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遊民ヤギ爺 https://blog.goo.ne.jp/yagi1854

俳句と映画のゆうゆう散歩

暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。

遊民ヤギ爺
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2015/07/05

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  • 春休み

    令和4年3月31日(木)春休み各学校で夏休み、冬休みと並ぶ春の休暇をいう。3月の終業式の翌日から4月の始業式や入学式の前日までの約2週間程の期間であるが、大学の場合は比較的に長い。学年が終了し、無事に進級・進学した事により解放感や喜びの気持ちがともなう休みであろう。亦、春は明るく穏やかな季節なので、家族旅行や趣味などに伸び伸びとした休暇を楽しむことが出来る。「コロナのまん延防止期間」がなくなり、友人等との卒業旅行に出掛ける若者も多いのではないか、、、、。春休みに入り連日、下の公園にも子供等の声が多くなった。毎週月曜日は、名古屋港水族館は休館日であるが春休みは休日を返上したようで、家族連れが入口ゲートへ次々、、。満開の桜には目もくれず,階段を上って行く。友人に誘われ、港区郊外の「戸田川緑地」へ満開の桜を見に出かけ...春休み

  • 緋毛氈

    令和4年3月30日(水)緋毛氈:ひもうせん毛氈は、獣毛に湿気、熱、圧力、摩擦などを加えて一種の縮絨(しゅくじゅう)を施し、各繊維に密着させて製した敷物のこと。例えば、雛人形の段飾りに敷く赤い布を緋毛氈というが、赤は活力、生命力を表す太陽の色。また赤には魔除けの意味があり、家の神聖な場所に神様に来ていただく場所を作り、雛人形を飾るために緋毛氈を敷くという伝えが在ります。これらの意から生命力のある赤色は、お茶席や結婚式等の式場などにも濃く、明るく、鮮やかな赤を用いる。これを敷くことにより、和の風情に満ちた特別な雰囲気を醸し出す様である。今まで、様々な場所で、被毛氈の敷かれる場に出会っている。名古屋城の二の丸庭園茶室、白鳥庭園の茶会、犬山の茶室「也有園」等に緋毛氈が在る。名古屋城二の丸茶亭、白鳥庭園の茶会、犬山、也有...緋毛氈

  • 名古屋港の桜2

    令和4年3月29日(火)名古屋湖の桜昨日、カミさんが久方ぶりに「ばあば工房」へ出かけた。コロナ過で暫くの間自粛中、半年ぶり(今年初めて)の集まりとなった。久しぶりに仲間と出会い、様々な情報が飛び交ったようである。「誰それがコロナに感染し、家庭内隔離で大変、、」「自粛が長くて夫婦喧嘩が絶えず、顔を7見るのも、、」等々、、、ま、我が家も大げさに言えば似たり寄ったり。四六時中同じ顔を合わせるので多少の波風は当たり前か?私自身も、本日カミさんがイソイソ出かける姿にホットして(然し、我が家の場合カミさんのお出かけは多かった)帰宅後も元気溌溂、笑顔で仰る、、、「お父さん、大通りの地下鉄の名古屋港駅付近の桜は満開でしたよ、」「えッ、」(そうか、此処2、3日気温が高かった、)早速、午前中の用事を済ませ(それほど用の在る訳も無)...名古屋港の桜2

  • 陽 炎

    令和4年3月28日(月)陽炎:野馬、遊糸春の日、強い日差しのために空気の密度の分布に異状が起こり、ゆらゆらと物の形が揺らいで見える現象をいう。この陽炎が盛んな時には炎のように燃えてみえる。春に多く見られる現象で、強い太陽光線により地面が熱せられ、地表付近の空気の温度が高まり塊るように上昇する。その後に温度の低い空気が入り込み、空気の層が乱れる。温度により空気の濃度が異なると、浮遊する光の屈折率が変化し、これにより温度の一定しない気層を通して見える物が揺らいで見える。これが陽炎(かげろう)という。何だか難しいが、こういった現象は夏の海辺などでもよく見られるが、うららかな気分にさせる春に相応しいという事で春の季語となったようです。副題に、「野馬」(やばという)、「遊糸」をかげろうという。由来はよく判らないが中国の壮...陽炎

  • 弥 生

    令和4年3月27日(日)弥生:春の惜しみ月陰暦の三月の異称。3月下旬から5月上旬頃にあたる。陽暦とは、凡そ1ヵ月のズレがある。弥生の「弥」は「いや」とよみ、いよいよとか益々という意味がある。更には一面に覆う、みなぎる、満ちるの意もある。「生」は「よい」で生まれる、草木が芽吹く事を意味する。従って弥生は、草木が芽吹き、みどりが覆うような時期をさしている。春たけなわの季節をいう。陰暦(現代)では4月頃にあたり、1ヵ月程のズレがある。「弥生尽」は春の終りを告げる日となる。弥生は語感がやわらかで、いかにも陽春にふさわしい言葉である。真っ先に浮かんで来る弥生の句に、濃(こま)やかに弥生の雲の流れけり夏目漱石弥生の雲という平凡な語に、より穏やかな景が浮かんでくる。(俳人、藤松遊子さんの句評による)弥生の副題に、「春惜しみ月...弥生

  • 名古屋港の桜

    令和4年3月26日(土)名古屋港の桜名古屋港ポートビルの桜名古屋港無料休憩所前の桜は、未だ咲き始めたばかり。昨年より、大分遅く感じられる。22日、名古屋の桜の開花宣言があったが、その後の寒暖の差が激しく、中々思い通りに咲いてくれないようだ。日辺りの良い方は順調に開いている様だが、日陰の蕾は未だ固い、。ご近所の医院の庭の桜も3部、いや2部程か、無料休憩所の南側、南極観測船「ふじ」の前に桜の木が2本植えられている。その下に「太平洋と日本海を桜で結ぶ」という記念碑が在る。この桜は平成6年(1994年)「さくら道国際ネイチャーラン」が開催され、それを記念して荘川桜を移植したとの事。発端は、岐阜県郡上市白鳥町出身の旧国鉄バス(現JR東海バス)の車掌として勤務した佐藤良二さんが、岐阜県の「御母衣ダム建設工事」に伴い、その区...名古屋港の桜

  • 木 蓮

    令和4年3月25日(金)木蓮:白木蓮、紫木蓮中国原産のモクレン科の落葉低木、高さ4~5m3,4月頃、葉に先がけて白色(紅紫色)の六弁の花を咲かせる。10~15cm程の花を上向きに付ける。先ず咲き出す頃の目連の蕾は天を向き、あたかもシャンデリアのように美しい。白木蓮は高木で、一つずつが大きな真白く輝く蕾となり一片ずつ開花し始めると、あたりを圧倒する程の見事さだある。咲き出してから散るまでの寿命はあまり長くなく、直ぐに汚れてくるので、花の盛りを貴く想い、はらはらと風に散り行く風情が惜しまれる。ご近所の庭の木蓮が白く輝いている。既に道端には真白な大きな花びらが2,3落ちている。大通りの一本裏(東側)を名古屋港へ向かい暫く歩くと小さな公園に、紫木蓮が咲いている。紫木蓮は2本、毎年薄紅紫色の花が咲いているが、この道は人通...木蓮

  • しらす干し

    令和4年3月24日(木)白子干:ちりめんじゃこ鰯の稚魚を食塩水の釜の中で茹で揚げて、干したもの箱根から西の方では「ちりめんじゃこ」という。じゃこは雑魚(ざこ)のこと。ごく小さな魚を平らに広げて乾す様子が、細かなしわを持つ絹織物の「ちりめん」(縮綿)を広げたように見えることから、この名がついた。油分の少ないカタクチイワシの仔魚が用いられる。一般的に体長3cm未満のものを指し、それより大きいものは「カエリ」と呼ばれる。当日中に天日干しをするため、漁の当日が雨天の場合は漁は中止する。漁に出ると、水揚げ後直ちに帰港をし、釜茹でしなければならず、出漁から帰港迄の所要時間は1~数時間である。直ちに大釜の塩水で茹で上げ、釜から取り出したものを「釜揚げシラス」とよび、瞬時に冷凍出荷する。観光地や土産物店用となる。他は日当たり、...しらす干し

  • 片栗の花

    令和4年3月23日(水)片栗の花:かたかごの花山林の半日陰、湿地、斜面に群生するユリ科の植物。地下の鱗茎から葉と花茎を伸ばし、薄紫色の六弁の花を下向きに開く。豊田市足助町の香嵐渓(紅葉の名所)にある飯盛山で、早春の妖精といわれるカタクリの花が見頃を迎えた。カタクリは種蒔きから花が咲くまでに7年程がかかるそうである。飯盛山ではカタクリの自生地を増やそうと、1986年から地元の有志等が毎年種を植え続け、現在ではおよそ5000平方メートルの斜面に群生するようになった。カタクリは、早春に一対の葉を広げて花茎の先端に淡い紫色で、花弁の付け根に濃紫色の斑点のある花をうつむき加減に付ける。万葉集では、「堅香子」とよぶ。呼名はかたかご。カタクリの若葉は「お浸し」などで食されるが、鱗茎からは澱粉が採取される。片栗粉と呼ばれる。近...片栗の花

  • 菜の花

    令和4年3月22日(火)菜の花:花菜アブラナ科の越年草の油菜の花古くから日本で栽培されていたのは油菜で、現在ではその殆どが西洋油菜といわれる。もともと菜は副食物を総称する菜(な)と、主食用とする魚(な)も同じ語源からきた言葉である。食用にされる菜には色々あり、芥子菜・高菜・白菜・蕪菜・油菜などがある。「本朝食鑑」(元禄10年)では、「菜はあおな」の俗名としている」。これらの菜の花には多少の遅早はあるが、春に黄色の十字状の四弁花が茎の先に群がって咲く。菜の花は油菜のことで、その種から菜種油を採るので薬種という。菜種油は、中世に摂津国遠里小野村(現、大阪府・堺市)で初めて精製された。(それ迄は胡麻油が圧倒的であった。)菜の花を「大和本草」(宝永6年)では、「満地金の如し」とか、「農業全書」(元禄10年)では、「黄な...菜の花

  • 竜天に登る

    令和4年3月21日(月)竜天に登るへー、、こんな季語が在るの?それも「春の季語」「竜」は(りょう)が漢音で、(りゅう)は慣用音、和名では「龍」(たつ)という。中国の「説文解字」に、「竜ハ鱗虫ノ長、能(ヨ)ク幽、能ク明、能ク細、能ク巨、能ク短、能ク長、春分ニシテ登リ、秋分ニシテ淵ニ潜ム、」とある。北斎の天井画(長野、小布施記念館)竜は想像上の動物だが、神聖かつめでたい動物として天子になぞらえ、また水をつかさどるものとして民衆にあがめられた。時至れば雲を巻いて天に登る勢いに、活力がある春の季語感が結び付いた季語である。(新日本大歳時記)「竜」は想像上の動物で、春分の頃に天に登り雲を起こして雨を降らせる、中国の古代伝説から季語となった。俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」に「龍天に登る」という季語の記述が在...竜天に登る

  • 牡丹餅を作る

    令和4年3月20日(日)牡丹餅を作る3月18日、春の彼岸入りとなる。「春分」の3連休、昨日は冷たい春の雨で公園に子供達の声は聞かれなかった。肌寒く暖房をつける。今朝(20日)は打って変り、春の陽射しを一杯に浴びて穏やかな日曜日となった。春彼岸、昨年は雨の中姉の一周忌の法要に出掛けた、、、何気なく、「ぼたもちを作ろうか、、、、?」。昨年の末、町内恒例の餅搗き大会が中止(コロナの影響)となり、糯米を処分するのに役員で分配(買取)する事となった。先日赤飯を炊いた折り、「残りは彼岸にぼた餅を作ろう」ということになった。(私、言う人。カミさん作る人。)糯米を2合、うるち米1合の割合で炊く。小豆(300g)は水洗し、中火から強火にし沸騰したら灰汁を取りながら中火で30分程、豆が膨らんだら笊に上げ、再度豆水に入れ煮込む。常に...牡丹餅を作る

  • 潮路句会

    令和4年3月19日(土)潮路句会、2月例会より場所:大手コミュニテイ・センター参加者:8名(内1名不在投句)、欠席2名兼題:ふらここ(ブランコ)、当季雑詠庭濡らし他愛なかりし春の庭玲子潮路抄ふらここに飽きて大地へ飛び降りる玲子誰も居ぬふらここ風が乗り継げる魚青風を切り宙を蹴り上げ半仙戯美保子サーカスのふらここ揺らし宙に飛ぶ千里日を捉え万雷の梅赤らめる輝子仁王門潜り古刹の牡丹の芽美智子日に酔うて目元ゆるみし日向ぼこ政子梅見上ぐもとより急ぐ道ならずヤギ爺※2月の兼題:ふらここぶらんこのこと。座板を支柱や樹木から鎖や紐などで水平に吊るした遊具。鞦韆(しゅうせん)といい、古く中国で宮中で宮女が使う道具で宮人が、女人が乗る姿を眺め親しむ。半仙戯ともいう。日本には古く中国から伝わり、雅語で「ふらここ」とよばれ、江戸時代にな...潮路句会

  • 分 葱

    令和4年3月18日(金)分葱:わけぎユリ科の多年生葉菜、葱の変種で(葱と玉ねぎの雑種)普通の青ネギよりも匂いも薄く、葉の色も淡い緑色。細く柔らかで独特の良い香りがある。株分けにより短時日のうちに鱗茎から発芽する。分葱の名は、株分けにより殖やすことからこの名がある。2~4月頃に、京阪神を中心に多く栽培される。胡葱(アサツキ)、万能葱、分葱(ワケギ)の違いは、胡葱(アサツキ)は、葉の径は2~3mm(極細)、球根が在り根元がぷっくりしている。葉の色は鮮やかな緑色で香りが良く、辛味が強い。アサツキはネギ科ネギ属エゾ葱の変種。普通の葱より色が浅いので漢字の「浅葱」とも書く。万能葱は、葉の径は5mm程、球根はなく根元は真直ぐ、葉は緑色の部分が多く、どんな料理法にも合う。(九条細)分葱(ワケギ)は、葉の径は7~10mm(葱よ...分葱

  • 母子草

    令和4年3月17日(木)母子草:御形、ごぎょうキク科ハハコグサ属の越年草春の七草の一つのごぎょうとして若い芽や葉を食べる。葉は細長いへら形で互生する。花茎は20~30cm茎頂に淡黄色の散房状の小さな花を付ける。田畑の畔や路傍などによく見られる小型の草花。中国やインド、マレーシア等東南アジアに分布し、日本へは古来に中国から朝鮮半島から帰化したといわれる。「ハハコグサ」の語源は、茎・葉全体に見られる白く柔らかな毛が密生し、花の冠毛も起毛状に「ほおけ立つ」ことから,別称「ホオコグサ」と呼ばれる。昔は「ほほける」を「ハハケル」と書いたので当字の母子草に転訛したといわれている。ホウケグサは花が終わった後の綿毛が毛羽立ち、ほうける様子をいうとの伝えがある。別の説には、幼苗を「這う子」に見立て「ホウコ」となり転じて「ハハコグ...母子草

  • 仔 猫

    令和4年3月16日(水)仔猫:猫の子猫の子は四季を通じて生まれるが、春に生まれる数が最も多いので、春の季語となっている。一度に生まれる猫の子の数は4~6匹が普通とされる。猫の子は生後10日くらいで眼が開くといわれる。3週間くらいすると巣から出て外で遊びまわるようになり、約8週間で離乳し約4カ月で独立するという。仔猫はとても可愛く遊び心や好奇心が旺盛で、互いにじゃれ合ったり、手毬などに戯れて、遊び飽くことを知らない。身近に飼われ常に観察出来ることから、古くから俳句の題材となっている。「小猫」、「仔猫」、「子猫」の違いは、、、「小猫」は、小さな猫のことで大人になっても身体の小さな猫をいう。「仔猫」は、動物の子供には「イ」ニンベンが付き、「仔猫」「仔犬」「仔馬」などという。従って「子」が付くのは人間の子供だけである。...仔猫

  • 社 日

    令和4年3月15日(火)社日:春社社日は中国から伝わる習俗。社日は、雑節の一つで産土神(土地の守護神)を祀る日。春分(秋分)に近い戊)つちのえ)の日、即ち土気の日で、春には五穀の種を供え、秋には初穂を土の神に供えて、豊穣をを祈願する。今年は、3月16日(火)が「社日」の日となる。春社の「社」は土地の神のことで、中国の習俗が日本の農村の生活に融合したものと云われている。一般には春社の「鎮守祭」の意味にも用いられているが、春社では五穀の種を供えて豊作を祈り、秋社には初穂を供えて収穫を感謝する慣わしがある。「社日詣」は春が多く、詣でれば中風に掛からないといわれる。福岡県の福岡市に在る「笘崎宮」では、毎年春(3月)秋(9月)の二度、「社日祭」が執り行われる。春の場合は、春分に近い戊(つちのえ)の日に祭事が行われて、五穀...社日

  • 春 田

    令和4年3月14日(月)春田:げんげ田未だ苗が植えられていない田鋤(すき)で土を返されて柔らかくなった田が黒々と現れて居たり、明るく紫雲英(げんげ)が咲き乱れて居たりと、田植え前の様々な春の田の景が見えてくる。田植え前の田圃には満々と水が張られ、周りの景色が水鏡の様に映し出される。また、微かな風にキラキラとさざ波を立てている田もあり、代搔きを終えた田に、紫雲英の広がる花田も美しい。農家はこれから田植えの準備等と、忙しい日々が始まる。今日の1句げんげ田に束の間の子等喧しヤギ爺※喧し、かまびすし、騒がしい春田

  • たんぽぽ

    令和4年3月13日(日)蒲公英:たんぽぽキク科タンポポ属の多年草、広く全世界に分布する。タラクサクム(Taraxacum)はギリシャ語を起源として「苦痛を癒す」という意味がある。中国語では蒲公英(ほこうえい)、日本語のたんぽぽ和名のタンポポの由来は諸説があり、花後の姿が綿球のタンポに似ているという説。亦、花茎切り出してその両側を細く切り裂いて水に浸けると反り返り、鼓の形になるので「タン・ポンポン」という音の連想からという説で、江戸時代には鼓草とも呼ばれていた。日本では古くはフヂナ、タナと呼ばれ、地方の方言ではツヅミグサ、フチナ等とも呼ばれている。英語名のダンデイライオン(dandelion)は、フランス語のライオンの牙の意味に由来し、ギザギザの葉っぱがライオンの牙を連想するという。蒲公英(タンポポ)は世界中何処...たんぽぽ

  • さえずり

    令和4年3月12日(土)囀り:さえずり鳥が繁殖期に出す特別な鳴き声を囀りと呼ぶ。一般にメロデイアスで美しい複雑な声をだす。同種の雄に対する縄張り宣言と、同種の雌に対する求愛の意味を持つ。秋にも種類に依っては同様な囀りをする鳥もあるが、多くは春を告げる鶯を先駆けとして様々な鳥が歌い始める。五月頃になると南方から夏鳥が渡来して、山地や高原は囀りの天国となる。人間の音楽と鳥の奏でる声は密接な関係があり、季節の到来や変化を知らせる代表的な「季語」となる。バードソングという英語も人の口にのぼるようになった現代囀りは全体的に季語とする場合と、個々の鳥の歌声の特徴を捉えて詠む場合もある。亦、啄木鳥(秋の季語)の木を叩く習性(ドラミング)は、囀りの代りとして解されている。キツツキ時に、喧しいおしゃべりのことを「さえずり」という...さえずり

  • 木の芽

    令和4年3月11日(金)木の芽:芽吹く春に芽吹く木の芽は、葉芽と花芽がある。それぞれに両者が混在した芽があり、一括し「木の芽」という。「きのめ」ともいうが、雅語的な美しい響きの「このみ」が、好んで用いられるようだ。樹木は千差万別であるとおり、木の芽も発芽の時期・色・形状も千差万別である。殊に雑木林が芽吹きの時期には緑あり、萌黄あり、黄色あり、紅色ありと、更に各々濃い色から薄い色と様々で美しい。木の芽が萌え出ることを「木の芽張る」といい、その多くは春にかけていわれる。山椒の芽柳の芽辛夷の芽(花芽)「木の芽月」は、木の芽の出る頃の月で陰暦二月の異称。「木の芽冷」は、木の芽が芽吹く頃の冷え込みをいう。「木の芽雨」は、木々の芽吹く頃に降る雨のこと。「木の芽風」は、そのころに吹く風をいう。日本には木の芽を摘み、様々に工夫...木の芽

  • 枝垂れ梅

    令和4年3月10日(木)枝垂れ梅梅はバラ科サクラ属の落葉高木で中国原産。樹高5~10m奈良時代より以前、朝鮮半島を経由して渡来した。枝垂れ梅は、梅の中でも花を観賞するために品種改良し、栽培された「花ウメ」である。その美しさから庭木、盆栽としても人気が高い。肌寒い2月頃からピンク色をした八重の花を咲かせる。基本的には日当たりが良く、風通しの良い場所で太陽光が十分あたる場所がよいとされるが、大暑性、耐寒性、耐陰性が強く、どんな場所、環境でも栽培することが出来るともいわれる。挿し木に依って増やす事が出来、6~7月頃の挿し木が良いとされている。アブラムシや貝殻虫等の害虫が、新芽の出る頃に発生し易いといわれるので注意が必要だ。名古屋市天白区に在る「平針農業センター」(農業試験場)の枝垂れ梅が見頃を迎えた。「枝垂れ梅まつり...枝垂れ梅

  • 合格発表

    令和4年3月9日(水)合格発表小・中・高・大学の入学試験は2、3月頃に実施される。近年は高度な科学技術や情報社会を背景に、生活水準の向上、核家族化、少子化や女性の職場進出が活発になり、益々高学歴社会となっている。その結果、有名校を中心に小学校から大學までが、入学試験に伴う競争が激しくなり、幼稚園迄が「お受験」等と大変な世の中になって居る。格差社会が益々厳しくなり、貧富の差に関わらず親達は必死になって子供達への「教育願望」が募るばかりだ。我家というより、子供達のそれぞれの家庭でもその子(私の孫)に対する教育熱は、世間のそれと違わない。息子の所は、長男が小学校の卒業を控えて中学入試が在り、2月半ばに合格の知らせが届いた。この孫は好きな野球を中断、受験に供え頑張った。中学に入ったら亦、好きな野球を続けて欲しい、、、亦...合格発表

  • 国際女性デー

    令和4年3月8日(火)国際女性デー今日3月8日は「国際女性デー」です。1908年、アメリカで参政権のない女性労働者達が労働条件の改善を求め、デモを起こした。1911年、第一次世界大戦中の帝政ロシアで、女性労働者を中心に大規模なデモが起き、男性や兵士達を巻きこみ後に、「ロシア2月革命」に発展し、帝政ロシアは崩壊した。世界各地で、様々な女性達のデモ(解放運動)が起きる。国連は、1975年3月8日に「国際婦人デー」(IWD)と定めた。後に「国際女性デー」と改名した。毎年この日、国連事務総長が全世界にメッセージを発信する「女性の十全かつ平等な社会参加の出来る環境を整備する。婦人の解放と世界平和を目指す国際的な行動を、、、」と、各国指導者に呼びかけをした。日本では、1975年の「国際婦人年」の際、この3月8日以降を「国際...国際女性デー

  • つくしんぼ

    令和4年3月7日(月)土筆:つくしんぼトクサ科の多年草杉葉の胞子茎地下茎で杉の葉と繋がり、杉菜に先立って生殖茎(胞子茎)を出し、これが土筆である。その頭には六角形の亀の甲形のものがぎっしりと並んでいる。日が経つとそこに割れ目が生まれ、その隙間から胞子(緑色の粉)を煙のように飛び出させる。胞子は弾糸と呼ばれる翼を披いて風に乗って飛ぶ。春の日に応えるように、土手や道端に群生し可愛い頭を並べる。土から生えた筆のような形をしているのでこの名がある。肉色をした茎には、一節ごとに袴がありこれが葉っぱである。土筆の頭部は何時しか透けて呆けてしまうが、土筆の出始めの頃の柔らかいうちにそれを摘み、和えもの・酢もの・佃煮などにして食する。ほろ苦い春の香の味だ。カミさんのご近所の友人から今年初物の「土筆」を頂いた。早速、カミさんが袴...つくしんぼ

  • ミモザの花

    令和4年3月6日(日)ミモザの花:銀葉アカシアマメ科オジギソウ属の常緑香木、地中海沿岸原産ミモザ(Mimosa)はオジギソウの仲間で銀葉アカシアの呼び名がある。羽状複葉で淡黄色の小球形の花を穂状に群がり咲く。香が強く、南仏では香水の原料にもなる。ミモザは桜より一足早く春の訪れを告げてくれる花。羽毛のように柔らかな明るい黄色の花と、香水にも使われる優しい香りが在る人気の庭木である。ヨーロッパではミモザ(Mimosa)の名前が一般的に愛され生活に浸透している植物である。国際女性デーのデモ、毎年3月8日の「国際女性デー」(女性への差別撤廃と地位の向上を訴える日)には、ミモザの花をプレゼントする週間がある。殊にイタリアでは、男性から女性に「ミモザの花を贈る日」とされているようです。亦、ミモザサラダやミモザカクテル等の飲...ミモザの花

  • 啓 蟄

    令和4年3月5日(土)啓蟄:けいちつ今日3月5日は啓蟄、二十四節気の一つで立春から1カ月後暖かくなって、冬眠していた蟻・地虫・蛇・蛙等が穴を出てくること。亦、穴を出た地虫そのものをいう。啓蟄の「啓」はひらくという意味で、「蟄」は穴に籠った虫の意味で冬眠している虫や蛇等が穴を出る季節をいう言葉。蛇穴を出づ、地虫穴を出づという。亦、啓蟄の頃に鳴る雷を「虫出しの雷」といいます。春の雷がゴロゴロと、地中に眠るもの達の扉を叩くような、面白い季語である。日に日に春が近づいてきて、日差しも徐々に暖かくなって、「さあ働くぞ」と、やる気が出てくる頃に春野菜をいただき英気を養う。農家ではそろそろ農作業を始めるころとなり、園芸に携わる人達は樹木に巻いた菰を外して焼き害虫退治を行う頃。亦、雛人形は「雨水」の頃に出し、「啓蟄」に仕舞うの...啓蟄

  • カランコエ

    令和4年3月4日(金)カランコエ:紅弁慶ベンケイソウ科カランコエ属の常緑性多年草、多肉植物マダカスカル原産で暑さに強い。草丈は15~80cm花弁は4(5)弁でやや反り返り星形に開く。開花時期は11月~5月頃と長い。夜、人口光が当たる環境では開花しないといわれ、光りの当たる時間を調節すれば一年を通して花を楽しめる。(セイロン・ベンケイ)別品種室内でも育ち園芸初心者(ヤギ爺も)も気軽に育てやすい。花の色、形も豊富なとても丈夫な植物で、開花時期も長く冬にも楽しめる。我家の鉢植えは二鉢在り、数年前に友人から貰い受けたのを株分けし、、そのうちの2,3鉢をご近所にもお分けした。現在の二つは、とても丈夫で年中ベランダに放ったらかして置いても毎年花が咲く。冬の時期に大きな葉っぱの上に芽が吹き、黄色の蕾を一杯に付け、徐々に赤みを...カランコエ

  • 桃の節句

    令和4年3月3日(木)桃の節句:雛の節句三月三日、雛祭の別名で古くは上巳の節供をいい、宮中では供え物をし、節宴を行い闘鶏や曲水の宴を催したりした。古代の中国では、陰暦三月初めの「巳の年」を節日とした。日本歳時記(1688年度刊行)によると、三月は辰の月なので巳を除厄日とし、不詳を除く意でありそれが後に3月3日となった。中国の風習では水辺で禊を行ったり、酒を飲んで災厄を祓ったりしたが、これが曲水の遊びへと発展した。我国では5世紀の末、宮中で曲水の宴が行われた(日本書記)禊の風習はその後、自分の体を人形で撫でて水に流して穢れを祓う行事となった。室町時代になるとこれに代り、雛人形を飾り、白酒や菱餅などを供える「雛祭り」として発展した。以降、女の子の幸せを祈って行う「桃の節句」となった。中国は桃は富貴(富が在り位が高い...桃の節句

  • ぺんぺん草

    令和4年3月2日(水)ぺんぺん草:薺の花アブラナ科の二年草、三味線草ともいう。日本へは古来から麦栽培と共に伝来した史前帰化植物と考えられている。春、田の畔や路傍、土手、荒れ地等何処にも見られる雑草。直立した茎が伸びその枝先に、白い小さな十字花を多数つける。果実は倒三角形で三味線のバチに似ていることからぺんぺん草ともいわれる。草丈は10~50cm位になる。花自体はあまり目立たないが、三味線のバチに似た雑草は子供達に人気が在る雑草である。早春に開花して、夏になると枯れることから「夏無き草」とか「夏無」(なつな)が転訛したといわれる。また、「撫でたいほどに小さく可愛い花(菜)が転訛したとも。薺は北半球に広く分布し、日本では北海道から九州迄分布する。花期は3~7月頃まで、越冬するので背の低い頃から咲き初める。花茎を伸ば...ぺんぺん草

  • 卒 業

    令和4年3月1日(火)卒業:卒業子今日から弥生3月、コロナ・北京オリンピック・ウクライナ侵攻、慌ただしい中で3月も卒業シーズンを迎えた。卒業式は小学校から大学まで3月上旬から下旬にかけて行われる。卒業生はそれぞれに「卒業証書」を授与されて、恩師・在校生・父母等に祝福されて卒業していく、、、、。学校生活(授業・学校行事・部活等)での様々な思い出に浸り、学友、恩師等との交流、楽しみ、悲しみ、苦しみ、、、、夫々の境遇により進路、年齢等により卒業の感慨は様々である。喜びや希望に溢れ、同時に慣れ親しんだ先生や学友との別れ、母校を去る別離の悲しみと感情とが込上げてくる。精一杯の虚勢を張る腕白も、この日ばかりは込上げるものがある様だ、、、、、3月1日、この日は娘の長男の卒業式があった。新型コロナウイルス感染予防の影響で保護者...卒業

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