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  • 栃木県おすすめパワースポットと観光:1日目後半

    ランチは水車の里 瑞穂蔵で 前日の4月20日(土)に、王様のブランチで紹介されていたことを知らずに寄った。 順番待ちで11番目だったけれど、待ちました。 日本一美味しい?こしひかりだそう。 しかも、薪のかまどで炊いたおこげ付きのつやつやご飯をおひつで出してくれるという。 想像しただけでヨダレが出そう。 梁がむき出しになった高い天井 土間で順番待ちをしながら、古民家を移築したという空間を味わう。 そしていよいよ 瑞穂蔵の定番膳『田舎膳』 かまど炊きの美味しいご飯は、おひつごとおかわり自由だそうです。 トロトロの茄子の揚げ浸し、豚汁、どれも美味しかった。 おこげつきご飯も何十年ぶりだろう、大変美味…

  • 栃木県おすすめパワースポットと観光:1日目前半

    那須登山に行ってきました。 那須連山の茶臼岳は、手軽なコースから本格コースまであるので、林間学校しか経験のない私でも楽しむことができました。 ロープウェイで9合目まで上がって、牛が首まで約30分。 那須ロープウェイの駐車場から www.nasu-ropeway.jp ロープウェイで約4分ですが、上がってみると空気が全然違う。 茶臼岳を見上げる 牛が首に到着 4月21日、まだ雪が残っている那須連山。 たった30分でも、絶景と美味しい空気に、身も心も大満足。 www.nasukogen.org 前半のもう一つは「那須温泉神社」 那須温泉神社は西暦630年に創建された歴史のある神社でした。 壇ノ浦で…

  • 大相撲地方巡業 さいたまスーパーアリーナ場所に行ってきた

    令和6年春巡業 本日、さいたまスーパーアリーナ場所の春巡業を観てまいりました。 間近で本物のお相撲さんに会えて感激でした。 9:00開場で公開稽古 初切(千代天富、千代北海) 綱締実演(第73代 横綱 照ノ富士) 横綱 照ノ富士 三役の四股 土俵入 お昼ご飯は、牛たん 千乃の牛タン丼 会場で買えたのが、牛タン屋さんと鰻屋さんだけで、鰻が食べれないので牛タン丼を頂きました。思いのほか美味しくてペロッと食べてしまいました。 お席は東のタマリA席でした タマリ席に付いている座布団 タマリ席は近いけれど、とても狭いので足腰が元気でないと大変です。 取組表 初めての相撲観戦で、儀式のような催しなど珍しく…

  • 埼玉県の桜スポット 古墳に咲く桜にうっとり

    古墳の上に咲く桜 念願の、埼玉県のさきたま古墳公園の桜を観たいと訪れたら、満開の見事な桜に会えました。 ここは「丸墓山古墳」で、登れます 「丸墓山古墳」は円墳では日本最大級だそうです。 そして何といっても、ここは「のぼうの城」の忍城を水攻めにした、石田三成が陣を張ったところ。 うーーん、感慨深い。 忍城も見えます。 revivel.hatenablog.jp 古墳の上から見える古墳群と桜 埼玉県名発祥の地と言われています 行田八幡神社 狛犬さん 行田八幡神社で始まった花手水 神社内のあちこちに置かれています 癒されます 商店や民家の軒先にも花手水を飾る『行田花手水week』 地域全体でおもてな…

  • 山本兼一「火天の城」は、壮大な命がけの築城物語り

    織田信長が天下をとって琵琶湖畔に築城された「安土城」は、信長の終わりと共に焼失し、幻の城と言われる。 当時としては考えられない巨大な安土城は、日本史上、はじめて高層の天守を持ち、城全体が高石垣で覆われた石の要塞であった。 しかし、期間が10年と短く、資料がほとんど残っていないために幻と言われた。それでも、当時の城を観覧した宣教師が記録を残していたため、絢爛豪華な姿は、遠くヨーロッパにまで伝わっているという。 お城などを観ると、昔の人は巨大な石をどうやって運んで積み上げたのだろうと思っても、想像することは難しかった。 それを山本兼一さんは、「火天の城」で築城のすべてを見事に書きあげている。 主人…

  • 日本一の見沼田んぼの桜回廊をサイクリングとバードウォッチング

    さいたま市見沼のサイクリングロード 桜を求めて、総延長20kmを超える日本一の桜回廊をサイクリング。 さいたま市の、のどかな田舎道 例年だったら満開の頃。 咲いている木もあるけれど、まだまだ硬い蕾の木が多かった 桜はちらほらでした。 可憐 毎年咲くけれど、今年の桜はこの一瞬だけ www.minumatanbo-saitama.jp 公園に入ってお昼ご飯。 手作りお弁当 空気が美味しい。 お外で食べるといつもより美味しく感じる。 池のふちにたくさんの人。 同じ方向に向けて、立派なカメラを向けている。 奥に見える立派なカメラを構えた人たちは、何を撮っているのか どうも鳥のようだ。 近くに座っていた…

  • 皇居と築地本願寺を散策

    赤煉瓦の東京駅から散策スタート 東京駅は経由で何度も利用しているけれど、正面からまじまじと観たことがなかったので新鮮だった。 ここから、てくてく皇居へ向かう。 とにかく、右を向いても、左を向いても、外人さんばかり。 ここは確か、大手門前 こちらは、平川門入り口 ここへ来るには、手荷物検査があります。 櫓、カッコいいです 江戸城 富士見櫓 富士見櫓は、慶長11年(1606)に創建、櫓台石垣は加藤清正が築いたといい、城内の現存石垣の中でも最も古い石垣のひとつです。その後、明暦3年(1657)に焼失し、万治2年(1659)に再建され、明治維新後は幾度かの改修を受け、関東大震災で大破し旧材を利用して再…

  • 菜の花咲きほこる千葉県のパワースポットを散策(2日目)

    初めての成田山新勝寺へ 二日目は成田山新勝寺へお詣り。 「お参り」と「お詣り」の読みはどちらも「おまいり」ですが、漢字の「参」は寺に関すること、「詣」は神社に関することに使用するそうです。 でも、成田山新勝寺はお寺なのに、「お詣り」とありました。 成田山の表玄関である総門 釈迦堂(1858(安政5)年に建立された重要文化財でかつての本堂) 古さがたまりません。 お寺なのに、狛犬?狛犬は神社では?ということで調べてみると、 神社にあるのが一般的ですが、寺院でも稀に置かれることがあり、東大寺南大門のものが石製としては我が国最古のものとされています。狛犬について 大本堂と三重塔 この日はコーンが立っ…

  • 菜の花咲きほこる千葉県のパワースポットを散策(1日目)

    菜の花畑 今回は千葉県です。 東国三社参りの3つ目、香取神宮 「東国三社」と呼ばれる、茨城県の「鹿島神宮」と「息栖神社」、千葉県の「香取神宮」の三社は、伊勢神宮に匹敵するほどのパワースポットで「関東のお伊勢参り」と言われているそうです。 そして、この三社の位置を結ぶと直角二等辺三角形になり、そのトライアングルエリア内には強力なパワーが存在しているらしい。 毬をつく狛犬さん 鳥居 檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が重厚さを漂わせています 北参道 katori-jingu.or.jp 森林浴のあとは、てくてくお昼ごはんへ 参道商店街にあるお店で、冷やしとろろそば お昼ごはんのあとは、犬吠埼灯台へ向かいま…

  • 司馬遼太郎の「街道をゆく 1」は日本の歴史を歩ける面白さ

    司馬遼太郎さんが、街道を歩きながら歴史を教えてくれる楽しい1冊でした。 と言っても、初めて聞く、目にする、日本語も多く、立ち止まることはたびたびあるのだけれど。 第一巻の大見出しは 湖西(こせい)のみち 竹内(たけのうち)街道 甲州街道 葛城(かつらぎ)みち 長州路 【湖西のみち】は、「日本人はどこから来たのか」ということで、若狭湾から京や奈良へゆくための、外来人や外来文化の流入路であったということ。そして、平安初期には盛んに、日本へ国使が来ていたようで、満州辺りにあったという「渤海国」は、日本は兄上ですと慕っていたという。 私にとっては「渤海国」が初耳だったので、面白くて仕方がない。ところが…

  • 町田駅、駒込駅周辺を散策

    町田国際版画美術館 広重の浮世絵に会いに行ったのですが、今は展示されていなかった。 3/10までは特集展示として、「黒崎彰 50年の軌跡」の版画が無料で観られます。 浮世絵の技術を活かした木版画作品「近江八景」より瀬田の夕照 「万葉」より雪の佐保/光明皇后 hanga-museum.jp 広重を諦めて、ランチへてくてく。 パッタイ(海老入りタイ風焼ビーフン)とココナツジュース グリーンカレーが美味しいみたい。 maipenrai.jp 電車で駒込駅へ向かいます。 訪れてみたかった六義園 公園内に居ると、都内にいることを忘れます www.tokyo-park.or.jp 次はすぐお隣までてくてく…

  • 茨城県おすすめパワースポットと観光2日目

    牛久大仏(地上120m、世界一の大仏様) 牛久大仏、ご覧になった事あるでしょうか。 初めてお会いしたのですが、あまりの巨大さに声が出ますよ。 そして美しい慈悲深いお顔、まなざしに、なんでしょうね、感動して目から出そうになって危うかったです。 そして、単に牛久市の観光呼び物くらいかと思っていたら違ってました。 浄土真宗東本願寺派本山東本願寺の公園墓地になっているのですね。 真下から エレベーターでお胸のところまで胎内に入れます。 いろいろ見どころはありますが、中にいると大仏様の中って忘れてしまいますね。 かなり遠くから、その大きさに驚きます まだお会いしてない方、ぜひぜひ一度ご覧になってください…

