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自燈明・法燈明 https://blog.goo.ne.jp/jitou_houtou

日蓮をきっかけとして仏教への考察。またこの世界への考察についての「備忘録」として、このブログで自分の思考内容をまとめてみたいと思います。

斉藤 単己
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2019/11/04

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  • 人類が進化するために必要な事

    今日は立冬、いよいよ冬到来ですね。しかし富士山は初冠雪と報道されていますが、見た感じはそれほど雪が積もっていない様です。今年はやはり昨年にも増して酷暑だった事もあったからでしょうか。アメリカの大統領選挙では、トランプ氏の圧倒的な勝利で終わりました。彼の人は「アメリカ第一主義」の人なので、その外交がこれからの日本にどの様に影響を及ぼしてくるのか、実はそこが未知数ですよね。8年前に彼が大統領に就任した時と、今の世界では様々な面で変化していますし、そもそもアメリカという国も結構不安定な事が沢山あるので、今回大統領に就任した後、世界に対してどの様なアクションを取ってくるのでしょうか。さて本題です。人類社会はいま、結構大きな岐路に立たされていると思います。これは人口問題もそうですが、環境問題やエネルギー問題、食料関...人類が進化するために必要な事

  • 2024年総選挙の雑感

    2024年のから騒ぎの様な総選挙も終わり。結果が公表されました。結果は皆さんもご存知の様に、自民党が64議席を失い、公明党も8議席を失いました。結果、自公与党では衆議院の過半数である233議席に届かないという事になりましたね。一方で立憲民主党は50議席増やし、国民民主も21議席、れいわ新選組も6議席増やすなど、野党の議席が増えています。これから自公政権は政権維持を考えどの様な動きをするのか、そこは引き続き注目していく処なんでしょう。私個人から言えば、今回の衆議院選挙で投票率がどれだけ上がるのか、そこを注目していましたが、昨日の夜半に発表された内容だと前回を下回る低水準だったとありました。 推定投票率、53.11%前後前回下回る低水準【24衆院選】:時事ドットコム時事通信の推計によると、衆院選小選挙区の投票...2024年総選挙の雑感

  • 高齢者医療と死生観について

    総選挙たけなわという処ですが、昨今、後期高齢者への医療費にまつわり様々な意見がネット上で飛び交っていますね。確かに所謂「寝たきり老人」の増加で、過剰な医療費が掛かっている現状と言うのはありますが、これによって医療費がかかり健康保険組合の予算を圧迫、現役世代がより多くの保険料の負担が求められる状況になっています。これについては老人本人というよりも。それを取り巻く親族や医療関係者の思惑(と言って良いかはありますが)が大きく関係していますので、単に後期高齢者を責め立てるのもどうなのでしょうか。先日、とあるニュース記事では「欧米には寝たきり老人はいない」というものがありました。その記事によれば、欧米では末期になり回復の見込みがない場合には、敢えて栄養輸液の点滴とか、胃瘻と言うような措置を行わずに、自然に任せて対応...高齢者医療と死生観について

  • ある創価大幹部との政治対話

    今月の27日には総選挙の投票日ですね。私は若い頃には公明党を支持していましたが、現在は支持していません。選挙の時には常にフリーハンドで時々の政治状況の中で、自分なりに考えて投票をしています。私も創価学会の活動を止めてから二十年近く経ちます。一応、まだ組織に籍は残っていますが、組織活動は一切していませんし、幹部が訪問して来た時には、質問攻め・指摘攻めにしてきたので、それが組織内にも噂として広がっている為か、今では私宛に訪問してくる幹部なんて地元にはおらず、年に何回か地元の壮年部が様子見に来る。そんな感じになっています。そんな中ですが、先週にとある大幹部が私の家を訪問してきました。誰かと思ったら、男子部時代に良く一緒に活動していた先輩で、その先輩は、今では地元組織でもそれなりに大幹部になっていました。デカい会...ある創価大幹部との政治対話

  • 日本を変えるために必要な事

    衆議院も解散となり、今月末(2024/10/27)に総選挙となりました。ネットのニュースを見ても、X見ても、色んな政党色んな候補者が、それこそ国民には「耳障りの良い」言葉のオンパレードを発信しまくっていますよね。しかし今の日本に必要なのは、そんな耳障りの良い、守られる事無き「公約」では無いと思いますが、恐らくその事に気付いている人達はどれだけ国民の中にいるのでしょうか。いや、その前に政治家や政党の言動には飽き飽きしている人が大半なのかもしれませんね。私は今回の衆議院で注目しているのは「投票率の伸び」なのです。今の日本、今いる政治家や既存政党がどな事をやった処で、日本の状況なんて直ぐには変わらないと感じています。まあそもそも本気で日本を良くしようと考えている政治家が、一体どれだけいるのか。まだ私が若い頃の政...日本を変えるために必要な事

  • 裏金問題の自民党「非公認」について

    最近のニュースやワイドショーでは、石破総理の言動で大騒ぎしていますね。 裏金問題で自民非公認見込み、高木毅氏「厳しい判断」無所属の意向:朝日新聞デジタル次期衆院選の自民党公認の可否をめぐり、石破茂首相(自民党総裁)が裏金問題による処分の重さを基準とする方針を示した。党員資格停止処分を受けていた現職の高木毅氏(6...朝日新聞デジタル 色んな論客やキャスターなど、入り乱れて「裏金問題の非公認」という事で、てんやわんやの大騒ぎ。まあ確かに以前に処分をしたにも関わらず、改めて来る総選挙で非公認にするのは「二重処罰」だという話もありますが。私から言わせたら、こんな事はある意味「茶番」で日本のマスコミもそうですが、そもそも日本人は忘れてしまっているんですかね。日本は「民主主義国家」なんですよね。まあ正式に言えば「議...裏金問題の自民党「非公認」について

  • アジア版NATO構想はダメでしょう

    日本の政治はいまや大混乱していますね。その「火中の栗」を拾ったのが石破氏ですが、ちょっと最近みていて残念に思っています。 石破首相の「アジア版NATO」とは抱える2つの課題-NewSphere自民党総裁選で逆転勝利を収め、第102代内閣総理大臣となった石破茂氏だが、安全保障の世界ではすでに大きな議論が浮上している。石破氏は9月27日付で米シンクタンク「ハド...NewSphere-世界と繋がるミレニアル世代に向けて、国際的な視点・価値観・知性を届けるメディアです。 石破氏の最近の発言で残念に感じたのは主に二点。一つは「アジア版NATO」という発言と、二つ目は「日米地位協定の改定」です。以前、図書館で石破氏著の「国防」という本を借りて読んだ事がありました。書かれている内容は結構納得がいくものであったので、石...アジア版NATO構想はダメでしょう

  • 後期高齢者医療費について

    今回は後期高齢者医療費について少し記事を書いてみます。X(旧Twitter)でこの後期高齢者医療の事について話題になっていました。これについて昨年の7月の記事がありましたので紹介します。 医療保険「今のままでは持たない」高齢者医療への拠出金重く健保連・佐野副会長らに聞く(上):東京新聞TOKYOWeb少子化対策の新たな財源確保のため、政府は医療保険料の引き上げを検討しているが、現役世代の保険料は医療費の増大で、年々膨らむ一方だ。財政...東京新聞TOKYOWeb 一年以上前の記事ですが、これによれば後期高齢者医療制度による健康保険組合の拠出金が大きく増えてきた事で、その負担が現役世代にそのまま圧し掛かってきており、この先には健康保険組合が破たんしてしまうというのです。これは由々しき事ですよね。これから先、...後期高齢者医療費について

  • これが広宣流布の進む社会なのか?

    最近、自分の中には忸怩たる思いが溜まってしまいます。能登半島は年初に大震災に見舞われてしまい、大きな被害を受けました。そして先月には線状降水帯に見舞われ、かつてない大水害に見舞われてしまいました。震災で立ち上がろうとした人達に、今度は大水害が襲ったのです。これでは被災地の能登の人々は正直立ち直る事は困難でしょう。この能登に対して財務省官僚は、少子化で復興しても意味が無いと言い切り、震災後に放置していましたが、その挙句に今回の災害です。国家とは国民を守り、助ける存在ではないかと思うのですが、いまの霞が関官僚の中には、お財布勘定ばかりが先にたって、国民に対する政策は二の次、三の次なんでしょうか。また政治家にしても、総裁選挙や代表選挙を控えて、相次いで大物議員が被災地を訪問してはいましたが、石破新総理が衆議院解...これが広宣流布の進む社会なのか?

  • 人は「資本」に縛られる

    1989年11月9日にベルリンの壁が崩壊し、そこから「東西冷戦」は終焉に向かいました。当時私は22歳、世界は次の新しい時代に向かう事を、当時の世界の人達は期待をしていました。当時言われていたのは「共産主義の終焉」であり「資本主義の勝利」でした。今の若い世代の人達は、学校の歴史の教科書の中で見聞きした事かもしれませんが、第二次世界大戦が終わってから、世界はアメリカを中心とする西側諸国(資本主義)と、ソビエト社会主義共和国連邦(現:ロシア)を中心とする東側諸国(共産主義)で二分され、冷戦と言われる両陣営の主要国が戦火を交えない「冷たい戦争」の状態となりました。当初は私有財産を原則認めない「共産主義」の世界では、資本格差の無い理想社会を謳っていました。それまでの資本主義社会では労働者は資本家に搾取されていると言...人は「資本」に縛られる

  • 公明党も凋落が止まりませんね

    自民党総裁選に合わせて、公明党も党代表を交代させてきましたね。 公明党新代表に選出された石井啓一氏、次期衆院選「一番早いケースでもやれる態勢を準備」【読売新聞】公明党は28日、東京都内で党大会を開き、山口那津男代表(72)の後任に石井啓一幹事長(66)を選出した。代表交代は15年ぶりで、幹事長に西田実仁選...読売新聞オンライン 今度の代表は石井啓一氏です。国交相時代、広島の被災地に災害地用の作業服着て行った御仁で、現地の被災者から辛辣な言葉をぶつけられ、能面の様になっていた人物ですね。この人はもともと東京大学出身の旧建設省官僚あがりでした。私の知る限りでは、人間性についてはあまり評判はよろしく無かったです。東大卒で頭は良いのでしょう。創価学会も原田会長、谷川主任副会長も東京大学卒なので、いわゆる「東大閥...公明党も凋落が止まりませんね

  • この世界を理解するには自分を理解する事

    いまの世界は大きな変革期に来ていて、これは大きく見ると人類社会のあり方が大きく変わろうとしている様に私は感じています。またこれは何も社会的な変化に留まる事ではなく、地球環境も大きな変化期に入っています。これは近年の「地球温暖化」という事で、多くの人も感じているのでは無いでしょうか。私が思うに、この人類社会は表向きの国際政治に見える動きとは別に、裏で動かしている人達は居ると思っています。まあ陰謀論の世界で云うイルミナティとか、フリーメイソンとか、要は報道されない「人類社会の幕間にいる人達」ですね。恐らくこのイルミナティというのも表組織なので、私達が関知できない社会の裏に、そういうグループがあってもおかしくないでしょう。例えば2020年頃から始まった新型コロナのパンデミックにしても、ウクライナ紛争や台湾海峡を...この世界を理解するには自分を理解する事

  • 最近世の中のオカシサが加速してませんか?

