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お家のことを勉強するブログ http://lien-house.com

私たちがつくりたいのは、「人生が豊かに変わる家」。 憧れの建築家と建てる家を身近に、手軽に。 新築住宅を夢見る方は、ぜひお勉強下さい。

私たちがつくりたいのは、人生が豊かに変わる家

アールプラスハウス津
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住所
津市
出身
松阪市
ブログ村参加

2019/03/22

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  • どこの家でも必ず物置

    新築をされるとどこの家でも必ずと言っていいほど物置を設置されます。最近は家の中に土間収納を設けることも多いのですが、そうすると物を置くだけのスペースのために40万円~100万円ものお金を掛けていることになりますので、できればこうした外物置の方が得策かも知れません。 こちらも永く使うものですので、先日施工させていただきましたカーポート、そして家のデザインとピタリと合わせたものをチョイス。さらに美しさが際立つ家となりました。 こちらではオーナー様の性格から、きっといつかは物置やカーポートを設置してくれるだろうと想定した家や外構のプランニングだったので、物置の荷物も雨に濡れず出し入れできますし、その…

  • 全棟気密測定

    津市I様邸では気密測定が行われました。QhouseではS-Class、A-Classが高気密高断熱の家となりますので、全棟気密測定を行いC値0.2未満を基準としています。 その結果は0.13cm2/m2ということで、今回も1発で基準をクリアしました。 この測定が終わればいよいよプラスターボード張りへと進みます。 部屋の中は一気にピンクに染まり、まるで桜の満開のようで綺麗ですね。 このプラスターボードは、あのシックハウス症候群の危険を含むホルムアルデヒドを吸収分解してくれる優れもの。新築の家や車ではいわゆるボンド臭やプラスチック臭があり、頭痛や鼻水、目がチカチカするなどのアレルギー反応が出る方が…

  • コンクリートの目地

    松阪市N様邸では外構の工事中。建物の前後に駐車スペースがあり、何と5台の駐車が可能となります。 家の正面には3台分、エキスパンタイと呼ばれる伸縮目地にて区切っています。 土間コンクリートは「伸縮目地」を設けなければ、たちまちヒビが入ってしまいます。 とは言え、目地を設置したからといっても、亀裂はいずれ入ってしまうものです。それは、完全にヒビの入らないコンクリートは存在しないからですね。生コンの中に含まれる水分が、2年程度の期間を経て少しずつ乾燥し、それとともに収縮することを防ぐことができないためです。 大きなひび割れを防ぐために生コンクリートの中に、ワイヤーメッシュと呼ばれる金網を設置すること…

  • 土地で決まる

    津市I様邸の内部では床材張り、外部では外壁工事へと進んでおります。 内部は配線工事や吹付断熱工事も終わり、オーク無垢材UNI加工品を施工中。1枚 1枚丁寧に隙間や間隔を見て施工しています。 24日にはユニットバスの施工ということでこちらの準備も整っています。今回の立地条件からして、一番道路に近くてうるさい場所にお風呂を持っていき、音の緩衝材としています。 この田舎の三重県でも交通量の多いところではうるさくて、静かなことはひとつの財産。ここは少し坂道になっているので、車のエンジンを吹かして登るので、なるべく音を遮られるように設計をしたわけです。 そう設計には音も大いに関わります。 私たちはその土…

  • 完成鑑賞会閉幕

    完成鑑賞会の2日間が終わりました。沢山のご来場者様、またオーナー様の友人等で賑わいました。このお家の魅力は十分に伝わったと思います。 何せ物価高ですので、できるだけコンパクトにまとめ、かといって必要十二分なこのお家は今後の家づくりの参考になったのではないでしょうか? オシャンなコートハンガー、そして前のシューズクロゼットはあまりに一体感が出ていたためか?収納だと気づかない人がほとんどでした。 ご主人の大切なゴルフバッグもこの突き当りに置かれることでしょう。 このお家にも乾太様、新築と言うと憧れが先に来てしまいますが、日々の家事をどれだけ短縮できるか?自由な時間や睡眠時間をどれだけ確保できるか?…

  • 25坪の平屋「完成鑑賞会」

    今大人気の平屋住宅。耐震性に優れていることと、改正建築基準法では”新3号建築物”とみなされて審査省略制度が使えますので、様々な認定費用がかからないなどの利点があります。 もちろん、審査省略といってもその基準を遥かに上回る設計をしていますので何の問題もないわけですが、審査を受け認定証を発行してもらうためには、25~40万円というお金もかかるのです。 ガルバニウム外壁の欠点は、単純に倉庫のように見えてしまうこと、クールに見えてしまうことがありますが、適材適所に木材を使うことによりその点を打ち消しています。 雨に濡れにくい玄関とし、格子越しの光と影の美しさが何とも言えません。低い位置に窓が並びますが…

  • 明日からいよいよ完成鑑賞会

    明日から完成鑑賞会が行われるH様邸。玄関脇の杉格子も本日企業秘密である特殊塗料にて耐久性を高めました。このこだわり職人の持つ刷毛は高価なものでは、なんと1万円以上もするものを使っています。 外壁塗装工事などの塗装工事も、一般の方が見ても優劣はわからなく年数が経って初めて良し悪しに気づくものですが、単純に安くて良いものは無く価値あるものは高価なのです。 一番ダメなのは高いのに手を抜かれた...なんてことですね。気をつけましょう。 これで約17帖のLDKですが、来場されるとわかりますがとても広く感じるはずです。それは部屋の長い辺にTVを置き、視界を広げることや窓による抜け感を出したことによるもので…

  • タイル張り

    完成鑑賞会を迎えるH様邸ではタイルデッキのタイル張り。今回は玄関周りは杉格子があり、少し和チックに仕上げられていますので、300×300mmのタイル。 タイルデッキは600×300のタイルと二種類をチョイスしました。 タイル張りは寸法的なものが合う場合と合わない場合がありますので、合わない場合は割付を考えて処理をしなければいけないので、難しい作業となります。 これにてこの家も完成。 完成鑑賞会が終わったら外構工事へと進んでいきます。 思い返せば、昨年7月27日に多気町N様のご紹介により明和町I様邸の見学会にご来場いただき、その日に一発サインをいただき建築へと進みました。 当初は市街化調整区域内…

  • さあクリーニング

    週末の完成鑑賞会を迎えるH様邸では「ハウス・クリーニング」が始まりました。各所の養生を剥ぎ、工事中の汚れや埃を落とす作業で業界では「洗い作業」とも呼びます。 これもプロならではの技で、その汚れ、汚れに合った薬剤やタオル等を使用し、綺麗に仕上げていきます。 このプロに聞くと最近は100均で売られているマイクロファイバーよりも少し粗いようなタオルが一番良いとのこと。お買い物に行ったら見てみて下さい! 養生が取れると、目に映る面積が一番大きい床材が露わになりますので、部屋の雰囲気がガラッと変わります。 今回の床はG-Class標準のオーク無垢材UNI加工品となります。 オーク材は、成長が遅い反面耐久…

  • お日柄が良いと...

    今日は六曜でいうと「友引」ということで、工務店はお日柄が良いと忙しい一日を迎えます。 津市内ではK様邸の農業用倉庫兼ガレージの上棟を迎えました。鉄骨造は精度をきちんと出すのはとても難しいのですが、たとえ倉庫であっても先々のことを考えて少しでも丈夫にきちんと考えて造らせていただきました。 お天気にも恵まれて無事に計画通りに骨組みが組めたことを嬉しく思います。 四日市では新築建替えのための解体工事が始まりました。 長年暮らされた家ですが、増築増築を繰り返した昔の建物ですので耐震性にも不安があり、今後安心して暮らせる平屋の家へと建替えられます。 こちらではピアノ教室も併設されますので、人が集まりやす…

  • 使いやすい水回り

    キッチンやお風呂などの水を使う商品のことを「水回り商品」と言いますが、これが生活の上ではとても大切。 次回、完成鑑賞会のH様邸でも効率が良くて、使いやすくて、耐久性の高い商品で整えました。 W1,200の広い洗面台は、人造大理石日本一のTOCLAS製洗面台。いつまでもピカピカに輝きを損なうことなく使用できます。 こういった商品はやはり陶器製が一番良いのですが、陶器ではこういった大きな洗面台はつくれないため、その場合はTOCLASをお勧めしています。品質が良くない人工大理石では汚れやシミがつきやすく、激落ちくんで削り落とさないとダメで、また削ると余計に汚れやすくなってしまうのです。 こちらの洗面…

  • 次回完成鑑賞会のお家は?

    画像のお家とは異なりますが、次回『完成鑑賞会』が行われる津市H様邸はQhouseのG-Classの家となりますが、ご予算に合わせて各所グレードアップしております。 まずは構造躯体ですが、G-Class標準の「ホゾ加工による仕口にて金物で補強を行う」工法から、「柱と梁をドリフトピンという金具で接合する」工法へと変更しました。 これにより一般的な工法の約3倍の引き抜き強度を発揮し、建物の強さを高めています。 次に外壁材ですね。G-Classでは窯業系サィディングが標準仕様となりますが、これもIG工業の金属サィディング「SP-ガルブライトⅡ」により、耐久性・断熱性・防汚性に優れたものへと変更していま…

  • さあ近づいてきた!