  • 茨城県おすすめパワースポットと観光1日目

    鹿島神宮内にある、神秘的な御手洗池 1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。昔は参拝する前にここで禊をしました。現在では、年始に200人もの人々が大寒禊を行います。鹿島神宮:境内案内 1日目は、筑波実験植物園に寄ってから鹿島神宮へ。 温室の見頃1位は、世界最大級の「花」ショクダイオオコンニャク ショクダイオオコンニャクの花は枯れてしまって実の状態です。 結実・種子発芽が日本初の快挙だそうです。 tbg.kahaku.go.jp 国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関です。およそ14ヘクタールの敷地には、日本に生育する代表的な植物をはじめ、…

  • 信長暗殺に散る五人の刺客の物語「弾正の鷹」山本兼一著

    「利休にたずねよ」で直木賞を受賞した、山本兼一さんの時代小説を久しぶりに読んだ。 山本兼一さんの時代小説は面白い。まだ未読の楽しみにしている作品はとってあるので、今回は五編の短編集を手に取ってみた。 「下針(さげばり)」の主人公は、紀州雑賀党の鉄砲名手・鈴木源八郎。 「ふたつ玉」の主人公は、甲賀の鉄砲名手・善住坊。 「弾正の鷹」の主人公は、信長に父を処刑された桔梗。 「安土の草」の主人公は、甲斐の忍び庄九郎。 「俱尺羅(くしら)」の主人公は、将軍足利義昭から信長毒殺を命じられた遊女の俱尺羅。 五編ともに、男女の愛情が絡んでいる。 タイトルにもなっている「弾正の鷹」は、美しい桔梗が年月をかけて鷹…

  • 河津桜の本場、河津と熱海への弾丸旅

    河津駅を降りて、河津桜の入り口 色が濃いのですねぇ、美しい 念願の河津桜が観られて感動 河津桜と菜の花と電車のコントラストが素敵 見頃の週末だったので、人出は多かったです。 それでも、河津桜並木がとても長いので存分に鑑賞できました。 埼玉から電車を乗り継いで、約3時間半。 河津桜はずっと気になってはいたものの、遠いので諦めていましたが、本当にきれいでした。 河津桜祭りは2/29までです。 www.kawazu-onsen.com 河津桜並木から徒歩15分ほどのところにある川津来宮神社までてくてく。 写真を撮ろうとしゃがみこんだら、番犬君が寄ってきた めずらしい親子?の狛犬 樹齢千年以上のご神木…

  • 「戦の国」を読んで、家康嫌いが確定した

    家康ファンの方がいらしたら、すみません。 初の作家さんだった冲方丁さんの「戦の国」、とても面白かった。 戦国、動乱の55年を駆け抜けた、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六傑の視点から描く、連作短編集。 どの武将も、これまでとは違った視点で、そうかそうだったのか!と説得力があって、ぐいぐい引き込まれた。 脇役的な存在として知っていた、「大谷吉継」、「小早川秀秋」、「豊臣秀頼」が特に素晴らしかった。 女優の芦田愛菜ちゃんが、一番好きな武将は「大谷吉継」と言うが、何を読んでそう思ったのか。もしかしたら、この「戦の国」の大谷吉継を読んだのではないか。それにしても一番好きな…

  • 東京国立博物館と、梅を求めて文京区を散策

    建立900年 特別展「中尊寺金色堂」開催中の東京国立博物館 9:30開館に合わせて9:15頃に到着したけれど、かなりの行列でした。 「中尊寺金色堂」人気ですね。 観たかったのですが、義経ファンの私としては、やはり平泉へ行って観てこなくちゃと思い直して本館を見学。 エントランスから2階を見上げると重厚さが漂っている お初の東京国立博物館。 建物も展示品もすばらしく、1日では見きれません。午前中の半日で本館の2階だけしか観ることができませんでした。 「鳳輦(ほうれん)」は天皇が行幸に際して座乗した専用の乗物 孝明天皇が安政2年(1855)に新造内裏(現在の京都御所)に遷幸する際に用いられ、また明治…

  • 偕楽園で早咲きの梅と、茨城県近代美術館を堪能

    偕楽園の梅 日本三名園である、水戸の偕楽園で梅を鑑賞してきました。 まだ咲き初めなので、人も少なくゆったり観賞できて散策三昧でした。 2/10から3/17まで梅まつり。 偕楽園内の好文亭の2階から 偕楽園は、江戸時代に水戸藩9代藩主の徳川斉昭(なりあき)によって造園されたそうです。 そして偕楽園内にある好文亭は、徳川斉昭公が、ここに文人墨客や家臣・領民を招き、養老の会や詩歌の会を催しました。 残念なことに、昭和20年の空襲で焼失し、昭和30年から3年の期間を費やして復元されたものです。 ちなみに、徳川斉昭は江戸最後の将軍、徳川慶喜の実父。 斉昭が京都から移植した、孟宗竹林 偕楽園は初めてでした…

  • 池浪正太郎の「西郷隆盛」を読んで、明治維新の真相がわかった

    鹿児島、錦江湾に浮かぶ桜島 池波正太郎は、エッセイ以外はほぼ読みつくしてしまったと思っていたら、読んでいない本があった。 しかも、気になっていた「西郷隆盛」だ。 幕末ものをいくつも読んできて、西郷隆盛は明治維新の立役者の一人のはずなのに、どうして日本最後の戦争となった西南戦争で、政府軍と戦って死ななければいけなかったのか。謎だった。 それが、すごく良く分かった。 解説で、常盤新平さんも言っている。 私などは上野の銅像しか知らないといっていいのであるが、本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う。 池波正太郎は取材に取材を重ねたうえで、自分の思いが溢れているから、真実を知る…

  • 私にとって初の時代小説作家、辻堂 魁さんの「仕舞屋侍」を読んだ

    主人公は、かつて御小人目付(おこびとめつけ)として剣と隠密探索の達人だった九十九九十郎(つくもくじゅうろう)。ある事情で職を辞して、「仕舞屋」と称して事件のもみ消し屋を営んでいる。歳は50代だろうか、江戸時代ではおじいさんと呼ばれる頃合い。 imidas.jp 徳間文庫のために書き下ろされ、その後シリーズ化され4巻出ているが途中で止まっているようす。 ある日、父母を失ったという「七(しち)」と名乗る童女が、賄の職を求めて現れ、強引に九十九九十郎の家事仕事をするようになる。剣の腕がたつという噂を聞いて、いつか敵討ちをするために、侍の家に奉公をしようとする料理の上手な七。九十九九十郎はある事件の謎…

  • 舶来の青い顔料で成功した歌川広重の物語「広重ぶるう」を読んだ

    錦絵の「東海道五十三次」や「名所江戸百景」で有名な、歌川広重の生涯を描いた物語。 <錦絵と浮世絵の違いについて> 「浮世絵」とは、日本画の種類のひとつで、江戸時代の風俗(美人画や役者絵、風景画など)を描いた、庶民的な絵画のことです。なお、浮世絵には、絵師が自筆で描いた「肉筆画」と木版で印刷した「木版画」の大きく2種類があります。中略 「錦絵」とは、浮世絵・木版画の一種で、多版多色刷り(カラー印刷)のことです。とてもカラフルで、錦(にしき:高級な織物)のように美しいことから錦絵と呼ばれました。刀剣ワールド 浮世絵 そして、「東海道五十三次」や「名所江戸百景」は木版画であり、錦絵は絵師の歌川広重だ…

  • 今村翔吾のエッセイ「湖上の空」を読んだ

    新たに時代小説作家を探していた時に、直木賞を受賞した今村翔吾さんの「塞王の楯」が良いらしいということを知った。 読みたくなり久しぶりに購入しようと思ったら、文庫本がまだ出ていない。電車通勤で読むには単行本は重いけれど、どうしても読みたくなった。自宅にはかさばるので、やはり図書館で借りようと予約をした。 驚いた。どんだけの人気!? 2024年1月6日付の図書館の予約状況 宮本輝さんの「灯台からの響き」が、かれこれ4か月になって順位がやっと5番目。 今村翔吾さんの「塞王の楯」は、456番目! いったい何年かかるの、順番来るまでに文庫が出るな。 そして、ふと目についた「湖上の空」を見つけて、ボリュー…

  • 東大寺仁王様を作った運慶の本、「荒仏師 運慶」梓澤要著

    東大寺の金剛力士像(1203(建仁3)年) 東大寺の金剛力士像(仁王様)を初めて見たとき、息をのむ衝撃で立ちすくんでしまった。 それから様々な仁王様にお目にかかってきたが、作った人によって本当にお顔や姿が違っていて、作った人にも興味を持つようになった。 従来、各像の作風から吽形が運慶、阿形は快慶の作とされてきましたが、昭和から平成にかけて行われた解体修理の際、像内から発見された文書により吽形は定覚(じょうかく)と湛慶(たんけい)、阿形は運慶と快慶が主に担当したことが判明しました。運慶は、当時勢力を急拡大していた南部仏師の一派「慶派」の工房を主宰する棟梁であったため、製作総指揮者として2体の造像…

  • 【2023年私のベスト本】主人公編と感動編

    去年の年間ベストはもう、悩むことなく断トツで「鬼平犯科帳」だった。 主人公としても、感動作品としてもだ。 revivel.hatenablog.jp 今年は外へ出る機会が増えたので、去年に比べると読書量はかなり減ったけれど、新たな分野を読んだりして、読書の幅は広がった。 1冊に絞ることができなくて、今年は「主人公編」と「感動編」でそれぞれ3位までを紹介したい。 主人公編 1位 「死ぬことと見つけたり」隆慶一郎 主人公は、斎藤杢之助(さいとう もくのすけ)。 ジェームズ・ボンド(007の主人公)、レオン・モンタナ(レオンの主人公)も敵わない漢っぷりだ。惚れ惚れする。 なぜ映画化されない。と思って…

  • 2023年ご馳走おさめはイタリアン

    トラットリア ティンブロのお料理 2023年の仕事納めの12月29日。 ご馳走おさめに、大宮駅西口のイタリアンのお店でディナーを頂いてきました。 左上から時計回りに、 ・エゾ鹿のなんちゃら ・マグロ頬肉とハーブバターのソテー ・鴨肉のなんちゃら ・イタリア産 フレッシュポルチーニ茸のリゾット 写真を撮り忘れた、有機野菜のバーニャカウダやお通しのカリフラワーのムースなんちゃらも美味しかったです。 久しぶりにワインなんかも頂いて、いつになくおしゃべりに。 ご馳走様でした。 私が歩き出した2023年、ありがとう。 遊びに来てくれたみなさま、ありがとう。 trattoriatimbro.jp

  • 「コンビニ人間」村田沙耶香著を読んだ

    図書館でふと目に付いて、なんか聞いたことあるタイトルだと思って借りてみた。そうしたら、芥川賞受賞作だった。だから聞いたことがあったんだ。 主人公は大多数の人が共通認識している「普通」というものが理解できない、古倉恵子36歳。コンビニバイトに生きがいを感じて18年間続けている。 人と違っている主人公は、子供の頃から心配されたり異物として排除されたりするために、家族からは「治そう」とカウンセリングに連れていかれていた。 普通とは? その人にとっての普通が、大多数の人の普通と違っていると、とても生きにくい世の中である。 印象に残ったフレーズが、「普通の人間っていうのは、普通じゃない人間を裁判するのが…

  • 埼玉県の日光東照宮?妻沼聖天山(めぬましょうでんざん)を満喫

    国宝 御本殿 平成24年7月9日指定奥殿・中殿・拝殿よりなる権現造。斎藤別当実盛公が聖天宮を開創されてから何度も修復・再建されて来ましたが、江戸時代初期、災火のため中門を残して焼失。現存する御本殿は、江戸時代中期に再建されたものです。妻沼聖天山 日光東照宮を思わせる、江戸後期装飾建築の到達点の技術 貴惣門(きそうもん) 岩国藩(山口県)が、妻沼の復興工事を命じられました。藩士の中には、有名な錦帯橋(岩国市)の架けかえをした長谷川重右衛門はせがわじゅうえもんがいました。造営中の聖天堂を見た重右衛門は、貴惣門きそうもんの設計を思い立ち、正清に設計図を託します。この時から100年余りを経た嘉永4年(…

  • 都道府県魅力度ランキング最下位の茨城県の魅力を伝える

    日本三大名瀑の袋田の滝 私の出身は栃木県で、お隣が茨城県、そして現在は埼玉県在住。 なんと、この三県はいつも魅力度ランキングの最下位争いの常連。 今回は2023年度の最下位である、茨城県を観光してきたのでお披露目します。 歴史的に有名な日本を代表する滝3つを選んだ日本三名瀑。 一般的には日光の華厳の滝、熊野の那智の滝、奥久慈の袋田の滝が日本三名瀑だそうだ。 これだけでも、3つのうち2つが栃木県と茨城県だ。 そうそう、今回は寄らなかったけれど、日本三名園のひとつは茨城県の偕楽園。あとは石川県の兼六園、岡山県の後楽園。 三名瀑、三名園では弱いのかしらねぇ。 お次は、 竜神大吊橋 竜神峡にひろがるV…

  • ヘミングウェイ「日はまた昇る」守屋陽一訳を読んで

    第一次世界大戦を経験した若者が、自堕落に過ごす日々・・。 終始、お酒を飲んで、酔って、喧嘩して、食べて、遊ぶ。 ヘミングウェイ自身と、一緒にスペインを訪れた7人の友人がモデルで、イギリス人の貴婦人ブレット・アシュリーを奪い合う。 何なの、この人たち、と思いながら、何かが待ち受けてるんだと読み進めたけれど、そのままラストを迎える。 守屋陽一さんの解説を少し 処女作というものは、かならずしも読みやすいとはかぎらない。作者は読者のことなど考えない。自分一人のことでいっぱいだからだ。彼もこの小説の中でみせびらかせたいものを、ずらりとならべてみせたのである。パリの風俗、釣り、パンプローナの祭り、闘牛、流…

  • 埼玉県の嵐山、嵐山渓谷を散策

    嵐山(らんざん)渓谷の紅葉 埼玉県の「嵐山渓谷」は、らんざんと読みます。 昭和3年秋、日本で初めての林学博士・本多静六博士が当地を訪れて、美しい景観を眺め、京都の嵐山の風景によく似ているとのことで、“武蔵国の嵐山(むさしのくにのあらしやま)”と命名されたそうです。 紅葉の美しさは、本当に素晴らしかった。朝早くに訪れれば、人も少なく、紅葉を独り占めできて、穴場スポットです。 嵐山渓谷の入り口 遊歩道 S14年にここを訪れた与謝野晶子の歌碑 「比企の渓 槻の川 赤柄の傘を さす松の 立ち竝(なら)びたる 山の しののめ」 与謝野晶子歌碑近くのすすきが原 山頂から 渓流の岩畳 色とりどりの自然が織り…

  • 靖国神社から神田古書店を散策

    参道のイチョウ並木 初めての靖国神社。 黄金色のイチョウが出迎えてくれた。 靖国神社 遊就館 遊就館は、英霊のご遺書・ご遺品をはじめ貴重な史資料が展示されている施設。常設展だけでも10万点に及び、刀剣類・武具甲冑・武器のほか、大型兵器も展示されています。22部屋の展示室と2つの映像ホールより構成されて、2時間かかりました。 その時に感じた気持ちも、日が経ってしまうと忘れてしまう。こうして書くことを整理していると、ああ、いけない、今日と言う日は2度とないんだと。彼たちのことを想うと、私たちはどんなに幸せか、大切な人を大切にすることを忘れないようにしたい。 知覧特攻基地の特攻の母として知られる、ト…

  • パーキンソン病でも「好きなことをしたい」を叶えられるように

    私が担当させていただいているNさんは、30代でパーキンソン病を発症。 若くして難病を抱え、入退院の生活を繰り返してきたため、家族以外の人と関わることがとても怖い。 現在は69歳になる女性だけれど、40代位にしか見えずとても可愛らしい。 近くにお母さん、弟さんが住んで手助けをして独り暮らしをしている。 毎日、看護師さんやヘルパーさんが支援をしている。 パーキンソン病は体が動かなくなってしまうため、日中は動けるようにお薬を調整しているけれど、効いていないときは寝がえりも自分ではできない。 だから、動けるときは好きなお掃除に熱中してしまう。やせているので狭いところに入り込んで抜けられなくなり、そのう…

  • 秋晴れの中、念願だった富弘美術館へ

    富弘美術館からの景色 障がい者施設に勤務している頃に富弘さんの作品を知って、1度行ってみたいと思っていた。 その富弘美術館は、草木ダム湖に面したすばらしい景勝地にありました。 散策路からの景色 富弘美術館 シャボン玉をイメージした正方形の建物で、円筒状の大小33の部屋があつまった廊下も柱もまったくない造りとなっているそうです。 中学教師となりクラブ活動の指導中、不慮の事故で頸髄を損傷し、24歳で手足の自由を失った星野富弘さんは、口に筆を加えて文や絵を描くようになります。 どこまでも優しく美しい作品を観ていると、自分の小ささを思い知り、生きることのすばらしさを教えてもらえます。 富弘美術館のパン…

  • ラディッシュ(二十日大根)で3品作ってみた

    道の駅で手に入れたラディッシュ 新鮮なラディッシュが、120円というお値打ちで手に入った。 思わず安さと可愛さで買ってしまったものの、自分で料理をしたことがなかった。 1品はぬか漬けと決めていたけれど、他の食べ方を調べて作ってみた。 マリネ マリネ いつもの紫キャベツのマリネに、スライスして混ぜるだけ。 癖がないので入れるだけで美味しい。 ラディッシュの菜飯 ラディッシュの菜飯 葉は30秒ほど湯がいて冷やすと、綺麗な緑色。それを細かく刻んで、丸くて赤い根の部分をスライスして、塩揉みしてしっかり味を付ける。あとはゴマと一緒にご飯に混ぜるだけ。見た目も綺麗だけれど美味しかった。 ラディッシュのぬか…

  • 秋の京都散策:京セラ美術館・東寺・イケメン仏像 編

    京セラ美術館前から 3日目最終日は、平安神宮となりの京セラ美術館から。 京セラ美術館 竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー 京都市美術館開館90周年記念展 竹内栖鳳の約130点を堪能。 唯一カメラOKだった、晩年の作品 お庭も素敵でした kyotocity-kyocera.museum そしてお昼ご飯へ 志る幸さんの名物、利休弁当 まろやかな白みそのお汁、ねぎのぬた、ひとつひとつが美味しくてほっこり。 shirukou-kyoto.jp 京都最後の散策は 東寺の五重塔 美しいですねぇ そして、もうひとつの美しいものに出会える東寺。 日本一イケメンと言われる仏像、帝釈天さまが講堂にいらっしゃる。 東…

  • 秋の京都散策:二条城・嵐山・広隆寺 編

    二条城のお堀 二日目は二条城から巡る。 時代小説のブログでも書いたことのある、家康と秀吉の嫡男である秀頼が会見をした二条城。そして、大政奉還の舞台となった二条城。 二条城の正門、東大手門 秀頼がここを歩いたのかな・・とか思いながら 二の丸御殿の正門、唐門。奥に見えるのが二の丸御殿 国宝である二の丸御殿の内部は、部屋数33、約800畳という広大な空間となっています。安土から江戸時代にかけて活躍した近世日本を代表する画家集団狩野派による障壁画や、極彩色の彫刻や金の装飾など、まさに豪華絢爛な造りになっています。また、御殿の廊下は歩くと鳥が鳴くような音がすることから、鶯(うぐいす)張り」と呼ばれていま…

  • 秋の京都散策:貴船神社・下賀茂神社・鴨川編

    貴船神社 11月12日~11月14日の3日間、紅葉が始まってきた京都へお散歩の旅へ出かけてきた。 1日目は京都駅のコインロッカーに荷物を預けて、貴船神社へ。 貴船川沿いの川床 帰り道 絶品のだし巻き玉子サンド 川床料理で有名な『料理旅館ひろ文』の板前さんが、沿道で注文を聞いてから目の前で焼いてくれるだし巻き玉子。想像以上の美味しさでした。 hirobun.co.jp 叡山電車の展望列車「きらら」 展望列車「きらら」の車内から 2023年11月3日~26日まで、もみじのトンネルを徐行運転してくれます。 eizandensha.co.jp 鴨川に近い、「ごん蔵」さんのカレーうどん 九条ネギのシャキ…

  • ヘミングウェイ「海流のなかの島々」訳:沼澤洽治を3週間かけて読了

    今週のお題「最近読んでるもの」 洋書を読んだ記憶は、高校生の時にマーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」くらいで、最近では2~3年前にヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだ。 一つの作品を読み終わるのに3週間かかったのは初めての経験だ。 時間がかかった要因のひとつは、最近の朝の通勤電車が混み過ぎて、本が開けない。次に、カタカナ名前で登場人物が多いと覚えられなくて、何度もページを行ったり来たりして遅々として進まない。時代小説の場合は、同じような長い名前でも、漢字なので読めなくてもその人が漢字としてイメージできてしまう。 マーガレット・ミッチェルの「風と共に去りぬ」は、映画が大好きだ…

  • 【作り置きおかず】ゴボウの漬物、鶏つくね、BEATLES最後の新曲を聴きながら

    鶏つくねと蒸しカボチャ 週末は「作り置きおかず」の巻き。 今回は、鍋用に鶏つくねを作って冷凍にする。 冬は週のうち半分以上は鍋になるので、鶏つくねがあるととても便利。 鶏つくね、シューマイは作った方が簡単だし、絶対に美味しい。 【鶏つくね】以下の材料を全部混ぜるだけ 鳥ミンチ(ムネでもモモでも) ネギのみじん切り 生姜のすりおろし(チューブで十分) 塩コショウ 酒少々 【蒸しカボチャ】 これは適当に切って、シリコンスチーム鍋でレンジで5分チンするだけ。 冷凍にしておいて、食べるときに食べる分だけ出してお弁当の1品にしたり。 つぶしてカボチャサラダ マヨネーズかけてトースターで7~8分 酒、みり…

  • 秋の「あしかがフラワーパーク」と佐野ラーメン

    アメジストセージが見頃 15:00にて入替制の昼の部に行ってきました。 2022年3月に全国ランキング第1位にて日本三大イルミネーションに選ばれた、イルミネーション「光の花の庭」が開催中。 2023年10月18日(水) ~ 2024年2月14日(水) 夜の部 15:30~20:30(土日祝は21:00まで)※11/3~1/8は 平日21:00、土日祝は21:30まで営業 点灯開始 17:00頃より点灯開始※11/1~1/8は 16:30頃より点灯開始 入園料金 大人1300円 子供700円 薔薇も 香る薔薇と香らない薔薇があるのは何故 今の時期は花の種類が少ないので、昼の部は人が少なくてゆった…

  • 「41歳からの哲学」池田晶子:生きても死んでも大差ない

    ちょっとしたきっかけで手にした哲学の本。 41歳から・・これは実年齢とはかけ離れています、念のため。しかし、残念なことに精神年齢はもちょっと低いと思う。 本書は、「週刊新潮」で「死に方上手」のタイトルで連載されたものを集めた書籍だそう。 本書の冒頭から「生きても死んでも大差ない」という名言に出くわし、面食らったものの、妙に納得している自分がいた。 どういうことか。 戦争や、北朝鮮からのミサイルなど、池田晶子さんにとっては、「それがどうした」なのである。 歴史は戦争の繰り返しである。人はそんなものに負けてもよいし、勝った者だってありはしない。自分の人生を全うするという以外に、人生の意味などあるだ…

  • 奥日光を散策して、紅葉と森林浴を満喫

    千手が浜と紅葉 秋晴れの中、奥日光を散策。 千手が浜からの絶景 中禅寺湖がこんなに美しいなんて知らなかった。(出身県なのに) 中禅寺湖の西の端にある南北2キロにわたる浜で、周辺には樹齢200年以上のミズナラやハルニレなどが林をつくる他、6月にはクリンソウが咲き誇る自然豊かな環境です。日光旅ナビ 千手が浜から森へ 澄んだ空気、せせらぎの音、色とりどりの木々たち、贅沢な空間。 今にも、森の精こだまたちが出てきそう 秋の小田代ヶ原 小田代原の標高は、約1,400メートル。日光国立公園の特別保護地域および特別地域に指定され、環境省の「日本の重要湿地500」、湿地の保存に関する国際条約である「ラムサール…

  • 関東最強のパワースポット「三峰神社」へ初めてのお参り

    三峰神社の「随身門」 埼玉県秩父市の標高1100メートルの山上にたたずむ三峯神社。 自然のパワーがあふれる関東最強のパワースポットといわれ、注目は樹齢800年といわれるご神木からいただける“気”。また、境内にある「遥拝殿」は、運がよければ雲海も見える絶景ポイントとして人気だと言う。 やっと、念願の三峰神社へ行ってきた。 ご神木を従えた拝殿 そして、神社の多くは、一対の獅子のような狛犬が置かれていると思うが、三峰神社は”狼”なのだ。 日本で数少ない珍しい「三ツ鳥居」が修繕中だった その狛犬ならぬ対の狛狼は、拝殿までにそれぞれ違う5組が鎮座されていた。 調べてみたら、東洋経済ONLINEで詳しく紹…

  • サイクリングで旧坂東家住宅見沼くらしっく館を見学

    囲炉裏の火入れ 10月7日の土曜日、とても良いお天気でサイクリングに行ってきた。 さいたま市内にある、東京ドームの2.3倍の見沼自然公園の近くに「旧坂東家住宅見沼くらしっく館」はある。 さいたま市指定有形文化財「旧坂東家住宅」を、建築当初の位置に解体復原し博物館として利用されている。生きている民家をテーマに、季節の行事の再現とその公開、建物を利用した様々な展示やイベントが催されている。 私が行ったときは、囲炉裏の火入れがされていて、藁ぶき屋根の虫退治?だったか、煙で燻してるらしい。 旧坂東家住宅見沼くらしっく館 江戸時代の末、安政4年(1857年)の建立で、式台を持つ格式の高い住宅で、建坪は8…

  • 重松清「その日のまえに」を読んで問う、また誰かを愛してもいいですか

    「その日のまえに」の”その日”とは、そう、最期の日のことだ。 裏表紙の紹介文は 僕たちは「その日」に向かって生きてきた。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか・・・。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。 この3年近く時代小説を読んできたきっかけは、現実逃避に最適だからだった。頭の中は江戸時代や戦国時代にタイムスリップして、現実を忘れてのめり込める。そうすることで、亡くした夫のこと、自責に苦しんだりする時間を作らないようにできた…

  • 健康的に太る計画(4)2000kcalを食べ続けて1か月半どうなったか

    通勤とタローの散歩で1日1万歩以上歩いている。 太るためには消費カロリーより摂取カロリーを増やさなければならない。 という事で、1日2000kcal摂取を目標にがんばって食べて来た。 3か月で49kgの目標設定をして、今現在が ↓ 一時的に急な山があるのは、外食とアルコールが入った時。 やはり食事内容は正直で、そのままグラフに現れる。 それにしても、食事管理アプリの「あすけん」は本当に便利。 revivel.hatenablog.jp 【ある日の食事内容(1814kcal)】 <朝食(412kcal)>サプリメント(マルチビタミン) 1粒BAKEDオーツ ナッツ&シード 1人前牛乳(120ml…

  • 「限りある時間の使い方」を読んで、意味のある人生を自分に問う

    全米ベストセラーのオリバー・バークマンさんの本書、誰かが紹介していて気になって購入したまま積読本になっていた。 突然、むくっと読む気になって週末に一気読みした。 人の平均寿命は短い。ものすごく、バカみたいに短い。 中略 80歳くらいまで生きるとして、あなたの人生は、たった4000週間だ。 だから、人生は時間の使い方そのもの・・ということで、タイムマネジメントの指南書は多く存在している。 本書は違った。 生意気なタイトルにしてしまったけれど、大げさではなく、自分にとっての意味のある人生を考えさせられてしまったのだ。 響いたフレーズをいくつか紹介。 ・今を犠牲にしつづけると、僕たちは大事なものを失…

  • 【アミノ酸スコア】健康的に太る計画(3)プロテインでγ-GTPが急上昇!

    7月に血液検査をする機会があった。 そうしたら、γ-GTPが・・ γ-GTPが急上昇 人生で肝機能の数値が上がった事なんて、1度もなかった。 今年初めの職場の検診でも、γ-GTPは10台だった。 この1年近くアルコールは1滴も口にしていない。 薬も服用していない。 思い当たるのは、筋肉を付けたくて飲み始めた「プロテイン」しかない。 1日大匙2杯を約半年。 「プロテイン γ-GTP」で検索してみたら、やはり上昇している人の記事をみつけた。 でも、もしかしたら他に原因があったらいけないし、恐らくでブログに載せるのは良くないと思って、プロテインを3週間止めて再検査をした。 結果は、20台の基準値内に…

  • 生のゴッホ「ひまわり」と山下清展 100年目の大回想を観てきた

    ゴッホ「ひまわり」 山下清展を観たくて、新宿のSONPO美術館を初めて訪れた。 「ひまわり」が観れることを知らなくて、ワクワクドキドキ。 しかも、写真OKなのだ。フラッシュなしでだけど。 ガラス越しとはいえ、生の「ひまわり」に感動でした。 オーラが・・ 調べたら、今年の1月に偉いニュースになっていたのですね。元所有者の遺族が返還請求していると。なんか、おかしなお話しですけど。 そして、山下清展です。 生誕100年て、池波正太郎と同級生?? 迷っていたけれど、とても良いという口コミ、9/10(日)までなので、台風の中行ってきました。 長岡の花火 小学生の時に施設に預けられた清が、貼り絵に出会って…

  • 侍好きが「大空のサムライ」を読んだ

    10年以上前に「永遠のゼロ」を読んでから零戦に興味を持って、当時も坂井三郎さんの本を読んだ記憶がある。 今回はどこかのブロガーさんが紹介していて、終戦記念日の8月という事もあって手に取ったけれど、読み終わらず9月になってしまった。 「大空のサムライ」は、終戦まで生き延びたエース・パイロットの坂井三郎さんの回想記である。 印象的な部分の一つを。 ある攻撃の帰途、味方の零戦がエンジンをやられて速度が落ちてフラフラしている。そばに寄り添って飛ぶしかない。他にも友軍機が集まってきて、風防を開けて励ます。そのうち山の斜面が迫り、「自分は敵地に引き返して自爆する。」と反転して引き返してしまう。坂井は苦悩す…

  • 映画「春に散る」を、おひとりさま鑑賞した結果、原作に程遠かった

    原作が良かったので、観てきました。 沢木耕太郎の原作「春に散る」を読んで、野蛮なイメージのボクシングが苦手ではなくなったという感想だった。 revivel.hatenablog.jp 役者さんは良かった。 黒木翔吾役の横浜流星は、空手の世界チャンピョンという経歴で、ボクシングシーンはとてもリアル。 佐藤浩市は文句なく、片岡鶴太郎もすごく良かった。 橋本環奈ちゃんは、普段のイメージとは真逆の役がとても良かった。 山口智子も久しぶりに映像で観れて嬉しかった。 原作の良い部分がかなり端折られていて、残念だったなぁ。 きっと原作を読まずに観れば、感動したのかもしれない。 隣の客席の人のすすり泣きが聞こ…

  • 【作り置きおかず】副菜やお弁当が楽ちん

    紫キャベツのマリネとミョウガの甘酢漬け 夏にピッタリ、お酢を使った作り置きおかず。 色どりも良いので、お弁当に丁度良いのです。 1週間以上持つけれど、美味しいので1週間以内に食べきっちゃう。 そして、紫キャベツの栄養価のすごいことよ。 まず、紫の色の元、アントシアニンは抗酸化作用があり、身体のサビを取り除いてくれる効果がある。身体の老化を進行させる活性酸素の発生を抑えてくれるので、シミ・シワ・物忘れ・血管の詰まりを予防してくれる。 そのうえ、ビタミンC・リン・カリウム・カロテンは通常のキャベツよりもうんと多く含まれているというのだ。 そこで、マリネ。 マリネがAGEs*1対策に良いというのだ。…

  • 【アミノ酸スコア】健康的に太る計画(2)食事管理アプリ「あすけん」は便利

    夏野菜の素揚げカレーライス(唐揚げ2個トッピング) 大宮駅構内の玄米食堂あえんで、久しぶりに外食をした。 本当は焼きサバ定食を頼みたくて入ったのに、人生で絶対にオーダーしないメニューを食べた。 外食でカレーライスを頼むことは、まずない。 野菜が少なすぎるし、唐揚げも本当は食べたくない。 なぜ頼んだかといったら、太る食べ物ランキングで、カツカレーが第1位だからだ。 カツがなかったので、唐揚げで代用。 鶏肉は、アミノ酸スコア100なのでね。 摂取カロリーを増やして、捕食もして、およそ2週間、外食前日の記録がコレ。 体重:45.7kg(+0.2) 体脂肪:18.1%(+0.2) ほとんど変わらなくて…

  • 「修羅走る 関ケ原」を読んで、関ケ原の合戦とは何だったのかを思う

    関ケ原の合戦について、遠い昔にそんなことがあったくらいしか知識がなかった。 時代小説をむさぼり読むようになって、約2年半。 特に池波正太郎の作品は、戦国時代、江戸時代、幕末、それぞれが面白くて、自然に日本の歴史に興味を持つようになった。 目についたものから読んでいったので、時代背景の順番はバラバラ。 1冊、1冊は点でしかなかった。 ところが、前回の和田竜さんの「のぼうの城」を読んで、今回の「修羅走る 関ケ原」を読んだことで、これまで読んできた点の作品が、ジグソーパズルのようにつながったのだ。 とても恥ずかしいのですが、「修羅走る 関ケ原」を読み始めて、関ケ原の戦いが、徳川家康VS石田三成だった…

  • 留守番のトイプードル、暑くてのびてた

    トイプードルのタロー 買物から帰ってきたら、この有り様。 あまりの格好にパシャリ。 いつもは足音だけでわかるらしく、鍵を開けるときには玄関まで迎えに来てくれるのに。 仕事の時は11時ごろに扇風機のタイマーが切れて、エアコンが入るように設定して出かけている。 だから、家に着くと涼しくて、「タローは幸せやねぇ」と、タローを羨ましがっていた私。 今日は日曜で、スーパーから帰ってくるのも10:30頃だから、扇風機だけで留守番をさせていた。 仕事に行っているとき、いつも、こんなんなってるのかしらん。 エアコンなかったら大変。

  • アミノ酸スコアを気にして、健康的に太りたい①

    そう、ただ太るのじゃなく、綺麗に健康的に太りたいのだ。 身長:159cm 体重:45.5kg(理想体重はプラス10kgだけど、あと5kg太りたい) 体脂肪:17.9%(女性平均値は20%~29.9%) BMI:18 30代くらいまでだったら良いかもしれないけれど、歳を取ってからは良いことはない。 体力がなくて、この猛暑もしんどくて干からびそうになる。 シワも増えるし。 これまで50kgを超えた記憶はなく、長年48kg前後だった。 今年になってから、特にこの1~2か月で減り続けて心配になってきた。 45kgは切りたくない! 1ヵ月ほど前に、膵炎の症状でのたうちまわる腹痛が10年ぶり位にきた。 2…

  • 映画「のぼうの城」は面白かったけど、小説はもっと面白かった

    豊臣秀吉が天下統一をとるときに、最後まで陥落することなく、唯一落とせなかった城として名を残すことになった忍城(おしじょう)の戦い。 のぼうの城の忍城は、現在の埼玉県行田市に位置し、史実に基づいたお話です。 読後はもう 爽快! 清々しいことこの上ない。 <ネタバレあり> 1590年(天正18年)、小田原城の支城である忍城の総大将が主人公の成田長親=のぼう様(でくのぼう)。 脇を固める武将の正木丹波、柴崎和泉守、酒巻靭負がそれぞれにカッコいい。 そして、豊臣方の忍城攻めの総大将は石田三成で、脇を固めるのは、大谷吉継、長束正家ら。 ちなみに、大谷吉継は、あの芦田愛菜ちゃんの1番好きな武将。 7月22…

  • 永遠に聴いていたい、観ていたい、音楽映像ーWe Are the World

    youtu.be 昨夜、YouTubeでブルーノ・マーズを探していた。 そうしたら、「あ、懐かしい」と目についた、We Are the Worldを開いてみたら。 もう、涙と鼻水でぐしょぐしょ。 それからずっと、リピートのしっぱなし。 音楽ってすごいな。 感動。感動。感動。 * Lionel Richie* Stevie Wonder* Paul Simon* Kenny Rogers* James Ingram* Tina Turner* Billy Joel* Michael Jackson* Diana Ross* Dionne Warwick* Willie Nelson* Al Ja…

  • 夫に先立たれて4年目、映画「君たちはどう生きるか」を一人で観てきた

    宮﨑駿「君たちはどう生きるか」 なんか、自虐的なタイトルですみません。 これが言えるようになったということが、自分凄いな、と自分に感心しているのだ。 観たいと思いながら、一人では行く気にならずもんもんしていた。 そうしたら今日、無性に力がみなぎってきて、「行こう!」と思い立ってすぐにPCで11:10からを予約していた。 急いで着替えてお化粧して、電車に乗って行ってきた。 今回の宮﨑駿作品は、宣伝しないのが宣伝らしく、興行収入は初動4日間だけで比べると『千と千尋の神隠し』を超える記録だそうだ。 で、映画開始直後からニュースを気にしていたのだけれど、評価が二極化していると。 そして私の感想は、独り…

  • 直木賞受賞作「利休にたずねよ」は、千利休切腹の謎を解き明かしていく物語

    新たに、時代小説作家さんを探してたどり着いたのが、山本兼一さん。 最初に選んだ作品が、第140回直木賞受賞作、「利休にたずねよ」。 PHP文芸文庫紹介文 女のものと思われる緑釉の香合を肌身離さず持つ男・千利休は、おのれの美学だけで時の権力者・秀吉に対峙し、天下一の茶頭(茶の湯をもって主君に仕える人)へと昇り詰めいていく。しかし利休の研ぎ澄まされた感性、艶やかで気迫に満ちた人生を生み出した恋とは、どのようなものだったのか。思いがけない手法で利休伝説のベールが剝がされていく。 元は魚屋に生まれ、武士ではない利休が、なぜ秀吉から理不尽な切腹を命じられたのか。 そして、秀吉も本意ではなく、謝ることで許…

  • 生まれて初めて「ぬか漬け」にトライしたら大成功で、便秘も解消

    ぬか漬け、上手くできました。 上手くと言っても、初挑戦としては大成功です。 ぬか漬けをたくさん頂く機会があって。 苦手なニンジンも美味しくて、ボリボリボリボリ。 結構な量を食べました。 そうしたら、自然なお通じが、うん十年ぶりに訪れた。 この感動を、便秘の人に教えてあげたい。 これは発酵食品のぬか漬けで、腸内環境に変化があったのだと思う。 便秘に良いと言われるものは何でも試してきたけれど、ぬか漬けがこんなに効果があるなんて大発見でした。 これは、自分でもぬか漬けをやらないといけない。 調べると、簡単セットというヌカが売っているというので、スーパーで見つけて来た。 私が買ってきたのはこちら。 お…

  • 【日本を守る】2023年、ゲノム編集されたトマトの苗が全国の小学校に配布

    2021年に、家庭菜園で無料でゲノム編集トマトの苗が4000人に配られ、 2022年、障がい児施設にも無料でゲノム編集トマトを配布され、 2023年、小学校の子供たちに学校でゲノム編集トマトを育てさせて食べさせると。 アメリカでは民間認証のNon-GMOマーク(遺伝子組み換え・ゲノム編集でないことを示すマーク)が作られると、4年間にNon-GMOマークの売り上げが5倍になり、企業も売り場面積を広げたりと行動が変わっているという。 日本人は実験台になっているという事を知って、本当に日本はどうなっているのだと恐ろしくなる。 せめて、ゲノム編集されていないものを選択できるように、OKシードマークの普…

  • 和田竜 著「小太郎の左腕」は、鉄砲集団雑賀衆の11歳の最終兵器・・

    鉄砲集団「雑賀衆」とは 「村上海賊の娘」「忍びの国」などは、かなり史実に基づいた作品であったけれど、今回は戦国時代が舞台のフィクションである。 フィクションではあるものの、「村上海賊の娘」にも登場していた、戦国最強の鉄砲傭兵集団「雑賀衆」の神の子が、タイトルの小太郎だ。 主人公は戦国時代の典型のような猛将、半右衛門。敵である隣国の喜兵衛も素晴らしい武将で、敵でありながら誰よりも互いに信頼している。武辺を誇る武将達の、真っ直ぐに乱世を生き抜く漢っぷりはカッコよくて、一気に読める。 そして合戦の凄まじさは、まるで自分の眼で見ているかのような臨場感で、和田竜さんの見事な筆致に大興奮する。 純粋な少年…

  • 鹿児島へ散骨に行ってきた

    上空から、夏の富士山 先日、ネットの記事が目に留まった。 高度経済成長の真っ只中、日本の音楽シーンの頂点に君臨した孤高のアイドル、ジュリーこと沢田研二の記事。 妻である田中裕子との仲睦まじい様子だった。 スーパースターは短命だ。マリリン・モンロー、エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンetc 不特定多数の視線を常に浴び続ける人生は、尋常じゃない不安とストレスであろう。 沢田研二は酒に溺れることなく、クスリなど必要としない。その依存することのない日常は、かけがえのないパートナーの田中裕子の存在があるからなのだ。 胸の奥にストンと落ちた。 かけがえのないパートナーを得ている人は幸せだ。 もし…

  • 池波正太郎著「獅子」は、徳川に付いた真田昌幸の長男、信之のものがたり

    かの関ケ原の戦いで、西軍に付いた父の真田昌幸、弟の幸村と別れ、家康の養女を妻にした長男の信之は東軍に属し、家康に評価されていたということは知っていた。 次男の真田幸村は、不利と分かっていても最期まで豊臣に付き、大坂冬の陣・夏の陣で後世にまで名を残した。彼の勇姿は、時の戦国武将達をも深く感動させたという。 徳川家康から真田信之を通じて、寝返るよう誘いを受けていたが、義を貫いて敗者の豊臣方に付き、人生の最期を華々しく飾って散った真田幸村。 人気があるのは仕方がない。私も真田昌幸・幸村親子が大好きだ。 その点、徳川に付いた真田信之には、あまり良い印象を持っていなかったけれど、「獅子」を読んで好きにな…

  • 藤沢周平の短編集「時雨みち」

    久しぶりに藤沢周平を読みたくなって、選んだのが短編集の「時雨みち」。 通勤の電車内で読むには、短編集はちょうどよい。 1979年~1981年の作品で、武家もの、市井もの11篇を収めている。 相変わらず、渋くて、男女の機微、人生のやるせなさを端正に綴っている。 解説で、岡庭昇さんが、「人の世に倫理は存在せず、人の関係は利害と立場、打算とエゴに充ち充ちている。だからこそこの世のどこかに、正義や規範、感傷や愛が存在しなければならないのである。」と書いている。 藤沢周平の物語はほんとそう、まさしく言い当ててくれている。 心に染みる「時雨みち」11篇の、「山桜」は映画化され、2008年に公開されている。…

  • トイプードルのタロー、生まれて初めてクワガタと出会う

    お前はだれだ? どこから飛んできたのか、家の前でひっくり返っていたコクワガタ。 連れてきて、タローとご対面。 危機一髪、食べようとしたので慌てて離した。 ご心配なく、きゅうりとトマトで、元気にしています。

  • 気になる「洗濯機ホース」を100均のアレで隠してスッキリ

    掃除がしにくい、洗濯機ホース ずーーっと気になって2年が過ぎた、洗濯機の排水ホースの場所。 拭きにくいし、ホースの蛇腹の埃なんて見て見ぬふりして、ラップを撒こうかとか考えていた時。 インスタグラムで、これだ!というのを見つけた。 プラダンをご存知だろうか。 プラスチックダンボールの略でプラダン。 軽量性・耐久性・耐衝撃性・断熱性に非常に優れているというもの。 セリアのプラダン ホームセンターやネットなら、洗濯機パンの大きさに合わせた大きいものがあるけれど、待てずに近くの100均セリアで2枚購入。 サイズを測って、切り貼りして作ってみた。 プラダンでスッキリ 上から被せているだけなので、取り外し…

  • 朝倉かすみ著「平場の月」を読んで、心がヒリヒリしてしょうがない

    とにかく、まいりました。 脳なのか、心なのか、後遺症だ。 ヒリヒリ、痛い。 朝倉かすみ、何もの? この「平場の月」は、山本周五郎賞を受賞していて、直木賞候補にもなっていた。 久しぶりに時代小説以外を読もうとしたのは、先輩ブロガーのくーさまが紹介していて、「かなりよかったよ。」と感想があったからだ。相当な読書量のお方が「かなりよかったよ」って、これは読まないと。 www.whitepapers.blog 向田邦子を初めて読んだときにも、「何なんだ、向田邦子。」と、それまで読んできたものとは違う、小説の面白さを感じたけれど。 「平場の月」は、何日たっても心がヒリヒリ、ヒリヒリ、読み終わってからが涙…

  • 生誕100年に池波正太郎記念文庫をたずねて

    自分の誕生日に、大好きな池波正太郎の生誕100年記念の聖地へ行ってきた。 池波正太郎記念文庫ホームページ 台東区中央図書館に併設されていて、なんと無料なのだ。 池波正太郎記念文庫は、上野・浅草を故郷とし、江戸の下町を舞台にした「鬼平犯科帳」など、時代小説の傑作を多数発表した、 池波正太郎の業績や作品の世界を広く伝えるため、池波家及び多くの方々のご協力で、平成13年9月26日に開設しました。作品に関するさまざまな資料を収蔵し、書斎の復元や著作・ 自筆原稿・絵画等の一部を常時展示しております。また、時代小説コーナーを設け、戦前の貴重本から現代の人気作品まで時代小説に関する資料を収集し、公開していま…

  • 【邦画】レジェンド&バタフライをプライムビデオで鑑賞

    今年、1月公開の「レジェンド&バタフライ」が、もうプライムビデオで配信するというので観てみました。 織田信長と、信長の正室濃姫の、出会いから最期までの33年間を描いたラブストーリー。 合戦シーンなどはないので、途中ちょっとウトウトしてしまった。 織田信長がカッコ悪く描かれているせいもあるのか、綾瀬はるかが凄く良かった。 これは、綾瀬はるか演じる、濃姫の物語にした方が良かったのではないかしらん。 ますます綾瀬はるかが好きになる。 キスシーンが結構長かった。 『これをkokiちゃんとかはどう観るんだろ』とか余計なことを考えてしまって、織田信長としてではなく、木村拓哉として観てしまうのは良くないなぁ…

  • 熊谷達也の「我は景祐」は、明治維新の影で散ったもう一人のヒーロー

    1年前に植えた小さな苗が綺麗に咲いてくれた 2022年11月ごろから会津藩の最期に興味を持ち始め、そこから幕末、明治維新関係を読み始めた。 revivel.hatenablog.jp 今年、2023年1月に、池波正太郎著「幕末遊撃隊」を読んで、新たな実在したヒーローに感動して、幕末ものはひと区切りしたつもりでいた。 revivel.hatenablog.jp ところが先日、先輩ブロガーのくーさまの記事にくぎ付け。 www.whitepapers.blog あの「邂逅の森」の作者、熊谷達也が初の時代小説? しかも、幕末もの。 これは読むしかない。 幕末の戊辰戦争を、仙台藩から描いた作品。 徳川幕…

  • 動物とともに暮らすことは簡単ではない

    我が家のタロー トリミングをしたばかりなので、すっきりしています。 今年の9月で7歳になるタロー。 幸い、タローはこれまで大きな病気をすることもなく元気で助かっています。 インスタグラムを良く見ているのですが、プロフィール画像をタローにしているせいか、動物系の動画を良く目にします。 可愛い動物の動画に癒されたり、面白い動物に笑わせられたり。 でも、中には、目を背けたくなるような、涙がボロボロ出てしまう動画もたくさんあります。 手足と口を縛られて、ゴミ袋に入れられて捨てられていたり。 泣いているこの子は 生まれて初めて撫でられたワンコ そして、高齢になって看られなくなったからと、保健所に連れてこ…

  • 仕事に必需品の指サックたち

    指サックいろいろ データの時代になっているのに。 未だに、紙をめくる業務が多く、指サックはボールペンと同じかそれ以上に必要な事務用品だ。 いろいろ種類はあっても、結局、使うのはいつも同じものになる。 私が使っているのは、右から3番目のシンプルなもの。 今は予備があるから良いけれど、以前、使いやすい指サックを紛失してしまった。 他の物を使うけれど、指になじまず使いにくくて、いろいろ探し回って集まった指サックたち。 真ん中のはにわの指サックは、東急ハンズで見つけて、あまりの可愛さに即買い。 ところが、とても使いにくくて、飾りとしてデスクの上で鎮座している。 仕事に行き詰ったときに、このはにわの顔が…

  • 秋田新幹線こまちで仙台へ

    秋田新幹線こまち 秋田新幹線こまち、可愛いくないですか。 初めて乗りました。 なんと、大宮から乗って、次はもう仙台で、1時間ちょっと。 秋田新幹線こまち号は全車指定席で、すべて、はやぶさ・はやてと連結して東北新幹線の区間を走るそうだ。 そして、こまち号はですね、2シート×2シートなのでした。 「こまち」と「はやぶさ」の連結部 東北新幹線大宮駅~盛岡駅間が2022年に開業40周年を迎えます。盛岡駅では全国的にも珍しい新幹線の「連結」「切り離し」の様子を見ることが出来ます。大きな音を立てて連結する姿、静かに切り離される姿。どちらも違った魅力があり、大人も子どもも大満足間違いなし!新幹線の「連結」「…

  • 隆慶一郎「吉原御免状」は、家康が影武者だったというお話し

    隆慶一郎を読むのは2冊目になる。 面白い。 主人公の松永誠一郎は、生後十三日目で宮本武蔵に拾われて、25歳まで肥後の山中で育てられる。武蔵の死後、武蔵の書状をもって訪れた、江戸・吉原で裏柳生との争いに巻き込まれる。二天一流の達人で、実は後水尾院(第108代天皇)の遺児。 隆慶一郎が書く主人公は、「死ぬことと見つけたり」の斎藤杢之助といい、主人公が魅力的過ぎる。 二代将軍徳川秀忠は、自分の娘(和子)を後水尾天皇に入内させた。鎌倉幕府以来、天下は武家のものとなっても、武家が天皇になることはなかった。武家の娘が皇后になり、その皇子が天皇となって、己が天皇の外戚の地位を得ることが悲願であった。 和子以…

  • トイプードルのタロー、シャンプーとフェイスカットのビフォーアフター

    さあ、シャンプーですよ。この表情... フェイスカットの前に、トリミング屋さんに併設しているウォッシュルームでシャンプーをする。 トイプードルは臭いのない犬種だけれど、夏場はシャンプーをさぼると、タローはちょっと生臭くなるのである。 ぶ、ぶ、ぶさいく。濡れるとこんなんなります。 でも、今日は大人しい。 どなたですか。顔こわい。ドライヤー嫌いのタロー、すごい不機嫌なお顔。 それでも今日は良い方です。 乾いてきました。この後、トリマーさんにカットしてもらいます。 吠えてる。写真なんかいいから早く迎えに来いと言ってます。 気付くと吠えるので、見つからないようにお迎えに行くのだけれど、今日は写真を撮っ…

  • 春まっさかり、上越新幹線で水上温泉へ

    上越新幹線 4/1(土)~4/2(日)、人生初の上越新幹線に乗って、水上温泉へ行ってきた。 なんて美しいフォルムなんでしょう、上越新幹線。 妙義山と桜 車窓からの景色も素晴らしかった。 これは鈍行の上越線から見えた、すそ野の美しい妙義山と満開の桜。 埼玉は葉桜になっていたけれど、群馬は桜が見事でした。 谷川岳あたり それでも谷川岳は、こんなに真っ白で、これまた美しかった。 利根川の渓谷も美しかったのに、撮り忘れてしまいました。

  • 電車の中で盗撮の現場を見てしまったとき、あなたならどうしますか

    書こうか、書くまいか、悩んで書くことにした。 タイトルの件を経験してしまったのだ。 朝夕の通勤は満員電車に揺られている。その日はちょっと早く着いて、1本早い電車に乗れた。いつものぎゅうぎゅう詰めより余裕があって、ホッとしていた。 その日も文庫本を開いて読み始めたら、すぐ後ろの男性がしゃがみ込んだ。『ん?…気分が悪いのかな?』気になって振り向こうと思ったら立ち上がった。 やれやれと、本の世界に入り込もうとしたら、またしゃがみ込んだ。仕事柄、体調が悪いのではないか気になる。今度は振り向いて、顔色は大丈夫か覗き込もうとした。 私が心配したその男性はしゃがんで、隣の若い女性のロングスカートの下に、スマ…

  • 沢木耕太郎「春に散る」を読んで、ボクシングが苦手ではなくなっていく

    ネット上で、佐藤浩市×横浜流星W主演で映画化「春に散る」と言う記事をみつけた。 「春に散る」の公式サイトをのぞいてみると、好きな山口智子も出演する。 佐藤浩市のコメント、「生き様があっても生き方が見えない漢たちが、自身のこれからと最後を賭けて同じ船に乗る。」も良かった。 そして、山口智子のコメント。 ボクシングについて全く無知であった私は、まず沢木耕太郎さんの小説を開きました。一気に引き込まれて、あっという間に読み切りました。「ボクシングは荒々しい男の世界」というそれまでの思い込みは、清々しい力に満ちた一陣の風にすっかり吹き飛ばされ、「どう生き切るか」という、命ある者全てへの問いかけに、自分も…

  • シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」を観て、感動とおしりの痛みと

    アレグリア広告 先日、お台場ビッグトップで「アレグリア」を観てきた。 チケットは去年の11月にSS席を買い求めたけれど、すでにS席に近い所しかとれなかった。 アレグリアの座席表 コロナ禍の影響で5年ぶりの再開。 あの頃、演者さんたちが解雇になったニュースを思い出す。 「アレグリア」は、1994年の初上演以降、約19年にわたり世界中255都市で上演され、1,400万人以上の観客を魅了し、愛されてきた作品で、今作は、日本のおける2004年の「アレグリア2」以来、シリーズ第3弾となります。 小倉智昭「テントの中に幸福感があふれている」シルク・ドゥ・ソレイユの魅力 素晴らしかった。 小倉さんの言葉を借…

  • 長谷川平蔵から「死ぬことと見つけたり」の斎藤杢之助に浮気する

    時代小説ばかり読むようになって2年余り。 時代小説は、市井ものから捕物帖、剣豪小説などジャンルも多く、いくら読んでも飽きることがない。 同じく時代小説好きの友人との会話から、「そうか、私はチャンバラ好きなのだ・・」ということに行きついた。 そして、お勧めされたのが、隆慶一郎著の「死ぬこととみつけたり」。 私にとって、初の作家さん。 漫画「花の慶次」の原作者さんだそう。 これはまいりました。 長谷川平蔵Loveだったのに、「死ぬことと見つけたり」主人公の斎藤杢之助に恋してしまった。 まだこんなに魅力的な人物がいたのか。 佐賀鍋島藩には、「葉隠(はがくれ)」という武士道のバイブルともいえる、全11…

  • ビートルズのドキュメンタリー映画「Mr.Moonright」に泣けた

    正式には、 ドキュメンタリー映画『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』 2023年1月27日(金)より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開 感想は、「とても良かった」のである。 ドキュメンタリーなので、ビートルズの楽曲とかは無い。 それほど期待はしていなかった。 ピアノを弾く音楽好きの友人を誘ったので、つまらなかったら申し訳ないなぁと思いながら鑑賞。 友人は、映画の冒頭にかの有名なキャバーンクラブの映像が出て来ただけで、落涙したらしい。 私ほどビートルズ好きではなくても良かったみたい。 私は後半、なぜか泣けてきた。 なんなんだろう。 あぁ、やっぱ…

  • 神戸で「劇場型水族館アトア」と神戸ビーフを堪能

    日本最大の球体水槽 精霊の森フロアでは、ゾウガメがお散歩 2021年10月にオープンしたアトアは、アクアリウムとアートが融合した新感覚の都市型水族館です。 神戸、三宮駅から南へ徒歩18分ほど。 外観はコンクリート造りで、水族館とは思えない建物だったので入るまで戸惑いました。 「幻想的で独創的な世界を感じる」ということで、とにかく魚が好きなんだ!という方には物足りないけれど、新しい感覚で面白かった。 atoa-kobe.jp 帰りは元町をてくてく歩きながら、夕食探し。 さすが、神戸牛のお店が多い。 誘惑に勝てず、吸い込まれていった「神戸牛 黒澤」さん。 大人気メニュー【神戸牛ステーキ重 極上赤身…

  • 東京駅の、のり弁が美味しすぎる

    東京駅で買える、のり弁が人気で食べられないと聞いていたけれど、買えた。 いくつか種類がある中で、金華鯖のり弁を。 もう美味しいのなんのって。 副菜もすべて美味しいの。 是非是非、機会があったら食してみてください。 1番人気はシャケのり弁でした。 金華鯖のり弁は1380円だったかな。 本当に美味しい。 https://noriben-yamanobori.co.jp/

  • 「村上海賊の娘」は面白すぎて、一気読み

    2022年のマイベスト本に挙げた、「鬼平犯科帳」以来のワクワク感でたまりませんでした。 映画化された「のぼうの城」を書かれた、和田竜による長編歴史小説。 第35回吉川英治文学新人賞 2014年本屋大賞 第8回親鸞賞 文庫本、全4巻。 1巻目は人物把握で時間がかかったけれど、2巻目からは、それはもう、夢中になります。 戦国時代、織田信長と大坂本願寺の戦い(木津川口の戦い)が舞台。 主人公は瀬戸内海を席巻した、村上海賊の首領の娘である景(きょう)。 この姫でもある景が破天荒で魅力的で、先が知りたくて、ページをめくる指が止まらなくなる。 そして、織田信長についた大阪は泉州の眞鍋海賊と大阪本願寺(毛利…

  • 池波正太郎「幕末遊撃隊」は明治維新の渦中へのタイムマシン

    去年2022年秋から幕末に関する時代小説を読んできた。 会津藩に興味を持ったことから始まった幕末ものも、ひとまずこれで一区切りになる。 そして、幕末の名剣士、伊庭八郎を私は知らなかった。 代々にわたる心形刀流の道場で、江戸でも名流とうたわれた剣家に生まれている。 天才と言うほどの名剣士で、江戸ざむらいの人間的魅力を持ち、二十歳そこそこで酒も女も料理もたしなむゆとりを持った「伊庭八郎」に惹きつけられていく。 伊庭八郎は、幕臣としての道を貫き通し、明治2年、箱館の地でわずか27歳の生涯を終えた。 負け戦とわかっているのに何故行くのかと聞かれ、伊庭八郎は2人にこう答えている。 「一滴の血も流さず、三…

  • 新年あけましておめでとうございます

    2023年もよろしくお願いします。by タロー 新年早々、ネタに困ったので、タローに登場願いました。 昨年は1年半ぶりにブログを再開することができて、自分でも驚いています。 優しいブロガーさんたちとの再会、新しい出会いをありがとうございます。 みなさまにとって幸多い1年になりますように。 今年はですね、小豆を食べると運気が上がるらしいですよ。 と言うことで、私は早速、お赤飯と水羊羹を作りました。 水羊羹は初チャレンジ。 粒あんが好きなので、粒あんの水羊羹です。 手作り水羊羹

  • 【2022年私のベスト本】池波正太郎「鬼平犯科帳」

    「鬼平犯科帳」はテレビ時代劇でお馴染みの方も多いかと思います。 私は時代劇を観ていないけれど、名前くらいは知っていた。 2021年11月に池波正太郎を読むようになってから、「鬼平犯科帳」はタイトルが何となく手に取ろうとする気にならず、やっと手にしたのは2022年4月。 最後の24巻を読み終わったのが8月。 「鬼平犯科帳」を読み始めてから、毎日が楽しくて楽しくて、鬼の平蔵こと長谷川平蔵に会いたくて会いたくて、まるで恋焦がれてるかのようであった。 最後の24巻を手に取り、『とうとう終わっちゃうのか、寂しいな、どんな終わり方だろう・・』と、何も知らず。 なんと、未完であったことを知って、唖然として頭…

  • 搬送先が決まるまで2時間、救急隊員の優しさに頭が下がる

    私が担当している最高齢者は99歳で一人暮らしの女性。 主な症状は腰痛で、週1回の整形外科への通院と、近くのスーパーに週2回ほどの買い物を自分でしているのだ。 とても気丈で、しっかりされていて、「爪の垢をください」とずうずうしくお願いしたこともあった。 その女性のかかりつけの薬局から、「何度も電話をしているが繋がらないので心配だ」と連絡が入った。 親族は94歳の妹しかいないので、その妹さんへ連絡をして行ってもらった。 着いた頃を見計らって電話をすると、動けないでいるという。 自転車で走り、駆け付けると、ベットに寝ているが意識はしっかりしている。 原因は良く分からないが動けなくて、昨日からほとんど…

  • アバター:ウェイ・オブ・ウォーターを3Dで鑑賞

    アバター2 前作「アバター」公開から約13年振りに、続編の「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」が公開されました。 世界興行収入歴代1位だそう。 公開2日目の12/17(土)に観てきましたが、満席でした。 前作を観ていなくても、内容を忘れてしまっていても大丈夫です。 とにかく映像が素晴らしすぎて驚きます。 3Dで観たので、水しぶきとか飛んできます。 前作は森の中の映像で森の神秘が美しかったけれど、今回は海の神秘が美しくて海の中に入りたくなる。 3時間超なので、トイレは鑑賞前に行っといれ。 観た人にしか分からない写真を。 アバターを観た翌日、実家へ帰った帰り道に、アバターの鯨を発見。

  • 斎藤一を知りたくて、浅田次郎「一刀斎 夢録」を読んでみた

    一刀斎・・・後ろから読むと斎藤一(知らなかった!) 斎藤一と言えば、人気アニメの「るろうに剣心」でもお馴染み、映画では江口洋介が演じていて、知っている人は多いと思う。 最強と言われ、恐れられた、新撰組三番隊組長。 どうして斎藤一を知りたいと思ったのか。 会津藩に関する本を読んでいたら、新選組の斎藤一だけが最後まで会津藩と運命を共にして亡くなったとあったから。 亡くなったのは誤りで、維新後は警察官となっている。 「一刀斎 夢録」は、大正元年、老人になった斎藤一が、近衛師団所属の剣の達人である若き中尉に、自分の生涯を夜ごと語っていく回顧録となっている。 内容は壮絶です。 幕府が薩長にまけた理由を、…

  • 明治維新の影に、気高く生きた会津藩の人々の物語「修理さま 雪は」を読んで

    会津落城の早朝、運命が一変してしまった会津藩の人々を主人公にした連作7編です。会津藩と言うと、15歳前後の武家男子を集めた白虎隊の悲劇が思い浮かんでしまいますが、史実に基づいた7人のお話は涙なしでは読めないものでした。 「修理さま 雪は」藩主松平容保の側近で将来有望の神保修理は、雪と結婚して間もなく藩の責任をかぶり切腹。会津武士、神保修理の妻としての矜持を胸に自ら命を絶った神保雪子。美しかった雪は敵(大垣藩)に連れていかれ凌辱され・・ 「涙橋まで」現在も"会津女性の華"とよばれる中野竹子の物語。会津城下に新政府軍が迫るなか、武芸にたけた中野竹子は女性6人で薙刀を携えて戦場に出る。 「雁の行方」…

  • ブログ継続のために、トイプードルのタローに出てもらうの巻き

    トイプードルのタロー生後3か月 ひょんなことから、黒トイプードルのエイトくんのブログを拝見することになった。 まぁ、可愛いったらない。 読書の記事は、なかなか進まないこともあって、そうだ!私もタローに助けてもらおうと思い立ったのでした。 タローの紹介 犬種:トイプードル♂ アプリコット 生年月日:2016年9月14日 タローは5匹兄弟でちゃんと血統書もあったのですが、私がタローに会ったとき、すでに3か月でタローだけ売れ残ってた。 目と目が合った。 昔のコマーシャルじゃないけど、知らんぷりできなくなった。 タローだけ大きかったので売れ残っていたのだ。 大きくなってしまったからと捨てられるトイプー…

  • 池波正太郎「火の国の城」を読んだら、加藤清正にぞっこん

    「火の国の城」は、池波正太郎の忍者シリーズ「忍者丹波大介」の続編。 私は知らずに1番最初に「火の国の城」を手に取ってしまったけれど、面白く読めました。 前作の「忍者丹波大介」は、豊臣秀吉の死から関ヶ原合戦までで、「火の国の城」はその5年後から大坂夏の陣で豊臣家が滅亡するまでのお話です。 丹波大介は徳川の忍び甲賀を裏切り、関ケ原の合戦で真田のために働いた忍びである。今作では、秀吉の跡継ぎである秀頼を必死で守ろうとする加藤清正の忍びとなる。 「火の国の城」のもう一人の主人公が加藤清正。 加藤清正は豊臣秀吉の子飼いの家臣で、多くの武功を挙げ、肥後熊本藩初代藩主となる。そして、熊本城、名護屋城、江戸城…

  • 「今どきの若い者は」なんて、決して言うまい

    メガネを買い足した。 長年、フチの太いタイプを愛用していたけれど、フチなしが良いという意見を頂いた。 もう少し丸いフレームにしようか、なんてことは思っていたけれど、何はともあれ試してみることにした。 そして先日、お手頃価格のzoffへ行った。 結局、フチなしに近いタイプは似合わなさ過ぎて、フチが丸くて細いフレームを選んだ。 zoffのお兄さんが、「ルミネカードのキャンペーン期間なので、入会すると10%offになります。」と教えてくれた。ルミネはそこそこ来るし、普段も5%offで使える。1400円浮いたらランチ代になる♪と入会することにした。 ルミネカードカウンターを教えてもらって、手続きして、…

  • 藤沢周平の短編集「夜消える」の(踊る手)は教科書に載せたい

    藤沢周平と言ったら、多くの作品が映画にもドラマにもなっているので、知らない人はいないと思う。 映画だけでも 「たそがれ清兵衛」(2002年 配給:松竹 監督:山田洋次 出演:真田広之、宮沢りえ)「隠し剣 鬼の爪」(2004年 配給:松竹 監督:山田洋次 出演:永瀬正敏、松たか子)「蟬しぐれ」(2005年 配給:東宝 監督:黒土三男 出演:市川染五郎、木村佳乃)「武士の一分」(2006年 配給:松竹 監督:山田洋次 主演:木村拓哉、檀れい)「山桜」(2008年 配給:東京テアトル 監督:篠原哲雄 主演:田中麗奈、東山紀之)「花のあと」(2010年 配給:東映 監督:中西健二 主演:北川景子)「必…

  • 私の時代小説作家

    2021年4月、宇江佐真理の短編集「深川恋物語」から始まった時代小説愛。 前回も書いたが、宇江佐真理を読みつくしてしまう前に、他の作家を探して山本周五郎をみつける。 この2人の作家を読んでいるうちに、澤田ふじ子、北原亜以子も読むようになる。 2021年9月、藤沢周平に出会い、もう完全に時代小説の沼から出られなくなる。 内容も、江戸を舞台にした市井の人情ものから、捕り物、お家騒動、剣客、下級武士もの、戦国時代。 宇江佐真理は読みつくしてしまったので、藤沢周平にどっぷり。 そうなるとまた不安になって、次の作家を見つけておきたくなる。(病気) 2021年11月、池波正太郎の忍者ものに出会う。 この出…

  • 心揺さぶられた、山本周五郎「さぶ」

    宇江佐真理の時代小説にハマって、次々に読んでいて不安になった。 それは、また読みつくしてしまったらどうしよう。 あとに読めるものを確保しておきたいと、そわそわ。 そして、他の作家で時代小説を探そうとネットで調べたら、”不朽の名作””時代小説の金字塔”etc・・なんだか凄いらしい。 タイトルは「さぶ」ですが、さぶは脇役で主人公は栄二。 でも、読み終わってみると、タイトルは「さぶ」でいいんだと思う。 二人は老舗の表具屋に奉公している仲良しで、栄二は男前で仕事もできるけれど、さぶは不器用でのろまで叱られてばかりいる。物語の冒頭は、さぶが泣きながら奉公先を飛び出していくところを、栄二が追って「帰ろう」…

  • 時代小説にのめり込んだきっかけの作品は、宇江佐真理の「深川恋物語」

    1年半振りの更新になります。 その1年半前の記事にも、さらっと紹介したのですが、改めて、読んだ本を記録に残そうと思いました。 深川を舞台にした、市井の人々の切ない想いを描く、珠玉の短編集。 第21回吉川英治文学新人賞候補作。 単なる恋愛ものではありません、江戸の下町に暮らす男女、親子、隣人たちの切ない想いが、江戸の風情と重なって心に染みる6篇。 なかでも、「凧、凧、揚がれ」は人のいないところで読みたかった、すばらしい作品。 短編集なので、時代小説のとっかかりとしては読みやすくオススメです。 中学生以来で図書館から借りた本は大正解だった。 それまでは文庫本を購入して読んでいたので、失敗したくない…

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