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自燈明・法燈明 https://blog.goo.ne.jp/jitou_houtou

日蓮をきっかけとして仏教への考察。またこの世界への考察についての「備忘録」として、このブログで自分の思考内容をまとめてみたいと思います。

斉藤 単己
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2019/11/04

  • 宿命転換と三世永遠の幸福境涯

    さて、今日も寝る前に一筆記事を書いておきます。昨今の世情や政治の状況を見るにつけ、まさに日蓮が述べていた「国土乱るる時は、先ず鬼神乱る。鬼神乱るるが故に、万民乱る」という事を目の前に見せつけられている感じがしてなりません。この言葉は立正安国論にある言葉で、創価学会によればこれは「鬼神は、人の思考の乱れを引き起こし国家社会を混乱させる働きがあり、そこから鬼神を思想の乱れを起こすものの意に用いることがある。」などと解釈をしていますが、これを漠然とした「思想の乱れ」と解釈するのは、底が浅いし研鑽が足りないというものです。これは仁王経という経典に説かれている言葉なのですが、ここでいう鬼神とは、古代中国の老子墨家思想にある「悪を喰らう善鬼」という思想から来ていると私は理解しています。「何故、中国の道教の教えが仏典に...宿命転換と三世永遠の幸福境涯

  • 米上院で19日「UFO公聴会」が開かれた

    いよいよ季節も初夏へと動き出した感じがします。今日は暑くなり熱中症にも注意だとか。とは言え来週から平年並みかそれ以下の気温になるとも言われていますので、皆さん、体調管理には十分に気を付けてください。さて、今日の昼間に何気なくテレビを見ていたら、報道ニュースで以下の事が紹介されていました。 米上院でUFO公聴会「説明不能」な2件の飛行動画をペンタゴンが公開 東スポWEB米上院で19日、〝UFO公聴会〟が開かれた...東スポWEB  確か2021年7月頃、世の中は新型コロナのパンデミックで騒がれている時、アメリカ国防総省(ペンタゴン)が未確認飛行物体の調査報告書を明かして、一部の界隈では結構な話題になっていました。アメリカでは1950年代から1960年代にかけて、アメリカ空軍が中心となってUFOの調査機関「プ...米上院で19日「UFO公聴会」が開かれた

  • UFO(UAP)について

    昨日は薄ら寒く、おもわずコタツを使ってしまいましたが、一転して今日は暑さを感じる陽気ですね。関東地方も一部では不安定な天候の様ですが、私が住んでいる場所では朝は薄曇りでしたが昼過ぎには日差しも出て気温がうなぎのぼりでした。今日は趣味関係で朝から出かけたりしてましたが、いま丁度暇な時間が出来たので、この時間で記事を更新したいと思います。今回は未確認飛行物体(UFO)、最近では未確認空中現象(UAP)とも呼ばれていますが、その事について書いてみたいと思います。 私は以前、このUFOの問題と一般的なオカルト(心霊やスピリチュアル等)の問題は別けて考えるべきだと考えていました。しかしながら最近では、この2つを別けて考えるのは少し難しい様に思えます。何故ならこの2つには、人間として共通の傾向性が見え隠れしているから...UFO(UAP)について

  • この現実世界について

    ようやく春らしくなってきましたが、「三寒四温」と言われるように、少し暑さを感じる日もあれば、少し寒さを感じる日もありますね。こういう時が一番体調を崩してしまうので、皆さんご自愛ください。中国から黄砂も飛んできているみたいなんで。さて、私達が日々「紛れもなく現実なのだ!」と疑うこと無く生きているこの現実世界(娑婆世界)について。近年は「仮想現実」とか「パラレルワールド」とか、様々な事が言われています。考えてみれば、例えば「デジャヴ」とか「心霊現象」で語られる様々不可思議な事、その外にも色々と理屈に合わない現象というのがある事から、こういった様々な理論が出て来ているのかもしれませんね。あと近年、科学の中の量子力学の世界で言われている「月は私達が見ているから存在する」という事や、「シュレーディンガーの猫」という...この現実世界について

  • 九識は常住だと思っています

    寝る前に少しだけ記事を書いておきます。「三世の生命観」という言葉が創価学会を中心にして語られています。でも創価学会では語るだけで、それを具体的に語る事はしていません。何故ならそれが明確に想定できていないからでしょう。創価学会では「現世利益」こそ重要であり、それにからんだ「生命観」は述べていても、法華経に基づいた生命観について思索もされていなければ、具体的な話すらしていません。池田氏も言ってましたよね。学会活動の功徳は広大で、それによってのみ三世永遠の幸福境涯を確立するんだ。なんて事。以前にあった学会の教学冊子「教学研究」では、例えばキュブラー・ロス女史の話や、ムーディ氏の話す欧米の「NDE(臨死体験学)」の一部を引用して考察らしきものをしてはいましたが、その冊子も私が高校生くらいまでの話であって、近年では...九識は常住だと思っています

  • 最近の選挙雑感

    今日は統一地方選挙の前半戦の投票日ですね。全国の創価学会の家族のうち、これまでの間、家人が家事を差し置き、仕事を差し置いて選挙に動き回っている家庭が多くあったのではないでしょうか。そして今日で終わりかと思いきや、後半戦もあるので、まだまだその家人は選挙で動き回る必要がある様です。本当に「お疲れ様」なこってすね。人生の時間なんて有限なものなんで、選挙以外にも広く様々な事に取り組んだ方が良いと思うし、仕事や家庭の事も沢山やる事があるのではありませんか?でもまあ、人はそれぞれの価値観で動くものなので、創価学会の価値観で人生を送る人は、それこそが「最上最高の人生の送り方」だと自負しているので、致し方ない事なのかもしれませんね。私の場合には、十数年前にその「カラクリ」に気付いてしまったんで、もうそんな事に大事な人生...最近の選挙雑感

  • 人間(じんかん)について

    今日も「戯言」の様な記事を書きます。最近、戦国時代関係の書籍を読んでいて「人間」という言葉を「じんかん」と呼ぶという事を知りました。かの織田信長が平家物語の「敦盛」の抄の一節、「人間五十年下天の内を比ぶれば夢幻の如くなり」という言葉を好み、良く舞っていたという話を聞いていましたが、これを私は「にんげん五十年」と読んでいました。でもこれは「じんかん五十年」という読み方なのかもしれませんね。「にんげん」と呼ぶのか、「じんかん」と呼ぶのかで、この敦盛の一節の意味合いも多少異なってくると思うのです。「にんげん」という場合には、自分自身がこの世界に生まれて、生きていても五十年。その間に自分は何を成し遂げる事が出来るのか、という感じになります。でもこれを「じんかん」と呼んだ場合、「じんかん」とは「人と人の間」、つまり...人間(じんかん)について

  • 何を信じているんでしょうか

    いま統一地方選挙もたけなわで、いよいよ終盤戦に突入しているようです。駅前では各候補者が夕方には演説会をしていて、昼間は住宅地内を遊説カーが候補者の名前を連呼して回っています。私の嫁は創価学会の活動家幹部をしていますが、ここ数日「緊急活動者会」だの「緊急地区部長会」だのが頻繁に開催され、仕事から帰宅した嫁は、休む間もなく会合や家庭訪問に飛び回っています。私が男子部時代(二十代から四十代始めまで)、創価学会は「広宣流布」という事を言っていました。この言葉は今の創価学会でも使っていますが、内容としては「法華経を広めて断絶させてはいけない」というものです。何故、法華経を広めるのか。それは鎌倉時代の日蓮が、法華経を広め題目を広める事で、安寧な社会にする事が出来るという事を言っていた事から、安寧で平和な社会にする為に...何を信じているんでしょうか

  • そういう年齢になってきている

    引用元:毎日新聞先日の高橋幸宏氏に続いて、先月(3/28)に坂本龍一氏も闘病の中で亡くなったという事を知りました。中咽頭ガンが寛解していたのに今度は直腸がんと肺がんを患われていたという事。先日、私も腎臓がんを患いましたので、けして他人事の様な気がしませんでした。また2月には創価学会で男子部時代の大先輩の急逝の報せを受けもしましたが、考えてみれば私もそういう年齢になってきたという事を、改めて実感しています。私の人生もあと何年なんだろうか。こればかりは誰も判りません。前にも書きましたが、二十代から三十代の時には、人生とはまだ長くあり、自分の人生もまだまだ時間的に余裕があると考えていました。でも先輩や、高橋幸宏氏や坂本龍一氏の様に、私が若い頃からの有名人の訃報に接する様になると、自分自身の人生の時間というのが有...そういう年齢になってきている

  • 五十代になり少し理解できた事

    昨日から今日にかけて、仕事で出張していました。この記事は仕事が終わり、飛行機で戻るまでの空き時間で書いています。この空き時間、先ほどまで法華経を読み返しながらホームページの記事を更新していましたが、最近こんな時間はあまりとってはいませんでした。昨年末に病を得てから、何かとやりたい事も多くなり、こういった思索する時間をあまりとらずに来ていたので、致し方ないのかもしれません。さて、この出張ですが、昨日の夜は男子部時代の後輩で、この出張先に引っ越しをしていたメンバーと久々に再開して、よる遅くまで酒を呑みながら様々な事を語らっていました。私は創価学会の組織の在り方や活動に見切りをつけて、既に十年以上経過をしています。しかし人生の四半世紀をその組織や活動に費やしてきたので、そこでも幾ばくかの良い人間関係を作る事も出...五十代になり少し理解できた事

  • 私達は何も理解できていないという現実

    さて、今日はとりとめの無い話を少し書きます。現在の科学では宇宙の大きさは138億光年あると言われています。1光年とは光の速度で1年間かかる距離を言いますが、これを距離で示すと9.461e+12キロメートルになります。まあ一言で言えば途方もない大きさです。では宇宙の大きさは本当にそれだけなのかと言えば、これはあくまでも観測可能な範囲であり、宇宙の大きさは本当の意味で解明されていないのです。では物質を構成している最小単位とは何か、今度は極微の事に視点を向けてみると、最近の科学では10e-34メートルの紐だと言われています。いわゆる「ひも理論」ですね。原子とは陽子と電子、中性子で構成されていますが、これらの大きさは極微であって、原子とは隙間だらけとされ、私たちの世界は「隙間だらけのスカスカ」と言われています。そ...私達は何も理解できていないという現実

  • 記憶と自我の考察

    このブログの記事更新、最近はかなり滞っていました。最近の私は仕事や趣味に軸足をかなり移していて、こちらのブログの更新にあまり力点を置いていませんでした。今の世界には様々な矛盾が渦巻いていますし、Twitterを覗いているとそんな事をひしひしと感じます。私が創価学会に若い時代注力してきたのは、こんな世界にするためでは無かったんですが、偶に若い時代を共に過ごした人たちと会話をすると、まったく同床異夢であった事を感じてしまうのです。日蓮が「三度国を諌めて用いなければ、国を捨て去る」という故事にならい、鎌倉の都を去ったのも、実は似たような感覚であったのかもしれないと、ふと思うこともあったりするのです。とまあ最近の心情を書くとこんな感じでしょうか。でも人生とか心の有り様と社会の姿、また自分がこの人生でどの様に生きて...記憶と自我の考察

  • 創価学会では選挙の季節満開ですね

    2月も半ばを過ぎて、陽気がすこし春めいて来ているように感じます。私の方は、日々の仕事と、あとは週末何をしようかと思案中なんですが、創価学会では統一地方選挙の活動真っ盛りのようですね。座談会や様々な会合も「大勝利」「完勝」という枕詞のついたものばかりで、内容はといえば「票を掻き集めて公明党議員の当選を勝ち取ろう!」ばかりやっています。この4月に実施される統一地方選挙ですが、内容は地方自治体や政令指定都市の市議会議員の選挙であり、内容はあくまでも地方に関わる選挙で、やれ道路がどうとか、身近な公共インフラ、そしてあくまでも地方行政に関わる選挙なのですが、やはり様々な政党が絡む事でもあるので、そこで出た結果というのは国政にも大きな影響を与えます。まあ端的に言えば、増税路線に舵を切り、防衛予算を増額している岸田政権...創価学会では選挙の季節満開ですね

  • 生きる事は手段ではない

    昨年末に入院、手術を受けたことで、私の中の人生の価値観が変化してしまいました。私は過去に創価学会で活動をしていた事はこのブログにも書いていますが、若い頃は「我が使命に生きるんだ!」なんて眞面目に考えていました。しかし今ではこの「使命」なんて言葉は陳腐な感じがします。とかく若い世代は「この世界に何のために生まれてきたのか」という事を自問自答します。そして自分が何をしたいのか、何をやりたいのかを悩んだりするものです。そしてその延長線上にこの「使命」とやらの言葉が出てくるのです。「使命」とは「命を使う」と書きます。その意味は「この世界に生まれてきた自分の命を使う」という事ですが、そこには常に「何のために使うのか」という事が、常について回ります。若い時分の私は、これを「広宣流布」という目的の為に使うと信じてきまし...生きる事は手段ではない