    今度の土日、津市H様邸の『完成鑑賞会』が近づいてきました!外部では浄化槽工事、給排水工事、外構工事へと進んでいます。 平屋の25坪の家ですので、二階建ての家で言えばだいたい27、8坪の家と同じようなお部屋の広さとなります。 メインのリビングを見てみると...。TVボード背面は、よく柄物で設えられたアクセントクロスなるものが貼られたりしますが、ここでは逆アクセントとしました。つまり周りの壁はグレー色であるのに対し、TV背面は白いシンプルなクロス。こうすることにより落ち着きや広がりを感じることができます。さらに垂れ壁を落とすことにより、より奥行感が出ます。これもQhouseならではのデザインのコツ…

  • お家にまつわることならば

    Qhouseの仕事は、家を通じてお客様の暮らしを豊かに変えていくこと。ですので、家にまつわることならば何でも解決していきます。 画像は本日の作業風景ですが、急斜面の土手が崩れると危険ですので傾斜をなだらかにし、防草シートにて小石等が転がらないようにカバーを掛けました。 この工事も明日で完了します。 現在他にも、建物の名義変更やら遊休地の売却など家にまつわる様々な仕事をワンストップで全て受けています。 どんなことでも、沢山の手が加わるとより高額になってしまったり、行き違い等が発生したりと面倒なことにならないように、責任をもってワンストップでやり遂げます。 今週お引き渡しを済ませたN様邸では擁壁工…

  • F-CON研修

    本日は風や音の出ない全館空調システム「F-CON」の研修に名古屋へ向かいます。この圧倒的な満足度を誇る空調システムですが、その快適さを伝えることは言葉では難しく、どうしたら伝わりやすいのか?日々、勉強を繰り返している次第です。 毎週木曜日の朝会では全国からZOOMにて、このF-CONのことや人生、健康について学び、皆様に少しでも多く還元できればと取り組んでいます。 このF-CONが投げかける「輻射熱」というものは皆様誰もが耳にしたことはあると思うのですが、何せ目に見えないものですのでイマイチ理解が深くありません。 F-CONは自然界で言えば太陽さんが私たちにエネルギーをくれるのと同じ理論なので…

  • I様邸上棟

    本日は小春日和の中、津市内においてI様邸の上棟が完了しました。狭い道路、崖条例、河川法など様々な問題もありましたが、全てクリアし無事にここまでたどり着くことができました。 この家はA-Classということで、ドリフトピン+構造パネルによる強固な躯体が組みあがりました。この方法により、柱や梁の断面欠損が少なく一般的な木造住宅の接合金具と比べて約3倍の引き抜き強度を発揮し、建物の強さを高めているのです。 この工法にデメリットは無く、あえて挙げるとしたならば、使用する金物が高額なこと。必要な木材の量が増え施工総額が高くなることといったお金の問題だけです。 道路からとてもよく見えるところにQhouse…

  • 文字通り神業

    本日は松阪市N様邸のお引渡しでしたが、ギリギリ間に合ったのがこの神棚。 神棚を飾る意味は、日々の暮らしを幸せで豊かなものにするため、家内安全や商売繁盛、無病息災などを祈願することです。また、神様を敬う心を通じて、心の豊かさや美しさを養うことにもつながるとされています。 商売をされているところや漁師、農業などを営む家には必ず神棚がありますね。 この神棚は檜板を使って棟梁がつくりあげたもの。金色の留め金を使い、とても素敵に仕上がりました。まさに神業ですね。 檜は木の王様。桧独特の香りと細かい柾目が特徴で、神具や祭具、神殿を造るのにもっとも適した木材ともいわれており、伊勢神宮では木曽檜が使われている…

  • 建築は怖い

    最近、悪質リフォームが世間を賑わせていますが、この業界では悪質とは言わなくともそれは当たり前のように起こっていること。 新築にせよ、リフォームにせよ、出来上がっているものを購入するわけではありませんので、一般の人には見分ける術もありません。 同じ図面の工事であっても、そこに使う素材や設備機器、施工方法は必ず異なります。 ある会社は高価だけれど耐久性の高い、良い素材を推奨している場合がある一方、別の会社では同じ性能でより安価な材料を使用することを提案することもあります。 数値上の性能は同じであっても、耐用年数の永い住宅の場合は十二分な注意が必要でしょう。 また料理にも腕があるように、職人の腕はピ…

  • 完成鑑賞会終了

    親子でQhouseの家が2棟建ち並ぶ姿は私たちにとってはとても感動もの。とても嬉し楽しい完成鑑賞会でした。2日後にはもう引渡しかと思うと寂しい限りですが、もうしばらく外構工事にてお付き合いできるので、それもまた楽しみです。 今度松阪市にて建築をしてくださるY様は、プロカメラマンということでこの現場より建築写真を撮っていただくことになりました。 今までは私のスマホ写真だけだったので、何だか写真が生きていなくてQhouseの建物魅力を伝えきれていなかったので、より良い写真を撮っていただき施工例として掲載していく予定です。こちらのできあがりも楽しみです。 画像右側のスポットライトの下にはW1,800…

  • 完成鑑賞会初日

    完成鑑賞会初日ということで沢山のお客様で賑わいました。 朝からN奥様にも来場いただき、完成された姿を隅々までご覧いただきました。もちろん失敗したな?こうすれば良かったな?なんて箇所は1点も無く、思い通りに仕上がりました。 でも、この家の本質はこの目に見えるものだけではなく、その性能です。 本物の高気密・高断熱の恩恵は住まわれてから実感されていくことでしょう。もう寒い季節は終わりですが、これからは猛暑が待っています。エアコンの冷房温度設定は28度くらいになろうかと思いますし、寝る前に電源を落としても朝まで涼しく眠れます。 外が猛暑でもこの家は内外のW断熱。外の暑さか室内にはあまり伝わってきません…

  • デザイン研修

    本日は、建築を学ぶものならば誰もが憧れる坂茂先生が手掛けられた豊田市博物館へデザインの研修に出かけました。 坂先生と言えば、2014年にプリツカー賞、2017年に紫綬褒章、マザー・テレサ社会正義賞。昨年は高松宮殿下記念世界文化賞の建築部門にて選出されています。 坂先生が国際的にとても評価されている要因のひとつが、災害や戦争の被害者に向けた支援活動です。 阪神淡路大震災において建物の倒壊によって多くの人の命が失われた事実に建築家としての責任を感じた坂先生は、仮説住宅や避難所をつくり、世界各国で支援を続けながら、避難所でプライバシーを確保できるシステムを考案。度重なる改良を経て、2006年に「避難…

  • 高気密高断熱対策の間取り

    建築基準法が改正され、今後は益々平屋住宅への移行が加速することになろうかと思いますが、そのお手本となるような住宅の完成です。 昨今、地震が心配される中でとにかく二階を落として減築をしたい、平屋住宅に建替えたいというお話をよく聞きます。特に定年退職を機にというご夫婦からの相談が多いですね。 そういった場合にはぜひ一度こういった等身大のお家を見てみるといったことが良いかと思います。 そのような年齢の方は、もう一生大きなお金をかけてメンテをしなくて済む家。そしてなによりも健康的に暮らせる家を手に入れられることが大切です。 そのためには高気密・高断熱は不可欠でしょう。 完成鑑賞会ではこの高気密・高断熱…

  • さあ準備も整った

    松阪市N様邸ではキッチンも据わり、いよいよ完成鑑賞会の準備が整いつつあります。とても変わったテイストの家ですので、何だかお店でも開かれるのかな?と勘違いしますね。 このTV背面の格子材とTV台は、明日に私が自分でキヌカを施工に走ります。私たちが思い描いたものをその通りに造ってくださった棟梁に感謝ですね。 TV台や格子が端の収納まで延びているといった不思議な収まりですが、これがまたアクセントとして効いています。N様のセンスにて上手に飾って下さることでしょう。 キッチンに近しい色系でまとめたシューズボックス。上品なポーチタイルと相まってとても高級感があります。また玄関照明の位置を微妙にずらすことに…

  • オシャンなカーポート

    本日、津市H様邸ではカーポートの施工。Qhouseオーナー様のお悩みはカーポートが欲しいけれど家のオシャレなデザインに合うものがない...とよく聞きます。 ところがところが、このスタイリッシュなデザインの「プレーンルーフ」がYKKapから発売されたのです。 これならば、H様のお家にもピッタリということでご提案させていただきました。 こういった素材のカーポートは、有名どころではLIXILのカーポートSC、三共アルミのFⅡなどもありますが、三共の商品はコーキング収まりなので雨が漏れやすいなど見た目ではわからない欠点があり、そこはやはりYKKが一歩抜きんでていますね。 YKKのこの商品の場合は、漏水…

