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何かをすてて 何かをひらおう https://blog.goo.ne.jp/hahananakoko

田舎暮らしも捨てたもんじゃない。 

平々凡々だけどそれなりに満足、ちょぴり不満。一日一句。

何かをすてて 何かをひらおう
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2015/05/13

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  • 今 誰かが ,,,,

    二週間ぶりの医大だ。眼科の予約で訪れた。夫が正面玄関へ車で横づけしてくれる。昨日は午后の予約だったから、いつもの混雑はなかった。写真を撮る位置によにより、内部の様子が、すごく違って見える。こんなリルケの詩が突然に浮かんできた。いま世界のどこかで泣いている、理由もなく泣いているの者は私を泣いているのだ。いま世界のどこかで笑っている理由もなく笑っているのは者は私を笑っているのだ。、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、いま世界のどこかで死にかけている、理由もなく死にかけている者は私を見つめている。何んと言う哀しい詩を想いだしたのか?ここに入院をしている誰、彼はみん病と闘っている。明日、晴れて退院をする人。一度、家族との生活に戻って行く人。そんな人たちのことが頭の中で浮かんでは消える笑う人、泣く人が入交る...今誰かが,,,,

  • 買い物カート

    買い物用のカートを買った。以前、道路を歩いていて、すってんころりと転んだ。おまわりさんが駆けつけて来た。附近で工事をしていた職人さんがとんで来てくれた。心配と迷惑をおかけした。自分でも、ここまで足と腰が弱っているのかと驚いた。いつも杖をついて歩いている。買い物には、買い物用のカートを引いてはいるが、輪は二個。それで、電器屋さんで見つけた、四個、輪の付いたカートを見つけて飛びついて買った。これだと転ぶ心配が少し減る。いつも買い物をするKマート、イオン系のパーワフルな店舗。どちらへも、歩いて12~3分。夫の足を借りなくても一人で歩いて買い物に不自由をしない。歳をとると、何が必要になるか計り知れない。とりあえず、買い物の件は私の中で解決をした。☆春霖や名知らぬ鳥が電柱に買い物カート

  • 入院日記(8)

    事の発端は、このカッップ。今になればお笑い種。馬鹿な看護見習いと馬鹿な老患者。一日のうち、午前中にに二時間、午後に二時間くらい病室を訪れる看護助手が二名。おしゃべりを楽しむ?お互いに?こんな若造と、話題が合うはずが無い。無理してお相手をしているのにも気づかぬ、バカ看。ある日の事、私が、お喋りの最中に「上記に載せて」いるカップにお湯を汲んできてくれるように依頼をした。すると一人の助手が「上の看護師に相談をします。」と応えた。それを聞いた私は、ためらう事なく「出入り禁止、ここにはもう来ないで」と言った。私にすれば正直なところ、悪びれることも無く単純にカップにお湯を汲んできてもらえると大いなる勘違いをしたようだ。その後、看護婦長が私の部屋に来て「出入り禁止」の仔細を、まあな~あやまりつ、看護助手の話と私の話の整...入院日記(8)

  • しりとり雑感

    日常が戻ってきた。買い物の途中、栗林公園へ寄った。梅園の紅梅。お日様がさんさん、、、梅の木の枝が影絵のようにくっきりと美しい。このニ三日のしりとり俳句から。つくづくと、いつまでたっても進歩のない、へたな俳句ばかり詠んでいる。恥ずかしげもなくブログに載せる。全く、、、何んと言いましょうか。:胸切な巡り来三月十一日:遠雷とまがふ雪解の轟ぞ:早蕨や石佛並ぶ登山口:大試験終わりて箍のゆるびけり:丁々発止竹刀打ち合ひ卒業す:まだ癒えぬ恋の傷跡ミモザ咲く:鳥帰る無性にカレー食べたき日:鯛釣り草ゆらゆら悩み果てしなき:人の出入り無き病室や日の永し:夜の梅一燈点すごときかな俳句は難しい。だから詠むのわ止めたら。いいえ、それも難しい。しりとり雑感

  • 入院日記(7)

    病院の受付を終え、入院室へと廊下を歩いていて、途中で図書室を見つけてしまった。廊下の右側を見ると図書室があった。本の匂いがした。(ウソ)とにかく病室へ行くまでに図書室の有り処を知ってしまった。入院をして、二日目は目の手術。それからは、おとなしく病室に籠っていたが、、、図書室へ見参を。病室を出て歩ききまわるのには、看護師の詰所の前を通らなければならない。パジャマのズボンをはき替えて、カーデガンをはおり、こそこそと詰所の前を通りぬけた。玄関に近い、図書室は通る人も多い。午后になると、入院患者の見舞いの人も多く行き交う。服の下に隠すように、本を借りて帰る。悪い事しているを訳では無いが、目の手術をして座ったままの生活を余儀なくされている。目を大切に大切にしなければならないのに、本を読むなんて。。。。、、、と自分で...入院日記(7)

  • 入院日記(6)

    かわたれ時の風景。その日は雨だった。この時間が一番に淋しい時だ。街に灯がぽっぽと点り始める。街灯の向こうは幹線道路になっていて、朝夕はひっきりなしに通勤の車が通るのが見える。部屋から見える正面の病院。大きい看板ごとき物も。横になっていても見える。(一度もベットを真直に、水平にやった事は無いけれど。)ベッドの横の枕頭台には、テレビ、薬箱、眼鏡、その他諸々と置いている。少し手狭だ。持って来ていたカセットが接触が悪くなったらしく使えなくなった。これが無ければ、夜も昼も過ごせない。捨てた。息子が代わりのカセットをすぐに買ってきてくれた。消灯時間が過ぎれば、イヤホーンを耳に入れて眠気が襲ってくるのを待った。とある日の食事。そろそろと涙が出てきそうなメニューの繰り返しになった。ご飯は一口か二口。おかずは全部食べるよう...入院日記(6)

  • 入院日記(5)

    病院の廊下をギャラリーに絵を展示している。「検査室に来て下さい」と呼ばれての帰りの廊下をふと、おり曲がってこれらの絵を飾っているのに出くわした。昔の田舎の原風景の絵。懐かしい郷愁を感じる絵が、廊下に14~5枚掛かっている。湖北には、今でもこんな景が残っているのか?いつか、どこかで見た事のある既視感。淡いタッチで病人が見ても刺激のないような色使いだ。メルヘンチックで心が和まされた。作者名を失念してしまったのが申し訳ありません。二階、検査室を曲がれば、壁いっぱいに飾られている。又の機会にじっくりと鑑賞をやります。とは。。。言えど。。。この絵を観ていて、病室への帰り順を忘れてしまった。あっち曲がり、こっち曲がっても病室へ帰れない。南棟を目指すが、全く判らない。私の部屋は南棟の6階だとは、判っているのだけれど、エ...入院日記(5)

  • 入院日記(4)

    入院をするにあたって、下着を買った。10日間くらいで退院をできるかな~と希望的観測をしていた。新しい下着は10枚買った。寝間着は、目の手術をやるから、前開きの着やすいのを用意した。手術をした顔に触れないように全部、前開きを用意した。二~三枚は新しく買った。後は手持ちの前開きパジャマだ。そして、自分で縫ったのも。気にいった布を買って、前開きの寝間着を縫った。以前に縫った前開きのパジャマも荷の中に入れた。パジャマ数着、下着10枚、、、と荷の膨らんでかさ張る事。昼間はどこから見ても寝間着です、、、ってのは避けた。廊下に出るのは、お茶を酌みに行くぐらいで、ずっと部屋で過ごす。食事も看護婦さんが運んでくれる。至れり尽くせりの完全看護。こんなで良いものか?と疑問?まるで重病人だ。四日もすれば、そろそろと看護婦の目を盗...入院日記(4)

  • 入院日記(3)

    入院をして、三日目か四日目。院内放送で「ヘリコプターの発着訓練を行います。騒音でご迷惑をおかけするかもしれません、、、、」との放送があった。ヘリの降下訓練の周知だ。発着場は私の病室から150~200メートル離れている場所だ。朝夕、日の出と日の入りを眺めている。吹き流しが吹いているのを見、風があるとか無いとか、時につけ親しく見ていた。快音を轟かせヘリが、どこからともなく飛んでくる。窓の傍で必死にスマホで写す。大方は失敗。ヘリの動きが早くて写らない。発着場の近くでは、動きまわる人の姿も見える。お尻が半分、見えるへり。何だか失敗したのかと思うような映像だ。目を凝らして見ているのにも疲れた。香川は瀬戸内海に多くの離島。怪我人を運ぶ。救急人の運ぶ訓練は日常、行っているのか?医大まで30分もあれば悠々と来ることができ...入院日記(3)

  • 入院日記 (2)

    17日間過ごしたベッドの周辺。ベッドの横に枕頭台。備え付けのテレビがある。カードを買って差し込むとテレビが映る。テレビの他にカセットデッキを持ち込んだ。カセットテープも50枚程、夫が無作為に選び家から持ってきてくれた。主に聴いたのは、宗次郎のこころのうた、安田姉妹のベストセレクション、華麗なる世界名曲等々、優しく流れる静かなメロディーだ。毎日、毎日横になる生活。ベッドを水平にして寝る事はできない。座ったまま、尾骶骨から根がでてきそうな状況。今思えば良く我慢ができた。褒めてやりたい。手術をやり、目に溜まった血液を無くするため。溜まった血液を目の下に下降ろすには、目を横にしたままでなくては駄目なのだ。90度にしたベッドに座り、ひたすら我慢の毎日。哀しい、辛いけれど早く良くなって退院をしたい一心だ。一週間から、...入院日記(2)

  • 一段と寒い日

    我が家の窓から望む屋島も雨と霧につつまれて一段と寒さを感じる。右側の建物は、昔のNTT後を買った後に、趣味の店を開いている場所。左の建物群は屋島山荘と呼ばれている昔の高級住宅街。昔のステイタスの地も、車の運転のできぬ老人には住みにくいと思う。屋島の市街地が見渡せる。秋になると、どんぐりを拾いに行く。石の佛さまが並んでいて、私は好きな場所である。退院をして、もう一週間以上が経つ。月曜日に病院に行ったけれど、まだ本調子では無い。次の予約日を決めて下さった。見え難い。痒い。思いだしたように少し痛む。守ろう保護しようと思うから身体の動きに調子が出ない。顔を洗うのも思いどおりにゆかぬ。病院では、座ったままの生活だった。帰っても、枕を高くし、首を持ち上げて目を庇う。寝たような感じがしない。体力も落ちている。何もやる気...一段と寒い日

  • 入院日記 (1)

    とある早朝。私の病室から見える景。電気の点いている部屋は、いつも点いている。何の部屋だか皆目、検討は付かない。人景も、した事が無い。建物の向こうには、ヘリポートがある。いつも吹き流しが、そよいでいる。大きい音がしたと思ったらヘリが着地をする。音だ!窓辺に注目!見る間に着陸。写真を撮ろうとスマホを構える間も無く、へリポートとおぼしき建物に止まっている。とある日の食事。ご飯だから昼かな?夜かな?飯は、わたしには硬かったから、少し柔らかくして下さいと頼んだ。美味しいくも無く不味くもなく、上げ膳据え膳の環境に居て文句のつけようが無い。量としては、私には多すぎる。ご飯は食べない。さみしいかな、、、持参の柴漬けや、うめぼし、浅利の佃煮でお茶をにごすことが多かった。ああ、、お饂飩が欲しいと思えば、呼ぶよりそしれでで次の...入院日記(1)

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