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2019/11/20

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  • 台湾の男の子

    数日前の夜台湾の方が経営する中華料理というか台湾料理のお店に行った。店内は僕一人だった。僕が食事を待ってじっとしていると、お店の4歳か5歳くらいの男の子が、お店の中でテーブルの上にある直径5センチくらいの円形のボタンをあちこちで押し始めた。あちらのテーブルのボタンを押すキンコーンと音が鳴る。こちらのテーブルのボタンを押すまたキンコーンと音が鳴る。あちこちのボタンを押して男の子は何度もキンコーンと鳴らしていた。そうかあのボタンは店員さんを呼ぶときにチャイムを鳴らすボタンだとわかった。それまで僕は「すみません注文決まりました」という感じで店員さんを呼んでいたから、それは僕にとってちょっとした気づきだった。そうかこんなに音のいいチャイムがお店にあったのかと。何日か前に別の台湾料理の店でやはり幼い女の子がテーブル...台湾の男の子

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第688回)

    4月13日京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。指揮はペドロアルフテルさん。最初にバイオリン独奏辻彩奈さんでプロコフィエフのバイオリン協奏曲第2番が演奏される。第一楽章を聴いていて、柔らかい感じと思ったこととオーケストラと調和していると思ったことが印象に残っている。プロコフィエフの時代になるとチャイコフスキーのころとは違いバイオリン協奏曲はバイオリンとオーケストラが対峙するというよりもバイオリンがオーケストラの演奏の一部に溶け込んでいるというコンセプトになってきているのかなと思った。第二楽章の木管を中心に奏でられる延々と続く3連符はちょっと神秘的だなと思った。指揮者のアルフデルさんはこの曲の第三楽章はスペイン情緒が漂っていてカスタネットも使用されるという主旨のことをプレトークで語っておられたけれどなるほ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第688回)

  • 中華料理屋の女の子

    最近台湾の人がやっておられるような中華料理店に行くことが多くなった。名古屋や岐阜はそういう店が多いような気がする。僕がよく行く店は丸テーブルが置いてあってその丸テーブルの中央は回転式の円卓になっていてそこには胡椒ラー油餃子のたれお酢などがおいてある。ある時僕が店に入ったらその時、そこはすいていて丸テーブルには僕一人しかいなかった。ここの中華料理屋はカウンター席がないので一人の客は円卓に案内されることが多い。僕は円卓で一人料理が出来上がるのを待っていた。するとそこの料理屋の4歳くらいの女の子が僕がいる円卓のところにやってきて円卓中央の回転テーブルを回してティッシュペーパーを取ってそれから厨房の隅っこにその子は行ってそこでしゃがんで絵本を読んでいた。本当におもむろに僕がいるテーブルにやってきて回転テーブルから...中華料理屋の女の子

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第687回)

    3月16日は京都市交響楽団第687回定期演奏会を聴きに行った。指揮は広上淳一さんピアノはジャンエフラムバヴゼさん。最初に演奏されたのはピアノバヴゼさんでバルトークのピアノ協奏曲第2番演奏が始まってしばらくはボーっとしていたけれどある程度、時間がたってくると、これっておしゃれでかなり華やいでブライトな世界と思い始めた。バルトークは暗いイメージが僕にはあるけど、この演奏はおしゃれでブライトだなと思った。それで、たまたまこの演奏会の数日前にネットで目にしたバルトークの若き日の写真はとてもシュッとした男前であることを思い出した。芸術家に限らず、死後も名前が残るような人は、晩年の写真が主に人の目に触れることになるけれど若いころのシュッとした顔にも注目すべきだと思う。どんな人でも若いときのベースがそのまま根底に残ると...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第687回)

  • ファゴットのリサイタルを聴きに行く

    3月9日京都の呉竹文化センターに京響のファゴット、村中宏さんを中心としたリサイタルを聴きに行く。最初に演奏されたのがファゴット村中さんピアノ矢野百華さんでドボルザークの「わが母の教えたまいし歌」ちょっと前に京響でドボルザークの新世界からを聴いた時もそうだったけれど、彼の旋律はなぜか涙を誘うなと思う。次にやはりファゴット村中さんピアノ矢野さんでファゴット協奏曲知り合いでアマオケでプレイしている方がモーツァルトは長調でも影が差すと言っていた。本当にそうだなと思ったしそう思えるような演奏だったあとケッヘル番号がまだ100番台のころのモーツァルトはバロック音楽と古典音楽の狭間のような音楽に感じられる部分があるなと思った。次にピアノファゴットに加えてフルート中川佳子さんが入られてバッハのフルートソナタBWV1035...ファゴットのリサイタルを聴きに行く

  • 甘い誘惑

    名古屋駅構内のコンビニでチロルチョコを買った。店員の女性が「これだけで足りますか」と言った。「はい」と僕は言った。たりるかどうかわからないけれど、チョコレートは一度にたくさん買うと買っただけ食べてしまいがちなのでチロルチョコにすることが多いのも事実。チロルだと一個ずつばら売りだから。でも、その時の女性の「これだけで足りますか」という言葉の抑揚はこんな甘い誘惑に一個だけで耐えられますかというような含みがあるように僕には思えた。男性と女性ではホルモンなどいろいろ身体の仕組みが違うけれど甘いものへの希求性というのも男と女ではやはりかなり違うのだろうなと思った場面だった。本当に見ず知らずのあいだがらだけれど思わず「足りますか」と言ってしまったという感じだったから。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますよう...甘い誘惑

  • いやはやなんとも

    先日実家で母と一緒にお昼のテレビを見ていたら、女性のコメンテーターがなんだかちょっと興味深いことを話しておられた。たぶんこの論旨はあの人と思ってスマホで調べると出てきた結果は僕が多分あの人だろうと思った人だった。そのプロフィールを見て僕が母に「この人創価高校の出身ですごく頭がいいらしいよ」と言ったら、「そうか」と母。ねらって「そうか」と言っているわけではないことがいやはや何ともと思ってしまう。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。いやはやなんとも

  • 人口も減り続けて、、、

    数日前に2023年の出生数が約75万人というニュースに接して本当に愕然とした気持ちになった。僕が予備校の職員として働き始めたころは1970年代に生まれた子が予備校に来ていたころで当時の18歳人口は約200万人と言われていた。しかし、それから18歳人口は減る一方で要するに17年後の18歳人口は約75万人になってしまう。僕が予備校で働き始めたころから比べると約37パーセントくらいの数になってしまうのかと思うとやはりちょっと異常なことだなと思う。何とも言えない寂しさとか不安とかそういうものが心をよぎるような気がする。これから僕も年金をもらう年齢に入っていくけれどこんなに若い人が少ない状態で本当に年金をもらい続けられるのかとか、、、そして、そういうことを考えているとあと何年生きるだろうとかこれからの人生まだ花が咲...人口も減り続けて、、、

  • 名古屋にもちょびっとは慣れたけれど

    桂米朝さんが落語の前振りで大阪の人は海遊館の水槽の魚を見ながら「うまそうやなあ」とか「あの魚えげつない顔してるなあ」とか言って通っていくからかなわん。というような話をしておられた。魚を見てえげつない顔をしているなあと言ったおじさんの方が魚に勝ってると思ったとも米朝さんは言っておられた。大阪に住んでいるとこれらの話は誰もがいかにも大阪らしいとわかることで思わず笑えて来る。最近は僕も名古屋らしいというのが以前に比べてすこしずつわかるようになってきた。他の街にはない名古屋の特徴。先日名古屋では一番の繁華街と言われる地域の地下鉄駅のコインロッカーの前でいわゆるヤンキー風の子たちが5,6人たむろしてこれからどこへ行って遊ぶかというような話をしていた。そこへ僕が300円握りしめて荷物を預けに行ってもその子たちは全く場...名古屋にもちょびっとは慣れたけれど

  • 京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第686回)

    2月17日京都市交響楽団第686回定期演奏会を聴きに行く。指揮川瀬賢太郎さん最初にバイオリン独奏石田泰尚さんでマルサリスのバイオリン協奏曲ニ長が演奏される。初めて聴く曲なのでどの楽章とかいうのは忘れてしまったけれど指揮台の左手にバイオリン独奏の石田さん右手に小ぶりのドラムセットの配置で演奏された場面があった。そのドラムセットのところに演奏の途中で一見したところでは、ドラムセットを普段たたいておられるという感じには見えない雰囲気の方が出ていらした。そして、その方は、そのセットでいろんなリズムをいろんな音色で奏でられた。どのリズムも一般的にはそんなにたやすく奏でられるものではないように僕には思えたけれどその方はいともたやすくそれらのリズムを奏でておられてどの奏で方も僕にはすごいというか完璧なものであるように聴...京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く(第686回)

  • 名古屋フィルの名曲シリーズを聴きに行く(第89回)

    1月25日は名古屋の金山へ名古屋フィルハーモニー名曲シリーズを聴きに行った。オーボエ・指揮シェレンベルガーさんハープマルギットアナシュースさんでモーツァルトフルートとハープのための協奏曲ハ長調K.299シューベルト交響曲第8番ハ長調グレイトが演奏された。2曲ともハ長調親しみやすい旋律で始まるなとか考える。最初に演奏されたモーツァルトフルートとハープのための協奏曲K.299は柔らかい感じの演奏だった。なおこの曲はフルートのパートはシェレンベルガーさんがオーボエで演奏された。演奏中にオーケストラを指揮するシェレンベルガーさんの手の動きがふわっとして柔らかい感じだった。オーケストラからもその手の動きの感じに応じた音が出ていたと思う。次に演奏されたシューベルトの交響曲はオーボエがこんなに活躍する曲なのかと思った。...名古屋フィルの名曲シリーズを聴きに行く(第89回)

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第685回)

    オネゲル交響曲第5番指揮者の棒がふわっと上がるタイミングで冒頭のコラールが始まるように僕には見えたことが印象的だった。指揮の棒がふわっと上がるアップビートってあのことか?などと演奏の中身とはちがうこともあれこれと考えてしまった。それは、さておき、この冒頭のコラールはかなり重厚で悲壮感があるのだけれど、やがてティミヌエンド、つまり音がだんだん弱くなっていく。そのディミヌエンドの作り方がとても滑らかで美しく聴こえた。決してなめらかな曲調ではない音楽の場面で滑らかなディミヌエンドをつくるということがとても印象に残った。指揮者がすごいなとも思ったけれど指揮者とともにこういう音を作れる京都市交響楽団もやっぱりかなりうまいんだなと思った。世界的に誰もが名前を知っているようなオーケストラを聞いた時に強い音よりも弱い音を...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第685回)

  • 幼い女の子

    コンビニでマスクがないか探そうと思った。だいたいマスクなどは衛生用品というくくりで除菌スプレーとかウエットティッシュとかそういうものと同じあたりに置いてある。もういろんなコンビニに行きつけているとそういうのは感覚的にわかるようになる。それで衛生用品がおいてあるあたりに目星をつけてその棚をめがけていくと棚の下の方に置いてある除菌スプレーやらそういうものを5歳くらいの女の子が一生懸命見ていてその斜め後ろにお母さんが立っていた。僕はせっかく商品を夢中になって見ている女の子を驚かせてはいけないと思ってお母さんの前をそっとかすめ通るように横切ってお母さんと斜めに並ぶ形でやはり女の子の後ろからそのあたりにマスクがないか探した。するとしゃがみこんで棚の下の方の商品を見ていた女の子はお気に入りの商品を見つけたらしく目の前...幼い女の子