  • 間もなく足場解体

    津市H様邸では現在クロス工事中。杉板が張られた外壁にコーキング作業が終わると足場が解体されます。 奇を衒うことなく、シンプルにそっと収まった外観は目立つものではありませんが、町にすんなりと馴染んでいます。 家は町をつくる重要な要素ですので、自分たちだけ良いといったものではなく、町並みも綺麗に整えたいものなのです。 内部もすっかりと出来上がり、生活動線とオシャレ感重視のこの家は平屋が多い今においてとても参考になりやすい建物。新築をお考えの方は、ぜひ完成鑑賞会にいらしていただければと思います。 どんなことにも長所、短所がありますが、この家の短所は前面道路が狭いため車の駐車がしにくいこと。そこだけで…

  • 建築家の訪問

    昨日は津市K様邸における建築家訪問。Qhouseではこの建築家ヒアリングの際に現在のお住まいにお邪魔させていただいています。 それは、ヒアリングにてお話を聞くのもいいのですが、お住まいを見ればそのご家族の趣味や暮らし方など一目瞭然だからです。 どんなものを好んでご購入しているのか?服や靴、その他の収納量なども具体的に把握することができます。 今回のK様は、北欧系が大好きなお客様。確かに家具や雑貨もそのあたりのテイストで上手に揃えられていてセンス抜群で、好みが明白。私たちもすごくコーディネートしやすいご家族です。 このソファひとつとっても、何とも言えない良い色でシルバーの足が効いていますね。これ…

  • お引き渡し

    本日は津市Y様のお引き渡しに、K様の建築家訪問とバタバタしました。 なかなか建築には困難な家でしたが、この日ばかりは職人たちの腕自慢。他ではなかなか真似をすることができない設えはQhouseならではのもの。 一般的にお客様では気がつかない先の先まで考えた家づくりにて、胸を張ってお引き渡しができました。 昨今は既製品の組み合わせで建てられた住宅が多く、大手量販ハウスメーカーでさえも特色を失いつつありますが、随所に散りばめられたアイデアはこれからの暮らしがとても楽に、快適に、そして健康を保ちやすくなるでしょう。 特に良質の睡眠がとれますので、仕事が忙しくいつも睡眠不足なご主人にとってすごく安らげる…

  • 次回、完成鑑賞会へ向けて

    04/05・06の完成鑑賞会へ向けて松阪市N様邸が仕上がってきました。 天井の板目調クロスが特徴的な室内ですが、それをさらに活かすための工夫が散りばめられています。 床のオーク無垢材、そして造作TVボードもオーク材、その背面にはこれまたオーク材の格子。リビング照明はグレアレスライトと夜の落ち着き感が楽しみです。 これからTVボードと背面格子にはキヌカ塗装が施されて完成へと向かいます。 リビングに大きな収納があると、とても使いやすいです。モノは使う場所の近くに収納をすることが整理整頓のコツであり、これによりモノの番地も付けやすくなります。 こちらは主寝室。ベッドが置かれた姿をイメージすると、ビシ…

  • ダイニングテーブルの選択

    新築時にダイニングテーブルを新調!というお客様が多いです。アパートではとりあえずだから適当なものを買ったけど、新築時には生涯使うものだからちょっといいものを奮発といったところです。 画像のものは、kitchenhouseにて揃えられたW2,100㎜もの大きなテーブルで何と8人が食事をすることができます。 ダイニングテーブルの幅は、おおよそ一人で600㎜ですので1,500㎜もあれば4人が掛けれることになりますが、大人の男が掛けるとなると750㎜くらいは欲しいのでこのサイズがピッタリかと思います。 ここで考えることはその用途です。 毎日の食事だけと考えるのか?ゲストの多い家なのか? ゲストが来られ…

  • あちこちの現場

    本日は黄砂以外は最高のお天気に恵まれて、あちこちの現場を巡回。現在Qhouseでは5棟の新築と6件のリフォーム工事が行われています。 画像は来月9日に上棟を迎える津市I様邸。綺麗に並んだ鉄筋はいつまでも見ていられるほど素敵!人間はこうして美しく整列されているものに心が惹かれるから不思議と言えば不思議です。 こちらはリフォームが完了したS様邸。8年前に母親の住むご実家をリフォームされたお客様です。今回は、タイル張りのお風呂の交換依頼でした。現地調査に訪問をしたらお風呂がとても寒かったので、あえて窓を蓋し、しっかりと断熱されたユニットバスを設置しました。 使用感を伺うと、数時間前に誰かが入っても床…

  • クロス工事の肝

    クロス工事の肝は、こういった模様入りのクロスデザインを揃えること。最近の扉はバリアフリーということで床にはレールが無く、上吊りとなっていますが、その向こう側とこちら側の模様が揃わないとダメです。 と書くのは容易なのですが、これが2部屋に跨っているだけとかならば簡単ですが、この画像は玄関ホール、廊下を挟んでいます。 つまり、玄関先から貼り始めてこの繫がりの部分の模様が合わないといけないということになりますので、逆にこの開口部を基準に揃えないといけません。しかもこういった開口部がこの家では2か所ありますので、その2か所がきちんと揃うように丁寧に丁寧に作業を行わないといけません。 どんな仕事でもそう…

  • 皆様大好きビフォーアフター

    I様邸のリフォーム工事も完了しました。当初は囲まれていて何だか疎外感のあるキッチンもこのようにグルグルと回遊ができるアイランドキッチンに。収納量たっぷりのパントリーも備え、使いやすくなったことでしょう。 この家はリビングドアも無くてキッチンからLDKへと導くイメージでしたが、扉の位置も変更しリビングドアも移設しました。 そして何よりも嬉しいのは、このキッチンに立っても部屋内の様子が全て見渡せるようにスケルトン飾り棚などで工夫しました。 真ん中の大きな柱は鉄骨のため外せないために、こういった工夫を凝らしました。 私が何よりも着目したのがこの駐車場。2台を止めるのが至難の技でしたがカーポートスペー…

  • 完成鑑賞会で学ぶ写真

    完成鑑賞会最終日、今日も合計12組のお客様にご来場をいただきましたが皆様のお目当はやはりⅡ型キッチン。住宅がとても値上がりしたため、建物もどんどんとコンパクトに進んでいる中で人気上昇中なのがこのⅡ型になりますね。 津市で建築計画中のK様もこのⅡ型を採用することが決まっています。 この写真は、今度Qhouseにて建築が決まったY様が撮ってくださったプロの写真。いろんなお話を聞かせていただき、「何を見せようとしているか?」を写真に収めるということなどを学びました。キッチンというやわらかさを見事に演出していますね。 どうも私の写真は、カッコいい写真を撮りたいという気持ちに駆られていて、何を見せたい1…

  • 完成鑑賞会初日

    まずは玄関扉を開けると、Y奥様のナイスチョイスによる照明器具にてお出迎え。最近はこういったお出迎え照明が人気ですが眩しいものが多く、LED独特の目に刺さる感があるのですが、この器具は間接的に光りますのでとても美しく収まりました。 近隣の方々からは、なんてモダンな家を建てられてこれは誰が設計されたのですか?と何度も聞かれています。それはそうでしょう。建築を志す人ならば一度は耳にされたことのある全国でも著名な建築家の作品となりますので、どこか上品で落ち着きのある佇まいが老若男女問わず受けるわけですね。 和の空間は、このテーブルの前に座って、そのまま仰向けに寝転んで瞑想をしたい雰囲気を醸し出していま…

  • 明日から完成鑑賞会

    とにかく広いLDKに重点をおかれたこの家をⅡ型キッチンの存在感とともにお楽しみください。 どこで建てても変わらない既製品の家とは異なり、手作業の部分が多く職人泣かせのこの家で何を感じるのか?私たちも楽しみです。 明日も明後日も上天気で、本物の高気密高断熱の家の体感がわかりにくいことが残念なくらいですが、やはりお天気が良いのは嬉しいですね。 この家もUA値は0.45、C値0.1、耐震等級3という性能を持つ長期優良住宅。 完成鑑賞会来場時には、高気密の実験体感もしていただけます。 オーナー様お気に入りのバーチカルブラインドも取り付きました。 新築時のカーテン関係の選択はとても難易度が高く、私はきち…

  • がけ条例対策

    本日より津市I様邸では鋼管杭の打ち込み工事が始まりました。 この敷地では「がけ条例」に抵触するため、このような工事が必要となります。これは各県や自治体により多少の違いはありますが、基本的には高低差が2M以上ある土地、例えばその崖の上または崖の下に建てる場合に対策が必要となります。 簡単に言えば、崖の崩落による災害を防止するために定められた条例ということになります。 どうしても東日本大震災の影響が大きいため、津波津波と心配になりますが現実には土砂崩れなどの災害の方が遥かに確率は高いもの。 津波を避けてなるべく標高の高い土地を求める気持ちはわかりますが、土地を求める際には、こちらの警戒も重要な要素…

  • 週末は完成鑑賞会

    この週末は著名建築家とつくった高気密・高断熱・高耐久の長期優良住宅がご覧になれるチャンス。 画像の畳コーナーは、名栗加工の框に灰桜色の和紙畳が敷かれます。元々がそんなに和テイストは好きじゃないような気持ちでおられたようですが、新築を進めるうちにやっぱり和テイストが好きなことに気づかれたようです。 カウンターの上には、Qhouseで大人気のイサム・ノグチの「AKARI」。竹ひごと和紙を使って、熟練の職人が一つひとつ手作りしているもので「侘び寂び」を感じる逸品ですね。 「侘び」とはつつましく、質素なものにこそ趣があると感じる心のこと。 一方、「寂び」とは時間の経過によって表れる美しさを指しています…

  • こちらも着工!

