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  • 【ゆっくり解説】 関羽は何故、孔子に比肩する中華を代表する神となったのか 義の武神[関羽]神の頂への千五百年の道のり

    www.youtube.com 毎日横山『三国志』を読みまくる合間に聞きまくって可愛い霊夢&魔理沙を眺めている(だけじゃないがw)鳥人間さんのYouTube動画ですが、今回のお題がなななんんと「関羽」だったので曹操アイコンにしてるくせに実は関羽崇拝者としては見逃せるわけもなく今日だけで何度もリピートしておりますw 中国では関羽が神となっていることや関帝廟があちこちにあることなどは聞き及んでいましたが何故関羽がそれほど人気があるのはわかるとしても神とまでなったのか不思議だなあとは思っていましたがそこにも長い長い歴史があったのだとこの動画で教えていただきました。感謝感謝です。 関羽の像といえば以前…

  • 『三国志』横山光輝 第三十三巻

    趙雲子竜表紙絵二回目。趙雲今回も(?)ってなってしまったんだけどなぜかというに目を見開いてるからなんだよな。趙雲だったら目をつぶっていてほしい。 写真を撮られる時一所懸命目を大きく見せようとしてるみたいな?目が細い趙雲が好きなのに~~~。 ネタバレしますのでご注意を。 曹操に失望した張松は玄徳に会うために荊州へと向かっていた。 が、まだ荊州にはいらない道中で彼は趙雲とその家来たちに出迎えられることになる。 趙雲はすでに休憩の席まで用意して度に疲れた張松を労った。 供の者にまで酒をふるまったのだ。 これはもちろん孔明が間者を飛ばしていたために行えたわけですが蜀からの使者をこのように丁重に迎えるの…

  • 『三国志』横山光輝 第三十二巻

    馬超表紙絵連続して二回目。 頭にばっか気を取られていたけどベルトも可愛い。なんだろう、鼻ピアスしたおじさん的な。 ネタバレしますのでご注意を。 さて馬超の夜襲は執拗に続く。しかして曹軍は守りの城を築くことができない。ここまでは馬超軍が圧倒してきたのだが。 執拗さでは曹操に勝つものはないのかもしれない。 曹操の曹操たる所以は負けても負けても負けないところなのだ。 ひとつには曹操が才能を愛し有能な者を集め常に彼らの意見を聞いてきたたまものでもあるのだろう。 時は冬が訪れこれから厳寒に困窮していく季節なのだが曹操はこれを逆手に取る。 といってもその秘訣を教えてくれたのは初めて会った夢梅という隠居老人…

  • 『三国志』横山光輝 第三十一巻 その2ー渡河作戦ー

    良い感じである。 曹操のことほんとに好きな感じする。 この人は許褚かな。ずっと曹操を守ってきたのだなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 かくして曹軍と西涼軍は渭水をはさんで対陣した。 だがこれで両軍ともうかつに動けなくなり対岸から悪口を言い合うだけの戦となった。 またまた悪口攻撃かあ。 曹操を中心に曹軍は会議を開く。将たちは口々に悪口は聞き飽きましたと不平を言うが曹操はもう西涼軍を軽く見てはいなかった。 そこへ提言したのが徐晃だった。軍を上流と下流に分け敵の前後から攻めればいかがか。 曹操はこれを受けすぐさま渡河の準備にはいった。 西涼軍では韓遂がむしろこれを絶好の機会と言い馬超も「さようでご…

  • 『三国志』横山光輝 第三十一巻

    馬超孟起表紙絵もちろん一回目。美形なのはたしかですがこのヘルメットは個性的! ネタバレしますのでご注意を。 馬騰とその次男三男を討ち果たした曹操はこれで呉討伐ができると三十万の兵を編成し動き始めた。 孫権は玄徳に協力を求め孔明は余裕でこれを引き受ける。 孔明は親兄弟を曹操に殺された馬超の復讐心を利用しようとすぐに西涼へ密使を出したのだ。 馬超は奇妙な夢を見た。雪の中で虎に襲われる夢だ。 いやな予感がした馬超はそれが現実となったのを知る。いとこ馬岱が乞食に身をやつし疲労困憊で逃げ延びてきたのだ。 彼によって父馬騰と弟たちが曹操に殺されたと告げる。 か、かわいそうに。 思いきり悲しんでいて胸がすく…