    個人的な雑感について、今回は記事を書かせて貰います。ここ最近の日本社会って、何かオカシイと皆さんは感じませんか?今年初めに起きた能登半島地震。あれにはとても驚きましたが、その被災地である能登半島の復興は未だままならない状況の中、先日には集中豪雨でまるで追い打ちをかけるような災害に能登半島は見舞われてしまいました。まずは被災地の方々の無事と、一日も早い復旧を祈る気持ちでいっぱいです。またこの夏の酷暑についても、いままでにも増して暑さが厳しい日々が続いていました。本日になり漸く関東地方でもエアコンをそれほど使用しないで一日を過ごせるようになってきましたが、これまでは朝から晩までエアコン無しでは生活できない程の高温の日々が続いてましたよね。私の自家用車には外気温計が付いていますが、たまに運転する時には36℃とか...最近世の中のオカシサが加速してませんか?

  • 創価学会会員は「布施を止めよ」

    このブログで創価学会について、久しぶりに語りたいと思います。今までの経験からすると、こういう記事を書いてもアクセス数はあがりません。それこそ創価学会の組織の裏話等は結構アクセス数は上がりますが、こと教学的な内容については、皆さんあまり興味が無いようです。私の語り口も問題ありなのかなぁ。今回は昨今の日本社会の状況を鑑みて、立正安国論の語り口から、少しこの情勢について切り込んでみたいと思います。確か以前にもこの類の記事は書きましたが、改めて書いてみたいと思いますので、宜しくお願いします。◆日蓮が指摘したかった事日蓮の生涯の化導は立正安国論に始まり、立正安国論に終わると言われています。日蓮が武蔵国池上邸(現在の東京都大田区の池上本門寺)で臨終の際、最後に講義したのも立正安国論と言われています。それほど重要なこの...創価学会会員は「布施を止めよ」

  • これからの日本や世界について

    久しぶりに更新します。最近、思っている事ですが、私は素直に創価学会の中で幻影に騙され、生きていた方が幸せではなかったかと言う事です。私の嫁にも偶に話をするのですが、それこそ男子部時代に副本部長あたりで終わり、壮年部になって地区部長となり、それこそ信濃町の発信する指導通り、選挙に明け暮れ会合に明け暮れ、新規会員の獲得や新聞の拡販に駆けずりまわる人生の方が、幸せでは無かったのかと。ちょっと2本の動画を紹介します。元国連理事が語る本当にヤバい日本の真実【都市伝説図鑑ゲスト:大野寛文さん】総理大臣も知らない日本を支配する組織【都市伝説図鑑ゲスト:大野寛文さん後編】この動画の内容は、Youtuberがある意味で「エンターテイメントの都市伝説」として紹介しています。しかしその内容を語るのは、元国際連合職員だった大野寛...これからの日本や世界について

  • 三世間について考える

    久しぶりに記事を更新します。法華経とは大乗仏教の最高峰の経典と呼ばれていますが、日蓮によれば、それは一念三千という考え方が示されているからだと言います。ただこの「一念三千」とは、天台宗の重要教書には明かされておらず、ただ内観という修行の際の手引書に書かれていると言うのです。この事は日蓮が「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」の冒頭で論じている中に書かれています。法華経の中には明確にはこの「一念三千」という考え方は書かれていません。この一念三千というのは、法華経に説かれている様々な物語の中から、体系として後世にまとめられたと捉えるべきでしょう。こういった事について、日蓮正宗や創価学会でも教えていませんし、こと創価学会に至っては、近年、選挙の事は教えても、こういった教理的な事を会員に教えることはありません。創価学会...三世間について考える

  • アフリカのサヌシ、ムトワの話

    今日、Youtubeを徘徊していたら、興味深い以下の動画を見つけました。人類社会を操る「レプティリアン」の真相とは?人間は彼らの家畜に過ぎない!この動画の内容については、私のサイトの以下の記事「LacertaFile」の内容に、とても酷似したものです。FACT記事リスト 自燈明・法燈明(真実への追求)この記事は私なりに英文から日本語訳にしたものなので、少し読みにくいかもしれませんが、これは1999年に南スウェーデンの某所で行われたというインタビュー記事です。ここでインタビューを受けているのは、爬虫類種族(レプアリアン)の女性で、そこで語られている内容というのが、先のアフリカのサヌシ、ムトワ氏の語る内容にとても近しいものでした。ムトワ氏のインタビューは1998年なので、先のLacertaFileのインタビュ...アフリカのサヌシ、ムトワの話

  • 日本は必ず復活する、、か

    今日は連続で記事を書きます。皆さんは「日本のいちばん長い日」という映画はご存知でしょうか。これは太平洋戦争の末期、日本がポツダム宣言を受諾するまでのノンフィクション書籍を映画化したもので、1967年に映画化されましたが、その後、2015年にも映画化されました。内容は鈴木貫太郎内閣がポツダム宣言の受諾を進めるまでの出来事と、陸軍青年将校による宮城事件(クーデター)について、かなり緻密に描かれたものです。この映画(2015年版)の中で、阿南陸軍大臣に扮する役所広司が、ポツダム宣言を受諾するに際して「日本は必ず復活する」という台詞がありました。正直、太平洋戦争とは日本帝国政府や軍部のお粗末な対応もあって、敗戦という事になってしまいましたが、この戦争を遂行した多くの人達にとっては「日本を守る」「日本の未来を守り抜...日本は必ず復活する、、か

  • 安楽死について

    大変ご部沙汰しています。長らくこちらのブログを更新していませんでした。最近では「壮年部大会」とかいう会合に、地元の創価学会の人達が誘いに来ましたが、私は既に「そちら」の事には関心も無くなっているので、自分の趣味や仕事に没頭しています。さて、今回ですが、久しぶりに日曜日の午後に、自宅でまったり家族と過ごしていましたが、フジテレビで14時から放映している「ザ・ノンフィクション」という番組で「私のママが決めたこと~命と向き合った家族の記録」というのを見ました。内容としては末期がんとなった母親が、スイスでの安楽死を決めた事について、家族のドキュメンタリー番組でした。 ザ・ノンフィクション-フジテレビザ・ノンフィクション-番組情報。今、日本の「近代」が溶け始めています。ザ・ノンフィクションは、ディープにそしてアクチ...安楽死について

  • 心の師とはなれど心を師とせざれ

    今日は少し「心」という事について書いてみたいと思います。今回のタイトルは、恐らく創価学会の活動家であれば聞いたことがあると思います。この言葉の語源は涅槃経にある言葉で、日蓮も御書の幾つかに引用していますが、創価学会ではこの言葉を用いて、会員が独自に思考し、判断することを戒める時に使ったりします。要はちっぽけな自分自身の境涯で判断するのではなく、組織や幹部にしっかりと指導を受けなさいという事だと言うのです。また教学的な事も、この言葉で戒めたりする幹部も居たりします。要は「日蓮大聖人の言葉をちっぽけな自分の境涯で解釈するな!」ですね。私が宗教が問題だと考えるようになったのは、実はこういった、信徒が独自に思考し判断する事を阻害し、宗教組織に利用するために過去の先哲の言葉を利用している事があるからなんですね。創価...心の師とはなれど心を師とせざれ

  • 憲法記念日に考える事

    今日、とは言ってももう夜中ですが、本日は「憲法記念日」ですね。この時期になると日本の中では「護憲派」と「改憲派」で毎回議論が巻き起こります。その議論の中で中心になるのが、護憲派は憲法改正は日本の軍国主義化につながり、結果として日本は戦争する国になってしまうという事を主張し、改憲派は日本が少しでも軍備を持って独自に自国を守れる国にしなければいけない。そんな議論が常に交わされているのではないでしょうか。私が小学生から高校生、そして二十代の頃まで教わった憲法の話というのは、日本は太平洋戦争で国民が悲惨な経験をし、またアジア諸国にも多大な被害を及ぼしてきた。その経験から戦後、日本は憲法九条を定め、戦力の放棄を高らかに謳い上げ、不戦の誓いをして、そして戦後の平和国家となれたんだ。この憲法があったからこそ、太平洋戦争...憲法記念日に考える事

  • 立正安国論に想いを馳せる事があります

    最近の私は創価学会の事は、すっかり見切りを付けました。若い頃には日蓮大聖人仏法を広宣流布する事で、人類社会の平和を打ち立てる事が出来ると信じ切り、公明党の支援活動にしてもその一環なんだと信じていたので、馬車馬の様に学会活動に邁進してきました。しかし今世紀に入り、自公連立政権になってから、創価学会の動きはどうもオカシイと感じ、少しでも青年時代に受けた指導を元に行動しようとしましたが、結果、組織から言われたのは「いい加減、広宣流布の現実を見ろ」と言われ、それでも意見をすると「じゃあお前はイラね」と言われてしまいました。それから十数星霜の間、池田大作という人物の本当の姿を知りたい、日蓮大聖人の思いを知りたいと考えながら、様々な人に会って話を聞く中で、実は教わって来た実像とは異なる創価学会を見て、正しい教えだと言...立正安国論に想いを馳せる事があります

  • 2025年7月の事について

    ご無沙汰しています。最近、こちらのブログの記事の更新をしていませんでした。仕事や他の事でちょっと忙しく、普段から様々な事を考えて生活しているのですが、どうも記事にまとめられなくていました。ちかぢかUAP関連の続きや、「十二因縁(十二縁起)」について記事を書いてみたいと考えていますので、その時にはよろしくお願いします。さて、いまネットなどで騒がしくなっているのは「2025年7月大災害」の話題です。この2025年7月と言えば、漫画家のたつき諒という人が「私がみた未来」というマンガの中で、2011年3月の大災害(東日本大震災)を当てたという話があって、そのたつきさんが最近になって、次の大災害は2025年7月、フィリピン周辺で何かがあって、日本にも大災害が発生するという様な話をしていた事から端を発していると思いま...2025年7月の事について

  • 【UAP問題考察④】UAP問題で考えるべき事

    UAP(未確認空中現象)-これは従来でいう所のUFOの事を指しますが、この問題を多くの人は軽く考えているか、そもそも歯牙にもかけていません。確かに「未確認な飛行物体が地球の空を行ったり来たりしている」とか「異星人がいて、実はすでに人類の一部とコンタクトしている」なんて言った処で、多くの人は真面目に取り合わないでしょう。思うに現代文明の社会構造の根本的な処には、この宇宙には人類しか存在しないし、それこそこの地球こそが宇宙で生命が存在する稀有な惑星だという思想に依っています。これは中世のローマ教皇も支持していた天動説的な考え方であり、簡単に言えばいまの人類社会は科学の世界ではすでに否定されて久しい天動説的な考え方で、実は現代においても社会が成り立っているという事なのかもしれません。本来ならば1947年に発生し...【UAP問題考察④】UAP問題で考えるべき事

  • 人類の抜き差しならぬ業

    昨今の世界情勢を見てみると、やはり人類には抜き差しならぬ「業」ともいうべきものが存在する事を実感しています。この今の世界の流れのベースになっているのは、以前にこのブログでも少し書きましたが、以下の事に符合している部分が多い様に感じるのです。 アングロサクソンミッションを読み返す-自燈明・法燈明の考察緊急事態宣言も解除され、今の日本は実証実験として今後、新型コロナの感染者がどの様に増加するのかを経過観察している状況です。そもそも感染者数が最近になり何故減少し...gooblog 人類史を見返してみると、そこかしこに戦争が起きています。ある意味で人類史とは戦争の歴史と言ってもいいほどだと思うのです。でも何故人類はこれだけ戦争の歴史と言われるぐらい、戦争が起こしてしまうのかという事ですが、これには様々な説があり...人類の抜き差しならぬ業