    道路事情や河川事情の関係で建築許可が遅れていた津市I様邸では、やっと着工をすることができました。 この値上がりが激しい時代に私たちはできるだけ早く建てないと、その値上がり分をお客様へ要求するわけにはいかないので大変なことになってしまいます。 そんなこともわからないお役所仕事は困ったものです...。 工事の方は高低差のある前面道路ですので、まずはその出入口を均し、後でなるべくお金を掛けなくていいように敷地を平坦にします。どんな敷地も平坦に見えてある程度は必ず傾斜や高低差があり、建物が建つ前に綿密な計算が必要なわけです。 これをミスると下手をすると浸水の危険がある家になったり、水溜まりが回避できな…

  • リフォームの一部を...

    津市I様邸では25日の引き渡しに向けて順調に工事が進んでいます。中古住宅をご購入され、リフォームを行って住むというパターンになりますが、この家は躯体が鉄骨造でとてもしっかりとしていたため、とてもナイスな選択だったかと思います。 本日はキッチン組みということで、このとても大きなキッチンがドーンと座りました。 私たちが得意とするリフォームは、「お客様が思いも寄らないご提案」になります。今回もいくつかの大きなポイントがありました。 ・駐車スペースがとても使いにくいので門扉の解体を含めたスペースを確保 ・狭かったLDKを隣の和室とくっつけてひと部屋に ・リビングには小上がり畳スペースをつくり、そこには…

  • 新色が素敵過ぎる

    本日は津市K様を名古屋kitchenhouseショールームへご案内。29日に建築家を迎える前にどんなキッチンにしたいのか?またダイニングテーブルとの並びはどうしたいのか?これが明確でないと、いかに腕の立つ建築家でも良い設計なんてできません。 ということで今日はキッチン周りのことを沢山勉強してきました。 K様は油跳ねの掃除とかが苦手で、室内がすっきりとシンプルなのを好むタイプ。ということで結局はⅡ型のキッチンが良いとのご判断。 そう壁際にコンロ等があり、反対側にシンクがあるふたつに分かれているタイプです。 これは次回完成鑑賞会においてY様邸でもご覧いただける人気のキッチンとなります。 また今回は…

  • お風呂のリフォーム開始

    津市豊ヶ丘ではお風呂のリフォーム工事を開始!段取り良く1日で解体工事も終了しました。壁がタイルのお風呂はこの解体がとても大変。 多く使われる1坪タイプの1616サイズというお風呂は、縦横1,600mmの大きさという意味ですが、空間としては縦横1,700mmが必要です。 またお風呂を取っ払った下には、コンクリートのベースが必要ですが、築30年とかのお家では土のことが多く、その場合はコンクリートを打設する必要があります。 多くのこの年代のお風呂は、そもそも脱衣所からお風呂への段差があり危険です。お風呂交換の際にはその段差も解消していきます。 とにかく寒いお風呂及び脱衣所でしたが、かなり改善され快適…

  • キッチン組立中

    22日、23日に完成鑑賞会が行われる「囲まれる家」では「kitchenhouse haute couture キッチン」の組み立て中。Ⅱ型のとても大きなキッチンとなるため、2日間に渡り作業が行われます。 kitchenhouseのキッチンは生涯使われるようにしっかりとつくられているので、とんでもない重量があり、引き出しひとつでも奥様方は持てないほどのものです。 それが今回はⅡ型ですのでコンロと一体化された背面収納はなんとW3,640㎜もの大きさ。これが1枚もので作られていますので大の男二人でも何とかギリギリ持てるくらい。大迫力のキッチンが出来上がります。 Ⅱ型キッチンの最大のメリットは部屋の中…

  • 切替のデザイン

    外部、内部に関わらず同じ一面の中で素材を変えたり、色や模様を変えたりしてしまうと、とてもダサいデザインになってしまいます。 それでも場合によってはデザインを変えたいこともあり、その際の「見切り」と呼ばれる部分に悩みます。 例えばクロスを切り変える場合でも、いわゆる「入隅から入隅」デコボコのボコの部分だけを変えるのはスッキリしますが、変なところで切り替えてしまうと落ち着きがない安っぽいデザインとなるわけです。 今回の外壁は、この画像の玄関周りだけどうしても模様を変えたかったのですが、これも同じ面内で変えてしまうのはダサい。ということで工夫してひと手間加えました。 一般の方にはすごくわかりにくいか…

  • 足場が外れた

    生憎のお天気ですが、次回完成鑑賞会が行われる「囲まれる家」様の足場が解体されました。塗装外壁が大部分を占めますので、慎重に慎重に作業を進めたために足場の解体まで結構な時間がかかりました。 足場は組み立てる際には建物が無いため、それほど気を使わなくても良いのですが、解体時には建物があるために傷をつけないように、ぶつけないように、結構大変な仕事となります。 どれだけ気をつけていても、ぶつけてしまい補修が発生するなんてこともあるのですが、今回も無事に解体を終えることができホッとしました。 私たちが建築中で一番嬉しい瞬間はこの足場が外れた時ですが、天気が悪かったので画像は合成です。改めて良いお天気の際…

  • アッと驚くリフォーム

    大幅リフォーム中の津市I様邸では着々と工事が進んでおり、残るは床材を重ね張りをしたらクロス等の内装工事という段階まで進んできました。 この家は元々が鉄骨構造であるため、改造がとても難しく頭を捻ることばかりですが、棟梁との相談の上でうまく収まってきました。 対面のアイランドキッチンに変わる部分は換気フードのダクトが這っており、これは本来は天井裏に経路を取りたいところですが、天井裏は鉄骨で覆われていて経路が取れません。 少し圧迫感はありますが、天井を二段階に下げることにより何とかダクト経路を確保しました。違和感なくバッチリと決められたと思います。 リフォームはこうした計画通りにいかないことも多く、…

  • ガルバニウム外壁

    耐久性に優れ、重量も軽く耐震性に有意なガルバニウム外壁ですが、これを使うと次の外壁塗装リフォームなどがもらえないから建築会社はあまり使いたがりません。 ガルバニウム外壁は大きく分けて二種類あり、断熱材が附帯しているものと、していないものに分かれます。 画像の津市で建築中のH様邸ではIG工業の「SP‐ガルブライトⅡ」ということで、15㎜厚のポリイソシアヌレートフォームが附帯しており、これが外周に張られますので外内のW断熱という住宅になります。 ガルバニウム外壁には欠点らしい欠点は何も見つからず、しいて言えば傷がつきやすいことと価格が高いことくらいです。 特に森林の近くや田畑の近く等に家を建てられ…

  • 腕が鳴る仕事ばかり

    日曜日ということで朝から3件の打合せでバタバタしました。 1件目は、津市K様邸で「外壁のメンテナンスと増築」をご希望。外壁を見ると塗装はそんなに傷んでいないのですが、防水用コーキングの切れにより窯業系サイディングが水を吸ってしまいかなり膨らんできてしまっていました。 また屋根のカラーベストもかなり水を含んでいる箇所がある様子で、屋根の下地が腐らないうちに直さないといけない様子でした。 K様はかなり建築に詳しいお客様のご様子で、しかもまだお若いのでこれからまだ何十年とこの家に住まわれていく必要があります。 そのことを考えれば今回は塗装にてごまかすのではなく、ガルバニウム外壁をカバーしていく工法の…

  • マグロではない赤身が最高

    木材の中心部分で赤みを帯びた色合いの部分のことを「赤身(赤太)」と言います。木を切ると、芯に近い部分が赤く、外側が白っぽい色をしているのが特徴ですが、切り捨てられた木を見ていても「白身(白太)」の部分が腐って朽ちていても、その中にある赤身の部分は何も傷んでいないことが多いです。 これは樹脂を多く含んでおり、水分が少ないため、強度や耐久性が高く虫も付きにくいからです。 高級家具をつくる際には、チェリーやマホガニーなどの赤身を使っていますが、今やその木も少なくとても貴重です。 一般的に建築には「源平」と呼ばれる赤身と白太が混ざる部分を使うことが多く、その赤身と白太の色のコントラストは一見派手な印象…

  • 軒裏天井デザインについて

    津市H様邸では軒裏天井(軒天)が張られました。 軒天には、セメント系に塗装を施した専用サイディング、セメント系サイディングを張って現場にて塗装、本物の木、などがよく使われますが、今回は大人気の神島化学工業のラフォーレティンバーという製品の「スモークイエロー」を施工。 最近はこういった木目調の商品をよく見掛けますが、これらを使う際には私たちの嫌いな「頑張り感」が無いように気をつけます。 何だか家の外廻りとはマッチしていないのに、カッコをつけたくて採用したなんて部分はどうしても浮いて見えてしまい、逆に全体のイメージを損なってしまうのです。 今回は3か所の軒に使ったのですが、平屋というと凹凸感があま…