  • 『三国志』横山光輝 ハーフタイム 『ドカベン』を思い起こす

    横山光輝『三国志』一度読了し再度全60巻の30巻までたどり着きました。 一巻ずつ最近は二分の一巻ずつ丹念に読んで記事を書いていこうと思ったものの飽きてしまうのではないかと思いながらも道程半分まできてしまいました。 これからは少しずつ残り少なくなってしまうのかと思うと今の段階で勿体なさで泣きそうです。 これほど面白い作品に今後出会えそうな気がしません。よくぞ今まで読まずに生きてきたと逆に自分を褒めてあげたいほどです。 いや読んでてもよかったんだけどねえ。この年齢になってここまで感動できるとはと言うべきかこの年になったからやっと理解できたというべきか。 名前も作品も絵も知っていながらなぜ横山光輝に…

  • 『三国志』横山光輝 第三十巻 その2ー将星を見るー

    やはりこのさらりとした容姿にみんな参ってしまうのだよね。 しかし外見だけで判断してはなりませんぞと言うお話。 ネタバレしますのでご注意を。 周瑜が死んだことを孔明は天文で知った。 そして将星が東のかたに集まっているのを見て葬式のお悔やみを口実に呉に乗り込み賢者を訪ね我が君の味方にしたいと願い出る。 玄徳は呉が孔明に害を加えないかと危ぶむが孔明はまったくなにも恐れることはない、と答えるのであった。 果たして孔明の弔問を知った呉の将軍たちは斬ってしまえと騒ぎ立てたが魯粛はこれを押し留めた。それでも姿を見せた孔明に刀の柄に手をかける将もいたが付き人である趙雲が見逃すはずもなかった。 周瑜の霊前で孔明…

  • 『三国志』横山光輝 第三十巻

    表紙絵周瑜2回目。敵方で曹操じゃないキャラで2回目は珍しい。孫権ではなく周瑜になっちゃうんだなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 周瑜には徳がない。悪知恵は働くが人徳に欠ける。そこが孔明から軽く見られてしまったのだと思います。 そして孔明は人徳の人だと信奉する玄徳のために人智を尽くしたんだなあ。 さて呉を逃れてきた玄徳を孔明は鮮やかに守ってみせます。 まずは船を用意して我が君を乗せ追いかけてきた周瑜から逃れるために陸路をとります。 すぐさま陸へ上がった周瑜をまずは関羽が迎え討ちこれも鮮やかに周瑜の兵をかっさばいてしまいます。 あまりの凄まじさに「なんとすごい」と言ってしまう周瑜。そこへ右から左…

  • 『三国志』横山光輝 第二十九巻 その2-十字紋石ー

    趙雲を従えて歩む玄徳である。五十歳ですがとても可愛い顔をしていますなあ。 孫権。玄徳の風格にちょっと怯んでいます。 母君一目ですっかり玄徳を気に入られたご様子。喬国老も超お勧め。 しかし孫権としては母上に気に入られては欲しくないのだ。年上の弟ができてしまう。 (そういう意味ではないだろうが) 婿殿にご満悦の母君と予想外の展開に焦る孫権達。 そんな中で趙雲は目ざとく玄徳を狙う刺客に気づき忠告した。 玄徳はあっさり母君に「私の命を狙っておいでなら私にも剣を取らせて戦わせてください」と願い出る。この言葉に驚いた母君は孫権に問うがもちろん孫権が事実を言うわけもなく咎は家来に押し付けられる。 が、玄徳の…