  • 【UAP問題考察3】軍産複合体について

    アイゼンハワー大統領は1961年で二期八年の任期を終えて大統領を退任しました。前の記事でも大統領の周辺にあった様々な話の中から、代表的な話題を紹介させて頂きましたが、アイゼンハワー氏が大統領在任期間を振り返って考えてみれば、第二次世界大戦が終了し、世界は東西冷戦へと進んでいく最中の期間の大統領でした。つまり二十世紀最大の「熱い」大戦から、急速に「冷たい」大戦へと移行する時期に、大統領としてアメリカの舵取りを行う重要な役割を担っていた訳です。アイゼンハワー大統領の次の大統領は、有名なジョン・F・ケネディ氏が第35代大統領に就任しましたが、皆さんご存知の様に彼は1963年11月にテキサス州ダラスの地で暗殺されてしまいました。ケネディ大統領暗殺には多くの謎があり、当時、この事件の調査を行ったウォーレン委員会が、...【UAP問題考察3】軍産複合体について

  • 【UAP問題考察2】アイゼンハワー大統領の事

    この問題を語るととても広範囲な話題になってしまいますので、どうしても掻い摘んだ話になってしまいます。さて話は近年に移りますが、1990年代にMJ-12(マジェスティック・トゥエルブ)の情報が公に語られ始めた頃から、ロズウェル事件をきっかけにアメリカ政府と異星人との間では密約があり、このUAPに関する情報も国家機密のベールの中に囲われてしまい、アメリカ政府と軍で情報を全て独占しているという話が良く言われる様になりました。確かに一時期とても話題になったアメリカ空軍のエリア51の事とか、そこで働いていたという物理学者のロバート・ラザー博士の暴露話というのを見ても、それを裏付ける様な話でした。しかし最近になり出てくる話題などを見てみると、けしてこの物事とはそんな単純な事では無いように思えます。ここでアメリカ政府の...【UAP問題考察2】アイゼンハワー大統領の事

  • 【UAP問題考察1】人類史とUAP関連の話題

    私の手元には一冊の書籍があります。それはウィリアム・ブラムリー著の「エデンの神々」という本です。この著者はアメリカの弁護士ですが、著書の冒頭にある様に「人類の戦争の起源について研究を始めた初、未確認飛行物体、いわゆる「UFO」のことなどは、はるかに遠い埒外の問題だった。」(ウィリアムブラムリー.エデンの神々―陰謀論を超えた、神話・歴史のダークサイドより引用)とある様に、人類の戦争の起源について研究を始めた事を切っ掛けとして、UFO問題(UAP)に行きつき、本書を著すきっかけいなったと述べています。私も若い頃には、それなりに真面目に「世界の平和」という事を考え、そこから一時期は某巨大宗教団体で活動をしていた時期もありました。しかし四半世紀近くに亘り、この宗教団体で活動して得た体感としては「宗教で世界平和は絶...【UAP問題考察1】人類史とUAP関連の話題

  • UAP問題に見える世界構図

    UFOというと未だにバラエティ番組のネタ程度にしか世の中では認識されていない様です。しかし一昨年にアメリカの国防総省は、UAP(未確認空中現象)という事で、従来のUFO問題について調査していた事を公表しました。アメリカ政府の従来の公式見解では、1960年代まで「プロジェクト・ブルーブック」により調査を行い、国家安全保障上特に問題ではないという事で、調査を打ち切っていました。しかしながら1990年代に情報公開法に基づいて市民団体からUFO関連の情報公開を求めた時に、900ページを超える文書がアメリカ政府から公開されました。しかしそれは殆が墨塗りされた状態だったのですが、それでも政府として1960年代以降にも調査を行っていた事が明らかにされたのです。今回は国防総省がリークされたUFO動画を政府として存在を認め...UAP問題に見える世界構図

  • いまの日本の危機の奈辺にあるもの

    まあ私も暇人なもので、仕事の合間にX(旧Twitter)を覗いてしまう訳です。すると岸田総理に対する怨嗟が結構溢れかえっているのを目にします。先日もウクライナ経済復興推進会議で日本が7分野でウクライナの経済支援をする事を表明、そこでは国際協力銀行(JBIC)による黒海貿易開発銀行(BSTDB)を通じて最大1.5億㌦(約225億円)のツーステップローンの供与などを約束していたりします。今年の初頭に能登半島地震で被災地の復興もままならない中、何故日本が遠きウクライナの為にこれだけの経済支援をするんでしょうか。それだけではありません。岸田内閣の盛山文科相が統一教会との関係が表面化したのにも関わらず不信任案は否決されてしまいました。去年にあれだけ大騒ぎされた統一教会の問題があったにも関わらず反対300票で否決って...いまの日本の危機の奈辺にあるもの

  • 歴史観の必要性

    最近の日本という国の迷走ぶりは目も当てられません。岸田内閣はピントがボケた政策を連発し、政権与党たる自民党は、政治資金の問題を、何故か派閥の問題にすり替えてしまい空騒ぎしていて、マスコミもそれに同調しています。友党の公明党なんて、与党の働きすら出来ておらず、単なる自民党の集票組織に堕していますし、野党にしても自民党を追い落とす好機とばかりに、派閥論争を責め立てるだけではないでしょうか。日本は形式上、民主主義の国家です。政治家は選挙で選ばれ、その政治家が行政機関の長である内閣総理大臣を選任し、総理大臣が閣僚を選びます。そしてその閣僚が外交や内政全般を取り仕切るという、間接選挙という事で国の指導者を選出しています。しかしその政治家はというと、国家百年の計なんて微塵も考えれる人材がおらず、目先の選挙と、其の為の...歴史観の必要性

  • 天命について考えた

    一昨年前に腎臓腫瘍が見つかり、その年末に入院手術し、それから退院後1年目の再発検査を先日終えました。結果は「問題無し」という事で、担当医からはこれから1年に一回、CT検査による再発検査を続けるようにと言われました。通常、5年間再発しなければ完治とみなすそうですが、腎臓がんの場合、十年以上経過してから再発もありうるという事で、出来れば十年間は再発検査を続けてほしいとも言われました。私が今回お世話になった病院は、県立がんセンターという病院ですが、治療以降の再発検査については、基本的に地元の病院でお願いしたいと言われました。要は県ではがん専門の中心的な病院なので、経過観察や軽微な治療等は、地域の病院に任せるというシステムなんですね。今回、1年目の検査で問題なければ、当面の間は問題ないと言う事なのかもしれません。...天命について考えた

  • スキンウォーカー牧場について

    先日、YoutubeのHISTORYチャンネルを見ていたら「スキンウォーカー牧場の超常現象」の3・4シーズン公開記念という事で、シーズン2の動画が一挙公開されていました。この事については、以前にこのブログの記事でも少し紹介しましたが、アメリカのユタ州にある、これはとても不可思議な牧場の話です。このスキンウォーカー牧場の事について、少し振り返りをしてみます。この牧場はユタ州バラードの南東に位置する牧場で、200年前から超常現象が多発する場所として地元では知られていました。この牧場の名前の「スキンウォーカー」とは復讐に燃えるシャーマンに関するナバホ族の伝説から取られています。この牧場の奇妙な出来事は遡ると半世紀ほどもあり、一般にはUFO牧場とも呼ばれていたそうで、ヒストリーチャンネルの番組の中では、1994年...スキンウォーカー牧場について

  • 法華経は宗教不要を指向している

    今年も様々な思索をしていきたいと思いますが、今回は「宗教」という事について少し書いてみます。年明けの記事でも少し触れましたが、日蓮の開目抄にある「四教の因果と本門の因果」について、ホームページに記事をアップしました。 四教の因果と本門の因果以前に私はブログで「幸福が目的ではない」という事を書かせてもらいました。良く人は「幸せになるために生まれてきた」という言葉もありますが、私達は何のためにこの世界...自燈明・法燈明(真実への追求) 日蓮正宗や創価学会、顕正会で良く言う「広宣流布」とは、法華経の思想を後世に伝えて途絶えさせる事が無いように、という言葉です。それを日蓮正宗では過去に「天皇が入信する」とか、「国民全員が日蓮正宗の信心をする」という解釈をしてしまい、創価学会や顕正会も馬鹿正直にそれを信じてしまい...法華経は宗教不要を指向している

  • 2024年 謹賀新年

    2024年、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。とは言いながら本日は1月4日、私も仕事が始まりました。さて本年は干支で「甲辰(きのえたつ」です。辰には、振・伸・震と相通じる意味があるそうです。これは非常に騒がしい動揺があるなか、活気が生まれて草木が伸びるものの、もう1つ実りがない。まかり間違えば、思いがけない変動や災禍(地震など)を生ずる。「理想に向かって辛抱強く、かつ慎重に、いろいろな抵抗や妨害と闘いながら歩みを進めていく」という意味があるといわれています。さて、本年は年明け早々に「能登半島地震」が起き、能登半島への支援の為に羽田空港を離陸しようとした海上保安庁の航空機と日本航空の旅客機が接触事故を起こし、海上保安庁の航空機の機長以外が亡くなると言う、痛ましい事がこの1日から2日...2024年謹賀新年

  • 幸福が目的ではない

    創価学会に限らず世の中にある様々な宗教の多くが、自らの宗教を信じる事で「幸福になる事」と謳っています。人生には幸運と不運は常に付き物であり、不運や不遇を人は感じた時、自分より遥かに超越した存在を信じる事で、不運を変えて幸福になりたいと願ってしまうのかと思います。そしてそこに宗教というのが介在してくるのではないでしょうか。宗教の存在意義は「幸福になりたい」、それだけではありませんが、多くの宗教ではその人々が幸せになりたいという事や、その人が持っている人生の悩みを切っ掛けに信徒を募り、成り立っていると思います。自称仏教団体の創価学会にしても同様で、高度経済成長期頃に組織が急成長したのは、戸田会長は「この世界から貧乏人と病人を無くしたい」という事を主張し、日蓮の文字曼荼羅を「幸福製造機」と呼び今でも「絶対的な幸...幸福が目的ではない

  • 在家の折伏

    今年も間もなく終了ですね。今年は皆さんにとってどんな一年だったのでしょうか。私は年頭に退院してから、母が鬼籍に入ったりと、改めて自分の人生について深く考えさせられる一年でした。若い時の一年と、五十代も半ばを過ぎてからの一年は、感じる長さが全く異なります。その中でも思案する事が様々ありましたので、とても足早な一年であったと思います。さて、今年の11月に池田氏が亡くなって、マスコミでは「すわ創価学会の危機」と報じていて、様々な情報が溢れています。しかしながら創価学会の中にいる活動家や幹部の中には、さしたる動揺は無いと思います。池田氏亡き後の組織について、これは信濃町界隈の人達が入念に準備し、異端分子的な人達は既に排除されている事にも拠ると思います。現に私の周囲の壮年部でも、所謂「組織に従順ならざる人」「組織に...在家の折伏

