●福岡に異動してからわずか半年で名古屋に戻る辞令が出ました。 なん、それ!!! ただ、今の業務環境は正直最悪なので結果良かったのかなと思います。 もう少し福岡ライフ楽しみたかったんですけどねー。 ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
鉄道やドライブで暇さえあればあっちこっちをぶらついて回るトラベルライターです。絶景目当てに今日も街を徘徊します。
東京・渋谷にやってきました。日曜日の渋谷はどこもかしこもすごい人!ぶつからないように歩くので精一杯です。みなさんどこにいくんでしょうね。 さて今回のタイトルは「渋谷・トイレめぐり」。渋谷で悪いものを食べてお腹を壊してたわけじゃないですよ?雑誌「散歩の達人」の編集長・久保拓英さんと一緒に渋谷のデザイナーズトイレを巡る散歩旅。「旅色」さんが企画したイベントに参加したのです。 THE TOKYO TOILET プロジェクト この散歩をするにあたり、デザイナーズトイレができるきっかけとなった「THE TOKYO TOILET プロジェクト」をご紹介します。 かつて公共トイレは臭い、汚い
413 日本のマンガ史の原点・トキワ荘のあった椎名町を歩く。
みなさんは東京都豊島区にかつてあった「トキワ荘」という小さなアパートのことを知っているでしょうか。大都会東京の小さなアパートのことなど知るはずがない。そうおっしゃる方もいるでしょう。 ですがこの「トキワ荘」。実は日本のマンガの歴史を語るにあたって忘れることのできない原点ともいえる場所なのです。 場所は東京都豊島区南長崎。かつては椎名町と呼ばれていました。かつてトキワ荘があった場所には別の建物が建っていてモニュメントが残るのみとなっています。モニュメントが残っているということがこのアパートの歴史的価値を物語ります。 「トキワ荘」を模した建物が現在近くの公園敷地内に建てられています。そ
地域タグ:豊島区
今日(4月23日)、桜前線は北海道の帯広に到達しました。3月に寒く雨の日が続き開花が遅れた桜ですが、北日本では開花は平年より早く加速度をつけて日本列島を駆け上っていきました。 思えば今年もたくさんの桜をカメラに収めてきました。 先に書いたブログで訪ねた桜をご紹介してきましたが、ブログで紹介できなかった写真も数多くあります。今回はそんな桜たちを写真で振り返っていけたらと思います。 3月末 まだ咲きはじめの桜を追った桜坂。漸く告げられた、春の訪れ。満開のサクラサク。
知ってる?藤枝市の朝ラー文化 おはようございます。 時刻は午前7時。わたしは、今オープンしたばかりのラーメン店「麦」さんにいます。 このお店があるのは静岡県中部の藤枝市。藤枝市や隣の焼津市ではこの店のほかにも早朝からオープンしているラーメン店が数多くあり「朝ラーメン(朝ラー)」の文化が定着しています。このお店の前にも開店前から5,6組のお客さんが並んで待っていました。 今回行った店ではありませんが、こちらの店は平日は午前5時、土曜日に至っては午前3時半にオープンします。もはや早朝ではなく深夜です。それでも行列は後を絶たず8時15分閉店とありますが、5時台には麵がなくなって営業終
410 【東京】さくらトラムで桜撮らん? 都電荒川線で桜巡りイベントレポート
本日、旅色さんでブログ【東京】さくらトラムで桜撮らん? 都電荒川線で桜巡りイベントレポートが公開されました。 WEB旅行雑誌「旅色」には有料会員サークル「旅色LIKES」があり、旅行にまつわる数々の活動を行っています。会員による公開ブログもそのひとつなのですが、そのほかに会員が主催するWEBイベント、リアルイベントも行われています。この春、桜が咲く時期に合わせてわたしが主催したのが都電荒川線に乗って東京の桜を見に行くというものでした。公私含めイベントなるものを主催するのはこれが初めてなうえ、肝心の桜の開花が遅れ思い通りにいかなかったことが多々ありましたが、東京在住の旅好き方でも乗った
山梨県富士吉田市を旅しています。新倉山浅間公園で富士と桜、それに五重塔のザ・日本のトリプルコラボに感動したあと富士急行でひと駅もどり、 葭池(よしいけ)温泉前駅で下車しました。外国人観光客でいっぱいだった新倉山とは打って変わってここは静かな住宅地。観光客はほとんどいません。温泉前と名前がついているので温泉街があって観光客で賑わっているのではないかと思ってしまいますが、ここにはそんな温泉街はありません。 この駅の周りにあるのは少しの住宅と一軒の日帰り温泉施設のみ。日帰り温泉施設といってもスーパー銭湯のような大型レジャー施設ではなくこんな鄙びた建物。何と江戸時代末期、安政3年に創業した
