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私たちがつくりたいのは、「人生が豊かに変わる家」。 憧れの建築家と建てる家を身近に、手軽に。 新築住宅を夢見る方は、ぜひお勉強下さい。

私たちがつくりたいのは、人生が豊かに変わる家

アールプラスハウス津
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住所
津市
出身
松阪市
ブログ村参加

2019/03/22

  • 誰も真似ができないから職人

    5/13・14に完成見学会が行われるアイムの家Y様では、TV背面のタイルが張られています。 1,200×600㎜の大判タイルですが、これを目地無しで私たちの理想とする割り付けどおりに張っていくのは至難の職人技。 そもそも持つだけでも重いのですが、これを自由自在にカットしていくのは特別な道具があるわけでも何でもありません。サンダーひとつで、丁寧に削っていくしかないのです。 画像のように真っ直ぐに切断するだけでも神業ですよね。 それをどうやって窓部分やら配線部分やらをカットして、コの字に切り欠くの?と思いますが、これもサンダーで削っていくしかないのです。 この仕事は「石屋」と呼ばれるいわゆる「石」…

  • 塗装色は内緒!

    「価値を知る家」様では、いよいよ塗装工事・クロス工事と内装工事に入っていきます。 この螺旋階段の塗装色はお任せということで、実はオーナー様にも伝えていません。正確に言えば色は難しくて伝えようがないから、お任せにさせていただきました。 アンミカが「白は200色あんねん」と言ったように、仮に同じ色だったとしてもその空気の色や明暗、周りとの比較等により同色に見えることはありません。 本日階段塗装は終わりますが、オーナー様が見られても「???」かと思います。 その後クロスが貼られ、キッチンが据えられて内装が整った際に初めてその色が判別つくと思うのです。 そもそもミンクグレーに塗装された框扉にアカシアベ…

  • 相可台にて上棟

    本日は多気町相可台にてアイムの家Y様邸の上棟。お天気が怪しまれましたが、何とか無事に上棟ができて安心しました! オーナー様には早朝より記念すべき1本目の柱を建てていただき、丸一日おつきあいをいただきました。 また多大なお心遣いをいただき、ありがとうございました。 5/13に結婚式を控えるさなかでの上棟。おめでたいこと続きで何よりですね。新婚のスタートを新居で始められるなんて、とても幸せなことかと思います。 よく子どもが小学校に上がるまでには…なんてお話を聞きますが、私はどうもそのお話には納得ができず、「子どもが生まれるまでに」が正解かと思うのです。 養育期の大切な時期に心身とも健康に子どもを育…

  • 自然はすごい

    尾鷲市の重量鉄骨4階建ての工事も終盤。昨日のブログのとおり仕上げ作業に入りました。4階窓の左側はフルオープンということで、室内のソファに座りながらも、このように尾鷲湾の景色や山々を見渡すことができる最高のロケーションです。 そこで驚いたのがこの景色! この家から尾鷲湾を望むと、左右に突きでた半島の間、ちょうどど真ん中に佐波留島が見えるのです。 画像では分かりにくいのですが、尾鷲湾に浮かぶ最も大きな島。こんなことがあるから自然って不思議ですね。そんなことある?と思いました。 とても綿密に建築計画を練る私たちですが、ここは完全に見落としていました。 今回はたまたま大正解で当たりましたが、今後はもっ…

  • 建築工事の終盤

    本日は多気町N様と松阪市O様の名古屋kitchenhouseショールーム案内。キッチンハウス・オートクチュール商品を楽しんで勉強していただきました。 どちらのご家族もこれといったご希望のこだわり形があるわけでもなく、お任せといったスタイルです。 そのお任せは私たちの好きな形という意味でもなく、「自分たちの性格に合った使いやすくてオシャレなキッチンスペースにして下さいね。」という風に私たちは捉えています。 様々な会話を交わして、N様、O様とも人柄を掴んだつもりでいますので、バッチリのご提案がうまくできると思います。お楽しみにプラン提示をお待ち下さい。 さてオーナー様のブログを拝見していると、建築…

  • イベント案内

    「価値を知る家」様の完成観賞会先行予約が始まりました。津市内ということもあり、来場者が殺到することが想定できますが、先着21名様で締め切らせていただきますのでご了承を下さいませ。 またそれに先立ち、同じく津市内にて「アイムの家Y様邸」の完成見学会も行われます。 こちらはアール津スタッフは常駐しなくて、松阪スタッフメンバーにて行われます。 私の方は14日15時~の「売土地見立て勉強会」に希望者があれば講演させていただきますので、お問合せ下さいね。 そしてGW間近ですが、メーカー様協賛により「この期間に初顔合わせにてパートナー契約をいただいたお客様」には、Kitchenhouseダイニングテーブル…

  • 現場巡回(多気町~津市内)

    「価値を知る家」様ではプラスタボード工事も終了。難しい物件ですが美しく収めてもらいました。外壁や軒天工事も今日で全て完了ということで、外壁塗装工事待ちとなります。 よく小学生とかが友人の家に行き、「横着をしたら壁に穴が空いた!」とか、「安普請の家だから壁がすぐ壊れる!」なんて言いますが、今の住宅の壁はプラスターボードと呼ばれる石膏ですから、それは叩けば割れるものです。 このボード用の石膏は、硫酸塩とカルシウムを人工的に結合させて製造しており、国内では三重県の川越町の23号線沿いに本社がある「チヨダウーテ」、そして国内シェアの80%を誇る「吉野石膏」、「多木建材」のわずか3社しか存在しないと思い…

  • FAXが止まらない

    相変わらずに世間は値上げ、値上げ・・・いったいいつになったら止まるのでしょう?こんな状態で利益があげられる建築会社があるとしたならば、普段どれだけ利益を取っているんだろう?と疑問までわいてしまいます。 今日のFAXもTOTO様は、2023年8月1日受注分より住宅設備機器商品の希望小売価格を改定します。とのことで、アール津でも使っているトイレはまた5%ほど上がる見込みです。 昨年10月にも大きく値上げしたばかりなのに、どのメーカーも何度も何度も値上げをするから、もうどれだけ上がったのか?わからないくらいです。 最近はエコキュートの値上げも激しく、コロナ前より25%ほど上がっていたものが、ここに来…

  • コンテナハウス2040

    本日は玉城町K様を「コンテナハウス2040」へご案内。終の住処を楽しいコンテナハウスで建築というアイデアを持っておられ、楽しい時間を過ごしました。 一般的に町で見かけるコンテナは荷物の運搬用であり、この建築基準法に適合した居住用のコンテナは似て異なるものです。 実際に物を見ないとわからないかと思いますが、その堅牢性や迫力が全く異なりますね。 このコンテナで使われるラーメン構造は、窓や扉を自由な位置に付けられる。大きな空間を実現できるといったメリットがあります。 また移転も可能ですし、最悪売却もできます。 インパクトも十分ですので、お店には最適かと思いますね。 木造住宅より安価だと勘違いする人も…

  • 一番嬉しい時

    アイムの家Y様邸。私たちは、新築工事中で何といっても一番嬉しい時は、この足場が外れた時ですね。足場があってなかなかイメージができない全容が見えると感動します。 ツートンカラーによりややもするとノベッと見えてしまうガルバリウム外壁ですが、凹凸を感じますね。 オーナー様も工事が進むにつれて、このカッコいい家に見合う外構をという欲が出てきます。 この分譲地は津市の中心地ということもあり、とても高額な住宅が建ち並ぶので余計にそう感じるのでしょう。 今回はまずはこの高低差を解決する擁護壁が重要なポイントですが、結果的には現場打ちコンクリートでカッコ良く仕上げることにしました。 丁度、この土地の隣がL型擁…

  • 建築家松島潤平先生来訪

    「生きている家」建築家・松島潤平 本日は建築家松島潤平先生の来訪ということで、津市Y様邸のヒアリングを行いました。 Y様の新築は過去に例を見ないほどの超AAA級に難しい設計。それはまるでパズルを解くような難解さがあり、全てが100点に収まらない家ですので、どのようにジャッジを下して予算内に収めるのか? 楽しみでなりません。 「変わらない家」建築家・松島潤平 それは、比較的細長い敷地にありながら、そこに3世帯が同居されるのです。年齢を重ねたお婆ちゃんも在宅しますし、もうすぐ初孫が生まれる新婚さんもいます。 介護の問題や仏間、トイレやお風呂…問題点をあげればキリがないのですが、この3世代が時を重ね…

  • オーナー様の集い・完成観賞会

    今回の完成観賞会も、観賞会という名の元の「オーナー様の集い」 沢山のオーナー様とお会いすることができて、とても楽しい時間を過ごすことができました。 2015年新築「寄り道したくなる家」様 2016年新築「遠くを眺める家」様 2016年新築「たどりついた家」様 2017年新築「捉われない家」様 それぞれのオーナー様の暮らしも変わり、「家族」という形がとても幸せそうに形成されていて嬉しく思います。 私たちの完成観賞会は、アール新聞等でお伝えしておりますので、こうしたオーナー様方の交流の場ともなっているのです。 今回のキッチンも素敵な装備。お馴染みのBOSH食洗機にガスオーブン、DELICIAなどお…