  • 古代インドの「四住期」について

    さて今回の記事では、人生の区分という事について記事を書いてみます。何故この様な記事を書くかと言えば、実はつい先日、私が高校生時代から知っている創価学会の大先輩が亡くなっていたという事を聞きました。私は高校生時代、高等部の部長というのをやっていましたが、その大先輩は男子部の本部長。様々理不尽な事を言われたりしましたが、人は良い人でした。その大先輩は男子部で区主任部長をやってから、壮年部に移行し、壮年部では地区部長を一時期やっていたそうです。しかし組織内で何やらイザコザがあって、結果、地区部長を辞める事になったそうです。まあ私の周辺には、そんな人達が多く居る訳です。昨年にも私が良く知っていた先輩が亡くなりました。共に六十代後半で亡くなってしまいましたが、少し早い気がします。かく言う私も昨年に大病を患いまして、...古代インドの「四住期」について

  • 自分とは何か

    ちょっと考えてみた事を文書としてまとめてみました。 自我というこの不可思議な存在この人生を半世紀ほど生きてきたが、この年齢になって「自分」という存在とは、つくづく不可思議な存在だと感じる事が多くある。近年、記憶をクラウド上に保存する事で、自...自燈明・法燈明(真実への追求) いやね、、、最近、私が若い頃に大変世話になった人が亡くなった事を再度耳にしたりして。自分自身も昨年には大病を患ったりして。母親も先日、鬼籍に入りました。人生とは何なのかなぁ・・・そんな事を考えてみると、やはりこの「自分」とは何者なのか。そこを考えない訳にはいかないですよね。そういった事を少しサイト上で文書化してみたものです。お時間のある時にでも読んでいただけたら幸いです。自分とは何か

  • 勝他の想いが強い組織

    最近は池田氏の死去により、創価学会関係の記事が多くなりました。池田氏の死去に依り、創価学会では池田氏のカリスマ性を最大限に活用しようと、池田氏の学会葬を企ててこの週末に活動家を会館に大結集させています。しかしながら、そんな事をやったとしても、創価学会が今世紀始めの頃のような勢いを盛り返せる訳がありません。何故ならその一つが、今の創価学会が体現している哲学性や思想性があまりにもチープになり過ぎていて、今の時代、人々の理解を得られない状況になっているならです。創価学会の近年の組織的弱体化は、哲学性や思想性だけに起因するものではありませんが、多くの組織的問題点や人々から忌避される行動の根っこには、どうしてもこの組織に長年にわたり染み付いた哲学性や思想性の問題は何かと絡んできています。そもそも第二代会長の戸田氏は...勝他の想いが強い組織

  • 池田氏の「学会葬」をやるそうです

    写真はプレジデントオンラインから引用池田大作氏死去で宗教界に禁断メスが入る可能性…連立解消論浮上の自公"崩壊ドミノ"で彼らが最も恐れることプレジデントオンライン記事さて、先日の記事では創価学会の池田大作氏の死去に伴い、私の思った処について記事にさせて頂きました。でもまあそれ以降、岸田総理が弔問に駆けつけて物議を醸しだしたり、一方の創価学会では「世界から称賛された大指導者」としての池田氏の死去に際して、世界中から弔意が来ている事を聖教新聞で報じたりしています。私個人の願いとしては、この池田氏の死去によって、創価学会の内部情報が少しでも開示される事。またそれら情報によって幾許かの会員諸氏が創価学会の問題点に正面から向き合い、組織から距離を置けるのであれば置けるようになってもらい、脱会するなら速やかに脱会して、...池田氏の「学会葬」をやるそうです

  • 池田大作氏が死去との事

    創価学会の池田大作名誉会長(95)が老衰のため死去(2023年11月18日)本日、創価学会で「永遠の指導者」と呼ばれている池田大作創価学会名誉会長が亡くなりました。私の娘がスマホを見ながら「池田大作氏が亡くなったって」とつぶやいていた事で知りましたが、不思議な事に何ら感情も浮かばず「ああ、死んだんだな」と思った次第です。一応、このブログでは創価学会の事も扱っていますし、若い頃には何とか「自分の師匠なんだ」と思いこもうとした存在でもあるので、一応、所感については書いておきたいと思います。実は数年前から池田氏の病状について、内部関係者からは耳にしていました。本当かどうか、そこは確認しようが無いのですが、私が聞いていたのは当時、既に数回の脳卒中を起こしていたと言う事です。確か数年前に創価学園の卒業式には、池田氏...池田大作氏が死去との事

  • 創価学会教学要綱について雑感

    先日、創価学会教学要綱というのが発刊されたそうですね。前評判では創価学会の三宝を改正するとか言った噂も流れていたようですが、蓋開けて見たらそんな事はなく、2014年11月の教義改正の焼き直しというモノを発刊したに留まってました。いやー、三宝を見直すと聞いて、どんな事を言い出すのだろうかと、多少興味も湧きましたが、何か拍子抜けをしました。今回改めて書いてあったのは、創価学会としての三宝は以下の内容だと言うことでした。仏宝、日蓮大聖人法宝、南無妙法蓮華経僧宝、創価学会ん?僧宝を日興上人ではなく、創価学会という組織にしてしまったんですね。なんでも僧宝とは仏宝と法宝を伝持するサンガが本義だと言ってますが、それはどこの御書や過去の化儀に依拠してるんですかね。ちょっと理論的に雑過ぎやしませんか?創価学会は過去において...創価学会教学要綱について雑感

  • 瓦解する広宣流布観

    いよいよ秋も深まってきましたね。先月までの酷暑も収まり、ここ最近、気温もかなり落ち着いてきて、過ごしやすい気候になってきましたね。ところで日本の「ポンコツ化」が近年、急速に進んでいるように感じるのですが、これを感じているのは私だけでは無いと思われます。先日、仕事で職場の営業担当者と雑談した時、この人は北海道出身者なのですが、北海道では近年になり小学校の運動会の行事が行われていないという事でした。その理由は小学生の家庭で母子家庭が増えていて、昔のように家族総出の行事としての開催が出来なくなっているからとの事でした。そして母子家庭の多くが生活保護世帯である事も聞きました。まあこれ自体は私が直接見てきた事ではないので、本当なのかとも思ったのですが、考えてみれば私の嫁が近所付き合いの中でも、母子家庭で生活保護を受...瓦解する広宣流布観

  • 五重の相対の考え方②

    少し時間が空いてしまいました。五重の相対について続けます。この五重の相対を語る時、自分達の信じる宗教が如何に正統なものなのか、そこに視点を置いて語られますが、今の時代、自分達の信じる宗教が正統で、それ以外は邪ま(邪教)な宗教であるという考え自体、人類にとって有害なものはありません。なにせ宗教により創り出される正義という言葉から、その宗教を信じる人は如何なる残虐な行為でさえ、正当化出来てしまうからです。この時代に問われるのは宗教の正邪ではなく、その宗教により自分の心に対して如何に理解を深める事が出来るのか、そこにこそ重点を置くべきであり、宗教とは自分自身の心の理解を深めるツールの一つと考えるべきではないでしょうか。その上でこの「五重の相対」という考え方は、とても大事な示唆を含む理論になってくると私は考えてい...五重の相対の考え方②

  • 五重の相対の考え方①

    前回の記事では立正安国論について、少し考えている事を書かせて貰いました。今回は「五重の相対」について考えている事を少し書いてみたいと思います。私は創価学会で活動していた頃には、教学は青年教学一級で、一応、青年部当時は「教学部長」なんてものもをやっていました。また創価班では「広宣部」もやっていたんですが、いずれも「創価学会の教義」という事について、自分自身、大きな信頼を置いていたのです。でも壮年部になり、実際の組織運営とその活動内容に疑問を持ち、組織とも軋轢があった中で活動を止めた訳ですが、活動を止めて組織に気兼ねなく教学関係を学び直してみると、この創価学会の教学がけっこう「グズグズ」である事が理解出来たのです。壮年部になると青年教学1級は教授という教学部の呼称になるのですが、私の場合、当時の幹部に活動を止...五重の相対の考え方①

  • この時代に立正安国論について考えてみた⑦

    さて、立正安国論についてここまで考察を交えながら書いてきました。一つ言える事ですが、日蓮の立正安国論とは鎌倉幕府に対する諌暁の書ではありますが、そのままその内容を読み解いても現代には意味が無いと言う事です。また立正安国論とは諌暁の書ではありますが、日蓮の教学を明かしたものでもありません。だから教学として学ぶには、少し異質な御書だと私は思うのです。鎮護国家の仏教とは、平安時代までの公家や朝廷の仏教観であり、日蓮が生涯、人々の間で布教する鎌倉仏教の考え方とは異なるものなのです。考えても見て下さい。日蓮が立正安国論で仁王経、金光明経、法華経を多用したのは何故なのか。それはこれら経典が「鎮護国家三部経」であるからです。つまり日蓮の立正安国論は鎮護国家の考え方に基づいて、そこに天台教学の考え方である法華経最大一によ...この時代に立正安国論について考えてみた⑦

  • この時代に立正安国論について考えてみた⑥

    立正安国論を読み返していますが、ここで一番大事な事と思うのは「日蓮に拘泥しない」という事でしょう。日蓮正宗では日蓮を「末法久遠の御本仏」と呼び、釈迦よりも「根源仏」として捉えています。また創価学会では近年になり、日蓮を「本仏」とは呼ばなくなりましたが、永遠の指導者の池田大作氏の言葉を「金言化」する為の裏付けの様に考えています。しかし考えても見て下さい。日蓮が生きた鎌倉時代は、現代とは比べ物にならない位に世界観は小さく、日蓮が当時参照出来た資料というのは現代に比較すると、極めて偏っています。何が偏っているかと言えば、彼の人が参照出来たのは、せいぜい当時の日本国内にある仏教関連の資料程しかなく、そこから紡ぎ出される考え方というのも、それ相応の範囲でしかありません。その日蓮の言葉を「御金言」として崇めたとして、...この時代に立正安国論について考えてみた⑥

  • この時代に立正安国論について考えてみた⑤

    さて立正安国論に話を戻します。日蓮が「経文を披きたるに世皆正に背き人悉く悪に帰す」と言った「正・悪」について書き連ねていきます。日蓮正宗もそうですが、創価学会もこの「立正安国論」の講義集を出版しています。しかしいずれの講義集についても「我田引水」の内容で、自宗派の正統性を述べるだけの講義であり、何らこの立正安国論を換骨奪胎するに至っていません。これはとても残念な事です。これでは日蓮が誤解されても致し方無いと言う事です。立正安国論の中では、この「悪」の権現として「法然」を取り上げています、曰く。「誰人を以て悪比丘と謂うや委細に聞かんと欲す。主人の曰く、後鳥羽院の御宇に法然と云うもの有り選択集を作る即ち一代の聖教を破し�く十方の衆生を迷わす」この悪人の理由としては、法然の著した「選択集」では「法華経」について...この時代に立正安国論について考えてみた⑤

  • 今ある宗教は必要なのか

    さて、立正安国論について書き連ねている最中ですが、ちょっと考えていることを書いてきます。今の人類社会には数多の宗教が存在します。ここでいう宗教とは、ある精神的な指導者が居て、その指導者の教えを「教義」としてまとめ上げ、その教義を信奉する社会的な集団の事を指します。この宗教には幾つかの分類があって、大きく言えば一神教の宗教があって、その中には預言者がイエス・キリストであるという宗教のキリスト教と、マホメットが預言者であるとするイスラム教があります。そしてキリスト教にも例えばカソリックやプロテスタントがあったり、イスラム教においてもシーア派やスンニ派があります。また仏教でも南伝仏教(主に東南アジア方面に流布)と北伝仏教(主に中国から日本に流布)あって、例えば北伝仏教(大乗仏教)でも様々な宗派に分派しています。...今ある宗教は必要なのか