  • 『三国志』横山光輝 第二十九巻

    ハンサム玄徳。このスタイルかっこいいですね。 表紙絵6回目。主人公の強さ見せました。 これだけ先に見ちゃうと不思議な絵ですね。 物語性のある絵画、という言い方がありますがこういうことですね。 ネタバレしますのでご注意を。 玄徳が四郡を速やかに平定したのに対し呉の孫権は合肥城攻略に手を焼いていた。 この差は明らかに孔明がいるかいないか、ってことですよね。 曹軍張遼から挑発の手紙が届くと孫権はまんまと怒り心頭し決戦を命じる。周瑜が伏せている時であり若く経験の乏しい孫権は不利だった。 しかも有能な忠臣・太史慈をここで失ってしまう。 太史慈は合肥城攻略を計ったのだが張遼とその部下は緊張感を持続しており…

  • 『三国志』横山光輝 第二十八巻

    趙雲子竜だよねきみ。 だね。 さて玄徳軍の進撃は続く。 零陵の太守・劉度は玄徳軍の恐ろしさを理解して慄いたが嫡子劉延はこれを否定して自ら兵を引き連れ玄徳軍と相対した。 惚れ惚れするハンサムである。やはりみんな玄徳がハンサムだから好きなのだと思う。可愛いしなんといっても徳が高い。徳の高いハンサムは貴重だ。 劉延軍にいる豪傑は邢道栄。巨大なまさかりを振り回して剛力を見せつけた。 そこへ現れたのはなんと アハハ孔明おもしろい。 続けて孔明は自分こそが赤壁で少し計を用いて曹軍百万を壊滅した、と述べ「すみやかに降参せい」と説く。 しかし邢道栄は孔明へと突っ込んできた。 「引けっ」 ななななにこれ。四輪車…

  • 『三国志』横山光輝 第二十七巻 その2-静寂の陣ー

    病人がするこの斜め鉢巻き、よく時代劇で見るわけですが中国から渡ってきたものだったか、と今はっとしてるんですがちらりと検索した限りでは日本独自のようでもあり横山先生のお遊びだったのか?とも考えたり今のところよくわかっていません。 マンガだとわかりませんが紫であるのが(少なくとも日本では)肝要みたいですが。 ネタバレしますのでご注意を。 周瑜の肩に刺さった毒矢。下手な抜き方をされたものだから矢の根元が折れメジリが骨の中に残っている、として医師は木槌とノミで骨を削り取った。周瑜は叫び声をあげる。 (まだだけど関羽と名医・華佗のエピソード思い出す。子供の頃簡単三国志を読んでそこが衝撃で忘れられなかった…

  • 『三国志』横山光輝 第二十七巻

    表紙絵周瑜。 才能豊かな稀代の将軍しかも稀な美男子であり美姫を妻とする完璧な男性で映画『レッドクリフ』ではついに主人公となって孔明と深い友情を築く物語を作りました。 が、横山『三国志』ではなんとなく軽い人物として描かれている気がします。 美貌才能はあるのですがやや残酷さが際立ち自意識過剰な人物として描かれています。 我こそが最高の武将として自認する彼は孔明の才覚とそれを部下にする玄徳に執拗な嫉妬と焦燥が著しく表現される。 曹操もまたそうした描写が多いのだけど曹操の描き方と周瑜ではまったくイメージが違うのが面白い。 単純に横山氏の曹操への愛着と周瑜への嫌味が感じられてしまうのだ。 この27巻では…

  • 『三国志』横山光輝 第二十六巻 その2ー敗走ー

    超有名ネットミーム「げえっ関羽」です。しかしこの関羽かっこいいな。 ネタバレしますのでご注意を。 ずっと思い続けていたのですが横山先生は馬の描き方が美しい。なんとなく少女マンガ的な馬に思えますwシャープな感じ。(ご本人も馬がお好きだったとか)というか少女マンガ家が横山お馬を参考にしたのか。 特に影絵になった時にその美しさが際立ちます。 曹操はこれまでにも何度も大きな敗戦を体験してきて凡人ならばそれですべて嫌になってしまいそうなものなのに屈せず何度も立ち上がってきた男です。 とはいえこの度の敗戦は比較にならないのではないでしょうか。 揺るぎない帝王となった自覚もあり且つどれほど巨額をつぎ込んだか…

