ランドセルに困る!<5>(双子篇)の続きになります。 双子のランドセルにはじめはケチケチした考えが起きたけれども、次女三女には普段から節約してもらっていることなどを考えたら、ランドセルくらいは好きな物にすればいいと思うようになった。と、口では言っているけれども、内心は一個7万円を超えるランドセルの値札を見ると倍額で頭の中で表示されてしまう。そんな中、20%割引のクーポンを手に入れた僕は、こんどは割引も頭の中で倍額になり、喜んでいた。定価などというものは当てにならないものだけれども、その定価に左右される僕の認識は滑稽でしかない。 困ったことがあった。 しかし、子供の頃を思い出すと、実際の値段より…