  • この時代に立正安国論について考えてみた④

    さて、立正安国論について話を戻します。日蓮は立正安国論の冒頭で、当時の鎌倉の状況について述べています。「旅客来りて嘆いて曰く近年より近日に至るまで天変地夭飢饉疫癘遍く天下に満ち広く地上に迸る牛馬巷に斃れ骸骨路に充てり死を招くの輩既に大半に超え悲まざるの族敢て一人も無し、然る間或は利剣即是の文を専にして西土教主の名を唱え或は衆病悉除の願を持ちて東方如来の経を誦し、或は病即消滅不老不死の詞を仰いで法華真実の妙文を崇め或は七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調え有るは秘密真言の経に因て五瓶の水を灑ぎ有るは坐禅入定の儀を全して空観の月を澄し、若くは七鬼神の号を書して千門に押し若くは五大力の形を図して万戸に懸け若くは天神地祇を拝して四角四堺の祭祀を企て若くは万民百姓を哀んで国主国宰の徳政を行う、然りと雖も唯肝...この時代に立正安国論について考えてみた④

  • この時代に立正安国論について考えてみた➂

    さて、立正安国論の3回目の記事となります。少し「閑話休題」としての話をします。最近、ツィッターを見ていて感じる事ですが、社会というのが何かおかしな方向へ動き出している感じがしているのは、私だけなのでしょうか。LGBTQに関する世界的な動きもしかり、先日まであった新型コロナとワクチンに関する騒動しかし、日本国内で言うとマイナンバーカード周辺の出来事しかり。日々テレビや大手新聞社から出される情報だけを見て居れば、この事について恐らく疑問を感じる事はないでしょう。しかしネットを通じて様々な情報に触れる機会のある人達は、この様な日本や世界の動きを知った事により様々な思いを感じる様で、それこそ「百花繚乱」よろしくSNS上には様々な異論反論が噴出しています。創価学会では聖典化している小説、人間革命の冒頭に「一人の人間...この時代に立正安国論について考えてみた➂

  • この時代に立正安国論について考えてみた②

    ちょっと間隔があいてしまいましたが、立正安国論について続けていきます。立正安国論を読む際、やはり日蓮の実像を理解をしておく必要があります。日蓮は安房小湊(現在の千葉県小湊)の半農半漁の土地で生誕したと言われています。父は貫名重忠、母は梅菊と言われていますが、高貴な出自ではありません。ただ荘園を所有する「領家の尼」とも繫がりがあった事から、地域の有力者の子供ではなかったかと言われています。幼少の頃に清澄寺の道善房に見いだされ、清澄寺で出家して修学の後、当時の仏教の最高学府である比叡山延暦寺で修学したと言われていますが、ここから考えると幼少期からかなり聡明な人物だと見られていたのでしょう。この日蓮が何故仏教を学んだのか。破良観等御書には「幼少の時より学文に心をかけし上大虚空蔵菩薩の御宝前に願を立て日本第一の智...この時代に立正安国論について考えてみた②

  • この時代に立正安国論について考えてみた①

    久しぶりにブログを更新します。この異常とも言える酷暑の中、皆さんは如何がお過ごしですか?我が家では私がテレワークで自宅に籠もり、子供達も夏休みになっているので、常に我が家のエアコンフル稼働。これでは電気代が幾らになるのか、かなり恐怖を感じています。そう言えば創価学会では、教学試験とかをやるそうで、私の嫁はその受験者を募ることと、また受験者毎に決着責任者とかいう、理由の分からない担当者を付けることに悩んでました。そもそも今の創価学会の教学で、何か学び得ることあったんだっけと疑問に思うのですが、そこは創価学会で、要はイベントとして実施をする事に一生懸命にさせるだけで、どうも内実は問わないようです。創価学会の活動家達は既に忘却の彼方に飛ばしているようですが、創価学会では2014年11月に会則改定による教義変更を...この時代に立正安国論について考えてみた①

  • 現実社会の不確実性

    皆さんは、朝起きた時にその日に見ていた夢を覚えて居られますか?最近なのですが、私はその日に見た夢の内容を覚えて居られなくなってきています。いや、正確には思い出そうと思えばある程度思いだせますが、以前の様に鮮明に覚えられる回数が減っている気がします。これは老化現象の一つなんでしょうか。先日、昨年末に行った手術から半年経て再発チェックを受けてきました。検査の内容は造影剤を使ったCT撮影で、その結果は「問題なし」という事でした。次回は来年1月に再発チェックを行い、そこで問題が無ければ1年毎に行うそうです。まあ昨年末の腎臓腫瘍は癌だったので、こういった事は致し方ない事なのですが、この「再発チェック」というのは、CT撮影から担当医の診断まで、およそ1週間ほど間があるのです。その間、私の脳裏には常に「再発していたらど...現実社会の不確実性

  • 創価学会の現状と提言(無意味だけどね)

    このブログの更新頻度は、最近かなり低下していました。いやね、日々Twitter見ていると、ここ最近の日本や世界の「狂いっぷり」に辟易してきてしまうんですよね。本当に。これって私だけですかね。日蓮は立正安国論で「神天上の法門」という事を言ってましたが、今の日本では、将来を憂う人が居ても、いい加減に嫌気が差して来るのでは無いかと感じますが、どうなんでしょうかね。国を憂う人たちが国を見捨てる。これも「神天上の法門」にあたりますよね。しかもその日本の「狂いっぷり」の、ど真ん中にいるのが創価学会なんですから、やってられない気持ちにもなるってもんです。まあ色々と言いたい事があるんですが、今回は私の嫁を通じて見える「創価学会」の問題点について書いてみたいと思います。 ◆未来部育成週間私の住む地域の創価学会では、八月を「...創価学会の現状と提言(無意味だけどね)

  • 岸田内閣は日本国憲法が生み出した結果かもね

    一時期は衆議院解散、総選挙も間近かという報道もありましたが、蓋を開ければなんてことはなく岸田内閣は続投です。私の嫁も選挙が無い事に安堵していましたが、最近の報道でも解る様に、今の自民党は公明党無しでは票を獲得する事ができない国会議員が多く居るようです。一時期、この自民党と統一教会の関係性もマスコミを賑わしましたが、最近ではテレビでもあまり取り上げられなくなりましたね。やはり日本の政治とは、いまや手ごまとなる宗教組織と、そんな宗教と手を組んだ国会議員にこれからも壟断されてしまうのでしょう。一部の情報では「ウクライナ復興税として徴収、日本は(ウクライナへ)20兆円の支援か」という話もあります。本来、ウクライナ問題の中心は欧州やアメリカとロシアであり、特に欧州では「環境に優しい脱炭素エネルギー政策」の裏で、ウク...岸田内閣は日本国憲法が生み出した結果かもね

  • 今の世界の背景にあるものへの考察

    ここ最近アップしている記事は、多くの人達に対して「マニアック」「オカルト的」とも捉えられる様な内容が多くなってしまってます。ただ皆さん、新型コロナ(武漢ウィルス)のパンデミック以降の世界は、異常な事がより顕著になって来ていると思いませんか?このパンデミック以降、世界的な形が変わってしまいました。具体的に私の生活で言えば、仕事は基本的にテレワークとなり、自宅に籠りながら仕事をするようになりました。まあたまには外勤で仕事をする事もありますけどね。それ以外でも昨年に始まったロシアによるウクライナ侵攻で、これは今世紀に入り武力を以って他国の領土を侵攻するという、前世紀的な行動ですが、それを「常任理事国」であるロシアが起こしてしまいました。しかも当初は一ヵ月で終わると豪語していましたが、実際には1年以上続いています...今の世界の背景にあるものへの考察

  • 最近話題のLGBTQ騒動に思うこと

    先日、LGBT法案が国会の衆議院内閣委員会で可決されました。この法案とは「L=レズ」「G=ゲイ」「B=バイ」という事、これは簡単に言えば「性同一性」に問題を抱える人を社会で差別せず、理解を深めていこうという理念法、要は罰則を持たない法律だと言われています。人に限らず、この世界の生物の多くは男性(オス)と女性(メス)に別れています。そしてこの性別毎に生物としての役割も異なり、そのためにメンタル(精神的)もそうですがフィジカル(身体的)としても作りも異なっています。これは人の場合、子供の時にはあまり顕著ではありませんが、第二次性徴期(10〜15歳位でしょうか)で顕著になり、これは主に体型や骨格などに現れます。この性差は脳にもあります。具体的に言えば右脳と左脳をつなぐ脳梁の太さの違いに、これは現れると言われてい...最近話題のLGBTQ騒動に思うこと

  • DISCLOSURE PROJECT

    この間、AmazonのKindleの読み放題で「DISCLOSURE」という電子書籍を購入しました。これ、直訳すると「暴露計画」という題名になります。では何を暴露するかというと、このブログで幾度が取り上げている未確認飛行物体(UFO、最近ではUAPとも呼ばれるもの)や地球外知的生命体、そしてフリーエネルギーの事で、アメリカを中心に行われていた此等に対する隠蔽工作の事を暴露する事を指しています。こんな事を書くと、恐らく大半の人々は「何を眉唾な事を、あれだろ?矢追純一とか韮澤何かが年末特番で騒ぐオカルト話題やろ?」と思われるでしょう。確かに今の日本ではオカルト的な話題として、こういった話題を真面目に語ると、嘲笑や嘲りの対象にもなりますが、実はこの本に書かれているのは、既にこの話題はそんなレベルの話などでは無い...DISCLOSUREPROJECT

  • ファティマ第三の預言について

    さて皆さん、今回は少し有名な話題について個人的に考えている事を書いてみたいと思います。今回はブログなのですが、少し細かく話を書いてみたいと思っていますので、フォントもいつもより一回り小さめのものを使用しています。読みづらくてすみません。皆さんは「ファティマ第三の預言」というのはご存知ですか?これは「ファティマの聖母」という事で、ポルトガルの小さな町、ファティマで起きたカトリック教会が公認している奇跡に由来した話となっています。おいおい、お前は「元創価学会員(今でも一応、まだ籍は残っているみたいですが)」なのに、そこで外道のカトリックの話かよ、なんて突っ込まないでくださいね。何せ今の私は既に「日蓮大聖人仏法」なんて「井の中の蛙」をとっくに抜け出してしまっているので、そんな事に拘泥されている立場ではありません...ファティマ第三の預言について

  • 崩壊しつつある予感の中で

    最近ブログの更新頻度がかなり下がっていました。これは私が趣味に没頭していることが大きな要因で、趣味のブログの方ではかなり頻繁に更新を行っています。本当ならば趣味のブログではなく、このご時世なので動画のブログ(vBlog)として上げたいところなのですが、動画用のカメラを購入したり、動画編集したりという、お金も暇もより必要となるので、そこは二の足を踏んでいる状況です。前置きはともかく。皆さんは最近の報道やSNSを見ていて何か感じたりしませんか?立て続けに報道される物価上昇、政府が発表する無作為にも見える増税、進む少子高齢化、諸々の国の課題に余りにも的外れで無策な政府。しかも最近では国内で立て籠もりや強盗、発砲事件もありました。そんな社会状況にも関わらず、総理は子息を総理秘書官にしてますが、その息子が余りにも稚...崩壊しつつある予感の中で

  • 同姓婚やLGBTについて

    GWの中日も過ぎて、私は明日から連休に入ります。最近、ツィッター等ではLGBTや同姓婚の話題が結構出回っていますが、これらの話題を読むたびに思う事があるので、今回はその事について記事を書いていきます。この件ですが、エマニュエル駐日米大使が以下の発言をしている事の記事があります。 エマニュエル駐日米大使「同性婚、早期に法制化を」「LGBTQの人々を排除する社会は未来を築けない」-ニュースシェアリングエマニュエル駐日米大使「同性婚、早期に法制化を」「LGBTQの人々を排除する社会は未来を築けない」ニュースシェアリング この駐日米大使は日本の社会の壊れ方を加速したいんですかね?この発言に後押しされているかは知りませんが、例えば自民党の稲田女史も「G7までにLGBT法案を成立させたい」と発言していたり、公明党の山...同姓婚やLGBTについて

  • モレク像の展示について

    こんなニュースを知りました。 StatueofancientgodofchildsacrificeputondisplayinRome-LifeSiteThestatueofMolochwaserectedsevendayspriortoaneventintheVaticanGardenswhere thepagangoddess'Pachamama'wasworshipped.LifeSite このニュース記事では、2019年11月6日に世俗的な歴史的展示の一環として、ローマのコロッセオ入り口に、モレク像が展示されたと言います。このモレクとは何かと言えば、Wikipediaに依ればざっくりと以下のものだそうです。「男性神。モロク(Moloch、[ˈmoʊlɒk])ともいう。「涙の国の君主」、「母親の涙と...モレク像の展示について

  • 宿命転換と三世永遠の幸福境涯

    さて、今日も寝る前に一筆記事を書いておきます。昨今の世情や政治の状況を見るにつけ、まさに日蓮が述べていた「国土乱るる時は、先ず鬼神乱る。鬼神乱るるが故に、万民乱る」という事を目の前に見せつけられている感じがしてなりません。この言葉は立正安国論にある言葉で、創価学会によればこれは「鬼神は、人の思考の乱れを引き起こし国家社会を混乱させる働きがあり、そこから鬼神を思想の乱れを起こすものの意に用いることがある。」などと解釈をしていますが、これを漠然とした「思想の乱れ」と解釈するのは、底が浅いし研鑽が足りないというものです。これは仁王経という経典に説かれている言葉なのですが、ここでいう鬼神とは、古代中国の老子墨家思想にある「悪を喰らう善鬼」という思想から来ていると私は理解しています。「何故、中国の道教の教えが仏典に...宿命転換と三世永遠の幸福境涯

  • 米上院で19日「UFO公聴会」が開かれた

    いよいよ季節も初夏へと動き出した感じがします。今日は暑くなり熱中症にも注意だとか。とは言え来週から平年並みかそれ以下の気温になるとも言われていますので、皆さん、体調管理には十分に気を付けてください。さて、今日の昼間に何気なくテレビを見ていたら、報道ニュースで以下の事が紹介されていました。 米上院でUFO公聴会「説明不能」な2件の飛行動画をペンタゴンが公開 東スポWEB米上院で19日、〝UFO公聴会〟が開かれた...東スポWEB  確か2021年7月頃、世の中は新型コロナのパンデミックで騒がれている時、アメリカ国防総省(ペンタゴン)が未確認飛行物体の調査報告書を明かして、一部の界隈では結構な話題になっていました。アメリカでは1950年代から1960年代にかけて、アメリカ空軍が中心となってUFOの調査機関「プ...米上院で19日「UFO公聴会」が開かれた

  • UFO(UAP)について

    昨日は薄ら寒く、おもわずコタツを使ってしまいましたが、一転して今日は暑さを感じる陽気ですね。関東地方も一部では不安定な天候の様ですが、私が住んでいる場所では朝は薄曇りでしたが昼過ぎには日差しも出て気温がうなぎのぼりでした。今日は趣味関係で朝から出かけたりしてましたが、いま丁度暇な時間が出来たので、この時間で記事を更新したいと思います。今回は未確認飛行物体(UFO)、最近では未確認空中現象(UAP)とも呼ばれていますが、その事について書いてみたいと思います。 私は以前、このUFOの問題と一般的なオカルト(心霊やスピリチュアル等)の問題は別けて考えるべきだと考えていました。しかしながら最近では、この2つを別けて考えるのは少し難しい様に思えます。何故ならこの2つには、人間として共通の傾向性が見え隠れしているから...UFO(UAP)について

  • この現実世界について

    ようやく春らしくなってきましたが、「三寒四温」と言われるように、少し暑さを感じる日もあれば、少し寒さを感じる日もありますね。こういう時が一番体調を崩してしまうので、皆さんご自愛ください。中国から黄砂も飛んできているみたいなんで。さて、私達が日々「紛れもなく現実なのだ!」と疑うこと無く生きているこの現実世界(娑婆世界)について。近年は「仮想現実」とか「パラレルワールド」とか、様々な事が言われています。考えてみれば、例えば「デジャヴ」とか「心霊現象」で語られる様々不可思議な事、その外にも色々と理屈に合わない現象というのがある事から、こういった様々な理論が出て来ているのかもしれませんね。あと近年、科学の中の量子力学の世界で言われている「月は私達が見ているから存在する」という事や、「シュレーディンガーの猫」という...この現実世界について

  • 九識は常住だと思っています

    寝る前に少しだけ記事を書いておきます。「三世の生命観」という言葉が創価学会を中心にして語られています。でも創価学会では語るだけで、それを具体的に語る事はしていません。何故ならそれが明確に想定できていないからでしょう。創価学会では「現世利益」こそ重要であり、それにからんだ「生命観」は述べていても、法華経に基づいた生命観について思索もされていなければ、具体的な話すらしていません。池田氏も言ってましたよね。学会活動の功徳は広大で、それによってのみ三世永遠の幸福境涯を確立するんだ。なんて事。以前にあった学会の教学冊子「教学研究」では、例えばキュブラー・ロス女史の話や、ムーディ氏の話す欧米の「NDE(臨死体験学)」の一部を引用して考察らしきものをしてはいましたが、その冊子も私が高校生くらいまでの話であって、近年では...九識は常住だと思っています

  • 最近の選挙雑感

    今日は統一地方選挙の前半戦の投票日ですね。全国の創価学会の家族のうち、これまでの間、家人が家事を差し置き、仕事を差し置いて選挙に動き回っている家庭が多くあったのではないでしょうか。そして今日で終わりかと思いきや、後半戦もあるので、まだまだその家人は選挙で動き回る必要がある様です。本当に「お疲れ様」なこってすね。人生の時間なんて有限なものなんで、選挙以外にも広く様々な事に取り組んだ方が良いと思うし、仕事や家庭の事も沢山やる事があるのではありませんか?でもまあ、人はそれぞれの価値観で動くものなので、創価学会の価値観で人生を送る人は、それこそが「最上最高の人生の送り方」だと自負しているので、致し方ない事なのかもしれませんね。私の場合には、十数年前にその「カラクリ」に気付いてしまったんで、もうそんな事に大事な人生...最近の選挙雑感

  • 人間(じんかん)について

    今日も「戯言」の様な記事を書きます。最近、戦国時代関係の書籍を読んでいて「人間」という言葉を「じんかん」と呼ぶという事を知りました。かの織田信長が平家物語の「敦盛」の抄の一節、「人間五十年下天の内を比ぶれば夢幻の如くなり」という言葉を好み、良く舞っていたという話を聞いていましたが、これを私は「にんげん五十年」と読んでいました。でもこれは「じんかん五十年」という読み方なのかもしれませんね。「にんげん」と呼ぶのか、「じんかん」と呼ぶのかで、この敦盛の一節の意味合いも多少異なってくると思うのです。「にんげん」という場合には、自分自身がこの世界に生まれて、生きていても五十年。その間に自分は何を成し遂げる事が出来るのか、という感じになります。でもこれを「じんかん」と呼んだ場合、「じんかん」とは「人と人の間」、つまり...人間(じんかん)について

  • 何を信じているんでしょうか

    いま統一地方選挙もたけなわで、いよいよ終盤戦に突入しているようです。駅前では各候補者が夕方には演説会をしていて、昼間は住宅地内を遊説カーが候補者の名前を連呼して回っています。私の嫁は創価学会の活動家幹部をしていますが、ここ数日「緊急活動者会」だの「緊急地区部長会」だのが頻繁に開催され、仕事から帰宅した嫁は、休む間もなく会合や家庭訪問に飛び回っています。私が男子部時代(二十代から四十代始めまで)、創価学会は「広宣流布」という事を言っていました。この言葉は今の創価学会でも使っていますが、内容としては「法華経を広めて断絶させてはいけない」というものです。何故、法華経を広めるのか。それは鎌倉時代の日蓮が、法華経を広め題目を広める事で、安寧な社会にする事が出来るという事を言っていた事から、安寧で平和な社会にする為に...何を信じているんでしょうか

  • そういう年齢になってきている

    引用元:毎日新聞先日の高橋幸宏氏に続いて、先月(3/28)に坂本龍一氏も闘病の中で亡くなったという事を知りました。中咽頭ガンが寛解していたのに今度は直腸がんと肺がんを患われていたという事。先日、私も腎臓がんを患いましたので、けして他人事の様な気がしませんでした。また2月には創価学会で男子部時代の大先輩の急逝の報せを受けもしましたが、考えてみれば私もそういう年齢になってきたという事を、改めて実感しています。私の人生もあと何年なんだろうか。こればかりは誰も判りません。前にも書きましたが、二十代から三十代の時には、人生とはまだ長くあり、自分の人生もまだまだ時間的に余裕があると考えていました。でも先輩や、高橋幸宏氏や坂本龍一氏の様に、私が若い頃からの有名人の訃報に接する様になると、自分自身の人生の時間というのが有...そういう年齢になってきている

  • 五十代になり少し理解できた事

    昨日から今日にかけて、仕事で出張していました。この記事は仕事が終わり、飛行機で戻るまでの空き時間で書いています。この空き時間、先ほどまで法華経を読み返しながらホームページの記事を更新していましたが、最近こんな時間はあまりとってはいませんでした。昨年末に病を得てから、何かとやりたい事も多くなり、こういった思索する時間をあまりとらずに来ていたので、致し方ないのかもしれません。さて、この出張ですが、昨日の夜は男子部時代の後輩で、この出張先に引っ越しをしていたメンバーと久々に再開して、よる遅くまで酒を呑みながら様々な事を語らっていました。私は創価学会の組織の在り方や活動に見切りをつけて、既に十年以上経過をしています。しかし人生の四半世紀をその組織や活動に費やしてきたので、そこでも幾ばくかの良い人間関係を作る事も出...五十代になり少し理解できた事

  • 私達は何も理解できていないという現実

    さて、今日はとりとめの無い話を少し書きます。現在の科学では宇宙の大きさは138億光年あると言われています。1光年とは光の速度で1年間かかる距離を言いますが、これを距離で示すと9.461e+12キロメートルになります。まあ一言で言えば途方もない大きさです。では宇宙の大きさは本当にそれだけなのかと言えば、これはあくまでも観測可能な範囲であり、宇宙の大きさは本当の意味で解明されていないのです。では物質を構成している最小単位とは何か、今度は極微の事に視点を向けてみると、最近の科学では10e-34メートルの紐だと言われています。いわゆる「ひも理論」ですね。原子とは陽子と電子、中性子で構成されていますが、これらの大きさは極微であって、原子とは隙間だらけとされ、私たちの世界は「隙間だらけのスカスカ」と言われています。そ...私達は何も理解できていないという現実

  • 記憶と自我の考察

    このブログの記事更新、最近はかなり滞っていました。最近の私は仕事や趣味に軸足をかなり移していて、こちらのブログの更新にあまり力点を置いていませんでした。今の世界には様々な矛盾が渦巻いていますし、Twitterを覗いているとそんな事をひしひしと感じます。私が創価学会に若い時代注力してきたのは、こんな世界にするためでは無かったんですが、偶に若い時代を共に過ごした人たちと会話をすると、まったく同床異夢であった事を感じてしまうのです。日蓮が「三度国を諌めて用いなければ、国を捨て去る」という故事にならい、鎌倉の都を去ったのも、実は似たような感覚であったのかもしれないと、ふと思うこともあったりするのです。とまあ最近の心情を書くとこんな感じでしょうか。でも人生とか心の有り様と社会の姿、また自分がこの人生でどの様に生きて...記憶と自我の考察

  • 創価学会では選挙の季節満開ですね

    2月も半ばを過ぎて、陽気がすこし春めいて来ているように感じます。私の方は、日々の仕事と、あとは週末何をしようかと思案中なんですが、創価学会では統一地方選挙の活動真っ盛りのようですね。座談会や様々な会合も「大勝利」「完勝」という枕詞のついたものばかりで、内容はといえば「票を掻き集めて公明党議員の当選を勝ち取ろう!」ばかりやっています。この4月に実施される統一地方選挙ですが、内容は地方自治体や政令指定都市の市議会議員の選挙であり、内容はあくまでも地方に関わる選挙で、やれ道路がどうとか、身近な公共インフラ、そしてあくまでも地方行政に関わる選挙なのですが、やはり様々な政党が絡む事でもあるので、そこで出た結果というのは国政にも大きな影響を与えます。まあ端的に言えば、増税路線に舵を切り、防衛予算を増額している岸田政権...創価学会では選挙の季節満開ですね

  • 生きる事は手段ではない

    昨年末に入院、手術を受けたことで、私の中の人生の価値観が変化してしまいました。私は過去に創価学会で活動をしていた事はこのブログにも書いていますが、若い頃は「我が使命に生きるんだ!」なんて眞面目に考えていました。しかし今ではこの「使命」なんて言葉は陳腐な感じがします。とかく若い世代は「この世界に何のために生まれてきたのか」という事を自問自答します。そして自分が何をしたいのか、何をやりたいのかを悩んだりするものです。そしてその延長線上にこの「使命」とやらの言葉が出てくるのです。「使命」とは「命を使う」と書きます。その意味は「この世界に生まれてきた自分の命を使う」という事ですが、そこには常に「何のために使うのか」という事が、常について回ります。若い時分の私は、これを「広宣流布」という目的の為に使うと信じてきまし...生きる事は手段ではない

  • 地獄へ行くとか、輪廻転生があるとか無いとか

    久しぶりに記事を更新します。個人的な事で、以前にも少しこのブログで書いていますが、私は「怪談」というのが結構大好きなんですね。まあこの世界の不可思議さというのが、怪談を聞いていると、たまに垣間見る事が出来たりします。そんな怪談の中で、三木大雲師という日蓮宗の僧が話す怪談というのも結構好きだったりします。【怪談説法】ザ・ゲートホテル京都高瀬川イベント前編※説明欄にお知らせがございます【怪談説法】ザ・ゲートホテル京都高瀬川イベント後編※説明欄にお知らせがございますこの2つの怪談では、ある企業の管理者が体験した不可思議な事から、実はこの管理者が以前に部下を精神的に追い詰めた事により、その部下が自殺してしまい、そこから人を指導する側の在り方とか、輪廻転生の話とか、あとは死後の世界を信じない人のが垣間見た「地獄の入...地獄へ行くとか、輪廻転生があるとか無いとか

  • 「私」という事についての考察

    (参考イメージ:ミドルエッジから引用)このブログでも、過去に考察してきた事なんですが、記事を更新します。はたして「私」とは何者なのでしょうか。ふとそんな事を考えた事はありませんか?私の中にある遠い記憶には、今は既に八十歳を越えて施設で生活している母親がいますが、私が三歳の頃、当時住んでいたアパートの周辺にあった空き地で、母親に手を引かれて遊んでいる記憶があります。また幼稚園で教室の出入り口の引き戸が引っ張った際に外れてしまい、ガラスを割ってしまい、先生に叱られた記憶もあったりします。いや~、あの時は恥ずかしいやら情けないやらの感情を、今でも記憶しています。高校生の時には、当時、吹奏楽部をやっていましたが、心を寄せていた同級生の女子と一緒に帰り、途中に喫茶店に入った記憶もありますが、それは今思い出しても甘酸...「私」という事についての考察

  • 人生とは何かと不如意なもの

    最近、ふと思う事なんですが、人生とは実に不如意なものかもしれませんね。「不如意」とは「意のままにならない」という事で、自分で考えていた様な生き方をする事が難しいという意味で言っています。私は若い頃、イラストレーターになりたかったのです。これは紛れもない事実として。だから専門学校にも行きましたし、デザイン事務所にも若い時分、一時期ですが勤務をしていました。しかし今はというと、IT業界でエンジニアとして働き、そこで家族四人を何とか養ってきていて、間もなく定年が見えてくる歳になってしまいました。人生は不如意なものだというのは、このイラストレーターを諦めざるを得ない状況になった時に、身に染みて実感しました。でもそんな中で「後悔する生き方だけは避けよう」と自分自身で決めて、ここまで生きてきました。自分に子供が出来た...人生とは何かと不如意なもの

  • 日本国憲法についての雑感

    今日はもう少し書きたい事があるので、記事を更新します。さて皆さんは、この写真を見てどの様に思いますか?「日米同盟の絆の深さ」という事を感じますか?私には、日本がより「アメリカのポチ」とも言うべき立場を自ら強化したという風にしか感じないのです。今の日本では、真っ当な国防論議が出来ません。少しでも語ると「お前は日本が軍国主義化しても良いのか」とか「そんな軍国主義になる事を賛成するなら、まずはお前が戦場へ行け」という様な、あまりにも安直な意見ばかりが出て来てしまいます。また反軍事的な事を言えば「だったらC国から責められても良いのか!」「あまりにも現実を知らなすぎる!」という事を言われます。私は何も戦争賛成ではありません。できれば日本は平和であってほしいと願っています。誰が喜んで戦争したいと考えているのか。まあ、...日本国憲法についての雑感

  • 人生の終焉について思う事

    さて、私が昨年末から年明けに入院して手術を受けたことは、前の記事に書きましたが、ここ最近の医学の進歩というのを改めて実感しました。一昔前であれば、手術と言っても大きなキズが残るものが、ロボット支援の腹腔鏡下手術で小さなキズで済み、その分、社会復帰を短期間に遂げる事が出来ました。そんな年末年始を過ぎた頃、あのYMOの高橋幸宏さんが亡くなったという事を知りました。享年70歳。YMOと言えば私が中学生の時、テクノサウンドには大きな衝撃を受けて、当時の私はなけなしのお小遣いをはたいてYMOのアルバムカセットを購入して聞きました。このYMOの天才的なドラマーであった高橋さんが亡くなったニュースでは、様々な事を考えさせられました。そう言えばYMOの坂本龍一さんも、ガンで闘病生活をされていた事を聞いていまして、とうとう...人生の終焉について思う事

  • 人生七十五年かなと

    WALKINGTOURこの動画、知っている人はどれだけいますか?私がこの動画を始めてみたのは、もう二十年近く前の事かと記憶しています。確か結婚して直後、何かを切っ掛けに見つけた動画なんですよね。実は私の子供、明日は「二十歳の集い」とかに参加するんですが、もうそんな年齢になったんですよね。人生の時間というのは、とても早い物です。思い返すと、私がこの世界に生まれてから二十歳になるまで、とても長い時間かかったと記憶しているんですが、自分の子供の成長を見ていると、この「二十年間」というのは、当に走馬灯ではないのですが、あっという間に過ぎてしまったと感じているのです。子供が生まれた頃は、仕事も多忙でした。また創価学会の中でも青年部幹部をしていましたが、様々な事に疑問を持ち始め悩み始めていた頃だったのです。それまでは...人生七十五年かなと

  • 癌になっていました

    実は昨年の十月に、健康診断で癌(だとほぼ思われます)が見つかり、この年末年始にかけて、とある病院に入院して手術を受けていました。結果、どうやら初期の癌であったようで、医者からは綺麗に取りきれたという事を聞いています。また昨年末までの間は、この年末の手術へ向けて検査漬けの日々でしたが、これまでの検査結果として他の臓器などには転移は今の段階では見つかっていないという事でした。「浄名経・涅槃経には、病ある人仏になるべきよしとかれて候。病によりて道心はおこり候なり。」(妙心尼御前御返事)この御書については、若い時から良く読んでいましたが、今回の経験により、ここでいう「道心」という意味が、更に深く理解する事が出来たのが、何よりも幸いな事でした。癌というのは、実に厄介な病です。何故なら否応なしに自分自身が「死ぬ」とい...癌になっていました

  • このブログについて

    はじめまして。斉藤単己と申します。「単己」とは法華経の従地涌出品第十五の以下の言葉を元にしています。各六万恒河沙等の眷属を将いたり。況んや五万・四万・三万・二万・一万恒河沙等の眷属を将いたる者をや。(中略)況んや復単己にして遠離の行を楽えるをや。私は日蓮系の某巨大宗教団体で若い頃い活動をしていました。しかし四十代になってから、そこで教えられてきた事に疑問を持ち、自分なりに様々な事を調べ、学び、思考を続けてきたのです。結論から言えば、そこで学んだ事、教えられてきた事は、大きな「デタラメ」であり、組織のために「我田引用」した内容である事を理解しました。しかし残念な事ですが、そこの結論に達するまで十年以上の時間を要してしまったのです。この事は何もその某巨大教団に限った事ではありません。恐らく日蓮を語る教団の教え...このブログについて

  • 発迹顕本の考えかた

    「発迹顕本(ほっしゃくけんぼん)」という言葉を、私は創価学会で若い時に良く言われていました。それは「この世界に生まれてきた目的を果たす」という意味合いの言葉でしたが、これは今でも使っているのでしょうか。教学的に言えば、以前の創価学会では日蓮正宗と同じだったので、日蓮が弘安二年に大御本尊を書き顕した事が、日蓮の発迹顕本と言っていましたが、何やら2014年11月の会則改正による教義改正では、熱原の法難を見て、幕府に対して農民信徒が反抗し、そこで弾圧を受けて幾人か亡くなった姿を通して「民衆仏法が確立した事を知った」という事に変化しています。そもそも鎌倉時代には「民衆」という概念はなく、あっても「民草」であり、その人々が社会の実権者として躍り出るなんて事はありません。この辺りは先日までやっていた大河ドラマの「鎌倉...発迹顕本の考えかた