  • 年末年始のあれこれ

    昨年末は年末恒例のベートヴェン第九。第九を年中行事のように聴きに行くなんてと思いながらも成人してからは第九を聴きに行った年の方が聴きに行かなかった年よりも多いような気がする。今年は名古屋フィルと京都市交響楽団と二つの第九を聴いた。名古屋フィルの方は川瀬賢太郎さんの指揮。名古屋金山のフォレストホールというところで聴いた。金山に行くのは数回目だけれどちょっとディープな街だなと思う。でもディープというなら大阪の天王寺界隈とか名古屋なら今池界隈の方が僕はちょっと好きかなと思う。個人の好みの問題だけれど、、、。名古屋フィルの第九。よかった。けれど一楽章二楽章は迫力があるなと思う反面ちょっとせせこましいかなと思う場面もあった。ちょっとせせこましいかもと思い始めたころに第三楽章のゆったりした音楽が始まりせせこまし感を覚...年末年始のあれこれ

  • 名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(518回)

    12月9日愛知県立芸術劇場コンサートホールに名古屋フィルハーモニー交響楽団第518回定期演奏会を聴きに行く。指揮は沼尻竜典さん最初に演奏されたのはベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番ピアノは清水和音さん。この曲は第一楽章はピアノがこの楽章全体を支配するリズムで和音を印象的に奏でる開始の仕方になっている。たぶん和音さんは椅子に座って一呼吸置かれてから演奏を始められるのではと思っていたら僕の感覚から見るともうステージにすたすたと歩いて出てきてそのまんまの勢いで演奏を始められるという印象だった。できれば曲の最初は演奏者の動きに注目したいと思っていたのだけれど僕が注目する前にもう演奏が始まっているという感じだった。その始まり方に接して若いころの清水和音さんがテレビで女性アナウンサーに「大勢の人が聴いているコンサート...名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行く(518回)

  • 冬の一日

    かなり寒さが厳しくなっている。もう気温が10度を切ることは珍しくなくなった。セーターを出してみたら虫が食っていない。防虫剤を入れるのを忘れていたのでラッキーと思った。ところが洗濯機のおしゃれ着洗いモードで洗い干してみると穴が空いている。おしゃれ着洗いモードで洗って穴が空いたわけではなくちょっと見て気づかなかった穴に洗って干すことで気づいたというわけだ。僕もこの年まで生きているので虫食いの穴とそうでない穴とはなんとなく区別がつく。やはり虫が食っていたか、、、。まあ防虫剤も入れずにつくねておいたら虫が食わない方がおかしいけれど。それでユニクロにまたセーターを買いに行く。斎藤佑樹君がユニクロのセーターのモデルになっていた。やっぱり斎藤佑樹君結構胸板も厚いし骨太の身体に見える。そうかこのセーターのロールモデルは骨...冬の一日

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第684回)

    11月25日京都コンサートホールへ京都市交響楽団第684回定期演奏会を聴きに行く。指揮はシルヴァンカンブルランさん。最初にモーツァルトの交響曲第31番K.297が演奏された。演奏に先立つプレトークでシルヴァンカンブルランさんはこの交響曲はモーツァルトにとって約5年ぶりの交響曲であることそしてこの交響曲ではクラリネットが使われたことを指摘しておられた。5年ぶりということはあまり意識しなかったけれどクラリネットが初めてというのは僕も意識した。それでクラリネットにも注目して聴いていたのだけれど僕は木管楽器の音色を聞き分けるのがどうもうまくなくてよくわからなかった。それよりもホルンが木管と並行して響く場面というのが多くてそれはこの交響曲が書かれた時代としては結構前衛的なことなのではなかったのだろうかと想像した。あ...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。(第684回)

  • システムの発達

    ここ数日気温が10度を切ることがままあっていよいよ寒くなったなと感じる。夜になるとエアコンの暖房にプラスして電気ストーブを併用することも多くなった。窓の近くにパソコンが置いてあるから窓の近くから部屋が冷えてくるという感じで、電気ストーブは主にパソコン台の近くで使うことが多い。オリオン座も僕が見る時間は東の空に輝いている。冬だなと思う。100円ショップなどにはクリスマスのグッズがいっぱいおいてあるし、、、。母が今は電話もひとりひとりそれに付随していろんな連絡手段あるいは各種端末がひとりひとりという時代になっているだから一見便利になったようで逆に人間が孤独になっているという主旨のことをよく話している。本当に世の中がシステム化されて予約なども電話を入れると要領を得ない対応をされるからいっそのことネットで予約。で...システムの発達

  • 夜の駐車場

    夜コンビニを見るとお客さんの数より駐車している自動車の数の方がどうみても多いということがままある。要するに自動車を止めてどこかに行っているか暗い車内に誰かが潜んでいる可能性が極めて高いということになる。どちらにしてもあまり気持ちの良いものではないので昼間でもそうだけれど特に夜は自分の自動車以外の車には極力視線を向けないでうつむいて歩くようにしている。20歳代のころに八王源先生から他人との無用のトラブルを避けるには目を合わせないことが大切と教わったことが心の片隅にあるのだと思う。確かに例えば関西だと「お前今メンチきったやろう」とか「なにメンチ切っとんねん」とか言って絡まれている人を見かけたことがある。僕自身も直接そのような言葉でからまれたことはないけれど予備校で働いているときに「お前のクラスの生徒俺がちょっ...夜の駐車場

  • 休日の道路

    東海地方に引っ越してきてほぼ毎日自動車に乗るようになる。一方会社に勤めているわけではないので今日は何曜日だったか忘れてしまうことがある。自動車に乗っていてあれこんなところでこんなに速い速度で走る自動車普段はあまりないなとか今日は回りの自動車の流れというか交通状況の雰囲気が違うなと思うことがある。そしてあとでああ今日は土曜日日曜日だったとか気づくことがある。自動車の運転がうまくなったわけではないけれど休日に何かちょっと変だなと思うことが多くなったのはそれだけ自動車に乗る機会が常態化したということだと思う。大阪にいたころは逆に自動車に乗るのは休日が多かったのであまりそういうことに気付かなかった。移動手段が変わるといろいろ感じ方も違ってくるんだなと思う。気付けば半月くらい前から夜中になると東の空にオリオン座が見...休日の道路

  • 中国の人

    先日日本への留学生を応援する集まりに行った。ある庭園に行ったとき中国人の学生が庭園の係の人に紅葉の時期などを聞いていた。それで「紅葉には興味ありますか」と僕がたずねると彼は「子供を連れてくるのにいいかなと思って」と言った。家族思いの優しい人だなと思った。そしてこの人は家族連れで留学してるのかと思った。「家族と一緒に留学とは大変ですね」と僕は言った。彼はちょっとその言葉には同意しかねるという表情だった。それで僕は「大変という言い方がよくない。家族がいるから頑張れると言った方がいいですね」と言った。すると彼は「でも自由がない」と言った。日本人でも中国人でも面白い人は面白いなと思う。それはともかく一日いちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。中国の人

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    10月14日は京都コンサートホールに京都市交響楽団第683回定期演奏会を聴きに行った。指揮は太田弦さん最初に演奏されたのはラベルスペイン狂詩曲終曲祭りを聴いていてスペインということも思ったけれど何となく地中海というイメージが心に浮かんできた。ヨーロッパの地中海に面した地域というのはこんなイメージではないかと心の中で想像していた時間があった。といっても地中海って見たことないから過去にきいた音楽などから僕が勝手に作ったイメージだけれど、、、。いい演奏だったけれど時折弦楽器の響きがもう少し豊饒なものであれば、、、と考えていた時間があった。次に演奏されたのがピアノアレクサンドルタローさんでラヴェルのピアノ協奏曲ト長調ジャズ的な要素の強い曲だと生演奏を聴いて改めて思った。けれど演奏もなんとなくジャズ的な要素の強いも...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 時代は過ぎていく

    原辰徳さんがジャイアンツの監督を辞められると新聞に出ている。65歳という原さんの年齢を考えると再登板は考えにくく実質これで最後になりそうとも書いてある。まあそうだろうなと思う。1995年の9月。もう記憶が薄れてしまったけれど阪神にとっては優勝の可能性がなくなった消化試合の季節だったと思う。甲子園球場で巨人阪神のナイトゲームを見た。その試合で見た原辰徳選手の最終打席はたぶんサードフライだったと思う。レフトのアルプススタンドと内野席の間くらいにある照明灯の近くで野手がそのフライをキャッチしたのを妙に覚えている。いかにも凡退するときの原選手という感じの滞空時間の長いフライだった。滞空時間は長くてもボールは遠くへは飛んでいかない。そんな凡退のシーンだった。記憶にあまり自信はないけれどたぶんそれが甲子園球場での原辰...時代は過ぎていく

  • 状況によって気持ちが変わる

    コンビニでおにぎりを買ったときレジに紙おしぼりがおいてあった。「この紙おしぼりいいただきます」と僕が言うと返事が返ってこない。それでレジの女性をちらっと見るとスマホのような端末をいじっている。私用でスマホを見ているわけではなくあくまでスマホのような端末で在庫管理の状況を見ているという感じだった。でも返事が返ってこない要するに無視ということなのだけれとデジタル端末に目をやりながらの無視ってやはり感じ悪いなと思う。たぶんそこのコンビニは店員の前で自動支払機を使うシステムなので店員の方は僕が支払いにもたついている間に少しでも在庫管理の仕事を進めておきたかったのだと思う。このことには伏線があってその10分くらい前に僕がピーナッツを買おうとしたときその女性は棚の整理をしていて後輩の男の子に「レジお願い」と言っていた...状況によって気持ちが変わる

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    9月23日京都コンサートホールで京都市交響楽団682回定期演奏会を聴く。指揮は沖澤のどかさん普段は指揮者のプレトークはあまり聞かないか聞いても途中からだけれど9月23日はのどかさんのトークを最初から聞いてしまう。曲目はベートーヴェンの交響曲第4番とコネソンの管弦楽のための「コスミックトリロジー」のどかさんはベートーヴェンの交響曲第4番を演奏する理由としてカップリング曲のコスミックレトロジーが宇宙の音楽だから4番もその壮大さのゆえに選曲したという主旨のことを語ってくださった。壮大な理由として第一楽章のちょっと不安げな序奏から主部に至る過程の話をしておられたのだけれど詳しいことは忘れてしまった。なんしかそこらあたりの展開が壮大という主旨のことを語っておられたのだろうと思った。その話の中でのどかさんは4番第一楽...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 運送業の女性

