ある姉妹が、サル型の信仰、ネコ型の信仰という話をしていた。子猿は、母猿の首に必死にしがみつき、母猿に振り落とされまいとするという。一方、子猫は、母猫に首を咥えられて、リラックスして母親に連れられて行くという。私自身の信仰を振り返ると、受洗して長い間、サル型の信仰だったように思う。イエスキリストから振り落とされまいと、必死にイエス様にしがみつき、自分なりに善行に励んでいたように思う。実際、福音書を読むと、弟子たちは、活動的なイエス様に、懸命について行っているイメージがある。弟子たちは、真の動機でイエス様について行っている訳ではないが(これは、よく言われているが、イエスを、ローマ帝国の支配から解放…