起業を煽るが、「値切る客は悪い客だから売るな!」と起業する事にとっては最悪の行為である『自分の意に沿わぬ客を悪者と詰る』と『客を選り好みする』という起業を潰す提言をするコメンテイターが、また『意に沿わぬ者は切り捨てろ!』の主張を叫んでいるよ。 それは、『値切るなど(起業者である)自分の意に沿わぬ客は悪い客なので売るな!』と客を選り好みしたり、『ITやAIを拒絶する奴に配慮する必要などなく、見捨てるべき...
このブログは、筆者の『オチャメ』な日本全国各地への探勝・訪問・体験記です。 鉄道駅での思い出や、山や滝をめぐるバックパック旅がメインです
『ネームトレイン』 第54回 伊豆東京から伊豆の温泉地を結ぶ観光急行【伊豆】※『国鉄急行列車《東日本編》』廣田尚敬 著 より 急行【伊豆】 ・・ 1953年3月15日に、湘南型の80系電車を使用した準急〔伊豆〕として東京~伊東・修善寺で運転を開始している。 この列車は準急〔あまぎ〕を改称したものであるが、末期は【あまぎ】は特急列車に格上げされている。 急行に格上げされた【伊豆】は、特急【あまぎ】に格上げされ...
ネット批評家に言わせると、ワテのようなのは無能の典型例で、組織にとってはムダな給料を払わされる不要な奴なのだそうた。 それは、ワテのような考え方や行動は、会社全体にとって悪害をもたらすそうで、それを理解しないから徹底的に頭が悪く、何をやっても必ず失敗する奴なのだとの烙印を押している。でも、こういうネット批評家の主張を見ると、会社経営者にばかり都合のいい事を書き並べている。そして奴らの素性を見ると、...
『日本百景』 冬 第577回 厳冬期の北八ヶ岳・その4(天狗岳・下山)〔長野県〕東西で対照的な山容を魅せる異質な双耳峰・天狗岳 北八ヶ岳・天狗岳 きたやつがたけ・てんぐたけ (八ヶ岳中信高原国定公園)八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳・北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。 山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれた双耳峰で、西天狗岳と東天狗岳と呼ばれている。山名の由来と...
『路線の思い出』 第552回 留萌本線・北秩父別駅 〔北海道〕ブルーモーメントの空とカクテルライトに照らされてほのか色に輝く北秩父別駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 運行本数 深川~石狩沼田 14.4km 170 / 937 7往復 ※ 廃...
岬めぐり・・ 日ノ出岬展望櫓があるだけで全く観光地化されていなかった40年前の日ノ出岬 日ノ出岬 ひのでみさき雄武と興部の間にあるオホーツク海に少し飛び出した岬で、岬の名の通りオホーツク海から昇る朝日を望む名所である事は元より、高い緯度の北海道の広大な水平線ゆえに初夏から夏にかけてはオホーツク海に沈む夕陽も望む事ができるとの事である。現在はガラス張りの展望ゲストハウス『ラ・ルーナ』が建っている...
廃線鉄道 第119回 山鹿温泉鉄道 〔熊本県〕山鹿駅の駅名標※『山鹿温泉鉄道 田尻弘行 著』より山鹿温泉鉄道(やまがおんせんてつどう)は、かつて熊本県鹿本郡植木町(現・熊本市)の植木と、同県山鹿市の山鹿の間を通っていた鉄道路線及び、その運営事業者である。 当初の名称は、山鹿町の郡名の『鹿本郡』から鹿本鉄道(かもとてつどう)と称していた。歴史のある湯治場として知られる山鹿温泉※『山鹿温泉観光組合』より...
『路線の思い出』 第551回 氷見線・雨晴駅 〔富山県〕ひっそりとした佇まいの冬の雨晴駅舎《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’21) 高岡~氷見 16.5km 2051 / 463 運行本数(’24)高岡~氷見 18往復(概ね上下ともラッシュ時毎時2本...