  • 地獄へ行くとか、輪廻転生があるとか無いとか

    久しぶりに記事を更新します。個人的な事で、以前にも少しこのブログで書いていますが、私は「怪談」というのが結構大好きなんですね。まあこの世界の不可思議さというのが、怪談を聞いていると、たまに垣間見る事が出来たりします。そんな怪談の中で、三木大雲師という日蓮宗の僧が話す怪談というのも結構好きだったりします。【怪談説法】ザ・ゲートホテル京都高瀬川イベント前編※説明欄にお知らせがございます【怪談説法】ザ・ゲートホテル京都高瀬川イベント後編※説明欄にお知らせがございますこの2つの怪談では、ある企業の管理者が体験した不可思議な事から、実はこの管理者が以前に部下を精神的に追い詰めた事により、その部下が自殺してしまい、そこから人を指導する側の在り方とか、輪廻転生の話とか、あとは死後の世界を信じない人のが垣間見た「地獄の入...地獄へ行くとか、輪廻転生があるとか無いとか

  • 「私」という事についての考察

    (参考イメージ:ミドルエッジから引用)このブログでも、過去に考察してきた事なんですが、記事を更新します。はたして「私」とは何者なのでしょうか。ふとそんな事を考えた事はありませんか?私の中にある遠い記憶には、今は既に八十歳を越えて施設で生活している母親がいますが、私が三歳の頃、当時住んでいたアパートの周辺にあった空き地で、母親に手を引かれて遊んでいる記憶があります。また幼稚園で教室の出入り口の引き戸が引っ張った際に外れてしまい、ガラスを割ってしまい、先生に叱られた記憶もあったりします。いや~、あの時は恥ずかしいやら情けないやらの感情を、今でも記憶しています。高校生の時には、当時、吹奏楽部をやっていましたが、心を寄せていた同級生の女子と一緒に帰り、途中に喫茶店に入った記憶もありますが、それは今思い出しても甘酸...「私」という事についての考察

  • 人生とは何かと不如意なもの

    最近、ふと思う事なんですが、人生とは実に不如意なものかもしれませんね。「不如意」とは「意のままにならない」という事で、自分で考えていた様な生き方をする事が難しいという意味で言っています。私は若い頃、イラストレーターになりたかったのです。これは紛れもない事実として。だから専門学校にも行きましたし、デザイン事務所にも若い時分、一時期ですが勤務をしていました。しかし今はというと、IT業界でエンジニアとして働き、そこで家族四人を何とか養ってきていて、間もなく定年が見えてくる歳になってしまいました。人生は不如意なものだというのは、このイラストレーターを諦めざるを得ない状況になった時に、身に染みて実感しました。でもそんな中で「後悔する生き方だけは避けよう」と自分自身で決めて、ここまで生きてきました。自分に子供が出来た...人生とは何かと不如意なもの

  • 日本国憲法についての雑感

    今日はもう少し書きたい事があるので、記事を更新します。さて皆さんは、この写真を見てどの様に思いますか?「日米同盟の絆の深さ」という事を感じますか?私には、日本がより「アメリカのポチ」とも言うべき立場を自ら強化したという風にしか感じないのです。今の日本では、真っ当な国防論議が出来ません。少しでも語ると「お前は日本が軍国主義化しても良いのか」とか「そんな軍国主義になる事を賛成するなら、まずはお前が戦場へ行け」という様な、あまりにも安直な意見ばかりが出て来てしまいます。また反軍事的な事を言えば「だったらC国から責められても良いのか!」「あまりにも現実を知らなすぎる!」という事を言われます。私は何も戦争賛成ではありません。できれば日本は平和であってほしいと願っています。誰が喜んで戦争したいと考えているのか。まあ、...日本国憲法についての雑感

  • 人生の終焉について思う事

    さて、私が昨年末から年明けに入院して手術を受けたことは、前の記事に書きましたが、ここ最近の医学の進歩というのを改めて実感しました。一昔前であれば、手術と言っても大きなキズが残るものが、ロボット支援の腹腔鏡下手術で小さなキズで済み、その分、社会復帰を短期間に遂げる事が出来ました。そんな年末年始を過ぎた頃、あのYMOの高橋幸宏さんが亡くなったという事を知りました。享年70歳。YMOと言えば私が中学生の時、テクノサウンドには大きな衝撃を受けて、当時の私はなけなしのお小遣いをはたいてYMOのアルバムカセットを購入して聞きました。このYMOの天才的なドラマーであった高橋さんが亡くなったニュースでは、様々な事を考えさせられました。そう言えばYMOの坂本龍一さんも、ガンで闘病生活をされていた事を聞いていまして、とうとう...人生の終焉について思う事

  • 人生七十五年かなと

    WALKINGTOURこの動画、知っている人はどれだけいますか?私がこの動画を始めてみたのは、もう二十年近く前の事かと記憶しています。確か結婚して直後、何かを切っ掛けに見つけた動画なんですよね。実は私の子供、明日は「二十歳の集い」とかに参加するんですが、もうそんな年齢になったんですよね。人生の時間というのは、とても早い物です。思い返すと、私がこの世界に生まれてから二十歳になるまで、とても長い時間かかったと記憶しているんですが、自分の子供の成長を見ていると、この「二十年間」というのは、当に走馬灯ではないのですが、あっという間に過ぎてしまったと感じているのです。子供が生まれた頃は、仕事も多忙でした。また創価学会の中でも青年部幹部をしていましたが、様々な事に疑問を持ち始め悩み始めていた頃だったのです。それまでは...人生七十五年かなと

  • 癌になっていました

    実は昨年の十月に、健康診断で癌(だとほぼ思われます)が見つかり、この年末年始にかけて、とある病院に入院して手術を受けていました。結果、どうやら初期の癌であったようで、医者からは綺麗に取りきれたという事を聞いています。また昨年末までの間は、この年末の手術へ向けて検査漬けの日々でしたが、これまでの検査結果として他の臓器などには転移は今の段階では見つかっていないという事でした。「浄名経・涅槃経には、病ある人仏になるべきよしとかれて候。病によりて道心はおこり候なり。」(妙心尼御前御返事)この御書については、若い時から良く読んでいましたが、今回の経験により、ここでいう「道心」という意味が、更に深く理解する事が出来たのが、何よりも幸いな事でした。癌というのは、実に厄介な病です。何故なら否応なしに自分自身が「死ぬ」とい...癌になっていました

  • このブログについて

    はじめまして。斉藤単己と申します。「単己」とは法華経の従地涌出品第十五の以下の言葉を元にしています。各六万恒河沙等の眷属を将いたり。況んや五万・四万・三万・二万・一万恒河沙等の眷属を将いたる者をや。(中略)況んや復単己にして遠離の行を楽えるをや。私は日蓮系の某巨大宗教団体で若い頃い活動をしていました。しかし四十代になってから、そこで教えられてきた事に疑問を持ち、自分なりに様々な事を調べ、学び、思考を続けてきたのです。結論から言えば、そこで学んだ事、教えられてきた事は、大きな「デタラメ」であり、組織のために「我田引用」した内容である事を理解しました。しかし残念な事ですが、そこの結論に達するまで十年以上の時間を要してしまったのです。この事は何もその某巨大教団に限った事ではありません。恐らく日蓮を語る教団の教え...このブログについて

  • 発迹顕本の考えかた

    「発迹顕本(ほっしゃくけんぼん)」という言葉を、私は創価学会で若い時に良く言われていました。それは「この世界に生まれてきた目的を果たす」という意味合いの言葉でしたが、これは今でも使っているのでしょうか。教学的に言えば、以前の創価学会では日蓮正宗と同じだったので、日蓮が弘安二年に大御本尊を書き顕した事が、日蓮の発迹顕本と言っていましたが、何やら2014年11月の会則改正による教義改正では、熱原の法難を見て、幕府に対して農民信徒が反抗し、そこで弾圧を受けて幾人か亡くなった姿を通して「民衆仏法が確立した事を知った」という事に変化しています。そもそも鎌倉時代には「民衆」という概念はなく、あっても「民草」であり、その人々が社会の実権者として躍り出るなんて事はありません。この辺りは先日までやっていた大河ドラマの「鎌倉...発迹顕本の考えかた

  • UFOとオカルトの境界

    昨日は知人家族が集まっての忘年会がありまして、久しぶりに沢山食べてしまった事から、激しい胃もたれにおそわれていました。いやはや年齢というのはどうにもならんもんですね。考えてみれば私も間もなく還暦に近づいている訳で、頭髪の薄さやら首辺りの皮のたるみが気に成ったりします。心の中は何時までも高校生のままなのですが、見た目や発想などが、やはり「年相応」という事になってきているのでしょう。自分の今までの人生の来し方について、想いを馳せる事が多くなりました。さてそんな中、前置きとは関係ないのですが、Youtubeを見ていると「チャネラー」なるモノの情報発信がとても多く見受けられてしまいます。これは恐らく私自身の閲覧履歴も関係しての事なんでしょうけどね。UFOとか異星人関係の話題というのは、世間ではいまだバラエティー部...UFOとオカルトの境界

  • 戸田会長の誤謬について

    (宗教チャンネル「蘭室の友」から参照)今回は創価学会のネタについて少し書いてみます。私は創価学会の活動を離れた時から、自分が信じて来た日蓮という人物、そしてその残した教えと共に、日蓮が大事な経典だと言っていた法華経について、訓読を利用しながら幾度かその内容を読んできました。法華経(鳩摩羅什漢訳「妙法蓮華経」)を幾度か読んでみると、なるほどそういう事なのか、という部分を見つけたり、また「広宣流布」を託されたのは地涌菩薩ではなく、宿王華菩薩である事など、創価学会では知る事も学ぶ事もなかった事実に幾つもめぐり合い、その度に驚いたり得心したりという事がありました。しかし創価学会の場合、この「法華経」を独自に読んでみる事や、その経典の内容を考察して語り合う事すら出来ない状況なのです。それは何故かと言えば、既に創価学...戸田会長の誤謬について

  • 人類に施されたプログラム

    幾度か紹介していますが、爬虫類種族「Lacerta」のインタビュー記事。個人的にはこの内容の全てを盲目的に信じることは出来ません。私は世に云う陰謀論とかは大好物ですが、それらを無条件に受け入れる事は出来ないのです。ただしこういった陰謀論とか、オカルトを「全部デッチ上げだろう」と無視するのは、それはそれで勿体ない気もしています。何故なら真実や最先端のテクノロジーとは、得てして初めはオカルト的に社会は見てしまうものですし、そういった情報の中に未来への萌芽というのは隠れているものです。恐らく中世ヨーロッパで、現在の天文学の知識を披露したなら、異端審問にかけられ社会からはつまみ出され、処刑されてしまうに違いありません。大事な事はこういう情報に踊らされることなく、自分の持ち合わせている知識や智慧により、必要な情報を...人類に施されたプログラム

  • フェルミのパラドクスについて

    さて、このブログでは異星人の問題について、過去にも幾つかの記事を書いてきました。第二次世界大戦以降、主にアメリカ等でUFOの目撃事例が続き、1950年代にはアメリカ空軍で調査機関「プロジェクト·ブルーブック」を立ち上げ、このUFO問題を調査しましたが、1960年代には「目撃報告の大半は、天体、気象現象を目撃者が見間違えたもの」と結論をまとめ、UFO問題は国防上、脅威では無いとしてプロジェクトを解散しました。しかし近年、アメリカ国防総省は未確認飛行物体を公式に認め、動画を公開して調査分析を再開するようです。これは大きな方向転換であり、ここではUAP(未確認空中現象)と呼びましたが、これにより、これから先の時代、UFOの話題は単なるオカルトやバラエティ番組の題材という事にはならないと思うのですが、いまだ世界で...フェルミのパラドクスについて

  • 真言亡国からの考察

    今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」はとても面白いですね。もう間もなく終わってしまいます。このドラマは鎌倉幕府二代目執権の北条義時が、伊豆の豪族の次男として生まれ、源頼朝の挙兵に従い戦う中で側近となり、頼朝死後に頭角を現して二代目執権になるまでの物語で、とても興味深く見ています。この北条義時を扱った大河ドラマには「草燃える」(昭和54年)が過去にありましたが、このドラマでは吾妻鏡を元にストーリーが構成されていたので、今回の「鎌倉殿の13人」とは異なり、何か淡々としていました。もともと北条義時に関する歴史の文献は少ないと言われており、明確な人物像が見えないとも言われていますが、今回の脚本家の三谷幸喜氏は、様々な歴史的な文献を用いながら、この北条義時像を作り上げ、今回の大河ドラマのストーリーを構成していて、私な...真言亡国からの考察

  • 人間五十年と詠われましたが

    「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり、一度生を享け、滅せぬもののあるべきか」 これは平家物語の「敦盛」の抄で、戦国大名である織田信長が好んで謡っていたと言われています。そしてその織田信長は享年49歳で、京都の本能寺で明智光秀により討ち取られたのは有名な話です。何故こんな話をするかと言えば、今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を見ているんですが、それと共に戦国時代の歴史モノについても最近読んでおり、丁度、織田信長から豊臣秀吉、そして徳川家康までの歴史について読み返しています。考えてみれば、武家社会というのは、鎌倉時代に始まって、江戸幕府の成立で完成したような感じで、要は400年近くかかったんですよね。安定するまで。その間、鎌倉時代もそうですが、室町時代(南北朝時代)から安土桃山時代の間、所々で社...人間五十年と詠われましたが

  • 四諦について思うこと

    最近、UFOだ何だの記事を書いていましたが、それ以外にも日々様々な事を考えています。今回は「四諦」という事について書いてみます。私は創価学会に長年に亘り活動をしていた事は、このブログの随所に書いてきました。この創価学会は、昭和の終わりまで日蓮正宗とも協調路線で進んできましたので、組織文化として同質なものを、この2つの宗教団体は持っています。 創価学会も日蓮正宗も、ともに仏教の宗教団体を自称していますが、教義としては仏教とは異なる「日蓮仏法」というものを信奉しています。一応、天台宗の教義を用いた内容を教えていますが、その上で求めているものが仏教とは異なり、創価学会に至っては近年、教義の変質も極まっていて、実態としては宗教団体というよりも、選挙宗教組織になっています。 日蓮正宗や創価学会では、尊ぶべき仏は日蓮...四諦について思うこと

  • UFOを見たことありますか?

    今回はUFOの事について記事を書きますが、皆さんの中でUFOを見たことがある人はいますか?私は三回ほど不可思議なものを見たことがあります。一度目は二十歳の頃、仕事から当時住んでいたアパートに帰り、用事が有ったので出かけようとしていると、部屋の窓、これは模様の入ったガラスだったのですが、そこから強烈な赤い光の玉が窓の外に浮いているのが見えました。その光の玉は、ゆっくりと横に動き、私の部屋の前までくると、そこからゆっくりと上の方へ上っていきました。私はあまりの異様さに動けなくなってしまいましたが、その光の玉が窓からみえなくなってから、外に出て確認しました。しかしもう赤い光の玉は消えていました。二回目は数年前のとある休日の夕方、タバコを吸おうと何気なく自宅二階のベランダに出て、ふと西の空を見たときに、夕焼けの西...UFOを見たことありますか?

  • 世界に不満や不安はあるけれど

    ご無沙汰しています。このブログを最近、本当に更新していない事を思いながら、偶には更新しておくか、という事で今回は記事を書いておきます。最近の私は趣味と仕事、仕事については詳細は省きますが、来年4月にサービスインする為に、急ピッチで進められている案件があるのですが、何故か派遣社員(でも下手な正社員より勤続年数があります)の私も関与する事になってしまい、平日は何かと本当にバタバタしています。だから仕事が終わった後は、日々ぐったりしていたりします。これはメンタル的な事柄が多いんですけどね。そして週末になると、やはり気分転換へと動いたりして、今月初めには友人と日光へ紅葉狩りへ行ったり、あとは家族で出かけたりとしているので、どうもブログの記事更新の頻度は下がっていたりするのです。ただそうは言いながらも、日々ニュース...世界に不満や不安はあるけれど

  • 最近考えていることについて

    このブログに対する更新頻度は以前と比べて落ちてきています。実は最近、私自身の中に「ある事」を切っ掛けとして、この世界に生まれでてきたこと、また二十年くらい先には、確実に私の身の上に降り掛かってくるであろう、人生の終焉でもある「死」という事について、今まで以上に真面目に考える日々が続いています。この「ある事」については、この先、少し落ち着いたときに、このブログで記事としてまとめてみたいと考えていますので、もう少し語るにはお時間を頂きたいと思います。 また私は四六時中、このブログに書いている事だけを考えているわけではなく、やはり家族との時間、仕事の時間、また最近では趣味の時間も取っていますので、必然的に、このブログの更新頻度も下がっています。 またブログ以外でも、ホームページを設けており、そちらで私自身の中に...最近考えていることについて

  • この世界は何気に狂い始めていないか

    今年も早いもので11月になりました。近年、ニュースなどを見ていると強く感じる事があります。それは「この世界の狂いっぷり」です。今年の初め、ロシアはウクライナに侵攻をしました。当初は約1か月で終わると言う予測もされていましたが、未だロシアとウクライナの間では戦争状態が続いていて、終わりが見えない状況です。このウクライナとロシアの紛争を切っ掛けにして、世界では半導体が不足しはじめ、いま私たちの生活の随所に影響が出て来ているのは周知の事実です。また穀物関係にしても不足していると言われています。その他、極東アジアに於いても中国の出方が注視されています。日本ではあまり報道されていませんが、中国国内の景気はけしていい方ではありません。景気が悪化すると、その先にあるのは「国家が行う最大の公共事業」である戦争です。これは...この世界は何気に狂い始めていないか

  • Twitterを止めました

    (公明新聞記事の引用画像)実はツィッターのアカウントを削除しました。理由はこの「侮辱罪」の厳罰化が10/1から施行されるという事もあり、リスクの高いSNSであるツィッターは止めた方が良いだろうと考えた事からです。「何故ツィッターがリスク高い」と考えたのか。それはツィッターの機能ではリツィートにより記事を引用する事が簡単に出来ますが、それとともに140文字という事から、やもすると「指が滑った」という感じで揶揄する言葉、批難する言葉を書き込んでしまう可能性が極めて高いと感じているからです。とても便利でかつ手軽に投稿できるツィッターなので、ブログ等の記事を書くよりも、「侮辱」に抵触するという事、そういったリスクが高いと経験値から感じています。また私のツィートも一万に近い投稿があり、過去の投稿内容を全て見直す事も...Twitterを止めました

  • 人生の正しい生き方について

    さて、人間五十年ほど生きてくれば、それなりに様々な経験を経るなかで、生き方というか自分の人生について、ある程度は見えてくるものです。これは何も傲り高ぶって言うことではなく、そういう事ではないかと最近になり思うようになってきたわけです。なぜこんな事を書くのかと言えば、先日、うちの嫁と何気ない話をしている中で、嫁から「正しい生き方って何だろう」という事を聞かれました。皆さんなら、この質問に対してどの様に答えますか?私は若いとき、四半世紀にわたり創価学会で活動をしてきて、そこでは常に「正法」「絶対正義」を教えられ、この創価学会と共に歩み広宣流布に邁進する生き方こそが、正しく満足の人生を送れる生き方だと言われてきました。だから私はその生き方をしようと、寝る間を惜しみ寸暇なく必死に活動をしてきました。しかし長年に渡...人生の正しい生き方について

  • 業因業果論について

    私は仏教を学ぶ切っ掛けを創価学会で得ました。しかしその創価学会の活動に違和感を覚え、組織の中で自分が今の組織に感じた事を意見として主張したところ、簡単に言えば組織的にはハブされた形になり、そこから創価学会の活動を離れたのです、そして活動を離れた後、様々な仏教関連の事を独自に学んだところ、創価学会で教えられた仏教の教義というのは、かなり捻じ曲げられていて、実は創価学会は仏教のラッピングをしていますが、中身は別物であったという結論に達して現在に至ります。今回はその創価学会で教えられる「業因業果論」について、少し私が考えた事を書いてみます。お時間のある方はお付き合い下さい。◆日蓮仏法の「因果論」さて、創価学会を始め日蓮正宗、顕正会の教義が果たして日蓮の教えを正確に伝承しているかどうか、そこは私は解りません。何故...業因業果論について

