刑事マルティン・ベックのシリーズで、第1作「ロセアンナ」に続く第二作です。関連記事≫≫ 「ロセアンナ」書評1966年夏のストックホルム。刑事マルティン・ベックは夏休みを取得するために、離島に向かうところから始まる。彼は仕事に呼び戻される。理由は……、スウェーデンのジャーナリストがハンガリーで行方不明になっている。外務省がピリピリしているのは、20年前にスウェーデンの外交官がブダペストで失踪したことがあ...
ペナン旅行…展望台、ペナンヒル、蝶園など…写真をHPにアップ!
ペナンは小規模の都市ですで、インフラがしっかりとしていて、旅行しやすいですね。HP「海外を旅してみたら、こうだった!」にペナン旅行のうち、高層ビル展望台、ペナンヒル、蝶園、ウォールアート、桟橋の写真を28枚、アップしました。ここををクリックすると、ページに飛びます。ぜひ見てください。高層ビル展望台は高さ250メートル。床がガラス張りとなっていて、怖かった。近所の夫婦喧嘩の怒声よりも。ペナンヒルへの...
生イチジク大福!「美よ志」(加須)! 電車に乗っても行くべし!
自慢話は止めろ。会社勤めの間、よく指示された。おかげで無口になってしまった。でも、「美よ志」の「生イチジク大福」はほっぺたが落ちるほど美味しかった。元上司に叱られるかもしれないが、言わずにはいられない。東武伊勢崎線、加須駅から鴻巣駅行きのバスに乗り換えて約10分。歩けば駅から30分くらい。空は真っ青、田んぼの稲はよく実っているので、歩くのも気持ちよさそう。天皇陛下も皇太子時代に、近くまで来られた際...
中国共産党のトップから地方の行政をつかさどる権力者たちが闇の奥で、悪さをし放題の現実にメスを入れたミステリ。考え抜かれた構成が胸をなでおろす結末に見事に結実する。登場人物に激励を送りたくなるような展開となっている。時は2013年三月。架空の都市、江市の地下鉄駅で、持ち物検査に引っ掛かった男がいた。弁護士が持つスーツケースの中から出てきたのは中年男性の遺体。それは元検察官の遺体で、弁護士は殺害を認め...
文藝春秋(2024年2月号)に文藝春秋読者賞を受賞した清武英利氏の「受賞の言葉」が掲載されていた。そこに、児玉隆也氏が書いたある本の冒頭が紹介されていた。児玉夫人が電話である賞を受賞したという連絡を受けた描写が、衝撃的であったと書いている。彼女は震え声で「ありがとうございます」というなり嗚咽し、台所に駆け込んで水道の蛇口をいっぱいに開く。当時、その児玉隆也氏はガンに侵されていることを、彼女は児玉氏...
【読書】「怪物に出会った日井上尚弥と闘うということ」森合正範著
ボクシング、パウンド・フォー・パウンドで日本人初の1位。世界王座4階級のチャンピオン、現在まで無敗。ずば抜けた実力から「モンスター」「怪物」と呼ばれている。その井上尚弥と闘った選手たちが、井上前と後でいかに人生への取り組み方が変わっていったかをインタビューから辿った一冊。著者がインタビューしたのは、井上がプロ選手となるテストの相手をした黒田雅之、井上選手がまだ「怪物」と呼ばれなかったころに試合した...
マレーシア旅行で両替してみたら、店によって随分レートが違ってた
2024年8月29日から9月12日までマレーシアを旅行しました。その間、何度か両替しました……ペナン空港、鉄道駅、街の中、モールの中……。そのレートを一覧にしてみます。これによって、レートの良い両替場所が見えてきました。なお、今回の旅行でATMは利用していません。カードが機械に吸い込まれて、そのまま出てこないような気がして……小心なゆえに。8月29日、ペナン空港にある両替店 1リンギット、35、97円...
80歳、シンガポール なう! イギリス軍降伏の地などを歩く!
9月14日の旅行記です。電車とバスで「旧フォード工場」へ。ここは1942年2月15日、日本軍司令官、山下奉文中将とイギリス軍司令官、パーシバル中将との停戦交渉が行われた場所です。山下中将は「イエスかノーかで返事をせよ」と無条件降伏を迫り、パーシバルが受諾しました。現在は戦争記念館となっています。そのあと、バスでビューティー・ワールド駅へ。冷たい飲み物を買いに駅の近くにあるビルに入ったら、マッサージ...
80歳、シンガポール なう! 戦争回想館からトレイルを歩く!
9月13日の旅行記です。ブキッ・チャンドゥにある戦争回想館へ。MRTの駅からタクシーがつかまらない。ウロウロしていたら、おばさんが歩いたほうがいいと。15分くらい坂道を登ってたどりつきました。マレーの軍隊が日本軍と戦って敗れたパシ・パンジャンの近くにあります。ここからトレイルに入って歩いてみました。途中で、レストランで食事。また、歩き始めましたが、足が重くなってきたので街への坂を下りました。バス停...
80歳、シンガポール なう! 空港でジョエル、夜はムルタバ!
9月12日の旅行記です。クアラ・ルンプールから正午にシンガポール国際空港に到着。空港内にあるジョエルを見物し、ホテルに入りました。夕食はブギス駅とラベンダー駅の間にある「ザムザム」でムルタバを楽しみました。実に美味しい!...
80歳、クアラ・ルンプール なう! 日本人墓地とチョウキット街歩き!
9月11日です。午前中は、日本人墓地へ。日本航空機事故の慰霊碑もありました。Grabで最寄り駅へ。インド人のオジサンが運転手。初めて、Grabで人をのせるとのこと。ゆっくりしていて、笑っちゃった。前々日、訪問したカンポン・バルに再度訪問。街歩きの前に、チョウキットのキンキンという食堂で昼食。ここの汁なし麺が美味しかった。その後、チョウキット市場からカンポン・バルまで歩きました。暑かった! 下町の風...
80歳、クアラ・ルンプール なう! ピンクモスクから鬼仔巷へ!
9月10日の旅行記です。朝はゆっくりして、Grabでクアラ・ルンプール郊外にあるピンクモスクへ向かいました。太陽に輝いて美しかった。市内に戻る途中、豪雨。行先をミッド・ヴァレーにあるメガモールのイオンに変えて、数時間をすごしました。ここでチャークイティオ(ライスヌードル)を食べました。甘じょっぱい味付けで、食がすすみます。豪雨が終わったので、中華街にある鬼仔巷で遊びました。鮮やかなストリート・アー...
80歳、クアラ・ルンプール なう! 超高層ビルの足元に集落!
9月9日の旅行記です。ホテルで外出しようと地階に下りるエレベーターに乗り、先客に挨拶したら、話が弾みました。そのままロービーで1時間半ほど、中国系マレーシア人(奥さんは日本人だそうです。)と話し込みました。マレーシアでの子供の教育、シンガポールの政治制度から、クアラ・ルンプールでの有利な両替屋、土産物店など教えていただくことばかりでした。お昼近くになってホテルを出発。バトゥ洞窟へ行きました。市内に...
9月8日の旅行記です。マラッカのホテル。朝食の一皿です。午前中のバスでマラッカからクアラ・ルンプールへ。約2時間で到着しました。ホテルにチェックイン後は、駅でタッチ・アンド・ゴーのカード(日本ではスイカ)を購入してブキッ・ビンタンへ。遅い昼食はラクサ。その後、アロー通りでドリアンを食べました。久しぶりのドリアンでした。アロー通りは観光客で溢れていましたよ。...
80歳、マラッカ なう! 日本人墓地へ行った後は焼き魚、魚スープ! なんでこんなに美味いんだ!
9月7日です。朝はゆっくり。午前10時半ころ日本人墓地に線香をあげにいってきました。墓地はしっかりと管理されていました。草むしりもしてありました。市内に戻り、マラッカ・タワーへ。昼食は、市内に戻って古い店で焼き魚。ライスボール。食後はチェンドルという甘味を楽しみました。焼き魚は、皮がカリカリ、身が締まっていて、美味しかったですよ。ホテルに戻って昼寝。夕方、川べりを散歩しました。前回の訪問は7年前で...
80歳、マラッカ なう! 素敵なカフェと人気インド料理店へ!