  • UFOとオカルトの境界

    昨日は知人家族が集まっての忘年会がありまして、久しぶりに沢山食べてしまった事から、激しい胃もたれにおそわれていました。いやはや年齢というのはどうにもならんもんですね。考えてみれば私も間もなく還暦に近づいている訳で、頭髪の薄さやら首辺りの皮のたるみが気に成ったりします。心の中は何時までも高校生のままなのですが、見た目や発想などが、やはり「年相応」という事になってきているのでしょう。自分の今までの人生の来し方について、想いを馳せる事が多くなりました。さてそんな中、前置きとは関係ないのですが、Youtubeを見ていると「チャネラー」なるモノの情報発信がとても多く見受けられてしまいます。これは恐らく私自身の閲覧履歴も関係しての事なんでしょうけどね。UFOとか異星人関係の話題というのは、世間ではいまだバラエティー部...UFOとオカルトの境界

  • 戸田会長の誤謬について

    (宗教チャンネル「蘭室の友」から参照)今回は創価学会のネタについて少し書いてみます。私は創価学会の活動を離れた時から、自分が信じて来た日蓮という人物、そしてその残した教えと共に、日蓮が大事な経典だと言っていた法華経について、訓読を利用しながら幾度かその内容を読んできました。法華経(鳩摩羅什漢訳「妙法蓮華経」)を幾度か読んでみると、なるほどそういう事なのか、という部分を見つけたり、また「広宣流布」を託されたのは地涌菩薩ではなく、宿王華菩薩である事など、創価学会では知る事も学ぶ事もなかった事実に幾つもめぐり合い、その度に驚いたり得心したりという事がありました。しかし創価学会の場合、この「法華経」を独自に読んでみる事や、その経典の内容を考察して語り合う事すら出来ない状況なのです。それは何故かと言えば、既に創価学...戸田会長の誤謬について

  • 人類に施されたプログラム

    幾度か紹介していますが、爬虫類種族「Lacerta」のインタビュー記事。個人的にはこの内容の全てを盲目的に信じることは出来ません。私は世に云う陰謀論とかは大好物ですが、それらを無条件に受け入れる事は出来ないのです。ただしこういった陰謀論とか、オカルトを「全部デッチ上げだろう」と無視するのは、それはそれで勿体ない気もしています。何故なら真実や最先端のテクノロジーとは、得てして初めはオカルト的に社会は見てしまうものですし、そういった情報の中に未来への萌芽というのは隠れているものです。恐らく中世ヨーロッパで、現在の天文学の知識を披露したなら、異端審問にかけられ社会からはつまみ出され、処刑されてしまうに違いありません。大事な事はこういう情報に踊らされることなく、自分の持ち合わせている知識や智慧により、必要な情報を...人類に施されたプログラム

  • フェルミのパラドクスについて

    さて、このブログでは異星人の問題について、過去にも幾つかの記事を書いてきました。第二次世界大戦以降、主にアメリカ等でUFOの目撃事例が続き、1950年代にはアメリカ空軍で調査機関「プロジェクト·ブルーブック」を立ち上げ、このUFO問題を調査しましたが、1960年代には「目撃報告の大半は、天体、気象現象を目撃者が見間違えたもの」と結論をまとめ、UFO問題は国防上、脅威では無いとしてプロジェクトを解散しました。しかし近年、アメリカ国防総省は未確認飛行物体を公式に認め、動画を公開して調査分析を再開するようです。これは大きな方向転換であり、ここではUAP(未確認空中現象)と呼びましたが、これにより、これから先の時代、UFOの話題は単なるオカルトやバラエティ番組の題材という事にはならないと思うのですが、いまだ世界で...フェルミのパラドクスについて

  • 真言亡国からの考察

    今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はとても面白いですね。もう間もなく終わってしまいます。このドラマは鎌倉幕府二代目執権の北条義時が、伊豆の豪族の次男として生まれ、源頼朝の挙兵に従い戦う中で側近となり、頼朝死後に頭角を現して二代目執権になるまでの物語で、とても興味深く見ています。この北条義時を扱った大河ドラマには「草燃える」(昭和54年)が過去にありましたが、このドラマでは吾妻鏡を元にストーリーが構成されていたので、今回の「鎌倉殿の13人」とは異なり、何か淡々としていました。もともと北条義時に関する歴史の文献は少ないと言われており、明確な人物像が見えないとも言われていますが、今回の脚本家の三谷幸喜氏は、様々な歴史的な文献を用いながら、この北条義時像を作り上げ、今回の大河ドラマのストーリーを構成していて、私な...真言亡国からの考察

  • 人間五十年と詠われましたが

    「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」 これは平家物語の「敦盛」の抄で、戦国大名である織田信長が好んで謡っていたと言われています。そしてその織田信長は享年49歳で、京都の本能寺で明智光秀により討ち取られたのは有名な話です。何故こんな話をするかと言えば、今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ているんですが、それと共に戦国時代の歴史モノについても最近読んでおり、丁度、織田信長から豊臣秀吉、そして徳川家康までの歴史について読み返しています。考えてみれば、武家社会というのは、鎌倉時代に始まって、江戸幕府の成立で完成したような感じで、要は400年近くかかったんですよね。安定するまで。その間、鎌倉時代もそうですが、室町時代(南北朝時代)から安土桃山時代の間、所々で社...人間五十年と詠われましたが

  • 四諦について思うこと

    最近、UFOだ何だの記事を書いていましたが、それ以外にも日々様々な事を考えています。今回は「四諦」という事について書いてみます。私は創価学会に長年に亘り活動をしていた事は、このブログの随所に書いてきました。この創価学会は、昭和の終わりまで日蓮正宗とも協調路線で進んできましたので、組織文化として同質なものを、この2つの宗教団体は持っています。 創価学会も日蓮正宗も、ともに仏教の宗教団体を自称していますが、教義としては仏教とは異なる「日蓮仏法」というものを信奉しています。一応、天台宗の教義を用いた内容を教えていますが、その上で求めているものが仏教とは異なり、創価学会に至っては近年、教義の変質も極まっていて、実態としては宗教団体というよりも、選挙宗教組織になっています。 日蓮正宗や創価学会では、尊ぶべき仏は日蓮...四諦について思うこと

  • UFOを見たことありますか?

    今回はUFOの事について記事を書きますが、皆さんの中でUFOを見たことがある人はいますか?私は三回ほど不可思議なものを見たことがあります。一度目は二十歳の頃、仕事から当時住んでいたアパートに帰り、用事が有ったので出かけようとしていると、部屋の窓、これは模様の入ったガラスだったのですが、そこから強烈な赤い光の玉が窓の外に浮いているのが見えました。その光の玉は、ゆっくりと横に動き、私の部屋の前までくると、そこからゆっくりと上の方へ上っていきました。私はあまりの異様さに動けなくなってしまいましたが、その光の玉が窓からみえなくなってから、外に出て確認しました。しかしもう赤い光の玉は消えていました。二回目は数年前のとある休日の夕方、タバコを吸おうと何気なく自宅二階のベランダに出て、ふと西の空を見たときに、夕焼けの西...UFOを見たことありますか?

  • 世界に不満や不安はあるけれど

    ご無沙汰しています。このブログを最近、本当に更新していない事を思いながら、偶には更新しておくか、という事で今回は記事を書いておきます。最近の私は趣味と仕事、仕事については詳細は省きますが、来年4月にサービスインする為に、急ピッチで進められている案件があるのですが、何故か派遣社員(でも下手な正社員より勤続年数があります)の私も関与する事になってしまい、平日は何かと本当にバタバタしています。だから仕事が終わった後は、日々ぐったりしていたりします。これはメンタル的な事柄が多いんですけどね。そして週末になると、やはり気分転換へと動いたりして、今月初めには友人と日光へ紅葉狩りへ行ったり、あとは家族で出かけたりとしているので、どうもブログの記事更新の頻度は下がっていたりするのです。ただそうは言いながらも、日々ニュース...世界に不満や不安はあるけれど

  • 最近考えていることについて

    このブログに対する更新頻度は以前と比べて落ちてきています。実は最近、私自身の中に「ある事」を切っ掛けとして、この世界に生まれでてきたこと、また二十年くらい先には、確実に私の身の上に降り掛かってくるであろう、人生の終焉でもある「死」という事について、今まで以上に真面目に考える日々が続いています。この「ある事」については、この先、少し落ち着いたときに、このブログで記事としてまとめてみたいと考えていますので、もう少し語るにはお時間を頂きたいと思います。 また私は四六時中、このブログに書いている事だけを考えているわけではなく、やはり家族との時間、仕事の時間、また最近では趣味の時間も取っていますので、必然的に、このブログの更新頻度も下がっています。 またブログ以外でも、ホームページを設けており、そちらで私自身の中に...最近考えていることについて

  • この世界は何気に狂い始めていないか

    今年も早いもので11月になりました。近年、ニュースなどを見ていると強く感じる事があります。それは「この世界の狂いっぷり」です。今年の初め、ロシアはウクライナに侵攻をしました。当初は約1か月で終わると言う予測もされていましたが、未だロシアとウクライナの間では戦争状態が続いていて、終わりが見えない状況です。このウクライナとロシアの紛争を切っ掛けにして、世界では半導体が不足しはじめ、いま私たちの生活の随所に影響が出て来ているのは周知の事実です。また穀物関係にしても不足していると言われています。その他、極東アジアに於いても中国の出方が注視されています。日本ではあまり報道されていませんが、中国国内の景気はけしていい方ではありません。景気が悪化すると、その先にあるのは「国家が行う最大の公共事業」である戦争です。これは...この世界は何気に狂い始めていないか

  • Twitterを止めました

    (公明新聞記事の引用画像)実はツィッターのアカウントを削除しました。理由はこの「侮辱罪」の厳罰化が10/1から施行されるという事もあり、リスクの高いSNSであるツィッターは止めた方が良いだろうと考えた事からです。「何故ツィッターがリスク高い」と考えたのか。それはツィッターの機能ではリツィートにより記事を引用する事が簡単に出来ますが、それとともに140文字という事から、やもすると「指が滑った」という感じで揶揄する言葉、批難する言葉を書き込んでしまう可能性が極めて高いと感じているからです。とても便利でかつ手軽に投稿できるツィッターなので、ブログ等の記事を書くよりも、「侮辱」に抵触するという事、そういったリスクが高いと経験値から感じています。また私のツィートも一万に近い投稿があり、過去の投稿内容を全て見直す事も...Twitterを止めました

  • 人生の正しい生き方について

    さて、人間五十年ほど生きてくれば、それなりに様々な経験を経るなかで、生き方というか自分の人生について、ある程度は見えてくるものです。これは何も傲り高ぶって言うことではなく、そういう事ではないかと最近になり思うようになってきたわけです。なぜこんな事を書くのかと言えば、先日、うちの嫁と何気ない話をしている中で、嫁から「正しい生き方って何だろう」という事を聞かれました。皆さんなら、この質問に対してどの様に答えますか?私は若いとき、四半世紀にわたり創価学会で活動をしてきて、そこでは常に「正法」「絶対正義」を教えられ、この創価学会と共に歩み広宣流布に邁進する生き方こそが、正しく満足の人生を送れる生き方だと言われてきました。だから私はその生き方をしようと、寝る間を惜しみ寸暇なく必死に活動をしてきました。しかし長年に渡...人生の正しい生き方について

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