『日本百景』 冬 第576回 厳冬期の北八ヶ岳・その(縞枯山~高見石)〔長野県〕高見石の岩の上に立ち上州の山々の暮れ情景を望む 高見石 たかみいし (八ヶ岳中信高原国定公園)北八ヶ岳山域の白駒池からほど近い場所にある小ピークで、北八ヶ岳随一の展望台として親しまれている。 山頂にある岩が高見石と呼ばれ、眼下に見える白駒池をはじめ、八ヶ岳の眺望、北アルプスなどが広がる。 また、暮れる直前の時間帯には、...
『ネームトレイン』 第53回 志摩さよなら志摩号・記念急行券※『Yahoo!オークション』より 急行【志摩】 ・・ 1961年3月に鳥羽~南紀勝浦の準急としてネームデビューした列車であるが、2年後の1963年10月のダイヤ改正での列車相互の列車名交換によって、従来の鳥羽~南紀勝浦が準急〔なぎさ〕に、京都~鳥羽の準急〔鳥羽〕が〔志摩〕に改称されている。 その後、1961年3月の国鉄当局による列車種別の見直し(料金制度の...
『路線の思い出』 第550回 釧網本線・茅沼駅 〔北海道〕無人駅を想定して改築されたログハウスの茅沼駅舎《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’15) 網走~東釧路 166.2km 513 / 583 運行本数(’23) 網走~釧路 5往復(内 快速1往復) 網走~知床...
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起業を煽るが、「値切る客は悪い客だから売るな!」と起業する事にとっては最悪の行為である『自分の意に沿わぬ客を悪者と詰る』と『客を選り好みする』という起業を潰す提言をするコメンテイターが、また『意に沿わぬ者は切り捨てろ!』の主張を叫んでいるよ。 それは、『値切るなど(起業者である)自分の意に沿わぬ客は悪い客なので売るな!』と客を選り好みしたり、『ITやAIを拒絶する奴に配慮する必要などなく、見捨てるべき...
『ネームトレイン』 第70回 美保旧餘部鉄橋を渡る急行【美保】※『山陰本線の優等列車』より 急行【美保】 ・・ 1962年12月に鳥取~境港で運行を開始した準急列車が出自の列車である。 当時の蒸気機関からディーゼル内燃機関への切り替えが進んだ動力革命の真っただ中で、国鉄も無煙化の方針の下に次々と蒸気機関車から運転の自在が利き、なおかつ速度も倍近く早くなった気動車に切り替えていた中で誕生した多くの優等...
『日本百景』 春 第609回 春浅き抜海の丘 〔北海道〕春先の抜海駅何度も壁が改装されて継ぎはぎが目立つようになっていた 抜海駅 ばっかいえき北海道(宗谷総合振興局)稚内市抜海村字クトネベツにあるJR北海道・宗谷本線の駅である。 当記事公開の9日前の2025年3月15日に、同日施行のダイヤ改正により利用客極小として駅廃止となっている。 駅廃止時点で無人駅で、また木造の駅舎を有する駅としては日本最北に位...
『路線の思い出』 第582回 宗谷本線・南幌延駅 〔北海道〕南幌延駅の駅名標と凍りついた板張りホーム《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’23) 旭川~稚内 259.4km 252 / 1122 ※ 名寄~稚内の数値 運行本数〔音威子府~稚内〕(’25)...
『副業と起業と投資 その1』で起業と投資の事を語った(ほとんどが株式投資の事について考察した『投資』だけど)ので、その2のこの記事では、副業について語るとしようか。そして、最後に副業。 ネットで副業を勧めるコメンテイターはほとんどいないっていうか、ほとんどが否定的だけど、1番敷居が低くてやり方次第では、ワテのような天下御免の無能な奴でもそれなりに稼ぐ事ができたりするけど、否定するコメンテイターが言う...
よも”ヤマ”話 第232話 荒天の七ッ沼カール 〔北海道〕 '99・ 7日高・幌尻岳 2052m(3度目の登頂)幌尻岳の肩より望む蒼い宝石・七ッ沼カール 七ッ沼カール ななつぬまかーる (日高山脈襟裳国定公園)日高の主峰・幌尻岳周辺には山体上部に第四紀の氷期に形成されたカールが認められ、2007年に『幌尻岳の七ッ沼カール』として日本の地質百選に選定されている。 ナキウサギ、クマゲラなどが生息している大自然のおり...