  • この世界について想う事

    久しぶりにこのブログを更新します。最近の日本では「統一教会」と自民党議員との関係性で大騒ぎしています。それ以外でも安倍元総理の「国葬」でも揉めていたり、あとは新型コロナ禍も世界的に「ウィズコロナ」へと舵を取る中、日本だけは5類に落とす事への検討を止めつつ、国外からの入国規制を緩和するという、まるで「矛盾」を絵に描いた様な対応をしています。それ以外にも私は創価学会に関与していたので書きますが、熊野議員のセクハラ問題で、被害者である女性(恐らく創価学会の女性部)からの告発について、当事者である熊野議員は「緊急入院・面会謝絶」の状況となっていますが、何でも熊野議員の家族は件の女性に対する法的対処を検討するとか、この不祥事をすっぱ抜いた文春社に対して公明党が訴訟をするとか、一体何を考えているのかという事が起きてい...この世界について想う事

  • 新型コロナ禍についての再考

    WHO(世界保健機関)がまとめた今月14日までの1週間の新型コロナウィルスの感染状況によると、日本は新規感染者数が4週連続で世界で最もおおくなったほか、死者数が1600人を超え、アメリカに次いで世界で2番目に多くなったと言われています。この事で各マスコミのワイドショーなどでも医療ひっ迫と併せて危機感を煽る様な内容を連日報道していますが、この段階で私が感じている事を、今回少し記事にしてみます。◆PCR検査についての疑念まず感染者を見分ける方法として、現在もPCR検査による陽性者数を基準にしています。しかしPCR検査は新型コロナだけではなく、風邪やインフルエンザ等の「他のコロナウィルス」にも反応してしまう事は昨年から指摘されている事です。また抗原キットで陽性となった事で、感染者と判断されてしまいますが、こちら...新型コロナ禍についての再考

  • 神とか仏とか

    いや~、今年も酷暑の季節が到来しました。昼のワイドショーを少し見ていましたが、気象関係では「観測史上初」という単語を耳にします。でもこの言葉、何だか毎年言っていませんか?そうであればここ十年位の間の気候変動が、過去類例を見ないほど大きくなっているという事を暗に示していますよね。この酷暑期間が始まり、個人的に気になっているのが、水瓶の問題。都心の水を確保しているダムとかは問題ないのでしょうか。また農作物への心配もあって、秋以降の野菜の値段など、急騰する事は無いのでしょうか。 今の日本に対しては、本当に様々な事が個人的に気になってしまうのです。  そんな話題は脇に置いといて。ここ最近の国内の話題は「統一教会と自民党繋がり」「宗教と政治の関係」が多いですが、これは恐らく日本人にとっては一過性の事なんでしょう。以...神とか仏とか

  • 折伏精神なんて無駄だと思うな

    安倍元総理が襲撃され、その原因になっていた事が「統一教会」であった事から、ここ最近では政治と宗教という関係性が世間では取りざたされる様になりました。政治と宗教と言えば、いわずと「創価学会・公明党」の関係も取りざたされる事になり、ツィッターなどではその関係のやり取りも結構見えたりします。.こういうやり取りも、互いに意見を交わし合えるのであれば、それはそれで実りあるものになると思うのですが、政治が絡むと中々こういう事は対話に成り得ない事があります。いわゆる飲み屋などでタブーとされる話題として「野球」「政治」「宗教」があるのですが、この話題はそのうち政治と宗教に絡むので、やはり一筋縄では行きません。特に日蓮系の宗教(創価学会もそうですが、顕正会や日蓮正宗など)では、「折伏」なんて考え方があるので、引く事なく相手...折伏精神なんて無駄だと思うな

  • 日本の神の概念から考える事

    ここ最近の話題で、安倍元総理の葬儀を国葬にすべきか、そうでないかという事があります。私個人の意見で言えば、今の状況、これは統一教会との関係性や、そもそも森友・加計学園の問題もありますので、国葬をして祭り上げられ、結果としてこういった問題そのものへの言論が封殺される可能性も考えられるので、国葬には反対(国葬への必要性を感じません)です。よく諸外国からの弔問も多く、元総理は評価されているからという事で、国葬の必要性を述べる人もいますが、そんな外国の意見以前に、日本社会として国葬にする意味を考えるべきだと考えています。これは私のTwitterでは書いている事ですが、日本人精神構造には「判官贔屓」というものがあります。この語源は「判官」とは源義経を指しますが、簡単に言えば「死者には鞭を打たない」という事と、やもす...日本の神の概念から考える事

  • 月面着陸の有無について

    偶にはタグに基づいて記事を書いてみたいと思います。いま陰謀論の巷では「アポロは月に行ったのか」「アポロは月に実は言ってない」という話があったりします。まあ普通の人であれば、アメリカが行ったアポロの月面着陸はあったと考えるのが普通であり、この陰謀論の言うところの「アポロは月に行ってない」という話は歯牙にもかけないでしょう。確かにアポロが月に行ったときに設置した、距離観測用のレーザー反射板も地上から大望遠鏡で確認されているし、やはりアポロで人類は月面に到達したのは間違いないと、私は考えています。ただそうは言っても「月面に到達していない派」が主張するように、不可思議な事も多々あります。一つは地球を取り巻く高放射線帯域の「バン・アレン帯」を、あの月面に向かった宇宙船の外壁だけで宇宙飛行士を防護出来るのかという話も...月面着陸の有無について

  • 人生すべからく塞翁が馬

    一旦は「梅雨明け」と言われましたが、ここ最近は梅雨に逆戻りしたような天候が続いています。欧州ではスペインで最高気温が45度とか、イギリスでは空調設備が完備していない家庭もあって、40度という異常な熱波に襲われている中で、死者も既に650人を越えているとか聞きました。この熱波で山火事も起きているようで、大変な状況の様です。日本国内では対馬で線上降水帯が見られ、それが九州方面にも移動していて、集中豪雨が起きているようです。また先日、私も関東山沿いのとある地域に遊びで出掛けたのですが、道路が最近の集中豪雨で落石があったようで、幹線道路が通行止めとなり、他の峠道を迂回させられました。確実に地球の気象は変化していますね。もう過去の世界ではないのでしょう、今の世界というのは。そんな風に感じています。日蓮正宗や創価学会...人生すべからく塞翁が馬