  • オープンな洗面台

    私は設計をする上でよく洗面台をオープンな場所に持っていき、トイレを横につけることが多いです。これは、コロナ禍等で手をよく洗う習慣があり、帰宅後にそのまま洗面台へといった動線が多いことが大きいです。 またトイレ内の手洗いは正直、きちんと洗剤をつけてゴシゴシと手を洗うことには不向きであり指先をチョロチョロっと洗うだけといったことが多いと思うからです。 そしてこの洗面台を独立させることにより、誰かがお風呂に入っている時に手洗いに行けないといったことも回避できるわけです。 最近は1帖といった脱衣室を設けることも多々ありますが、その必要もなくなるので一石二鳥ですね。 これは最近の洗面台がどんどんオシャレ…

  • 蛍光灯とLED

    一般照明用の蛍光灯の製造や輸出入は、2027年末までに段階的に廃止されることが決まっています。その背景には蛍光ランプには微量ですが体に悪い「水銀」が含まれているからです。ただし、製造と輸出入は禁止されますが、在庫の販売や購入、使用することは禁止されていません。 これを受け、例えばPanasonicでは、2027年9月末までに直管蛍光ランプ(三波長形)、丸形蛍光ランプ、点灯管の生産を終了し、販売は在庫限りとするそうです。 (ちなみに白熱電球の生産は、国内の主要メーカーでは2012年頃までに終了しています。) 現在の販売価格を見ると、LED照明は蛍光灯の約2倍と高価ですが、その寿命は蛍光灯がだいた…

  • 外構工事の目安

    新築をしたのに外構に手をつける予算が足りない家をよく見かけますが、外回りの工事は重機を使いますし、いわゆる残土が沢山出ますのでどうしても金額が張りますね。 例えば駐車場をつくるとして、コンクリートの厚み分だけ土を鋤取らないといけません。そうしてコンクリートを打設すると、同じ1台分でもその大きさにもよりますがだいたい20万円ほどでしょうか?(条件により異なる) 3台分駐車を目指す人が多いので、約60万円ですね。 これを減額しようと思うと、取り急ぎ2台分はコンクリート。そして来客用の分は砂利敷にしておくといった手もあります。 またはタイヤが乗る部分だけコンクリートとか、いろいろと手は無いことはない…

  • Miele発見

    先日、カーポート計画のために訪問させていただいた津市H様邸にて、なんとこの「Miele組込みのキッチン」を発見!!こんなのがあるんですね。 奥様のkitchenhouseにも、もちろんMieleがビルトインされていますが、お子様のおもちゃもお揃いなんてビックリしました。 しかも、お鍋を載せてコンロのスイッチを入れると...炎のような灯りが点灯し、「ジリジリジリ...」とまるで料理をしているかのような音まで流れます。凄すぎ! しかもそんなに高くなくて、何とか爺ちゃん祖母ちゃんにおねだりできるかも?というギリギリの金額(汗 こんな金額で出ています。 子どもたちはこういったママゴトが大好きですよね。…

  • デザインのコツ

    津市H様邸では、大工さんによる木工事もほぼ完了しました。この家の内観デザインのポイントは垂れ壁となります。 この画像の面はリビングにおけるいわゆるTV面。 左からお雛さんや兜飾り、将来は仏壇等を置かれる棚。その右はTVスペース、一番右は折れ戸が取り付く収納となります。 飾り棚には天井部分に「垂れ壁」を設えました。 仏壇スペースの垂れ壁裏にはロールスクリーンを付けることにより、時には仏壇を仕舞うこともできます。 またTVスペースではこの垂れ壁を付けることにより、空間に奥行ができ、横幅が広く感じられる目の錯覚も利用しています。 何せ延床面積25.42坪というコンパクトな平屋。これを狭く見せないデザ…

  • もう始まった!

    ほらほらもう始まった!! 建築基準法改正に伴い、はや3/7には建築確認申請の締め切りということでそれ以降は新基準を満たす必要はあります。 もちろんこの新基準はQhouseにとっては何の問題もなく当たり前のことですが、予算の関係でなるべくローコストでという期待、LDKをとにかく広くとった2階建てなどの設計には応えられなくなってしまいます。 しかもこの通知によると審査期間が延びるだろうとのことですが、私の予想では1~2か月は要することでしょうね。 そうなると建築概要が全て決定してから、さらに3か月ほどの待ちが発生してしまうのではないかと危惧しています。 Qhouseのお客様は、初顔合わせから1か月…

  • お天気との戦いに勝利

    まだ足場が掛かっているのでよく見えませんが、Y様邸の塗装工事も本日は木部塗装と清掃を行い無事に完了! 塗装工事は何せ天気との戦いですが、うまく強風も吹かずよく乾く気候の中で終えることができ、ホッとしています。天気を味方につけないと、どうしても塗装にムラができたり思うようには仕上がりません。今回もさすがの技術で、とても良い、どう見ても胸を張って誇れる仕上がり加減でした。 昨今はこうしたクールな塗装外壁に板張りといったデザインがトレンドですね。塗装外壁は色が濃いほどムラが目立ち、施工がしにくく汚れも目立ちます。かといって白は例の苔などが目立ちます。 といったところで、どの色とも調和し、汚れが比較的…

  • 600万住宅で私たちは不要に...

    この値上げ、値上げの中で皆様の目に部分はともかく、見えない部分の値上げも大きくて驚くばかりです。 たとえば、室内の「配線」ですね。これは完成すると全てが隠れてしまう部分ですが、これもとんでもない値上げが進んでいます。 一般的に屋内配線に使われるのは、このVVFケーブルの1.6㎜。現在の価格はだいたい100Mで10,000円以内くらいが目安です。 これがなんと4、5年前までは4,000円しなかったのですから2.5倍ですね。 家で過ごす時間の大半は夜ということを考えれば、ライティングプランは重要ですし、家電もどんどん増えています。どうしても配線は必要ですし、これをケチっては後々暮らしにくい家となっ…

  • 今日も増築、明日も増築

    本日は朝から伊賀市での増築工事打合せに走りました。いよいよ基礎ができ、着々と準備は進んでいます。 でも数日前にお隣さんに泥棒が入ったとか...。なんとブロックか何かでガラスを割って侵入ということで本当に最近はこんな田舎の三重でも物騒ですね。気をつけないといけません。 新築し6年半経過し、ほぼ手付けずだった庭をまずはリフォーム。綺麗になりアクセントのコンクリートもイケています。 そして長年ウッドデッキとして使っていた部分を拡張し、お部屋に...。 お部屋と言っても、まだまだ子どもも小さいので当初はリビング続きなので広く使い、時期が来たら子ども部屋にしてもいいな。そして老後はそのまま必要になれば介…

  • 土地のお金って??

    新築の際にお客様自身で土地を探される方が少数います。何もかもWEBの時代になり、athomeなどで簡単に検索ができるので、そこで何か目玉商品が無いのか?なんて毎晩検索を繰り返すそうです。 はっきり言って、そんな目玉商品の土地なんてまずあり得ません。 回りと比較して安価だった場合、それは市街化調整区域にて難しい建築の制限があったり、崖条例に引っ掛かったり、水道の引き込み等に数百万円かかったり、事故物件だったりと、それなりの表には見えないリドルがあるのです。 しかも、土地の金額が仮に1,000万円と書かれていても、1,000万円だけで購入して家を建てれるものではありません。 地域によって異なる部分…

  • 法改正での問題!

    4月の建築基準法改正に向けて、大きな問題点があります。これまでは建築士が設計を行う場合、一定基準以下の建物は建築確認・検査を省略することができていました。これがいわゆる4号建築というもの。 設計士の責任において、設計士が良いというのならば良かったわけですね。 これが今回の改正において審査省略制度が改正され、多くの木造建築物で建築確認・審査の対象となったわけです。 これはこれで、下手な建築屋も沢山ありますので、お客様にとってはとても良いことだと思うのですが、問題はこの検査にかかる日数です。 まずは許容応力度計算をする上で、どれだけ早くても2週間は必要であり、そこで修正等が入ることが多く、施主様と…

  • 気持ちがないと、こんなもの

    Qhouseでは常々「家の差は、職人の差」と言い続けています。どんな立派な大手量販ハウスメーカーであれど、父ちゃん母ちゃんの工務店であれど、どちらが良いとか悪いは、結局は『職人次第』なんです。 何百ものプロセスを踏む家づくりですし、人の手でつくるものですから当然ミスは起こります。ミスの無い建築なんてあり得ないと思います。 そこで正直に話して直せば何の問題もないのですが、やはり「臭いものに蓋をする」のがこの業界の習性でしょう。 「臭いものに蓋をする」は、悪臭の元を絶たないで容器の蓋を閉めて、臭いが漏れるのを防ぐということで、根本的な解決をせずに、都合の悪いことや醜聞などが世間に知られないように、…

