chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
みけの物語カフェ ブログ版 https://blog.goo.ne.jp/mikeyomoyama

いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください

みけの物語カフェ ブログ版
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2014/10/11

arrow_drop_down
  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0565「しずく28~母の思い」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1455「生存確認」

    中学生(ちゅうがくせい)の娘(むすめ)にメールが届(とど)いた。大叔父(おおおじ)からだ。お正月(しょうがつ)に家族(かぞく)で遊(あそ)びに行ったとき、大叔父から頼(たの)まれてしまったのだ。大叔父は一人暮(ぐ)らしで、いつ倒(たお)れるか分からないからその時のためにと。ちゃんと生きてることを誰(だれ)かに知らせたい、ということみたい。メールを受け取るぐらいならと娘は引き受(う)けたのだか…。初めのうちは短い文(ぶん)で「生きてるよ」みたいな感(かん)じだった。それが、だんだん長くなっていって…。そのうち、小説(しょうせつ)のような物語(ものがたり)になってしまった。ひとりでいるから暇(ひま)なんだろうけど…。でも、大叔父のお話は奇想天外(きそうてんがい)でとっても面白(おもしろ)い。学校(がっこう)の...1455「生存確認」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0564「海賊島1」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0563「偽りの仮面12」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0562「偽りの仮面11」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0002「怪事件ファイル」

    「蜘蛛の糸」2翌朝早く、二人は駅の改札口で待ち合わせた。いちごは係長からの命令もあり、しぶしぶ同行することになったのだ。いちごは山田の荷物を見て驚いた。小さなバスケットに猫が一匹入れられていた。黒のとら猫で、毛の色つやからみても年老いた猫である。「なんで、猫なんか?」いちごは挨拶もそこそこに質問をあびせかけた。「いや、それが」山田は頭をかきながら、「行きつけの中華飯店の女将さんに頼まれまして、しばらく預かることになってしまって」「それにしたって、連れてこなくてもいいじゃないですか」「一人にしておくのは、どうも可哀想で…」山田は猫を覗き込み、「なあ、アリス」「もう、信じられない」いちごは山田を睨みつけて、「一人じゃなく一匹でしょう。もういいから、行きますよ」いちごはそう言い捨てると、先に改札を抜けて行った。...0002「怪事件ファイル」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0561「偽りの仮面10」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0560「しずく27~最後の朝」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1454「臨床試験」

    男は妻(つま)から勧(すす)められたサプリメントを口に入れると言った。「あの薬(くすり)は完成(かんせい)したのか?」前に立っていた女がそれに答(こた)えて、「はい、臨床試験(りんしょうしけん)は間(ま)もなく終了(しゅうりょう)の予定(よてい)です」「そうか…」男は顔(かお)をしかめるとコップの水を口に流(なが)し込んで、「まったく、なんて苦(にが)いサプリだ。こんなのが身体(からだ)にいいとはとても思えんなぁ」女はメモを取りながら、「分かりました。善処(ぜんしょ)します」男は手を振(ふ)って、「ああ…、こっちの話しだ。気にせんでくれ。私の身体のことを気にかけてくれるのはいいんだが…。妻は、どうも心配性(しんぱいしょう)なんだよ」女は気を使ってか、「お優(やさ)しい奥様(おくさま)なんですね。あたしには...1454「臨床試験」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0558「偽りの仮面8」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0557「偽りの仮面7」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0005「いつか、あの場所で…」

    「大空に舞え、鯉のぼり」2「違うの。高太郎君は悪くないの。…悪かったのは私の方なんだから」私はすべてを打ち明けた。どうしてゆかりと友達になったのか。そして、高太郎君が言ったことは間違っていないって…。これ以上、嘘をつきたくなかった。本当の自分を取り戻したかった。これで友達をなくすかもしれないけど…、それでもいいって思った。でも、ゆかりの反応はまるで違っていた。ゆかりは私の言ったことを笑い飛ばして…、「なんだ、そんなことで悩んでたの?気にしない、気にしない。私だって似たようなことしてるから。実はね、自分の部屋が欲しくて、いま根回ししてるとこなんだ」ゆかりは四人兄弟の三番目。彼女以外はみんな男ばかり。私は一人っ子だから羨ましいんだけど、ゆかりに言わせると生存競争が激しいんだって。自分の欲しいものは主張しないと...0005「いつか、あの場所で…」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0555「しずく26~帰宅」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0554「偽りの仮面5」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0553「偽りの仮面4」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1453「とある公園」

