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内山直
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2020/02/16

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  • 伝統仏教愛好家の僕が、「1冊だけ」と言われれば、お薦めするのはズバリこの本だ。

    以前にも書いたが、伝統仏教が好きだ。特定の宗教団体に属すことはない。信心深くもない。個人的には伝統仏教は「宗教」ではなく幸福への道を説く「哲学」だと思っていて、その内容に共感しているのだ。仏教の本はかなり読んだ。一番多く読んだのはアルボムッレ・スマナサーラ氏のもので、山ほど本が出ている。次は小池龍之介氏。「考えない練習(小学館)」がベストセラーになったし、一時期はマスコミにも露出していたので、ご存...

  • 働きすぎたことを「死ぬ間際に」後悔する人も多いって、知ってました?

    今日はオーストラリアで緩和ケアに長く携わってきた看護師、ブロニー・ウェアによって書かれた「死ぬ瞬間の5つの後悔」(新潮社)が題材。リンク緩和ケアの仕事をしていれば、当然、多くの死にゆく人と接点、交流をもつことになる。著者が仕事から得た経験によると、後悔トップ5の内容は、「自分に正直な人生を生きればよかった」「働きすぎなければよかった」「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」「友人と連絡を取り続...

  • “幸せの3要素は、①自分自身が好きであること ②よい人間関係を持っていること ③人や社会に貢献していること”

    幸福の名言。今日は、アルフレッド・アドラー(1870年 - 1937年)。数年前、「嫌われる勇気」のベストセラーによって日本でも一躍有名になった、『アドラー心理学』のアドラーだ。オーストリア出身の精神科医であると同時に、心理学者、社会理論家でもある。その彼の残した名言は、これ。“幸せの3要素は、①自分自身が好きであること ②よい人間関係を持っていること ③人や社会に貢献していること”もちろん間違っているなどと言う...

  • 我慢して選択肢を減らせば幸せになれる⁉

    自著「4週間で幸せになる方法―Twenty-eight tips to create joyful life」では、幸せに生きるための行動術や思考法を、幸福学、医学、心理学、哲学、伝統仏教といった幅広い分野から選び出し、その中から特に重要で、比較的簡単に実行できる28のアイディアを紹介している。リンク毎日ひとつずつ課題をこなしていけば、4週間後には今よりずっと幸せになっている……はずだ。今日はお気に入り記事のひとつを抜粋して紹介したい。【我...

  • 幸福の要素を箇条書きにしてみました!~“世界の学者が語る幸福”続き。

    “世界の学者が語る幸福”(西村書店)について、続き。リンク今日は僕にとって個人的にいいなと思った知見を、箇条書きにして紹介する。()内は内山のコメント。・一方、悪い形の「中毒性の」幸福もある――アルコールと薬物、成功と地位への固執、くだらない娯楽、そして孤独な社会生活に浸るような幸福である。(気をつけよっ 笑)・結局のところ、私の幸福は私自身と私自身の考え方次第なのである。その他のことは全て、二の次な...

  • ほうら、やっぱりお金で幸せは買えないんじゃん! と再確認 ~ “世界の学者が語る幸福”

    “世界の学者が語る幸福”(西村書店)の紹介。編者であるレオ・ボルマンスはポジティブ心理学において、彼が考える「最も著名な専門家100人」にコンタクトをとり、それぞれの研究を世界中の人々に向けてのメッセージとして1000語以内にまとめてほしいと依頼した。その結果、レオ・ボルマンスは50の異なる国々から原稿をうけとることに成功し、この本を取りまとめることになったというわけだ。僕は自著“幸せの確率~あなたにもできる...

  • “幸せを手に入れる方法が1つある。それは気持ちの持ち方を変えることだ” ~ デール・カーネギー

    今日紹介するのは、デール・カーネギー(1888年 – 1955年)による名言。アメリカの作家で教師にして、自己啓発、セールス、スピーチおよび対人スキルに関する各種コースの開発者、と肩書満載のお方だ。現代風に訳すと、企業研修の講師・コンサルタントといったところか。自己啓発系作家のハシリと言ってもいいかもしれない。彼が残した名言は、これ。“世の中の人は誰でも幸せになりたいと思っている。それを手に入れる方法が1つあ...

  • 岡本太郎 “ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。ぼくは幸福という言葉は大嫌いだ。ぼくはその代りに「歓喜」という言葉を使う。“

    今日は、岡本太郎(1911年- 1996年)。「芸術は爆発だ!」の、あのお方である。幸せに関する言葉も、これと感じが似ている。“ニブイ人間だけが「しあわせ」なんだ。ぼくは幸福という言葉は大嫌いだ。ぼくはその代りに「歓喜」という言葉を使う。“「しあわせ」という言葉は、確かに「歓喜」に比べたらニブく聞こえる。でも、もし「幸せがニブイ人間のもの」と考えるのなら、「歓喜を求める生き方は、スルドくはあるが不幸な人間をつ...

  • 脳にとっての適正労働時間とは?

    豪・メルボルン大学の研究機関で、年齢が40歳以上である6000人以上の男女を対象にして、週に何時間働くと認識能力に影響が出るのかを測定したところ、男性にとって最適な労働時間は週25〜30 時間、女性の場合は週22〜27時間ということがわかったそうだ。これ以上になると認識能力の働きに悪影響を与える可能性があるとのこと。https://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=2737742そして、これは自著 “幸せの確率~あなた...

  • 「もっと多くのお金があれば幸せなのに」とつい思うのは日本人の特性らしい

    今回は資産額と幸福との関係について。今まで地位財による幸せは持続時間が短いことや、収入が幸福に直結しないことを紹介してきた。「お金で幸せが買えない」以上、一定以上の資産が幸福面では意味がないことは容易に推察できることと思う。さらに人は資産額が増えるほど、それを失いたくないという不安感が強くなっていく。そう、資産は常に、「失う恐怖」と表裏一体の関係にあるのだ。実際に多くの人が富を手に入れた途端、日々...

  • あなたが今50歳以下なら100歳まで生きる公算が高いらしい。どうする?

    少し古い本だが、世界的ベストセラー「ライフシフト(東洋経済新報社)」を取り上げる。ちなみにこの本からきた「人生100年時代」という言葉は、その年の流行語大賞にノミネートされた。現在まで人類の平均寿命は伸び続けてきており、データ上はそれが頭打ちになる兆しはない(つまり、伸び率の鈍化がみられない)。このまま寿命が伸び続けるとすると、現在50歳未満で先進国に住む人は、100歳くらいまで生きる公算が高くなるのだそ...

  • 幸せになるのに社会変革を待ってなどいられない ~ 「格差は心を壊す」を読んで

    今日紹介するのは「格差は心を壊す 比較という呪縛」。リンクまずはプロローグから引用。“所得格差が大きな社会では人々が健康を害しがちである。平均寿命が短くなる一方で、幼児死亡、精神疾患、違法な薬物使用、肥満などの比率が高まる傾向がある。不平等はさらに社会問題を悪化させる。たとえば不平等が高まれば(殺人率の比較から分かるように)暴力犯罪が増え、刑務所への収監率が上昇する。住民の間では不信感が強まり、地...

  • 収入増は幸せに直結しない!~僕が医師時代、激務の中で感じたこと

    自著“幸せの確率―あなたにもできる!アーリーリタイアのすすめ”の著者紹介欄には、このように書かれている。“1968年生まれ。医学博士。2004年に独立し、自分のクリニックを立ち上げたところ、多くの患者さんを集め、「行列のできる診療所」として有名に。しかしその後、激務と重圧から、人生のあり方をみつめ直すようになり、幸福学、心理学、伝統仏教など学んだ結果、家族や友人とより多くの時間を過ごしながら、自己実現に腰を据...

  • 個人投資家が個別株をショートするのは勧めないってよ! ~「わが投資術―市場は誰に微笑むか」その3

    清原達郎著「わが投資術―市場は誰に微笑むか(講談社)」の紹介も今日で最終回。今日は清原氏から個人投資家への実に有意義なアドバイスをいくつか引用したい。リンクまずはショート(空売り)についてp255リーマンショックを経て、我々はようやく「ショートって何の意味があるの?」と気づきました。特に相場が暴落した時、ショートを維持するのはとても有害です。ここで多くの投資家は口をあんぐりと開けるのではなかろうか? ...

  • 清原達郎はバフェット、山崎元同様インデックス推しであった! ~「わが投資術―市場は誰に微笑むか」その2

    昨日予告したとおりベストセラー、清原達郎著「わが投資術―市場は誰に微笑むか(講談社)」から、REIT以外の箇所もご紹介したい。リンクp50 アクティブ・ファンドについて個人投資家が「今後のパフォーマンスが良くなるアクティブ運用のマネージャーを見つけ出す」のは「TOPIXの成績を上回る大型株を見つけ出す」のと同じぐらい難しいことだと思います。従って私の結論は「個人投資家が日本の大型株に分散投資をしたいなら...