    コンビニのお弁当やパンのコーナーでは女性は一般に男が見ているところでは商品を取らないことが多いと思う。僕の場合お弁当やパンのコーナーで女性とかちあってしまったとき僕の目の前で商品を取っていった女性はほぼ皆無なのではないかと思う。たいていは僕が商品をとってほかの商品のところに行ったり会計に行ったときに改めてお弁当やパンを女性は探すことになる。あるいはそもそもパン屋お弁当を買うのをあきらめてコンビニを出て行ってしまう女性もいる。先日佐川急便のユニフォームを着た女性とコンビニのおにぎりや弁当総菜のコーナーでかち合ってしまった。その女性は僕がお弁当の値段やカロリーを見るためにお弁当に視線を落としたタイミングでサッと自分のお目当ての商品をとってレジのところに行ってしまった。やっぱり佐川の女性はスピードとタイミングの...運送業の女性

  • 9月も半ばになって。

    9月9日名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。会場は愛知芸術劇場コンサートホール。指揮は小泉和裕さんはじめにピアノアンドレイググニンさんでラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された。曲が始まった時ググニンさんはちょっと抑え気味に演奏される方なんだなと思った。その抑え気味というのが僕にはすこしだけ物足りなく思えた。しかし演奏が進むにつれて細かい音の動きがとてもきれいにできていることに気づき始めた。あと静かでロマンチックな曲想の表現もとても素敵と思うようになった。結果演奏が終わってみるととてもいい演奏だったなと感じた。20分の休憩をはさんで次に演奏されたのがプロコフィエフの交響曲第5番たぶん録音生演奏通じて初めて聴く曲なのでプログラムを見ると一楽章アンダンテ二楽章アレグロ三楽章アダージョ四...9月も半ばになって。

  • 名古屋フィルハーモニー特別演奏会を聴きに行く

    8月31日小林研一郎さんが名古屋フィルハーモニーを指揮されたコンサートに行った。今までに聴いたマーラー1番の演奏の中できっと僕にとっては最も素晴らしいと感じられた演奏だったと思う。特に楽章を問わず音楽が静かで柔らかくなるところが神秘的というレベルだったように思う。こういう演奏を聴くとやっぱり人間80歳を過ぎてから初めてできることもあるのかなと思う。小林研一郎さんは80歳過ぎてはるらしいし、、、。ステージには見慣れない管楽器もいろいろあって、プログラムの楽器編成を見るとひとりの人がいろいろ楽器を持ち替えて演奏するという主旨のことが書いてあった。第一楽章はプログラムの楽曲解説に下行四度と書いてあるかっこうのさえずりのような音型が様々な形で出てくるさまも生演奏だとよくわかってそれも楽しみの一つだった。家に帰って...名古屋フィルハーモニー特別演奏会を聴きに行く

  • プリゴジン氏

    何日か前ネットでこんな記事を見つけた。「ロシア非常事態省は23日、モスクワ北西のトベリ州で自家用ジェット機が墜落し、乗員3人と乗客7人の全10人が死亡したと発表した。ロイター通信によると、露航空当局は、6月に反乱を起こした露民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏(62)が搭乗していたとしている。ワグネルに近いグループはSNSに「プリゴジン氏は死亡した」と投稿した」と。本当にこういうニュースを見ると戦争中なんだなと思う。今はテクノロジーが発達しているから本当にロシア政府側の人たちも気が気でないように思える。つらい話だなと思う。戦争があってもなくても人は死ぬけれど僕の母が戦争にいけるほど元気なのに死ななければならないのは理不尽だしつらいという主旨のことを言っていた。本当にそうだなと思う。しか...プリゴジン氏

  • 京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

    8月19日京都市交響楽団第681回定期演奏会に行く。指揮は原田慶太桜さん最初に演奏されたのがヴェルディ歌劇アイーダから凱旋行進曲とバレエ音楽。いきなりステージとはちょっと違う位置から金管(近眼でよく見えなかったけれどたぶんトランペット)の音が聴こえてきたので見るとパイプオルガンの側方にトランペット(たぶん)が陣取っていてそこからの音だった。冒頭部分はこの金管と弦楽合奏の掛け合いで音楽が成り立っているのだけれどその部分の弦楽合奏の音にとても柔らかみがあってそれなりの深みがあったことが印象的だった。もうコンサートから5日経過してしまったのでその部分の記憶がとても鮮烈でほかの記憶はかなり飛んでしまっている。あと合唱の声を聴いた時に本当にマスクをしていない合唱の声を聴くのは何年ぶりだろうと思ってそのことにも感激し...京都市交響楽団定期演奏会を聴きに行く。

  • 木曽川は神聖?

    8月11日に誕生日が来て61歳になった。今まで何をして生きてきたんだろうという思いとかあと何年元気でいられるだろうとかそんなことを思う。大阪にいた最後のころから70歳以上の人が集まる場所にいろいろ行くようになったけれどやはり人生長くなったと言っても70歳過ぎるとだいぶん衰えるなというイメージがある。60台のうちにやりたいことはやっておきたいなという気もする。ただそれにこだわりすぎるとしんどいからまあ適度にとは思うのだけれど。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・本当に暦の上では立秋を過ぎて秋でもずっとここ半月以上異常に暑い日が続いていてだんだん身体に応えてきている。でも病気という感覚ではなくただしんどいという感覚だからそこが大難は小難というかおかげさまだなと思う。・・・・・・・・・・・・・...木曽川は神聖?

  • あしなが蜂 ラテンの雰囲気

    僕の実家の庭に水道の蛇口があってその蛇口の下におおきな洗面器で水をためている。その水道に水を汲みに行ったらあしなが蜂がその洗面器の水を飲んでいたことがここ数日何回かあった。やっぱりこの暑さ蜂も水を飲まないとやってられないのだと思う。僕は20歳になるまでに二度あしなが蜂にさされた。一度は台風が来るときに雨戸の戸袋に手を突っ込んだらそこにあしなが蜂が巣をつくっていて刺された。二度目は僕の首にあしなが蜂がとまっていることに気づかずに首を傾げた瞬間にやられた。蜂に刺されると本当に痛い。やっぱり刺されると嫌なのでそこの水は蜂にゆずって屋内の水道で水を汲んだ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・先日コンビニで支払いをするとき小銭を探していたら財布の中から50円玉と10円玉が飛び出してしまった。レジに...あしなが蜂ラテンの雰囲気

  • 頭は確かかも

    私事ですが父は今介護付きの住宅に住んでいます。腰と膝が悪いので杖などを使わないとなかなか歩行も大変という状態です。眼や耳もかなり衰えてきています。92歳という年齢を考えると致し方ないことではあるのですが。そんな父のことを母はよく「お父さんはあちこち悪いけどおかげさんで内臓は丈夫だし頭も確かだ」と言います。確かにそのとうりかもしれないと思ったことがありました。数日前父の介護付き住宅を僕が訪問した時ちょっと父と話をしました。話しはロシアとウクライナの戦争のことに及びました。「戦争で主にロシアが侵攻しているところは地図で見ると黒海へのルートになってるね。やっぱり黒海は凍らない海やからほとんどの海が北極方面に面しているロシアにとっては黒海の制圧は死活問題なのかな」と僕は言いました。すると父は「そうはいってもオリン...頭は確かかも

  • 暑くなってきた

    7月になってさすがに暑くなったなあと思う。僕は冷房の風が直接当たるのが苦手で今はコロナで換気も強烈だから冷房が効きすぎることが多いのでそれも気になるけれど暑さもかなり気になる季節になってきた。本当にむしむしと暑いなと思う。しかし雨が降った夜に草むらの近くの自動販売機で飲み物を買ったら秋の虫の声も聞こえてきているあと立秋まで一か月足らずなのだからまあわからないでもないけれど季節は確実に移っているなと思う。北大西洋条約機構の首脳会議でウクライナを支援していく方針が決まったと新聞に出ている。戦火を交えているのはロシアとウクライナだけれど実質第三次世界大戦なのではないかと思うことがある。そして戦争を終結させる決定打というのはなかなか見いだせず、例えばパレスチナとイスラエルのように断続的にずっと戦争が続くそんな風に...暑くなってきた

  • 名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く。

    7月8日名古屋フィルハーモニーの514回定期演奏会を聴きに行く。指揮はジェフリーパターソンさん。最初に演奏されたのがラヴェルのスペイン狂詩曲。今年はなぜかラヴェルを聴く機会が多いなと思う。中学生や高校生のころベートーヴェンやブラームスなどドイツの音楽を中心に聴いていて大学生になってラヴェルの音楽を聴き始めたころはなんだかドイツの音楽に比べるともわーっとした音楽だなあと思っていた。最近ではもうそういう印象はなくラヴェルの音楽は明晰というか十分に親しみを持てるものだと思える自分がいる。慣れというものだなと思う。名古屋フィルハーモニーの演奏もなんだか安心して聴いていられるものだった。プロのオーケストラってやっぱりうまいなあと思う。次に演奏されたのがカニサレスの地中海協奏曲ギター独奏もカニサレスさん。地中海ではこ...名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く。

  • 高齢化の進行 熱量消費

    ネットのニュースをみていたら次のような記事が出ていた。「去年の高齢者の世帯数は、およそ1693万世帯と全体の3割を初めて超え、統計を始めた1986年以来、過去最多となったことが分かりました。一方、18歳未満の未婚の子どもがいる世帯数は、およそ991万世帯と初めて1000万世帯を下回りました」高齢者つまり65歳以上の家族がいる世帯数が1693万世帯に対して18世未満の子供がいる世帯数は991万。本当に高齢者が多い頭でっかちの人口構成になっているなと思う。数カ月前にある就職に関するサイトの書き込みを見ていたら「今はどこに就職しても老人介護なんだから、、」という書き込みがあった。どこに就職しても老人介護とはちょっと投げやりな気持ちの書き込みだとは思う。しかし、本当に若い人たちはどこに行っても高齢者の相手をしなけ...高齢化の進行熱量消費

  • 京都市交響楽団を聴きに行く。

    6月24日京都市交響楽団第679回定期演奏会を聴きに行く。京都への往路で名鉄岐阜駅を通ったのだけれど改札口の近くで5歳前後の娘を連れたお母さんが娘に向かって「お父ちゃんについてきゃー」と言った。いやあ久々に聴く純正岐阜弁というか純正名古屋弁いいものだなあと思う。まあ無事京都について演奏会。最初に演奏されたのは指揮エリアスグランティさんバイオリン独奏金川真弓さんでチャイコフスキーのバイオリン協奏曲ニ長調作品28演奏しているオーケストラは京都市交響楽団だけれどなんだか来日したドイツのオーケストラが演奏しているかのような印象を受ける。サウンドに独特の重厚感がある。それは金川真弓さんのバイオリンの印象とも近かった。金川さんの場合は重厚というのとはちょっと違うのだけれど比喩的に言えば体幹のしっかりしたしかるべき引っ...京都市交響楽団を聴きに行く。

  • 気づけば夏至も過ぎて

    気づけば夏至を過ぎていて。例年6月21日か22日ということは知っているのだけれど今年は21日だったようだ。さすがに暑くなってきてエアコンもそこそこかけるようになったけれどまだ一日の気温の較差も大きいなと思うこともあって日が暮れるとヒヤッと感じて寒暖差で鼻水が出たりすることもある。数年前から冷房の風が直接当たることがとても苦手になってきてそういうところは体質がかわってきたのかなと思う。いつもかもそんなことを思っているわけではないけれどふっと一人になった時など自分がこれまでに歩んできた道を振り返ってもう少し野心的(例えば社会的な地位をつかんだり多くの人に認められるような業績を上げるというようなことにどん欲になるという意味)であってもよかったのかなとぼんやり考えたりすることがある。高校生くらいのころは一生けん命...気づけば夏至も過ぎて

  • 気になることは人それぞれ

    読売新聞の発言小町というコラムに隣家からバラの花びらが風に乗って我が家の駐車場に集まることを悩んでいるという投書というかスレッドが紹介されていた。何が気になるかということは本当に個人個人の問題なのでそんなこと気にするなんてと安易にいうことは出来ないと思う。ただ最近近所の子のシャボン玉が我が家のベランダまで飛んできて不快とかあそこのお店はタバコのにおいがして不快とか近所の花びらが飛んできて不快とかその手の苦情というかその手のことを気にする人が昔よりは増えたなと思う。もちろん気にする人の数あるいは率という統計を自分でとったりまた見たりしたわけではないので総体的にどうなのかということはわからない。しかし昭和の時代の松田聖子さんの「赤いスイートピー」という歌には「たばこのにおいのシャツにそっと寄り添う」という一節...気になることは人それぞれ

  • 安全を心がけて

    二日前片道一車線の道路を走っていたら自動車同士の衝突事故らしくボンネットがへこんだ自動車がとまっていて傍らに人が倒れているというか寝転んでいた。僕が見た限りでは意識はあるようだったけれどあれだけ自動車のボンネットがへこめばきっとショックは大きいだろうと思った。倒れている人のほかには若い女性と若い男性の二人が事故現場にいた。女性がスマホで何か連絡をとっているところだった。僕はとりあえず自動車から降りて行って「救急車は呼びましたか」と女性にきいた。女性はちょっとおぼつかない感じだったけれどとりあえず呼んだというような返事をしておられた。僕は事故はまずは当事者同士の法的関係の問題だと思ったし少なくとも若い男女二人いればけがをした人への対応はできるだろうと思ったからそれ以上は関わらずに自分の自動車に戻った。でも事...安全を心がけて

  • 蒸発現象

    一昨日台風が近づいているということを人から話題を振られて知った。夜自動車を運転していたら対向車が停止していた。停止している自動車はライトを点灯していたのでその自動車の前がよく見えなかった。見るとそこは横断歩道でライトを点灯している自動車の前を自転車に人が乗ったまま横断している。あわててブレーキを踏んだけれど確実に止まろうとすると路面で自動車が滑るかもしれない目いっぱいの急ブレーキはいけないと思って瞬時迷ったけれど自転車が僕に気づいてライトを点灯している自動車の前を通過した直後に止まったので自転車と衝突せずにすんだ。あのまま自転車が突っ込んできていたら自転車と衝突というか自転車を引いているところだった。たすかった。家に帰ってきて調べてみると夜間特に雨の時自分の自動車と対向車のライトが交錯するところにいる人は...蒸発現象

  • 南国の人

    先日大学への留学生の方と名古屋の郊外の街を歩く催しに参加した。留学生の方は主に東南アジアの国々からいらっしゃった方々だ。催しには20名くらい来られたのだけれど僕はたまたまベトナムからいらした3人の女性と歩きながら話す機会が多かった。3人の女性のうち一人は日本語がかなり堪能であとの2人はそれほど堪能ではなくそのかわり英語はかなりペラペラという感じだった。僕は英語を聴いたり話したりがほとんどできないので大部分の時間日本語が堪能なベトナムの女性と話をしていた。しばらくすると僕の前をその日本語が堪能ではない2人のベトナムの女性が歩いている場面があってそのうちの一人はコンビニのおにぎりが入っていた袋を手の指に引っ掛けて肩越しに背中の方にぶら下げるような形で歩いておられた。彼女は黒いマリンキャップをかぶっていて上は割...南国の人

  • 京都市交響楽団を聴きに行く。

    5月20日京都市交響楽団の第678回定期演奏会に行く。指揮は井上道義さん。最初に演奏されたのがラヴェルの「ダフニスとクロエ」組曲第2番。聴いていて美しいオーケストレーションに触れラヴェルを形容するときによく使われる言葉「オーケストラの魔術師」という言葉が何度も心に浮かんだ。プログラムに「無言劇」と書いてある箇所が曲中にあってそこでフルートのとても印象深いしみじみとしたソロが出てきた。確かここのソロのことを20世紀に書かれたフルートの旋律で最も美しいと言っていた人がいたなあと思いつつその旋律に聴き入ろうと思った。そうしたらその時どこからともなくかすかないびきの音が聴こえてきた。なので僕の耳にはフルートといびきのデュオのような感じになってしまった。フルートの旋律に聴き入ることはある意味妨げられる形になってしま...京都市交響楽団を聴きに行く。

  • 名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く。

    5月13日名古屋フィルの512回定期演奏会を聴きに行く。指揮は井上道義さん。最初にバルトークのルーマニア舞曲Sz47aBB61が演奏される。ちょっとおどけた感じと不安な感じなどが入り乱れた舞曲でいかにも井上道義さんが好きそうな感じの曲と思った。次にバイオリン独奏服部百音さんで同じくバルトークのバイオリン協奏曲第2番Sz112BB117が演奏される。演奏中結構楽しんで聴いている自分がいることに気づく。昔はバルトークは退屈することが多かったけれどたぶん40歳代の時にショスタコーヴィチの交響曲をかなりCDで聴いたのでバルトークのようなちょっと暗くて陰鬱な世界に自分の感覚が慣れたのだと思う。ショスタコーヴィチのバイオリン協奏曲第一番にちょっと似ていると思ったけれど家に帰ってから作曲年代を調べてみるとバルトークの方...名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く。

  • 大きなお世話?

    先日ある飲食店で「ラーメンセットと焼きそば単品で一人前それにお稲荷さん一個」という感じの注文をしたら仲居さんに「そんなに全部食べれるの?一個一個食べ終わってから注文したらどう?」と言われて大きなお世話だと思ったことがある。メニューの写真をじっくり見てこの盛り付けサンプルならこのくらい頼んでも大丈夫と判断して頼んでいるのにほんまに大きなお世話やと思った。僕は学生のころから一人の生活が長いので餃子の王将に行ったときはこうすきやではこうココ壱番屋ではこうなどとどの店でどういう注文の仕方をしたら大体自分にとって適量かわかっているつもりだ。でもその飲食店の仲居さんは僕がメニューをじっくり時間をかけて見ているのでこの人はメニューを読むのがおそいあほの人やと思った可能性が高いと思う。なぜなら僕がメニューを読んでいる途中...大きなお世話?

  • ゴールデンウイークの風景

    5月5日に実家に行くと五月人形が飾ってありその前に置いてある台に菖蒲とちまきが供えてあった。飾りつけをしてくれたのは母だけれど、、、。菖蒲はアクアブルーのガラスの花瓶に生けてあった。やはりそういう季節を感じるのはいいものだなあと思う。五月人形は僕が小学生のころに買ってもらったものだけれどいまだに新品同様の感じがする。保管の仕方がよかったのだろうと思う。小学生のころこの五月人形をバックに友達と写真を撮ったことなどを思い出す。せいくらべという童謡に「ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈」というくだりがあるけれど本当に昔はそういう子供同士のいわば生の交流が当たり前だったなあとしみじみと思い出す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母が実家に集まってくださった方々の前で「昔は本当に...ゴールデンウイークの風景

  • ゴールデンウイークの風景

    5月5日に実家に行くと五月人形が飾ってありその前に置いてある台に菖蒲とちまきが供えてあった。飾りつけをしてくれたのは母だけれど、、、。菖蒲はアクアブルーのガラスの花瓶に生けてあった。やはりそういう季節を感じるのはいいものだなあと思う。五月人形は僕が小学生のころに買ってもらったものだけれどいまだに新品同様の感じがする。保管の仕方がよかったのだろうと思う。小学生のころこの五月人形をバックに友達と写真を撮ったことなどを思い出す。せいくらべという童謡に「ちまき食べ食べ兄さんが測ってくれた背の丈」というくだりがあるけれど本当に昔はそういう子供同士のいわば生の交流が当たり前だったなあとしみじみと思い出す。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・母が実家に集まってくださった方々の前で「昔は本当に...ゴールデンウイークの風景

  • いろいろな対応

    関西と言うまあいえば都会から田舎に引っ越してきて川や山や緑が毎日のように見られるのはいいなと思う。けれど都会にいたころには想像もつかないような対応に遭遇することも多くなった。たとえば大型商業施設でのこんなやりとり。おばさん「この品物二ついただいていきます」店員さん「この品物はひとつしかありません」おばさん「いままだ午前中ですがそれでは午後から来られたお客さんには“”今日はもう売り切れました“”と言うんですか?」店員さん「いいえ一人につきひとつしかないということです」と。同じく大型商業施設でのこんなやりとり。マイバッグを忘れた僕は袋詰めの台のところまで行ってそれに気づいた。それでもう一度列の最後方にならんで僕の順番が来たとき「レジ袋一つください」と言った。すると店員さんは「レジ袋は買い物をした人のために一つ...いろいろな対応

  • 京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く

    4月15日は京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行った。愛知県に引っ越してから初めて京都に行った。懐かしいなと思う。そして阪急の烏丸と河原町の記憶がいつの間にかごっちゃになっていることに気づく。ここを上がったらドラッグストアがあるはずだと思って登った階段の先の地上にドラッグストアがない。そこは銀行だった。それで烏丸を河原町と取り違えていることに気づいた。まあ関西にいる頃は河原町と烏丸は余裕で歩いて往復していたので記憶がごっちゃになりやすいというのもあるけれどでも時の経過を感じて少しショックだった。この日の指揮者は今話題の女性指揮者沖澤のどかさんだった。会場につくと入場ゲートの近くで男性のオーという声がした。こんなところで喧嘩が始まるのかと一瞬身構えたらコアなファンの方同士の「やっぱり今日のコンサートは来るよ...京都市交響楽団の定期演奏会を聴きに行く

  • 名フィルの定期演奏会を聴きに行く。

    4月8日愛知県芸術劇場に名フィルの定期演奏会を聴きに行く。指揮は川瀬賢太郎さん。名フィルの音楽監督として初の定期演奏会。最初にハイドンの交響曲第86番が演奏された。第一楽章ゆっくり始まって途中から快速になる。ハイドンの交響曲によくあるパターン。でも緩から急というのは本当に音楽が楽しく聴こえるパターンだなと思う。第三楽章のメヌエットもう終わりかと思ったらそこからトリオだった。終わるかと思うと終わらないということが全曲を通じて何度かあった。こういうのも音楽のひとつのジョークなのだと思う。宮廷で音楽を聴く人たちはきっと「終わったと思ったらまだ続くのか」とか言って楽しんでいたのではないかと想像する。ハイドンの時代の音楽はまだコンサートホールで聴く音楽ではなく宮廷の音楽なのだなと生の演奏を聴くと実感する。最初のチュ...名フィルの定期演奏会を聴きに行く。

  • 前進そしてバック

    ゴミ出しが間に合わなかったので街のゴミ収集所にもっていった。受付で所定の用紙に記入すると「あちらの1番の番号が書いてあるおじさんのところまで自動車を進めてください」と係の女性が言った。それで1番の方に向かって車を進めていくと1番のところに立っているおじさんは僕に向かって「オーライオーライ」と二三回言ったそれで僕は1番の方に向かってその声にしたがって自動車を進めて行った。おじさんは途中からオーライとは言わなくなったけれどストップとも言わないのでまだオーライが継続しているのだろうと自動車を超低速で進めていくと1番から2番そして5番まで進んでしまった「ええ?1番と聞いたはずなのに自動車が極めてゆっくりと5番まで来てしまった。行き過ぎではないのか?」と僕が心配になり始めたまさにそのときおじさんは「バックバック」と...前進そしてバック

  • 奥深い言葉

    桜の季節歩いて花を見に行ったのは3月の末頃でもう満開を過ぎて花吹雪の状態になっていた。桜とカエデが一緒に植えてある場所を通って毎年のことながら桜の花がさくのとカエデの新しい葉が出るのは同じころだなと思った。細い川沿いの桜を見ていると近くの高校生の女の子の二人ずれが互いにスマホで何か撮影をしていた。動画を撮っているのか静止画をとっているのかわからないけれど。でも桜と川と若い女性がそろうとなんとなくハイカラさんの世界だないいものだなと思ってしまう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂本龍一さんが亡くなったニュースは僕にはこの一週間でもっとも印象深いニュースだった。20年ほど前の冬に京都の河原町近辺のイタリアンのお店に行ったときそこで坂本龍一さんの「戦場のメリークリスマス」が流れていた。な...奥深い言葉

  • 名曲コンサートを聴きに行く

    3月28日名フィルの名曲シリーズを聴きに行く。最初は行くつもりはなかった。けれど数日前にN響コンサートマスターの篠崎史紀さんがベートーヴェンの例に触れながら、「人間の想像しうるものならばヒットはするけれど100年も200年もは残らない、残るようなものならばそこには目に見えないものとの交信があるはずだ」というようなことを語っておられる動画を見て「それはそうだよな」と思ったことがきっかけで急に思いついてこのコンサートに行くことにした。プログラムがベートーヴェンの交響曲第一番と第三番だったからだ。指揮は小泉和裕さん。僕の個人的な印象なのだけれど小泉和裕さんと秋山和慶さんの二人はなんとなくもう聴く前から安心という気がする。特別なことが起きるかどうかは聴いてみないとわからないけれどすくなくともはずれるという心配はな...名曲コンサートを聴きに行く

  • 母から聞いた話

    母が僕の妹と長良川の支流のそのまた支流の川堤の桜を見に行ったらしい。川の近くの小さいお宮のお賽銭箱に母が賽銭を投げた。すると賽銭が賽銭箱の木に引っかかって賽銭箱のそこまで落ちなかった。そのあと妹が賽銭を投げるとそれは賽銭箱の途中で引っかかっている母の賽銭にあたり妹の賽銭と母の賽銭はともに賽銭箱の底にポトッと落ちたらしい。「それは縁起のいい話と思うよ」と僕は言った。いちにちいちにち無事に過ごせますように・母から聞いた話

  • 春のあれこれ

    3月21日に母は86歳になった。あまり歳をとったので自分の年齢がわからなくなることがあるそうだ。それで僕の妹から一日一回自分の年齢を唱えるといいというようなことを言われたらしい。確かに繰り返し想起することで記憶に物事が定着する。それは記憶するための極意だなと思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ある方に「みんな野球の話をしてますね私テレビ見ないから話題についていけなくて」と言われる。「僕もテレビ見ないから話題についていけません」と答える。3月23日付の新聞を見ると世帯視聴率は40パーセントを超えているらしい。それはすごい。テレビでは見ていなかったけれど話題になっていることは知っていたのでそちらに意識が行っていた。そして気づくと大相撲大阪場所ももう残すところ3日となっているし高校野...春のあれこれ

  • コンビニの店員さん

    コンビニで買い物をしてお勘定が済んだときに女性の店員さんが「お客様いい声ですね」と言った。声がいいと言われたことは僕の人生で何度かあるけれどまったく面識のないコンビニの店員さんに声がいいと言われたのは初めて。なんだかうれしい気分。春だからそういうことも言いたくなるのかもしれない。気づけば桜も開花している。ダウンジャケットを着るのをやめてちょっと薄手のブルゾンに変えた。春だなと思う。井上陽水さんの桜三月散歩道をカラオケDAMの音源で歌いました。原曲のキーでちょっと勢いをつけて歌ったので一部ハウリングが出てしまいました。コンビニの店員さん

  • 名古屋フィルの演奏会を聴きに行く。

    3月11日は名古屋フィルの定期演奏会を聴きに行った。指揮は大井剛史さん最初に演奏されたのがヒグドンのブルーカテドラル1999年作曲とプログラムの楽曲解説に書いてあり初めて聴く曲。プログラムの楽曲解説に「曲は中略輝かしい打楽器と柔らかな低弦のハーモニーで始まる。そしフルートとクラリネットがやさしく歌いあっていく」と書いてある箇所がある。そこでフルートが出てきたときになんとなくラヴェルのダフニスとクロエに出てくる夜明けのようだと思った。後半は曲が力強くなって盛り上がっていくけれどそこを聴いていて心の中でホルストの惑星特に火星を心に思い浮かべていた。次にシューマンの序奏と協奏的アレグロ作品134が演奏された。ピアノはフィリッポゴリーニ過去にどこかで聞いたことがあるかもしれないけれど記憶に残ってないので実質初めて...名古屋フィルの演奏会を聴きに行く。

  • あれこれ思うこと

    数日前日経新聞に出ていた大川隆法さんが亡くなられた小さな記事を母は見て「大川隆法さん亡くなったよ。66歳。今どきの年齢としては若いね。こういう道に生きる人ならもっと長く生きるべきではなかったやろうか。お母さんは85歳。生きた年数としてはもう合格やろうか」と言った。生きた年数と幸福とは関係ないとも思うけれど66歳は早いなとは思う。と同時に自分の85歳と言う年齢を母はもうここまで生きたと感じているのだなと思う。道は違うかもしれないけれど例えば音楽を通して同時代や後世の人に少なからぬ幸福を与えているモーツァルトの生涯は短かったからやはり生きた年数では測れないけれど、、、。モーツァルトと言って思い出したけれど数カ月前母と百貨店の食品売り場を歩いていた時母がモツァレラチーズのパッケージを見て「モーツァルトかと思った...あれこれ思うこと

  • 連絡手段

    昨日母が「電話で連絡をしたくて年賀状を見ても最近年賀状に電話番号を書いてないことが多いね。本当に困ってしまうことがある。世の中不便になってるんやないやろうか」と言った。スマホやネットが使えない母にとって電話ができないということは本当に不便だろうと思う。僕もスマホは持っているけれど母から電話がかかってきたときはマナーモードにして元に戻すのを忘れてたとか僕ももう老眼になっているから着信ランプが点滅していても気づかずに終わってしまったとかそういうこともある。大阪にいる頃はたぶん会社から携帯電話を持たされている人だと思うのだけれど、ターミナル駅のトイレの個室の中で電話で話している人もいた。たぶんトイレに入っていても仕事関係の電話だと出なければならないとかそういう事情なのだと思う。話をしている雰囲気でもうやむなく出...連絡手段

  • 春のあれこれ

    先日久しぶりに大阪に行く。海外からの旅行者が戻ってきているというニュースを新聞などで見ていたけれどあまり実感がなかった。しかしJR西日本の圏内に入ると明らかに外国人の旅行者が多くなっていることに気づく。そうなのかと思った。あと電車に乗っている特に女の子のマスクが関西はおしゃれ。僕の母がコンドルのくちばしのようとコロナが始まったころに言っていたマスクを今もうまくつけている子が多い。あのマスクはあまり飛沫感染の予防効果はないという噂も聞いたことあるけれど。まあいいか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かねてから東海地方は関西に比べると大型の乗用車の割合が多いように思っていた。コインパーキングなどに駐車するとき大型の乗用車を見て緊張することが結構多い。僕の感覚が気のせいなのかど...春のあれこれ

  • 嫁もつらいよ ウルトラ警備隊の歌

    2月17日付の読売新聞の人生相談にこんな投稿が出ている。“”40代のパート女性。還暦近い夫は自営で、自宅兼職場で働き、私は外に働きに出ています。近くに住み、夫と一緒に仕事をしているしゅうとめが嫌いです。毎日忙しく、朝も子供2人を保育園に送るまでバタバタします。夫に食器洗いや片付けなどをお願いしていましが、しゅうとめが代わりにします。感謝の気持ちもありますが、私は夫にしてほしい。母親に甘えているのがすごく気持ち悪いです。しゅうとめには「皿などあらわないでほしい」と何度も言っているのに、毎日キッチンをピカピカにし嫌みかと思います。人の家に入ってこないでほしいです。夫にも、「本当にやめてほしい」と言うと、「手伝ってくれているんだから「お前も助かるだろう」。などど言われます。しゅうとめにあんまりな態度をとると、将...嫁もつらいよウルトラ警備隊の歌

  • 思い出すこと

    2月11日建国記念の日。今日は祝日だねと僕が言うとそうか忘れてたと母が言った。本当に忙しいと祝日も忘れてしまう。昔と違い第二日曜など日付が固定されていない祝日が増えたことも一因だと思う。関西にいたころは祝日に京都の四条河原町へ行くと商店街に一定間隔で小さい日の丸が掲揚されていてやっぱり祝日に日の丸はいいなと思ってそれを見ていた。そして、京都と言う町はやはり一味違うなと思ったりして、、。最近は本当に祝日に国旗を掲揚する家が皆無と言うほど少なくなってしまったなと思う。寂しいことのように思う。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2月14日は日本が変動相場制に移行して50年を迎えると新聞に出ている。50年前の2月と言えば僕は小学4年生だけれどドルショックあるいはニクソ...思い出すこと

  • 初春の様子

    立春を過ぎて寒い日もあったけれど2月7日はけっこう温かかった。寒さは続いても日差しが強くなるなど暦の上では春だなということは感じていた。数日前自動車を走らせていたらサイドウインドウにみつばちとおぼしき昆虫がとまっていた。その時自動車は時速60キロで走っていたから昆虫の羽は時速60キロの風で大きく振動していた。時速60キロ=時速60000メートル一時間は60秒×60=3600秒なので時速60キロの風は60000÷3600=600÷36=16.6で秒速16.6メートルとなる。風速は一般に秒速何メートルかであらわすから昆虫の羽には風速16.6メートルの風が吹いていたことになる。気象庁の基準を見ると風速16.6メートルは非常に強い風まではいかないけれど強い風というところにランクされていてまあその名の通り強い風に昆...初春の様子