    彼女は家の近くの小さな公園(こうえん)を通って家に帰っていた。こっちの方が近道(ちかみち)なのだ。ある日のこと、彼女は公園のベンチに空(うつ)ろな目をしたおじさんが座(す)っているのを見かけた。確(たし)か、昨日(きのう)もここに座っていたはず。洒落(しゃれ)た身(み)なりのおじさんなので、彼女の記憶(きおく)に残(のこ)っていた。「どうしたのかな?」彼女はちょっと気になった。でも、話しかける勇気(ゆうき)はなかった。次の日も、そのおじさんは同じベンチに座っていた。今日は従兄(いとこ)が一緒(いっしょ)だったので声をかけてもらった。すると、そのおじさんは二人の方を見て言った。「君(きみ)たちは…わしのことが見えるのかい?」おかしなことを言うなと、二人は顔(かお)を見合(みあ)わせた。彼女はますます気になっ...1453「とある公園」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0552「偽りの仮面3」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    読切物語0058「恋の時計」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0551「偽りの仮面2」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0004「優しい嘘」

    結婚十数年目の夫婦。朝食の情景。和子(お茶を出して)「ねえ、昨夜も遅かったみたいね」孝夫(ちょっと動揺)「えっ…、そうだね」(ご飯を頬張る)和子(夫の前に座り顔色をうかがいながら)「仕事、そんなに忙しいの?」孝夫(ご飯をのみ込んで)「うん…、ちょっと忙しいかな」和子「へーえ、そうなんだ」孝夫「なに?なんか…」和子「別に…。そうだ、昨夜、山田さんから電話があったわよ」孝夫「えっ、山田から?なんて…」和子「さぁ。でも、あなた、会社にいたのよね。なんで家に電話してきたのかな?」孝夫「昨日はさ、外回りしてて、直帰するって言っといたから。たぶんそれで…」和子「あれーぇ。でも、山田さん、あなたは定時で帰ったって言ってたわよ」孝夫「あれっ、おかしいな…」中学生の娘・あずさがあわてて飛び込んで来て、食卓に座る。あずさ「お...0004「優しい嘘」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0550「しずく25~倶楽部勧誘」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0548「パパって?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1452「なにものでもない」

    私は特別(とくべつ)な人間(にんげん)ではない。地位(ちい)や名誉(めいよ)を求(もと)めていないし、金持(かねも)ちになりたいとも思わない。子供(こども)の頃(ころ)、親(おや)や親戚(しんせき)、周(まわ)りの大人(おとな)たちは、将来(しょうらい)のために勉強(べんきょう)しろとか、何か目標(もくひょう)を持てとか言ってたけど、まだ子供だった私にはピンとこなかった。でも、夢(ゆめ)がなかったわけではないと思う。今となっては、もう忘却(ぼうきゃく)の彼方(かなた)に行ってしまっているが…。私は夢を否定(ひてい)しているわけではない。憧(あこが)れるものがあるのならそれを極(きわ)めればいい。どんどん夢に向かって突(つ)き進(すす)め。やりたいようにやればいい。でも、それは私とはまったく関係(かんけい)...1452「なにものでもない」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0547「見ていた」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0546「鳶に油揚げ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0545「しずく24~落ちる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0001「怪事件ファイル」

    「蜘蛛の糸」1「いい加減に本当のことを言いなさいよ!」取調室に若い女刑事の声が響いた。容疑者とおぼしき男は困った顔をして、「だから、さっきから違うって言ってるじゃないですか」女刑事は机を叩き、「じゃあ、なんであんなところにいたの!」と男の顔を覗き込んだ。しかし、男はまったく動じる気配もなく、「刑事さん、化粧とかちゃんとした方がいいですよ。美人の顔立ちなんだから…」と優しい笑顔で答えた。女刑事の怒りが頂点に達したとき、ドアが開いて年配の刑事が顔を出した。「おい、いちご。容疑者を捕まえたって、本当か?」「はい、係長。この男です。現場をうろついていたので連行してきました」「そうか」年配の刑事はそう言うと、容疑者の顔を見て驚きの声をあげた。「山田さんじゃないですか!いつ日本に帰ってこられたんですか?」「あっ、お久...0001「怪事件ファイル」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0544「運命の囁き」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0543「こんなはずじゃ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0542「煮え切らない」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1451「抑えきれない」

    彼女はちょっとやっかいな人だ。平気(へいき)で嘘(うそ)をつく。でも、僕(ぼく)は知っている。そんな時の彼女は、人恋(ひとこい)しく思っているときなのだ。誰(だれ)かにそばにいて欲(ほ)しいから、人を困(こま)らせるようなことを言ってしまう。彼女と知りあったときから、僕はそのことに気づいていた。他の人たちはそんな彼女を悪(わる)く言うけど、僕はそんなこと思わないし彼女の味方(みかた)でいたいと決(き)めている。彼女は人付(ひとづ)き合いが苦手(にがて)なだけなんだ。思っていることの半分(はんぶん)も口(くち)に出せない。だから他の人から誤解(ごかい)されてしまうのだ。ある日のこと…。それは、僕が女友だちと一緒(いっしょ)にいたときだ。突然(とつぜん)、彼女がやって来て、僕に向かって怒(おこ)りだした。僕は...1451「抑えきれない」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0541「旅する…」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0539「本当の気持ち」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0004「いつか、あの場所で…」