  • 間取り迷子の方へ

    昨日、間取りのことを書きましたらとても反響が大きかったので補足を...。家のご予算に合わせて間取りや家の大きさを絞っていくことはとても難しく、そこにお客様の要望が乗っかってくるわけですので、至難の業となります。 ただしQhouseでは99%のお客様が1発の提示で間取りを確定していますので、この分野が私たちの最も得意とするところとも言えます。 昨今は設計する上で、まずはどれくらいの性能の家なのか?これが先に決まらないことには話になりません。 ところが一般的な住宅に吹き抜けやら、南面に大きなFIX窓があったりと、いただけない素人プランの住宅も沢山見かけてしまうことが現実です。 そこに生涯住まわれる…

  • さあ始まるよ

    明日から、この中古住宅をご購入されたI様邸のリフォーム工事が始まります。Qhouseならではの一般的には思いもよらないリフォーム工事となりますので、ビフォーアフターが楽しみですね。 傷んだものを入れ替えたり 修繕補修を行うリフォームとは異なり、いわゆるリノベーションというやつですが、最近はとても人気があります。 これもよくある相談のこの壁を取っ払って部屋を広くするなんて素人的発想ではなく、どうしたら暮らしやすいのか?心豊かに暮らせるのか?を考えた間取りとなりますので、完成後の姿はもしかするとI様も想像がついていないかも知れません。 よくある失敗は、ただ単に部屋を広くしたら過ごしやすいのでは?な…

  • 現場の巡回

    今日は出張から戻ったので各現場の巡回ということで、合計5現場を回りました。津市渋見町のY様邸では美装と外壁を残してほぼ完成。コーキングが乾き次第に外壁塗装工事へと進んでいきます。 この黄色く見える部分にグレーの塗装が施されますが、実はここに見えていない面は全てガルバニウム。つまりここに見えていない部分はどうしても苔が生える部分であり、耐久性等を考慮し、ガルバおさめにしてある賢い選択になります。 こちらの家では外壁が張り始められています。こげ茶色のタイルに見えますが実はこちらも耐久性や断熱性、耐震性を考慮し、やはりガルバニウム。超オシャンな仕上がりになりそうです。 断面を見るとこのように15mm…

  • 補助金を220万円GETしたい

    徐々に2025年の新築補助金の概要が明らかになってきました。これによると、どうやら最高額は「GX(脱炭素)志向型住宅」160万円+「DR(Demand Response)60万円」の220万円になりそうです。 とは言ってもその認定を取るために20~35万円ほどのお金も必要ですので、実質は約190万円くらいかな? またその仕様の住宅にするには、A-Class以上は必須でありさらに太陽光+蓄電池+HEMS等にて約300万円ほどかかりますので、持ち出し分は100万円は超えることが予想されます。 良いのか?悪いのか?迷うところですね。 震災が心配だから太陽光+蓄電池という考え方もありますが、そうすると…

  • 優秀住宅研究会

    本日は、優秀住宅研究会(アイムの家)の研修にて東京まで出張。4月から改正される建築基準法のことなど、沢山の学びを得てきます。 この会では毎年営業コンテストなるものも行われ、2022年、2023年と個人の部で連続1位でしたが、昨年は32位と振るいませんでした... 今年はまた優秀な成績が残せるように励みたいと思います。 思い返せば、ここに入会した頃は「20代からの家づくり応援します」ということで、新築の低年齢化に向け、沢山の住宅を建てさせていただきました。 当時は、太陽光発電の買取価格も48円とかだったので、それを差引すると本当にアパート生活よりも安く、オシャレな家が手に入ったものです。 ところ…

  • 収納と溜め込み

    家づくりの上で奥様がよく望まれるのは「収納」。アパート生活での収納の足りなさからどうしてもそう感じるようです。 特に「捨てられない習慣」の方は、この点が困ったものです。 私たちは設計の上で「収納率」を気にしています。 戸建て住宅の場合、適正な収納率は10~15%と言われています。つまり30坪の家ならば3坪(6畳)分は最低必要といった考え方です。 ただし、家族構成や荷物の量によっても当然変わってくるので、家族の持ち物や荷物の量がどのくらいあるのか、今の住まいで収納量が足りているのかを振り返ることが大切。 収納率は、あくまでも一つの目安です。 そして収納スペースの量だけでなく、適材適所の収納を心が…

  • 施行ミスは隠蔽?

    津市S様邸のリフォーム工事にて設置する洗面台。昨今はオシャレな家には「造作洗面台」というのが定番ですが、面白いのが固定資産税の標準評点数の仕組み。 ・鏡と本体が分かれたタイプが「洗面台」・鏡と洗面本体が一体化しているのは「洗面化粧台」 標準評点数は 「洗面台」は、44,600点 「洗面化粧台」は、62,730点 おそらく造作洗面台の方が高額なのに、ユニット型の方が評価が高いということが起こっています。 正直、使い勝手は圧倒的にユニットタイプ。さすがにメーカーはよく考えられていて、実に痒いところに手が届く設計になっています。 造作ではシンクが浅い、水が飛び散る、引き出しが...など数々の問題点が…

  • 地震は繰り返し起こる

    地震被害の多い日本、また地球温暖化抑制のための「省エネ対策」ということで建築基準法が4月から見直されます。 ここで注意したいのは、建築基準法で定められた「耐震基準」は、一度の大地震に対する安全性は考慮されていますが、繰り返し発生する強い揺れは想定されていないことです。 能登半島地震における1月29日の気象庁の発表では、 震度1以上の余震が1,543回、震度7が1回、震度6が1回ですが、震度5弱~5強となると15回とかなりの発生回数です。繰り返しの強い揺れにさらされた建物も少なくなかったのです。 一応、耐震等級3の建物は、震度6強~7程度の地震に2回耐え、その後の震度5強にもなお耐える建物と言わ…

  • キッチンの水漏れ

    築10年を経過した鈴鹿市U様邸ではキッチンの水漏れが発生。Qhouse標準のkitchenhouse haute coutureでまさかそんなことが...と驚きました。 その原因は、U様が後付けにて施工されたビルトイン浄水器の繋ぎ目からでした。 繋ぎ目が少し緩み、パッキンが劣化していたことが原因でポタポタと水が伝い、それがたまたまキッチン組立のためのビス接続部分からパーティクルボードが水を吸ってしまい、それにより表面の高圧メラミン材を押し上げてヒビまで入ってしまいました。 幸い底板の見えない部分だけだったので、アルミ防水テープにより補修を施し、水漏れ箇所のパッキンは交換し取付直して事をえました…

  • 固定観念が邪魔

    家づくりを考えた時、皆様の頭をよぎるのは今までの暮らし。そうご実家であるとか、アパートでの暮らしとの比較ですね。 ところが木造住宅も大きく進化していますので、従来の構造や間取りとは大きく異なってきています。 それは皆様の生活スタイルや時間の違い、家電の進化、子育ての変化なども関連してきています。 洗濯ひとつとっても、昔は朝にするものでしたが共働きが大半の今は夜に洗濯機を回される方の方が多いことでしょう。 それに関連すれば、以前はキッチンと洗濯を行ったり来たりするために、キッチンの横に洗面脱衣というのが王道の生活動線でした。 ところが今はどうでしょう?そもそも、その朝のバタバタ時に洗濯はしないし…

  • 家づくりの失敗

    完成している商品をご購入するのであれば、それは明確な金額表記があり、手に取って商品を確認することができるのですが、土地や住宅はそうはいきません。 一般の方には見えない部分や知識が不足している部分が沢山あり、それはもう『信用』しかないわけで、なのに失敗するといったことが後を絶ちません。 建売住宅のように完成形を見て購入する場合は、その構造や耐久性、寒さ暑さの性能以外は、さほどのミスは無いと思いますが、「注文住宅」を建てた人の成功と失敗の割合をご存じでしょうか? その割合は2:8。 結果は、成功は全体の2割。失敗はなんと8割。残念な結果ですがこれが事実です。 でも、その中でも2割の人は成功して満足…

  • 住宅ローン地獄

    最近、「住宅ローン地獄」という言葉をあまり聞かなくなりましたね。30年ほど前は金利がとても高く、だいたい5%くらいありました。 しかもその頃は給与が上昇していく時代でしたので、それに合わせステップアップローンというものが人気で、最初は支払額が低く、だんだんと増えていくといった仕組みのものが主流でした。 それでも金利が高かったので、以前は皆繰上げ返済を頑張って20年以内に返してしまうことが普通だったと聞きます。 確かに、下のような返済イメージですので、一般的に多く使われる元利均等支払いの場合、当初は金利ばかり支払っている感覚だったのです。 今でも「住宅ローン地獄」は無くなったわけではありません。…

  • 気密測定結果

    松阪市N様邸(A-Class)では先日、気密測定が行いQhouseの基準である0.2cm/m2未満をきちんと達成できました。 今回の隙間面積は16cm2、延床面積が119.01m2であるため、16/119.01=0.1344という結果になりました。いつもの安定の数値です。 何のために高気密高断熱住宅にしたいのか?なぜこの数値を追い求めるのか?というと、家族と住宅の健康のため他ありません。 住宅と健康における研究の第一人者である岩前教授のデータによると、住宅は断熱グレードが上がるほど各種疾患の症状が改善されていくのです。 住まわれた実感をお聞きすると、単純に冬暖かい、夏涼しいという他に、「空気が…