  • 完成観賞会に震えた

    「まるで倉庫か工場のような家がいい」から始まった家づくり。 市街化調整区域ということで様々なトラブルに見舞われましたが、とうとうここまでたどり着くことができて感無量です。 ご予約状況が少なかったのですが、当日を迎えて何のその…。朝10時から夜21時半までびっしりのお客様に追われました。 お出迎えはオーナー様がとてもお気に入りのチベタンタイガー。 そう、世界四大絨毯の一つ。 チベットの位の高い僧侶のために作られていたと言われているシロモノ。オシャレですよね? 大きな鏡設置が間に合いませんでしたが、カチオン塗りっぱなしの壁は、かなり評判が良かったです。 キッチンハウスで揃えられたダイニングテーブル…

  • 塗装外壁工事

    沢山のブログを更新いただいている「価値を知る家」様ですが、外壁工事がどんどんと進んでいます。 このアーチ回廊の部分は塗装仕上げとなりますので、その塗装専用の窯業系サイディングとなりますが、これがまた重くて、とても固い。アーチ型に切断するのも大変だったことと思いますが、とても綺麗に仕上がりました!! 御近所の方や犬の散歩で通られる方々は必ず何のお店ができるのですか?と聞かれます。それはそうでしょうね? こんな回廊のある家なんて見たこともないし、大きな窓越しには螺旋階段。そして大きなシャッターガレージまであるので、とても一般住宅には見えません…。 そのようなことをイメージして「価値を知る家」様のブ…

  • この家も色気がある

    5/13(土)・14(日)に見学会が行われるアイムの家Y様邸。 もちろんこの家もアール津ならではのオシャレ感や色気がたっぷり! 2F廊下の突き当たり、階段口には足元まで届くこの大きな窓。こちらは真北になりますが分譲地の一番高台にありますので、やはり見下ろしたい(笑) 外から見ればミラーガラスで何も見えませんが、とても気持の良い廊下ができました。 朝、出勤前にその日のお天気をここから見るなんて最高ですね。 ここにもちょっとした色気が…。 アイアン手摺りがまだ付いてはいませんが、数段のスケルトン階段。これにより玄関の広がりを演出し、2Fへと上がっていく家族の姿をリビング・スモーク扉の向こうに眺めこ…

  • 皆が気がつき始めた

    コロナ禍、戦争下にあって何もかもが値上げ値上げで、新築をご希望のお客様には予てより一日も早く決断をとお話をして参りました。 それでもあちこちのWEB情報等に惑わされて、そのうち価格が戻るとか何の根拠もないお話に惑わされて決断できずにいるお客様もいます。 それがここにきてさすがに値上げが止まらないことに気づき、お問合せが急増しています。 そう、まだまだ上がるのです。 この警鐘を鳴らしたのがもう3年前。ここから急激に上昇したわけですね。 こんな感じで上昇していきました。 そして次の値上げラッシュは10月、11月に来るとすでに発表されています。 いろいろとご心配は絶えませんが、相談のある方は次回完成…

  • 施主様ブログ

    今、沢山のオーナー様がブログを書いてくださっていて、とても楽しく拝見させていただいています。皆様とても個性的で特徴があり、さすがアール津で家を建てたいと思われるお客様たちです(笑) オーナー様ブログ等の更新情報は、アール津オフィシャルサイトの表紙にてご確認下さい。(更新されてから表示されるまでにタイムラグがあります) 次回完成観賞会の見どころは次のとおりです。 ・玄関トグルスイッチ ・リコルククロス ・カチオン塗り壁 ・グレアレス照明、間接照明 ・トップダウンハニカムシェード ・kitchenhouseオートクチュール ・夫婦の趣味部屋 ・乾太くん、スロップシンクなどの洗濯動線 ・鋳物ホーロー…

  • カチオン壁

    次回、完成観賞会を1週間後に控える「溢れこぼれる家」様では、3か所にカチオン塗りの壁を採用しました。 「カチオン」とは陽イオンのことで、この素材は電気的な接着性を発揮するカチオン特性を付加した薄塗りモルタル材です。 これは本来は仕上げ材の下地に使う素材。表面に使うことはありませんが、工事現場を見ていると、そのままでもカッコいいかも?と思うことがよくあります。 仕上げ材に使うことを想定していないことが逆に、不揃いだったりそのままの素材感が感じられるのがGOODなのです。 また、モルタル仕上げよりも色味が濃くなりますので、そのインダストリアル感が際立ちます。 今日はオーナー様にもご覧いただき、とて…

  • 社内ヒアリング

    本日は四日市市H様の社内ヒアリング。建築家の先生が訪問する前に、アール津にてヒアリングを行います。 私たちのヒアリングは、新築への要望を聞くというよりはオーナー様の「人とナリ」を明確にし、どんなことが心豊かな時間を過ごせるのか?を探るための時間となります。 ですので、何が何帖とか、どんな形の家にしたいとか?そういったことは聞くことがありません。 それよりも、どんな家に育ったのか?毎日のストレスはどんなことなのか?これからどんな暮らしをしたいのか?といった暮らしのヒアリングとなるのです。 親のことを聞きとることもとても大切な要素のひとつです。 人は嬉しくも、悲しくも、やはり育てられた親に似るもの…

  • チャームポイント

    「垣根なき家」様の配線打合せ。 オーナー様は、ユニットバスが設置されたのをご覧になられて、喜んでおられました。今回のお風呂は2F設置。 コンパクトな住宅にてLDKを広く取るためには最も有効な得策です。 お風呂に入ったら寝室に向かうなんて生活パターンの人にはとても便利になります。 この家では、そのままランドリールームやWICに繋がっており、もちろんそれぞれの居室も2階ですから洗濯動線的にも2Fお風呂は最適なのです。 この家のチャームポイントは、この階段スペース。 階段途中に踊り場が存在し、人間をダメにするクッションでも置いたら、のんびりダラダラできる空間となります。 その正面には上下に大きな掃き…

  • 親からの援助

    アール津で家を建てる人は、なかなか親からの援助などありません。おそらくそのような方は大手量販ハウスメーカー様に行かれるのでしょうね? 親からお金をもらっても、それは贈与税がかかってしまいます。たとえば、1,000万円もらったとすると、350万円もの税金が必要となるのです。 それが相続だったとしても、100万円ほど必要でしょう。 それが、こと家を建てる際にもらえれば、最大1,000万円(省エネ住宅)まで非課税となるので、もしも両親や祖父母がそれなりの財産を持っているのであれば普通に贈与や相続をするよりも税負担が少なくてお勧めとなります。 ただし、ご主人名義の新築で、奥様の親から贈与してもらったら…

  • 人生が豊かに変わるリフォーム

    津市内にて人生が豊かに変わるリフォームということで、お風呂の解体工事が始まりました。 昨今のユニットバスは、東京オリンピック(1964年)をきっかけに普及したと言われていますが、築40年以上前のお風呂は、画像のようなタイル張りの造作風呂が多く、その壁の裏は大半がこのようになっています。 腰までのブロックを積み、その上は板を張ってあるといったイメージですね。 解体するにもユニットバスは簡単ですが、こちらはそうもいきません。タイルをハツリ、ブロックを壊したりしないとユニットバスが入りませんので、そのガラのゴミ始末やホコリ、汚れが大変です。 おまけに以前の布基礎の場合、そこにそのままユニットバスを据…

  • 定額制の住宅も人気!

    アール津の朝は現場確認から始まりますが、本日は新たに着工された2物件と「価値を知る家」を巡回。 新たな現場は多気町相可台と松阪市幸生町、ともに「アイムの家」仕様となります。 住宅の価格が上がり過ぎた今、定額制のアイムの家「いろはいえ」はとても人気が高く、高額な土地を希望されているお客様からの問合せが沢山あります。 i それはそうですよね。 住宅会社なんて、当初に出された見積書よりも400~500万円も膨らんでしまうなんて普通のことですから心配で溜まりません。 価格を安く見せて実際に購入するとなるとどんどん膨らむなんて住宅業界だけじゃないでしょうか? しかも、打合せ等がどんどんと進むと、「今更も…

  • 現場巡回

    「垣根なき家」様では土曜日の配線打合せを待って、配線作業から外壁工事へと進んでいきます。 ご覧のようにこの面には1枚の窓もありません。一般的な住宅は外から見れば、ここがお風呂場だな、ここがキッチンだなとよくわかりますが、アール津の家は案外間取りが読めないものです。 断熱・気密による健康住宅が重要視される中、なるべく不必要な窓はつけずに快適に暮らすことが狙いです。 「価値を知る家」様では気密測定も行われ、C値は安定の0.14でした。アール津のC値基準は0.2未満となります。 この家では掃き出し窓がとても多いため、気密処理に苦労をするかと思いきや一発でこの数値を出すことができました。さすがの棟梁で…

  • こんな連中がアール津の強み

    本日は、「生きている家」様のお引渡し。 私たち建築業界の人間はよくこの家は生きているとか、死んでいるとか言いますが、家はひと目で良い家、そうでない家はわかるものです。 それは建物がどうこうではなくて、そこに住まわれる家族の暮らしが充実しているかどうかが価値なのです。 いくら私たちが精力を尽くしても、ご家族が幸せでないのならば、その建物は何の意味もありません。 私たちがつくりたいのは「人生が豊かに変わる家」。それでしかありません。 現場に着くなり驚かされたのは、この外壁に跳ねた土埃を電気屋さんが綺麗に拭いて下さっていました。 電気屋さんは「電気工事に来ているのではなく、家をつくりに来てくださいま…