  • 『三国志』横山光輝 第二十六巻

    曹操。表紙絵4枚目。着実な感じ。若い頃はもちろんですが壮年の曹操も美男です。しかし彼は苦境がつきものですなあ。 ネタバレしますのでご注意を。 孔明の帽子が???? なんぞこれ。 鉄人28号的な? ネタバレしますのでご注意を。 曹操の壮大な水軍を見て周瑜は恐怖を感じる。水軍提督だからこそ力の差が強烈に解ったのだろう。 凄い漢文調で話してしまいます、 周瑜は怖れを知る感性を持っていてそれがために強くなり出世もできたのだと思いますが恐怖心が強すぎる。英雄になるためには鈍感性も必要なのかもしれません。 が曹操もまたこの威風を見せつけながら強風で旗印が折れたことを不吉として引き上げてしまう。惜しい。この…

  • 『三国志』横山光輝 第二十五巻ー鳳雛立つー

    鳳雛とは龐統覚えました。 昔子供向け『三国志』で孔明は素晴らしい美男だが龐統は醜い男、と書かれていて劉備玄徳が孔明の方に行ったので「やはり顔か」と思ったのを覚えています。 それを思うと横山先生は情け深いキャラ造形ではないでしょうか。確かにこれを比較したら孔明がハンサムですが龐統は醜いとは言い難い。 むしろ蒋幹さんの方がイメージかもです(ごめん蒋幹さん) ネタバレしますのでご注意を。 この蒋幹さん、何のために出てきたのかな、と考えてしまいます。というかまさにドジを踏まされるために出てきていますよね。 一度ならず二度までも自ら「わたくしにおまかせを」と言って騙されてるw それを承認する曹操も曹操だ…

  • 『三国志』横山光輝 第二十五巻

    孔明!表紙絵2回目、と書きたいですが魯粛さんがしっかり描かれてるのでこれは1・5回目ですねw 何故魯粛さんとのツーショットなのかw 魯粛さんいいですよね。好きだー ところで現在の我々に孔明のイメージを抱かせているのはやはり横山孔明なのではないでしょうか。 『パリピ孔明』でも特にダンシングパートは明らかに横山孔明を彷彿とさせていましたよね。 ネタバレしますのでご注意を。 周瑜は自分を曹操につけようとして訪れた幼馴染蒋幹を逆に利用しようと画策する。 蔡瑁が送ってきたと見せかけた偽手紙に「曹操の首を討ち呉陣に献ぜん」と書いて蒋幹に読ませさらに蔡瑁からの密偵の知らせをわざとこそこそ話して聞かせる。 蒋…

  • 『三国志』横山光輝 第二十四巻 その2ー水軍提督周瑜ー

    横山周瑜はクラーク・ゲーブルをイメージしていると思うのだがどうだろうか。 そして横山先生はあまり周瑜が好きではない気がするw ネタバレしますのでご注意を。 開戦を決意した孫権だったがまたもや重臣たちの反対に遭い魯粛からは反対の反対をされどうしてよいかわからなくなる。 そこへ来た孫権の母上は「兄・孫策は外からの混乱は周瑜に相談せよ」と言ったでしょうと進言する。孫権はすぐさま周瑜を呼ぶ手紙を出す。 周瑜の妻は孫策の妃の妹なので孫権とは義兄弟でもある。この絵を見てもわかる通り(クラーク・ゲーブルを思わせる?)美男子でもあり知勇共に誉高く人気のある将軍なのだ。 周瑜の元には訪問者がひきも切らない。 こ…

  • 『三国志』横山光輝 第二十四巻

    はい主人公・劉備玄徳表紙絵6・5回目。着実に張飛と並んでいますが主人公のほうが追いかけてる状態ですな。 しかもなんとなく張飛のほうに力が入ってる気がするw ネタバレしますのでご注意を。 さーてさてさて御立合い。 いよいよ『三国志』の代名詞ともいえる「赤壁の戦い」に近づいて参りましたあ! 孔明は自らひとりで呉に参上するように計略をした。 魯粛。この方も一見人の好さそうな感じだがさすが呉の使者をするだけあって鋭い。 魯粛はまず自分だけで孫権が行っている会議に赴く。そこでは曹操からの最後通牒「玄徳を討つか、我が百万の大軍と戦うか即答あるべし」が届けられていた。 大臣たちの多くは「呉の兵力は十万。戦に…