  • やっと国が追いついてきた

    4月からの建築基準法改正により、やっとやっと国が重い腰を上げて本格的に『耐震・省エネ』に取り組み始めました。いつも延期、延期でやっとです。 でもこれも今さら...というのが、私たちの感想です。 しかも所詮机上の計算ですから、大切なことは大切ですが「本当?」と疑う部分もあります。例えば、耐震等級2や3の認定をいただくために「お金」も必要。しかもそれはあくまでも机上の話であり、検査もあることはありますが、本当にそのとおりに建てられているのか?また、新築の完璧に完成したばかりの住宅でのお話であり、木造住宅は日が経てば痩せたり、反ったり曲がったりもするはずです。 省エネについても、この三重県地方(第5…

  • 人生一番のお茶の思い出

    今回の雪は積もっているところと降らないところが極端で驚きますね。朝からは津市白山町、昼からは津市豊ヶ丘と2件のリフォーム相談ということで、行けるのか?昨晩からヒヤヒヤしていましたが何とか天候に恵まれました。 白山町では増築のご相談でしたが、話は急展開し間取り変更へと進みました。アッと驚くようなお客様が思いもよらないご提案は得意中の得意。次回、14日には奥様にチョコレートを頂きに...じゃなかったプランの提示に走りたいと思います。 昨今はこういったデータをセキュリティの心配から公開できなくなって残念です。十数年前は完成見学会のチラシでも皆、間取りを載せていたものですが、だんだんと怖い世の中に変わ…

  • 騙されるな!太陽光+蓄電池

    昨日、「太陽光+蓄電池」を積載したいオーナー様に御見積書を提出したところ、他社の見積写真をいただき、ぶったまげました。 私が提示した金額は税込300万円。ほぼ同等の他社見積はなんと税込800万円!驚きませんか? その会社は三重県内に法人登録はありますが、きっと他県から一時的に販売を行うために登録され、事務所を借りたものではないかと思います。 昨今、こういった詐欺まがいの一発勝負の訪問販売等が増えています。でもこれは詐欺では無いでしょう?別にいくらで販売しようが、それは業者の勝手ですからね。 同様のことが建築でも起きています。 売上に対する原価の比率ですが、住宅業界では健全経営していくためには2…

  • 現場を巡回

    松阪市N様邸 三重県内もよく冷え込みますね。本日はニット帽を被り、多数の現場打合せに走りましたが、職人たちはよく外で仕事をするなあと感じざるをえないほどの寒さでした...。 松阪市N様邸では内部のプラスターボード(内装壁)張り工事中。もう明日には全て張り終わりそうです。ホルムアルデヒドを吸収分解する「タイガーハイクリンボード」によって室内はピンク色に染まり、とても綺麗です。 津市H様邸 津市H様邸では、0.35mm厚のガルバニウム鋼板屋根が美しくおさめられました。規則的に並んだラインはとても綺麗に見えます。震災が警告されるなかで、この軽くて耐久性の高い屋根は今一番適している屋根材かと思いますね…

  • スマホは危険

    福岡県に出張中にスマホがトラブり、使えなくなって難儀しました。今日、どうしようもなくリセットし、バックアップデータから復元しましたがお客様とのやりとりのショートメールが全部消えちゃいました。 またこの3日の午後から頂いたショートメールも届いておりませんので、もしかして返信が無かったら見れていなくてすみません。 スケジュール管理から、現場のこと、お金の支払いと様々なことを全てスマホにてこなしていますので、もう何が何だか落ちつきませんね。 こういった機器は壊れることもありますし、頼り過ぎるのもどうかと思いました。今後はお金をかけてでもバックアップを取り、手帳も使って2重、3重のリスク回避が必要です…

  • ご迷惑をおかけしております

    出張中にスマホトラブルにより、ショートメール、SNS等拾えなくなっています。 ご迷惑をおかけしておりますが、ご理解下さい。 困った...

  • 風のない全館空調勉強会

    本日歯福岡県まで、風のない全館空調システム「F-CON」の勉強に訪問しています。 豪華ゲストの講演も沢山あり、 あのレウォンくん、一風堂の社長、鴨頭さんとためになるお話ばかり。 一番印象に残ったことはF-CONの二枝社長が、「今思うと、あの一番苦しかった数年間が一番楽しかったように思う。」 という言葉。 実は私も親しい仲間に全く同じことを語っているのです。 だから二枝社長と気が合うのかと感じました。

  • H様邸配線打合せ

    本日は津市H様邸の配線打ち合せを建築現場にて行いました。 照明・配線プランにつきましては、Qhouseの腕の見せ所ということで今回もわずか20分で全て完了。変更箇所も見つからず、とてもスムーズに終えることができました。 難しいライティングのことは、一般の方にはわかる術もありませんし、これをしっかりと勉強しようと思うと2~3年は楽にかかってしまうほどのもの。 お客様はそこまでこだわっていないのかも知れませんが、照明ひとつで部屋の雰囲気や生活、ひいては健康状況にまで大きく変わるものですから、大大大注意が必要な部分なのです。 それにしても、何ともプロポーションが整ったベッピンさんの家となりました。平…

  • 自然界には勝てない

    まるで春が来たかのようにピンク色に染まった津市Y様邸。細部の仕上げ工事に入っており、諸所打合せが沢山でてきたために急遽現場へ走りました。 この家は、単純で簡単なように見えますが、実はとても複雑ないわゆる「収め」という部分が沢山あるのです。 建築現場では、「収まり」という言葉が沢山飛び交いますが、これは、部材と部材の接合部分や取り付け部分(取り合い)の状態、仕上がり具合などを指しています。納まりが良い、納まりが悪いといった表現がよく使われるわけです。 一般の方はそういった肝心のところはわからないようで、単純に写真に撮られた家の雰囲気がいいなとか言われますが、実はこの収まりが悪いと後に必ず不具合が…

  • 趣味とは?

    昨今は趣味が全くないと仰られる方と多趣味の方の両極端に分かれてきている気がします。趣味とは、辞書を引くと「仕事・職業としてでなく、個人が楽しみとしてしている事柄」とあります。 これも当然年齢と共に変わっていくものであり、若い頃は体を動かすことが好きでも年齢を重ねたり、仕事の責任が大きくなるとなかなか思うように体を動かすことができなくなりますね。 無趣味と言われる方でも新築をされると、案外趣味が見つかったりすることがありますから面白いものです。 例えば画像の家の奥様はご新築祝いに友人から鉢植えをいただいたことがきっかけで、今や家のあちこちでサボテンや多肉植物等を愛でています。そんな趣味は全くなか…

  • 気候の変化

    昨日は大阪までパッシブハウスの勉強に出かけました。住宅でいうパッシブとは、「自然エネルギーを活用して冷暖房の使用を減らし、省エネルギーを実現すること」を言います。 全国から沢山の工務店が集まっていましたが、これは各地によって随分と感覚が異なることを感じました。 寒い地方の方は、とにかく冬暖かい住宅を目指していますが、ここ三重県では冬さほど冷え込みません。(もちろん三重でも寒い地方もあります。) Qhouseで言えば、G-Classの家でも冬さほど冷え込まないので快適に暮らせるわけです。 こういったデータを見ても明らかで津の観測点において、年、季節ごとの平均気温はいずれも上昇しているとみられます…

  • 塗装外壁の家

    町でよく見るオシャレな「美容室」や「カフェ」。なぜオシャレに見えるかと言うと、やはり塗装外壁によるところが大きいと思います。 塗装外壁は、外壁の継ぎ目、いわゆる「目地」を無くすことができるので、ノイズが少なくシンプル、そして好きな色味で仕上がるところが肝かと思います。 ただし、これを一般家庭で導入するとなると、問題は「苔」や「ヒビ割れ」ですね。田んぼなどの水面がそばにある、樹木が茂っているそばにあるなんて場合は苔をさけることができません。また風通しが悪く近隣と密集している面も同様。 つまり陽当たり良く、風通しの良い面にだけ通用すると言っても過言ではないでしょう。 その場合、そういった面だけは塗…

  • 短プラ引き上げ

    松阪市N様邸では電気配線工事中。Qhouseの家は、ライティングプランにもかなりの力を入れていますので、その配線量は一般的な住宅の2倍にものぼります。 今日は何と4人がかりで作業を進めてもらいました。 このN様、当初は夏くらいに着工の計画でしたが、資材高騰の心配もあり前倒しして大正解でした。 各メーカーより次々と値上げも発表されている上に、ここに来てガソリン等の高騰も驚かされます。きっと運送費も上がっていくことでしょうね。 そういえば、大手5行(三菱UFJ,三井住友,みずほ,三井住友信託,りそな)はこぞって短期プライムレート(短プラ)を3月に引き上げると発表しました。 短プラは、変動型住宅ロー…

  • 結局のところは職人の差

    この4月から建築基準法が改正されることになり、構造と省エネに関しては随分と厳しく変わっていきます。 世の中のどんなことも同じですが、倫理を守らないものがいるから規則が厳しくなる。これにつきます。 しかし、こと建築に関してはどれだけ法律を厳しくしたところで、それを実際につくるのは「職人」。これしかありません。 どれだけ確かな構造計算を行ったとしても、もしそれを確実に建てたとしても、それは新品の状態のことであって住宅のように耐用年数の高いものに関しては当然劣化していく部分が存在します。 「机上」と「現場」が異なることくらい、建築会社のものならば誰もが知っているはずです。 そもそも「木」は私たち人間…

  • 住宅設備のカラー

    本日は、四日市市で建築されるY様をタカラスタンダードへご案内。住宅設備と呼ばれる「キッチン,お風呂,洗面台」をお選びいただきました。 9割のお客様はどの色を選んだらいいのか?わからないと仰られますが、それはそうです。どのような空間になるのか?しっかりとイメージを掴むことは難しいので、選びきることはできず、ほとんど私が決めさせていただいています。 今回のお風呂は画像のものとほぼ同じですが、棚等の部材はブラックではなくホワイトとしました。ブラックはどうしても水垢等で白く汚れがちで掃除をしてもキリがありません。 こうしたデザイン選びの際には、カタログに掲載されている画像やショールームにモデルとして取…

  • モデルハウスご案内

    本日は土曜日ということで3件の打合せ。 朝からは新規のお客様を弊社コーディネータのお家へご案内。最近とても多いパターンのお問合せで、大手量販ハウスメーカーに訪問したらとんでもない金額提示が出てきて驚いたとのこと。 ここ数年の値上がりで、新築をするにもいきなり家だけで5,000万円オーバーを提示されることが普通になりました。 住宅ローン金利も上がり、それだけの金額を返していくには40年ローンを組んでも約12万円くらい必要でしょう。 家を持つことが大切なのではなく、そこで暮らす生活を買うと考えれば本末転倒でしょう。住宅ローンを返すために働いているなんて寂しい人生にしてしまわないためにも、自分たちの…

  • 見たことない道具

    上棟時に屋根のルーフィング敷き、寸法取りに来ていた建築板金職人の腰袋(道具入れ)に見たこともない金槌が入っていました。 名前を聞くと知らないということだったので、WEB検索をするとどうやら「ブリキヤ金鎚」と呼ばれている様子。 これは時にはハンマーとして、また雨樋を受ける金物の角度をこの溝に引っ掛けてテコの原理にて調整するそうです。 これがすごく調子が良いようで、いとも簡単に角度が調整できるので屋根を滑り落ちてきた雨を雨樋がうまく捉えられるように微調整をするわけですね。 職人たちの道具は面白いものです。 となると私たち建築会社の道具は?と考えてもさほど特殊なものはありません。ただひとつ、三角スケ…

  • 津市H様邸上棟

    1/23(大安・私の結婚記念日)本日無事に津市H様邸の上棟を終えることができました。 まだ1月だというのにまるで春の訪れを感じるような上天気。皆で上着を脱ぎ棄てて作業に取り組みました。 朝一番には、ご夫婦協力の元で1本目の柱を立て、力強くドリフトピンを打ち込んでいただきました。 ここに辿り着くまでに紆余曲折、何度もマイホームを諦めかけたそうですが、私たちが家を建てた多気町N様のお話を聞き、7月27日の完成鑑賞会で初めてお顔合わせして一発サインをいただいたお客様です。 このご家族が住まわれる最高の土地はここしかないという場所を見つけ出し、予算内にて念願の平屋住宅を実現。 図面では狭いことを覚悟し…

  • さあ!やるぞ

    明日上棟を控える津市H様邸では、足場も掛けられて「いよいよ感」が高まってきました。棟梁や私は今晩ぐっすりと眠ることもできません。 プレカット打合せ(材木を予め工場にて加工するための会議)を思い出し、あそこは間違えてないだろうか?あの部分はうまくいくだろうか?など、様々な不安が頭をよぎるわけです。 建築はこの上棟時にはもう全ての仕様等が決定していますので、後戻りや変更はそう簡単にはできません。何かミスが起きると、それぞれの職人たちの日程までズタズタになるので、ミスは許されない緊張感が走ります。 この家ではQhouseのG-Classベースとなりますが、オーナー様は地震のことが心配なため木構造の仕…

  • なんちゃって高気密の危険

    津市H様邸では、23日の上棟を前に土台敷が行われ、準備も万端に整いました。 QhouseではS,A,Gの3つのClassを準備し、お客様の大切な予算に合わせたご提案をしております。 それでも何もピタッと3つのクラスのどれか?に当てはめるというのではなく、ベースをどのクラスにするか?ということで、ベースを決めてそこから心配なこと、気になることを相談して仕様を作り上げます。 簡単にそのClass分けを説明すると、 S-Classは、今考えられる木造住宅の最高峰ですので、これは一般の方には難しく、建てれるものならば建ててみろ!というようなレベルのものとなります。 A-Classは、高気密高断熱高耐久…

  • 家育で学ぶ道徳

    大人になっても幼少期の頃のトラウマみたいなものはつきまとい、いつまで経ってもその印象は消えません。 それほど幼少期は人間形成の上で大切なものだと感じます。 大阪万博の年を迎え、科学技術の進歩はAIによりさらに加速していくことでしょう。私が子どもの頃に訪問した大阪万博で見た技術は、まるで夢の世界でしたが、現実には、ほぼ実用化され中にはもう滅びたものさえ多数あります。 それくらい技術の進化はすごいものですが、AI技術はさらに私たちの想像を遥かに超えるスピードで進化していくことでしょう。 今までの進化のスピードと比較すると、これからの10年は100年分のスピードだとも言われているのです。 とはいえ、…

  • どの構造が一番強いの?

    配線打ち合せが行われた松阪市N様邸 「南海トラフ巨大地震」が心配され、30年内発生確率の引き上げが行われました。 これは毎年見直しが行われている地震発生率によるものなので、毎年のように確率は上がっていくものですが、昨年まで70~80%だったものが、80%と発表されました。 最近の各地での地震状況を見ると、日本列島全体が活動期に入っているという見方が出てきて当然ということで、いつ起こってもおかしくない状況だそうです。 このことを受け、2025年4月以降のQhouse物件には「免震装置」を取り付けていくことと決定しました。 S-Class,A-Classはこれで「免震+構造パネル+ドリフトピン」と…

  • リフォーム三昧

    松阪市N様邸は防水検査待ち 週末ということで本日はリフォーム三昧で4件のご相談等に追われました。最近特に過去に家を建てさせていただいたご両親の家のリフォームを依頼されることが多くなり、てんやわんやしています。 そうオーナー様の親というとだいたい私と同じくらいの年齢で定年退職を迎える方が多く、その退職金でも当て込んでのリフォームですね。 案外傷んでいない家も多いのですが、それでもいつかはどうせリフォームするならば少しでも長く住みたいとのことで急がれている様子です。 気をつけたいのは、建築資材は同じ金額であっても耐久性の高いもの、品質の高いもの、逆に傷みやすいもの、壊れやすいものが事実存在します。…

  • 排水管は5年で詰まる

    23日に上棟を迎える津市H様邸ではその準備が順調に進んでいます。今日は先行配管工事。あらかじめ建物の周りに雑排水管、雨水管、給水管を這わせています。 雑排水管は、キッチンやトイレ、お風呂、洗面の汚れた排水をこの土地の場合は浄化槽を通して道路の側溝へと流すことになります。 雨水管は、文字通り屋根等からの雨水を地面に垂れ流すことなく、側溝へと繋いでいます。 アパートに住まわれていると、人の家だから雑に油だろうが、髪の毛だろうが流してしまう人が多いのですが、自分の新築となると横着なことをすると必ず配管は詰まります。 そうでなくても、お皿や調理器具についたちょっとした油でもまるで動脈硬化のように必ず詰…

  • HEAT20G2レベルとは何ぞや?

    断熱性能を示す「G1」、「G2」、「G3」の3つのグレードは、国の基準とは別に「HEAT20」という団体が提唱しているものですが、これだけ気候変動が激しいと注意して家づくりに臨みたいものです。 三重県は断熱地域区分で見ると、第6地域。そこでそれぞれの断熱性能をわかりやすく説明をすると、 「G1」…省エネを考慮しながら冬場の室内体感温度10℃以上を保てる性能(UA値0.56 )。 「G2」...省エネを考慮しながら冬場の室内体感温度13℃以上を保てる性能(UA値0.56)。 「G3」...省エネを考慮しながら冬場の室内体感温度15℃以上を保てる性能(UA値0.26)。 ということで数字が大きいほ…

  • リフォーム工事

    Qhouseでは新築のみならず、現在、3件の増築工事と6件のリフォーム工事にも追われています。 私たちのリフォーム工事は「お客様が思いもよらない発想」を最も得意としていますので、いつも提案には大変驚いていただけますが、その時のお客様の反応がとても楽しいのです。 まるで何かがパッと開けたような笑顔 このお顔が見れるのもこの仕事の醍醐味ですね。 お客様がリフォームをするからには、何か困った点があるからでしょう?私たちはその商品を売りつけるのではなく、その困った点を解消することに努めています。 「リフォームにて問題解決」 当たり前のようで、このことが最も大切なことかと思います。 例えばお風呂が寒いか…

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