    「大空に舞え、鯉のぼり」1いつも引っ越してばかりで、私には故郷(ふるさと)と呼べるような場所はないんだ。転校したのだってこれで三回目。そのたびに友達を作り直さないといけない。これが結構大変なんだ。ママみたいにはなれない。ママはどこへ行ってもすぐに馴染んでしまう。これは才能の一つだわ。いつも感心しちゃう。私は不器用。それに…、みんなが思っているような良い子じゃない。可愛くもないし…。私は自分の顔が嫌いなんだ。この顔のせいでいつも苦労するの。もっとブスになりたい。本当の私は違うんだから。どこへ行ってもそうなんだ。いつも自分を装(よそお)って、みんなが思っているようになろうとしている。自分を誤魔化して…。今度だってそうなの。誰と友達になれば上手くやっていけるか。まず考えるのはこのことなの。これが今の私の唯一の才...0004「いつか、あの場所で…」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0538「花火小会」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0537「助手の秘密」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0536「カツ丼」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1450「しずく205~新しい能力」

    人形(ひとがた)が川相初音(かわいはつね)に迫(せま)っていた。彼女の能力(ちから)はもうほとんど残(のこ)っていない。突然(とつぜん)、水木涼(みずきりょう)が目を覚(さ)ました。そして起き上がると感情(かんじょう)のない声で神崎(かんざき)つくねに言った。「私に任(まか)せて」涼は両手(りょうて)を前に突(つ)き出すと、彼女の目が青く輝(かがや)いた。次の瞬間(しゅんかん)、両手から光が放(はな)たれた。光は網(あみ)の目のように広がって、人形だけを切り裂(さ)いていく。つくねは思わず呟(つぶや)いた。「すごい。こんなことできるなんて…」初音は逃(に)げ出そうとするが足が思うように動かない。上空(じょうくう)にいた川相琴音(ことね)が助(たす)けに降(お)りて来た。二人はつくねたちがいる方へ向かった。...1450「しずく205~新しい能力」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0535「しずく22~ここ、どこ?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0534「嫌いじゃない」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0533「沈没船の謎」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページで再公開しました。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0003「小悪魔的微笑」

    小さな結婚式場で、受付をすることになった初対面の二人。さやか「ねえ、花嫁のドレス、見た?超ダサくない」山本「そんな…。(小声で)他のお客さんに聞こえますよ」さやか「別にいいじゃん。どうせ、ちんけな結婚式なんだから」山本「ダメですって、そんなこと言っちゃあ」さやか「正貴も、何であんなブスにしたんだろう」山本「ブスって。姫野さんはブスじゃないですよ」さやか「あんた、あの女のなに?」山本「なにって…、友達ですよ」さやか「私、むかし正貴と付き合ってたから、あいつのこと何でも知ってんだよね」山本「えっ!?」さやか「そんなに驚かなくてもいいじゃん。むかしのことよ」山本「昔って?」さやか「あの二人、ぜったい別れるね。一年もたないんじゃないのかなぁ」山本「そんなことないですよ。別れるなんてことは…」さやか(山本の顔を覗き...0003「小悪魔的微笑」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0532「侵略の始まり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0531「タイムスリップ7」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0530「しずく21~屋上」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1449「入れ替わり」

    とある飲(の)み屋で知り合った若(わか)い男女。何度(なんど)か顔を合わせるうちに親(した)しくなって、どうやら意気投合(いきとうごう)したようだ。何でも話せるくらいの仲(なか)になったとき、女は男に愚痴(ぐち)をこぼした。「もし、あたしが男だったら、もっとやりがいのある仕事(しごと)ができるのに。不公平(ふこうへい)だわ」男は相(あい)づちをしながら、「そうか…。君(きみ)は、男になりたいのかい?」「えっ?いいえ、そういうことじゃなくて…。女だと、仕事で成果(せいか)を出しても認(みと)めてもらえないのよ。ぜんぶ、男が手柄(てがら)を持っていっちゃうの。もう、仕事辞(や)めちゃおうかなぁ」どうやら、女は酔(よ)っ払っているようだ。男は、そんな彼女にある提案(ていあん)をした。「どうだろう…。君が受(う)...1449「入れ替わり」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0529「タイムスリップ6」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0528「タイムスリップ5」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0527「タイムスリップ4」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0003「記念写真」