408 今しか見られない富士山×桜×五重塔の競演に酔う~山梨県・新倉山浅間公園
外国人のみなさんが日本に旅行に来て何を見たいかと尋ねたとき多くの方は、 「フジサン!」 「サクラ!」 と答えるのではないでしょうか。それに加えて寺社仏閣を訪ねることも日本旅行の一つの楽しみです。中でも「ゴジュウノトウ」は一目見たい観光アイテムなのではないでしょうか。 そんな日本ならではの景色を一度に見られる。そんな贅沢な場所があります。 それが山梨県富士吉田市にある「新倉(あらくら)山浅間(せんげん)公園」。新倉富士浅間神社一帯に開けたこの公園からはこの季節「富士山」「桜」「五重塔」が一度に見ることができるということで多くの観光客が訪れます。 旅の始まりは富士急行線の下吉田駅。新
少し前、浜松市天竜区を車で旅した記事を書きました。少し間が空いてしまいましたが今回はその続き。花桃を見に行った帰り、ちょっと立ち寄りたい場所があってので行ってみることにしました。 スローライフがはじまる駅、都田駅 やってきたのはこちらの建物。古民家っぽい建物にマリメッコの布が暖簾のように掲げられています。 駅全体もマリメッコの暖簾が飾り付けられています。 実はここは天竜浜名湖鉄道の都田(みやこだ)駅。「Miyakoda駅 Cafe」さんは駅の中に店を構える「エキナカカフェ」です。 待合室のテーブルもおしゃれ。 待合室の中もマリメッコ柄。天竜浜名湖鉄道開業時からある古民家風の建物とは
4月6日、良い天気に恵まれた週末、このチャンスを逃すまいと花見のハシゴ旅に出かけました。日も暮れかかっていましたがまだ花見は続きます。富士市の龍厳淵、山梨県身延町の久遠寺に続いてやってきたのは三島市の三嶋大社。昼間にやってきたことは何度もありますが夜にやってきたのは初めてです。 ↑ 以前書いた三嶋大社の記事はこちら。 三嶋大社は三島市きっての桜の名所。寒桜やシダレザクラ、大島桜にソメイヨシノなど200本もの桜が境内に植えられており2月から4月にかけて桜を楽しむことができます。中でもソメイヨシノが咲く時期には境内がライトアップされ夜桜見物をすることができて多くの参拝客でにぎわうので
405 ゆるキャン△の聖地にシダレザクラを訪ねて~山梨県身延町
前回訪ねた龍厳淵の最寄り駅、入山瀬駅から電車に乗って北上して山梨県に入りました。 やってきたのは身延駅。JR身延線の中心駅です。身延は日蓮宗の総本山である身延山久遠(くおん)寺のある門前町として発展し、古くから多くの参拝客でにぎわってきました。 そんな門前町は今新たな風が吹き、アニメの聖地巡礼の地として賑わいを見せています。 それがゆるキャン△。女子高生たちがゆるゆるキャンプを楽しむストーリーが人気のこのアニメは今第三シリーズが放映されていますが、ストーリーの舞台はここ身延町です。 駅前のお土産店にはゆるキャン△グッズがずらり。リンの愛車、ヤマハビーノも展示されています。 バ
4月6日、数日前は雨予報もでていましたが思いのほか好天に恵まれました。 おそらく花見を楽しめる最後の週末になるだろうと思い、桜を見にローカル線に飛び乗りました。やってきたのは身延線にある入山瀬駅。ここから徒歩10分ほどのところに近年インスタ映えすることで有名になった桜の名所、龍厳淵(りゅうがんぶち)はあります。駅に降りるとカメラを持った観光客が降りていきます。龍厳淵に向かう道路は大混雑。他府県ナンバーも見られ人気のほどがうかがえました。 潤井川・上流方面を望む。 龍厳淵にやってきました。潤井川の河岸に桜並木が続きます。満開の桜がお出迎えしてくれ、多くの観光客が写真を撮っていました。 い
3月30日 神田川界隈。 3月末、東京はまだ桜が開花したばかりでまだほとんど花を見ることができませんでした。花はまだだけどこうなったら意地でも桜を見たい。 そんなわたしがやってきたのは桜新町でした。ここならいつでも「桜」があります。…と、少々強引でしたがふらっと訪ねた桜新町。世田谷区田園都市線沿線にあるこの町は、ある国民的アニメで町おこしをしている地域です。 そう、それはサザエさん。街のいたるところでサザエさん一家を見ることができるサザエさん一色の街です。 サザエさんとタラちゃんの銅像の反対側の歩道には波平さんやカツオたちが並びます。 いっとき、この波平さんの毛が何度も抜かれる
今年の春は雨が多いですね。今日の静岡も雨。週末も雨予報。とにかく雨が多いです。花見を楽しめる日がかなり限られそうです。そんな中、昨日は天気もよく気温も寒くも暑くもない数少ない花見日和となりました。仕事が終わったあと家とは逆方向に歩き静岡市内で随一の桜の名所・駿府城公園に夜桜見物に出かけました。 駿府城の東南部から城に入ります。石垣の上に桜は満開。静岡の桜の開花は3月30日だったんですが、31日に夏日を記録したことなどから開花が進み早々と満開になりました。 ライトアップされた巽櫓がなんとも幻想的です。 東御門から城内に入ると満開のソメイヨシノが出迎えてくれます。多くの人が足を止めてここ
東京の花見といえば!目黒川を歩く 東京きっての桜の名所・目黒川にやってきました。 ちなみに2年前の3月26日はこんな感じ。やはりここも桜の開花は遅れています。前回は目黒川を南に下っていったんですが、今回は北の池尻大橋駅方面に歩いていきます。 桜は遅れていますが提灯は飾られてすっかり桜まつりムードですね。 遅れているとはいえ、探せばちらほらと桜は咲いています。レンズをかざして咲いている桜の花をカメラに収めていきます。ここのところ毎年この時期になると桜を追いかけて遠出をします。ソメイヨシノは近所でも咲いているんですが、遠出をしてしまうのは、単にソメイヨシノが見たいからではなく、桜
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●福岡に異動してからわずか半年で名古屋に戻る辞令が出ました。 なん、それ!!! ただ、今の業務環境は正直最悪なので結果良かったのかなと思います。 もう少し福岡ライフ楽しみたかったんですけどねー。 ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
3月の上旬、熊本を歩きました。 熊本に来た理由は「くまモンに会わずにどれだけ旅行できるか」を試したものでしたが、 ここで見つけてあえなく撃沈。そのあとは熊本ミニトリップを楽しんだのでした。 上熊本から熊本城方面に向かう通りを「わが輩通り」といいます。実は熊本は日本を代表する文豪である夏目漱石が1896年から1900年までの間過ごした場所。漱石はここで熊本大学の前身である第五高等学校の英語教師として教鞭をとっていました。「坊ちゃん」のイメージが強く、夏目漱石といえば松山のイメージが強いですが、熊本にも所縁の深い作家です。 熊本には夏目漱石が生活していた旧居が今も残されています。4年
「旅色」さんで、「【愛媛】道後温泉だけじゃない! 伊予鉄道で行ける松山観光案内」が公開されました。 松山の観光というと道後温泉一択となってしまいがちになりますが、松山の観光地はそれだけではありません。今回は伊予鉄道(いよてつ)にスポットを当て、四国を代表する私鉄であるいよてつに乗って行ける観光地をいくつかピックアップして紹介しました。 【愛媛】道後温泉もだけどそれだけじゃない!伊予鉄道で行ける松山観光案内|旅色LIKES 愛読書は時刻表、旅色LIKESライターの鉄道旅担当・なおです。今回訪ねたのは愛媛県松山市。この町には地域の足として活躍する tabiiro.jp
長崎でかつて炭鉱があり廃墟となった島というと、多くの方は「端島」、別名「軍艦島」を思い起こすと思います。小さな島に炭鉱施設とコンクリート製の集合住宅がひしめき合い、日本最大級の人口密度と生活水準の高さを誇ったものの炭鉱の閉山ですべてが打ち棄てられ廃墟と化した島。外から見たときの軍艦のような様相も相まって長崎の観光スポットの一つとして人気を博しています。 実はそのような歴史をたどった島は端島だけではありません。長崎市の最北部、外海(そとめ)地区の沖に浮かぶ池島もそのひとつでした。ただこの島は完全な廃墟ではなく、今もわずかながら人が住んでいます。今回はこの池島の今をご紹介したいと思います
長崎は思案橋周辺にあった丸山遊郭の面影をたどる散歩をしています。 長崎検番の角を曲がって梅園通りを登った先にある「梅園身代わり天満宮」から散歩を続けます。全国に数多くある「天満宮」ですが、ここは「身代わり」と名がついています。1693年のある夜、町役人の安田治右衛門が暴漢に襲われ、左脇腹をやりで刺されたびですがなぜか傷がなく、代わりに自宅に祀っていた天神像が左脇腹から血を流して倒れていました。事件後、菅原道真公が治右衛門の枕元に立ち、天満宮を祀るように告げたと伝えられており、これが梅園身代わり天満宮の起源とされています。それまで安田治右衛門は毎日天神像に手を合わせ続けていたといい、
今年の大河ドラマ「べらぼう」は江戸の遊郭・新吉原が舞台です。新吉原は全国的にも知名度が高く、今もどことなくその名残を残しているエリアですが、日本列島の西の果て、長崎にも日本三大遊郭と謳われる遊郭があったのをご存じでしょうか。 それは長崎市の中心部からやや東に外れた思案橋電停付近「丸山町」にありました。1642年、風俗維持の観点からかつて長崎の町に点在していた遊郭をここに集めたことが丸山町遊郭のはじまりです。 遊郭全盛期の頃にはなかった建物ですが、かなりレトリックなこの丸山町交番は丸山町のシンボル的存在になっています。 電停の名にもなっている「思案橋」の由来も遊郭から来ています。遊
長崎に来ています。 本来の目的は昼から行われるイベントに参加するためだったんですが、少し早めに到着して、ひとり歩きすることにしました。 わたしは40年来のさだまさしさんのファン。彼の音楽も小説も好きなのですが、長崎出身の彼が著した代表的な短編小説に「解夏(げげ)」があります。2002年に刊行され、2004年には大沢たかおさん、石田ゆり子さんの主演で映画化されています。 徐々に目が見えなくなってゆくベーチェット病を患う青年・隆之が苦悩と葛藤を抱えつつ、最愛の恋人・陽子とともに故郷・長崎で新
長崎市に来ています。長崎は大好きな町で名古屋に住んでいるときから何度も来ています。福岡に赴任してからはより身近な町となり、仕事を含めると毎月来ているのですが、仕事で来るとなると正直つまりません。 長崎市は広く、赤い点線に囲われたところを市域としています。平和公園と書かれた場所の下のあたりが中心部にあたり、これまではだいたいその辺りを旅することが多かったのですが、今回はその枠を飛び出してみることにします。上の地図の「西海市」と書かれた場所のやや下の部分、長崎市外海(そとめ)地区の中にある出津(しつ)集落を訪ねることにしました。ここは世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」を構
東京に行った後、福岡に帰る途中で立ち寄った四国・松山(寄り道?)。いつもは繁華街の大街道や道後温泉などに行っていたですが、今回はちょっとほかに行きたいところがあって伊予鉄道に乗って海の近くまでやってきました。 下車したのは三津(みつ)駅。レトロな洋風建築がかわいい駅舎です。三津浜地区は松山藩の外港として古くから栄えたこともあり、今も所々に古民家が残る地域です。最近では古民家をリノベーションして新しい店がオープンするなど、古きものと新しいものが融合したイノベーションが生まれる町となっています。 この古い蔵はコワーキングスペースとなっていて、ふらっと立ち寄って仕事ができる場所になってい
5月23日。福岡から飛行機でひとっとび。東京に来ました。 用事は夕方からあったのですが、それまでにはまだ時間があります。 その時間を利用して行ってみたかった芸術展に行くことにしました。 それは「デザインあ展 neo」。身の回りにあるものたちのデザインを通じてデザインの面白さを知り、デザイン的な視点と感性を磨く番組「デザインあ neo」がテレビから飛び出し、リアルにそのコンセプトに触れることができる芸術展です。2025年4月18 日から 9月23日まで、虎ノ門ヒルズのTOKYO NODEで開催されています。 今回のテーマは「動詞」。日常の様々な行為を通じてデザインをより深く知ってもら
最近、このブログの更新頻度が減っています。 仕事が忙しくて帰りが遅くなりブログを書く時間がなくなってしまったから。それと、ブログを書く気力を奪われるほどメンタルを傷つけられているからです。 わたしは某企業の支店の幹部として働いていますが、4月からわたしの上司にあたる地域本部(支店をとりまとめる上部組織)のAさんがメンタルを病み長期でお休みすることになりました。その留守の間、業務の一部をAさんの代わりにやることになったのです。 業務の一部、と書きましたがこれがなかなか重い。支店の業務はなにひとつ減っているわけではないので単純に業務量が増えています。それに地域本部の業務など今までやった
5月中旬、雨の日に京都・嵯峨野を歩きました。 祇王寺から少し南に歩を進め、やってきたのは常寂光寺。秋の紅葉で有名なお寺ですが、青もみじもとても美しい。大好きなお寺で過去に何度も訪れているのですが何度来てもあきないです。 茅葺屋根の仁王門は江戸時代初期に移築されたもの。 入場料500円を払って中に入ればすぐにこのような一面の青もみじの世界に入ります。 仁王門にかかる草鞋がどこか寂しさを感じさせます。 仁王門を潜ると現れる階段。常寂光寺は高低差のある寺でここから上へ上へと登っていきます。 階段を登り仁王門を見下ろします。 緑一色の景色の中にどこか薄暗い寂しさを感じます。 これが常寂光寺
