令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
俳句と映画のゆうゆう散歩
暫く休養後、久し振りブログに戻って来ました。何だか浦島太郎の気分です。 亦、宜しくご指導願います。
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令和5年6月1日(木)休養します。雑用が多くなり、心身の疲弊のためブログを暫く休養させていただきます。皆様の楽しいブログと交流出来ないのが、残念です。遊民ヤギ爺より。暫く、休養します。
令和5年5月30日(火)紫陽花:あぢさい、七変化、四葩(よひら)ユキノシタ科の落葉低木、高さ1.5m~2m日本原産で江戸時代に来日したシーボルトによって西洋に紹介された。平たく清楚な額紫陽花の改良種とされる。葉は広卵形で対生する。初夏に球状の集散花序に4枚の萼片だけが発達した装飾花を多数つける。咲き始めの頃は白色で、次第に色が変化していく。色は青から赤紫色へ変化するところから「七変化」という。また「四葩」(よひら)と呼ばれる。四葩の名は、花びらのように見える四枚の萼の中心から細かい粒のような花をつけることからといわれる。花びらと思う部分が萼、蕊とと思っている部分が花である。「あぢさい」の由来は、「あぢ」は集まるの意の動詞で、「さい」は藍色のことで、藍色が集まるという意味からこの名前が在るとされる。花の色は...紫陽花
令和5年5月29日(月)合歓の花:ねぶの花マメ科の落葉高木、高さ10mにも達する。山中や川原などに自生。里近くの河原などでも見かける。葉は細かい羽状複葉で、小葉は10~20対生する。葉は夜間閉じて垂れ下がり、眠るように見えることからこの名前がある。漢字名のネムノキ「合歓木」((ごうかんと呼ぶ)は、中国に於いてネムノキが夫婦円満の象徴とされる事からと云われる。6~7月頃、雄蕊の長い花を咲かせるが「紅刷毛」に似てとても美しい。枝先に10~20個の花が集まって咲く。莢は篇長楕円形で、樹皮は打撲傷に効能があり、精神安定・不眠解消にも効能があると言われる。また害虫の駆除にも用いられている。木材は胴丸火鉢や木工、下駄の歯などに使用されている。今日5月29日、気象庁は本州の東海地方迄の地域が梅雨入りをしたと宣言した。朝...合歓の花
令和5年5月28日(日)おうちご飯カミさん達が集う「てとてとの会」が毎週3回(火、水、木)ランチサービスを開いている。名古屋港近隣に住むカミさんらのグループ「てとてと」では毎週一回クラフト教室の場で、人形や小物入れ等を作っている。他のグループも様々(古い着物を洋服に仕立て直す)在る様子。これらとは別に古民家を所有されるカミさんが、ご近所に住む独り居の方、中小企業にお勤めの方等向けの古民家カフェを開いてる。当初は一人暮らしの方に昼食を提供、相談事・話相手になっていたのが、誰もが自由に出入りできる交流の場となり、「古民家カフェ」となった。名古屋港に近い住宅地の路地裏に在る普通の古民家で、判り辛い場所、口コミで来られる方以外は、殆どがご近所の顔見知りばかりである。普通の家の玄関に入ると、正面に12畳位の部屋に8...おうちご飯
令和5年5月27日(土)梯梧の花:海紅豆インド原産のマメ科の落葉高木で、高さ10~15m。樹皮は白色を帯び、枝には太い棘がある。初夏、赤色の5~8cmの大きな蝶形の花を多数、密に総状花序につけ、美しく輝く。最盛期には、木全体が赤く見えるほどになる。沖縄県の県花で、九州から本州中部の暖地に咲く。別名の「海紅豆」はアメリカ梯梧ともいい、ブラジル原産。名古屋港の埠頭公園には、例年より早く真っ赤な梯梧の花が見頃を迎えている。埠頭公園の散策コース(北側駐車場から岸壁まで)の散策路沿いに真っ赤な蝶が樹木に叢るように見える。この公園は草花はなく、ユーカリ、ハンノキ、鈴懸などが青々と茂る中、ひと際目立つ紅の色、、、、、。冬場になると植栽の手入れをされる方達が、枝葉を落とし梯梧は裸木となる。それぞれの枝ぶりが違い、まるでポ...梯梧の花
令和5年5月26日(金)日向水桶や盥(たらい)に水を入れて日中、日向に出して置いて温まった水のこと。洗濯にも使うが、一日の務めや畑仕事等から帰った人たちの汗にまみれた身体を拭くのに適した温度になっている。ひと昔前には、少しお湯を足して行水にも使った。その後、自動で操作出来る「太陽温水器」が発達し、一軒家の屋根の上に設置されたのをよく見かけた。この太陽温水器はよく工夫が凝らされて居り、夏場には可成熱い湯が使え、風呂や炊事、洗濯等に使用されていた。最近ではこれに代わり、「ソーラパネル」を日当たりの良い場所に設置する自家発電装置が普及し始めている。太陽光熱をエネルギー源として、冷暖房・給湯・給電などに利用するシステムである。最初に設置費用はかかるが、数年すれば基が取れ、その後は電気代が節約出来るそうだ。当初、日...日向水
令和5年5月25日(木)玉簾の花:玉すだれヒガンバナ科の多年草。南米ペルー原産で日本へは、明治時代の初期に渡来した。葉は細長く30cm程の濃緑色をしている。夏に高さ30cm程の花茎を出し、その先端に六弁の純白の花を上向きに一つ開く。観賞用草花として庭園に栽培され、地下に鱗茎を付ける。日中に開花して、夜になると閉じる。玉簾の名は、白い小さな花を「玉」、叢生する葉を「簾」に見立てて「玉簾」と名付けられた。別名の「レイン・リリー」(雨百合)がある。まとまった雨の後に一斉に花茎を伸ばし開花することに由来する。葉は細長く濃緑色の棒状で、土の中から直接葉が出る。夏に一本の花茎に対して、花は一つだけ開花する。この花の仲間に桃色の花の咲く「サフランモドキ」が在る。また、「玉すだれ」の名で神戸売られる乾菓子が在るという。粉...玉すだれ
令和5年5月24日(水)未央柳:ビヨウヤナギ、美容柳中国原産、オダギリソウ科の半落葉広葉樹の小低木。日本へは凡そ300年前に渡来した。中国では「金糸桃」と呼ばれている。葉は対生し長楕円形で、一見柳の葉に似る。葉は冬の間でも落葉せずに残り、新葉が出ると同時に古い葉が落ちる。夏、茎頂に大型(5cm程)五弁の深緑色の花を数個開く。よく枝分かれして株立ち状になる。長く伸びた多数の雄蕊は金糸のように美しく、梅雨時に咲く花は人気がある。古くから庭木や公園樹として植えられ、花材としてよく用いられている。花弁はくさび形で、特に長い雄蕊が多数付きよく目立ち、雄蕊の基部は五つの束になっている。果実は円錐形で先端に萼片を残す。今年も地下鉄名古屋港駅前大通りにある花壇に未央柳の黄色の花が咲いていた。五弁の花の中央には、金色に輝く...未央柳
令和5年5月23日(火)未だ五月なぜ暑い夏が暑いのは、昔も今も変わりのないところで「暑さ」は三夏の季語となっているが、暑さを殊に覚えるのは梅雨が明けてからである。ところが、爽やかな五月のはずが暑い、、、、、。中日新聞朝刊より、二十二日、名古屋市や岐阜市などで30度を超える真夏日となった。十七日には岐阜県揖斐川町で35.1度、三重県松阪市で34.5度に達した。共に五月の観測史上で最高記録となった。梅雨入り前、なぜこれほど季節外れの暑さが続くのか、、或る気象学者は「地球温暖化の影響で偏西風の流れが蛇行し、日本列島の北方上では高気圧が押し上がり、偏西風が滞り暖気が居座り暑さが押し寄せた。南の暖気と北の寒気の堺目を吹き流れる偏西風は、暖気と寒気の温度差が大きいとまっすぐに流れるが、最近地球温暖化が進み、北方の寒気...地球温暖化
令和5年5月22日(月)フクシア:ツリウキソウアカバナ科フクシア属の植物、原産地は熱帯アメリカ。部メキシコ、中央アメリカ、アンデス山脈、ブラジル南東などの海岸、山地などに自生する。高さ1m以下で、葉はやや厚く夏に葉腋から長柄を出して、花は下垂して咲く。花の色は白、桃、紅紫など、八重のものも在る。名古屋の東山動植物園では、温室栽培される「フクシア」が見ごろを迎へその花の色、形は多種多様で40種ある。今朝(5月22日)の中日新聞に、「フクシア」の記事が掲載されていたので、引用紹介します。「まるで踊るバレリーナのようだ。衣装のチュチュの如く横に広がるのは萼(ガク)と、花びら色の組み合わせは白とピンク、赤と白、赤と紫とさまざま。そこから雌蕊と雄蕊がスラリとした脚のように伸びている。花の大きさは5~8cmほどで、下...フクシア
令和5年5月21日(日)石楠花:シャクナゲツツジ科の常緑低木、高さ2~4m葉は革質の長楕円形で表面は深緑色で光沢がある。裏面は淡褐色または白色の密毛を生じる。初夏にツツジに似た5~7弁の鐘形の合弁花を多数(10数個)つける。淡紅色の花は大ぶりで群がって美しく咲く。花の色は様々あり、やや紅茶がかった花、濃い紅色、白、紅白のまだら、薄ピンク等と豊富である。花冠は七裂するが、東日本には五裂の「アズマシャクナゲ」が自生する。シャクナゲは庭園などにも多く植えられているが、山中に自生して咲く花は美しく殊に魅力的である。今年は開花が例年より1~10日程早く、既に盛りを過ぎた所も多いようだ。この地域の鶴舞公園、徳川園、白鳥庭園等に多くのシャクナゲがツツジの様に咲き盛る。徳川園、白鳥庭園、東山植物園内に「しゃくなげの森」が...石楠花
令和5年5月20日(土)新緑の中村公園名古屋市の西部に中村公園がある。(現名古屋市中村区)名古屋駅から地下鉄東山線に乗り凡そ15分、「中村公園駅」で下車。地上に出ると右手に巨大で真っ赤な鳥居が出迎えてくれる。鳥居を潜り北へ10分程歩くと、公園入口に石の鳥居を潜ると木陰も多く、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間がある。新緑の中村公園。左手の池の畔に秀吉の少年時代、日吉丸とその仲間の像が立ち並ぶ。この地(中村)在住の貧農の子と生まれ育った。幼少期の記録は定かではないが、数多くの伝説、逸話が残されている。瓢箪型の絵馬、像の前を左手(北)奥に進むと豊国神社がある。(明治11年建立)大正10年、この地(中村)が名古屋市に編入されたのを記念して、昭和4年に、真っ赤な大鳥居が作られた。(京都平安神宮の鳥居よりやや高いそう...中村公園
令和5年5月19日(金)病葉:わくらば青葉の季節に、病害虫や風通しの悪さなどから赤や黄色に変色して朽ち落ちる木の葉。病気に侵された葉、色づきすがれた葉をいう。夏、万緑の中で蝕まれて黄色に色づいたり、赤く色づいたりして落下する葉は健全な葉に比べ、確かに病に取り付かれてしまった葉なのだろう。天文11年(1542年)の連歌書「宗養書とめ」の中に見られる発句に、わくら葉をさそひて落ちぬ秋の月とあるがこの句は例外的な作であり、江戸時代に夏の季語として定着した。(俳書には「わくらは」という訓みがある)夏の青々とした葉の中に虫食い等で変色した葉を夏の季語とした。病葉と書いて「わくらば」と読むのかはよく判らない。病葉の「病」を「わくら」とは読まないが、「葉」の字は「ば」と読む。二文字合わせて「わくらば」と読む。1961年...病葉
令和5年5月18日(木)汗拭い:ハンカチーフ、手拭い4汗を拭うための布で昔は手拭いを用いたが、今ではハンカチーフを使用する。手拭い、手拭い、ハンカチ、ハンカチーフは木綿、麻、絹、ガーゼなどの素材が在り、派手な柄や美しい紋様を染め抜いたものや、縫い取りをしたもの等多様である。暑い季節には汗を拭くものが手放せぬが、「汗ふき」はともかく「汗ぬぐい」という言葉は死語に近いものである。汗を拭くのにハンカチは最も一般的なものだが、ハンカチ自体は一年中で使われるもので「季節感」はやや乏しいようである。甲子園で活躍した「ハンカチ王子」は一世を風靡した、、、、。以前、大ヒットを飛ばした「木綿のハンカチーフ」等々、、、ハンカチに纏わる、「流行語」は数多く存在し話題に事欠かない。今年の季節の移り変わりは異常なほど早く、、、、、...汗拭い
令和5年5月17日(水)忍冬の花:スイカズラ、金銀花スイカズラ科の半落葉の蔓性木本、高さ2~3m山野に自生し時に観賞用に栽培され、前株に褐色の細軟毛を密生する。初夏(5,6月頃)、葉腋に細い筒形の芳香のある合弁花、白色又は淡紅色の厚唇形の花を開き、のちに黄色に変わる。花は二裂し、甘い香りを放つ。葉を内側に巻いて冬を過ごす。枝葉が冬も萎れず枯れないので「忍冬」(にんどう)と呼ばれている。10月頃、栗色の腋果(実)を結ぶ。茎や葉を乾したものは漢方生薬の「忍冬」とし、利尿剤や解毒・解熱剤となる。花を乾したものは、吹き出物の洗浄用として利用される。和名の「スイカズラ」は「吸い葛」の意で、細長い花筒の奥に蜜が在り、古くは子供が好んで花の茎の細い方を口に含んで甘い蜜を吸って遊び、この名が付いたといわれる。砂糖の無い頃...忍冬の花
令和5年5月16日(火)旅の日旅を愛する作家や芸術家等に依って結成された「日本旅ペンクラブ」(旅ペン)が1988年(昭和63年)に制定した)旅の日」。1689年(元禄2年)の5月16日(旧暦3月27日)に俳人の松尾芭蕉が江戸を立ち、「奥の細道」へ旅立った日に因んだもの。芭蕉は日光街道を北へ進み、陸奥・出羽・越後・加賀・越後などを彼(芭蕉)にとって未知の国を巡る旅であった。全行程約600里(≒2400km)に及ぶ旅であった。記念日は、忙しい現代社会に於いて忘れがちな「旅心」を大切にし「旅人」とは何かと、あらためて問いなおす事を目的とされる。日本旅のペンクラブは、全国あらゆるジャンルから「旅の大賞」と、「川柳」の入選作品を表彰している。日本旅のペンクラブは昭和37年(1962年)に設立し、作家やジャーナリスト...旅の日
令和5年5月15日(月)潮路句会5月例会日時:令和5年5月13日(土)13時~場所:大手コミュニテイセンター参加者:7名(うち1名、不在投句)兼題:1)聖五月、2)五月富士、3)当季雑詠、聖五月は、晴天の日が多く芍薬が開き、河鹿が鳴き、行楽やピクニック等の好季節となる。薫風に泳ぐ鯉幟も見られ、蠅や蚊でくるようになると、いよいよ夏らしい季節、、、。五月富士は、この頃になると富士山の雪も遠目には見えなくなり、夏めいてくる。然し現在では残雪と岩肌とが対照的である富士山を指す場合もある。知ってはいても、普段は中々使い慣れない季語に戸惑う。さざ波の光りの先に皐月富士玲子潮路抄ひとひらも白を濁さず牡丹散る玲子牧牛の黒光りせる聖五月魚青雲一朶日の出に染まる五月富士魚青紅を引きはにかむ少女聖五月美保子ほったらかしの庭に紫...潮路句会
令和5年5月13日(土)羊蹄の花:ぎしぎしのはなタデ科の多年草で、野原や畔等の湿地や道端などにも群生。茎の高さは、50~100cm程になり、上方で分岐する。葉は20cm前後の長楕円形で幅5~10cmの大型。5~6月頃に節々から淡緑色の小花が多数輪生し、全体で細い円錐状の花穂を出す。花が終わる頃に三綾の瘦果(果実)を結ぶ。茎や葉は蓚酸(しゅうさん)を含み、この強い酸味を除き食用とする。若い芽は水草の「じゅんさい」のように粘りを持ち「丘じゅんさい」とと呼ばれ食用となす。お浸し、和え物や漬物として利用される。根の部分は「しのね」といい、「大黄」に代用品となり、緩下剤として便秘に効能があるといわれる。また生の根を擂り潰して塗ると、皮膚病、オデキ、腫物に効能があるといわれている。公園の雑草が伸び放題ととなり、そろそ...ぎしぎし
令和5年5月12日(金)そら豆:蚕豆、はじき豆マメ科の二年生蔓性の作物。原産地は不詳とされるが、古来より西アジアで栽培、今では世界各地で栽培されている。2~3月頃、直径3cm程の紫色の蝶型の花を咲かせる。その後、長さ」10~30cmもある大きな莢を付け、中に3cm程の平たく親指の先くらい、薄緑色の実が3~4個の豆(種子)が含まれる。莢が空を向くので「天豆」と言い、莢の中にあるソラマメの実が、蚕(カイコ)の繭に似ていることから「蚕豆」という字が充てられた。(酒処では「天豆」表示する所もある。)近年、ハウス栽培など技術が発展して秋の一時期を除いて、一年中食べられるようになった。生のそら豆は「野菜」として扱われるが、豆が莢から出て空気に触れると直ぐに固くなり、「そら豆が美味しいのは3日間だけ」といわれるように、...蚕豆
令和5年5月11日(木)アマリリス:ジャガタラ水仙ヒガンバナ科の多年生球根植物で、地中に鱗茎を形成する。原産は中南米・西インド諸島とされ、18世紀初頭にヨーロッパにもたらされた。日本へは江戸の嘉永年間(1848~1854年)に渡来して、「ジャガタラ水仙」と呼ばれた。長大な線形の葉を叢生し、60~70cmの太い花径の頂部に散形花序をつける。百合に似た大型6弁の花を数個付ける。交配した品種は多く、花の色は赤、白、橙、紅白の絞りなどの様々に在る。温室栽培で冬場にも、鉢植えなどを楽しむことができる。ベランダのアマリリスが、今年も大輪の花を咲かせた。早や10年、当初は冬場になると球根を土に戻して鉢を室内へ移していた。ここ数年は、殆ど手入れもせず冬の間もベランダに放置した儘。それでも毎年、綺麗な大輪の花を咲かせ、我々...アマリリス
令和5年4月19日(水)松の芯:若緑、緑立つ松はマツ科マツ属の常緑針葉高木の総称。北半球温帯を中心に約100種」が分布する。葉は針状で2~3枚または5枚、雌雄同株、花は春に咲き雄花は毬状で新芽の頂に生じ、雄花は新芽の下部に穂状に密生する。球果はいわゆる「まつかさ」(松ぼっくり)。「若緑」とは、晩春に松の枝から出る松の新芽の事をいう。細長い緑の芽が10cm以上にも伸びて、真直ぐに天を指している様子はいかにもすくすくと旺盛な感じがし、明るく勢いがあり松の若葉のこともいう。「緑立つ」とは、春になって木々の新芽が出ることだが、多くは松の新芽のことをいう。白鳥庭園、吟行に出掛けた折り、大きな境内を持つ無住寺に出遇った。寺は手入れがなされず荒れ放題である、、、それでも木々の緑は逞しく、そんな中で一際大きく天に向い松の...松の芯
令和5年4月18日(火)紫荊:はなずおう中国原産のマメ科の落葉低木、高さ2~5m。中国中部から南東部、朝鮮半島、台湾など広く分布する。日本へは江戸時代に伝来した。「紫荊」(はなずおう)は、花の色が「蘇枋染め」の色に似ていることからこの名が付いた。4月下旬、葉に先立って枝の節々に紅紫色で小型の蝶形の花が咲く。白い花「シロハナズオウ」も在るようだ。花には花柄がなく直接、密生して1cm程の花が枝につく。花弁は、左右の2枚が翼弁、うえ中央部が旗弁、龍骨弁と呼龍骨弁の中には雄蕊が6個、雌蕊が1個ある。葉は円状心臓(ハート)形で光沢がある。花が終わると9月頃に長楕円形の莢(実)を結ぶ。一般家庭では余り見かけないが、鶴舞公園、平針農業センター、何故か東山植物園の温室で「紫荊」を見つけた。鶴舞公園、東山植物園、紅紫色の綺...紫荊
令和5年4月17日(月)新緑:緑さす初夏の若葉の爽やかな緑、瑞々しく色鮮やかな緑をいう。木によってその緑色は様々な色調を持っている。時が経つにつれ、それはほぼ同じ深い緑色に変わっていく。そうなる前の文字通り、新しい緑を指す。紅葉の季節が移ろい、冬枯れていた木々が芽吹いていよいよ鮮やかな緑色の葉を茂らせている。明るい緑が物に映える様を「緑さす」という。また緑色の樹木や草、殊に新緑の頃は「緑の季節」ともいう。常緑樹でも新緑となり、落葉樹の新緑となるのはそれより約1カ月程遅れて迎える。お茶の葉は5月の始め(八十八夜)頃に新芽が出る。また春先に、新緑が山の麓から頂へ駆けあがっていく様子を「新緑の峰走り」というそうだ。今年は草木の何もかもが早く、季節の移ろいは目まぐるしい。紅葉、積雪、冬枯れ、芽吹く、緑が少しずつ増...新緑
パソコンで、gooブログ接続時にDアカウント連携画面が現れ、接続不良。接続する出来る場合、他のブログに「いいね」を押すと、画面がフリーズし、ブログ出来ない等のトラブル続きです。暫く、ブログをお休みします。申し訳ありません。ヤギ爺パソコンのトラブル2
令和5年4月15日(土)本日(4月15日)、パソコンのトラブルにつきブログへの投稿が出来ませんでした。誠に申し訳ありませんヤギ爺パソコン、トラブル
令和5年5月14日(金)小粉団の花:こでまり、小手毬中国原産のバラ科の落葉低木。高さ1~2m4月末頃から白色五弁の小花を半球状に集合してつける。この形が毬(まり)に似ていることから、その名が付いた。また、鈴を掛けたようにも見えることから鈴懸ともいう。但し「鈴懸ノ木」とは名前が同じであるが、別種である。こでまりの葉は広披針状の鋸歯を有し、互生する。落葉性で耐寒性が強く、初心者でも育てやすい。一株から細かく枝が岐れて、白い花が毬状に集まって咲き、とても愛らしく感じられる花で、庭先などにも植えチョッと切って活けられるような、日常の何処にでもある花。ご近所の彼方此方の庭先に、よく見かける花である。どの花にも付く、害虫のあぶらむしが付き易いといわれる。また、「うどんこ病」といって、白いカビが生えるので風通しの良い場...小手毬の花
令和5年4月13日(木)蜆:しじみシジミ科の二枚貝で淡水に生息する真蜆、汽水域(海水の混じる河口付近)に棲む大和蜆、琵琶湖水系に棲む瀬田蜆、奄美諸島の以南に棲むヒルギ蜆貝などがある。島根県の宍道湖産の大和蜆は殊に有名で美味とされる。蜆の大きさは3~4cm程。真蜆は胎生で、他のものは卵生。殻の表面はオリーブ色または黒色で輪脈があり、内側は紫色を帯びている。シジミ汁、味噌汁の具として食する。また、むき身をおつまみにした酒の肴向ものが市販されている。ご近所の方から蜆をいただいた。友人らと採って来たと仰るがどれもとても小粒で、大きくても1cm程、夕餉の味噌汁にして頂いたが歯にもかからず、諦めて、味噌汁だけを啜った。カミさんは一個ずつ手で、実を取り出していたが、、、、、年に数度、スーパー等の店頭で蜆を見つけると、カ...蜆しじみ
令和5年4月12日(水)黄砂:霾(つちふる)春になりモンゴルや中国地方で強風のために噴き上げられた多量の砂塵が、偏西風に乗って日本へ飛来する現象をいう。メカニズム、気象用語で「黄砂」といい、3~5月頃に多く見られる。空がどんよりと黄色っぽくなって、太陽は正気を失い視界は著しく損なわれ、その状態を「霾晦」(よなぐもり)という。大正の末期頃から詠まれ出した季語といわれている。モンゴル、中国・北京、中国の北京市内では、「マスクを着用していても呼吸困難」と、道行く人のインタビューが流れる、、、、、、。ソウル市内では12日、黄砂危機警報が「注意」に引き上げられた。市街から離れた場所からソウル市内は霞んでいる。霞む、ソウル市内今日(4月12日)の午後に福岡県内で。今年初めて黄砂が観測された。他の地域では今夜から明日に...黄砂
令和5年4月11日(火)仔猫:猫の子猫の子は四季を通して生まれるが、春が最も多いことから春の季語となっている。繁殖期は未定であるが1~3月、5~6月頃に多く見られる。2ヵ月の妊娠期間を経て出産する。一度に産まれる数は4~6匹が普通といわれ、生後10日程で目がひらく。3週間ほどで巣穴から出て遊びまわる様になり、約8週間で離乳し、4カ月程で独り立ちするといわれる。子を孕んで物憂げな親猫、出生してまだ目のあかぬ仔猫、離乳して遊び始めた頃の仔猫など、いずれも可愛いものである。殊に仔猫が可愛く遊び心、好奇心が旺盛で互いにじゃれ合ったり、手毬などに戯れて飽く事を知らない仔猫、、、、、。身近に鑑賞できる事から、ペットの主役として人気NO,1の位置を占める愛玩動物となった。然しながら、ここ数年のコロナ過の中でペットショッ...仔猫
令和5年4月10日(月)躑躅:羊躑躅、蓮華躑躅ツツジ科ツツジ属(シャクナゲは除く)の常緑、又は落葉低木の総称。山野に自生する種類は多い。園芸品種を加えると更に多くなる。小枝を多く分岐し、枝・葉には細網がある。様々な色の大型の合弁花を単立または散形花序に開く。花の色は様々で、晩春から初夏にかけて白、紅、朱、紫などの花が次々に開花する。その花の美しさは人々の目を楽しませる。「羊躑躅」(もちつつじ)は、蓮華躑躅の漢名に由来する異称。「ねばつつじ」とも呼ばれ、腺毛が在ってネバネバするという。「八塩躑躅」は、幾度も染料に浸けて濃く、美しく染め上げたような花の色から付けられた名である。このように色とりどりに様々な種類のある躑躅は、暮春を代表する花といえようか、、、。今日は新一年生達が、上級生らに加わり始めて町内の分団...躑躅
令和5年4月9日潮路句会4月例会日時:令和5年4月8日(土)13時~場所:大手コミュニテイ・センター参加者:8名(うち、1名不在投句)兼題:1)花、2)風光る、3)当季雑詠暫く会を離れ、ネット俳句をされていた方(男)が復帰された。やはり、句会に参加した方が多くの意見を直接聞けるので、、、との事。何気ない温かみのある、生のおしゃべりも必要かも。まだ一人リハビリ中の方は、毎回投句を郵送されています。応援しつつ、我々も励みなる頑張りをされています。木漏れ日の移りてをりし著莪の花玲子潮路抄仰ぎ見る人を眩しめ揚雲雀玲子眩しさに句帳を翳す花の下魚青風なくば手持無沙汰の糸柳美保子春塵を立てる韋駄天三塁打千里松籟の古城守りて風光る輝子穏やかな光を放つ春の海政子風清か満天星の咲き揃ふ露地美智子徒然の人それぞれに桜満つヤギ爺潮路句会
令和5年4月8日(土)スイートピー:麝香連理草スイートピーは地中海沿岸の原産、ヨーロッパ各国で改良されたマメ科蔓性一年草の園芸品種・葉も花も豌豆によく似ていて、春に白、ピンク、紫、ブルー等の花が咲く。日本へは江戸幕末の頃に渡来し、「麝香連理草」「麝香豌豆」等の和名で呼ばれた。草丈2~3m程に育ち、花は蝶の翅のような形で芳香がある。花持保ちがよく切り花として好まれ、鉢植え垣根に植えられる。「匂い豌の別名はあるが、一般的に「スイートピー」の呼び名で親しまれている。温室栽培、出荷最盛期、このスイートピーが、俳人夏井いつきの著書「絶滅寸前季語辞典」に記述されている。「麝香連理草」の名がそうなのかも知れない。麝香連理草(じゃこうれんりそう)、晩春植物麝香連理草、スイートピーの別名、地中海沿岸原産で日本へ幕末に伝わっ...スイートピー
令和5年4月7日(金)世界保健デーWHO(世界保健機関)がはじめて設定された、4月7日を記念して1950年以来、毎年4月7日を「世界保健デー」(worldhealthday)として定められた。WHO本部(スイス・ジュネーブ)WHOの旗、デドロス事務局長、日本は1951年5月16日にWHOへ加盟した。現在のWHOへの加盟国は、190カ国である。(アメリカはトランプ大統領就任時に、WHO脱退を表明したがバイデン大統領就任時に直ぐにこれの撤回を表明した。)WHOの主な事業内容は、1)各種伝染病・感染病等に関する情報の公開とその対策。2)健康に対する世界各国の協力を図り、世界基準を設定する。3)災害発生時に対策を立て、即座に対応する。4)各国で健康に関する問題が発生した時には、医師や看護師を直ちに派遣する。202...世界保健デー
令和5年4月6日(木)入学:一年生、入学は小学校から大学までいずれも4月上旬に行われる。なかでも真新しい服に身を包み、大きなランドセルを背負って小学校の校門をくぐって行く新入生の姿は、ひときわ印象深く新鮮である。新しい学校に於ける未知の世界への第一歩である。新入生はみな新しい生活への期待と不安がの入り混じった気持ちで式に出席するのことになる。今日(4月6日)、名古屋地方の小学校で入学式が行われた。生憎の雨の中、真新しい服を着て両親に手を引かれ、、、、イヤ、小さな傘を差し親に手を引かれてぎこちなく歩いていく一年生の姿が在った。少子化の中、それでも町内では3名の新一年生が在った。以前、区政委員をしていた折り一度だけ雨天の入学式となった。式典は体育館で行われ、新一年生の入・退場は校舎の長い廊下の両側に我々が並び...入学式
令和5年4月5日(水)清明二十四節気の一つ、春分から十五日目で太陽の黄経が15度を指し陽暦の4月5日頃にあたる。清浄明潔を略したものといわれ、天地が清々しく明るい空気に満ちてくることをいう。燕が海を渡ってやってくる頃、木々には若葉が見え始める。うららかな日和に誘われ、タンポポの周りには蝶々が舞い踊る。清明祭:シーミー、ウーシーミー(御清明)二十四節気の清明の季節に沖縄で行われる「墓前祭」のこと。祖先の墓に参り、墓の清掃(草むしり等)をし「掃墓節」とも。清明祭は、中国で十七世紀中期の康熙帝(コウキテイ)の頃に始まったものが、沖縄へは十八世紀半ばに伝わったといわれている。都市を中心に農村の隅々にまで行われ、燃え立つ緑の中「亀甲墓」「破風墓」の前に家族や一族がうち揃う。墓を清掃、墓前に食事(豚肉料理、餅、菓子、...清明
令和5年4月4日(火)入社式:新社員企業では、その年の学校卒業者を新社員として採用する。毎年4月の年度初めには、採用試験に合格した新社員の「入社式」が行われる。入社後には暫くの研修期間をおくところが多い。初めて社会人となった初々しさや緊張感を漂わせている。通勤途中でも、真新しいダークスーツに身を包んだ姿をよく目にする。最近では優秀な人材を集める目的で、大企業などの採用試験は、卒業の前年の春から初夏頃までに行われる場合が多く、秋までには内定者が決定される。從って学生らの会社訪問は、前々年の春頃から始まる。昨日(4月3日)、官公庁や企業などで一斉に入庁式、入社式が執り行われた。厚生労働省では、三年ぶりに対面式入省式が行われた。マスクの着用については夫々の任意とされ、辞令交付や式辞を述べる際にはマスクを外して行...入社式
令和5年4月3日(月)春窮:しゅんきゅう、晩春の頃に食糧が欠乏してくること。朝鮮半島では草根樹皮を食べて、飢えを凌ぐようなより深刻な状態を意味する。また陰暦二月頃から農作業の準備が始まり、通例、春に必要となる種籾は前年の収穫の中から捌置きして置くが、つい生活の費用に充てられ、春には不足が発生し農民は困窮していた。このため、不足物資を貸し付ける出挙などの制度が在った。最近の食糧危機は、コロナ過に遇った(3年間)がやっと終止符を告げようとする中、昨年ロシアのウクライナ侵攻が始まり様々な世界的な危機状態が続いている。農業大国であるウクライナをロシア(こちらも食糧生産、エネルギー資源等の大国)が一方的に軍事侵攻し、街を破壊、虐殺を繰返して今尚戦闘は続き、長期戦の構えを見せている。これに対しアメリカの呼びかけに西側...春窮
令和5年4月2日(日)蛍烏賊:ほたるいか、まついかホタルイカ科の軟体動物日本近海の深海600mに棲み、体表に発光体を持つ。3~6月頃、産卵のため沿岸に集まり光りを発するので、この名がある。「コイカ」「マツイカ」とも呼ばれ、胴長は雄4cm・雌6cm、重さは約10gと小さな烏賊である。ホタルイカの名は、英名の「FIREFLYSQUID]と同様の意味「ホタルイカのようなイカ」から、この名がある。以前は、ホタルイカは飼料や肥料として利用され、松の木の根基に撒いたため「マツイカ」との呼び名も。(定かではない)海上に蛍烏賊の光りが明滅するさまは美観を呈する。富山湾の滑川、海津地区の海岸での蛍烏賊は特に有名で「蛍烏賊群遊海面」は国の天然記念物に指定されている。数十万匹の大群が産卵のため海岸近くに押し寄せ、砂浜にも多くの...ほたるいか
令和5年4月1日(土)四月ばか:エイプリルフール、万寓節4月1日はエイプリルフール、「四月馬鹿」と云われ、其の日だけは罪のない嘘や悪戯で人をかついでも許されるという。日本へは大正年間に伝わったとようで「万寓節」といわれた。欧米の新聞、テレビ等ではユーモラスな嘘のニュースを流した。西洋の古暦では2月25日が新年で、春分祭の最終日の4月1日に贈り物を交換する風習が在ったという。ヨーロッパ起源の風習は大正年間に日本に伝わり、英語のエイプリルフールの直訳で「四月馬鹿」、フランス語では「フワソン・ダヴリル」、中国では「万寓節」という。1561年、フランスのシャリル9世が1月1日を新年とする暦を発表、それに反発する人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎを始めたのが起源と云われる。インドで悟りの修行を春分から3月...万寓節
令和5年3月31日(金)虎杖:いたどり、酸模(すいば)今年も、ご近所から「虎杖」を頂いた。高山の親戚から届いた、山菜のお裾分けである。虎杖は、山野に自生する雌雄同株のタデ科の多年草。茎は太く、直立した高さは2mに達する物もある。高山の物は丈が短いが、北海道や東北地方では別種のオオイタドリで丈は3mにも達するものもある。春先に伸びる若い茎は柔らかく筒状で、ウドに似ており、中空の茎は紅色、微紅の斑点があり、竹のように節がある。若い茎は酸味があり、生食したり、塩漬けにしたりする。卵形の先の尖った葉は、煙草の代用品として用いられた。夏、淡紅色または白色の花が、茎の頂に円錐花序をつける。また、根の部分は「虎杖根」として利尿・通経・健胃剤として薬用とされる。古名は「たぢひ」「さいたづま」といわれる。和名「イタドリ」の...虎杖