  • 立春も過ぎて

    気づけば立春も過ぎてしまった。2月3日はドラッグストアのレジに恵方巻がおいてあり節分と気づいた。寒いけれど日差しは強くなってきていると思う。愛知県に転居してから自宅マンションの駐車場からオリオン座が見えるので割とよく夜空を見上げるようになった。冬が始まったころに比べると西の方向にオリオン座が移動してきているなと感じる。自分の観察が正しいのかどうか気になってネットで調べると恒星は同時刻の天空における位置が一か月で30度西にずれると書いてある。ああ自分の観察が正しかったと少しホッとする。そうか一年で一周つまり360度移動するから一か月では360÷12=30度で計算が合うかと妙に納得。たまにこういうことを考えるとボケの防止につながるのだろうかと思ったり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・...立春も過ぎて

  • 白鵬の断髪式にちなんで

    1月29日付の読売新聞に白鵬が断髪式をしたという記事が出ている。記事には読売ジャイアンツの原監督が白鵬にはさみを入れる写真が出ている。やはり読売新聞だからだろうか?きっとそうだと思う。わからんけど、、、。その写真を見て原監督がある年のジャイアンツのキャンプで「世間は白鵬の張り手をみっともないと言っているようだがはたしてそうだろうか?」と選手に檄を飛ばすニュースが出ていたことを思い出した。その記事を読んだとき原監督の言い分にも一理あると思った。それで原監督のその言葉が出てこないかとネットで検索したら原監督の言葉は見つからなかったけれど日経新聞に掲載された元大関魁皇の言葉が出ていた。その言葉の趣旨は“”魁皇の現役時代には白鵬よりも強烈な張り手をかます力士もいた。白鵬の(相撲の)取り方がそれほどひどい取り方とも...白鵬の断髪式にちなんで

  • 北の湖最後の優勝

    何日か前に母が大相撲初場所で優勝した貴景勝の優勝インタビューがよかったと言った。僕はそれを見ていなかったので後でユーチューブで見るとなるほどひとことひとこと考えて話しているなと思った。貴景勝はインタビューの中で「大関の重圧は期待されているという感謝の気持ちに変えていった」という主旨のことを語っておられた。そのように考えられればいいなと思う。また貴景勝は3度の優勝を果たして義理の父北天祐の優勝回数を超えたことを語っておられた。それを聞いて僕は北天祐が隆の里を破って隆の里が10勝3敗になり13日目で13戦全勝だった北の湖の優勝が決まった相撲のことを思い出した。北天祐と北の湖は同じ三保ケ関部屋だから北天祐は隆の里を破って兄弟子の優勝をいわば決めてあげたという形になった。北天祐は勝った瞬間に土俵下でその相撲を見て...北の湖最後の優勝

  • トラックのお兄さん

    数日前のの夕刻トラックの後ろを僕は自動車で走っていた。トラックは大きな材木を積んでいる。もし材木が落ちてきたらと思い僕はトラックと十分に車間距離を開けて走っていた。あとトラックの後ろを車間距離を詰めて走ると前方の視界がトラックでさえぎられてしまい危険と言うことも思った。僕はどの自動車の後ろを走るときも車間距離は多めにとる方だけれどトラックの後ろの時はさらに多めに車間距離をとる。夕刻で道路が混んできていた。トラックは大きな材木を積んでいるのでまさに法定速度で走っていた。すると夕方の混雑でトラックの後ろを走る僕の自動車の後ろはかなり自動車が多くなり本当に後方の自動車は数珠つなぎのような感じになった。それでも僕はトラックとの車間距離は詰めずに多い目に取り続けた。信号待ちの時もトラックにあまり詰めて停車すると僕自...トラックのお兄さん

  • 名古屋フィルハーモニーを聴きに行く

    1月21日初大師の日だなと思う。名古屋フィルハーモニーの定期演奏会を聴きに行く。指揮はロベルトフォレスベレスさん最初にシベリウスの交響詩タピオラ作品112が演奏される。初めて聴く曲。透明感がありスーッとした感じのところは僕が知っている曲ではシベリウスの交響曲6番を思わせるようだった。最近目の前で演奏されている音楽から自分が過去に聴いた音楽を連想するくせになってしまっている。シベリウスはいつ聴いても心が落ち着くなと思う。先月もシベリウスの交響曲第5番が演奏されたけれど1月21日の方が僕の感覚としてはオーケストラ全体の音に伸びがあるように思えた。僕は演奏を聴くときに若いころは指揮者ばかり見ていたけれど最近は指揮者はほとんど見ないでオーケストラの奏者の方をあちこち見る癖になってしまった。ただ、ちょっと指揮者に目...名古屋フィルハーモニーを聴きに行く

  • 恋人か女房があれば

    年が明けてから何度か餃子の王将に入って僕が入った店舗では年明けは店内にずっとクラシックが流れている。大半はバロックか古典派の音楽だ。この時代の音楽は曲の数も多いのでモーツァルトだとかバッハかなと心の中で思うのだけれどなかなかどの曲か心の中で特定することは出来ない。知識の欠如が特定できない理由なのだけれど知っている曲でもBGMで一部を聴くだけだとあれ?なんていう曲だったっけとなってしまうことが多い。ところが昨日店内にモーツァルトの歌劇「魔笛」から「恋人か女房があれば」のアリアの旋律をたぶん弦楽カルテットが演奏するBGMが流れたときには聴いた瞬間にああ魔笛だとわかった。たちどころに心の中で曲が特定できてしまう明晰性そして普遍性それもモーツァルトの天才の証の一つだなと思った。そして、ベートーヴェンはこの「恋人か...恋人か女房があれば

  • ミニコンサート

    1月15日は県庁のある街にプロのコントラバス奏者の演奏を聴きに行った。ジャズトリオでのコントラバスならば大阪のロイヤルホースやミスターケリーズで聴いたことがあるけれどクラシックのコントラバスを生で聴くのは生まれて初めて。僕が聴いたジャズのコントラバスは指ではじくものだったので本当に弓で弾くコントラバスを聴くのは初めてだ。この歳になっても生まれて初めてっていろいろあるんだなと思う。というかいくつになっても新しい一日はすべて生まれて初めてだけれど、、、。若い女性のコントラバス奏者と男性のピアノ伴奏者だった。最初にグリーンスリーブスの主題による変奏曲クヌートギュットラーが演奏される。沈んだ気持ちの時にグリーンスリーブスのテーマはいいなと思う。これは無伴奏での演奏だったので変奏の途中でついバッハの無伴奏チェロを連...ミニコンサート

  • 野球殿堂

    1月14日付の読売新聞にアレックスラミレス氏とランディバース氏そして古関裕而氏の3人が野球殿堂入りをされたと出ている。その3人の顔写真が新聞に立て並びに出ているけれど3人とも優しそうな顔だなと思うアレックスラミレスさんはヤクルトスワローズに現役選手として在籍しておられたとき背広を着た球団の偉い人(たぶん球団社長とかだと思う)がテレビカメラの前で「それでは今年のラミレス選手のパフォーマンスを発表します」と言いその横にいたラミレス選手がやはりカメラの前で「ラミちゃんカチカチ」ってパフォーマンスをやりだしたことをとてもよく覚えている。小林亜星さんが作詞作曲した「酒は大関心意気」というコマーシャルソングに「夢は人には見せぬもの勝負するときゃバカになれそれでいいのだ男なら酒は大関心意気」という一節があるけれど本当に...野球殿堂

  • 覚悟はできている

    佑月裕子さん小説を読んでいたらこんな言葉が出てきた。「あなたになかったものは自信ではありません」「あなたになかったものは覚悟です」「誰だって自信などありません。勝つか負けるか成功するか失敗するか。その狭間で人間はいつだって人間は悩んでいます。ただ、負けたときの覚悟があるのとないのとではその後の人生が全く違います」と。※ISBN978-4-06-519065-470ページより引用覚悟って久しく聞いたことのない言葉だなと思った。そして大切な言葉だと。あらかじめ予測されるリスクに対してそれを回避するように手を打っておくというのが今の時代の風潮だと思う。そういう時代にあって覚悟と言う言葉はほんとうに久しく忘れていた言葉だなと思った。でも大切な言葉だと。もちろんリスクに対する手を打つことは大切だけれど覚悟がなければ...覚悟はできている

  • お正月の心象

    年末はクリスマスソングがいたるところで流れていた。例年立冬つまり11月8日前後からぼちぼちクリスマスソングが流れ始め12月24日または25日まで流れているという感じだ。今年も大体そんな感じだった。僕が見た(聴いた)範囲では12月25日は一部クリスマスソングが流れているお店もあった。これも僕の感覚的なもので多分に主観が入っているかもしれないけれどクリスマスソングも最初のころはポップス系の元気で商品の購買意欲を盛り上げるような音楽そして12月24日が近づくにつれて敬虔なトラディショナルソングの比率が多くなってくるという感じだった。あくまで感覚的なものなので違っているかもしれないし少なくとも科学的ではない気がするけれど、、、。そして年が明けるとどうだったかというと僕の場合はモーツァルトをお店のBGMで耳にするこ...お正月の心象

  • 今年も終わりに近づいて

    日付が変わって今年最後の日になってしまった。早いなと思う。そして寒いなと思う。12月29日の読売新聞に福知山線の脱線事故の教訓と言うことが書いてある。2005年の事故だから阪神大震災の10年後ということになる。僕は当時関西に住んでいてあの事故の映像や写真をテレビや新聞で見て、阪神大震災に匹敵するくらいのショックを受けた。壊れたビルの数は阪神大震災にはるかに及ばないけれど壊れたビルや脱線した電車の無残さは阪神大震災のショックに匹敵すると感じた。それに僕が忘れられないのはその事故が起きたのは当時僕の身近におられた人の誕生日だった。さてその福知山線の脱線事故の教訓としてJR西日本は「判断に迷ったときはもっとも安全と認められる行動をとらなければならない」という安全憲章を事故の翌年に定めたという。「判断に迷ったとき...今年も終わりに近づいて

  • きびしい寒さ

    ここ数日の寒波は本当に厳しいと思います。大阪から犬山市に引っ越してきてどうもこちらのほうが寒いことに昨年気づきました。それで今年は電気ストーブを買って暖房を増強したのですがそれでもここ数日は寒いと感じます。自動車のフロントグラスの凍結も大阪ではあまり経験したことがなくこちらはかなりの頻度で凍結があるのだと昨年気づきました。昨年は凍結すると雑巾でごしごしこすっていましたが手が冷たくてかなり難儀だなと思っていました。ネットでいろいろ調べるとガラコを塗っておくと凍結が防げるという内容のことが書いてあるサイトがありました。実際に塗ってみると凍結しないかもしくは凍結してもシャーベット状の凍結なのでワイパーを回すか雑巾でかるくぬぐう程度で凍結が落ちてしまうようです。今のところはガラコの効果が確認できています。もっと寒...きびしい寒さ

  • 年末の第九コンサート

    12月16日名古屋フィルのベートーヴェン第九を聴きに行く。会場は愛知県芸術劇場コンサートホール。会場の入り口を入ると女性の係の方が後ろから追いかけてきて「すみません検温お願いします」とおっしゃった。「はい」と言って立ち止まると女性は僕の手首のところに検温の測定器をあてるのだけれど測定器が反応しない。セーターの上から測定器を当てているからだ。たぶんとっさに「セーターをまくってください」とは言いにくいのだと思う。「手首で検温ですね」と僕は言ってセーターの手首をまくるとそこに女性は測定器をあてて無事に検温が終わった。やれやれ。たぶん入り口の外で検温をするべきなのだろうけれど僕が自動検温の機械をスルーしたのかそれとも女性が僕を見落としていて追いかけてきたのかそれはわからない。でも後ろから係員の方に声をかけられると...年末の第九コンサート

  • 昭和最後の取り組み

    YouTubeで千代の富士が昭和63年九州場所で連勝が53でストップした時の話題が出ていた。連勝を止めたのは横綱大乃国。大乃国はこの頃あまり横綱としていい成績を残せていなかった。そのことは僕もよく覚えている。この九州場所千代の富士は14日目に14戦全勝で優勝を決めて連勝も53に伸ばした。翌日千秋楽の対戦相手は同じ横綱大乃国。大乃国はその14日目に千代の富士が優勝を決めた夜に食事の席で師匠の放駒親方にこんなことを言われたという。「どうせ今のお前じゃ何をやっても勝てないんだから、せめてヒヤッとさせる場面はつくってこいよ」“”どうせ勝てないからせめてヒヤッとさせる場面をつくってこい“”動画で聴いた瞬間に放駒親方(元大関魁傑)は「勝て」というと大乃国が緊張して固くなるから「どうせかてないからせめてヒヤッとさせろ」...昭和最後の取り組み

  • 名古屋フィルの定期演奏会に行く

    12月10日は名古屋フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会を聴きに行く。会場は愛知芸術劇場コンサートホール指揮川瀬賢太郎さん最初に演奏されたのは武満徹波の盆武満徹と聴いただけでこれは退屈だぞと思っていた。けれどなんだかクリスマスファンタジーのような感じでいやあ波の盆というタイトルだけれどお盆ではなくクリスマスのファンタジーか?と思いながら聴いていた。小林研一郎さんがよくアンコールでされるダニーボーイに弦楽の響きが似ているなと思う場面もあった。武満徹だけれど寝ないで聴くことができてよかった。次にサックス上野耕平さんでリュエフのサクスフォン小協奏曲作品17が演奏された。初めて聴く曲だし現代という言葉の定義をよく知らないけれどまあ現代の曲だしあまりよく覚えていない。最終楽章つまり第三楽章がプログラムには生き生きと...名古屋フィルの定期演奏会に行く

  • 満月の夜

    12月8日満月が出ていました。月齢を見ると14.2でした。もう17時は空は暗くなっていて低いところに満月が見えました。低いところに出る月はなぜか大きく見えます。これは目の錯覚だそうです。満月で空が明るくまたちょっと薄曇りだったせいもありオリオン座は見えませんでした。最近夜オリオン座を探してしまうことが多くなりました。12月8日は真珠湾攻撃の日ということで太平洋戦争の話題も新聞に載っています。僕は12月8日と言うとジョンレノンが亡くなった日という方をむしろ意識します。今街にクリスマスソングが流れています。伝統的なクリスマスソングは敬虔な感じのものが多いですがポップスのクリスマスソングは敬虔と言うよりもクリスマスの楽しい雰囲気を歌ったものが多いと思います。その中でジョンレノンのハッピークリスマスはちょっと異色...満月の夜

  • 手の早い男はダメ 昔の名まえで出ています

    野球のイチローさんが稲葉篤紀さんと対談している動画を見た。その中でイチローさんは「打者は『最短距離でバットを出せ』などどいうわけのわからない教え方をされるからどうしても体が先に投手の方を向いてしまう。つまり腰が回転するよりも先に手の方が回転してしまう。逆に言うと腰より先に手の方が回転してしまうから体が投手の方に開いてしまう。だから打てない」という主旨のことを話していた。その話の締めの部分でイチローさんは「手の早い男はダメですよ」というその言葉に稲葉さんが「やっぱり下から先に行かないといけない」と応じるするとイチローさんが「なんだか話がエロいですねえ」と言う。まあそんなやりとりがあった。でも「手の早い男はダメ」って単なる冗談ではない意味があると思う。稲葉さんは年下のイチローさんの話をうなずきながら聴いている...手の早い男はダメ昔の名まえで出ています

  • 奥ゆかしい表現

    中島みゆきさんの昔のヒット曲に「誘惑」という歌がある。僕はこの歌のレコードはもっていない。けれど、この曲がヒットした1980年代はヒット曲はラジオやレコード店などでよく流れていたからメロディラインは覚えている。歌詞を見るとリフレインと言うのだろうか次の言葉が歌全体で3回繰り返される。♪あなた鍵を置いてわたし髪を解いてさびしかったさびしかった夢の続きを始めましょう♪あなたが鍵で私が髪か鍵と髪でうまく韻を踏んでいるなと思った。韻を踏む表現の美しさに気を取られて気づかなかったけれどあなたが鍵を置いて私が髪を解くシチュエーションって例えば彼の部屋に遊びに行ったときだろうか。たぶん鍵を置き髪を解くというシチュエーションは男性よりも女性の方が速く連想できるのではないかと思った。僕自身頭が坊主なので髪を解くという状況が...奥ゆかしい表現

  • 冬支度 恋人がサンタクロース

    十二月になって何となく体の芯まで冷えるような寒さになってきた。まだ、もっと寒くなるとは思うけれど。こちらは大阪よりも寒い。昨年はリビングはエアコンの暖房だけで過ごしていたけれど窓際はずいぶん寒かった。昨年を反省して今年は家電量販店で800ワットの廉価電気ストーブを購入。廉価なので聴いたこともないメーカーのものだけれどエアコンの暖房と併用するとかなり効果がある。もっと寒くなったらどうかわからないけれど今のところはなんかよさそうな気がする。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大阪はほとんど雪が降らないし降っても積もることはめったにない。こちらは昨年何度か積もった。けれど普通のタイヤで低速運転していた。今年ももちろん雪が降ったら低速運転するつもりだけれどさすがに冬用タイヤにした...冬支度恋人がサンタクロース

  • こだわりや 期待が しんどさを生む

    もう十二月になったんだなと思う。早いな。12月1日付の読売新聞の人生案内のコラムに50代の女性の投書が出ている。こんな内容の投書だ。“”その女性は20代の子供が3人いて長男は結婚して3年になるけれど子供がまだいない。周りから「お孫さんは?」と言われるたびに悲しい気持ちになる。友達に孫ができたと聞くと、友達の縁を切ってしまう。義姉には孫ができ幸せそうな義姉を祝福できない。孫の顔を観られたら死んでもいいとさえ思う。孫ができたらすべてが解決するという思いを断ち切りたい。“”と。僕は子供さえいないので孫のことを聞かれることはない。でも孫の話題になると悲しくなってしまうという気持ちは想像できなくもない。「お孫さんは?」と聞かれると聞いた相手はきっと「はい女の孫がいます」というような答えを期待しているのではないかと考...こだわりや期待がしんどさを生む

  • ちょっとずつだけれど

    11月30日付の読売新聞に村上春樹さんが亡くなられた映画監督大森一樹さんをしのぶ文章が掲載されている。その中で村上春樹さんが中学に入ったころ夙川を隔てた引っ越しを経験しそれは距離にして数キロの引っ越しだったけれど川を超えるといろんな習慣がすこしずつしかし疑いの余地なく違っていたと言うことが書かれている。村上春樹さんの文章を少しだけ引用するとこのように書かれている。「言葉もいろんな日常的習慣もちょっとずつ(でも疑いの余地なく)違っているのだ」と。「ちょっとずつでもうたがいの余地なく違っている」っていかにも村上春樹さんらしい書き方。なつかしいなと思う。村上春樹さんの小説をかなり夢中になって読んでいたころのことを思い出す。でも「ちょっとずつでも疑いの余地なく違う」という感覚はとても大切な感覚であるように僕は思う...ちょっとずつだけれど

  • 気になる急死 阿炎の優勝

    11月29日付の読売新聞にベラルーシのマケイ外相が亡くなった、急死と書いてある。とっさに思い出したのがキリルコンドラシンと言うロシアの指揮者。西側を代表するオーケストラバイエルン放送交響楽団の首席指揮者になることが内定していた。そんな時期にオランダのアムステルダムでのコンサートを終えた晩に急死したというエピソードがある。僕はキリルコンドラシンの演奏するショスタコーヴィチの演奏が独特の切れがあって好きで割とよく聴く。聴くたびに急死と言う亡くなり方は残念だったなと思う。ベラルーシの外相が急死と聞いてコンドラシンのことを思い出した。物事の因果関係は僕にはまったくわからないけれどロシアにまつわる人って急死と言うことが時々あるなと思う。ご冥福をお祈りします。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大相撲九州場所...気になる急死阿炎の優勝

  • 感覚のマヒ また免責

    11月26日付の読売新聞に東京五輪の談合で電通を捜索したという記事が一面に出ている。談合が本当だとするともうこれは順法精神など失われてしまっている感覚のマヒだなと改めて思う。大手の広告会社などに勤めていると日本を動かしているのは俺たち少々のことは許される。少々のことは必要悪だ。というような感覚になってしまうのかもしれない。旧約聖書の箴言にこんな風に書いてある。「高ぶりは滅びに先立ち誇る心は倒れに先立つ。へりくだって貧しい人とともにいるのは高ぶるものとともにいて獲物を分けるのにまさる」と。高ぶるのとともにいて獲物を分けるのにまさると箴言に書いてある。本当に談合って簡単に言えば高ぶる人たち(広告会社のエリート社員)がまさに広告収入と言う獲物と分け合うことだ。本当に旧約聖書に書いてある言葉は現代の世の中でもその...感覚のマヒまた免責

  • 免責事項

    夜駐車場に自動車を止めて東の空を見るとオリオン座が見える。大阪にいる頃はオリオン座を見る習慣は途絶えていた。僕が住んでいた近辺はマンションなどが建て込んでいてオリオン座は見えなかったから、、、。今は見えるので空を見上げることが多くなった。やはりこちらの方が田舎なのだなあと思う。郵便局の窓口に普通郵便を出す。窓口の職員の方が「配達は月曜日になります普通郵便なので追跡もできないですし保証もないですがよろしいですか」とおっしゃる。「はい大丈夫です」と僕。まあ普通郵便に保証がないのは昔からだから知っている。でも郵便を引き受けるときには「かしこまりましたお引き受けいたします」というのが望ましい言葉遣いであるように思う。「普通郵便やから追跡もでけへんし保証もないで。おまえそれでもええんか?」と考えようによっては郵便職...免責事項

  • 感覚のマヒ 中の島ブルース

    “”日本国憲法第九条日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。②前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。“”上記の日本国憲法第九条の条文を読んだ直後に新聞に書いてある反撃能力「不可欠」という見出しを見るともう誰も日本の防衛力のあり方を考える場合に憲法第九条のことなどまともに考えていないということがありありとわかる気がする。反撃能力とは相手のミサイル発射拠点などを破壊する能力と新聞に書いてあるのだからもう憲法九条のことなど誰もまともに考えていないことがよりいっそう明らかになる。反撃能力は抑止力向上のために不可欠という「抑止力向上の...感覚のマヒ中の島ブルース

  • 見ないことで 見たい気持ちにうち勝つ

    11月19日付の読売新聞の人生案内に『自分が妊娠しているときにSNSの交流サイトでそのことを話題にしていたら幸せ自慢しないでと批判をしてきた人がいた。それでしばらくするとその人が妊娠して今度は自分がSNSで幸せ自慢をしている。人のことを批判したのに自分も同じことをしているのかと思うと無性に腹が立った。もうそんなサイト見たくないと思っても気になって何度も見てしまう。時間の無駄と思ってもやめられない。』という主旨の投稿があった。ああそれってあるあるだなと思った。僕もあほくさと思っても何度もサイトを見てしまうことがある。例えば最近では病気を告白した人の動画。そんな病気なんてわざわざみんなに動画サイトで告白しなくてもごく親しい人だけとそのことをわかちあいしっかり自分自身が病気と向き合えばいいと思いつつもそんな動画...見ないことで見たい気持ちにうち勝つ

  • 何気にすごい人 ANNIVERSARY

    歌手の前川清さんの動画を見た。長年一線で活動してる人はやっぱりとっさの一言が違うなと思う場面がいくつかあった。例えば亡くなった歌手の藤圭子さんを追悼して圭子さんの持ち歌だった「新宿の女」を歌うときに前川清さんは司会の女性にこんな風に言う。「僕は下手ですよ藤圭子さんのようにうまくは歌えません。でも僕は僕なりに歌います」と。なんだかちょっとした一言だけれど前川清さんの藤圭子さんに対する気持ちが端的に表れていてほろっとくる一言だなと思う。藤圭子さんとの関係について司会の女性から「秘密主義だったんですか」と突っ込まれると前川清さんは「いや別に隠していたわけではないです」と言ってそれからクールファイブのメンバーの方に視線をやって「話したところでためになるわけではないですしね」と続ける。するとクールファイブのメンバー...何気にすごい人ANNIVERSARY

  • 自動化の波

    最近ろおうそんというコンビニでお弁当を温めてくださいとお願いすると「お弁当はあちらでセルフでやってください」と言われることが多い。セルフの電子レンジはコンビニのくず入れの上とかそんな場所に設置してあることが多い。「温めはセルフでやってください」という言葉はどの店舗にかぎらずなんとなく不愛想に言われることが多い。ちょっとそのことについて考えてみたのだけれどどうも店員の方は単に機嫌が悪くて不愛想なわけではないと何となく気づいた。ではなぜ不愛想なのかというとそれは今までお弁当の温めはコンビニの店員がやってくれるのが当たり前でお客もやってくれるのが当たり前という感じで温めを依頼することが多い。やってくれて当然という感覚で温めを依頼してくる客に「温めはセルフで」というのは人間の普通の感情としてはやはりつらいというか...自動化の波

  • 2位じゃダメなんですか

    11月13日付の読売新聞に蓮舫参議院議員が民主党政権の事業仕分けでスーパーコンピューターの開発に関して「2位じゃダメなんですか」と発言してちょうど13年たったと出ている。懐かしいな。あの時の蓮舫さんの映像はテレビで何度も放映していて当時は今よりもよくテレビを見ていたから覚えている。何となく言っていることが的を射ているかどうかはともかくとしてあの言葉を発した時の蓮舫さんの顔つきは精悍だなと思った。女性の顔を精悍というのはちょっと違和感があるかもしれないけれど僕が調べた国語辞典では精悍は男性にのみ使うとは出ていなかった。ネットの質問箱のようなサイトを見ると女性には精悍よりも凛々しいなどの言い方をした方がいいとも出ていた。けれど女性にも精悍と言った方がこちらの気持ちはよく伝わる気がするのだけれど、、、。思い浮か...2位じゃダメなんですか

  • 口はわざわいの元

    法務大臣の方が「法務大臣は死刑執行の時のハンコを押したときくらいしか話題にならない地味な仕事」というような主旨の発言をしてそれがもとで実質更迭になったようなことが新聞に書いてある。本当にショックなことだなあとおもう。口はわざわいのもと。言葉には気をつけていきたいなと思う。最近よく目を通している旧約聖書の箴言に「知恵あるものは知識をたくわえる。愚かな者のくちびるは今にも滅びをきたらせる。言葉が多ければとがをまぬがれない。自分のくちびるを制する者には知恵がある」(箴言第10章より引用)と書いてあるけれどそういう言葉の意味をこういう機会にまた心にとどめておきたいと思う。新聞の人生案内のコラムに50歳代の男性からの投書があった。投書はおよそこんな内容だった。『妻は子供を望んでいなかったけれど自分が説得して不妊治療...口はわざわいの元

  • だんだん寒くなって

    駅を降りて駅前の広場から空を眺めると雲一つない快晴の夜空。本当にこんなに雲の少ない夜空も珍しいなと思う。ほぼ満月に近い月が出ている。月齢を見ると15.7。やはりほぼ満月に近いなと思う。東の低い空にオリオン座。今年の冬初めてオリオン座を見たなと思う。それだけあまり空を見ていなかったということだと思う。カエデを見ると紅が増えてきたけれどまだ緑から紅へのグラデーションになっている。だんだん本格的に冬になっていくなと思う。いちにちいちにち無事にすごせますようにそれを第一に願っていきたい。だんだん寒くなって

  • 皆既月食 あの鐘を鳴らすのはあなた

    11月8日あるお店に寄ったら月齢カレンダーがついたてのようなボードにかけてあった。「月齢カレンダーですね」と僕は言った。「はい」とお店の人は言った。えらい力のない「はい」という返事やなあと僕は思った。するとお店の人はちょっと思い直したように「今晩皆既月食ですよ。ちょうど今だと思います」と言った。「ええ?ホンマですか。自動車運転しながら見るとぶつかりますのでまた帰って駐車場に車止めたら見てみます」と僕は言った。テレビは持っていなくてネットのニュースもそれほど見るわけではない僕は皆既月食のことを本当に知らなかった。駐車場に車を止めてみると本当に月食だった。もう皆既は終わって月がだんだん膨らんで行っているときだった。けれど間に合ってよかった。あのとき月齢カレンダーに気づいてそれを口にしたのが縁だった。月食を見る...皆既月食あの鐘を鳴らすのはあなた

  • イルミネーションの季節

    実家の庭に植えてあるナンテンの実がきれいに実っているのを見つける。夜駅のロータリーの傍らに植えてあるカエデの葉を見ると緑から紅に至るきれいなグラデーションをなして葉が紅葉していた。大阪に住んでいたころ住居の近くのお宮のカエデがやはり緑から紅のグラデーションを描くころが一番好きだったことを思い出した。忘れていたけれど11月7日は暦の上では立冬なんだなと思う。そういえば11月5日にコンサートの帰りに名古屋駅まで歩くと駅の近辺は冬のイルミネーションが施されていた。もうそんな季節だなと思う。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますようにそれを第一に願っていきたい。イルミネーションの季節

  • 名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く

    11月5日は名古屋フィルハーモニーの第506回定期演奏会を聴きに行く。会場は愛知芸術劇場コンサートホール。マーラーの交響曲第2番「復活」が演奏された。指揮は小泉和裕さんCDでは第三楽章まではよく聴く曲だけれど生演奏を聴くのは今回が初めてと思う。僕マーラーの交響曲は演奏機会の少ない第三番は生で聴いたことがあるのに第二番「復活」はめぐりあわせの関係で今回が初めてということになる。これでマーラーの交響曲で生演奏を聴いていないのは第8番千人の交響曲と大地の歌だけになったと思う。さて、小泉和裕さんが指揮をするとどの曲でも僕の感覚としては堅実な演奏になるような気がする。今回もそんな感じだった。第二楽章は生で聴くととりわけ美しいと思った。楽章の最初は弦楽合奏の形になっているけれど生でステージを見ながら聴くとそういうこと...名古屋フィル定期演奏会を聴きに行く

  • お寺で婚活

    自動車で道を走っていたら「成人式振り袖」と書かれたのぼりを見かけました。見るとそののぼりが出ている建物はフォトスタジオ兼貸衣装のお店のものでした。もう11月で来年1月の成人式も近づいたんだなと感じました。またお寺で婚活という横断幕がお寺と思しき敷地の塀に出ていました。お寺で婚活っていいものだなあと思いました。家に帰ってきてネットで調べるとお寺に婚活の男女が集まり座禅を組んだり数珠つくりを体験したあと5分間の男女の談話時間がありあとは気になる人と連絡先の交換というような流れであることがお寺を取材したサイトの記事に書かれていました。いきなり談話して連絡先の交換ではなくその前に座禅などいわゆるお寺体験を一緒にするところが普通のセッティングパーティーと違うところかなと思いました。ただいわゆるブライダル産業の婚活パ...お寺で婚活

  • 11月になって

    100円ショップに行くとハロウィン関係の商品はもうなくなっていてそこに雪だるまなどクリスマス関連の商品が陳列されている。本当に時がたつのは速いこと。実は数日前に書店で来年の手帳とカレンダーをもう買ってしまった。昨年も早めに買ったけれどいざ年が明けたらその買った手帳とカレンダーをどこにしまったかわからなくなってしまった。今年はなくさないように気をつけないと、、、。でも今は100円ショップというのはいろいろと季節を感じさせてくれる場所になったなと思う。秋と言えば栗も秋の味覚の一つだ。東海地方の和菓子屋さんでは秋は栗きんとんを見かけることが多い。本当に秋の和菓子と言えば栗きんとんというのは東海地方の風物だなと思う。それはともかくいちにちいちにち無事に過ごせますうにそれを第一に願っていきたい。11月になって

  • 寒くなってきた

    かなり寒くなってきて下着をユニクロのヒートテック長袖にかえたりいろいろと冬モードにきりかえつつある。新聞を読むと韓国の繁華街で多くの人が積み重なるように倒れてなくなる事故のことが引き続き報じられている。その新聞には東京京王線の刺傷事件から一年になるという記事も出ている。そうか韓国の事故もそして東京京王線の事件もハロウィンがらみだったのかと思う。祭りって例えば岸和田のだんじり祭りなどでもそれなりの頻度で事故は起きているような気がする。でもハロウィンがらみの事故や事件はちょっと多すぎるような気がするしハロウィンって独特の群集心理が働いてちょっと怖い気もする。なぜそんな気がするか自分なりに考えてみた。それで思い至ったこと、、、。祭りはふつうは神様に関連して行われるもの。そもそも祭りで担ぐみこしが漢字では神輿と書...寒くなってきた

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