  • 参議院選挙が終わり雑感

    昨日までの参議院選挙が終わり、その結果があらあら出ました。結果としては自民党が議席を増やし、与党の公明党は一議席減らしました。また公明党は選挙前には800万票獲得を目指すと豪語していましたが、蓋を開けたら618万票と、下落傾向に全く歯止めをかけられていません。ただ自公連立与党としては、依然として過半数占める結果となりました。  一方の野党では立憲民主、共産、国民が議席を減らしましたが、その分、維新やれいわ新撰組は議席を増やすことが出来ました。 また投票率でみれば、前回(三年前)の参議院選挙より上昇したと言われています。しかし投票日直前に起きた安部元総理の襲撃事件も、この投票率の上昇に一役買っている可能性もあるので、ここは単に投票率上がった事を個人的には評価出来ずにいます。 さて、今回のこの選挙結果を果たし...参議院選挙が終わり雑感

  • 安倍元総理が殺害された社会

    一昨日(2022/07/09)の事、安倍元総理が遊説先で、暴漢により射殺されました。それ以降、各社テレビではその事件一色の報道となり、この事件に関係なく淡々と番組を放送していたのは、この関東方面ではテレビ東京だけという状況。確かに安倍元総理は長期に政権を率いていて、近年稀に見る宰相で会った事は間違いありません。今回の安倍元総理の殺害は、明らかなテロ行為です。歴史を振り返ると過去にテロ行為がその社会を悪化させた事はあっても、いい方向に持っていった事は一つもありません。だから今回のテロ行為については真相解明と共に、社会から徹底して非難されるべき行為です。今回の安倍元総理襲撃の件について、堀江氏は以下の持論を展開しています。 堀江貴文さん『アベガー達の存在も大きい』安倍晋三元首相銃撃事件の裏にネットの影響力もあ...安倍元総理が殺害された社会

  • この世界に対して想うこと

    本日、関東・甲信越方面は梅雨明けしたと「みられる」という気象庁の発表がありました。私の学生時代は梅雨明けが待ち遠しかったものですが、近年では夏が「酷暑」の季節となり、待ち遠しいというよりも、我慢の季節の到来を告げている感じがします。 しかまだ六月後半だといのに、早すぎますよね。関東方面の水瓶状況は大丈夫なのでしょうか。 私が子供の時なんて夏の気温は28度位でした。30度を越えると猛暑日と呼んでいましたが、今日の昼間の外気温は35度を気温計は指しています。エアコン無しでは自殺行為に等しいですよね。熱中症による搬送多いみたいですが、皆さん、くれぐれも体調管理には気を付けてください。 さて、今日はこんな酷暑に茹だる陽気の中、誠に答えなんて無い事について書いてみます。 唐突ですが、皆さんはこの宇宙の大きさについて...この世界に対して想うこと

  • 南無妙法蓮華経の意義(現段階の解釈)

    ちょっと今日は寂しい話を聞きました。それは私が男子部時代、一緒に活動していた同年代の知人が、実は10年ほど前に既に亡くなっていたという話を聞いたのです。私が二十歳の頃、一緒に男子部班長として活動し、共に大きな学会イベントで参加者として演目にも出演し、その後も共に活動をしていた友人です。今から十数年前に、家族で他の地域に引っ越した事は聞いていたのですが、その後、病で亡くなったそうです。またその母親も真面目に学会の信心をしていたのですが、この息子の後を追う形で間もなく亡くなってしまい、兄弟も離れ離れとなり、今では父親だけがひっそりと暮らしているそうです。創価学会ってさ、信心真面目にやれば「絶対的幸福境涯になれる」なんて言ってなかたっけ?この知人家族もそうですが、真面目に創価学会の信心をやって来た人達の中には、...南無妙法蓮華経の意義(現段階の解釈)

  • 今の日本に対して重要な観点

    ネットの一部界隈では、公明党参議院選挙の東京ブロックの名簿にあった人物の「無修正動画アップ」の事で盛り上がっています。公明党では早速、名簿から当人を削除してクビにしたようで、これにより、支援者の学会員などは「個人の問題」「適正速度感もって対応した」と安堵し、更なる集票活動に邁進しているようです。私は公明党もそうですが、そもそも母体の創価学会には、問題が発覚しても蓋をするだけで、その組織の根底に根付いている「組織文化」や、それに起因する様々な問題には目を向けないので、こういった事はこれからも発生すると考えています。ここ二~三十年で起き続けていたことが、今後は起きないなんてありえません。まだまだこれからも様々な事が出てくることでしょう。遠山氏の問題が起きてから、まだ間もないのにこんな問題が。しかも創価大学卒業...今の日本に対して重要な観点

  • パラダイムシフトの時代i

    ちょっとこのブログの更新に間が開いていました。日々の仕事も去ることながら、最近始めた趣味に関連して、Youtubeで関連チャンネルを見ていたり、Amazonでモノを物色していたりと、そんな事を日々やっていて、このブログの記事の更新がお座なりになっていました。でも悲しい性で思索を止めていた訳ではありません。思うに現代社会というのは、様々なモノや情報が溢れ、そういう事に埋没してしまうと世事の事に思いを巡らす事というのは中々難しいのかもしれません。幸いにして私の場合には、思索するネタは山ほどありますので、そんな中でも思索を止めるという事は無いのです。さて今日は「パラダイムシフト」という事について、少し考えた事を記事として書いてみたいと思います、お時間のある方はお付き合い下さい。◆パラダイムシフトという言葉につい...パラダイムシフトの時代i

  • 日本の未来はあるのかな

    昨日はアンチ創価の多くが思索の根問いをしていないと言う事について書きました。この傾向は創価学会関係者だけではなく、広く考えると今の日本社会全般にも当てはまる事だと私は考えています。アーノルド・トインビー博士の有名な言葉、これは私のTwitterで引用しましたが、以下の様な言葉がありました。①自国の歴史を忘れた民族は滅びる②すべての価値を物やお金に置き換え心の価値を見失った民族は滅びる③理想を失った民族は滅びるこれは当に今の日本社会を表していませんか?自国の歴史。今の日本人で自国の歴史を語れる人は、いったいどれだけいるのでしょうか。確かに神代の歴史までを学べなんて事は言いません。そこまで行くと神話の世界で、今の私達からすればかなり荒唐無稽な話に思えます。しかしせめて飛鳥時代あたりから、特に江戸末期以降の近代...日本の未来はあるのかな

  • アンチ創価と屹立について

    まあ、あんまり書いてみても致し方なしの事だとは思うのですが、やはり少し書いておきたいなと言うことがあって、今回記事を更新します。最近、仕事もそうですが趣味系でもハマっている事があって、ついついこちらの記事更新もお座なりにしていました。なにせ私の人生も、残り時間は二十年程と覚悟しているので、やはり極力やりたい事は、体力があって出来るうちにやっておきたいと思いまして、趣味系にも没頭し始めています。さて、本日Twitterで以下の方の発言を最近見て、「あれ?」と感じました。確かこの人はアンチ創価の人で、界隈ではそれなりに有名な人ですよね。そして「自活」と語らっては、結構活発に組織からスピンアウトした人達を集めて「自活座談会」なんて事もやっていた人ではありませんか。この人の過去の発言では、信濃町執行部を批判し、安...アンチ創価と屹立について

  • 宗教の根深さを感じる今日このごろ

    今朝のニュース番組で、今年は梅雨入りが遅れ、なおかつ梅雨明けも早まるという予報だと聞きました。「梅雨の時期が圧縮されたような感じ」と言っていましたが、要は気候が変わってきているんですよね。私の周囲でも最近の日本は、春と秋の季節が無くなってきている、という話を耳にします。これは気候の二極化が進んでいるとも云うべき事なんでしょうか。そしてこの気候変動は、単に炭酸ガスなど人類由来の原因だけではなく、地球の地軸の傾きや、太陽活動といったいわゆる宇宙気候に原因があるのではないでしょうか。考えてみれば炭酸ガスによる温室効果、またそれによる気候変動を信じるというのは、人類の驕りではないかとも思うのですが。さて今回は「宗教の根深さ」について、少し思うところを書いてみます。過去にカール-マルクスは「宗教は阿片である」という事を言...宗教の根深さを感じる今日このごろ

  • 人はいずれこの世界と別れるもの

    久しぶりにブログ記事を更新します。Twitterにも少し書きましたが、最近趣味関係に没頭したりしていたので、ついついこちらのブログ記事の更新をお座なりにしてしまいました。この趣味ですが、あまり細かく書くと「身バレ」してしまう事にもなりかねないので、詳細は省きますが、この年齢になってきて正直体力の衰えも感じ始めています。まだヨボヨボという事では無いのですが、やはり三十代や四十代とは、この五十代という年齢は異なります。だから今のうちに出来ることはやっておきたいと思い、趣味の事をコチョコチョと始めました。私の実父は十数年前に鬼籍に入ったことは、以前にもこのブログには書きました。実母は存命ですが、やはり年齢的にも後期高齢者の部類に入り、何かと生活面で支障を来す事もあるので、いまは介護施設に入ってもらっています。ただ本人...人はいずれこの世界と別れるもの

  • 隠謀論について

    仕事がちょうど間隙期間で、在宅勤務でも結構余裕があるのでノンビリしています。そんななかですが、最近ネットで出ていたのが新型コロナワクチン接種の副反応で死者が1300人を越えているという報道でした。コロナワクチン接種直後に死亡は1300人超割り切れぬ遺族の思い:東京新聞TOKYOWeb国民の7割超が新型コロナウイルスのワクチン接種を2回終え、国は3回目の接種に向けて動く。心配なのは副反応だ。これまでの接種で発熱や倦怠...東京新聞TOKYOWeb 報道で出されているという事は、恐らく実態としてはその数倍の副反応による被害あってもおかしくないという事になりますが、これは実に大きな問題です。世間では「デマ情報」と思われていたりしていますが、国が主体となり接種を進めたワクチンで、これだけの死者が出ているというのは、従来...隠謀論について

  • 宗教の種別について

    土日の休みは直ぐに終わってしまいます。最近は趣味に興じたり、本を読んだりと、休みはノンビリ過ごしていますが、たまに二十代から三十代の土日の事を思い出したりします。私の若い頃は創価学会と共にありましたので、土日は殆ど家に居ることはありませんでしたし、会合や学会活動に忙殺されていた日々でした。それが良いのか悪いのかは置いといて、平日は仕事+学会活動、土日はフル学会活動。そして男子部で部長をやってからは、日曜日の深夜まで会合や打ち合わせという予定が入っていたのです。それに比べると、これほど自分の時間が取れているのは贅沢な事だと、ふと思いますが、当時の仲間たちの多くは、男子部時代と同様に、今も王城会だ会合だと未だに忙殺されているようです。恐らく学会活動に忙殺されていることが、生涯青年という事なのでしょう。さて、最近読ん...宗教の種別について

  • 仏教にある死生観について

    先日は「キザー・ゴータミーの説話」について書いてみました。「死」について狼狽し苦悩する女性に対して、釈迦は巧みな教導でその苦悩する女性を、死の本質を理解する事に導いたのです。私の父親は既に十数年前に鬼籍に入りました。母親は未だ健在ですが、そう遠くない日には鬼籍に入っていくでしょう。私自身もあと二十年から三十年以内には、恐らく骨壺中に入ってしまいます。そしてこれ等の事は生きていれば逃れることの出来ない事なのです。現代社会はある意味で、徹底して「生と死」が分離されている社会です。私が過去に両親から聞いたのは、昭和二十年代の地方では、子供が生まれるのは病院でしたが、親族の看取りや葬儀は家で行われていたと聞きました。しかし現代に於いて、これは住居事情もありますが、多くの人は病院で亡くなり、その葬儀は専門の葬儀場で行われ...仏教にある死生観について

  • キサー・ゴータミーの話に思う

    久しぶりに記事を更新します。このゴールデン・ウイークは、皆さん如何お過ごしでしたか?私は友人とデイキャンプに行ったり、家族と出掛けたりしてまして、ここ数年内の中では一番動き回った連休でした。でもその為か、今週から仕事を再開したのですが、未だに休み疲れが抜けきれていません。今週は仕事のリハビリ期間として、適当に仕事をこなすことにしています。さて、今朝方(5/11)のニュースで報道されていましたが、ダチョウ倶楽部の上島竜兵氏が亡くなったそうです。享年61歳。今の時代からしたらまだお若い年齢かと思いますが亡くなられました。人は何時この世界から去るのかは、誰人も予想し得ない事なんですが、必ず亡くなってしまう存在だと言うことを改めて考えさせられます。仏教ではこの世界は苦悩の世界だと説いていまして、それは四苦八苦と言ってい...キサー・ゴータミーの話に思う

  • 憲法記念日に思う事

    このゴールデンウイークは結構ノンビリ過ごさせて貰ってます。職場からも有給休暇取得を勧められている事もあって十連休を取り、日々好き勝手に生活しています。しかし世界に目を向けると、ウクライナ紛争の先行きが全く見えず。一部では先日、キーウ(キエフ)のアメリカ大使館が再開されたとの報道もあり、それはアメリカが第三次世界大戦を視野に入れ始め、その情報収集をする為の大使館再開とも言われています。日本で生活していると、今のウクライナ紛争が第三次世界大戦に繋がるという実感がイマイチ持てないのですが、ヨーロッパを中心にして、その危険性が高まり始めているという認識なのかもしれません。もしロシアがウクライナに対して化学兵器か核兵器を使用したら、第三次世界大戦になるとも言われていますが、それ以外にも中国が極東アジアで台湾に軍事侵攻をし...憲法記念日に思う事

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