廃線鉄道 第135回 南部鉄道 〔青森県〕南部鉄道の社章※ ウィキペディア画像を拝借南部鉄道(なんぶてつどう)は、かつて青森県八戸市の尻内(現在の八戸)から西方にある三戸郡五戸町の五戸との間を結んでいた鉄道路線及び、その運営会社である。 昭和初期に開業し、将来的には秋田県内の毛馬内(現在の十和田南)への延伸や、さらに種差海岸へ延長計画のほか、三戸町や十和田市・東北町への延伸構想もあったものの、資金...
『日本百景』 冬 第608回 福貴野滝 〔大分県〕『宇佐三滝』の一つであるが落差が最も小さく『小滝』と呼ばれる福貴野滝 福貴野滝 ふきのたき (耶馬日田英彦山国定公園)大分県宇佐市安心院町福貴野にある滝で、西椎屋ノ滝・東椎屋ノ滝と共に『宇佐の三滝』と称される名瀑である。 国の名勝・耶馬渓の指定範囲(耶馬日田英彦山国定公園にも指定されている)に含まれている。水量・迫力・神秘性では百名滝に指定され...
『路線の思い出』 第581回 指宿枕崎線・薩摩川尻駅 〔鹿児島県〕壊されたのか待合所に椅子さえなかった庇のみの駅・薩摩川尻※ ウィキペディア画像を拝借《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 鹿児島中央~枕崎 87.9km ...
『ネームトレイン』 第69回 りょうもう【りょうもう】が特急に格上げされた前年に投入された250系※ ウィキペディア画像を拝借 特急【りょうもう】 ・・ 東武鉄道が主に浅草~赤城を伊勢崎線・桐生線経由で運行する特急列車の愛称である。 列車名は、東京と両毛地区(群馬県と栃木県の県境エリア)を結ぶ事に由来している。 新系列の特急車両で『リバティ』の愛称がつけられている500系電車を使用して運行されている...
よも”ヤマ”話 第231話 十勝連峰~トムラウシ逆縦走・その4(トムラウシ日本庭園~下山)〔北海道〕 '99・ 7化雲岳 1954m(3度目の登頂)、小化雲岳 1925m(3度目の登頂)花・露岩・池塘・・庭園を美しく飾る真にカムイミンタラたる情景 カムイミンタラ かむいみんたら (大雪山国立公園)カムイミンタラとは、アイヌ語で『神遊びの庭』と訳される大雪山の別称である。 豪雪と極寒の厳しい自然条件下を耐え抜いた大雪山の...
一応であるが、やって5年(最初の2年近くは休眠状態だったので、実質は3年半)である程度の結果(年収で3.5倍アップの1350万、但しウチ600万は右から左なので実質は手取りで730万、手取りでも2.2倍)を出したワテが言える事であるが、副業は職種とやり方次第では儲かるが、起業は一個人にはリスクと負担が大き過ぎて上手く立ち行かないケースが多々考えられるからやめておいた方が無難だと思うし、不労所得を謳う株式投資はやって...
『路線の思い出』 第580回 根室本線・東滝川駅 〔北海道〕ごく普通の郊外の駅なのに利用者が日に1人ほどしかおらず駅廃止が確定した東滝川駅《路線データ》根室本線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 滝川~富良野・新得~根室 362.1km 384 / 1354 ...
『日本百景』 冬 第607回 クッチャロ湖・冬 再び 〔北海道〕冬の凍結したクッチャロ湖に舞い降りるハクチョウ達 クッチャロ湖 くっちゃろこ (北オホーツク道立自然公園)北海道北部の宗谷総合振興局管内枝幸郡浜頓別町に存在する周囲約27 kmの汽水湖である。 『だいどうの森』と呼ばれる半島形状の陸地により、分断された北西側の小沼と南東側の大沼の2つの湖沼からなる。 『湖』と名の付く湖沼の中では、礼文島...
最近は若い世代からも、「いい歳こいた男がグチグチと不平不満を垂れてる」とか、「いつまでも被害者意識満開」と批判されつつある氷河期世代だが、一方のパヨクに固まったマスニダやダイヤモンドなどの胡散臭いネット出版社などが、こういった氷河期世代を『見捨てられた世代』やら『ロスジェネ』とか言って、悲劇の主人公のように煽り立てている。でも、普通に考えたなら、確かに不運であったかもしれないが、アレから30年の時が...