  • 今日もまた…。

    本日も名古屋kitchenhouseショールームへ2組様の同時案内。最高のお天気で居眠り運転してしまいそうな日でした。 津市N様は現在土地調査中。市街化調整区域の土地を譲っていただけるお話があるのですが、そこに再建築が可能かどうかを調べています。 もしも再建築が可能であれば、アッと言う間に建築が進んでいく予定です。 四日市市H様は、「見守られる家」様の幼馴染の大親友。私が初めてお会いした際はまだ独身でしたが、御結婚しアパート暮らしをしていましたが、やはり湿気やカビ、ダニに悩まされて早くアパートを脱出したいとのことで、新築に踏み切りました。 BOSH食洗機の説明も丁寧に聞いていただきました。 乾…

  • 配線打合せ「価値を知る家」

    本日は「価値を知る家」様の配線打合せ。現場にての確認作業となります。 あらかじめ資料をメールさせていただいておりますので、確認済でありとてもスムーズに1時間以内に全て完了しました。 この家での配線プランの特徴は、間接照明やペンダント照明になりますが、家の雰囲気に合わせて設えさせていただきました。 何せ可愛いこのお家。建物そのもののデザインが可愛いのであまりゴチャゴチャと飾らずにシンプルな北欧のお城をイメージしたものです。 しかし、アーチから見える外は普段と異なる景色に見えるので不思議ですね。 今日も配線打合せ中にご近所さんに「これは何のお店ができるのですか?」と聞かれ、一般住宅だと答えたらビッ…

  • カーテンの付け方?

    アイムの家Y様邸では外壁工事が完成し、外部コーキング作業を待ちます。ガルスパン外壁の場合はこのコーキング箇所が少ないのも魅力。 コーキングという魔法の建築資材ですが、どうしても7~10年で劣化してしまいますので、できるだけコーキング箇所少ない方が補修コストが低くなり、良いのです。 内部では壁材(プラスターボード)工事が今日でほぼ完了。 大きくL字型に取り付けられた掃き出し窓の上には「カーテンBOX」も連続してL字型に造作させていただきました。 これにより、カーテンがL字に折れて連続しているように見せることができます。 このカーテンの取付け方ですが、いくつか方法がありますね。 ・従来の窓上にレー…

  • 現場巡回

    本日はお天気に恵まれて午前中は現場巡回。午後はkitchenhouseショールームへと津市Y様をご案内させていただきます。 アール津では現在 ・尾鷲市O様邸 ・松阪市M様邸 ・多気町Y様邸 ・津市Y様邸 ・津市F様邸 ・津市N様邸 ・鈴鹿市様邸 ・伊賀市M様邸 と8物件が新築中。さらにリフォーム物件を沢山いただいています。 ひとつひとつの工事に思い入れがあり、どこにも負けない素敵な家をつくってみせようと励んでいます。 先日の完成観賞会では、2015年に建築をさせていただいた「青空に手放す家」様が急に近況報告等でご来場されましたが、私たちが間取り等全て把握していることに驚いて下さいました。 1棟…

  • まるで事務所?倉庫?

    「溢れこぼれる家」様では足場も外れ、いよいよ工事も大詰め。4/1より完成観賞会へのご予約も始まります。 どう見ても住宅には見えませんが、これがオーナー様にはたまらない様子です(笑) この家では、最終的には家の前に車2台分のガレージもつきますし、コンテナ倉庫も設置されます。何だか楽しい大人の遊び場ですね。 この庭で音楽を流し、お酒を飲んでバカ騒ぎがとっても楽しそうです。 また、エステックウッドで作られる屋根付のデッキにて、のんびりと朝食を食べたり、お茶をしたりと、至福の時が想像できます。 建築家矢橋徹先生の作品は、いつも4面、どの方向から見てもスタイリッシュでソツの無いデザインが特徴的です。 室…

  • 多気町Y様邸地鎮祭

    本日は晴天に恵まれて多気町Y様邸の地鎮祭が無事滞りなく執り行われました。この家は4方向を建物に囲まれた北西道路の土地ですが、その条件を克服したプランニングにも注目ですね。 アール津ならではのアール軍団全員が揃っての地鎮祭。皆でY様家の繁栄と工事の安全を祈願しました。 多気町では、「多気町移住定住促進補助金」として条件を満たせば、200万円が支給されますので、新築をお考えの方は頭の片隅に置いて下さい。 とても若く、これから結婚式を控えている御夫婦ですが、時代の変化を察知して思い切って新築を決めていただきました。 土地探しから始まりましたが、わずか3か月で着工というアール津ならではのスピード感でと…

  • 目立たない脇役

    今回の完成観賞会では内観に気を取られることが多く、しかも雨だったために目立たなかった脇役ですが、この住まいの中と外を繋ぐ「濡れ縁」も素敵です。 材木は、あの「エステックウッド」 薬品を一切使用せず窒素加熱処理を行い、木の腐りやすい成分を分解。 天然木でありながら屋外でも長期的に使用できる耐朽性が高い改質木材。 ササくれることも無く、裸足で歩いても大丈夫。無塗装にて自然のままで使えることも嬉しく、お年寄りや乳幼児、またペットをお飼いの方にも安心して使え、木を大切に使うことで人と環境に優しい製品ですね。 こういった本物に囲まれると心配なのが家の中に置く物…。 アール津最大の欠点がこれです。 「何も…

  • 完成観賞会終了「生きている家」

    本日は雨の中でしたが多数のご来場をありがとうございました。私たちもなんだか「生きている家ロス」ということで、100%の力を出し切り、燃え尽きました。 気持ちを切り替えて次の物件へと望まないといけませんが、正直2、3日ロスが続きます…。 そんな中で明日は社員向けの研修会。この家を題材とし、建築の様々なことをレクチャーさせていただきます。 その内容的なものを少しだけ皆様にご紹介をすれば、たとえば「和」の設えを考えた場合、「陰翳礼讃(谷崎潤一郎)」まずはこの本を読んでいないことにはお話になりません。 まだ電灯がなかった時代の日本の美の感覚、生活と自然とが一体化し、真に風雅の骨髄を知っていた日本人の芸…

  • 完成観賞会「生きている家」

    完成観賞会「生きている家」。建築家は著名若手建築家松島潤平先生ということで、全国から大きな注目を浴びています。 アール津、土曜日の完成観賞会と言えば建築通が喜ぶ「夜のライティング観賞会」 お家で過ごす時間の大半は夜。また明日への鋭気を養う最も大切な、最も楽しみな時間ですので、夜を制するものは建築を制するのです。 どうして他社もやらないのか不思議ですが、昨今は残業問題とかいろいろありますので従業員一同の協力が無いと成り立たないことかも知れません。 今回夜に来れなかったお客様、ぜひ夕暮れから夜にかけてお家をご覧になることをお勧めしますよ! さあ、この暖簾をくぐるとアール津自慢の「美しい佇まい」が目…

  • ここにも神業!

    「生きている家」様の寝室には扉がありません。暮らしに合わせたデザインですので、理由は必要ありません。M様の寝室には扉はいらないのです。 そしてここに敷かれたスウェーデン生まれの織物床タイル「ボロン」は、世界が認めるやさしさを持ち合わせた床材です。 一見、普通の畳のようですが、奇跡の織物床材ボロンはイ草とは全く異なる製品であり、和紙やポリプロピレン樹脂を畳表に使用した他社の人工畳と摩耗度を比較しても、圧倒的な強度やクッション性を誇っています。 このことからワンちゃんを2匹飼っているオーナー様は採用されました。 しかし一般的な畳は、畳屋さんが部屋の寸法を取り、極端に言えば台形のような形で部屋に合わ…

  • チラ見せっ!

    「生きている家」様の完成観賞会を待ちきれないというお客様からのお声に応えて、今日はチラ見せ(笑) これが噂の通り土間。手づくりのモルタル塗りっぱなしの上にテカテカ塗装といったブテック等で見かけるあの仕上げです。 昨日ご紹介したトップオープンのハニカムスクリーン上には間接照明も仕込まれています。 トップオープンのスクリーンは、逆にこうして下部を開けることも可能。何とも素敵な空間を演出してくれますね。 通り土間の奥には名栗加工の室内縁側。正面には味わい深い「和紙クロス」に「焼き杉の腰壁」とここに腰かければなんぼでも外を眺めて座っていられます。 それもそのはず、外を見れば春を待つ田園風景になんとも素…

  • ここにきて大人気

    土日の完成観賞会「生きている家」様にてご覧いただけるトップオープン・ハニカムブラインド。昨今の暑さ寒さ対策として人気沸騰中のハニカム構造スクリーンですが、これはさらに上部も下部も開けられるという優れモノ。 立地条件等によっては素晴らしいアイテムとなります。 私も完成観賞会当日に、ちょうど良い景色を切り取って皆様にお見せできることが楽しみでなりません。 早くも「溢れこぼれる家」様でも採用したいとのことで実物をチェックに来場いただきます。 家というものは、こうして建物だけでなく、カーテンや家具、家電、そしてお庭や窓から見える景色と全てを含んで計算することが大切です。 「生きている家」様では、このブ…