  • 底値付近で買おうと思ったら落ちてくるナイフ(REIT)はつかまなきゃ。~「わが投資術―市場は誰に微笑むか」より

    今日紹介するのは清原達郎著「わが投資術―市場は誰に微笑むか(講談社)」。リンクまずはアマゾンの紹介欄から。■話題沸騰 連続重版たちまち15万部突破!個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「...

  • 幼稚園の砂場では遊べない僕ら大人は、どこで人生に必要な知恵を学べばいいのだろう?

    “人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ” という本がある。名著として知られているらしい。僕はその本を実際に読んだことがないが、自分の子供たちのことを考えたとき、それはその通りかもしれないと感じた。砂場では道具の貸し借りをする。そしてお互いに、ある程度相手のテリトリーを守らなければならない。人の陣地を脅かす子は、嫌われたり、叱られたりする。砂をかけるような暴力行為はもちろんだが、その意図がなく...

  • FIRE準備でお金と同様に大切なのは、達成後も維持できる社会との繋がりだと思う

    再三書いてきた通り、僕は2016年の2月にFIREした。手法は自著“幸せの確率~あなたにもできる! アーリーリタイアのすすめ”や本ブログで書いてきた通り。目的はというと、のんびりしたかったのもあるが、「本当に自分がやりたいこと」のための時間がほしかったから。やりたいことはその当時からいくつかあったし、その後多少の入れ替わりを経て、やはり今でも複数ある。そんな中最優先課題だったのは本を出すことで、それが前述し...

  • とはいえセコイのは相変わらずなのです。セブ・シャングリラ滞在記。

    というわけで最終回、セブの「シャングリラ マクタン リゾート&スパ セブ」について。旅のヒントをいくつか紹介しておきたい。もしあなたが、昨日、僕が提案したとおり、オーシャンウィングのスイート、あるいはオーシャンクラブルームに宿泊するなら、チェックイン、チェックアウトともにレセプションではなくオーシャンクラブラウンジでできる。だから空港からのタクシーも、「メインウイングでなくオーシャンウイングへ」と伝...

  • 僕がセブ島・シャングリラを選んだ理由

    昨日に引き続き、セブについて。2016年2月にFIREした直後は、それまでは開業医として、ろくに休みが取れなかった恨みを晴らすかのように、3年連続でグアムに滞在した。https://fire-earlyretire.com/blog-entry-1670.htmlグアムに立て続けに通ったのは、単に「一番アクセスが楽だったから」。成田やセントレアで乗り換えが必要ではあるが、グアムなら地元の空港から出発することができ、小さい子供も連れている身としてはとても楽...

  • 8泊9日でセブ島・シャングリラに滞在してきたよ

    子供たちの春休みに合わせ、8泊9日でフィリピン・セブ島へ行ってきた。滞在は「シャングリラ マクタン リゾート&スパ セブ」。すばらしい経験になった。2016年2月にFIREした直後は、それまでは開業医として、ろくに休みが取れなかった恨みを晴らすかのように、3年連続でグアムに滞在した。https://fire-earlyretire.com/blog-entry-1670.html当時は長男、次男が小学生で、三男はまだ幼稚園。僕が以前から望んでいた、「子供たちの...

  • 無明とは生存本能のことであったか! ~「ごまかさない仏教(新潮社)」

    今日は佐々木閑、宮崎哲弥両氏による著書 「ごまかさない仏教(新潮社)」を紹介する。リンクまずは宮崎氏による「はじめに」から、少し長めに引用する。ユヴァル・ノア・ハラリによる世界的ベストセラー『サピエンス全史』には、仏教に関する興味深い記述がみえる。「心はたとえ何を経験しようとも、渇愛をもってそれに応じ、渇愛はつねに不満を伴うというのがゴータマの悟りだった。心は不快なものを経験すると、その不快なもの...

  • 豪華な生活を実際に経験したからこそ断言できる。金で買える幸せなんて、どうってことないからね!

    以前書いた記事の中で、読者の方から矛盾点を指摘されたことがある。「クラブのお姉さんと朝まで梯子酒をしたりしていた」と言っておきながら、違う日のブログでは、「金がもったいないからクラブは好きじゃなかった」と書いていた……らしい。それにしても、しっかりと読んでくださっている人がいるものだ。ありがたや。さて、説明をすれば簡単な話で、クラブ遊びをしたのは開業医になったばかりの時の話。ありがたいことにクリニッ...

  • アーリーリタイアをはたした僕がおすすめする 「40歳代でアーリーリタイアするための節約術」 ベスト3

    セミリタイアブログを眺めているとよく目に留まるのが「節約術」についての記載。リタイアした人、あるいはリタイアを目指している人にとって、とても重要なポイントだと思う。そこで今日は僕自身が実践している節約術のうち、自信をもってお薦めできる3つのやり方を紹介したい。① 外食にお金をかけない僕は週に1度、妻とランチを食べに行くが、その他は友人と約束がない限り外食をしない(そして僕に友人は多くない)。そもそ...

  • 「お金は使うためにある」って本当だろうか? 今日はお金の「使う」以外の効用について書いてみる

    収入や資産は決して多くないにもかかわらず、気前よくお金を使う人がいる。一部の人は確信をもってこう言う。「お金は使うためにある。使わないんじゃ意味がないよ」確かに説得力のある意見ではある。でも、はたして本当にそうだろうか?実は貯蓄の多い人のほうが、少ない人よりも幸福な傾向があることがわかっている。たとえ今が順調であったとしても、それが一生続くとは限らない。失業した時、病気になった時、子供がきちんと巣...

  • 日に当たり、体を動かし、家族や友人を大切にする。それができないほど忙しいなら、仕事を減らすべき!

    昨日は少し飲み過ぎたようで、頭がフワフワしている。ただし二日酔いというほどではない。考えてみればアーリーリタイアして以来、二日酔いというものをほとんどしなくなった。現役医師時代は、休みの前日以外は飲みに出ないと決めていたが、それでも飲みに出れば大抵は午前様で、翌日は二日酔いだった気がする。それだけストレスが強かったのだろう。溜まった鬱憤を晴らすための酒は、どうしても行き過ぎる。我ながら、実によく飲...

  • 若者は皆、退屈しているって本当だろうか?

    僕の好きなエッセイ集のひとつに、沢木耕太郎のバーボン・ストリート(新潮文庫)がある。そこに収められた「退屈の効用」から抜粋する。リンク“どんな奴らが喋っているのだろうと興味を覚え、体を斜めにずらしてさりげなく後の席を見ると、そこにいたのは制服姿の男子高校生ふたりだった。やがて、ひとりは大きな伸びをしながら頭の後ろで両手を組み、物憂げな声で呟いた。「つまらねえな」すると、もうひとりも同じように伸びを...

  • アーリーリタイア後によく聞かれるとされる 「仕事をしないと退屈しませんか?」 という質問について

    「仕事をしないと退屈しません?」あるいは、「開業医だった頃に戻りたくはなりませんか?」と、よく聞かれる。……というのは、嘘だ。冒頭から嘘をついたってしょうがないのだが、そんな嘘でも書きたくなるくらい、誰もそういった質問をしてくれない。故・中島らもが好きで、小説やエッセイは、ほぼすべてもっているが、その中で、まだ中島らもが若かったころ、仕事を辞めたときに、「ぶらぶらしていて楽しいのなんて最初だけ。すぐ...

  • どうしたら日々、幸せを感じることができるのか? 真面目に紹介してみる!

    今日は自著「4週間で幸せになる方法」を紹介させていただく。以下、まえがきから長めに引用。どうやったら幸せな日々を送ることができるのか?これは誰にとっても大切な課題だと思う。人生における、最大のテーマと言ってもいいかもしれない。幸せになるための思考や行動における工夫は、数多く知られている。古くは哲学、宗教の場において熱く議論されてきたし、最近では脳科学を始め、医学的なアプローチも多くみられるようにな...

  • ひどくセコイ夢を見るのは、アーリーリタイア後の節約生活が実はストレスになっているから?

    先日見た夢。僕は団体での旅行に参加している。どうやらメンバーは、以前所属していた大病院の医師が中心のようだ。朝、僕が目を覚ましたときには、同じ部屋のメンバーはすでに朝食会場へ向かったようで、残っていたのは僕一人。その時僕は、前の日の宴会で出た馬刺しが部屋のテーブルに残っていることに気づく。(これ、まだ食べられるんじゃない?)そう思った僕は、ラップにくるんで持ち帰ろうと考える。(うしし、これは今日、...

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