廃線鉄道 第134回 筑波鉄道 その2 〔茨城県〕雪の中の筑波山麓をゆく筑波鉄道の単行気動車※『筑波鉄道』より筑波鉄道・筑波線(つくばてつどう・つくばせん)は、かつて茨城県土浦市の土浦と茨城県西茨城郡岩瀬町(現・桜川市)の岩瀬とを結んでいた筑波鉄道(現・関鉄筑波商事)の鉄道路線である。国鉄分割民営化と同日の1987年4月1日に廃止された。路線廃止を数日後に控えさよならのヘッドマークをつけた気動車同士の交...
『路線の思い出』 第579回 くりはら田園鉄道・沢辺駅跡 〔宮城県〕在りし日の沢辺駅舎古き良き時代の木造駅舎だったよ《路線データ》 営業区間と営業キロ 廃止年月日 転換処置 石越~細倉マインパーク前 25.7km ’07/ 4/ 1 ミヤコー(宮交)バス沢辺駅舎の壁に掲げられた古き良き時代を偲ばせる駅名標※ ウィキペディア画像を拝借沢辺駅(さわべえ...
よも”ヤマ”話 第230話 十勝連峰~トムラウシ逆縦走・その3(トムラウシの夜明け)〔北海道〕 '99・ 7 トムラウシ山 2141m(昨日に引き続き登頂)北沼側から望むトムラウシ山この日は美しい靄がかかっていた トムラウシ山 とむらうしやま (大雪山国立公園)トムラウシ山(富村牛山、富良牛山)は、北海道中央部の上川管内美瑛町と十勝管内新得町の境にそびえる大雪山系南部の標高2141 mの峰で、『奥大雪』や『...
『ネームトレイン』 第68回 みすず出自は長野・新宿の双方からの多層建て急行だったが今は飯田線内のほとんど通過駅のない快速となった快速〔みすず〕※ ウィキペディア画像を拝借 快速〔みすず〕 ・・ 快速〔みすず〕は、JR東海及びJR東日本が飯田~岡谷~松本・長野を飯田線・中央本線・篠ノ井線・信越本線経由で運転する列車である。 現在は、岡谷~松本・長野は普通列車となっているが、実質的には快速としての運転...
今、日本の国民生活及び経済活動において最も求められるのは、ひたすらにムダの権化である税金の減免・・、即ち大減税である。 その減税規模は、年間2万や3万では話にならないのである。国民民主党の所得控除引上げ案の178万円なら月の所得が148000円、即ちナマポの支給額しか稼げない層は非課税となる。 でも、今の控除額103万円なら、ナマポ以下の生活でも働いていたなら税金が取られるのである。 そりゃぁ、低所得者は働く気...
『ネームトレイン』 第56回 さくら約40年前の広島駅で撮った白地にピンクの【さくら】 寝台特急【さくら】 ・・ かつての鉄道省・国鉄、及びそれを引き継いだJR各社で運行されていた特別急行列車の列車愛称で、日本の鉄道史上で【さくら】の愛称は次の4列車で使用されている。寝台特急【さくら】のテールマーク※ ウィキペディア画像を拝借一つは戦前の東京~下関で運行されていた下り第3列車と上り第4列車で、【櫻】の称...
よも”ヤマ”話 第212話 奥美濃の景勝地めぐり 〔岐阜県〕 '99・3春先の白川郷・合掌造り集落 奥美濃 おくみの岐阜県の奥地にある山岳地帯のすそにある集落は、街より遠くまた雪深い事から長く隔絶された秘境の地であった。 そして街の文化とは違った地域独自の文化や伝統が伝承され、深い雪や寒さに耐えうる館が建てられた。 中でも合掌造りで知られる茅葺屋根は、街の建物に使用される瓦屋根では雪の重みに耐える事...
『路線の思い出』 第555回 根室本線・東鹿越駅 〔北海道〕東鹿越駅舎1日平均利用客0~1人の秘境駅が台風災害により先が不通となり終着駅&代行バス乗継駅に出世した《路線データ》根室本線 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 滝川~根室 446.8km 52 / 2283 ...