  • たまらない一日

    今日は「天赦日(てんしゃにち)」ということで、今まで躊躇していたこと、新しいことを始めるには最適の日。暦上最大の吉日です。 朝からWBCの素晴らしい試合を見て号泣しましたが、これも日本の天赦日のおかげでしょうか? それにしても素敵だったのはメキシコ監督の残した言葉 「Japan advances, but the world of baseball won tonight.(日本が勝った。しかし、今夜の試合は野球界そのものの勝利だ)」 こういった素晴らしいものは素晴らしいと認め、斜に見ることの少ない外国の方の方が芸術的な言葉を残しますね。 天赦日は年に5~6回ありますが、2023年は 1月6日…

  • ポイントを考える

    津市で建築中のアイムの家Y様邸では外壁工事が始まりました。ツートンカラーにあしらえたスタイリッシュな外観が楽しみです。 この家では、近くを高圧線が通ることもあり電磁波を減衰させるためにアルミニウムが主成分のガルスパンを外壁に使っています。 体に悪影響を及ぼす恐れのある電磁波や静電気はできるだけは避けた方が賢明かと思います。 静電気もなぜかストレスが溜まりやすかったり、肩コリや頭痛の原因になることもあり、ホコリが付着しやすいのでダニを引き寄せたりしてしまうのです。 この家のポイントは、分譲地内が傾斜になっていて最も高い頂上に建ちます。そこを活かさない手はなく、どうしたら気持ちが豊かになるのか考え…

  • 今週は衝撃の完成観賞会

    今週末は初めてアール津の家をご覧になられる方ならば、必ず衝撃を受ける「完成観賞会・生きている家」 ネーミングのとおり、家も人間と同じように経年劣化しいていきますが、それでもそれがテイストとなるような粋な住宅が完成します。 こういったご時世ですので、観賞会に間に合わない部分も出てくるかもですが、それでも十二分に楽しんでいただけると思います。 いよいよ今週は室内にある通り土間のモルタル塗装仕上げ。一般住宅では見ることのない素敵な空間が現れます! 先週から急に沢山の初顔合わせやお問合せがあり、次々と建築が決まっています。コロナ禍、戦時下にあり、何もかも値上げの嵐が止みませんが、これを現実と受け止めて…

  • 家づくりは知識!

    実は、住宅というものは1棟として同じものはありません。百歩譲って規格住宅や建売で見た目が同じものが建っていたとしても、人の手でつくるものですから、目に見えない部分などどこかしらは異なるはずです。 例えば間柱を止めるのに釘を2本づつの家と3本づつ打たれている家など、大工さんの気持ちひとつで変わるのが住宅です。 それなのになぜか価格比較に走ってしまうお客様も見かけます。 工業製品とは違いますから、比較はできないものですが、そこを勘違いされているのでしょう。 世の中の商品のほとんどは高額なものほど良いものですが、こと住宅に関してはそうでもありません。 高額なのに耐久性の低い家や寒くて住み心地の悪い家…

  • 内部進行中

    沢山ブログを書いていただいている「価値を知る家」様では目立ちませんが内部の工事が進行中。UB(ユニットバス)も綺麗に収まりました。 お風呂は完成品を持ちこむのではなくて、現場での組立となります。 今回もホーロー壁と磁器タイル床で圧倒的な清掃性と耐久性を誇るタカラスタンダードを採用ということで、このホーローが融通の効かない製品ですので組立てが大変です。 またお風呂は水を張るととても重量がかかる製品ですが、タカラの場合は金属フレームで組まれた上に設置されていますのでとても強固。これも耐震性のみならず、耐久性に大きく関与するものです。 天井裏にはアイシネンが200㎜の厚みにて吹付けられています。 ア…

  • いよいよ大詰め

    「溢れこぼれる家」様では、私たちにとってはいよいよ大詰めの大工工事仕上げ中。面白いもので、お客様が目にするのはいわゆる内装仕上げ部分ですが、そこは別におかしければいつでも修正が効きますし大事になることはありません。 私たちはこの大工仕上げが終わればホッとする感じなのです。 この業界の中にいて思うことは「臭い物に蓋をするのが常識」。 自分たちの都合が悪い部分は説明もせずに建築を進めて、ミスがあったら見つからないように早めに蓋すといったことが多々あると思います。 確かに大きくて複雑な家づくりですから1点のミスもなく仕上げていくのは至難の業、というかなかなか有得ないことです。人間の手ですることですか…

  • K様邸の地鎮祭

    今日は好天に恵まれて上着も脱ぎ捨てての地鎮祭。ポカポカ日和であちこちに猫がゴロゴロしていて、一日でいいから猫になりたいと思ったほどのお天気でした。 こちらも市街化調整区域ということで、建築に様々な要件がありましたが無事にクリアし、来月中には建築が始められそうです。 K様も他社を解約されて移ってこられたお客様。この選択が間違いではなかったと喜んでいただけるように全力を尽くしたいと思います。 いつも陽気なK様もこの日ばかりは神妙に儀式をこなしておられましたね。 普段はあまり信心が無い方だったとしても、やはりこうして手を合わせるととても新鮮な気持ちになります。 日本人は様々な場面で合掌をしますが、私…

  • 夜でも全然大丈夫!

    昨日は、新規のお客様から夜8時半に電話があり、どうしても早く話が聞きたいとのことで21時に御来店。23時過ぎまで様々なご相談を受けました。 そしてそのお客様、今日もお昼前に連絡があり、どうしてもモデルハウスが見学したいとのことで急遽「変わらない家」様をご案内。 もう一日でも早く新しい家に住みたいと、はやる気持ちを抑えていただいています。 アール津は年中無休、営業時間も朝9時~23時までやっていますので、こんなことにも対応ができます。 ただし、何せ年中お客様で混み合っていますのでホームページの表紙にあるスケジュールの空き時間をご確認下さいね。 早めのご予約をお願いします。 それにしてもこの値上げ…

  • 何とか減額をしたい

    家づくりをしていると当初計画していた予算を大きくオーバーしてしまい、何とか減額をしたいなんてお客様が沢山いることでしょう。 一般的な建築会社は最初に提示された見積書よりも数百万円もオーバーしてしまうことが普通ですからね。 ところが話をどんどん進めてしまっていますから、今更解約をし、他社に乗り替えたら「もう一度、いちからかよ~」なんて気持ちになってしまい、渋々建築を進めているのが現実ではないでしょうか? その場合、「減額できるもの」を探すことになろうかと思いますが、敵もさるもの、そう簡単に減額できるものがありません。 減額の手段としては 1.性能や設備のグレードを下げる 2.不要なものを外す 3…

  • スムーズに完了

    日曜日ということでお客様との打合せ。午前中は多気町で建築をされるアイムの家Y様を「タカラスタンダード」へとご案内。午後は、明日から建築が始まる松阪市M様との「仕様打合せ」でした。 「仕様打合せ」とは、外壁や、玄関ドア、窓、内装...などと決めていくことですが、アール津は平均2時間でその全てが決まります。 今回もジャスト2時間で全て完了!とても重厚感のあるカッコいい家が建ち上がります。 明日から敷地の高さを上げるための盛り土工事に入り、4月には基礎工事に入る見通しとなりました。 多気町のY様は、キッチン、お風呂、洗面台を選んでいただきましたが、こちらもとてもスムーズに90分にて全てが完了。 明日…

  • 先のことを考えてつくる

    「生きている家」様の玄関回りはこのような「焼き杉」張り。 「焼き杉」は文字通り、杉の板を焼いたもの。炭が腐ったという話が無いように、炭化した状態であれば、菌類が繁殖するために必要な養分がありませんから、優れた耐久性を発揮するのです。 また見た目も味わい深い風合い・佇まいになるという点が大きな魅力! 私は完成したばかりの家よりも、そこに人が住んで馴染み、味が出た家の方が素敵に見えるのですが、この家の玄関を開けた際に迎え入れられるこの佇まいがたまらないですね。 その焼き杉の回りはキッチリと「ひも」が止められています。 大工の言う「ひも」とは、皆様が想像するロープのこととは違います。 本当は、見切り…

  • 猫は思い通りにはならない(笑)

    「内見る家」様に追加工事をいただきご訪問!夜のこの圧倒的な立ち姿に惚れ惚れしました。 室内は蓄熱暖房機が動いていることもあり、ポカポカ。もちろん御主人は裸足でいました!信じられないような生活環境ですね。 引っ越す前はヨタヨタしていた猫ちゃんも体調は万全なようで、元気で嬉しかったです。 広いリビングにニーチェア、そしてこのでっかいヨギボーを購入されていましたが、なんとその猫ちゃんが占領(笑) せっかく買ったのに使えないため、猫ちゃん用に小さなヨギボーも購入されたのですが、そちらには座らない。 この画像のようにじっと独り占めだそうです(笑) 本当に猫は飼い主の思い通りにいかず、そこがまた堪らなく可…

  • アーチができた!

    「価値を知る家」様ではアーチ部分が造作されました!どんどんと外観が変わっていきます。 古くローマの建築物にはアーチをよく見かけますが、日本では全く主流ではありません。 西欧建築と日本建築の違いは多々ありますが、丸みを持った形状が日本建築には存在しなかったわけです。もちろん、丸く開いた障子や丸い柱など、一部分では使われているのですが、それ以外では見かけません。 これは構造工法による違いで、壁を立てて屋根を乗せ、壁に窓や扉を開ける。建物は壁が支える仕掛けであり、石やレンガを材料と使用するときに有利。古代文明の地中海沿岸は木材は豊富でないので、この方式が主流だったわけです。 それと比較し、日本建築は…

  • めちゃカッコいい!

    アール津で大人気の乾太くんですが、2023年6月1日にフルモデルチェンジが発表されました! これが機能面は元より、めちゃくちゃカッコいいじゃないですか??まるでスティーブジョブズが生き返ったようなデザインです。 しかも、操作パネルが上部でも下部でも付けられるという、かゆいところに手が届く細やかさが素敵です。 www.rinnai.co.jp とにかく何もかも高機能になり、エコになりました。 アール津では、オール電化とガスの比率は9:1ほどで圧倒的にガス派が多いのですが、昨年からこの割合が崩れつつあります。 それでも料理の圧倒的な味方である「DELICIA」に「乾太くん」、「浴室暖房乾燥機」とや…

  • 垣根なき家上棟

    本日は、年一かと思うほどの陽気に誘われて最高の上棟日和!ジャンパーを脱ぎすてて楽しみました。 この現場も資材を置く場所が無く、朝からの搬入ということで総勢トラック4台の大荷物。これを次々と段取りしながら捌いての上棟となりました。 オーナー様も早起きして記念に1本目の柱を立てていただきました。重い柱に、固いドリフトピン。実際に作業をされると皆が驚きますが、このピンが約250本ほど使われた家となります。 ネオマフォーム85㎜も運搬されて次々と、次の仕事を考えた間配りが行われていきます。 あっという間にお昼には家の全容が見えてきました。このスケール感が皆様なかなか掴めないので、大迫力に驚かれたことと…

  • 洋瓦の屋根

    「価値を知る家」様では、屋根工事が進行中。アール津では珍しい瓦屋根となります。 瓦にも様々な種類がありますが、それぞれの国や地域の気候を考えて作られていますので、日本の風土気候に合わせて作られた国産瓦にしたり、屋根の形状や瓦の素材を考慮したりするなど、施工後のメンテナンスも含めて検討することが大切なのです。 昨今、耐震性の関係やコストの問題もあり、瓦屋根はめっきり減ってしまいましたが、今回採用したのは、愛知県西三河地方で生産されている「三州瓦」。 この三河地方が日本を代表する粘土瓦産地であり、粘土瓦生産量の約75%も占めているのです。 その中でも今回チョイスしたのは、英四郎瓦株式会社の「カパラ…

  • 「生きている家」完成観賞会

    「生きている家」様の完成観賞会ご予約が始まりました。県外からも同じ工務店等や建材メーカー等沢山の来場が計画されていますので、お早めにご予約を下さいませ。 ご予約→lien-house.com(表紙画像をクリック) ※時間枠内の何時に来場されても大丈夫ですが、後の組が控えていますので、それぞれの時間帯に御退場を願います。 03/25(土)10:00-12:00 残2組様、津市H様 03/25(土)13:00-15:00 残3組様 03/25(土)15:00-17:00 残3組様 03/25(土)17:00-19:00 残3組様 03/26(日)10:00-12:00 残3組様 03/26(日)1…

  • kitchenhouse hautecouture

    本日は、津市H様をアール津標準キッチンの「kitchenhouse hautecouture」にご案内。アール津のショールーム案内は単にキッチンの案内をすると言うよりも、一緒にキッチン周りの様々なことをお勉強に行くといったイメージです。 家を建てるにあたり、様々なステップを踏んでいくわけですが、アール津の最初のステップはこのショールーム案内となります。 家の中で特に大きな割合を占めるキッチン回りのスタンスが決まらないことには良い図面を描くことができないからです。 一般的には図面が出て、見積が出て、契約となってショールーム案内といったパターンが多く見られますが、それでは「暮らしをつくる」といった…

  • 津市T様邸お引き渡し

    本日はとても可愛いアイムの家津市T様邸のお引渡し。 リビング扉を開けるといきなり現れるのは、T様の趣味のスペース。このカウンターにて山々や空を見上げながら友人と楽しく趣味に没頭できたら最高ですね。 機器説明では特に高性能ガスコンロ「DELICIA」の機能に驚いていただきました。この説明を聞こうものならば料理に興味の薄い奥様でもきっとやってみようかな?なんて気分にさせられます。 3月3日の雛祭りにお引渡しで、いきなり今日から住まわれるとのこと。よほど楽しみに今日のこの日を待ち焦がれてくださったようで、とても嬉しいです。 最近はあまり使われないピンクもこうしてバランス良く取り入れると、なんだか心も…

  • 壁紙貼り

    「生きている家」様では壁紙工事中。 アール津では一般的なビニルクロスはあまり使用せず、卵の殻でつくられたエッグウォール系や不織布でつくられたもの、和紙でつくられたものなど、本物を多用しますのでクロス屋さんも大変です。 クロス工事中は現場が最も汚く見えてしまいますのですみません...。 一般的には壁紙が何かあると、クロス屋さんは大工の下地が悪い、大工はクロス屋の施工が悪いなど、責任のなすりつけ合いになりますが、アール軍団は違います。 クロス屋は大工の施工が良いことに驚き、大工はクロス屋さんの綺麗な仕上げに喜んでくれます。目の前の仕事だけでなく、家をつくっているという意識がきちんと伝わっているから…

  • 「価値を知る家」上棟

    2023.03.01というとても覚えやすい日に「価値を知る家」様の上棟。好天に恵まれて無事に完了しました。 材料を置くスペースの関係で朝からの資材搬入でしたので、この何も無い状態からの上棟となります。 御夫婦仲良く記念すべき1本目の柱を建てていただきました。良い思い出ですね。お子様も離れたところからじ~っと見ていましたよ。 今の家は予め工場にて加工されてくるプレカットという方式を取られていますが、この家はそうは簡単にはいきません。手加工の部分も多々あり、こうしたノミを使った大工の技を見ることもできました。 これは普段から道具を丁寧にお手入れしていないと上手くできない仕事ですが、棟梁はマメに手入…

  • 家の外周を見れば本当の性能がわかる

    「溢れこぼれる家」様では外壁施工中。この現場では、IG工業のSPガルブライトが縦張りされています。 金属が持つ質感と美しさを追求した、飽きのこないプレーンなデザインですが、面がフラット過ぎるために少しの傷やへこみも目立ってしまいます。 建築は、その「割り」が大切であり外壁工事もまずは取りかかる前に材料の割りを考えることが難しい仕事です。 この地方は冬とても寒いのですが、ポリイソシアヌレートフォームが15㎜挟まれており、さらに室内には85㎜のネオマフォームが充填されていますので異次元の断熱性を誇る家となります。 一般的に見かける窯業系サイディングでこのガルブライトと同じだけの断熱を取ろうとしたら…

  • 上棟へ向けての準備

    ここにきて1日上棟の天気予報が回復し、ホッとしています。何せ仕事は抜群ですが超超雨男の棟梁なので、本当に雨に当たることが多く難儀するのです。 本日は好天に恵まれて土台敷き、明日は足場掛けが行われていよいよ1日に上棟となります。 土台敷きは、まず「墨出し」が行われます。 土台の乗る基礎の立ち上がり部分の幅が150mmで、土台が105㎜ということで、45㎜のクリアランスがありますが、これが全てうまく乗らないといけません。 しかも土台はあらかじめプレカットされていますので、その枠組みが動くことはありません。全体を見てバランスよくできるだけ土台が真ん中にくるように「墨出し」を行うわけです。 基準位置を…

  • 豊かな生活へ

    津市G様家のリフォーム工事のためにタカラスタンダード・ショールームへ。 もともとが洗面台が壊れたとのことで現地調査に伺いましたが、私が気になったのはお風呂のこと。今現在はお忙しくてゆっくりとお風呂に浸かることは無いそうですが、古いつくりのお風呂には危険がいっぱい。 ・温度差を受けやすいお風呂でのヒートショック ・滑って転びやすい環境で、しかも衝撃が大きなコンクリートにタイル造 ・もしも娘が結婚し、孫が産まれたらお風呂も使う 今から先の人生を考えた場合に、いつかは交換した方が良い時期が来ることでしょう。それならばということでご提案をさせていただいたところ、受け入れて下さいました。 タイミング良く…

  • 別邸の雰囲気が出てきた

    「生きている家」様では足場が解体工事中。地面が連日の雪やら霜やらでぬかるんでいるので大変です。 玄関正面に様々な表情を見せる瓦外壁「山河」がやはり別格ですね。ビターブラウン色のガルスパンとの異素材のマッチングも大成功です。 このガルスパンを横張りにすることはまず無いので、何とも言えない雰囲気が出ています。車でもそうですが、家もやはり低く見えるとどっしりと落ち着きが出ます。車のカタログなどに出ている写真はうまく車高を落としているのです。 玄関前の木が露出している面にはこれから格子が掛けられます。さらに山河が引き立つことでしょう。 内部ではクロス職人不足の中で何とか都合をつけてくださった職人がパテ…

  • いいものを見た

    先日ご契約を決めていただいたH様をアール津コーディネータの家にご案内しました。コーディネータは子どもが産まれて育児休暇中ですが、女の子ということで母親に買ってもらったとても素敵な雛飾りがありました。 もちろん、雛人形は子どもの健やかな成長を願って飾るものですが、屋久杉を使ったこの飾りは、とても高額だったと思いますが、それでも樹齢の永い屋久杉のように病気をせずに元気に育って欲しいという願いがとても伝わります。 屋久杉の多くは樹齢が500年ほどということですが、2,000年を超える巨木が幾つか発見されており、私も元気で登れるうちに行ってみたいと思っていましたが、なかなか行く機会に恵まれません。 そ…

  • SNSに翻弄されるな

    SNSに掲載されている記事をご覧になり翻弄されているお客様が沢山いますが、丸々信じるのではなく、必ず信頼できる方に確認をして下さいね。 ざっと眺めていても多く翻弄されているのは、建築資材や設備機器の価格ですね。 鉄骨階段が100万円するからつけられなくて木製にして塗装したとか、原価が50~60万円程度のキッチンとkitchenhouseのキッチンを同等の価格と見せられて比較しているとか、まるで価値価格がわかっていない方が沢山います。 100万円の鉄骨階段って、螺旋階段ですか?と言いたくなります。しかも踏み板は柔らかいパイン材とか…ありえません。やはり階段踏み板はオーク材やタモ材にしたいものです…

  • 4月の値上がりに向けて

    アール津では現在 ・伊賀市1件 ・鈴鹿市1件 ・津市4件 ・尾鷲市1件 と7物件が工事中。 この時期はどうしても工事が重なります。 大人気の一条工務店などは、1年半待ちとか聞きますが、この時期1年半も先に待ったらいったい価格はどこまで上がるのか?恐怖でしかありません。 またまた4月に沢山の工事部材が値上がりすることが決まっており、この3月中に沢山建築資材を発注してしまいたいので大忙しの状態です...。 私がこの記事を書いたのはもう3年前、ここから住宅の価格は確実に2割以上高騰しました。この時に2,000万円だった家はもう2,400万円です。 しかもまだまだ値上げはスタートラインの様子。 これか…

  • またもや色気のお話

    「生きている家」様では、南側の大きな窓から差し込む光が「なぐり(名栗)加工」の板が張られた室内縁側に色気を醸し出しています。 名栗加工は、一般的な平たい仕上げとは異なり、全体的に躍動感があり、光によりその表情が変化するとても上質の空間をつくり出します。 これは奈良時代から始まったという説もあるほど長い歴史を持つ日本の伝統技術であり、もともとは虫食いを予防するために生まれたそうです。 この加工は大変手間がかかるので、贅沢品の象徴ですが、足の裏でその贅沢を感じて欲しいですね。 その名栗加工の奥に見える腰板は、焼き杉を施して、その上壁には こんな和紙クロスが貼られます。 一般的な貼り方とは異なり、画…

  • クロス職人が消えた

    新学期が始まる前の3月がこの業界の最もバタバタする時期となりますが、ここに来てクロス職人不足による工期遅れが、あちこちの建築会社で目立ちます。 昔と比べてお客様が神経質な時代となり、クレームを恐れて年配の目が弱くなった職人たちが次々と引退してしまっているためかと思います。 職人不足の大変な時代が来てしまったことを実感しています。 「垣根なき家」様では今日で基礎工事が完了しました。 この後、棟梁による墨出しが行われ、画像のグリッドポストが設置されていきます。 この内部に立ち上がりの無い基礎となりますので、床下環境に優れ、優れた通風性により構造材を痛めず、24時間換気が効率良く回ります。 美しく一…

  • 窓の高さや大きさ

    アイムの家、津市Y様邸ではタイベックも巻かれて防水検査待ちとなりました。壁の面積比率を考えたカッコいい外観は人目を惹きます。 一般の方が図面上ではなかなかわからないのが窓の大きさや高さ。 この家の場合、左の掃き出し窓は一般的な掃き出し窓の3枚分の大きさが2枚でつくられたものとなります。 また右端に見える3枚の連装窓は、左右が縦滑り出し窓となっていて、中央がFIX窓(はめ殺し窓)の構成。 あたかじめご購入予定のダイニングテーブル高さ705mmに合わせてありますので、とても低い位置についています。 これによりまるでレストランの窓際テーブル席のように解放感のある食事ができるのです。 一般的には窓の高…

  • ネオマフォーム断熱

    「溢れこぼれる家」様の配線打合せに走りました! 内部ではネオマフォームの85㎜厚がびっしりと嵌められて、外壁にはこれまた15㎜厚のポリイソシアヌレートフォーム断熱を施したガルスパンが張られますので、合計100㎜の強力な断熱。 後は屋根裏にアイシネンを200㎜厚で吹付けることで外皮断熱が確保されます。 これが現在の最も優れた断熱工法かと思いますが、一般の方の住環境への意識はまだ低く、どれほど住み心地が違うのか気づかない人も多いですね。 今日もすでに室内はとても温かく、暖房機器は必要無いことが実感できる状況でした。 外から見るとタイベックシルバーが綺麗に巻かれ、来週中には外壁工事へと進んでいく予定…

  • 物選びは性格から…

    毎日のようにオーナー様からいろんな物のチョイス依頼があります。 最近では、ソファ、カーテン、ダイニングチェア、傘掛け、洗濯干し、そしてポスト。ご予算もありますし、自分のお家のテイストと目的にあったものをチョイスしないといけないので、もちろんサービスですが結構困難であり時間がかかります。 ポストも、「独立支柱型」や「壁付型」。「前入れ前出し」や「前入れ後出し」、「鍵付」のものやら、「ダイヤル錠」。「右吊り元」に「左吊り元」と多種多様です。 ポストにきちんと鍵をかける方、そうでない方では使い方が異なります。 鍵を取りだすのは面倒だけど、防犯は気にする。という方は画像のようなダイヤル錠になるのでしょ…

  • 異次元の温かさを体感

    本日は、「間がある家」様の風が出ない全館空調システム「F-CON」をこの寒い日に体感してきました。 それはそれは、玄関を開けた瞬間から驚くほど異次元。まるで陽だまりのサンルームにいるかのようでした。 室内温度計を見ると24度。これはトイレや風呂場の中、建物の隅々までどこにいっても変わらない温度です。しかも、なんだか服をすり抜けて体中がポカポカと温まるのが体感できるのです。 エアコンやファンヒーター等、従来の暖房機器では味わえない快適さは、まるで魔法。この家だけ5月か10月かと勘違いしますが、室外へ出ても15分程度は体がポカポカなのが実感できました。 オーナー様に聞くと、普段はTシャツ、パンツの…

  • 祝!上棟・1,000万円以上の減額

    本日はアイムの家Y様邸の上棟!大手量販ハウスメーカー様を解約して乗り替えていただいたため、なんと1,000万円以上の減額に成功されたお客様です。 そう聞くと、以前の計画よりもずいぶんとランクが落ちただろうと想像されると思いますが、そこはアール津。 誰もがうらやむカッコいいデザインと高級感溢れる設備により、Y様も夢に近づき大変喜んでいただいています。 私たちはあれができない、これができないといった縛りに悩まされる住宅販売会社とは異なり、私たちが創るのであくまでも完全自由設計。できないという回答はなく、できる方法を探し当てます。 住宅は、限られた予算内で、その敷地にその家族が住む家と考えれば何通り…

  • 色気がある方がいい

    住宅の設計や設えの中で私たちが気にしているのは「色気」。「色気」と言うと、「人を惹きつける性的魅力」「愛嬌」のほか、「風情」「おもしろみ」といった意味をもちますが、わかりやすく住宅の場合で言うと「人を惹きつける不思議な魅力、想像に難くドキドキするもの」といったところでしょうか? よく建築家の先生と、様々な住宅施工例を見ながら「この家は色気が無いなあ…」なんて私たちが指摘をすると学問として学んできた先生方には伝わりにくい人もいることが事実ですが、私たちアール津は「色気」にこだわります。 これを満たすためのひとつは素材の能力をきちんと引き出せているかどうかですね。それが出来ると、そこからその素材の…

  • 旅に出てきた『三基礎物語』

    3/7上棟の「垣根なき家」ではHySTRONG基礎工事中。地中張りを含む背筋が組まれコンクリート打設を待っている状態です。 内外断熱材を施し、一体打ちの強固な最高級の基礎。基礎構造計算により、建物内部の立ち上がりも無く「耐圧版式グリッドポスト基礎を採用することで、通気性もよく、設備配管の自由度も向上しています。 これにより外部温度の影響を受けにくく、地表面の温度を拾いますので年中安定した床下温度を保つことができます。もちろん換気システムをこの床下まで回していますので、基礎内まで室内と同様の温度に保たれるわけですね。 こちらは3/1上棟の「価値を知る家」様、残る型枠を外したら養生期間となり、上棟…

  • 絵を飾りたい

    家をプランニングしているとこの壁にこんな時計を飾りたいな、この壁にはこんな絵を飾ると映えるな…とか思いを巡らせますが、現実には「絵」を飾っている家はとても少ないように思います。 北欧のテイストに憧れる方は多いのですが、彼らは「絵」を空間に取り入れることがとても上手で、デンマーク等の住宅写真を見ていると、「絵」や「写真」、「アート作品」を使って壁をコーディネートしているものを多く見掛けます。 しかもそれは壁面積とのバランスがとても美しく映えますね。 これは目線の先にある壁を上手に使い「フォーカルポイント」をつくることにより、インテリアを上手にまとめているのです。 「フォーカルポイント」とは注視点…

  • 天井下地

    「溢れこぼれる家」様では天井下地も完成しました。綺麗に整然と揃っているのはやはりとても美しいですね。 天井下地は、文字通りプラスターボードの天井材を止めるための下地ですが、1枚が約11kg程度の重量がありますのでしっかりとつくらないと天井が下がってきてしまうなんてことも起こりえます。 この施工にもやはりルールがあり、303mm以下の間隔で梯子状に組む必要があるのです。また、見えないからといって腐朽しやすく割れ易い材質のものを使用すると剥落事故を招く恐れがありますよね。 これをデコボコとした不陸が出ないように調整して組んでいくのです。 この下地を野縁と言いますが、30mm×35mm断面以上のもの…

  • ヘリンボーン

    オーク無垢材のヘリンボーン張り。このように好きな仕上げに何でも対応できるのが、大手量販ハウスメーカーとの大きな違い。 大工さんは、このように1枚1枚板を張っていきますが、容易なことではありません。 何せ相手が無垢材ですから、1枚1枚の寸法が必ずしも同じでは無いのです。 木は湿度等により膨らんだり、痩せたり、反ったり、曲がったりもしますので、厚みが違ったり、角度が合っていなかったりする場合もあります。1枚1枚当てながら時にはカンナで削ったり、ノミを当てたりしながら、調整して張っていくのです。 最初1㎜もずれていたら、最後は大きく曲がってしまいます。微妙に隙間等を調整しながら、美しくビシッと張れる…

  • 断熱を知る

    アール津の断熱材は、壁内にネオマフォーム85mm+外壁材ガルスパン15㎜(ポリイソシアヌレートフォーム)の計100㎜厚となります。 ネオマフォームに使われている「フェノール樹脂」は、熱硬化性樹脂の一つ。高い耐熱性・ 難燃性が求められるフライパンの取っ手や自動車の部材等に多く用いられているものです。 断熱性能を語る場合は何よりも数値と劣化性能や保証が大切かと思います。昨今は技術により断熱性能が大きく左右されてしまうような無保証の吹付断熱も多く見かけますが、私はそのような商品はいただけないと思っています。 断熱性能は、数値が小さいほど断熱性能が高いことを表す「熱伝導率」で決まります。ネオマフォーム…

  • 人生が豊かに変わるリフォーム

    築7年の「煌めきが待つ家」様ではリフォーム工事中。 この素敵な中庭を持つ家ですが、在宅勤務が主になったことと、念願の猫ちゃんを飼いたくなったことで思い切ってここを部屋に改装しています。 屋根の開口部には透明のポリカを張り、窓開口部には大きなFIX窓。壁内には断熱を施し、床材を張っています。 室内の床はオーク無垢材によるヘリンボーン張りですので、それに揃えてこちらもヘリンボーンということで大工さんは難儀しながら工事を進めています。 多くの方が自分たちの暮らし方は思いがけない方向へと進んでいきます。建築当初は想像もしなかったことが起こるのが人生ですね。 でも思い切ってこのリフォームにより煌めき様の…

  • デザインのコツ

    建築デザインをする上でのコツを津市T様邸をサンプルに少しご紹介... 日本人は何といっても4.5畳スペースの感覚がピタッと体にマッチします。あとはそこをいかに広く見せるか?の工夫となるわけです。 つまり、広いのと広く感じるのは同じことのようで異なります。ただただ、だだっ広いと逆に落ち着かない空間となってしまうわけですね。 広い部屋でも目に見えない境界により、4.5畳程度に分かれているほうが落ち着くのです。 そうすると、例えばソファを置いてTVを見る場合、その視野角約100度以内に目線より背の高いもの、例えばダイニングテーブル等が存在しないかどうか?などが重要になるのです。 またクロスに変化を持…

  • 散歩

    「価値ある家」様のブログにも散歩の記事がありましたが、私も今日は早朝より海岸沿いのリフォーム現場の確認を兼ねて海岸を歩いてきました。 志摩地方の出身ですので、海を見ることに感慨深いなんてことはないのですが、もう20年ほど遠ざかっている私の一番の趣味は「魚釣り」。 またいつか船を持って魚釣りに没頭する日々を送りたいな…と感じた朝でした。 と同時に感じたことは、この自然の色合いですね。なんとも言えないグラデーションと大きく分けて2色しか使っていないシンプルさ。そして水平線の真っ直ぐさ。 やはり人間の目には色数は少ない方が落ち着きます。 センスがいい人、素敵な感覚を持った人は、色のコーディネートが上…

  • 惑わされるだろうな

    本日はとあるマンションのご契約に立ち会いました。しかし、モデルルームを見ていると完全に惑わされますね。きっと皆様も「住宅展示場」や「モデルハウス」に行かれるとこういった錯覚に陥ることでしょう。 私たちは建築のプロですので、床材は何を使っているのか?構造はどうなのか?キッチンやお風呂などの住宅設備は?などの目線で見ますので、どれだけ豪華に見えたところで、アール津の標準仕様と比較すれば全くショぼいな…と感じるわけですが、一般の方にはわからないことでしょう。 逆に言えば、そこに置かれる家具やカーテン、装飾物でオシャレに見える室内は演出できるということです。 ということで住宅展示場に行かれた際には、そ…

  • 「山河(さんが)」が張られた

    「生きている家」様では、瓦外壁「山河」の工事も完了しました。アール津では2回目の採用となりますが、この外壁のネーミングは私がつけたもの。 ということで愛着も深く、この土地、この建物のデザインにピッタリなのです。 今回の住宅は西面だけ「山河」、他三面はSP-ガルスパン。 逆光になりますので、今回の山河は琥珀を使いましたが、画像ではわかりませんね。ぜひ完成観賞会で『価値ある本物』を見る目を養って下さい。 外壁屋さんと大工さん、電気屋さんは絡み合うことが多い職種ですが、お互いに良いものをつくりたい気持ちに溢れている職人同士。いつの間にか仲良くなり、息もピッタリで素晴らしいものをつくり上げてくれました…

  • インナーガレージ

    「価値を知る家」様の基礎コンクリートが打たれていますが、手前に見える広い空間はインナーガレージ。こういったガレージのコンクリートは建物完成時に打設することが多いのですが、アール津では一気に打ちこみます。 手間を2回に分けると金額がかさばることと、より強い基礎をつくるためには一体打ちが必要となりますが、なぜかこの業界ではこのように仕上げる会社を見たことがありません…。 特に男性は一度は憧れるインナーガレージですが、現実には住まわれると赤ちゃんを連れていることの多い奥様が使っている様子を多く見かけます。 この「価値を知る家」様は、普段は乗ることの無いお気に入りの車を持っていて、その車を格納するため…

  • クロスのコーキング

    アイムの家津市T様邸ではクロス工事も完了しました。とても可愛く、明るいお部屋は想定どおりの仕上がりでとても嬉しい気持ちになりました。 クロスの仕上がりで神経質な方が気にされるのは、コーキングの切れですね。 例えば「壁のクロスと天井のクロスの境目」や「壁と扉の境目」。ここはクロスが繋がっていませんので、クロス用のジョイントコークを打つことが多いです。 昔はコーキングではなく、「天井回り縁」と呼ばれる材を止めることでこの繋ぎ目を隠していましたが、今はお部屋をスッキリと見せコストダウンを図るためにコーキング処理をされることがほとんどです。 このコーキングは、エアコンで乾燥したり、温度変化により縮んで…

  • こちらでも着工

    「垣根なき家」では、2/1(大安)ということで基礎工事が着工されました。御近所様は、この整列された分譲地内に何で斜めに土を掘っているの?と驚かれたことと思いますが、これには暮らしやすくするための理由があります。 最近は、どの家もオシャレに走る方向にあり、カッコいいのが当たり前の時代になりましたが、私たちは意味のないデザインはあまり好みませんし、耐久性やメンテナンス性は担保しておきたい部分ですので気をつけています。 耐久性は不思議なもので、同じ商品であったとしても色が異なるだけで耐久性が随分と異なるといったものも多々あります。 私たちは四六時中住宅のことを考えていますので、常にそのことを意識して…

  • コンクリートの耐用年数

    「価値を知る家」様では、基礎工事中。明日にはコンクリート打設が待っていますが、回廊があり、ガレージがあり、螺旋階段がありと、とても難しい寸法出しが行われています。 建築は、平面の寸法と上下高さの寸法があり、いわゆる三次元ですのでよく考えないとそうは簡単にいかないのです。 今回は様々なことを考慮して、打設するコンクリートの強度は27を指定しております。 JASS5(建築工事標準仕様書・同解説 JASS5 鉄筋コンクリート工事)では、コンクリートの耐用年数強度は4つの級に分けられています。 具体的な強度の数値では、 「短期(30年)」は、18 N/mm2「標準」(65年)は、24 N/mm2「長期…

  • 誰もわからない

    尾鷲市での鉄骨4階建て現場では透湿防水シート、タイベックハウスラップが貼られています。木造とはことなり、タッカーなどで止めることができないので、両面テープでの貼り付けとなります。 工事は順調に進んでいますが、何分初めての4階建てですので、諸所打合せが頻繁にあり難しいですね。皆で頭を捻りながら最も良い方法を模索して取り組んでいるのが現状です。 「生きている家」様のブログを見ていると、アール津の構造へのこだわりが紹介されていて嬉しい気持ちになりますね。 豊かな人生を送っていただくためには、先々に不具合が起きにくい、劣化しても直しやすいつくりにすることが大切で、特に構造部分には注意が必要ですが、建築…

  • 建築工事は知らないと損ばかり

    皆様の注目度も高い「価値を知る家」様の基礎工事もどんどん進んでおります。タイトルどおりに本当のモノの価値を感じられるような設えを考えています。 今日は仕様の最終確認打合せ。 センスの良いお二人ですので、私たちの提案もスパスパと決まりとても気持の良い一日のスタートが切れました。 建築インテリアで一番難しいのが、平面図から全体の空間イメージができるかどうか?これを掴むのに1年以上は軽く費やしてしまいます。 3Dが表現できるCAD等もあり、最近はまるで写真と間違えるほどの精度ですが、残念ながら人間の視野や感じることはなかなか表現ができませんね。 隣地との間のブロック積みも始まりました。 土地を購入し…

  • 消費電力の計算式は?