9月6日の旅行記です。クアラ・トレンガヌからマレーシア航空でクアラ・ルンプールへ。CAに日本人が搭乗していました。主に東京便に搭乗するとのこと。クアラ・トレンガヌの便に乗るのは珍しいと言っていました。空港内にあるバス・ターミナルからマラッカ行のバスに乗り、約2時間半でマラッカに到着。ホテルはジョンカー通りから一本入った通りにあるヘリテージホテルのババ・ハウスにしました。遅い昼食は近くにあるカフェで...
80歳、クアラ・トレンガヌ なう! レトロ建築と汁なし麺に感動!
9月5日です。レダン島を小船で出発し、対岸の船着き場まで約45分。船着き場からタクシーで約50分。市内のホテルに入りました。コーヒーで一息つこうと、あてずっぽうに歩き始めたところで古民家カフェを発見しました。ここが当たり。長居してしまいました。その後、Grabで日本人墓地へお参り。市内に戻って、昼食は中華街のコピティアムで汁なし麺。甘辛さが口当たりよかったですよ。周辺はレトロ建築がずらっと並んでい...
9月4日の旅行記です。午前中に船でシュノーケルに出かけました。最初のポイントは魚がいっぱい。次のポイントでは亀に遊ばれ、突っつかれてしまいました。それも楽しい!午後は食事をしたり、ぼーっと海をみているうちに、一日がすぎました。...
80歳、レダン島、なう! シュノーケル、魚の群れの中で泳ぐ!
9月3日、レダン島2日目です。緑色の海の見えるテラス席で朝食。1時間ほどかけてコーヒーまでたどりつきました。午前中は、海岸を散歩しぼんやりしていました。昼食の後、シュノーケルへ。船で30分くらい沖に出た海で泳ぎました。魚が群れをなして泳いでいる。壮観です。半分くらいは中国人でした。素朴でいい人たちでした。夕食もゆっくりと、食事をしました。...
9月2日の旅行記です。クアラ・ルンプールから航空機で1時間、東海岸のクアラ・トレンガヌ空港へ。そこからタクシーで約40分、船着き場に到着。小さな船で40分。レダン島に到着しました。ホテルへの送迎車です。レダン島に3泊します。3食込みのホテルです。昼食は揚げバナナに食らいつきました。...
80歳、クアラ・ルンプール、なう! ペナンから鉄道でKLへ!
9月1日からブログの投稿ができなくなりました。9月16日、突然にブログの投稿が可能となりました。9月2日の旅行記です。午前中、ペナン市内の「旧日本人街」を散策しました。大東酒店の近く。日本人街の面影はありませんが、古い町並みは残っていました。古い建物はリノベされ、「キャンベルハウス(ホテル)」や「ナムケン(南京)ホテル」に代わっていました。散策から戻って、ホテルのテラス席でコーヒー。ペナンからフェ...
8月31日昨日、別のヘリテージ・ホテルに移動しました。昼近く、乗合いバスで郊外へ。蝶を見に行きました。約1時間かかりました。市内に戻り、リトル・インディアでミシュラン格付の店を発見!イカのリング揚げ。カレーの味がほどほどです。スパイシー感がありました。ホテルがサービスしてくれるトライショーに乗って、観光!リトル・インディアと中華街を回りました。夜は、繁華街のラブ・レーンでサンドウイッチ。9月1日は...
8月30日ホテルで朝食は、土地のものを食べてみました。グラブを使って、ペナン・ヒルの駅へ。そこからケーブルカーで登りました。あまり視界がよくなかったです。市内に戻って、高層ビルの展望台にのぼってみました。ちょっと、怖かった。市内で食事をして、老舗のエッグタルト屋へ。屋台で、チェンドル。甘味です。蝶々を見にゆく時間がなくなってしまいました。31日は、蝶々を見に郊外へ行く予定です。...
8月29日成田発シンガポール乗り換えでペナンへ。台風のため出発が1時間遅延。シンガポールでペナン行の乗り換え時間が40分しかなくなりました。成田発の機内でCAと相談。ギリギリ、間に合いそうとのこと。シンガポール、チャンギ国際空港では、ペナン行のワタシだけを航空機が待っていてくれました。シンガポール発ペナン行機内ではシンがポール人の家族と、リー・クアンユーについて話しているうちに、ペナンに到着しまし...