  • 『三国志』横山光輝 第二十三巻

    もうなんと言っていいやら。表紙絵張飛登場回6・5回目。義兄の関羽が前回でやっと2・5回目ですからその差は歴然。横山先生の『三国志』のイメージは張飛なんですかねえ。 ネタバレしますのでご注意を。 這う這うの体で戻る曹仁軍を待ち構えていたのが張飛であった。疲弊しきった曹仁軍は張飛隊にここでも辛酸をなめさせられる。深追いはせず張飛は皆が待つ船へともどった。 良いね張飛。横山先生が好きになるはずね。 曹操は怒り狂う。またもや十万の兵を失ってしまったのだ。すぐさま全軍出陣を号するがひとりの将軍の提言によって徐庶を使者に建て玄徳に降伏を求める算段へと移行した。 これを命じられた徐庶は辛い立場だった。 徐庶…

  • 『三国志』横山光輝 第二十二巻

    関羽表紙絵2・5回目。後ろに人影がありますがこれはさすがにひとりと数えてよいでしょう。 表紙絵は関羽ですが小見出しは「初陣孔明」 そうこれから諸葛亮の怒涛の知恵攻撃が始まります。読み始めるとあまりの面白さに時間のたつのを忘れてしまう。諸葛亮の智読み進めていきましょうか。 まずは荊州の劉表の長男・劉琦のお悩みを解決する孔明。 政権争いで自分の命を狙われていると嘆く劉琦に孔明は春秋時代の晋の献公の二人の子どもの話だった。 それを聞いた劉琦は禍からは離れるのが吉と理解し自ら辺境の地の守りに赴くことを志願する。 この頃曹操は南方攻略のための作戦を連日練っていた。 曹操の耳にまたもや玄徳の「気になる噂」…

  • 『三国志』横山光輝 第二十一巻 その2~三顧の礼~からもう一度

    気持ちよさそう。これは起こせない。 とはいえ張飛は怒り狂い関羽はなだめ玄徳はじっと待っている。 やっと目覚めた孔明はそば仕えの少年から玄徳が「起こさなくってもいいと言った」と聞き謝罪した。 こうしてついに玄徳と孔明が相まみえることになる。 良い絵だ。季節は春。開け放たれた窓から心地良い風が入ってくる。孔明も寝足りているし玄徳は夢がかなった。ふたりとも良い気持ちでの出会いだったのではないだろうか。 玄徳、鋭いところを突いてしまったのだ。さらに玄徳は熱く孔明をかき口説く。 ここで孔明は一つの策を出す。 「統一することはあきらめ天下を三分するのです」 そのためには老いた劉表から荊州を受け継ぎ益州の悪…

  • 『三国志』横山光輝 第二十一巻

    げええ孔明! 期待期待わくわく。 曹仁軍は玄徳軍によって樊城を奪われ完膚なきまでに討ち取られる。 玄徳の元へ県令の劉泌が訪れ挨拶を受ける。城を奪うというのはこういうことなのね。 玄徳は県民を痛めつけるようなことはしないからと伝え県令・劉泌も玄徳の人柄を知っており微笑んで皆を安心させると告げる。 ここで玄徳劉泌の息子を見て気に入り養子にしたいと申し出これも喜んで受け入れられる。 えええええ。この前の関羽の時もだったけど玄徳って気に入るとすぐ養子にする趣味。この時代はこういうものだったのか? 正史では違うらしいけど演義では実子がすでにいるのに養子をもらうのは騒動の元だと珍しく関羽から忠告を受けてし…

  • 『三国志』横山光輝 第二十巻 その2~浪士単福~

    ネタバレしますのでご注意を。 「三顧の礼で孔明を迎える」というエピソードは『三国志』の中でももっとも有名なものの一つですがこうして読んでみると孔明を迎えるまでには三顧の礼どころか数々の段階を経なければならなかったことが解ります。 まずは蔡瑁からの暗殺計略で「檀溪を跳ぶ」ほどの危険を冒す体験をして玄徳は自分が運命に弄ばれているような激しい疲労と後悔を覚える。 そしてその後童子の案内で水鏡先生に出会うのだ。 関羽・張飛・趙雲の勇猛さ強さは最高の武器ではあるがそれらは玄徳自身を導いてくれるわけではない。玄徳は壮年に入っているにもかかわらずいまだに基盤がなく彷徨う旅人でしかないのは有能な謀略家がいない…

  • 『三国志』横山光輝 第二十巻

    中を読まずに表紙だけ見てしまったら誰?ってなりますな。 最初孔明なのかと思っていましたが、劉備玄徳でした~w表紙絵5・5回目で張飛と並びました。 後で知ったのですがこの場面は有名なのですね。 ネタバレしますのでご注意を。 時は流れた というナレーションから入ります。 前回で書いたようにやはり19巻目までが一幕という括りなのではないでしょうか。20巻目から第二幕が始まります。 若かった主人公や主要人物が壮年期に入っていきます。 曹操は着々と地位を固めています。 その基盤となったのは北方の雄・袁紹を「官渡の戦い」で破ったからである、と書かれています。 wikiで見るとこの「官渡の戦い」は『三国志』…

  • 『三国志』横山光輝 第十九巻

    ひゃっほう。ここで張飛+関羽表紙絵で以前のふたり絵があったから0・5+0・5で1となります。なにをいってるのか。 なので張飛5・5回目。関羽2回目です。張飛ぶっちぎりなんだよな。 ネタバレしますのでご注意を。 さらに進むと関羽一行はとある男に呼び止められる。 この先にある古城に「張飛」と名乗る男が住み着いて三千人の家来を従えているという。「誰も恐れて近づきません。お気をつけて」 これを聞いた関羽は喜び先に従者を行かせて奥方様をお出迎えさせようとした。 が、従者の報告に張飛は黙って立ち上がり馬にまたがり駆けだしやってきた関羽をめがけ槍を突き出した。 張飛は関羽が曹操に仕えて贅沢三昧をし都合が悪く…

  • 『三国志』横山光輝 第十八巻

    うわあ、表紙絵関羽ソロバージョンは初めて。前は確か張飛と二人並びだったはず。 てことで関羽表紙絵1・5回目。 赤兎馬と ネタバレしますのでご注意を。 曹操からの贈り物はすべて返却した関羽だけど赤兎馬だけはしっかりいただいたw 嬉しかったんだろうなあ。 袁紹軍は顔良の弟・文醜を先鋒隊として送り込む。 これに対し曹操は荷駄隊を撒き餌として文醜隊をおびき寄せ周囲を取り囲んで一網打尽にした。 将である文醜もまた関羽の一撃によって討ち取られた。 その報をきいた玄徳は急ぎ駆け付けその目で関羽の姿を確かめる。 玄徳は再び袁紹から咎められるが「関羽に私の居場所を教えればすぐに駆け付けてきます。そういう男です」…

  • 『三国志』横山光輝 第十七巻

    劉備玄徳扉絵4・5回目。 しかし関羽はどうしてこんなにも玄徳を慕ったのだろうか。 かわいいから?☜戯言です。 ネタバレしますのでご注意を。 さて名医吉平と董承が秘密裏に話したはずの曹操毒殺計画はあっさりと見破られた。 董承家の下男が曹操に密告したのだ。 吉平は拷問を受け董承家は捜索が入った。血判書と詔が発覚し計画に加担した一族郎党が捕らえられ斬殺された。その数南百人にのぼった。 劉備は徐州にいるためこの斬殺から逃れられたが曹操が見過ごすはずはない。 二十万の軍で徐州へ向かった。 とても太刀打ちできない劉備は急ぎ袁紹に救援を求める。 が、袁紹は子供が病気で「そんな気分ではない」と出兵を拒んだのだ…

  • 『三国志』横山光輝 第十六巻

    また張飛!扉絵5回目(半分の時は0・5計算)横山先生の寵愛が過ぎる。 やっぱり張飛が一番好きなのでしょうね。確かにこの張飛かっこいい。 いいけど関羽~~~。 ネタバレしますのでご注意を。 死んだ袁術の甥を捕えたのは曹操の部下だった。 甥は玉璽を持ち運んでいた。 それを見た曹操の部下・徐璆は直ちに曹操にこれを届けた。曹操は喜び手柄を認め太守に任命した。 一方、気になっていた劉備は戻らず五万の兵とともに徐州に残ったままという報告を受けて曹操は激怒する。 って曹操がいい気分で劉備に許可したのがそもそもなんでw劉備の演技にすっかりだまされちゃったんだねえ。 自分の失敗から腹立ちまぎれに叱咤してしまった…

  • 『三国志』横山光輝 第十五巻

    劉備玄徳、扉絵3・5回目。なんかめちゃハンサムです。 主人公の風格がありますな。 次の絵 劉備と曹操の仲良し時代です。 ネタバレしますのでご注意を。 いやそう見せていただけで腹の中はふたりとも違うんですけどね。 ふたりとも互いを最大のライバルと思っていたのですな。 でこれです。 ふたりは皇帝に謁見しこの度の戦の労いの言葉を賜った。 帝は劉備の先祖を訊ねられ劉備は母から聞いていた出生を申し上げる。 中山靖王の後胤と聞いて帝の一族ではないかと急ぎ系譜を調べさせたもう。 系譜にはその旨が記されており帝は劉備の側へ寄って「玄徳よ陳の力になってくれ」と語られ劉備は「ありがたきお言葉」と受けたのであった。…

  • 『三国志』横山光輝 第十四巻

    呂布と珍しく女の子。もしかしたら唯一なのか? ネタバレしますのでご注意を。 ここは曹操と劉備が手を組んでいる貴重な時期ですよ。 陳珪父子の周到な企みは着実に進んでいく。 欺かれた呂布軍は味方同士で闇の中出会い同士討ちとなってしまう。気づいた時は手遅れ、被害は惨憺たるものだった。 仕方なく呂布は帰城した。が、開門されることはなく呂布の軍には夥しい矢が射かけられる。 怒鳴りつける呂布に陳珪は語る。 「この城の主は劉備玄徳殿よ」と。 この後の陳珪老人の話に涙があふれる。 徐州の太守・陶謙が曹操の父を歓待し財宝を贈り護衛をつけて見送ったのだがこの護衛たちが黄巾賊くずれの男たちだったため金目当てに曹操の…

  • 『三国志』横山光輝 第十三巻

    これはー劉備玄徳、でいいですよね。下に張飛いるし。って張飛そこまで出す??? 張飛扉絵4回目(半分の時は0・5計算)劉備はやっと2・5回目なのによ。 しかし思うのは確かに劉備が出てくる話少ないような気がします。横山先生、曹操好きすぎです。 ネタバレしますのでご注意を。 でもってやっぱり曹操から始まる。 張繍が荊州の劉表と組み不穏な動きをしている、という報告を受けた曹操は急ぎ張繍討伐へと南陽に向かった。まだ前の戦の傷も癒えないというのにあまりにも曹操戦争しすぎでは。 六月の河南は暑さが厳しく兵たちは喉の渇きを訴えた。曹操が「この山を越えると梅の林がある」と言うと兵たちは酸っぱい梅を想像し喉の渇き…

  • 『三国志』横山光輝 第十二巻

    曹操~~~~!三枚目です。いや扉絵三回目、って言えばいいのか。そして なんと横山マンガでめずらしい恋愛(?)篇です。無理無体なことはしてないので恋愛と言っていいのではないかと思うのですが。 曹操は映画『レッドクリフ』でも言われていましたが彼人妻好きなんですよね。そういうとこだぞってヤツです。今回の女性は未亡人、なんかいいね。 ネタバレしますのでご注意を。 かつて曹操軍が撃滅した李傕・郭汜の敗残兵が南陽の宛城に集まり「夢よもう一度」と機会をうかがっているという知らせが届く。一刻も早くこれを打ち取るべきとは思いつつも曹操は動けない。都を空ければ抜け目なく呂布が襲ってくる恐れがあるのだ。 部下の提案…

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