    朝から消費電力のことのご相談を受けました。 最近は65型などTVも大型化しており、確かに電気を食います。65V型で商品により異なりますが、おおよその消費量は285W程度ですね。 これは1時間あたりに285Wの電力を消費するという意味です。 電気代は「消費電力(W)」/1,000×「使用時間」×「1kWあたりの電気料金」で計算できます。 電気料金は契約プラン等により異なりますが仮に25円/kWhとした場合、3時間このTVを点けていたら21円ほど電気代がかかるという計算になるのです。 気をつけたいのが、これだけ電気代が上がると電力の自由化による契約会社の変更ですね。 つまり当初契約をしている中部電…

  • この業界、地盤調査も藪の中

    津市の「価値を知る家」様ではHySPEED工法の地盤改良工事を終え、基礎工事が始まりました。また隣家との境界ブロック積みの準備も始まっています。 この「地盤改良工事」ですが、この業界は「地盤調査会社」が「地盤改良工事」を行うといった他業種ではありえない形態が取られています。 普通に考えれば、改良工事を行う会社が調査をするならば、判定をアウトにしたら仕事が増えて儲かるやん?と思ってしまいますよね。 そういった不正ができないような仕組みが取られていると言いますが、何もかも信用ならないのがこの業界です。 かといって「調査専門会社」があったところで、その会社と地盤改良会社がつるんでしまえば、これまた同…

  • 「溢れこぼれる家・上棟」

    昨日の大雪にて大変心配された上棟ですが、無事に良いお天気に恵まれてホッとしました。本日は沢山のお心遣いをいただき、この影のように仲良く上棟を見届けていただき、とても良い一日を送ることができました。 結婚して、実家の離れをリフォームし数年住まわれましたが、結局たどり着いたのが親友の「たどりついた家」様のご紹介によるアール津の家。 ここからもう一度新婚時代に戻ってスタートの切り直しということで、今度は夢のマイホームですからきっと料理や掃除も頑張られることと思います。 どんな風に人生が豊かに変わっていくのか?とても楽しみです。 それにしても、私の人生でも過去最大の積雪でした。数年前にも一度こんな日が…

  • 節電の仕方に気をつけて

    三重県では珍しいとんでもない雪景色。 明日上棟の「溢れこぼれる家」様では前日に土台敷きを終えておいて助かりました。建築の際に雨や雪に濡れるのを気にされる方もみえますが、実は濡れて気になるのは「合板」です。 アール津では、24mm厚の床合板、12mm厚の屋根合板が使われますが、写真ではこの床合板を濡らさないように透明のシートが貼り付けられている様子がわかりますよね。 さらにこの上にブルーシートが掛けられて土台敷きは完了です。 この作業で一番大切なのは「墨出し」。基礎はコンクリートですのでミリ単位で全てを合わせるのは難しく、その基礎枠内に最もバランス良く土台が収まるように、大工の腕の見せ所でもあり…

  • 新築を食い物にされるな!

    本日は津市N様の土地決済(お金の支払い)。当たり前のことですが、家を建てるには様々なお金がかかります。 建築会社によっては戦略なのか?何かはわかりませんが、最初に提示した金額よりどんどん膨れ上がり、結局は契約破棄なんてことがよく起こっています。 家を建てる話が始まり、どんどんと進んでいくうちに他にもお金がかかることや、とんでもなくオプション費用がかかることに気づきますが、何カ月もかかりそこまで話を進めてしまうと、もう後戻りが大変になり渋々お金を引きずり出してきて着工となるわけです。 この業界では、最初の提示よりも400~500万円も上がってしまうことなんて普通に行われているのです。 このN様も…

  • 先々をよく考える

    津市内にて建築中のアイムの家T様邸も2月初旬の足場解体工事に向けて順調に進んでいます。 最近の平屋人気はすごく、大きな要素は「耐震性」かと思いますが、先々の老後等を考えてすぐに出ていく子どもたちのための広い部屋はいらないとか、広い家は光熱費がかかるとか様々な考え方があります。 確かに住宅設計の動向を見ていると、昨今は「スケルトンフィル構造」的なものへと考え方が移りつつあります。 つまり、空っぽの部屋で動かせる間仕切りクロゼットを取り付け、ライフスタイルの変動に合わせて部屋割を変更する等の暮らし方ですね。 また、将来の家族構成や子どもの性格もわからないので、なるべくコンパクトに家を建て、設計の際…

  • 量販ハウスメーカー様からの転向

    アイムの家Y様邸の基礎工事が始まりました。 こちらは大手量販ハウスメーカー様からの解約転向組ということで、約1,000万円もの減額に成功しました。 よくこういったハウスメーカーと工務店はどう違うの?とのご質問を受けますが、予算が十二分にあり、特に住宅にこだわりがなく、既製品でいい。といった方はハウスメーカーの方が良いことは間違いありません。 何せそのほとんどが工場生産でつくられており、クレームが来ないことを想定した商品の寄せ集めですので、職人の腕の差の影響も少ないことでしょう。 逆にこだわりがあり、あの商品を使いたい、人と違ったものが好き。なんて方は工務店じゃないと思うようなものはつくれません…

  • 圧倒的な美しさ

    「生きている家」、まだまだ完成ではないのに、圧倒的な美しさ。惚れ惚れとどれだけでも見ていられます。APW330のミラーガラスはまるで室内に照明が灯っているかのようですが、今日のこの地方は雪がパラついていました。 それでも室内は全く寒くなくて、コートを脱いだほど。 外壁も残るは瓦外壁の「山河(さんが)」が張られる一面だけとなりました。 様々な意味合いがありますが、この「山河」は私が名付けた商品ですので、私たちが全国に向けてこの商品の使い方のお手本を見せないといけません。 まもなく工事が進みますので楽しみですね。 内部の通り土間も思い通りに進んでいます。土間はモルタル仕上げに塗装を施してよくオシャ…

  • コンクリート打設

    「溢れこぼれる家」様では、HySTRONG基礎工事中。 HySTRONG基礎は、一体打ちの内外断熱基礎。ないがしろにされがちな基礎の構造計算を駆使し、その地盤に最も適切とされる地中梁配筋を施します。 これにより、内部に立ち上がりも必要無く、床下メンテナンス性能や通気性能が格段に向上し、耐震・浸水・シロアリなど、さまざまな脅威に強く、快適で耐久性のある住宅を実現するのです。 建築工事の中で最もハードと言われるコンクリート打設工事、いわゆる「コンクリ打ち」 コンクリートミキサー車、そのコンクリートを送りこむポンプ車以外に総勢6名にての大掛かりな工事です。 一般的には、先に底の部分を打ち、後日に立ち…

  • 電気代を見てぶっ倒れた方へ…

    1月請求分の電気料金(11月2日~12月1日使用分)を見てブッ倒れたなんて話題が沢山出ています。 それもそのはず、昨年と比較して1.4倍~2倍以上へと膨らんでおり、一般住宅では5万円突破なんて普通に起こっていることが事実です。 これは「原油価格高騰」や「ウクライナ情勢」などの様々な要因を受けてのものですから、電気代の高騰が目立ちますが、同様にガス代も上がっています。 そうなるとやはり太陽光パネル?と思いがちですが、そんな単純な問題ではありません。 太陽光パネルは、生活時間帯や立地条件、住宅の条件等、様々な問題を考慮しないと結局は何にもなりません。 よくオール電化住宅にて採用されている「スマート…

  • トイレに飾るな!

    私は「風水学」を特に信じるといったわけでもありませんが、かといってそれには何か理由があるはずですので、そこはよく考えます。 特にトイレは家の中でも悪い気が漂いやすい場所といわれています。そのため、トイレは飾るものにも注意しなければいけないと思います。 よく言われるのは下記の6点ですね。 1.家族写真2.カレンダー3.時計4.ぬいぐるみや人形5.「猫」に関する置き物6.造花やドライフラワー それぞれの根拠は未だ勉強不足でわかりませんが、 「家族写真」を飾ると、邪気によって家族仲が悪くなったり、家族の体調に異変が生じてしまったりする恐れがあるといわれています。 「カレンダー」は風水において「未来」…

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