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刑事マルティン・ベックのシリーズで、第1作「ロセアンナ」に続く第二作です。関連記事≫≫ 「ロセアンナ」書評1966年夏のストックホルム。刑事マルティン・ベックは夏休みを取得するために、離島に向かうところから始まる。彼は仕事に呼び戻される。理由は……、スウェーデンのジャーナリストがハンガリーで行方不明になっている。外務省がピリピリしているのは、20年前にスウェーデンの外交官がブダペストで失踪したことがあ...
JR恵比寿駅東口をでたところにあります。店内のテーブルや壁の色合いは落ち着いていて、静かにすごせます。すぐ近くに出版社があるせいか、髭を短く揃え、少ない頭髪を撫でつけた結構な年齢の方やライザ・ミネリが驚いた時のような顔をしている女性がコーヒーを味わっていました。投稿子だって俳優に似ています。自慢するようでいやなのですが、敢えて言えば、谷村昌彦、三角八郎、高品格に似ています。多くの人々をうっとりさせ...
大きな照焼バーガー! パティがジューシー。関連記事≫≫20年前、北朝鮮、ピョンヤンのハンバーガー・ショップ訪問記事。30年前、北京で最初にできたマクドナルド店訪問記事。チキン・ナゲットとポテト、飲み物つきで1600円。ボリューム十分。いかにも肉を味わっている感じ。ちょっぴり甘い照焼のソースが味を引き立てる。お店は、北越谷駅西口をでて左。すぐ。浦和レッズの試合がある日は北越谷駅西口からシャトルバスが出...
タイトルは「北朝鮮に出勤しますー開城工業団地で働いた一年間」著者はキム・ミンジェ。韓国で栄養学を学び、北朝鮮にある開城工業団地内で食堂を運営している韓国企業に就職した。著者は2015年春から2016年2月にかけて開城工業団地の食堂で栄養士として働いた。その記録や回想を記したのが本書。就職先の開城工業団地は軍事境界線の北側、北朝鮮にある。そこに韓国企業が工場を建設し、安価な北朝鮮の労働力を使って衣料...
恵比寿駅から北里大学に向かって10分ほど歩いた。喉が渇いた。暑いし、カフェでしのごうかと、キョロキョロ。そんなものはない質素な通りだ。首都高の下をくぐって辿りついた「白金北里通り」は白金というオシャレな雰囲気とは場違いだった。昭和の時代とはあまり変わらないレトロ建築が並んでいた。何せ、人がいない。取り残された感があるのは、ここは渋谷区と港区の境界だからか。渋谷区恵比寿二丁目と港区白金五、六丁目が接...
こお店は、虎ノ門ヒルズ、レジデンシャルタワーの2階にあります。ステーションタワーはいつも混みあっていますが、ちょっと歩いて、プレジデンシャルタワーまでやってくると一挙に人通りが少なくなりました。店内には大きなテーブル。壁に沿って四人用のテーブルがいくつ配置されていました。ケースにはケーキがずらりと並んでいました。全部食べたいが、無理。テーブル席は若い方で、ほとんど埋まっていました。テーブルの間が広...
フィンランドを舞台とした警察小説です。フィンランド人のカリ・ヴァーラとアメリカ人妻ケイトを主人公とした「極夜」「凍氷」「白の迷路」「血の極点」四部作の二作目です。第一作の「極夜」はフィンランド最北部、ラップランドで警察署長をしているカリ・ヴァーラがソマリアからやってきた黒人女優の殺害事件を追う物語だった。難民の悲惨な最期がきっちりと描かれた小説だった。この小説は第二作。ヘルシンキの警察殺人捜査課に...
大宮公園からJR大宮駅まで歩いてみました。リクルートが発表している関東圏の住みやすい街ランキングで2位となっている大宮ですが、半信半疑でした。大宮駅とその周辺の雑踏しかしらなかったからです。乗換えの人たちは怒涛のように流れてゆくし、東口は乱雑。西口は景観が殺風景すぎる。若者にひょいひょい追い抜かれるのも平常心を乱される。小学生のころから試験で追い抜かれ、会社でも出世競争で、今ではジムでバーベルの重...
恵比寿、「ダ・ミケーレ」はナポリの行列店「ダ・ミケーレ」東京店ナポリにあるピザ屋「ダ・ミケーレ」の前は人がいっぱい。予約は店内で。人をかき分けて、番号札をもらう。唾をのみこみながら、外で番号が呼ばれるのを待つ。関連記事≫≫ ナポリの「ダ・ミケーレ」。「ダ・ミケーレ」の東京店が恵比寿にあります。関連記事≫≫ 前回訪問記事です。東京にある「ダ・ミケーレ」は番号札がありません。ただ、並べばよい。平日の午前1...
街歩きをしていると、昭和レトロの風景に酔えるだけではありません。お寺でありがたい言葉にも出会えるのも、街歩きの魅力です。含蓄のある言葉に接しているから、投稿子は器のおおきな人間だと判断するのは早とちりです。道理を説くのが好きな人が、切羽詰まって立ち喰いをする例を知っています。投稿子ですが。「大丈夫だよ 生きていけるよ」「正徳寺」(品川区北馬場参道通)で2024年10月に。「無菌状態に 慣れ過ぎ み...
東京散歩の楽しさは大通りから入った路地にある。路地を歩いているのは外国人ばかりだけれど、レトロ建築が残っていて、のびのびとした気持ちで歩ける。自然の風や寒さを感じられる通りっていいものだ。林芙美子が「下駄で歩いた巴里」の中で、「東京も巴里もベルリンも倫敦も何の変りもない。すべてが、箱のような建物になり、交通機関もすべてみな同じになってしまった」と書いている」。いや、銀座や大通りの景観はひどいよ。シ...
地下鉄、虎ノ門ヒルズ駅を出たら目の前が、食堂街T-market。その一角にあります。訪問したのは日曜日。食堂街T-marketは若者たちが多かったですね。ワタシは若者ではなく、バカ者でもなく、左卜全風です。マレな年齢層でした。少数派ですが、胸を張って歩きました。衆議院議員の世耕さんのように。NYでイタリアン。関連記事≫≫リトルイタリーで、路地にテーブルを出して……いい雰囲気。海外旅行記を見てやってください。マルゲリ...
昨日(4月13日)の越谷、元荒川の桜です。散り始めていました。静かな散策路。桜の花びらが風に舞っている。屋台が出ていない。おかげで密集感もなく、ゆっくり歩けた。屋台がないのは地域の方針らしい。打つ手はゆっくり、後手にまわるのが得意なワタシ。だが、越谷市は住民の意向を汲み、やることが早い。 桜、関連記事≫≫ 2019年、港区愛宕山付近の桜です。散り始めたころ。越谷の元荒川の土手では、30歳くらいの男性...
「友」は1988年、北朝鮮で刊行され、ベストセラーとなった小説だ。「訳者解説」によると、著者は1949年生れ。首領様の配慮により文学を勉強し、大きな信任を得た。現在は4・15文学創作団(4月15日は金日成の誕生日)の一員として作家活動をしている、と記されている。この小説は北朝鮮が望む家庭のありかたを描いている。北朝鮮では、家庭を社会の細胞と位置付けている。それ故、家庭の和睦も公共性がある。夫婦の関...
4月8日(火)に訪問。公園内に700本の桜があるそうだ。柔らかな桜の花を見上げていると、心が穏やかになっていった(気がする)。花見をすると、体がしゃきっとして、皺の増加傾向が鈍化し、幸福感を得ることができるとグールルにあった。今年、2回、花見に出かけたが、若返り効果を感じなかった。3回目の花見だ。決死の覚悟で大宮公園に繰り出した。帰宅したのは、1時間ほど前だ。まだ効果を感じない。ただ、1万6000...
熊谷駅から徒歩5分。目の前が、ほのぼの明るくなってきたら、もう桜並木!4月4日(金)に訪れました。イカ焼きの匂い。ああ、懐かしい匂い。とたんに響く、アジア人の大声!日本の人口は増加に転じないのに、外国人数は増加している!片方が少なくなると、一方が増える。こうしてつり合いがとれるのか。男性どうしでべったりしているベトナム人、スーツを着用して緊張して桜を見るスリランカ人、菜の花に入って、はしゃぐインド...
乳製品、卵、ハチミツを使わない「レインボー・ケーキ」!天然素材で着色されている「レインボー・ケーキ」(850円)はしっとりとした甘さでした。口の中でとろけるようなスイーツとは一味違いました。刺激的、強烈な甘さではありませんが、スッキリ感がありました。関連記事≫≫本郷にあるビーガンカフェ、「ビーグリーン」でキャロット・ケーキを楽しんだ記事です。ぜひ、記事を見てやってください。使われている食材は、上から...
副題は「私が陥った中国バブルの罠 中国の富・権力・腐敗・報復の内幕」となっている。内容は、中国共産党首相、温家宝と昵懇になり、巨額の資産を得た女性、段偉紅が2017年に行方不明となった。彼女の元夫、沈棟がその経緯を書いたもの。2012年10月。海外メディアが、中国の温家宝首相の一族が強引な手法で2000億円を超える資産を保有した、と報じたことがあった。その記事は邦字紙でも紹介された。ちょうど、中国...
新越谷駅(東武線)周辺を歩いていて、発見したお店。あちこちにあるイン・ネパ料理店と趣が違う。店頭で料理していたり、たむろしている人たちがインド人よりも世慣れていない。店に首を突っ込んでみると、東南アジアの食料品が山積みになっていて、その脇にイートインがあった。「イートインで食べられる?」痩せた、若い、南アジア人が、「日本人が入店するの?」ってな感じで、首を縦にふった。関連記事≫≫バングラデシュを旅行...
西浅草は国際通りの西。寺が多い。東本門寺には幕末、江戸にたてこもる前の彰義隊がここに屯集した。明治時代の終わりには、等光寺で石川啄木の葬儀が行われている。地下鉄、田原町駅から出たところが西浅草。一歩、奥に入ると、商店はシャッターを下ろしていた。静かな路地に外国人観光客の声だけが響いていた。関連記事≫≫台東区の街歩き記事はブログに54回、アップしています。ぜひ、ページに飛んでください。田原町駅出口から...
中層の鉄筋コンクリート建築が並ぶ新大橋通りから森下に入り、中枢の旧高橋ドヤ街へ。森下三丁目の交差点から高橋夜店通りでウロウロして、小名木川へと出ました。このような街歩きです。森下駅を出ると、新大橋通りに「みの家」があります。深川、森下で働く舟人足や職人たちは精をつけると称して桜鍋の「みの家」にやってきた。この建物は昭和27年(1952年)に建て替えたもの。道路の反対側からみても異彩を放ちます。「山...
いつも考えず、本も読まず、運動は貧乏ゆすりをするぐらい。頭と体を活性化させるには糖分だと、決意しました。「考えるは易く、行うは難し」怠惰で虚弱なワタシは自転車で20分ほど走るのも辛い。「白鯨」のエイハブ船長になった気分で目的地、「コウシャ」を目指しました。休日の午後3時ころおじゃましました。客は一組だけです。関連記事≫≫前回「コウシャ」を訪問した時はショートケーキを食べました。新鮮な味でしたよ。上の...
都電荒川線の小台停車場の南あたりを歩きました。5月の連休中、土曜日に歩きました。実は、道が分からなくなってしまったんです。尋ねようにも、歩いているのは白人が多い。やっと日本人らしいお嬢さんがやってきました。「あのう」手をヒラヒラさせて行ってしまいました。中国の方? 荒川区、寂寥感ある街を歩いているのはワタシと外国人ばかり?東尾久五丁目26-4の建物です。駄菓子屋「鳩屋」(東尾久五丁目20-13)さ...
餃子を焼くときのシャーっという音、プンプン漂ってくる焼けた皮の香り。餃子は注文してからテーブルに届けられる間も楽しいですよね。 訪問した「ニューヨーク飯店」は赤羽駅から埼京線に乗って一つ目。遠かったですが、満足できる店でしたよ。焼餃子5個(650円)、水餃子5個(650円)と暑かったのでコーラを注文しました。メニューには「しそ水餃子」(5個、700円)というのもありました。焼き餃子です。「ヤケドに...
アメリカ、特殊部隊に所属する兵士が、政治家や彼らの取り巻きによって金儲けの駒として使われた。その事実を知った兵士は、家族まで殺される。嵌められた! 兵士は現実の醜さに自暴自棄になりそうになるが、人間としての生きてゆく価値を見つめ、復讐という形で苦悩を乗り越えてゆく。小説で描かれたのはアメリカの政治家の醜い世界だ。主人公の兵士は、あらゆることは儚く消えていく、無常だなんて到底思わない。やり返す! あ...
東京駅と日比谷通りの間にある丸の内仲通りに「丸の内ストリートギャラリー」……野外美術館……が、あります。日比谷駅から丸の内オアゾまで20点弱の芸術作品が展示されていました。緑の木々や花に囲まれ、透き通るような青空の下、草間彌生の作品などを見られるのです。疲れたら……、沈敗ありません! カフェまであります。日比谷から大手町に向かって歩きながら、アートを鑑賞しました。「ルネッサンス」キム・ハムスキー「展望台...
舎人ライナーの「赤土小学校前」駅からすぐです。JR田端駅から歩いて10分。昭和34年(1959年)にできた銀座です。65年の歴史のある商店街です。連休中に歩きましたが、シャッターを下ろした店もちらほらありました。「尾久銀座」の手前、「川の手もとまち商店街」をチョイ見しました。「野辺楽器店」(東尾久四丁目13-11)です。「かふぇ たうん」(東尾久四丁目13-8)です。入りやすそうなカフェです。東尾...
地下鉄の人形町駅から日本橋堀留町、日本橋小舟町を散策し、「UNISON TAILOR」でひと休みしました。カフェは人形町駅を上がったところ、橘稲荷神社のそばにあります。関連記事≫≫その時の街歩きは、「日本橋堀留町の入船跡やレトロ建築を見て、日本橋小舟町へ」にアップしています。上の文字をクリックすると、日本橋堀留町への街歩きに飛びます。面倒くさいなんて言わずに、見てやってください。カフェラテ(540円...
地下鉄、千代田線の町屋駅から尾久橋通りまで歩きました。都電、荒川線と並行して町屋二丁目停留所まで行き、左に。細く、妙に湾曲した道を舎人ライナーの走行する尾久橋通りまで歩きました。町工場、小さなお店、住宅が密集する地域に昭和の時代には人がぞろぞろと歩いていたと思わせる街歩きでした。地下鉄、町屋駅近く。ピカピカの都電が道路を横断する!この雄姿!!実に堂々として頼もしい。都電は3輌編成で走行してもらうと...
越谷市内にタイ料理の「チョークディー」というお店があります。何それ? 知らなくとも、認知症ではありません。ほとんど知られていないお店ですから。久しぶりに訪問したら、味が日本人向けタイ料理に代わっていて、食べやすくなっていましたよ。プー・パッポン・カリーが絶妙でした。カニをカレーで炒め、溶き卵で仕上げたプー・パッポン・カリー。タマゴのカレー味とフワフワ感!!ご飯がすすみました。見た目は開店当初と同じ...
地下鉄日比谷線、人形町駅を出て小伝馬町駅の方角に向かって左側を歩きました。日本橋堀留町には昭和24年(1949年)までは入掘がありました。全国から送られてきた物資を荷揚げした地域だった(「明治大正東京散歩」)そうです。周囲には薬問屋や織物関係の問屋街があり、繁栄した地域だったようです。現在は、ひっそりとレトロ建築とビルが共存している街となっていました。「こま吉」(日本橋堀留町一丁目6-11)。看板...
ロンドンでMI6所属のイギリス人、銀行役員が拉致される。実行犯はロシアが雇った傭兵。ロシアは銀行役員が持っているMI6の情報と金が欲しい。これに対し、イギリス側は銀行役員の奪還と拉致した人物の殺しをフランスに住む「イングリッシュマン」に依頼する。実に迫力ある東西スパイの戦いがノンストップで展開される。この小説を手にしたら、すぐに引き込まれ、結末まで本を放したくなくなってしまうだろう。プロローグは、...
JR高田馬場駅をでると中国物産店や台湾スイーツの店が目につきました。通る人たちは甲高い声で知らない言葉を話す。エキゾチックに変貌した街のあちこちに、戦前の建物がまだ残っていました。地図の赤い線が歩いた道です。「オオゼキ」(新宿区高田馬場三丁目12-10)。ひっきりなしに客が出入りしています。繁盛しています。「山本靴店」。洋服店の「ゆうみん」(高田馬場三丁目22―3)。靴屋は閉店しているよう。「久塚...
「よしかわ」は地下鉄、東西線の早稲田駅から、穴八幡神社の方向に歩いてすぐです。前回、「よしかわ」の前にある「法輪寺」に花手水を見に行ったのが2022年7月。その時「よしかわ」に寄ったのですが、定休日でした。今回は慎重に営業日をチェックしました。関連記事≫≫「法輪寺」への訪問記事です。花手水が実に美しかった。「よしかわ」はイートインがないので、ここで花手水をみながら、「おはぎ」を楽しむという手もありま...
最近はトンとご無沙汰のギリシャ料理。都内には銀座、六本木、蒲田にギリシャ料理店がありますが、簡単に行ける銀座のお店にしました。東急プラザ銀座、最上階の「THE APOLLO」へ。平日のランチですが、ほぼ満席でした。ギリシャへは2度、旅行しただけです。半世紀も前です。最初は1970年。次は、1973年です。2度目の旅行は、石坂浩二と浅丘ルリ子の新婚旅行先がエーゲ海クルーズでした。お二人の写真を週刊誌...
「馬場口」交差点にある「OMOTENASHAMOJI」に入りました。高田馬場駅から歩いて7分。この日は土曜日の午後0時半ごろ訪問。1時間ほどして、お店を出るころには行列でしたよ。高田馬場には雰囲気のよいカフェがありますね。有名どころでは「コットンクラブ」。いつも賑わっています。高田馬場とくればコットンクラブです。上の文字をクリックすると、「コットンクラブ」訪問記事に飛びます。ぜひご覧になってくださ...
越谷駅から歩いて5分、市役所内に新しくカフェができました。市庁舎2階のテラスに出現したカフェから、元荒川とその先の瑞々しい景色を楽しみながら、コーヒーを味わうことができます。素敵な時間です。カフェラテ(500円)とパン・オ・レサン(280円)を注文。カフェは市民が寛げる場所と共用されています。購入した飲み物もここで味わいました。テーブルの感覚が広くて、気持ちが良いですよ。高齢者率が高いですね。人々...
イスラエル人の著者はノンフィクションで「ミュンヘン オリンピック・テロ事件の黒幕を追え」「モサド・ファイル イスラエル最強スパイ列伝」「秘録イスラエル特殊部隊 中東戦記1948―2014」を刊行している。小説でもスパイものを多く発表している。「パンドラ抹殺文書」は1981年に刊行された。冷戦時代のアメリカとソ連との間で、それぞれの国の中枢に存在するネズミを暴こうとする物語だ。事の発端は、イギリスの文書...
ヒルズやミッドタウンの陰に低地があった。六本木は高層ビル、タワマン、駐日大使館、放送局に加えて美術館まで参入しています。変化し続ける街の風景も飽きません。高層ビル群を見上げるようにして、小さな公園、二階建てのアパート、平屋住宅、古い住宅をリノベした飲食店が低地に額を寄せ合っています。ここにも再開発の波が押し寄せています。六本木七丁目!東京ミッドタウンの前、外苑通りを横切って、低地を下ります。外苑通...
高田馬場でチキンカレー一見、ただのカレーライスですが、食べて驚きました! ゴクウマ!高田馬場駅から早稲田通りを馬場口に向かって数分歩いたところです。カレーの名店が路地にひっそりと佇んでいました。開店と同時に一番乗りで入店。すぐにカウンター7席だけのお店はいっぱいになりました。関連記事≫≫カレーの老舗! ミシュラン格付店、神保町の「共栄堂」のカレーライスを食べに、2017年7月に訪問しました。「プネウ...