5月の中旬。京都に来ました。 この日の京都は残念ながら雨。わたしは基本晴れ男なんですが、この日はしっとりとした雨模様でした。 本当は違う場所に旅をする予定でいたのですが、雨ということで行き先を変更。その変更先が京都でした。雨の日でも楽しめる場所がある京都。さすが世界的な観光都市です。 雨の日の方が映えるものといえば紫陽花、そして苔。京都の西部・嵯峨野には苔庭を楽しめる観光スポットがあります。それが祇王寺。入り口から緑が青々としていて吸い込まれそうです。こういう景色、すごく好きです。 入口に向かう通路では青もみじが出迎えてくれます。わたしのハンドルネームはミヤコカエデなんですが、京都
本日、旅色で「瀬戸内国際芸術祭開催中の瀬戸内海・阪九フェリーで行く船の旅」が公開されました。 普段は新幹線で行き来することが多い九州→神戸間。今回は移動も楽しむべく、ゆっくり瀬戸内海を船で航行して12時間の旅をしてみました。忙しない世の中、あえて船旅をして時間をゆっくり使うのもいいものです。 瀬戸内国際芸術祭開催中の瀬戸内海・阪九フェリーで行く船の旅|旅色LIKES 愛読書は時刻表、旅色LIKESライターの鉄道旅担当・なおです。岡山・香川両県では今、瀬戸内国際芸術祭2025が開催中です。 tabiiro.jp ぜひ、ご覧ください。
サンメッセ日南 会社のメンバーと日南ドライブをしています。 青島を観光したのち車を南に走らせて日南海岸へ。向かった先は「サンメッセ日南」というレジャー施設です。世界でイースター島とここにしかない「モアイ像」を観に行くためです。 サンメッセ日南から眺める日南海岸。 しばらくの間仕事から離脱。海の青さに見惚れます。 1000円の入場料を支払ってサンメッセ日南の中に入ればすぐに現れるのがモアイ像。ご承知の通りチリ共和国沖に浮かぶイースター島に本家のモアイ像はあり、このうちアフ・アキビとよばれる7体は天文学的に聖地に計算されて建てられた神聖なものでした。そのため地元の長老会はその模造は容易に
●京都の青もみじを観てきました。雨の日の青もみじはつややかで美しい。生命力も感じます。季節に合わせてアイコンを青もみじに変えてみましたがいかがでしょうか。 ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
仕事で宮崎に来ました。仕事は終わったのですが同行したメンバーが、せっかく宮崎に来たから観光したいということだったので翌日はオフとして宮崎県を観光することにしました。 宮崎の観光地といえば、やはり青島。 宮崎市南部に浮かぶ小島で古くから宮崎の観光地として知られています。学生時代に来たきりなので約30年ぶり。前に来たときに比べて道がきれいになった気がします。天候に恵まれて潮風が気持ちがいいです。 青島につながる橋を渡ります。左右両側に広がるのは青島名物の「鬼の洗濯板」。正式には隆起海床と奇形波蝕痕と言って、青島を含めた日南海岸沿いによく見られます。元々あった山が海に沈み、少し隆起して再
今年のゴールデンウィークに訪ねた大分県。最後に訪ねたのは大分県北部の町、中津市。駅名標にもある通り、福沢諭吉の故郷。 駅の構内はどこもかしこも福沢諭吉。中津市きっての有名人であり、全面的に諭吉推しです。 が、わたしが中津に来た理由は別にありました。この町は近年唐揚げの町として知名度を向上させており、町のいたるところに唐揚げを食べられる店があります。今回は唐揚げ目当てにお昼ご飯を我慢してここにやってきました。 最初に訪ねたのは駅から歩いて5分ほどのところにある彩鶏々(イロトリドリ)さん。 店内はどこかアメリカンな雰囲気です。「オーナーの気まぐれ裏メニュー なんこつ」。こんな大々的
今年のゴールデンウィークは大分県を旅しました。由布院から列車に乗ってやってきたのは別府。言わずと知れた日本を代表する温泉地です。 別府駅前で万歳している方は油屋熊八さん。愛媛県出身の実業家で別府で亀の井ホテルや亀の井バスなどの観光業を興した実業家です。別府の名を全国的に有名にしたのは彼が私財を投じて宣伝したからで、彼なしには今の別府の観光地としての地位はなかったといいます。 ちなみに熊八のマントには地獄めぐりの小鬼が一匹しがみついています。 駅前には足湯ならぬ「手湯」があって旅行者の手を温めてくれます。寒い冬にはありがたい存在です。 駅から少し歩いてレトロな外湯にやってきました
ゴールデンウィークが終わりました。ここから77日間、祝日はありません。 ゴールデンウィークはどこに行っても人だらけ。ごみごみして楽しくないので出かけることはあまりないのですが、今年は九州に赴任して初めてということもあり福岡から近場に出かけることにしました。 ということで博多駅から列車に揺られて2時間半。着いたのは大分県きってのリゾート地、湯布院の玄関口、由布院駅。 博多駅からは特急「ゆふいんの森」号が出ており、私が乗った1号は当駅が終着駅となっています。モスグリーンの車体が特徴のゆふいんの森号は、JR九州のいたるところで走る「D&S(デザイン&ストーリー)列車」の先陣を切っ
🟠昨日は39.3℃を記録した静岡。昼はこれはヤバいと直感でわかるくらいの暑さでした🌞🌞🌞 今日も激暑の予想。少しの間ここを離れます🚅 ミヤコカエデ(Miyako Kaede)
6月1日、神戸で建築を見て歩くイベントに参加しました。今回はその建築散歩の後編です。 歩いているのは旧居留地と呼ばれる地区。神戸の中華街・南京町の東側、大丸本店を中心にしたエリア一帯がそう呼ばれています。 D シップ神戸海岸ビル 前回紹介した商船三井神戸ビルの向かいに建つシップ神戸海岸ビル。1918年に三井物産神戸支店として建築されました。当時は鉄筋コンクリート造の4階建でしたが1995年の阪神・淡路大震災で全壊してしまいます。1998年に鉄筋鉄骨コンクリート造15階建のビルが建てられた後に、周囲を旧建物の外壁を再構築しています。その結果現代的な建築とレトロな旧建築の融合体という
6月1日、神戸で建築を見て歩くイベントに参加しました。 昼ごはんはここで食べて午後からスタート。 やってきたのは旧居留地と呼ばれる地区。神戸の中華街・南京町の東側、大丸本店を中心にしたエリア一帯がそう呼ばれています。 「神戸旧居留地」HPより。 旧居留地は鎖国を終えた日本が外国との玄関口として1868年に神戸を開港したのちに外国人が居留する場所として整備されました。当時この周辺で栄えていた港はここより西の兵庫でしたが、争いを避けるために当時まだ人のいない場所だったこの地を選んで開港しています。東の神奈川と横浜の関係に似ていますね。 開港当時は諸外国に管理され、外国人専用の居留地でした
愛知県東部、新城市をドライブしています。 ドライブといいながら駅にやってきました。ここはJR飯田線の三河大野駅です。大野地区は今は新城市内の一集落になっていますが、かつては養蚕業が盛んだった八名郡大野町の中心駅でした。 この時間は電車も来ず静まり返っています。飯田線は新城駅より北側はぐっと運転本数が減ってしまいます。 今は鄙びた一集落になってしまっていますが、先述の通りかつては養蚕業や林業が栄えて賑わいを見せており、富の集まる場所でした。富の集まる場所には何ができるか。そう、銀行です。 こちらはかつてこの地に本店があった「大野銀行」の本店です。大野銀行は明治29年にこの地に設立
昨日、旅色LIKESで『「北陸新幹線の新たな玄関口」福井県敦賀市をめぐる旅』が公開されました。 以前も敦賀は何度かご紹介させていただいていますが、新幹線開業を機にリニューアルした敦賀駅や乗換えだけではもったいない訪ねてほしい観光地をずらりとご紹介しています。 「北陸新幹線の新たな玄関口」福井県敦賀市をめぐる旅|旅色LIKES 愛読書は時刻表、旅色LIKESライターの鉄道旅担当・なおです。2024年3月16日に北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸開 tabiiro.jp 思わず途中下車したくなる敦賀。是非ごらんください。
この週末、日曜は雨の天気予報。ならば土曜のうちにどこかへお出かけしたい、と高速を飛ばしてドライブ。最近東京方面に向かう機会が多かったのですが、この日向かったのは名古屋方面。 写真は「たべろぐ」さんより。写真撮るの忘れた。。。 道の駅 もっくる新城 公式HP 愛知県新城市の道の駅もっくる新城では、地域の食材を活かした飲食メニュー、お土産を揃えています。屋外ステージでは、観光イベン mokkulu.jp やってきたのは「道の駅もっくる新城(しんしろ)」。新東名高速道路・新城インターを降りてすぐのところにあります。ETC2.0であれば高速道路を降りてここで休憩し
先週歩いた鎌倉・江ノ電沿線。今回はその最終回です。 最初にこの写真。私は何駅にいるでしょう。この写真だけでどこかがわかる人は鉄オタか江ノ電に乗り慣れている人です。 答えはこちら、腰越駅。腰越駅はホームの両側に踏切があってホームの長さに限界があり、4両編成の場合、最後尾の車両がホームに入りきらずドアが開きません。 腰越駅から江ノ島駅までのひと区間、江ノ電は路面電車となって車とともに道路の中央部を走ります。明治39年にこの区間が開業して以来変わらない光景です。なお、手前に写る橋は日本で唯一、車両と鉄道が同一平面を利用する鉄道道路併用橋です。かつては名鉄犬山線の犬山遊園から新鵜沼の間に
引き続き神奈川県鎌倉市を旅しています。久しぶりの乗車になった私の大好きな江ノ電。 前回は江ノ電を長谷駅で降り、極楽寺駅まで歩いた様子を記事に書きましたが、今回は極楽寺駅から歩をさらに西に進め稲村ケ崎駅方面に向かいます。 極楽寺駅から江ノ電の線路に沿ってしばらく進むとお客さんの乗っていない電車が停車しています。ここは江ノ電極楽寺検車区。江ノ電唯一の車両基地で、すべての電車はここで検査を受けています。 この車両も整備員に誘導されてゆっくり車庫に入っていきました。 この辺りの江ノ電に沿った道路は柵も何にもないむき出しの状態。他ではなかなか見られない光景です。線路の向こうに民家があり、
前回に引き続き、神奈川県鎌倉市にいます。明月院のあじさいを堪能した私は久しぶりの江ノ電に乗り、長谷駅で下車しました。なぜか写真を撮り忘れています。長谷駅は長谷寺や鎌倉の大仏で有名な高徳院の最寄り駅。 「長谷寺」のHPより。あじさい路上段の様子。 長谷寺もあじさいが非常に有名でピーク時にはWebで整理券をとらないと入ることができないほどの人気です。今回、わたしは整理券をとっていませんでしたので長谷寺には寄らず、極楽寺方面に向かうことにしました。ここは私のお気に入りの散歩コース。今回はあじさいを楽しみつつ散歩を楽しみたいと思います。 長谷駅から星の井通りを西へ ああ、今日も美しき湘南の海
電車が到着するたび大量の人が改札から溢れ出る北鎌倉駅。 6月。あじさいの季節になりました。ここ最近はあじさいの季節になるとどこに見に行こうか?と悩んでいましたが今年はあまり悩むことがありませんでした。 というのは、今日6月15日に横浜に来る用事があり、それならば鎌倉に寄ろうと早々に決めていたからです。鎌倉のあじさいといえば北鎌倉の明月院。というわけでJR横須賀線・北鎌倉駅に降り立ちます。まだ午前9時前なんですがすごい人出です。北鎌倉駅はホームが細く長いのですが観光客が狭いホームをぞろぞろと列をなして歩いています。 駅から歩いて10分ほどで明月院に到着します。あじさいの季節以外に何度
5月18日 岡山県をぶらぶら旅していました。今回やってきたのは倉敷。大原美術館を中心とした美観地区の街並みは全国的にも有名です。 美観地区はもう何度も訪ねているのですが、何度来ても飽きることがない素敵な町です。「倉敷」の名は江戸時代、この地が天領であり米の集積地だったことで「蔵屋敷」がたくさんあったことからそれが転じて「倉敷」となったとも、蔵の集積地のことを「倉敷地」と呼んでいたことに由来するとも言われていますが、いずれにしてもここに多くの蔵が立ち並んでいたことが町の名の由来なのは間違いないようです。それが証拠に今も美観地区には多くの蔵の跡を見ることができます。 フナ11【フナ飯】岡
3日ぶりに三島に来ました。どんだけ三島好きやねん。 時刻は19:20。夏至が近いこの頃ですがさすがに日が傾き始めています。こんな時間に三島に来たのには理由があります。 こちらは昼間の写真。こちらは夜の源兵衛川。 やってきたのは3日前と同じく源兵衛川。三島駅から10分もかからずに来ることができる清流です。この時期、ここである生き物が見られるということでやってきました。 木の葉に留まって羽を休めるゲンジボタル。 そう、それはホタル。ここ源兵衛川では全国でも珍しい都心部でホタルを見ることができる貴重な場所なのです。 かつて清流だった源兵衛川は高度経済成長期に地下水のくみ上げや排水の流入、ご
5月22日 横浜で「推し活」をしたあと海岸沿いを散歩しました。 先日歩いたときは夕方で、夜まで待たずに静岡まで帰ってしまったのですが、今回は横浜で泊まりだったので夜の横浜をゆっくりと歩くことができました。 向かったのは横浜港大さん橋。ここからはみなとみらいの夜景が一望できます。 LUMIX DC-GF10で撮影。 大さん橋の手前、象の鼻からのみなとみらいの景色。ここからでも十分にきれいに見えますね。 こちらはiPhone11で撮影。今日はライブ参加が目的だったので三脚を持っていませ
今日は有給休暇でした。最近少々仕事でストレスを感じることが続いているのでリフレッシュしようと車を走らせ、三島市までやってきました。 三島はこれまでも何度か訪ねている大好きな場所。もし好きなところに移住していいと言われたら三島を選びたい、そう思っているくらい好きな町です。 白滝公園と桜川の湧水。 三島が好きな理由はいろいろあるのですが、一番の理由は緑豊かで水がきれいなところ。街のいたるところで湧水が湧き、透明度の高い水が町の中にあふれています。三島は富士山の溶岩流の末端部に位置しており、富士山や箱根に降った雨が長い年月を経て地中を通りここで湧き出ているのです。いつもは三嶋大社に向かう途中
神戸から名古屋まで、時間があったので在来線で向かうことにしました。それでもまだ名古屋でのアポイントの時間までまだ余裕があります。どこかで途中下車しようと画策して下りたのが滋賀県米原市の醒ヶ井(さめがい)駅でした。 地名は醒井ですが、駅名は醒ヶ井と「ヶ」が入ります。神戸の三宮はJRだけ「三ノ宮」。岩手の一関は駅名だけ「一ノ関」、兵庫の西宮は2007年まで「西ノ宮」でした。駅名だけ「ヶ」や「ノ」が入るのは「東京の人が読めないから」という地元無視、東京中心の国鉄の考え方によるものの名残です。 と、本論から脱線してしまいました。醒ヶ井駅は北陸の玄関口米原駅のひとつ東隣にある駅です。かなりひ
神戸に来ました。久しぶりの新神戸駅。某鉄道系Youtuberが「新神戸駅は秘境駅」と言っていて他の人から「そんなことないだろ!」と一蹴されていましたが、この緑に包まれた光景を見ると秘境駅といっても過言ではないかもしれません。周りはホテルやビルだらけですけどね。 今回はイベント参加のために神戸入りしたのですが、イベントの開始まで少し時間があったので新神戸駅のすぐ近くにある博物館に行くことにしました。 それが「竹中大工道具館」。新神戸駅から徒歩3分の場所にあるのですがどこかの資産家の邸宅のような門構えが立派です。6年前の夏に一度来たことがあるのですが、博物館とはかけ離れた木造家屋の佇ま
前回に引き続き、京都を散歩しています。京都に来るとつい寺社巡りをしてしまいますが、京都には貴重な洋風建築も多くあることを忘れてはいけません。 その代表的な建物が今回ご紹介する京都府庁旧本館。明治37年に建てられたれんが造りの洋館であり、昭和46年まで府庁本館として使用されており現在も一部が執務室として使われています。創建時の姿を現在もそのままとどめている貴重な官公庁建物であり、国の重要文化財に指定されています。左右対称の隙のない佇まいは行政庁として相応しい姿だと思います。 大理石の階段や手摺を上るだけで自分が上流階級になった気分になってしまいます。100%勘違いです。窓から注ぐ光さ
5月18日 5月というのに暑い京都を歩き、御王神社にやってきました。 護王神社は京都御所の西、蛤御門にほど近い場所にある小さな神社。Google Mapでもコメントがある通り、イノシシにちなんだ神社です。 鳥居の前には狛犬ならぬ狛イノシシ。のっけからイノシシ感満載です。 実はこの神社は足腰の健康にご利益のある神社。イノシシと一体何の関係があるのでしょう。 この神社のご祭神である和気清麻呂(わけのきよまろ)は奈良時代、道鏡が豊前宇佐八幡より自らが天皇となるべき御神託を受けたと嘘をついたのを暴き、道鏡の怨みを買って足の腱を切られたうえ大隅地方へ流罪とされます。九州に下る際に宇佐八幡
わたしは鉄道好きですが、ここ2年ほどはドライブも楽しんでいて、鉄道では行きにくい場所にあちこちでかけています。わたしはJ-POP好きでドライブするときにはAmazon Musicで必ず音楽を流します。これまでは主にBackNumberさん、miwaさん、緑黄色社会さんを聞いていた(今も聴いている)のですが、ここ半年くらいで急激に聴く回数が増えたアーティストがいます。 8/18にはサマソニにも参戦! それがTOMOOさん。初めて知ったときは「とむー」さん?と思っていたのですが「ともお」さんです。彼女を知ったのは幾田りらさんがUnplugged ライブの中で彼女の代表曲「ginger」をカ
先日、「散歩の達人」編集長の久保拓英さんと一緒に渋谷区内に点在する「アートトイレ」を巡る旅(散歩)に参加しました。 ↑そのときの記事はコチラ。 THE TOKYO TOILET Public toilets in Shibuya like you've never seen. Toilets are tokyotoilet.jp 渋谷区内の公園や街角には現在17のアートトイレがあります。かつて公共トイレは臭い、汚い、怖いといわれ使いたくても使えない、犯罪の温床になるともいわれていました。そのイメージを一掃し、だれも安心して心地よく使える公共トイレを作ろう