岬めぐり・・ 北オホーツクの岬北オホーツク道立支線公園内の岬である北見神威岬をめぐる在りし日の国鉄・興浜北線の炭鉱気動車 北オホーツク きたおほーつく (北オホーツク道立自然公園 他)北海道の道北、オホーツク海側の北部地域を指す地域名称である。 主に北から稚内市(オホーツク海側)・猿払村・浜頓別町・枝幸町と、宗谷総合振興局(旧宗谷支庁)管内地域が該当する。枝幸・浜頓別・猿払の各町村に渡っての総面...
よも”ヤマ”話 第211話 北陸海岸めぐり〔富山県・福井県〕 '99・3雨晴海岸での日ノ出:逆光に薄っすらとターゲットの立山連峰が黒陰で入っていたりして 雨晴海岸 あまはらしかいがん (能登半島国定公園)富山県高岡市北部にある景勝豊かな海岸で、能登半島国定公園に含まれ、日本の渚百選にも選ばれている。 晴れた日には富山湾越しに立山連峰の3,000 m級の山々を望む事ができ、景勝地として人気がある。冬季は...
『ネームトレイン』 第55回 (マイタウン列車)かえで塩狩峠をゆくキハ22の宗谷本線・名寄行き普通列車〔マイタウン列車かえで〕:1986~95年の間は旭川鉄道管理局管内の旭川発着の普通列車には『マイタウン列車+地域から採った愛称』がつけられていた (マイタウン列車)かえで ・・ マイタウン列車とは、かつて国鉄旭川鉄道管理局(現・北海道旅客鉄道旭川支社)が、1986年のダイヤ改正時より普通列車につけていた列車愛称...
『日本百景』 春 第578回 田子倉の春 〔福島県〕雪で閉ざされた湖・田子倉湖に春が訪れるのは日本各地が初夏の陽気となるGWの少し前だ 田子倉湖 たごくらこ (越後三山只見国定公園)福島県南会津郡只見町大字田子倉に建つ田子倉ダムによって堰き止められた人造湖で、ダムと同じく日本有数の規模を有するダム湖となっている。 そのダム湖の総貯水容量は。揖斐川の山奥で徳山村をそっくりそのままダム湖とした徳山湖と...
『路線の思い出』 第554回 筑豊本線・筑前山家駅 〔福岡県〕待合室とトイレのみの簡易駅舎となった筑前山家駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 若松~原田 66.1km 385 / 443 ※ 桂川~原田の数値桂川~原田の運行本数(’24...
廃線鉄道 第120回 宇品線 〔広島県〕広島駅0番線の宇品線ホームで発車を待つキハ04形気動車:戦後まもなくは原爆被災した官公庁舎が宇品線沿線に仮庁舎を建てた為にそれなりに賑わいを見せていた※ ウィキペディア画像を拝借宇品線(うじなせん)は、広島県広島市の広島駅から南下し宇品駅までを結んでいた国鉄の鉄道路線である。 1968年9月に国鉄諮問委員会の意見書により、『使命を終えた路線』として路線廃止及びバス...
よも”ヤマ”話 第210話 四国の三大岬めぐり 〔愛媛県及び高知県〕 '99・ 1細長い突端岬から豊後水道を介して九州に水先案内の光を届ける佐田岬灯台 四国の三大岬 しこくのさんだいみさき (瀬戸内海国立公園)・(室戸阿南海岸国定公園)・(足摺宇和海国立公園)本州・北海道・九州と共に日本の主要4島の一つである四国は、北東・北西・南東・南西の四隅を海に突き出す地形であるが、北東を除く3つの隅には我が国を...
《その1》からの続きデス。 今回の《その2》では、起業・転職と副業と会社での評価を高める事による昇給のそれぞれの是非について掘り下げていこうと思う。 副業を考える奴は給料の少ない無能で無能だから頭も悪いと罵るのは、 コンサルタントとして会社を差し置いて副業で成功されたくないから経営コンサルをやっているネットのコラムミストが、「なぜ頭の悪い人はすぐに『副業』を考えるのか?」と問い質している。 自身...
『路線の思い出』 第553回 山陰本線・安来駅 〔島根県〕田舎のこじんまりした駅かと思いきや豪勢な御殿造りの駅だった安来駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’21) 京都~幡生・長門市~仙崎 677.6km 3860 / 309 ...
『ネームトレイン』 第54回 伊豆東京から伊豆の温泉地を結ぶ観光急行【伊豆】※『国鉄急行列車《東日本編》』廣田尚敬 著 より 急行【伊豆】 ・・ 1953年3月15日に、湘南型の80系電車を使用した準急〔伊豆〕として東京~伊東・修善寺で運転を開始している。 この列車は準急〔あまぎ〕を改称したものであるが、末期は【あまぎ】は特急列車に格上げされている。 急行に格上げされた【伊豆】は、特急【あまぎ】に格上げされ...
ネット批評家に言わせると、ワテのようなのは無能の典型例で、組織にとってはムダな給料を払わされる不要な奴なのだそうた。 それは、ワテのような考え方や行動は、会社全体にとって悪害をもたらすそうで、それを理解しないから徹底的に頭が悪く、何をやっても必ず失敗する奴なのだとの烙印を押している。でも、こういうネット批評家の主張を見ると、会社経営者にばかり都合のいい事を書き並べている。そして奴らの素性を見ると、...
『日本百景』 冬 第577回 厳冬期の北八ヶ岳・その4(天狗岳・下山)〔長野県〕東西で対照的な山容を魅せる異質な双耳峰・天狗岳 北八ヶ岳・天狗岳 きたやつがたけ・てんぐたけ (八ヶ岳中信高原国定公園)八ヶ岳連峰は夏沢峠を境に南側を南八ヶ岳・北側を北八ヶ岳と呼ぶが、天狗岳はこの北八ヶ岳の最高峰である。 山頂部は300mほどの間隔を置いて東西に分かれた双耳峰で、西天狗岳と東天狗岳と呼ばれている。山名の由来と...
『路線の思い出』 第552回 留萌本線・北秩父別駅 〔北海道〕ブルーモーメントの空とカクテルライトに照らされてほのか色に輝く北秩父別駅《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’22) 運行本数 深川~石狩沼田 14.4km 170 / 937 7往復 ※ 廃...
岬めぐり・・ 日ノ出岬展望櫓があるだけで全く観光地化されていなかった40年前の日ノ出岬 日ノ出岬 ひのでみさき雄武と興部の間にあるオホーツク海に少し飛び出した岬で、岬の名の通りオホーツク海から昇る朝日を望む名所である事は元より、高い緯度の北海道の広大な水平線ゆえに初夏から夏にかけてはオホーツク海に沈む夕陽も望む事ができるとの事である。現在はガラス張りの展望ゲストハウス『ラ・ルーナ』が建っている...
廃線鉄道 第119回 山鹿温泉鉄道 〔熊本県〕山鹿駅の駅名標※『山鹿温泉鉄道 田尻弘行 著』より山鹿温泉鉄道(やまがおんせんてつどう)は、かつて熊本県鹿本郡植木町(現・熊本市)の植木と、同県山鹿市の山鹿の間を通っていた鉄道路線及び、その運営事業者である。 当初の名称は、山鹿町の郡名の『鹿本郡』から鹿本鉄道(かもとてつどう)と称していた。歴史のある湯治場として知られる山鹿温泉※『山鹿温泉観光組合』より...
『路線の思い出』 第551回 氷見線・雨晴駅 〔富山県〕ひっそりとした佇まいの冬の雨晴駅舎《路線データ》 営業区間と営業キロ 輸送密度 / 営業係数(’21) 高岡~氷見 16.5km 2051 / 463 運行本数(’24)高岡~氷見 18往復(概ね上下ともラッシュ時毎時2本...
『日本百景』 冬 第576回 厳冬期の北八ヶ岳・その(縞枯山~高見石)〔長野県〕高見石の岩の上に立ち上州の山々の暮れ情景を望む 高見石 たかみいし (八ヶ岳中信高原国定公園)北八ヶ岳山域の白駒池からほど近い場所にある小ピークで、北八ヶ岳随一の展望台として親しまれている。 山頂にある岩が高見石と呼ばれ、眼下に見える白駒池をはじめ、八ヶ岳の眺望、北アルプスなどが広がる。 また、暮れる直前の時間帯には、...