    とある山の頂上付近に、一本の樫の大木が立っていた。そこからは遠くまで見渡せて、なかなかの眺めである。ここは有名な観光地でもなく、ハイキングコースにもなっていなかった。初夏の晴れた日。樫木の前で三脚を立てている初老の男がいた。毎年、同じ日に夫婦そろってこの場所に来て、記念写真を撮っていたのだ。もう三十年以上も続けている行事で、幸いなことに<悪天候で延期>になったことはなかった。この夫婦には二人の娘がいた。娘たちが小学生の頃までは、いつも一緒に写真を撮っていた。でも、娘たちが成長するにつれ、あまりついて来なくなった。娘たちは思っていたのかもしれない。この日は両親にとって特別な日だから、二人だけにしてあげようと。そんな娘たちもいまは嫁いで、ここ数年は夫婦二人だけに戻ってしまった。でも、今年はいつもと違っていた。...0003「記念写真」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0526「タイムスリップ3」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0525「しずく20~幻覚」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1448「日記」

    僕(ぼく)は毎晩(まいばん)日記(にっき)を書いていた。その日の出来事(できごと)や感(かん)じたことなど思いつくままに…。ある日、僕は今まで書きためていた日記を最初(さいしょ)から読み返してみることにした。二年ほど前まできたとき…。ちょうどこの頃(ころ)は彼女がいて幸(しあわ)せを感じてたときだ。彼女とはいろんなところへ遊(あそ)びに行った。彼女の顔(かお)が浮(う)かんでくる。何で別れちゃったのか?今となってはよく思い出せない。日記には彼女と遊園地(ゆうえんち)へ行ったと書いてあった。僕はそこで首(くび)を傾(かし)げた。遊園地に行った記憶(きおく)がない。それに、ジェットコースターに二人で乗(の)ったと…。でも、そんなはずはない。僕は、子供(こども)のときから高い所(ところ)はダメなのだ。だから絶対...1448「日記」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0524「タイムスリップ2」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0523「タイムスリップ1」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0522「秘湯めぐり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0003「いつか、あの場所で…」

    「初めの一歩(いーっぽ)」3彼女が僕の家の前を通り過ぎたとき、彼女との距離十メートル。僕の頭の中はどう呼び止めようか、それしかなかった。声をかけようとしたその瞬間、彼女は僕の視界から……消えた?僕はその場に立ちつくした。彼女の消えた先は…、隣の家!?僕は急いで家に飛び込んで…、「ねえ、母さん!隣に引っ越してきた人ってさぁ…」「ただいまでしょう。なに慌ててるの?」「あっ、ただいま。だから、隣の人って…」「上野さんよ。娘さんがあんたと同じクラスになったんだって?」「そんな…」「あれ、知らなかったの?」「だって、会ったことないし…」「いつもぎりぎりじゃない家を出るの。隣の子なんか余裕で出かけてるわよ」「なんで教えてくれなかったんだよ」「仲良くしてあげなさい。お隣さんなんだから。そうだ。呼びに来てもらおうか?」「...0003「いつか、あの場所で…」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0521「ゴロゴロ天使」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0520「しずく19~呼び出し」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0519「男子会」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1447「とりこになる」

    僕(ぼく)はひとりで喫茶店(きっさてん)にいた。仕事(しごと)が思いのほか早く片(かた)づいて、次(つぎ)の約束(やくそく)まで時間(じかん)が空(あ)いてしまったからだ。僕はコーヒーを飲みながら思索(しさく)にふけっていた。その時だ。見知(みし)らぬ娘(むすめ)が声をかけてきた。「あなた、あたしに恋(こい)をしましたね」僕は思わず答(こた)えた。「何を言ってるんだ?君(きみ)は――」娘は僕の言葉(ことば)をさえぎって、「さっきから、あたしのことチラチラ見てたでしょ」「いや…。見てないよ。君のことなんか…」娘は僕の顔をまじまじ眺(なが)め、「もう、そんなに恥(は)ずかしがることないよ」「だから、そういうことじゃなくて…」僕は思わず次の言葉を呑(の)み込んだ。おかしい。さっきまで店(みせ)にいた客(きゃく)...1447「とりこになる」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0518「又三郎?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0517「明晰夢」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0002「食いしん坊のルームメイト」

    とあるアパート。越してきたばかりなのか、段ボール箱などが積み上げられている。真一が段ボール箱を一つずつ開けながら、真一「これは、台所用品と…。あれ…、これ捨てようと思ってたのに、何でこんなところにあるんだ。ああ…、もうぐちゃぐちゃだな。どこに何が入ってるのか分かんないよ」真一が積み上げてある段ボール箱をどかすと、部屋の隅に女が座っていた。真一「(驚いて)わぁ!えっ…、だれ?何でこんなところに…」幽子「初めまして。私、幽子って言います。どうぞよろしく」(三つ指ついておじぎをする)真一「ゆうこ?えっ…。どっから入ってきたんだよ」幽子「私は、ずっとここに居たよ。今日から、ルームメイトだね」真一「はