令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年5月10日(水)雨蛙アマガエル科の一種で体調4cmくらい。雌はやや大きい。四股(前肢4本、後肢5本)の各指端に吸盤を持ち、樹上に登る。木の葉や草の上に棲み、雨模様の折りや夕立の前などに「キャクキャクキャク」鳴くので「雨蛙」といわれる。体は緑色または茶褐色で、保護色で周囲の状態に溶け込んで葉の上などでゃ緑色、木の幹や地上に移ると忽ち色を変える。鼻から目・耳にかけてと、体側とに黒色の斑紋がある。日本各地に棲息し、広くはアマガエル科・南アマガエル科の蛙の総称で、多くは熱帯産。大形で美しいものもある。春から秋まで活動し、冬は温度差の少ない地中で冬眠する。最近の都市化の中でもヒキガエルの数は夥しいが、アマガエルの方は減少傾向みられる。アマガエルは肉食性で、小さな昆虫やクモ類を捕食する。動く物に反応し、死んだ...雨蛙
令和5年5月9日(火)葛まんじゅう葛粉を水で溶き火にかけて練り、半透明に固まったものを皮にして、中に餡を包んだ饅頭。桜の葉で包んだものもあり、東京では「葛桜」の名前で呼ばれている。つるりとした食感、冷たい口当たり、葛の透明度は夏の菓子として欠かせぬものの一つである。葛はマメ科の大型蔓性の多年草で、茎の長さは6~10m、それ以上にも伸びる。茎の太さは直径10cm以上に達し、根は太く大きく澱粉を取り出して薬用や食用にする。葛粉を使った食べ物には他に、葛餅、葛練、葛切等がある。葛餅は、葛粉を熱湯で練ったものを型に流し入れて冷して固めた菓子。三角等に切り、きな粉と蜜をかけて食する。元々は正麩(小麦粉)を練り、長期に発酵させ蒸したもの。岐阜県大垣市に「水まんじゅう」という和菓子がある。俳人芭蕉が、「奥の細道むすびの...葛まんじゅう
令和5年5月8日(月)世界赤十字デー今日(5月8日)は、「世界赤十字デー」です。1828年(文政11年)5月8日生まれのスイスの実業家アンリ・デユナンは、1859年のイタリア統一戦争の際に、4万人の死傷者を目撃し、村人らと協力して負傷者の救護にあたった。「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士その尊い命は救わなければならない」との信念がこの時に生れた。1862年に彼が執筆・出版した著書「ソルフェリーノの思い出」は、ヨーロッパ各地に訴え共感を得た。「赤十字思想」の誕生である。後に「第一回ノーベル平和賞」を受賞したアンリ・デュナンの功績を讃え、第二次世界大戦後の1948年(昭和23年)、彼の誕生日である5月8日を「世界赤十字デー」(WorldredCrossday)とすることが決定された。こ...世界赤十字デー
令和5年5月7日(日)卯の花:空木の花ユキノシタ科の落葉低木。高さは1~2.5m、分岐する。和名はウツギ(空木)、幹(茎)が中空で在る事から命名。「ウノハナ」は、大豆の殻(豆腐のオカラ)が卯の花に似ているから、また花は卯月(旧暦の4月)に咲くことから卯の花とも呼ばれる。豆腐のオカラは、卯の花に似ているからと、日本と中国に分布し、日本では北海道の南部から九州地方迄幅広く分布している。山野の路傍や崖地、林などの日当たりの良い場所に自生する。畑の生け垣・庭等の土地の境界線の目印として植えられる。5月頃に白色五弁の直径10~20mmほどの小花が密生し垂れ下がるように咲く。樹皮は新しいうちは赤褐色で、灰褐色で古くなると剥がれる。葉は長さ5~15cmの卵状長楕円形、卵状被針などで葉柄を持ち互生する。慣用句の「卯の花腐...卯の花
令和5年5月6日(土)立夏:夏はきぬ今日5月6日は「立夏」、二十四節気の一つで夏の始めをいう。「夏に入る」「夏来る」とも使われるが、南北に長い日本列島では、気候の推移に差が在り、東北地方ではこの頃桜が満開を迎える。ところが今年は地球温暖化の所為も在り、何もかもが速く、、花の咲く季節も相当早くなっている。既に東北は基より北海道でも桜の散る頃である。とは言え、春とは違う清々しさ、若葉のそよぎ、陽光や風の動きにも夏が来たことを実感させられることが多い。立夏でその思いを綴る「万葉集・二巻」に在る御歌、「春過ぎて夏来たるらししろたへの衣干したり天の香久山」(中国の歴法から学びたての四季の移行を取入れた歌)またこの頃よく耳にし、口ずさむ歌に「夏は来ぬ」がある。歌碑:小田作之助の出身、(新潟県上越市の大潟中学校内)19...立夏
令和5年5月5日(金)家族の食事会木々の緑、その緑を渡る風に太陽のきらめき、、、、、はやくも初夏のここち佳さがただよう季節となり、道行く人の姿はもはや半袖姿が目立ちはじめた。ゴールデンウイークも半ばを過ぎ、はや折返し、終盤へと、。相変わらず渋滞の車列が続き、行楽地へ向かう人、帰る人。昨夜、我が家は娘家族、息子家族が孫(大学2年男子、高3年女子、中2年男子、小5年女子)を連れやって来た。私達老夫婦と合わせ家族10人が揃って食事会(外食)となる。孫達それぞれに部活等が忙しく、又一人受験(大学)を控える。ここ数年、受験・入学・部活などで家族揃う事はなかった。双方の家族、「久しぶりだねー、、随分大きくなったわねー、」まだまだ、この生活が続きそうである。そんな中での家族揃って食事会、さぞかし話が弾むと思いきや、何だ...食事会
令和5年5月4日(木)みどりの日1989年(平成元年)、昭和天皇の崩御に伴い「天皇誕生日」が12月23日(年号が平成となった。)へと移行された。それまでの天皇誕生日(4月29日)は、自然に親しまれた昭和天皇の恩恵に感謝し、豊かな心を育む「みどりの日」と改称。その後の2005年(平成17年)に祝日改正法が施行される。2007年(平成19年)に、国民の休日であった5月4日を「みどりの日」とし、そして4月29日は「昭和の日」とした。(みどりの日は目まぐるしく、二転三転している)ゴールデンウィークの真っただ中の「みどりの日には、各地で様々なイベントが催され、東京都等では子供の日も含め入場料を無料にする施設(公園)は多いようである。新宿御苑、小石川後楽園、上野動物園、井の頭公園、多摩動物公園などがある。残念ながら名...みどりの日
令和5年5月3日(水)憲法記念日日本国憲法は、昭和22年(1947年)5月3日に施行され、同23年7月の「国民の祝日に関する法律」により、この日を祝日と定められた。改憲法には賛否両論があり、それぞれの憲法記念日集会を開く。折しもゴールデンウイークにあたり、人々は行楽に出かけたりして連休を楽しむ。今年で施工から76年を迎えたが、人権や平和、日本の将来を静かに考えるのが、この日の意義であろう、、、、、。この日は各地で「平和について考え、憲法について考える会」集会が行われる。改憲派、護憲派、大阪、名古屋、中でも「九条の会」の催しは、今年の3月に亡くなられたノーベル賞文学賞受賞者の大江健三郎さんをはじめとする、文化人らが呼びかけ、2004年に発足し、全国で7500を超える地域の会ができた。2005年の「九条の会」...憲法記念日
令和5年5月2日(火)八十八夜立春から数えて八十八日、5月の2日頃にあたる。野菜の苗はようやく生長し、農家は忙しい時期をむかえる。特に茶摘みが最盛期となる茶処では、新茶となる茶摘みが最も忙しい。小学唱歌の「茶摘み」にも歌われる、この辺りの情景は農家に直接関わりのない人でも、「春はもう終わりで夏が近づいた事を実感する。気候の安定してきて霜の恐れもなくなる頃ではあるが、「八十八夜の別れ霜」といわれるように、この頃はまた終霜の時期。一般的には霜は八十八夜頃迄といわれるが、稀に「九十九夜の泣き霜」という詞も在り、5月半ば過ぎに「霜害」が生じて、甚大な被害をもたらした事もある。小学唱歌の「茶摘み」は、1912年(明治45年)に尋常小学校3学年用として発表された。(作詞・作曲不詳)茶摘み切手、茶摘み1)夏も近づく八十...八十八夜
令和5年5月1日五月一日5月1日は「メーデー」の日、毎年この日は世界各国で行われる国際的な労働者の祭典。1886年(明治19年)5月1日、アメリカ合衆国労働者同盟がシカゴを中心に「8時間労働制の要求」等の統一ストライキを行ったのが起源とされている。日本での統一メーデーは1920年(大正9年)5月2日、上野公園で実施され、翌年からは5月1日に行われる様になった。今年は、4月29日に「連合」が代々木公園でメーデーを実施。何故か自民党の岸田首相が安倍総理以来9年ぶりに参加、挨拶を行った。一方の「全労連」が主催するメーデーは5月1日に、代々木公園の他、全国の会場で行われた。4月29日にメーデーを開催するのはよく判らない。また、自民党の総裁がメーデーに参加することもよく判らない。政府と連合の歩み寄りは労使の交渉では...五月一日
令和5年4月30日(日)四月尽:春惜しむ四月の最後の日、および四月の終わること。陽暦では四月が春の最終月なので、自ずと「春行く」の感慨を伴う。陰暦では三月尽に「春行く」の思いが深かったが、今では「四月尽」の方に惜春の思いは込められている。「春惜しむ」は仲春から晩春へ、華やかなたけなわの春が続くなかで「ああ、もう春も過ぎ去ろうとしている」と、行く春への愛惜の心がこめられる。過行く春を惜しむ一種の哀愁のただよう季語である。惜春とも使われる。今年の大型連休(9連休)が早くも始まった。天候は、?4年ぶりにマスクの着用や出入国手続き等の制限が緩和され、国内・海外への旅行者が大幅の増加が見込まれる。また、国外から日本を訪れる旅行者も大幅に増加が予定されているようだ。中部国際空港のターミナルでは、国際線の出発・到着の手...四月尽
令和5年4月29日(日)昭和の日昭和の日は2007年、従来の「みどりの日」を改称して、昭和天皇の「天皇誕生日」を懐かしみ、昭和の時代を顧みる日とした国民の休日の一つである。昭和天皇の即位、今年は本日(4月29日)から、中2日(5月1日、2日)を含めると9連休の「ゴールデン・ウイーク」となる。広島、原子爆弾投下、玉音放送に泪する、マッカーサー元帥と昭和天皇、昭和は「激動の日々を経て、戦後復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来への思いをいたす」ことを趣旨として、制定された。これにより、「みどりの日」は5月4日となった。昭和生まれの私にとって、昭和はまさに私の人生そのものでその半分を過ごして来た時代である。戦時中のことはよく判らないが、戦後復興の最中に小学校へ入学し、物のあまりない時代に学校給食は米軍の援助によ...昭和の日
令和5年4月28日(金)また、パソコンのトラブルです。年寄りには、この対応が甚だ難しく手間取りました。ブログの更新が出来ませんでした。ヤギ爺パソコントラブル
令和5年4月27日(木)山吹:面影草バラ科の落葉低木、茎は緑色で根本から分かれる。茎は束生し1m以上にもなり、その髄は白く灯心になる。花は一重と八重がある。晩春に五弁の黄色というより黄金色と言いたい花を、木陰等に咲かせる。小判のことを「山吹」という所以である。八重の花の時期は遅く、濃山吹と呼ばれるほどぽってりと美しく、観賞用として庭園等に植えられる。江戸城を築いた武将の太田道灌が鷹狩の途中で雨に遇い、農家で蓑を借りようとしたが、「七重八重花は咲けども山吹のみの(実のと、蓑の掛け詞)一つだになきぞ悲しき」の古歌(後拾遣集・巻十九)の「ななへやへ花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞあやしき」をふまえて、娘が山吹を差し出した故事が知られているが、八重山吹、白花山吹以外は実を結ぶ。近年品種改良により、切花に適す...山吹
令和5年4月26日(水)春霖:春の長雨霖雨は長雨のこと。従って春の長雨を「春霖」という。冬から初夏へと季節が移り変わる時の、春の季節には天候がぐずつき雨の日が続くことが多い。梅雨時の前触れと間違われるが、雨季(梅雨)の頃の長雨は暗い感じが在るので区別する。今年の春は例年に比べ何もかもが速く、桜は早々と咲き散り急いだ。4月になると気温が急上昇し、連日各地で夏日(気温25度以上)が報告された。いち早く夏の服装に着替え颯爽と街を歩く人を多く見かけた、、、。それを戒めるようにここ数日雨天が続き、一変して真冬の様な寒さとなった。慌てふためき、仕舞いかけた冬服を引っ張り出して羽織る、、北国などでは暖房器具を使うというニュースまで流れた、、。それにしても凄まじい天候異変に、年寄りのヤギ爺は付いて行けず、鼻水を啜る。外出...春霖
令和5年4月25日(火)山菜をいただく芹(せり)、屈(こごみ)、野蒜(のびる)、虎杖(いたどり)それに蕨(わらび)、と沢山の山菜を頂きました。岐阜県高山市に親戚のあるYさんは、この時節になると山菜採りに出掛けられる。大量の山菜を土産に帰宅し、我々(ご近所も)に届けてくれる。今年は何もかもが速く、、、山菜も十分に育ち過ぎ、蕨や屈等大きなものは50~100cm程の高さにもなり、食用とするには固くなり過ぎ、なるべく食べられる程よい大きさのものを摘んで来たそうである。屈(こごみ)は別名に「草蘇鉄」といわれるように、茎を大きく広げ本当の蘇鉄のようになるという。大きく育ちやがて初夏に白い花を付ける。香りは葱に似た独特の臭気が漂う。「こごみ」とは、先端を巻き込んで屈んでいる様に見える事からその名が在る。晩春に渦巻き状に...山菜をいただく
令和5年4月24日(月)田鼠化して鴽となる「田鼠」とは、モグラの別称「鴽」は、鶉(うずら)に似て斑紋がない。晩春の陽気に影響されて、モグラがウズラになるという意。中国の「呂氏春秋」「礼記」にある。これは実際にはありえない現象であるが、この季節の伸び伸びした生き物の様子を幻想的に表している。七十二候の一つ二十四節気の清明の第二候、4月14日頃。俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」の中にこの「田鼠化して鴽になる」が紹介されている。田鼠化して鴽になる晩春・時候、七十二候の一つ【田鼠はモグラのことらしい。鴽はウズラに似た鳥らしい。モグラがウズラになってしまいそうな、麗らかな春の陽気であるよと、中国の某という人が言っていたらしい。七十二候には、この手の〇〇〇が△△△になるという発想のものが沢山ある。が、そ...田鼠化して鴽となる
令和5年4月23日(日)学区クリーンキャンペーン今年、5年ぶりに区政委員に復帰した。3月の始めに学区の代表者から電話が在り「お宅の町内の役員が決まらず困っている。何とかならないか、」と私に打診があった。前任者に聞いてみると「組長16名で何度抽選を繰返しても、、」抽選に当たると、何やかや言い訳をして断られるとの事。ここ数年(コロナ過)、女性の方が三役を引き継いで頑張られたが、私の様に現役引退された方達は拒否され、若い人達は仕事が休めないと、、、最もなお答え、、。隠居の身の私、今年一年を限定してお受けする事となった。お受けしてから1カ月が経った。連日多忙となり、年の所為か、直ぐ物事を忘れ、他の三役や重要な係は全て女性ばかりだが、私が依頼した事は直ぐに熟してくれる。(いずれも現役の務めをされている)私は物忘れが...クリーンキャンペーン
令和5年4月22日(土)アースデイ:国際母なる地球デー1970年(昭和45年)4月22日、アメリカ上院議員のゲイロード・ネルソンは、環境問題について討議を呼びかけ「アースデイ」を提唱した。その活動統括役に選ばれたデニス・ヘイズ(スタンフォード大学院生)は「地球環境に抗議する運動」を呼びかけ、全米各地で2000万人が参加した。以降は10年間に一度しか実施されなかったが、1991年(平成3年)からは毎年開催され、世界各地に広がり様々なイベントを催されるようになった。2009年(平成21年)の国連総会でこの日を、「国際母なる地球デー」に制定し、翌2010年から実施している。「アースデー」を正式に国連の記念日とした。現在世界175カ国、約5億人が参加している。「母なる地球は多くの国と地域で共通の表現であり、それは...アースデイ
令和5年4月21日(金)花水木:アメリカ山法師野生の山法師と同じ、ミズキ科の落葉小高木大正の始め頃、アメリカから伝来したので「アメリカ山法師」といわれる。葉の開く前4月末頃に満開となるが、今年はこの花も既に満開。花色は白と淡い紅色がある。外側の花びらに見える4枚は総苞、中央のこの部分が花序、先端がへこんでいる点、日本の山野に自生する山法師と異なる。街路樹として人気が在り、大通りに沿う街路樹は数多くある。名古屋市内の昭和区、千種区のメーンストリートは白、薄紅の花水木が既に満開、、見頃を迎えた。一方、「ミズキノハナ」は日本の山野に自生するミズキ科の落葉低木、高さは10~15mにもなる。葉は広楕形で、5,6月頃に白色4弁ののどちらかといえば、地味な小花を散房状に密生して咲かせる。成長が早く、樹姿はゆったりとして...花水木
令和5年4月20日(木)草取り:草むしり、除草今日の気温は26度の夏日です。何もかもが早い今年、、、夏は雑草の力が強く直ぐ生え茂ってしまうので、常に注意をし度々、除草をしなければならない。酷く伸びた雑草の抜き取りは大変な作業である。田や畑の耕地はもちろんの事、道路や庭、公園などの除草作業も欠かせない。涼しい朝のうちに草取りをする事は多いが、近年では除草剤の出現によって、作業の大部分が様々に変わってきている。殊に草刈り機を使用するようになり、少人数でも速く済ませるようになった。私達の町内では「公園愛護会」を結成して、毎年春先から初秋までは「草取り」、晩秋から冬の間は「枯葉・枯草の除去」をし、公園内の清掃を行っている。一時期、夏場の雑草の生い茂る間を「草刈り機」を扱える人が居り、とても重宝していたが、高齢に伴...公園の草取り
令和5年4月19日(水)松の芯:若緑、緑立つ松はマツ科マツ属の常緑針葉高木の総称。北半球温帯を中心に約100種」が分布する。葉は針状で2~3枚または5枚、雌雄同株、花は春に咲き雄花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂状に密生する。球果はいわゆる「まつかさ」(松ぼっくり)。「若緑」とは、晩春に松の枝から出る松の新芽の事をいう。細長い緑の芽が10cm以上にも伸びて、真直ぐに天を指している様子はいかにもすくすくと旺盛な感じがし、明るく勢いがあり松の若葉のこともいう。「緑立つ」とは、春になって木々の新芽が出ることだが、多くは松の新芽のことをいう。白鳥庭園、吟行に出掛けた折り、大きな境内を持つ無住寺に出遇った。寺は手入れがなされず荒れ放題である、、、それでも木々の緑は逞しく、そんな中で一際大きく天に向い松の...松の芯
令和5年4月18日(火)紫荊:はなずおう中国原産のマメ科の落葉低木、高さ2~5m。中国中部から南東部、朝鮮半島、台湾など広く分布する。日本へは江戸時代に伝来した。「紫荊」(はなずおう)は、花の色が「蘇枋染め」の色に似ていることからこの名が付いた。4月下旬、葉に先立って枝の節々に紅紫色で小型の蝶形の花が咲く。白い花「シロハナズオウ」も在るようだ。花には花柄がなく直接、密生して1cm程の花が枝につく。花弁は、左右の2枚が翼弁、うえ中央部が旗弁、龍骨弁と呼龍骨弁の中には雄蕊が6個、雌蕊が1個ある。葉は円状心臓(ハート)形で光沢がある。花が終わると9月頃に長楕円形の莢(実)を結ぶ。一般家庭では余り見かけないが、鶴舞公園、平針農業センター、何故か東山植物園の温室で「紫荊」を見つけた。鶴舞公園、東山植物園、紅紫色の綺...紫荊
令和5年4月17日(月)新緑:緑さす初夏の若葉の爽やかな緑、瑞々しく色鮮やかな緑をいう。木によってその緑色は様々な色調を持っている。時が経つにつれ、それはほぼ同じ深い緑色に変わっていく。そうなる前の文字通り、新しい緑を指す。紅葉の季節が移ろい、冬枯れていた木々が芽吹いていよいよ鮮やかな緑色の葉を茂らせている。明るい緑が物に映える様を「緑さす」という。また緑色の樹木や草、殊に新緑の頃は「緑の季節」ともいう。常緑樹でも新緑となり、落葉樹の新緑となるのはそれより約1カ月程遅れて迎える。お茶の葉は5月の始め(八十八夜)頃に新芽が出る。また春先に、新緑が山の麓から頂へ駆けあがっていく様子を「新緑の峰走り」というそうだ。今年は草木の何もかもが早く、季節の移ろいは目まぐるしい。紅葉、積雪、冬枯れ、芽吹く、緑が少しずつ増...新緑
パソコンで、gooブログ接続時にDアカウント連携画面が現れ、接続不良。接続する出来る場合、他のブログに「いいね」を押すと、画面がフリーズし、ブログ出来ない等のトラブル続きです。暫く、ブログをお休みします。申し訳ありません。ヤギ爺パソコンのトラブル2
令和5年4月15日(土)本日(4月15日)、パソコンのトラブルにつきブログへの投稿が出来ませんでした。誠に申し訳ありませんヤギ爺パソコン、トラブル
令和5年5月14日(金)小粉団の花:こでまり、小手毬中国原産のバラ科の落葉低木。高さ1~2m4月末頃から白色五弁の小花を半球状に集合してつける。この形が毬(まり)に似ていることから、その名が付いた。また、鈴を掛けたようにも見えることから鈴懸ともいう。但し「鈴懸ノ木」とは名前が同じであるが、別種である。こでまりの葉は広披針状の鋸歯を有し、互生する。落葉性で耐寒性が強く、初心者でも育てやすい。一株から細かく枝が岐れて、白い花が毬状に集まって咲き、とても愛らしく感じられる花で、庭先などにも植えチョッと切って活けられるような、日常の何処にでもある花。ご近所の彼方此方の庭先に、よく見かける花である。どの花にも付く、害虫のあぶらむしが付き易いといわれる。また、「うどんこ病」といって、白いカビが生えるので風通しの良い場...小手毬の花
令和5年4月13日(木)蜆:しじみシジミ科の二枚貝で淡水に生息する真蜆、汽水域(海水の混じる河口付近)に棲む大和蜆、琵琶湖水系に棲む瀬田蜆、奄美諸島の以南に棲むヒルギ蜆貝などがある。島根県の宍道湖産の大和蜆は殊に有名で美味とされる。蜆の大きさは3~4cm程。真蜆は胎生で、他のものは卵生。殻の表面はオリーブ色または黒色で輪脈があり、内側は紫色を帯びている。シジミ汁、味噌汁の具として食する。また、むき身をおつまみにした酒の肴向ものが市販されている。ご近所の方から蜆をいただいた。友人らと採って来たと仰るがどれもとても小粒で、大きくても1cm程、夕餉の味噌汁にして頂いたが歯にもかからず、諦めて、味噌汁だけを啜った。カミさんは一個ずつ手で、実を取り出していたが、、、、、年に数度、スーパー等の店頭で蜆を見つけると、カ...蜆しじみ
令和5年4月12日(水)黄砂:霾(つちふる)春になりモンゴルや中国地方で強風のために噴き上げられた多量の砂塵が、偏西風に乗って日本へ飛来する現象をいう。メカニズム、気象用語で「黄砂」といい、3~5月頃に多く見られる。空がどんよりと黄色っぽくなって、太陽は正気を失い視界は著しく損なわれ、その状態を「霾晦」(よなぐもり)という。大正の末期頃から詠まれ出した季語といわれている。モンゴル、中国・北京、中国の北京市内では、「マスクを着用していても呼吸困難」と、道行く人のインタビューが流れる、、、、、、。ソウル市内では12日、黄砂危機警報が「注意」に引き上げられた。市街から離れた場所からソウル市内は霞んでいる。霞む、ソウル市内今日(4月12日)の午後に福岡県内で。今年初めて黄砂が観測された。他の地域では今夜から明日に...黄砂
令和5年4月11日(火)仔猫:猫の子猫の子は四季を通して生まれるが、春が最も多いことから春の季語となっている。繁殖期は未定であるが1~3月、5~6月頃に多く見られる。2ヵ月の妊娠期間を経て出産する。一度に産まれる数は4~6匹が普通といわれ、生後10日程で目がひらく。3週間ほどで巣穴から出て遊びまわる様になり、約8週間で離乳し、4カ月程で独り立ちするといわれる。子を孕んで物憂げな親猫、出生してまだ目のあかぬ仔猫、離乳して遊び始めた頃の仔猫など、いずれも可愛いものである。殊に仔猫が可愛く遊び心、好奇心が旺盛で互いにじゃれ合ったり、手毬などに戯れて飽く事を知らない仔猫、、、、、。身近に鑑賞できる事から、ペットの主役として人気NO,1の位置を占める愛玩動物となった。然しながら、ここ数年のコロナ過の中でペットショッ...仔猫
令和5年4月10日(月)躑躅:羊躑躅、蓮華躑躅ツツジ科ツツジ属(シャクナゲは除く)の常緑、又は落葉低木の総称。山野に自生する種類は多い。園芸品種を加えると更に多くなる。小枝を多く分岐し、枝・葉には細網がある。様々な色の大型の合弁花を単立または散形花序に開く。花の色は様々で、晩春から初夏にかけて白、紅、朱、紫などの花が次々に開花する。その花の美しさは人々の目を楽しませる。「羊躑躅」(もちつつじ)は、蓮華躑躅の漢名に由来する異称。「ねばつつじ」とも呼ばれ、腺毛が在ってネバネバするという。「八塩躑躅」は、幾度も染料に浸けて濃く、美しく染め上げたような花の色から付けられた名である。このように色とりどりに様々な種類のある躑躅は、暮春を代表する花といえようか、、、。今日は新一年生達が、上級生らに加わり始めて町内の分団...躑躅
令和5年4月9日潮路句会4月例会日時:令和5年4月8日(土)13時~場所:大手コミュニテイ・センター参加者:8名(うち、1名不在投句)兼題:1)花、2)風光る、3)当季雑詠暫く会を離れ、ネット俳句をされていた方(男)が復帰された。やはり、句会に参加した方が多くの意見を直接聞けるので、、、との事。何気ない温かみのある、生のおしゃべりも必要かも。まだ一人リハビリ中の方は、毎回投句を郵送されています。応援しつつ、我々も励みなる頑張りをされています。木漏れ日の移りてをりし著莪の花玲子潮路抄仰ぎ見る人を眩しめ揚雲雀玲子眩しさに句帳を翳す花の下魚青風なくば手持無沙汰の糸柳美保子春塵を立てる韋駄天三塁打千里松籟の古城守りて風光る輝子穏やかな光を放つ春の海政子風清か満天星の咲き揃ふ露地美智子徒然の人それぞれに桜満つヤギ爺潮路句会
令和5年4月8日(土)スイートピー:麝香連理草スイートピーは地中海沿岸の原産、ヨーロッパ各国で改良されたマメ科蔓性一年草の園芸品種・葉も花も豌豆によく似ていて、春に白、ピンク、紫、ブルー等の花が咲く。日本へは江戸幕末の頃に渡来し、「麝香連理草」「麝香豌豆」等の和名で呼ばれた。草丈2~3m程に育ち、花は蝶の翅のような形で芳香がある。花持保ちがよく切り花として好まれ、鉢植え垣根に植えられる。「匂い豌の別名はあるが、一般的に「スイートピー」の呼び名で親しまれている。温室栽培、出荷最盛期、このスイートピーが、俳人夏井いつきの著書「絶滅寸前季語辞典」に記述されている。「麝香連理草」の名がそうなのかも知れない。麝香連理草(じゃこうれんりそう)、晩春植物麝香連理草、スイートピーの別名、地中海沿岸原産で日本へ幕末に伝わっ...スイートピー
令和5年4月7日(金)世界保健デーWHO(世界保健機関)がはじめて設定された、4月7日を記念して1950年以来、毎年4月7日を「世界保健デー」(worldhealthday)として定められた。WHO本部(スイス・ジュネーブ)WHOの旗、デドロス事務局長、日本は1951年5月16日にWHOへ加盟した。現在のWHOへの加盟国は、190カ国である。(アメリカはトランプ大統領就任時に、WHO脱退を表明したがバイデン大統領就任時に直ぐにこれの撤回を表明した。)WHOの主な事業内容は、1)各種伝染病・感染病等に関する情報の公開とその対策。2)健康に対する世界各国の協力を図り、世界基準を設定する。3)災害発生時に対策を立て、即座に対応する。4)各国で健康に関する問題が発生した時には、医師や看護師を直ちに派遣する。202...世界保健デー
令和5年4月6日(木)入学:一年生、入学は小学校から大学までいずれも4月上旬に行われる。なかでも真新しい服に身を包み、大きなランドセルを背負って小学校の校門をくぐって行く新入生の姿は、ひときわ印象深く新鮮である。新しい学校に於ける未知の世界への第一歩である。新入生はみな新しい生活への期待と不安がの入り混じった気持ちで式に出席するのことになる。今日(4月6日)、名古屋地方の小学校で入学式が行われた。生憎の雨の中、真新しい服を着て両親に手を引かれ、、、、イヤ、小さな傘を差し親に手を引かれてぎこちなく歩いていく一年生の姿が在った。少子化の中、それでも町内では3名の新一年生が在った。以前、区政委員をしていた折り一度だけ雨天の入学式となった。式典は体育館で行われ、新一年生の入・退場は校舎の長い廊下の両側に我々が並び...入学式
令和5年4月5日(水)清明二十四節気の一つ、春分から十五日目で太陽の黄経が15度を指し陽暦の4月5日頃にあたる。清浄明潔を略したものといわれ、天地が清々しく明るい空気に満ちてくることをいう。燕が海を渡ってやってくる頃、木々には若葉が見え始める。うららかな日和に誘われ、タンポポの周りには蝶々が舞い踊る。清明祭:シーミー、ウーシーミー(御清明)二十四節気の清明の季節に沖縄で行われる「墓前祭」のこと。祖先の墓に参り、墓の清掃(草むしり等)をし「掃墓節」とも。清明祭は、中国で十七世紀中期の康熙帝(コウキテイ)の頃に始まったものが、沖縄へは十八世紀半ばに伝わったといわれている。都市を中心に農村の隅々にまで行われ、燃え立つ緑の中「亀甲墓」「破風墓」の前に家族や一族がうち揃う。墓を清掃、墓前に食事(豚肉料理、餅、菓子、...清明
令和5年4月4日(火)入社式:新社員企業では、その年の学校卒業者を新社員として採用する。毎年4月の年度初めには、採用試験に合格した新社員の「入社式」が行われる。入社後には暫くの研修期間をおくところが多い。初めて社会人となった初々しさや緊張感を漂わせている。通勤途中でも、真新しいダークスーツに身を包んだ姿をよく目にする。最近では優秀な人材を集める目的で、大企業などの採用試験は、卒業の前年の春から初夏頃までに行われる場合が多く、秋までには内定者が決定される。從って学生らの会社訪問は、前々年の春頃から始まる。昨日(4月3日)、官公庁や企業などで一斉に入庁式、入社式が執り行われた。厚生労働省では、三年ぶりに対面式入省式が行われた。マスクの着用については夫々の任意とされ、辞令交付や式辞を述べる際にはマスクを外して行...入社式
令和5年4月3日(月)春窮:しゅんきゅう、晩春の頃に食糧が欠乏してくること。朝鮮半島では草根樹皮を食べて、飢えを凌ぐようなより深刻な状態を意味する。また陰暦二月頃から農作業の準備が始まり、通例、春に必要となる種籾は前年の収穫の中から捌置きして置くが、つい生活の費用に充てられ、春には不足が発生し農民は困窮していた。このため、不足物資を貸し付ける出挙などの制度が在った。最近の食糧危機は、コロナ過に遇った(3年間)がやっと終止符を告げようとする中、昨年ロシアのウクライナ侵攻が始まり様々な世界的な危機状態が続いている。農業大国であるウクライナをロシア(こちらも食糧生産、エネルギー資源等の大国)が一方的に軍事侵攻し、街を破壊、虐殺を繰返して今尚戦闘は続き、長期戦の構えを見せている。これに対しアメリカの呼びかけに西側...春窮
令和5年4月2日(日)蛍烏賊:ほたるいか、まついかホタルイカ科の軟体動物日本近海の深海600mに棲み、体表に発光体を持つ。3~6月頃、産卵のため沿岸に集まり光りを発するので、この名がある。「コイカ」「マツイカ」とも呼ばれ、胴長は雄4cm・雌6cm、重さは約10gと小さな烏賊である。ホタルイカの名は、英名の「FIREFLYSQUID]と同様の意味「ホタルイカのようなイカ」から、この名がある。以前は、ホタルイカは飼料や肥料として利用され、松の木の根基に撒いたため「マツイカ」との呼び名も。(定かではない)海上に蛍烏賊の光りが明滅するさまは美観を呈する。富山湾の滑川、海津地区の海岸での蛍烏賊は特に有名で「蛍烏賊群遊海面」は国の天然記念物に指定されている。数十万匹の大群が産卵のため海岸近くに押し寄せ、砂浜にも多くの...ほたるいか
令和5年4月1日(土)四月ばか:エイプリルフール、万寓節4月1日はエイプリルフール、「四月馬鹿」と云われ、其の日だけは罪のない嘘や悪戯で人をかついでも許されるという。日本へは大正年間に伝わったとようで「万寓節」といわれた。欧米の新聞、テレビ等ではユーモラスな嘘のニュースを流した。西洋の古暦では2月25日が新年で、春分祭の最終日の4月1日に贈り物を交換する風習が在ったという。ヨーロッパ起源の風習は大正年間に日本に伝わり、英語のエイプリルフールの直訳で「四月馬鹿」、フランス語では「フワソン・ダヴリル」、中国では「万寓節」という。1561年、フランスのシャリル9世が1月1日を新年とする暦を発表、それに反発する人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎを始めたのが起源と云われる。インドで悟りの修行を春分から3月...万寓節
令和5年3月31日(金)虎杖:いたどり、酸模(すいば)今年も、ご近所から「虎杖」を頂いた。高山の親戚から届いた、山菜のお裾分けである。虎杖は、山野に自生する雌雄同株のタデ科の多年草。茎は太く、直立した高さは2mに達する物もある。高山の物は丈が短いが、北海道や東北地方では別種のオオイタドリで丈は3mにも達するものもある。春先に伸びる若い茎は柔らかく筒状で、ウドに似ており、中空の茎は紅色、微紅の斑点があり、竹のように節がある。若い茎は酸味があり、生食したり、塩漬けにしたりする。卵形の先の尖った葉は、煙草の代用品として用いられた。夏、淡紅色または白色の花が、茎の頂に円錐花序をつける。また、根の部分は「虎杖根」として利尿・通経・健胃剤として薬用とされる。古名は「たぢひ」「さいたづま」といわれる。和名「イタドリ」の...虎杖
令和5年3月30日(木)蝶々:紋白蝶、紋黄蝶麟翅目の蛾以外の総称二対の大きな翅、二本の触覚、二個の大きな複眼、螺旋状に巻いた長い口吻が目立つ。口吻と大きな複眼、しばしば美しい物の代名詞とされるように、翅は麟粉と麟毛による文様が見事な色彩も艶やかである。ことに南方に生息する蝶は原色が多い。アサギマダラ、スジグロカバマダラ、オオルリシジミ、単に蝶と言えば春の季語で、紋白蝶や紋黄蝶等の小型の蝶。アゲハ蝶等の大形のものは夏の季語に含まれる。蝶が飛ぶのは日中だけだが特に「蝶の昼」といえば、晴れた春の日のとろけそうな気分を伝えるくる。日本国内に土着する蝶の種類は約250種が確認されている。このうち、春に最初に姿を見せるのは紋白蝶・紋黄蝶である。モンシロチョウ、モンキチョウ、次いで「条黒白蝶」(すじぐろしろちょう)が見...蝶々
令和5年3月29日(水)春昼:春の昼春の昼は長閑でのんびりとした明るい響きと雰囲気がある。身体も何となく物憂げ、うとうとと眠りに誘われる様だ。「春昼」は大正期以降に、様々な情景描写が好まれ使われた。竹下夢二の美人画のもの憂げな表情が浮かぶような世界、、。午前中いつものようにPCを開き、ネットにアクセスするも、突然のように画面がフリーズする。何とか動くようになったが、、どうも様子がおかしい、、、。スマホを片手にリモートサービスを頼み、パソコンの点検をお願いした。買い替えて未だ3年目に入ったばかり、、どうもこのパソコンはトラブル続き、、(動きが遅く、時々フリーズする。)もう少し若ければ対処出来そうだが、なんせ後期高齢者の身、中々、口ほどに身体も頭も付いて行けず度々、リモート頼みである。(余分な物は削除しました...春の昼
令和5年3月28日(火)チューリップ:鬱金香、牡丹百合ユリ科の球根植物、中央アジア(トルコ)原産で16世紀頃にオランダに渡り、品種改良される。日本へは文久年間(1861~64年)に渡来した。大正時代に入りその栽培が普及し、外来種の中で最も親しまれる草花の一つとなった。富山県には大正7年(1918年)に、翌年に新潟県に伝わる。日本での球根栽培が盛んな県は、富山県は(53%)、新潟県では(45%)と、両県で実に98%を占めている。砺波チューリップセンター(富山県)日本のホームセンターや園芸品店で売られているチューリップはその殆どがオランダ産の輸入品といわれている。チューリップの和名の「鬱金香」は、花の香りがスパイスまたは食品を黄色く染めるのに使われる「ウコン」のような埃臭い香りに由来する。チューリップは概して...チューリップ
令和5年3月27日(月)さくらの日今日(3月27日)は「さくらの日」だそうです。1992年(平成4年)、東京都千代田区永田町に本部を置く、公益財団法人「日本さくらの会」が制定した。日付は「3×9(さくら)=27の語呂合わせと、七十二候の一つ「桜始開」(さくらはじめてひらく)が重なる時期にあることからと云われる。日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた「さくら」を通して、日本の自然や文化について、国民の関心を深める事が目的とされる。さくらの会記念植樹、全国植樹祭:天皇陛下、「日本さくらの会」は、1964年(昭和39年)に設立して以来、宝くじの社会貢献広報事業の助成受け、「宝くじ桜配布事業」を始めとして様々な桜植樹事業を実施してきた。現在までに全国の公園、河川、道路沿線、学校、公共施設周辺に、約300万本のさ...さくらの日
令和5年3月26日(日)花の海:花時の雨花時の冷たい雨である。あるいは桜の花に降る雨のことをいう。桜は日の光りに透けて眺められるところに匂う花としての本性があるのだが、「花の雨」の表現は桜の花の風情を更に深くする感じをうける。「催花雨」は3月下旬から4月上旬にかけて降る雨のことをいい、桜の花や菜の花等の様々な花の開花を促す雨のことをいう。せっかくの休日が雨降りで残念と思う一方で、この雨によりソメイヨシノの開花を促すとの見方も在るようだ。花見頃を迎えた週末に雨天が続き、出足を削がれたようである。甲子園では、「選抜高校野球大会」が雨で全て中止となり明日以降に順延となった。今大会は開会式を数時間遅らせ、試合の中止は2度目となった。(春休み中の開催で日程が悩ましい)花見は雨天でも待ってはくれない。各地の花の名所で...花の雨
令和5年3月25日(土)春休み:年度替り各学校で夏休み・冬冬休みと並ぶ春の休暇をいう。三月の終業式の翌日から四月の始業式や入学式の前日までの、約二週間の期間であるが、大学では一般的に長い。学年が終了し、無事に進級・進学したことで解放感や喜びの気持ちが伴うゆとりが感じられる。亦、明るく穏やかな季節なので家族旅行や、高校生・大学生等は友人らとの旅行を楽しむ。趣味などに、伸び伸びとした休暇を楽しむ事が出来る。昨日、小学校の終業式を終え子供達は笑顔満載で下校した。早速、友達と近くの公園に直行する子らもいる、、、、、。また、女生徒らは道端で名残尽きないのか延々と長話、、。家族旅行や遊びに出掛ける約束など、話は尽きないようだ。イベント、遊園地へ、今日は生憎の雨模様、、、甲子園は雨も上がったようで、予定通り試合が開催さ...春休み
令和5年3月24日(金)桜さく:染井吉野桜はバラ科サクラ属、落葉高木の総称名古屋城も満開、、?山桜、染井吉野などの自生種、園芸種を含めて数百種があるといわれている。桜は古来、日本人には特別に賞味されてきた花で国花でもある。春は桜前線の北上と共に花見の行楽があり、朝桜・夕桜・夜桜、晴れても降っても美しい。忽ち散り始めて心を悩ませもする。戦国時代から江戸時代にかけては、殊に桜の潔く散る様が愛されたようだ。緋寒桜山桜、染井吉野、八重桜(奈良公園)、枝垂れ桜(東谷山フルーツパーク)、開花の早いのは緋寒桜である。亦、昔から愛されて来たのは山桜で花弁の色は白く、花と同時に若葉が出る。これは古来から日本の詩歌に詠まれた代表的な桜で、この変異種も多い。清少納言の枕草子の中で「桜は花びらおほきに葉の色こきが、枝ほそくて咲き...桜咲く
令和5年3月23日(木)春霖:春の長雨「春雨」は単に春に降る雨を意味するのではなく、自ずと静かな雨を思わせる言葉であり、しっとりとした風情が漂う。また「霖雨」は長雨のことをいい、「旬霖」は春の長雨のこと。冬から初夏へと季節が移り変わる時である春には、天候がぐずつき、雨が降り続くことがある。梅雨時の先ぶれと間違われるが、雨季の長雨は暗い感じがするが、暗さの中にもどこか明るさの漂う雨である。甲子園で開催されている「選抜高校野球大会」は雨天のため順延となった。水捌けのよい甲子園のグランドだが、開会式を2時間程遅らせたのに続き中止が決定(明日以降へ)された。グランド整備の達人らでも、長雨には止むを得まい、、、、。昨日のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、米国との決勝戦で侍ジャパン(日本)が3対2の接戦...春霖
令和5年3月22日(水)種蒔く:種下し苗代に籾種を蒔くこと。春彼岸の頃に、塩水または薬水で種選びをした籾を袋に入れて催芽のために種井に1週間から十日ほど浸す。その種を更に比重選(水に浸して浮いた軽い籾を取り除く)した籾を陰干しにして水を切り、やや湿りが残った籾を苗代田に蒔いていく。現在では苗代に代って「育苗箱」への種蒔きが殆どである。種蒔きの時期は、過っては八十八夜が目安であったが現在では、3月中旬から5月中旬と幅が在る。(種下しも同じ)穀類や疏菜(青菜)等の種を蒔くことは、「物種蒔く」といい草花の種を蒔くことを、「花種蒔く」という。地方では種蒔きの祝いをするところも在り、種蒔きの済んだ田の水口に田の神を宿す「幣」(ぬさ:紙や布で作り神に祈り、お祓いをする時に捧げるもの)を立てる儀式を行う。この地方では、...種蒔く
令和5年3月21日(火)彼岸:中日春分の日・秋分の日を中日として、その前後の三日づつの七日間をいう。彼岸は、梵語(古代インドの文語、サンスクリットの波羅の漢訳である。仏教語思想に由来し、生死流転に迷うこの世すなわち此岸、対して煩悩の流れを渡って到達した悟りの境地の意である。この間を「彼岸会」と呼んで、寺や墓など詣でたり、寺院等で読経・法話を行う。この風習は中国やインドには無く、聖徳太子の時代に始まったと云われている。春の彼岸は単に「彼岸」というが、秋の彼岸は「秋彼岸」「後の彼岸」などという。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるように、春は草木が萌え、秋は秋草が盛りという好い陽気となるので、野遊びを兼ねた墓参をする姿が随所にみられる。先祖供養、今日は「彼岸の中日」、カミさんに「お供えのぼたもちを」と所望する。「...お彼岸
令和5年3月20日(月)辛夷咲く:こぶしモクレン科の落葉高木で高さ10m、日本全土に分布する。辛夷の芽、膨らみ始め、、、春3月頃から、白色六片の芳香のある大きな花を葉に先立ち咲き白雪のように咲くので遠くからもよく目立つ。コブシの名は、赤子の拳に似ることからといわれている。果実は秋に熟し開裂し、白糸で赤い種子を吊り下げる。辛夷の実(秋)、鑑賞用に栽培される他、その材質は緻密で建築材として使用され、辛夷の蕾は鎮痛剤となり、花は香水の原料に、樹皮や枝葉からは「コブシ油」を採る。愛知県田原市に自生する「幣辛夷」(シデコブシ)は、国の天然記念物である。花の形がコブシに似て居り、多数の花被片が白く細長く伸びている様が「四手」(注連縄や玉串に付ける紙)に似て見えることからこの名がある。別名(ヒメコブシ、紅コブシ)早春、...辛夷咲く
令和5年3月19日踏青:青き踏む中国の行事から伝わったもので、春の青々とした草の上を踏むむことをいう。野遊びや野原を歩く気分の爽快さが、其のまま伝わってくる。元来は野遊びのことや単なる散策、そぞろ歩き等もいう。足でじかに踏む実感が基礎になって、春になった喜びを身体で満喫するところが季語の本意となる。このところの温かさに東京の開花宣言に続き、各地で開花の報が届いている。一昨日名古屋でも開花宣言が在ったが、私の住む港区周辺では今暫く、、来週半ばには桜の開花も見られるだろうか、、、、名古屋市の南西部、港区に在る「戸田川緑地公園」には多くの家族連れで賑わった。戸田川沿いに体験農業場、農業科学館、芝生広場、フラワーセンター、子供ランドには大型アスレチック場、ゴーカート等がある。芝生広場ではボール遊びに興ずる親子連れ...踏青
令和5年3月18日(土)点字ブロックの日今日3月18日は「点字ブロックの日」です。1967年(昭和42年)3月18日に、岡山市中区に在る岡山県立盲学校」近くの原尾島交差点に、世界で初めて点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)が敷設された。2010年(平成22年)に「岡山県視覚障害者協会」設立、点字ブロックに因る安全の確保と発展を目指し記念日として一般社団法日本記念協会」により、認定登録された。岡山県岡山市に本部を置き、「自助助力と相互扶助の理念」を基本として運営していく。この場所、国道250号線原尾島交差点の横断歩道に230枚の点字ブロックを敷設した事をキッカケに、全国に徐々に広まっていった。此処には「点字ブロック発祥の地」として記念碑が建てられている。1970年(昭和45年)、国鉄の阪和線我孫子駅プラ...点字ブロックの日
令和5年3月17日(金)胡瓜:アサツキ、千本分葱ユリ科の多年草、山野に自生し古くから食されてきた。葉は円筒状で細長く、30cm前後い生長する。鱗茎(地下茎、栄養分を貯える部分)は長卵形で、辣韭のような形をしている。晩春に、紫紅色の花を咲かせる。夏になると葉が枯れ、地下茎だけが残り休眠状態となる。9月頃に植付けされ、翌春に収穫される。「浅葱」(あさつき)の名は、ネギより浅い緑色をしていることからこの名がある。葉は臭みがなく汁物に好まれる。辣韭のような鱗茎部分は刻んで蕎麦などの薬味等にする。その他味噌和え等に使用され、「浅葱なます」は3月3日の雛祭に供えられる。私もそうであるが、分葱(ワケギ)と「浅葱」(アサツキ)は、中々区別がし難い。分葱(わけぎ)もユリ科の多年性葉菜で、ネギの変種。普通の青葱よりも匂いも薄...胡葱アサツキ
令和5年3月16日(木)土筆:つくしんぼ、つくづくしトグサ科の多年草、杉菜の胞子草。春の日に応えるように土手や道端に群生して、かわいい頭を並べる土筆。土から生えて筆の形をしているので、その名が付いた。杉菜と一つの地下茎で繋がって居て、杉菜に先立って生殖茎(胞子茎)を出し、これが土筆である。その頭には六角形の亀の甲形のものがぎっしりと並んでいる。日が経つとそこに割れ目が生まれ、その隙間から胞子(緑色の粉)を煙のように飛び出させる。胞子は弾糸と呼ばれる翼を開いて風に乗り飛んでいく。肉色をした茎には、一節ごとに袴があるがこれは葉である。土筆の頭部はいつしか透けて呆けてしまうが、土筆の出たての柔らかなうちに摘んで袴を取り茹で上げる。和え物、酢のもの、煮物(卵とじ)や天婦羅等にして食べる。また、佃煮にして保存食とす...土筆
令和5年3月15日(水)暖か:温し春になって陽気の温暖なことを言う。温しも同じ。「暑さ寒さも彼岸まで」といい、関西では「東大寺のお水取り」が済むと暖かくなるといわれている。東大寺お水取り、温暖前線では、暖気が冷されて雲が生じて雨となり、通過すると気温が上がると「地理事典」に在る。一雨ごとに暖かくなるわけで在って、いつ頃、どの程度の気温に因り暖かいと感じるかは人々の皮膚感覚によって違い、対照的な寒さとの比較の在り方によっても違ってくる。四季の変化から生じた季語であって、四季の変化に関係のない飲み物、食べ物、肌、手足などの「温か」や「温い」は季語にならない。心理的な意味に於ける「温か」も季語にならないという。日増しに公園で遊ぶ子らの姿が多くなった。引率の先生(保育士)方もどことなくノンビリされている様に見える...暖か
令和5年3月14日(火)蓬:蓬摘む、艾(もぐさ)蓬は山野に生えるキク科の多年草、草丈80~100cm。葉は互生し、羽状に分裂して裏側白い綿毛が密生する。匂いがあるり、夏から秋にかけて淡褐色の小型の花をつける。春には新しい若葉を摘み、草餅を作るので地方では「餅草」と呼ぶところもある。蓬の葉は摘んで灰を入れて茹で上げ、ごく細かく刻んで餅の中に入れ搗き、草餅とする。本来、「くさもち」と「よもぎもち」は区別されていた。慶長8年(1608年)に刊行の「日葡辞書」に記述に因ると草餅は母子草を蒸し、搗いて餅を作ったものをさす。亦、平安時代の年中行事で3月3日を祝う蓬餅を草餅といった。江戸時代の末期には江戸・京都・大阪では、菱形に作った餅は蓬を搗き混ぜ、青粉を加えて美しい緑色」にした。(菱餅)また、艾(もぐさ)は蓬の異称...よもぎ摘み
令和5年3月13日(月)潮路句会3月例会日時:令和5年3月11日(土)13:00~場所:大手コミュニテイ・センター参加者:7名(うち不在投句1名)、欠席者2名兼題:1)朧(おぼろ)、2)涅槃会、3)当季雑詠ここ暫く不在されている方の近況が報告されました。現在施設内でリハビリ中、、大分快方に向かっているのですが、自分で出歩くようになるには今暫く時間がかかるとの事。それでも句会に出るのを楽しみに、俳句を詠むようにしている。毎回、自分の手で認めて投稿されて来るようです、、、、。我々(老いても自分の足で出られる)も負けてはいられない。頑張って駄句作りに励まねば、、、、、。今回の兼題、「朧」、「涅槃会」は馴染が薄く、捉えどころが難しく、四苦八苦する。花鳥諷詠とは何ぞや、、、、、。影とばし天引き寄せる半仙戯玲子※半仙...潮路句会
令和5年3月12日(日)東日本大震災追悼昨日(3月11日)、東日本大震災から12年目が経過した。凡そ2万2千人の犠牲者を出し、全国には今なお3万人以上の方達が避難生活をされて居られる。津波、震災直後、復興後、昨年から国の追悼行事は行われず(国は10年で廃止した)東北三県(岩手、宮城、福島)を中心に、各地で追悼行事が行われた。地震発生の午後2時46分、遺族らが大切な人達の面影を胸に黙祷を捧げた。福島県主催の追悼式典には、政府を代表して岸田首相が出席し、「福島県の本格的な復興と再生、東北の復興に全力を尽くす」と述べた。それとは裏腹に、今年は「原発処理水の海洋放出」が決定している。地元の漁業協同組合等は反対(風評被害の恐れ)をしているが、地元の意見を尊重すると言いながらこれを無視して強行する様である。更には、一...東日本大震災追悼
令和5年3月11日朧:おぼろ春は水蒸気が多く、春の月もぼんやり霞んでいる。南方から暖かい空気がやって来て、夜に地面付近の空気は冷え上空、それより高い温度など気温逆転層が出来、其のにに霧が現れて「おぼろ」にかすむ。おぼろは語源的には「おぼ」で、もともとぼんやりして不明瞭な状態をいう。その形容詞形の「おぼほし」は、もとは自然現象で、雲、靄、霧、朧月等に多く用い、うちふさいだぼんやりした気分に転用した。その用例は平安時代になり現れだした。詩歌では情緒的に用い様々な感宮に訴え、春の夜の情感を味わう。「岩朧」は静かな波に洗われる朧夜の海の岩、また「草朧」は萌え出た若葉の香漂いそうな情景をいう。「鐘朧」は、何処からともなく辺りに響く鐘の音をいう。「朧雲」は、高層雲のことで縞や筋のある灰色の雲のヴェールである。「朧月」...朧おぼろ
令和5年3月10日(金)弥生陰暦三月の異称。弥生(いやおひ)の約転で、草木がいやが上にもいよいよ生い茂り、春たけなわの時候をいう。語感が柔らかでいかにも陽春に相応しい言葉である。現在のような月名(1月~12月)となったのは、明治初期に陽暦(新暦)を採用してからの事。それ以前は陰暦(旧暦)の「和風月名」により、季節感の判る言葉で月名を表していた。睦月(1月)、如月(2月)、弥生(3月)、卯月(4月)、皐月(5月)、水無月(6月)、文月(7月)、葉月(8月)、長月(9月)、神無月(10月)、霜月(11月)そして師走(12月)となっていた。弥生は、和風月名の三番目だが、陽暦は陰暦から凡そ1カ月程遅れて居り、弥生は3月末から5月初めの頃となる。弥生の別名(異名)は晩春、花惜月、雛月等とややこしい。すっかり春真っ盛...弥生
令和5年3月9日(木)白子干:ちりめん片口鰯の稚魚を塩水で茹で上げて乾したもの。箱根より以西の地方では「ちりめんじゃこ」という。じゃこというのは雑魚(ざこ)の訛った言い方で、ちりめんはじゃこが乾燥してくると縮れるので「ちりめんじゃこ」という。「しらす」は色々な魚の稚魚の総称であるが、捕獲の方法(魚法)により「しらす網」で海中を掬うために、中には蛸や烏賊の幼生、白魚などが混入する。食に適さぬものを除去し、塩茹にした後天日干し「白子干」として販売される。東京方面では、生乾き(半生)の白子を好む人が多い。一般的には大根おろしや胡瓜もみ等で食すことが多いが、近年では「釜揚げ白子」のような柔らかなものが好まれる。また、生きたままの白子を酢醤油で頂く「おどり喰い」を楽しむ人も多く見られる。各地では「釜揚げ白子」をご飯...白子干
令和5年3月8日(水)国際女性デー:ミモザの日3月8日は「国際女性デー」、別名「ミモザの日」と呼ばれる。世界各地でイベントが開かれ記念行事や様々なデモが行われる。1908年、米ニューヨークで縫製労働者の女性達がデモ行進を行い、労働条件の改善等を求めた。翌1909年2月28日、こうした女性達に敬意を表し「全米女性の日」として記念行事を行った。1911年3月19日、オーストラリア、デンマーク、ドイツ、スイスで世界初の「国際女性の日」の記念式典が行われた。クララ・ツエトキン(独)デンマークで女性参政権訴え、、当時で100万人を超える人達が参加し、女性選挙権や労働、性差別に対する是正を訴えた。1917年にはロシアの女性達が「パンと平和」への抗議を行いストライキを実行した。この日は現暦の3月8日である。1945年、...国際女性デー
令和5年3月7日(火)長閑さや春の日はゆったりとしてのびやかである。のんびりと静かに落ち着いたさまを「長閑」(のどか)という。この数日の陽気に誘われ、散歩に出かけるのが多くなった。家を出る頃は未だ肌寒く冬装束にマスク着用、陽射しの中を小一時間歩いていると、少し汗ばんで持参のお茶で水分補給。今年は町内組長の当番年、私は高齢を理由にカミさんが町会に出席。町内役員の選出(5年程前からクジ引き)が在ったが、町内会長だけは辞退される方ばかり(高齢者は健康上、若い方が仕事・子育て)組長16名、何度繰り返しても決まらず、後日改めてとなり解散、、、その後前回の会長が学区町に相談、、その後、私共に電話があり、、、止むを得ずとなった(1年の約束)。5年ぶりの再選である。前回(3年半)その頃の会長がご高齢(80歳)で、私が外来...長閑さや
令和5年3月6日(月)啓蟄啓蟄は二十四節気の一つで、3月6日頃にあたる。暖かくなって、冬眠していた蟻・地虫・蛇・蛙等が穴を出てくること。また穴を出た地虫そのものを指す。二十四節気では凡そ十五日ごとに季が替わり、一年を七十二候に分けたものは略五日ごとに候を分ける。啓蟄から春分までの十五日間を三分割し、3月6日からは第七候の「蟄(すごもり)の虫戸を開く」とありこれが啓蟄である。3月10日からは第ハ候「桃始めて咲く」、3月15日からは第九候「葉の虫蝶となる」と、季節が細分され明快に自然の様子を知ることが出来る。二十四節気も七十二候も中国で考案されたもので、紀元前から使われていたと云われる。日本へは9世紀頃伝来したと云われている。この処の陽気に誘われ、今日も散歩に出かけた。私はまだ着ぶくれ状態で出かけたが、道行く...啓蟄
令和5年3月5日(日)枝垂れ梅バラ科サクラ属の落葉花木、中国原産奈良時代に中国から朝鮮半島を経由して渡来した。梅には実を食用とする実梅と、花を観賞する花梅とが在る。その中でも枝垂れ梅は花を観賞するために庭木・盆栽等にとても人気のある花梅である。その名の通り、枝がしだれるように垂れてその先に沢山の花をつける姿に人々は引き付けられる、、、。名古屋市天白区に在る「平針農業センター」のしだれ梅が見頃を迎えている。地下鉄鶴舞線の「平針駅」下車、徒歩20分(市バスあり)農業センターには、≒5000㎡の「枝垂れ梅圓」の敷地に「呉服枝垂」(くれはしだれ)などの12品種、700本が植えられている。きりっとした一重咲木の白、豊満な八重咲きの桃色等、様々な枝垂梅が垂れ下がる小径には、色と香りの波間に漂う心地にさせてくれる。2月...しだれ梅
令和5年3月4日(土)父子草キク科ハハコグサ属の多年草で、草丈は8~20cm。ハハコグサよりはやや小さく、姿形は母子草に似ている。葉の裏や茎には白い綿毛が密生して居り、果実にも白い冠毛がある。父子草という名は、母子草に対して付けられたものであるが、何やら二番煎じのようで俳句の季題としては母子草程に普遍的ではない。花期は非常に長く、秋ごろまで花が咲くものもある。父子草は路傍や草地(荒れ地)などに自生する。葉の長さは2.5~10cmの線形で細長く先端が尖る。表面は緑色で裏面には白毛が密生している。根元から横に蔓状に葡萄枝を出し、その先に新たな株を生じて増える。数本がひと固まりとなって生えることが多い。春から秋にかけ根生葉の中央に花茎が、高さ8~25cm程が直立し、途中に数個の枝葉がつく。褐色で光沢の在る頭状花...父子草
令和5年3月3日(金)桃の節句の食べ物雛の節供は3月3日「雛祭」の別名で、古くは「上巳の節供」といい、宮中では供え物をして節宴を催し、闘鶏や曲水の宴を行った。雛祭(江戸砂子年中行事、上巳之図)江戸時代になると「雛遊」が盛んになり、雛段を飾り、甘酒、菱餅、雛あられ等を供えて桃の花を生けて祀るようになる。上巳は、古代の中国で起こった「上巳節」にさかのぼる。上巳とは、3月上旬の「巳年」という意味(後に日付を固定するため3月3日となった)「季節の変わり目は災いを齎す邪気が入り易い考えられ、この日に水辺で戯れを祓う習慣」が在った。この「上巳節」が遣唐使に依り日本へ伝来し、禊の神事と結びついた。当初は天子(天皇のこと)のために「お祓い」を行った。人形(ひとかた)で自分の身体を撫でて戯れを移し、川や海へ紙で作った人形を...雛祭りの食べ物
令和5年3月2日(木)卒業式:卒業生卒業式は小学校から大學まで3月上旬から下旬にかけて行われる。卒業生は卒業証書を授与されて、恩師、在校生、父母らに祝福されて卒業していく。進路や境遇、年齢により卒業の感慨は様々である。未来への希望に膨らんだ喜びが溢れているのと同時に、慣れ親しんだ先生や学友と別れて、母校を去る別離の悲しみと感情が込上げてくる。卒業には希望と喜びのほか、一抹の不安とが感傷を伴う。昨日(3月1日)、愛知県内の公立高校のうち23校で卒業式が行われた。彼等は新型コロナウイルスの流行初期に入学し、学校の行事や部活動が制限される中での高校生活を送った。その殆どはマスクを着用したままのものとなった。先日、文部科学省は卒業式に際し「マスクを着用しないのが基本」とする通知を発した。出席者のマスク着用を巡る対...卒業子
令和5年3月1日(水)雛飾り雛祭りは元々、中国の古俗に「三月上巳または重三に水辺で禊を行った」ことからきている。現在の様に3月3日の「雛祭り」が盛んに行われる様になったのは近世以降で、徳川五代将軍綱吉の時代(1615~1709年)頃といわれる。それ以前には元和寛永(1615~1644年)の頃で、後水尾天皇が座右に人形を置いて愛好したことが、公家の間に広まり「寛永雛」という美しい雛が造られた。この頃の雛は現在も名古屋市徳川美術館に保存されて居り、雛祭の頃の1カ月程の期間展示される。尾張御三家の雛飾り、徳川美術館雛は女の子の成長を願い「穢れを祓う」という習俗となって現在にも伝わり、地方に依っては雛祭りの後で古い人形や紙雛を近くの川へ流す「雛流し」が行われている。我が家では娘の誕生を祝い、実家から七段飾りが贈ら...雛飾り
令和5年2月28日(火)二月尽二月が尽き、終わること。平年は2月28日、閏年は2月29日。尽の付く季語は「弥生尽」「九月尽」などがあるが、それぞれ陰暦の3月の終り9月の終りであり、行く春、行く秋を惜しむ気持ちが添う。これらに比し二月尽は歴史の浅い季語で、「怱忙」(忙しい事)の間に二月が終わってしまったという感慨、明けて仲春の3月を迎え、いよいよ春が定まるといった期待と喜び添う季語。今年も2ヵ月がアッと言う間に過ぎ去った。ロシアのウクライナへの軍事侵攻から1年が経った。何も進展は見られず、ロシアのプーチン大統領は苛立ちその行動は益々エスカレートしている。最早、狂人の如く暴走を重ねている。誰も彼の暴走を止める事は出来ぬのか、、、、、。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は今も尚、国民に対して「徹底抗戦」...二月尽
令和5年2月27日(月)春の海波の荒かった冬の海は、春になれば凪いでのたりのたりと穏やかで、悠長な感じのする海となった。麗らかな日差しに海の色は明るく、魚介の動きもそろそろ活発に目立ち始める頃だ。春の海は光と響き合って、穏やかに洋々としてきらきらと凪ぐ状態となり、長閑に紺碧の色を湛えている。また春と秋は潮の干満の差が大きく、潮の引いた後の干潟には、小さな生き物たちの姿が見られる。昨日は冷たい風(春一番?)が吹き荒れ、帽子を飛ばされぬように、また飛ばされ慌てふためく姿を目にしたが。今日は打って変り風も止み、暖かな日差しの中を港へ、、名古屋港の水面は穏やかに凪の状態で、まさに「春の海」定期船が一条の航跡を残して、静かに接岸した。埠頭にはユリカモメが、ゆったりと日向ぼこ、、、?リトルマーメイドの在る丘からポート...春の海
令和5年2月26日(日)辛夷:こぶし、ヤマアララギ辛夷の芽、コブシは、モクレン科の落葉高木で高さ」10~20mに達する。山野に自生する。早春、葉に先立って芳香の在る白色の6弁の花を開く。花径は6~10cm。葉は長さ5~15cmの広倒卵形で互生する。葉と果実のでき始めの頃、果実が熟れた頃、材は緻密で家具や建築材に使用され、花の蕾は鎮静・鎮痛剤に。若い花びらは食用にも利用され、花は香水の原料となる。また、樹皮や枝葉からは「こぶし油」を採取する。こぶしの由来は、つぼみの形を握りこぶしに見立てる説や、でこぼこの果実(集合果)の形をこぶしに見立てるなどの説がある。和名の「こぶし」がそのまま英名の「Kobusmagnolia」になり、学名の「Kobus」となっている。こぶしの漢字は「辛夷」を充てているが、中国は「辛夷...辛夷の芽
令和5年2月25日(土)雀の子:子雀、黄雀雀の子は屋根裏の下などに作られた巣の中で、10~14日くらいで孵化し、その後2週間程でからだの羽が生え揃う。初めは親鳥に付いて行動し、親鳥から青虫などの昆虫の餌を貰う。親鳥は後に稗(稗)等の穀物に変える。暖かさが増した公園の日向には、雀などの姿をよく目にする。樹木の上から地上に群れで舞い降り、枯草の間を頻りに啄む。我々(人)が近づくと一斉に飛び立ち、電線や木の枝に留まり頻りに囀り、互いに何か連絡し合っているようだ。小雀(雛)は嘴が黄色いので、「黄雀」と呼ばれている。尚、雀は年に3回ほど雛を育て、三回目は8月頃となる。今日の1句とんとんと日向に弾む雀の子ヤギ爺雀の子
令和5年2月24日(金)名古屋港の紅梅梅はバラ科サクラ属の小高木で、紅色の花をつける梅を、紅梅(こうばい)という。奈良時代に伝来したのは「白梅」(しらうめ、はくばい)と呼ばれていた。その後「紅梅」が入って来て、両者を区別する必要があり紅梅(こうばい)と呼び、あかうめとは呼ばなかったそうである。白梅の方が花期が早く白梅が春を告げるように咲き、その後やや遅く紅梅が咲く。花の気品では白梅に一歩を譲るが、紅梅は若々しく華やぎがあるといわれれいる。名古屋港の東側に在る駐車場から、水族館へ向かう途中にに無料休憩所がある。無料休憩所から観測船ふじを眺める、此処から右手(南側)の埠頭へ向かうと、ポートビルが在る。その間に桜並木が在るが未だ蕾の状態だ。休憩所の裏手(西側)には、過って南極観測船として活躍した「ふじ」が稽留さ...紅梅
令和5年2月23日(木)天皇誕生日:天長節今日2月23日は現(令和)天皇陛下の誕生日。国民の祝日。この日、皇居に於いて令和初の一般参賀が皇居で行われた。天皇誕生日は昭和23年(1948年)までは、「天長節」と呼ばれていた。天長節は天皇の誕生を祝う日で、明治以来「四方拝」「紀元節」「明治節」と共に四大節として国民の祝日となっていた。「天長地久」(天地が永遠に変わらぬように物事が何時までも続くこと)から、天長節を天皇誕生日とし、「地久節」を皇后の誕生を祝う日とした。昭和23年に天長節を「天皇誕生日」に改められた。国民の祝日に関する法律(旧制の祝祭日を廃して、日本国憲法の基に制定された祝日)には、「天皇が変われば日付が変更される」という条項が落ちていたとして、平成元年(1989年)に法律を改正し、昭和天皇(4月...天皇誕生日
令和5年2月22日(水)春めく:春きざす寒さがゆるみ春色が目に見えて濃くなり、万象生き生きとして春らしくなる。実際にはまだ寒いけれども、気候や風情がなんとなく春らしくなってくる気配をいう。春めくの「めく」はその感じが表れる、それらしくなる意の接頭語で、四季それぞれに使うが「春めく」は人々の心情が最もよく表現され、古典和歌や近世の俳諧にも登場する。俳人の名句春めきてものの果てなる空の色飯田蛇笏それは厳しい冬が早く終わってほしいと思い、春が遅くないことを人々が殊に感じるところからであろう、、、「春浅し」よりやや遅く、野山の眺めも春色が生き生きとしてくる頃である。ご近所の梅の木もぼつぼつ綻び始めて、陽射しも暖かく明るくなってきたようだ、、、、(気の所為か、)下の公園にも少しずつ人の集まりが増して、子供達の声も何...春めく
令和5年2月21日(火)種物:花の種前の年に採った五穀、野菜、草花等の種子をひと冬よく乾燥させ貯え置いて、春に種を撒く。このうち、籾種以外のものをいう。五穀は米、麦、粟、豆に黍(きび)を加える説と、稗(ひえ)(ひえ)とする説がある。自家製の種は天井から吊るし、乾燥させて冬の間保存する。種物屋や花屋などの店頭に、美しい花の画像を印刷した草花の種子の入った紙袋が並んでいるのを見ると、陽春の近ずいて来た事を感じさせる。つい、我が家にも種子が残っているのではと探し見る。愛知県稲沢市に在る「矢合観音」(やわせかんのん)へは、偶に吟行で出かけた。(本尊は十一面観音が祀られる)参道の門前町界隈は土産物、団子屋等が並ぶよくある参道。店が切れた所から植木屋、花屋等が並び、中ほどに一軒の花の種や肥料等を売る店がある。客が呼び...種物
令和5年2月20日(月)鶯餅柔らかな薄い餅に餡を入れ包み、青きな粉を塗したもの。端をつまみ尖らせた形が鶯に似せて、見た目に趣がある。一般的に鶯餅は、うぐいす粉(青大豆から出来たきな粉)をまぶして仕上げたものが多いが、最近ではヨモギを混ぜた生地(餅)に包んだり、仕上げにきな粉をまぶしたものもある。俳人の富安風声の句が春の到来を感じさせる街の雨鶯餅がもう出たか富安風声うぐいす餅の由来は、天正年間(1580年)の頃、大和郡山(現在奈良県大和郡山市)の郡山城主で在った豊臣秀長(秀吉の兄)が、豊臣秀吉を招いて茶会を催した折に「珍菓を作れ」と命じ、御用菓子司の菊屋治兵衛が餅を献上した。秀吉はこの餅を大いに気に入り「この餅をうぐいす餅と名付けよ」と命じた。時代を経てこの餅は、お城の口餅(通称)として名付けられるようにな...うぐいす餅
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令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス