令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
令和4年11月30日(水)風呂吹き:風呂吹き大根大根や蕪を厚めに切り、昆布だしで茹で、練り味噌をのせ食する。味噌には柚子を入れたり、胡麻を擦り合わせたり、味醂を加えたりし、好みの味に調合する。熱々の大根と、とろりとした練り味噌の風味は日本の冬の食文化を代表する素朴な食材。大根は、アブラナ科ダイコン属の1,2年根菜。原産地は諸説あり定かではないが、古く中国を経て日本へ伝わり日本で最も親しまれる野菜の一つで、世界各地に多くの品種がある。初秋に種を蒔き、来春に白または薄紫がかった白色の花を付け、冬季に収穫する。耕工を深くした関東で広く栽培される「練馬大根」は、愛知県で古く栽培されていた、方領大根が基本という。練馬大根、「聖護院大根」は京都に多い丸型の大根で、肉質が柔らかく千枚漬けなどに重宝されている。聖護院大根...風呂吹き
令和4年11月29日(火)いい肉の日今日、11月29日は「いい肉の日」です。語呂合わせで、11・29(いいにく)いい肉の日。全国有数の肉用牛の産地である宮崎県の「より良き宮崎牛づくり対策協議会」が制定した。1986年(昭和61年)4月、同協議会は県内の肉用牛の生産から流通、消費に至る県内の関係機関および団体が一体となって、宮崎牛の増進と消費拡大を促進し、肉用牛経営の健全な発展を図ることを目的として制定した。これに関連し、「2月9日」と「毎月29日」を「肉の日」と語呂合わせで、都道府県食肉消費者対策協議会が記念日に制定した。私(ヤギ爺)は年の所為も在り、最近は「肉より魚」。以前は肉料理が多かったが、今では肉を食べるにも、「ステーキ」より「すき焼き」(しゃぶしゃぶ)を選ぶ。ステーキよりも、すき焼きしゃぶしゃぶ...いい肉の日
令和4年11月28日(月)葛湯:くずゆ葛粉に砂糖と少量の水を入れ、よくかき混ぜながら熱湯を加えてだまが出来ないように攪拌し、糊上になったところを食べる。ほんのりした甘さと葛の香りを楽しむ。滋養が在り、身体を温め消化もよい飲物(食物)である。寒い夜や風邪を引いたときなどによい冬のたべもの。以前は、主として幼児や病人等に用いられたようである。「葛」はマメ科の大型蔓性の多年草。秋の七草の一つ。茎の長さは6~9mから、それ以上のものもある。葉は大きく、裏面は白っぽい。8月頃に葉腋に約17cmの穂を出し、総状花序に赤紫色の蝶型の花をびっしり付け、花が終わり扁平な莢実が付く。根は太く大きく澱粉を取り出し、薬用・食用となる。根から葛粉を採り、葛湯、葛饅頭などの食用となる。亦、生薬の葛根湯等の漢方薬として、解熱・発汗・鎮...葛湯
令和4年11月27日(日)嚏:くさめ(くしゃみ)、はなひる(英語では、SNEEZE)寒気や大気中の塵等で鼻の粘膜にごく軽い刺激が加えられると起る、一種の反射運動ですこぶる愛嬌のある事にとらえられる。咳と同じような類のものだが、咳に比べてどこか滑稽で笑いを誘う感じがある。嚏の際に発する音(ハックション、等)がその名前になったとも伝えられ。下記の様な囃し言葉が生まれた。一つ褒められ、二で憎まれ、三で惚れられ、四で風邪を引く嚏(くしゃみ)の基本的な原因は、一つは体温を上げるための生理現象で、人は吸気・吐気で鼻腔内の体温を保とうとし、体温が著しく下がると鼻腔内の知覚神経脳に身体を振動させて、体温を上げる命令をするといわれる。二つ目は、最初に書いたように鼻腔内の異物を体外に出すための噴射機能だという。物理的には鼻の...嚏くさめ
令和4年11月26日(土)山茶花:姫椿ツバキ科の常緑小高木、日本原産で中国・四国地方の山中に自生し、高さは10mを超えるものもある。初冬に五弁の白い花を付ける。げんざいでは紅色、八重咲き絞り等の改良園芸品種が普及、盆栽、切花にも愛好される。花は椿に似ているが、椿より小ぶりで花弁が薄い。一片ずつ散り易く、初冬の花の寂しい風景の中で淡い紅色の花が咲き、やがて散って行く姿には「さびた」印象がある。山茶花は次々と花が咲いて、「散り継ぐ」といわれる。山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来する。サザンカの呼び名は、本来の読みの「サンサカ」が訛ったものと云われている。元は「サンザカ」と言われた。山茶花は小椿(姫椿)ともいわれ、椿より花も葉も小さい。季語としては俳諧時代から用いられ、「俳諧連」の句集の「冬の日」の巻...山茶花
令和4年11月25日(金)木枯らし晩秋から初冬にかけて吹く北西寄りの強風。木を枯らすほど吹きすさぶことから、こう呼ばれている。厳冬の北国ほど酷烈ではないが、烈しい音を立てて吹きまくり冬の到来を告げる。木の葉を吹き散らして木を枯らさんばかりの強風である。その年の気象により多少の早い遅いがあり、江戸中期の季寄せ「滑稽雑談」の歌論書「八雲御抄」の中には、「木枯らしは秋冬の風、木枯らしあり」と紹介される。昨日は昼夜を問わず、風が凄まじかった。ベランダ越しに見下ろす公園の樹木は枯葉を震わせ、天に舞い上がる。道行く人は帽子を手で押さえながら歩いている、、、今日は、コロナワクチンの5回目の摂取日である。昼前にカミさんと二人、よろけるようにゆっくりと会場の港診療所へ向かった。12時15分の接種のため、お昼(正午)丁度に到...木枯らし
令和4年11月24日(木)リンゴが届きました林檎はバラ科の落葉低木及び果実中央アジア原産、北半球の温帯・冷帯の代表的果実。日本には明治初期に渡来し、青森や長野などの冷涼な地方で栽培される。幹の高さ9m、葉は楕円形で白い薄毛がある。春(4,5月)に白、薄紅色の5弁の花を付ける。果実は円形で、夏・秋に熟す甘酸っぱい実は主に食用となる。品種は多く、国内では蜜柑に次いで多く生産される。生食が多いが、パイ等の菓子、羊羹、ジャム、ジュース、酢、各種料理にも利用される。従来の「紅玉」「国光」の生産は減り、「つがる」「王林」「ゴールデンデリシャス」や「ふじ」「世界一」等の大型の品種に人気がある。先日、カミさんの友人から「林檎」が届いた。毎年、この時期に贈られ来る林檎を今か今かと待っている。早速カミさんが御礼の電話をすると...りんごリンゴが届いた
令和4年11月23日(水)勤労感謝の日1948年(昭和23年)7月20日の法令で定められた、国民の祝日。元は「新嘗祭」(にいなめさい)として、今年の初穂を神に捧げ、天皇陛下も召し上がられる儀式が宮中で行われる。新嘗祭は、1872年(明治5年)迄は、旧暦1月の2回目の卯の日に行われていた。1873年(明治6年)、陽暦(グレゴリオ暦)が導入され11月23日(2回目の卯の月)に新嘗祭が行われた。現在の「勤労感謝の日」としたのは、第二次世界大戦の後に新たに「日本国憲法」の制定にあたり、祝祭日を国家神動の色彩を払拭するという方針の基に「祝祭日の選定見直し」が行われた。この際、GHQの命令もあり「ThanksgivingDay」に相当する「感謝の日」としたが「単なる感謝の日では漠然としていて何に感謝するのか判らない」...勤労感謝の日
令和4年11月22日(火)今日は小雪、いい夫婦の日「小雪」は二十四節気の一つで、太陽の黄経が240度に達する時。陰暦10月の節で、陽暦11月22日にあたる。北日本以外の地方では雪も寒さもさほどではない気候。この頃をいう「虹蔵不見」(にじかくれてみえず)が在る。曇り空が多くなり陽射しが弱まり、虹を見ることが少なる。見る事が出来ても夏の空のように、くっきりとした虹ではなく、ぼんやりと直ぐに消えてしまうことを指す。この日(22日)は、名古屋地方の気温は21度という。暖かくコートやジャンパー等は必要なしである、、、、、小一時間、港界隈を歩いて家に帰るなり上着を脱いだ。Tシャツ一枚で暫し、、、、火照りを冷まし、PCのネットを開く。「アー、そうか今日はいい夫婦の日」であった。1988年、財団法人余暇開発センター(現日...小雪、いい夫婦
令和4年11月21日(月)落葉:落葉搔き木々の葉の散る様は仲秋から見られるが、何といっても数多くの落葉が降るのは冬に入ってからである。青空に風が舞い上がり、風もなく真直ぐに降りる様子など、どれも冬の到来を感じさせ、身が引き締まる。木から離れて地上に落ちる迄のもの、地上に落ちているものも全てを落葉というが、それらのどの様相にも詩情が感じられる。地上の落葉を見ても、そこに様々な木の種類を知ることが出来る。桜落葉、朴落葉、柿落葉等と限定する見方もある。地上に積もったばかりの落葉は、踏むと快い音を立て少し朽ち始めた物はしっとりとした触感が在る。地上に落ちてもう動きのなくなった落葉の中に、散って間もない落葉が混じり、一片一片が時折風に逆らって動いているのも見過ごし難い。「落葉風」は、落葉を誘う風、「落葉雨」は落葉の...落葉搔き
令和4年11月20日(日)山眠る:眠る山落葉しつくした山が静かに眠るような姿を擬人化したもの。風も雪もない穏やかな日和の冬の山をいう。中国北宋の山水画大成者郭煕(かくき)の画論で、古典的名著「林泉高至」の山水訓に書かれた言葉「冬山惨淡として睡るが如し」が、出典の基とされる。冬季の山が枯れていて全く精彩を失い、深い眠りに入る様に見えるのをいう。他の季語は、春は「山笑う」、夏は「山滴る」、秋は「山装う」とそれぞれに形容する。近鉄(近畿日本鉄道)の養老線は、三重県の桑名駅から岐阜県揖斐川の揖斐駅迄を走る単線である。以前、桑名の播磨に住んで居た頃に毎日利用していた。休日に、養老へ出かけた事がある。ローカル豊かな色単線で、途中電車がすれ違う事はなく、その際は多度駅で停車し、行き交う電車を待っている。養老線は田圃の中...山眠る
令和4年11月19日(土)焼芋:石焼き芋焼いた薩摩芋。家庭では囲炉裏や焚火の灰に埋めて焼いたりフライパン等で蒸し焼きにする。最近は、電子レンジで素早く焼芋が出来る。亦、薩摩芋を斜め切りにして胡麻を振り、フライパンで蒸焼にした「西京焼」、小石を焼いた中に芋を埋めて焼く「石焼き芋」、壺の中に吊るして丸ごと焼く「壺焼き芋」や、油で揚げて蜜を絡め胡麻を塗した「大学芋」等、様々に在る。焼芋、壺焼き芋、大学芋、昔は焼き芋屋の看板に「九里(栗)より旨い十三里」と書いてホカホカとした芳しさは、庶民の心を惹き寄せた。亦、リヤカーを引いて「イシヤーキ、イモ、、、」と売り歩く焼芋屋は、今ではその殆どは車でスピーカーを鳴らし行く。もう一つ、落葉搔きの後で「落葉焚き」を囲み薩摩芋を丸ごと焚火に放り込み、皆で食べた焼き芋の味は忘れら...石焼き芋
令和4年11月18日(金)愛宕(梨)梨は、バラ科の落葉高木で果実は果汁に富む。日本の中部以南及び中国大陸に自生する原種から、それぞれ独立に果樹として改良された。葉は卵形で、4月頃に葉と伴にサクラに似たやや大きな白い花を付ける。明治中期以降に赤梨の長十郎、青梨の二十世紀梨が主な品種であったが、昭和30年代になって甘味の強い新水・幸水・豊水等が栽培の主流となった。在来の地梨は皮に梨地の斑点が鮮明に在り、皮は硬かった。ニ十世紀梨は、従来型の特徴が僅かに残るが皮は薄緑色で果肉は白く水分も多く甘味、芳香がある。今年もビッグ・サイズの梨「愛宕」が店頭に並ぶ様になり、カミさんが大きなのを一つ買って来た。愛宕と卵毎年、カミさんの友人(豊田市)から連絡が在り、送ってもらうのだが、今年は未だ連絡がない、、、。愛宕は大きな品種...愛宕(梨)
令和4年11月17日(木)小六月:小春、小春日和小春、小六月ともに陰暦の10月の異称である。小春日和は立冬を過ぎてからの春の様に暖かい晴れた日のこと。ただ、陰暦にする場合は単純に1ヵ月ずらすというのではなく、11月半ばから12月初めの頃にあわせる。つまり初冬というよりも、冬の気配がハッキリしてくる頃の季節感をいう。「小春」の字面通り、春に似た穏やかな日和である。「小」という接頭語が付くのは、春よりも期間が短いという感じがあり、小さなものを愛おしいと感じる気持ちが込められる。この冬に向かう頃に吹く季節風、「木枯」の吹いた後には必ず穏やかな晴天が2,3日続く。気持ちの上で緊張が和らぐ一時である。「小春日和」「小春空」「小春風」などと使われる。小春日和は春のように仄々と暖かい一時、寒さに向う暖かな日。「小六月」...小六月
令和4年11月16日(水)枯葉草木の枯れた葉。枝や茎に付いている葉と、地上に落ちている葉の双方を指す。地に落ちたばかりの葉は生々しいが、時間が経つとカサカサに乾き、文字通りの枯葉になってしまう。亦、樹上で枯れたまま残っているものもある。「枯葉」とは異なり、乾燥した葉の枯れ色と枯れ具合やその特有の乾いた音に寂寥(じゃくりょう)感が漂う。枯葉と落葉の違いは?落葉は地面に落ちている葉のことを指し、葉が枯れていようが枯れていないかは関係なく、落ちていれば落葉。葉が枝から離れ舞い落ちる様子も落葉といい、落葉は葉そのものではなく葉が落ちる現象をいう。枯葉は木の上、地上に関わらず葉っぱが枯れた状態をいう。公園の樹木の葉も色づき、時折の風に木々の葉は散り急ぐ。駐車場や側溝等に舞い降りた落葉は乾き、再び舞い上がる。カサカサ...枯葉
令和4年11月15日(火)七五三:千歳飴11月15日、数え年で男児は三歳と五歳、女児は三歳と七歳を祝う行事。該当する子はその日、産土神(うぶすながみ)に詣でて成長を感謝し、守護を願うのである。中世以降、赤子は頭を剃って居り三歳で髪を伸ばす(髪置き)江戸時代に入ると、男子は五歳袴を付けた。(袴着)一方女子は七歳で着物の付け紐を止めて成人と同じ帯を締める(帯置き)儀式を行った。そして男女ともに七歳で氏子入りをし、はじめて社会的に人格を認められた。これらは本来別々の行事であったものが、関連付けられて一つになったものである。これを「七・五・三」に固定したのは、奇数を縁起が良いとする中国思想に基づくもので、亦「十一月十五日」というのは、十一月というのは、十一月が秋の実りを「産土神」に感謝する月であるとともに、十五日...七五三
令和4年11月14日(月)カイツブリ:鳰カイツブリ科の水鳥で全長約26cm程鳰よりやや小さく鳩くらいの大きさ。夏は背面が暗褐色、喉・顎は栗赤色、腹部は白色である。冬になると羽根は淡い色になる。趾(あしゆび)の両側に膜が付いて水掻きの役目をする。繁殖用の巣は水上に、水草・小枝・蘆等で浮き巣を作る。巧みに泳ぎ、体を少し沈め反動で浮き上がる力を利用して頭から水中に潜り小魚等を獲る。最長約25秒もの間潜るので「息長鳥」の異称がある。「掻いつ潜りつ」を略したという名の説がある。一年を通してよく目にする鳥で、鴛鴦(おしどり)と同様に留鳥で厳密には冬鳥ではないが、冬枯れた池沼等でよく見かけることから冬の季題とされる。同じカイツブリの仲間で、冬鳥として渡来する「冠カイツブリ」「羽白カイツブリ」「赤顎カイツブリ」等がいる。...カイツブリ
令和4年11月13日(日)銀杏黄葉大通りの並木として、また境内やキャンパス内の樹木として最も多いのは銀杏の木だといわれている。緑の銀杏の葉が、晩秋に黄葉を混じえてやがて黄色となる。そして高い梢の方から葉が散り始める。扇形の銀杏の葉が、日の光りに輝きながら舞い落ちる様は、空に金箔を鏤(ちりば)めて明るく華やかな世界へ、、、。また、銀杏の葉が降り積もり、絨毯を敷いたような上を歩いて行くのは真に心地佳いものである。港区に在る労災病院前舗道の銀杏並木も、そろそろ銀杏落葉が風に舞うようになった。この地域(名古屋)では、何といっても名古屋駅前から東へ「桜通り」の銀杏並木が、私(ヤギ爺)の一番のお気に入りの場所。東へ進み、丸の内辺りから見る銀杏並木は、昼も夜も、、、名駅前のビル群の夜景を背景にした眺めも美しい。丸の内か...銀杏黄葉
令和4年11月12日(土)潮路句会10月例会より、日時:令和4年10月8日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター出席者:出席6名、欠席3名兼題:1)鵙、2)竹の春、3)当季雑詠薄雲を纏ひ現る望の月玲子今月は2名が怪我でリハビリ中、1名は所要で欠席と淋しい句会となった。兼題の「竹の春」、竹は春から夏にかけて繁殖の季節地下の根茎から若芽が出で、これが筍である。秋になると若竹が生長し青々と枝葉を茂らせ、これが竹の春。人力車に浮かれ嵯峨野の竹の春美保子鵙(もず)は山野や都会付近でも繁殖し、秋に高い樹木や電柱の上に止まり尾を振り「きーっ」と高く鋭い声で自分の縄張りを確保のために鳴く。また、虫や蛙等を捕え、それを尖った枝の先に刺して貯える。これを「鵙の贄」(もずのにえ)という。潮路抄刺してまだ間のなく青き鵙の贄...潮路句会
令和4年11月11日(金)冬浅し:初冬冬になったばかりで寒さも厳しくない頃「初冬」は暦の上での事実であるが、そんなに寒くもなく未だ晩秋の感じが残り、朝方は大気も冷えて引き締まった快い感触を覚える。まだ草紅葉や芒の穂も残り、枯れていく萱や蓮が目に付く季節である。枯蓮、枯尾花、収穫の済んだ田畑が俄かに冬めいた姿を見せる頃でもある。刈田、今朝、体操教室へ出かけるカミさんがスマホを忘れた。慌てて、スマホ片手に玄関を出てカミさんを追いかける。早くも50m程先を行くカミさんの姿に声を掛けるが、、止むを得ず小走り(いや足が縺れ、ヨタヨタと)で追う。遅いはずのカミさんの足が速く、中々追い付かず、、、、やっと大通りの交差点(赤信号)で停まっている。息切れた声で、「オイ、、これを」殆ど行き絶え絶え、、振り向きざま、キョトンと...冬浅し
令和4年11月10日(木)地球温暖化:気候変動対策気候変動対策も国連」の会議(COP27)が11月6~18日、エジプトのシャルムエルシェイクで開催されている。その首脳級会合(英仏独等100カ国が参加)が7,8日行われ(米国は中間選挙中でバイデン大統領は11日から出席予定)日本の岸田首相は(統一教会問題等の政局対応で)出席せず。?日本は昨年のCOP26の席上で、最大≒100憶ドル(1・5兆円)を途上国への追加支援を表明、その所為か今回エジプトから参加の要請が在ったが。COP27の会合には気候変動に関するビジネスの場として、海外要人と風力発電関連の意見交換等様々なチャンスが在ると、日本企業関係者等は岸田氏の欠席を残念がる。今回、ウクライナのゼレンスキー大統領はCOP27首脳会議にビデオ演説し、「平和なしで気候...地球温暖化
令和4年11月9日(水)マスク鼻と口を覆うもので、埃や病原菌等を防ぐためガーゼや不織布などでつくる。風邪の感染予防をしたり、寒さや乾燥から喉を守る為に架ける。今日では冬のマスクよりも春先の花粉症予防の方が多い、、。所が、一昨年の「コロナ感染」が全国的に大流行した頃から、一変して事態が様変わりした。マスクは日常の生活の必需品となり、外出時には必ずマスクの着用が義務付けられ街中は基より、移動する車内、公共施設やデパート、スーパー、劇場、スタジアム、レストラン(食堂)病院、遊園地や宿泊施設等、在りとあらゆる場所でのマスクはなしでは出かけられない。学校や病院は当然の必須アイテム。これが無いと、周りから一斉に白い目で見られる。手作り、男性用、手作り、女性用、最近は少しコロナ感染も落ち着き、少しずつ規制緩和されたが、...マスク
令和4年11月8日(火)雪吊庭木などの枝が積雪の重みで折れるのを防ぐために、縄や紐針金等を、太い梢や添木(支柱)から枝に張り吊りあげる。幹に沿って一本の支柱を立て、縄を八方に張り渡して枝を吊り、雪の重みに耐えられるようにする。しんしんと雪降る金沢の兼六園の雪吊は、全国的にも有名な冬の風物詩となっている。この地方(名古屋)では余り積雪はないが、名古屋市内にある白鳥庭園では恒例の雪吊りが始まった。庭内の池の畔に集まった庭師達が互いに声を掛け合いながら、高さ10m程の支柱から縄を放射線状に放り投げて、下に居る庭師が枝に結びつけていく。縄紐、結び目、雪吊作業、白鳥庭園のマップの白鳥庭園は尾張の地形を模して、木曽・長良・揖斐の三川や渓谷に雄滝・雌滝や、梅林・竹林・松林等を配し四季折々の草木を植え、中央の汐入亭のある...雪吊
令和4年11月7日(月)立冬:冬立つ、冬来る二十四節気の一つで、霜降のあと十五日目。太陽の黄経が225度に達した時、陽暦では11月7日頃。これから冬に入るわけだが、この頃になると一段と陽射しも弱まり日暮が早くなり、冬の季節風も吹き始める。未だ周囲は秋色が深いが、朝夕はめっきり寒さを覚える。「今朝の冬」は、立冬の冬の日の朝をさす。快晴の穏やかな日を迎えた昨日の日曜日、各地でイベントやスポーツが行われ大勢の人出となっている。駅伝のシーズンを迎へ、「全日本大学駅伝」が名古屋市の熱田神宮前から三重県の伊勢神宮迄の8区間を106.8kmで争われ、駒澤大学が5時間6分46秒の大会新記録で、3連覇を果たした。ライバルの青山学院は前半の出遅れが響き、雪辱はならなかった。「出雲駅伝」に続いての優勝。来春(正月)の「箱根駅伝...立冬:冬来る
令和4年11月6日(日)流れ星:走り星、夜這星流れ星は夜半に多く現れるという。急に空に現れて非常に早く通過する光体のこと。その正体は宇宙間に散在する微小な物体が地球の大気中に飛び込み、摩擦によって発光する現象をいう。これを流星という。普通は微かに光るものだが、中には数秒間以上に渡り光り輝くものも在る。高度は100~300km、速度は毎秒20~100kmのものが多いという。ごく稀に燃え尽きず地上に落下するものも在り、隕石と呼ぶ。隕石は一日に平均約5トン、目に見えない小さな物を含むと約20トンも在るというから驚きである。11月頃に見られる流星群で有名なのは、牡牛座流星群(11日~12日頃)、獅子座流星群(17日~18日頃)一角獣座流星群(20日~21日頃)オリオン座流星群(27日~28日頃)。私は天体に感心が...流れ星
令和4年11月5日(土)紅葉狩り:紅葉見紅葉の名所を訪ね歩き、その美を愛でること。紅葉の美しさを求めて山野・渓谷をおとずれる。もみじは楓に限らず、さまざまな木々の紅葉や黄葉を指す。近年では交通網、交通機関が整い「紅葉狩り」というより、「紅葉観光」の趣が濃くなっているようで、各地の誘致が広告、テレビCMなど凄まじい。先日も、地元のM観光の「紅葉狩り、〇〇バスツアー」の誘いがあり、カミさん等のグループが相談している。今年は、「紅葉狩りもいいけど、〇〇食べ放題の方が、、」等の電話が相次いでいる、、、、。中日新聞朝刊に、「香嵐渓がライトアップ、見頃を迎えた」の記事が載っていた。愛知県豊田市足助町に在る「香嵐渓」はこの地方の紅葉の名所。本格的なシーズンを迎へて「4000本のモミジがライトアップされている。例年より1...紅葉狩り
令和4年11月4日(金)松本白鸚:歌舞伎役者昨日(11月3日)、文化勲章の親授式が皇居宮殿・松の間で行われ歌舞伎の松本白鸚さん(80歳)、日本画の上村淳之さん(89歳)、筝曲の山勢松韻さん(89歳)、醗酵学の別府輝彦さん(88歳)の4人が、天皇陛下から勲章を手渡された。陛下は、「長年努力を重ね文化の向上に尽くされた事を、真に喜ばしく思います。」とねぎらわれた。受賞者のうち電子工学の榊裕之さん(79歳)と、中国思想史・中国史の吉川忠夫さん(85歳)は式を欠席された。松本白鷗さんは「感無量で御座います。前向きに歌舞伎を伝えて、次の若手に渡して行きたい。その思いを新たにしました。また、「役者は一生が修行。これからも命ある限り芸を見せたい」と述べた。二代目松本白鸚は、1942年(昭和17年)歌舞伎界の名門初代松本...松本白鴎
令和4年11月3日(木)区民祭今朝、突然の「緊急アラート」テレビやラジオが一斉に中断し、「北朝鮮が弾道ミサイルを発射、日本列島(東北地方)上空を通過し、太平洋上に着水、、」の情報を伝えた。日本中が、テンヤワンヤの大騒ぎとなる。矢継ぎ早に同じ文言を繰り返すばかり、、、、右往左往する中「新たにミサイルが発射された模様です、、」繰り返し、「三度目のミサイル発射」何が何だかサッパリ判らぬ儘、騒然と「文化の日」の朝を迎えた。大騒ぎの日本政府をしり目に、北朝鮮の金正恩総書記はさぞや、ほくそ笑んでいた事であろう、、、、?「文化の日」は毎年晴天に恵まれる様で、今年も絶好の日和を迎えた。この地(名古屋市港区)では、毎年「区民祭」が催されます。コロナの影響で2年連続で中止となったが、今年は3年ぶりに開催されることとなる(規模...区民祭
令和4年11月2日(水)吊し柿:干し柿柿はカキノキ科の落葉高木で果実は甘く、日本の秋を代表する果実。富有、次郎、愛宕、筆柿等、栽培の歴史は古く全国各地に特有の種類が多く在る。干し柿は、渋柿の皮を剝いて日に干したもの。竹や木の串で貫いて干し晒した串柿、縄に吊して干した吊し柿など、柿の渋を抜く方法が施される。弱火で燻したり日に乾かしたりする甘干しは、色が真っ黒くなり「烏柿」とも云われる。「醂木柿」(さわしがき)というのは、渋抜きのために樽に入れ温湯に漬けたり、アルコールや炭酸ガスを用いて渋抜きをすることをいう。亦、一個ずつに製したものを「枯露柿」と言い、真っ白な粉がふいている物が良品といわれる。渋柿の食べ方は皮を剝いて干し、果肉がしまり表面に白い粉がふいて甘くなるのをジッと待つ、、楽しみがよい。数年前に山梨県...吊し柿
令和4年11月1日(火)小さな木の実木の実は、大小の様々な秋に結実して落ちる木の実の総称。その中でも団栗を代表とする比較的小さな木の実は、子供達の恰好な遊び道具であった。ポケットを一杯に膨らませ、集めた木の実を色や形に分け見比べ、他の子の物と競い合う。コナラ、椎の実、多羅葉の実、楠の実、菩提樹の実、アカズミ、アオハタ、男の子は、その実に軸を通して木の実独楽を作り、大き目の団栗を中心に小枝を通し、バランスよく弥次郎兵衛を作る。団栗を飛ばし合い、回して競い合う。木の実独楽見栄えの佳いのは、宝物女の子は、ままごと遊びの道具、木の実や落葉を、、、。中でも色艶・形の佳い木の実を探し宝物として取って置く。木の実の落ちる頃は、様々な思いでがよぎるが、、、、近頃は偶に、園児等が木の実を探すのを見かけるが、児童達は木の実に...小さな木の実
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令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年4月28日(金)また、パソコンのトラブルです。年寄りには、この対応が甚だ難しく手間取りました。ブログの更新が出来ませんでした。ヤギ爺パソコントラブル
令和5年4月27日(木)山吹:面影草バラ科の落葉低木、茎は緑色で根本から分かれる。茎は束生し1m以上にもなり、その髄は白く灯心になる。花は一重と八重がある。晩春に五弁の黄色というより黄金色と言いたい花を、木陰等に咲かせる。小判のことを「山吹」という所以である。八重の花の時期は遅く、濃山吹と呼ばれるほどぽってりと美しく、観賞用として庭園等に植えられる。江戸城を築いた武将の太田道灌が鷹狩の途中で雨に遇い、農家で蓑を借りようとしたが、「七重八重花は咲けども山吹のみの(実のと、蓑の掛け詞)一つだになきぞ悲しき」の古歌(後拾遣集・巻十九)の「ななへやへ花は咲けども山吹のみのひとつだになきぞあやしき」をふまえて、娘が山吹を差し出した故事が知られているが、八重山吹、白花山吹以外は実を結ぶ。近年品種改良により、切花に適す...山吹
令和5年4月26日(水)春霖:春の長雨霖雨は長雨のこと。従って春の長雨を「春霖」という。冬から初夏へと季節が移り変わる時の、春の季節には天候がぐずつき雨の日が続くことが多い。梅雨時の前触れと間違われるが、雨季(梅雨)の頃の長雨は暗い感じが在るので区別する。今年の春は例年に比べ何もかもが速く、桜は早々と咲き散り急いだ。4月になると気温が急上昇し、連日各地で夏日(気温25度以上)が報告された。いち早く夏の服装に着替え颯爽と街を歩く人を多く見かけた、、、。それを戒めるようにここ数日雨天が続き、一変して真冬の様な寒さとなった。慌てふためき、仕舞いかけた冬服を引っ張り出して羽織る、、北国などでは暖房器具を使うというニュースまで流れた、、。それにしても凄まじい天候異変に、年寄りのヤギ爺は付いて行けず、鼻水を啜る。外出...春霖
令和5年4月25日(火)山菜をいただく芹(せり)、屈(こごみ)、野蒜(のびる)、虎杖(いたどり)それに蕨(わらび)、と沢山の山菜を頂きました。岐阜県高山市に親戚のあるYさんは、この時節になると山菜採りに出掛けられる。大量の山菜を土産に帰宅し、我々(ご近所も)に届けてくれる。今年は何もかもが速く、、、山菜も十分に育ち過ぎ、蕨や屈等大きなものは50~100cm程の高さにもなり、食用とするには固くなり過ぎ、なるべく食べられる程よい大きさのものを摘んで来たそうである。屈(こごみ)は別名に「草蘇鉄」といわれるように、茎を大きく広げ本当の蘇鉄のようになるという。大きく育ちやがて初夏に白い花を付ける。香りは葱に似た独特の臭気が漂う。「こごみ」とは、先端を巻き込んで屈んでいる様に見える事からその名が在る。晩春に渦巻き状に...山菜をいただく
令和5年4月24日(月)田鼠化して鴽となる「田鼠」とは、モグラの別称「鴽」は、鶉(うずら)に似て斑紋がない。晩春の陽気に影響されて、モグラがウズラになるという意。中国の「呂氏春秋」「礼記」にある。これは実際にはありえない現象であるが、この季節の伸び伸びした生き物の様子を幻想的に表している。七十二候の一つ二十四節気の清明の第二候、4月14日頃。俳人の夏井いつきさんの著書「絶滅寸前季語辞典」の中にこの「田鼠化して鴽になる」が紹介されている。田鼠化して鴽になる晩春・時候、七十二候の一つ【田鼠はモグラのことらしい。鴽はウズラに似た鳥らしい。モグラがウズラになってしまいそうな、麗らかな春の陽気であるよと、中国の某という人が言っていたらしい。七十二候には、この手の〇〇〇が△△△になるという発想のものが沢山ある。が、そ...田鼠化して鴽となる
令和5年4月23日(日)学区クリーンキャンペーン今年、5年ぶりに区政委員に復帰した。3月の始めに学区の代表者から電話が在り「お宅の町内の役員が決まらず困っている。何とかならないか、」と私に打診があった。前任者に聞いてみると「組長16名で何度抽選を繰返しても、、」抽選に当たると、何やかや言い訳をして断られるとの事。ここ数年(コロナ過)、女性の方が三役を引き継いで頑張られたが、私の様に現役引退された方達は拒否され、若い人達は仕事が休めないと、、、最もなお答え、、。隠居の身の私、今年一年を限定してお受けする事となった。お受けしてから1カ月が経った。連日多忙となり、年の所為か、直ぐ物事を忘れ、他の三役や重要な係は全て女性ばかりだが、私が依頼した事は直ぐに熟してくれる。(いずれも現役の務めをされている)私は物忘れが...クリーンキャンペーン
令和5年4月22日(土)アースデイ:国際母なる地球デー1970年(昭和45年)4月22日、アメリカ上院議員のゲイロード・ネルソンは、環境問題について討議を呼びかけ「アースデイ」を提唱した。その活動統括役に選ばれたデニス・ヘイズ(スタンフォード大学院生)は「地球環境に抗議する運動」を呼びかけ、全米各地で2000万人が参加した。以降は10年間に一度しか実施されなかったが、1991年(平成3年)からは毎年開催され、世界各地に広がり様々なイベントを催されるようになった。2009年(平成21年)の国連総会でこの日を、「国際母なる地球デー」に制定し、翌2010年から実施している。「アースデー」を正式に国連の記念日とした。現在世界175カ国、約5億人が参加している。「母なる地球は多くの国と地域で共通の表現であり、それは...アースデイ
令和5年4月21日(金)花水木:アメリカ山法師野生の山法師と同じ、ミズキ科の落葉小高木大正の始め頃、アメリカから伝来したので「アメリカ山法師」といわれる。葉の開く前4月末頃に満開となるが、今年はこの花も既に満開。花色は白と淡い紅色がある。外側の花びらに見える4枚は総苞、中央のこの部分が花序、先端がへこんでいる点、日本の山野に自生する山法師と異なる。街路樹として人気が在り、大通りに沿う街路樹は数多くある。名古屋市内の昭和区、千種区のメーンストリートは白、薄紅の花水木が既に満開、、見頃を迎えた。一方、「ミズキノハナ」は日本の山野に自生するミズキ科の落葉低木、高さは10~15mにもなる。葉は広楕形で、5,6月頃に白色4弁ののどちらかといえば、地味な小花を散房状に密生して咲かせる。成長が早く、樹姿はゆったりとして...花水木
令和5年4月20日(木)草取り:草むしり、除草今日の気温は26度の夏日です。何もかもが早い今年、、、夏は雑草の力が強く直ぐ生え茂ってしまうので、常に注意をし度々、除草をしなければならない。酷く伸びた雑草の抜き取りは大変な作業である。田や畑の耕地はもちろんの事、道路や庭、公園などの除草作業も欠かせない。涼しい朝のうちに草取りをする事は多いが、近年では除草剤の出現によって、作業の大部分が様々に変わってきている。殊に草刈り機を使用するようになり、少人数でも速く済ませるようになった。私達の町内では「公園愛護会」を結成して、毎年春先から初秋までは「草取り」、晩秋から冬の間は「枯葉・枯草の除去」をし、公園内の清掃を行っている。一時期、夏場の雑草の生い茂る間を「草刈り機」を扱える人が居り、とても重宝していたが、高齢に伴...公園の草取り
令和5年4月19日(水)松の芯:若緑、緑立つ松はマツ科マツ属の常緑針葉高木の総称。北半球温帯を中心に約100種」が分布する。葉は針状で2~3枚または5枚、雌雄同株、花は春に咲き雄花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂状に密生する。球果はいわゆる「まつかさ」(松ぼっくり)。「若緑」とは、晩春に松の枝から出る松の新芽の事をいう。細長い緑の芽が10cm以上にも伸びて、真直ぐに天を指している様子はいかにもすくすくと旺盛な感じがし、明るく勢いがあり松の若葉のこともいう。「緑立つ」とは、春になって木々の新芽が出ることだが、多くは松の新芽のことをいう。白鳥庭園、吟行に出掛けた折り、大きな境内を持つ無住寺に出遇った。寺は手入れがなされず荒れ放題である、、、それでも木々の緑は逞しく、そんな中で一際大きく天に向い松の...松の芯
令和5年4月18日(火)紫荊:はなずおう中国原産のマメ科の落葉低木、高さ2~5m。中国中部から南東部、朝鮮半島、台湾など広く分布する。日本へは江戸時代に伝来した。「紫荊」(はなずおう)は、花の色が「蘇枋染め」の色に似ていることからこの名が付いた。4月下旬、葉に先立って枝の節々に紅紫色で小型の蝶形の花が咲く。白い花「シロハナズオウ」も在るようだ。花には花柄がなく直接、密生して1cm程の花が枝につく。花弁は、左右の2枚が翼弁、うえ中央部が旗弁、龍骨弁と呼龍骨弁の中には雄蕊が6個、雌蕊が1個ある。葉は円状心臓(ハート)形で光沢がある。花が終わると9月頃に長楕円形の莢(実)を結ぶ。一般家庭では余り見かけないが、鶴舞公園、平針農業センター、何故か東山植物園の温室で「紫荊」を見つけた。鶴舞公園、東山植物園、紅紫色の綺...紫荊
令和5年4月17日(月)新緑:緑さす初夏の若葉の爽やかな緑、瑞々しく色鮮やかな緑をいう。木によってその緑色は様々な色調を持っている。時が経つにつれ、それはほぼ同じ深い緑色に変わっていく。そうなる前の文字通り、新しい緑を指す。紅葉の季節が移ろい、冬枯れていた木々が芽吹いていよいよ鮮やかな緑色の葉を茂らせている。明るい緑が物に映える様を「緑さす」という。また緑色の樹木や草、殊に新緑の頃は「緑の季節」ともいう。常緑樹でも新緑となり、落葉樹の新緑となるのはそれより約1カ月程遅れて迎える。お茶の葉は5月の始め(八十八夜)頃に新芽が出る。また春先に、新緑が山の麓から頂へ駆けあがっていく様子を「新緑の峰走り」というそうだ。今年は草木の何もかもが早く、季節の移ろいは目まぐるしい。紅葉、積雪、冬枯れ、芽吹く、緑が少しずつ増...新緑
パソコンで、gooブログ接続時にDアカウント連携画面が現れ、接続不良。接続する出来る場合、他のブログに「いいね」を押すと、画面がフリーズし、ブログ出来ない等のトラブル続きです。暫く、ブログをお休みします。申し訳ありません。ヤギ爺パソコンのトラブル2
令和5年4月15日(土)本日(4月15日)、パソコンのトラブルにつきブログへの投稿が出来ませんでした。誠に申し訳ありませんヤギ爺パソコン、トラブル
令和5年5月14日(金)小粉団の花:こでまり、小手毬中国原産のバラ科の落葉低木。高さ1~2m4月末頃から白色五弁の小花を半球状に集合してつける。この形が毬(まり)に似ていることから、その名が付いた。また、鈴を掛けたようにも見えることから鈴懸ともいう。但し「鈴懸ノ木」とは名前が同じであるが、別種である。こでまりの葉は広披針状の鋸歯を有し、互生する。落葉性で耐寒性が強く、初心者でも育てやすい。一株から細かく枝が岐れて、白い花が毬状に集まって咲き、とても愛らしく感じられる花で、庭先などにも植えチョッと切って活けられるような、日常の何処にでもある花。ご近所の彼方此方の庭先に、よく見かける花である。どの花にも付く、害虫のあぶらむしが付き易いといわれる。また、「うどんこ病」といって、白いカビが生えるので風通しの良い場...小手毬の花
令和5年4月13日(木)蜆:しじみシジミ科の二枚貝で淡水に生息する真蜆、汽水域(海水の混じる河口付近)に棲む大和蜆、琵琶湖水系に棲む瀬田蜆、奄美諸島の以南に棲むヒルギ蜆貝などがある。島根県の宍道湖産の大和蜆は殊に有名で美味とされる。蜆の大きさは3~4cm程。真蜆は胎生で、他のものは卵生。殻の表面はオリーブ色または黒色で輪脈があり、内側は紫色を帯びている。シジミ汁、味噌汁の具として食する。また、むき身をおつまみにした酒の肴向ものが市販されている。ご近所の方から蜆をいただいた。友人らと採って来たと仰るがどれもとても小粒で、大きくても1cm程、夕餉の味噌汁にして頂いたが歯にもかからず、諦めて、味噌汁だけを啜った。カミさんは一個ずつ手で、実を取り出していたが、、、、、年に数度、スーパー等の店頭で蜆を見つけると、カ...蜆しじみ
令和5年4月12日(水)黄砂:霾(つちふる)春になりモンゴルや中国地方で強風のために噴き上げられた多量の砂塵が、偏西風に乗って日本へ飛来する現象をいう。メカニズム、気象用語で「黄砂」といい、3~5月頃に多く見られる。空がどんよりと黄色っぽくなって、太陽は正気を失い視界は著しく損なわれ、その状態を「霾晦」(よなぐもり)という。大正の末期頃から詠まれ出した季語といわれている。モンゴル、中国・北京、中国の北京市内では、「マスクを着用していても呼吸困難」と、道行く人のインタビューが流れる、、、、、、。ソウル市内では12日、黄砂危機警報が「注意」に引き上げられた。市街から離れた場所からソウル市内は霞んでいる。霞む、ソウル市内今日(4月12日)の午後に福岡県内で。今年初めて黄砂が観測された。他の地域では今夜から明日に...黄砂
令和5年4月11日(火)仔猫:猫の子猫の子は四季を通して生まれるが、春が最も多いことから春の季語となっている。繁殖期は未定であるが1~3月、5~6月頃に多く見られる。2ヵ月の妊娠期間を経て出産する。一度に産まれる数は4~6匹が普通といわれ、生後10日程で目がひらく。3週間ほどで巣穴から出て遊びまわる様になり、約8週間で離乳し、4カ月程で独り立ちするといわれる。子を孕んで物憂げな親猫、出生してまだ目のあかぬ仔猫、離乳して遊び始めた頃の仔猫など、いずれも可愛いものである。殊に仔猫が可愛く遊び心、好奇心が旺盛で互いにじゃれ合ったり、手毬などに戯れて飽く事を知らない仔猫、、、、、。身近に鑑賞できる事から、ペットの主役として人気NO,1の位置を占める愛玩動物となった。然しながら、ここ数年のコロナ過の中でペットショッ...仔猫
令和5年4月10日(月)躑躅:羊躑躅、蓮華躑躅ツツジ科ツツジ属(シャクナゲは除く)の常緑、又は落葉低木の総称。山野に自生する種類は多い。園芸品種を加えると更に多くなる。小枝を多く分岐し、枝・葉には細網がある。様々な色の大型の合弁花を単立または散形花序に開く。花の色は様々で、晩春から初夏にかけて白、紅、朱、紫などの花が次々に開花する。その花の美しさは人々の目を楽しませる。「羊躑躅」(もちつつじ)は、蓮華躑躅の漢名に由来する異称。「ねばつつじ」とも呼ばれ、腺毛が在ってネバネバするという。「八塩躑躅」は、幾度も染料に浸けて濃く、美しく染め上げたような花の色から付けられた名である。このように色とりどりに様々な種類のある躑躅は、暮春を代表する花といえようか、、、。今日は新一年生達が、上級生らに加わり始めて町内の分団...躑躅
令和5年4月9日潮路句会4月例会日時:令和5年4月8日(土)13時~場所:大手コミュニテイ・センター参加者:8名(うち、1名不在投句)兼題:1)花、2)風光る、3)当季雑詠暫く会を離れ、ネット俳句をされていた方(男)が復帰された。やはり、句会に参加した方が多くの意見を直接聞けるので、、、との事。何気ない温かみのある、生のおしゃべりも必要かも。まだ一人リハビリ中の方は、毎回投句を郵送されています。応援しつつ、我々も励みなる頑張りをされています。木漏れ日の移りてをりし著莪の花玲子潮路抄仰ぎ見る人を眩しめ揚雲雀玲子眩しさに句帳を翳す花の下魚青風なくば手持無沙汰の糸柳美保子春塵を立てる韋駄天三塁打千里松籟の古城守りて風光る輝子穏やかな光を放つ春の海政子風清か満天星の咲き揃ふ露地美智子徒然の人それぞれに桜満つヤギ爺潮路句会