぎない確かなものへと変化させる、という意味です。 つまり自動詞ではなく他動詞です。 Your advice seems to have confirmed his resolution.[あなたの助言は彼の決意を確かなものにしたようです] この動詞は他動詞としてしての機能しかありません。 なので、下位存在である変化する側を主語にすることが出来…

  • 「on」はただの接触に非ず

    前置詞「on」は「接触」という意味を持っています。 そこでこんな言い回しがあります。 I deeply apologized to her for having the affair on my knees.[私は浮気のことで彼女に膝をついて謝った] 「on one's knees」で跪いている状態を表すことがあります。 これは、膝と地面の接触を表しているわけですね。 西洋には膝をつくことで謝意の深さを示す文化に馴染みはないんでしょうが、日本人ならしっくりくる文章ですね。 跪くといいう意味では他にも「kneel」という動詞があります。 She was kneeling in prayer wh…

  • once too often

    You do such a thing once too often and get punished.[そんなことばっかりしてると罰が当たるぞ] 「once too often」とはどういう意味か。 「once」は一度、「too」は度が過ぎる、「often」は頻度がそれなりに多い、という意味を表します。 「too often」は、頻度が多すぎるという意味になります。 しかしそれだと、「once」という意味とは相いれない感じがします。 でも言葉って割とそういうことが起こるもんなんです。 たとえば日本語でも、「絶対」という確信と「思う」という推測が合わさって「絶対にそうだと思う」って言ったりしま…

  • if it were not for

    If it were not for you, I wouln't be now.[あなたがいなければ、今の私はないでしょう] 「if it were not for A」で、なぜ「もしAがいなければ」という意味になるのか。 それを言うなら「if there were not A」や「If there were no A」じゃないのか。 そんな疑問を持つ人もいるでしょう。 まず「it」という単数形の主語に対して「were」が使われているのは、これは単純に仮定法だからです。 実際とは違う世界の話をしようとしている表明です。 そもそも「It is for A」といえば、これはどういう意味になるでし…

  • cannot help doing

    「help」といえば助けるという意味でおなじみですが、けしてそれだけで済むような言葉ではありません。 誰かを助けるということは、その人をどうこうすることによって、その人が抱えている困難を取り除く、ということです。 なので「cannot help」で、助けられないという意味の他に、どうすることもできないとか、取り除くことができないなどの意味に使われることがあります。 特に何らかの行為に対して、どうすることもできない、取り除くことができない、避けることができない、という意味合いで使われます。 I cannot help laughing. 笑うという行為に対して、どうすることもできない、手立てがな…

  • would as soon do as

    英語では、友人をパーティに誘ったときに、こんな言葉が返ってくることがあります。 I would just as soon stay at home as go to the party. ここでの「would」は、直接的ではなく婉曲的に自分の意思を表現する助動詞です。 実際にするかどうかはさておき、もし許されるなら、もし構わないのなら、私にはこういったことをする意思があります、という遠慮気味な主張を表しています。 「just as soon」は、ちょうど同じくらい速やかに、という意味の副詞句で、動詞すなわち行為を修飾しています。 その修飾している動詞というのが「stay at home」、家に…

  • meet with something

    Daniel met Elena.[ダニエルはエレナに出会った] これはダニエルが一方的にエレナに出会った、という文章です。 エレナがダニエルに出会ったのかは定かではありません。 エレナの方はそうは認識していないかもしれません。 とにかくダニエル視点で一方的に表現した文章です。 これを一方的ではなく表現する方法として、両者を共に主語に置く、というのがあります。 Daniel and Elena met.[ダニエルとエレナは出会った] これで一方向性は消えました。 他にも前置詞「with」を使う方法もあります。 Daniel met with Elena. これも一方向性が消えた表現です。 しか…

  • have to do with

    英語っていうのは言葉の裏を読ませたがるもんです。 たとえば、一緒に何かをするときに相手との間に存在している繋がりとか。 I have to work with Leonardo.[私はレオナルドと一緒に働かなければならない] 「私」一人ではだめで、レオナルドがいなきゃいけないわけです。 「私」はレオナルドという存在を必要としているわけです。 つまり、「私」にとってレオナルドは決してどうでもいい無関係な存在ではないということです。 「私」にとってレオナルドは無くてはならない存在です。 一緒に何かをしなきゃいけない相手ってことは、それだけ相手との間に繋がりが存在しているということになります。 I …

  • How come?の正体

    「何故?」と聞きたいとき、英語では「Why」を使います。 それとは別に、「How come」を使うこともよくあります。 How come you broke up with Selena?[どうしてセレーナと別れたの] 初めて「How come」という表現に出会ったとき、文法的な疑問を抱くのは避けて通れないでしょう。 実はこれ、「How come」のあとに続く文章は「that節」かつ従属節なんです。 「come」には「来る」という意味の他に、とある状況や状態に「なる」という意味もあります。 My bow tie came undone.[蝶ネクタイがほどけた] これは「主語が○○な状態になる」…

  • 「How about?」と「What about?」の違い

    「How about ~?」と同じような表現として「What about ~?」というのがあります。 これらは同じような使われ方をすることもありますが、場合によっては、話者の気持ちがこの2つを使い分けさせることがあります。 How about next Tuesday? この文は、相手に対して「来週の火曜日はどうですか」っていう、日取り決めをするにあっての相手の意向を確認する感じです。 一方で、来週の火曜日に既に予定の入っている人が、その日に別の予定を入れたりしたら、来週の火曜日はどうするつもりなんだ、という具体的なことを聞きたくなります。 そういったときに、 What about next …

  • How about you?の正体

    How about next Tuesday? 予定や日取りについて話し合っているときに、こんなことを言ったりします。 日本語でいうと「来週の火曜日はどうでしょう」。 「How about」構文は中学生で習う初歩的なものですが、この構文に疑問を感じたことはないでしょうか。 だって、動詞がないんですよ。 まあでも疑問を感じたことが無い人がいてもおかしくはない。 なぜなら日本語の場合も同様に、動詞がないんですもの。 英文も日本文も要素が一致しているんですよね。 How(どう)、about(について)、next Tuesday(来週の火曜)? なので意味が分かるといえば分かるんです。 ただ、文法好き…

  • meet up with

    「meet」は、対象との距離を縮めて接触するという意味を持ちます。 非常に幅広い意味なので、いろんな使われ方をします。 一般的によく知られている「出会う」という意味は、「meet」のほんの一面にしか過ぎません。 「meet」という英単語は、人と人との接触を対人関係における接触と捉えます。 そのため「meet」は「対面」という意味を持ちます。 しかし、対面と言っても色んな場合が考えられます。 初対面、すでに面識のある人との対面、偶然の対面、約束した上での対面、などなど。 本来「meet」はこれらどの場合にも対応しています。 しかし一つの動詞だけですべての意味を担当していると、少々ややこしい。 そ…

  • 目に見えないラインとの接触

    「meet」は「対象との距離が縮まって接触する」という幅広い意味を持っています。 「meet」における人と人との接触は、対人関係上の接触を意味しています。 そのため一般的に「出会う」という使われ方をします。 しかし、人以外の接触を「meet」で言い表す場合、必ずしも出会うという意味にはなりません。 たとえば、抽象的な概念、それも目に見えないラインを意味する概念との接触に「meet」が使わることがあります。 その場合、何を意味するのか。 目に見えないラインとは何か。 We meet your wishes. 私たちはあなたの願いに対し距離を縮めて接触します。 願いというのはいわば相手が望んでいる…

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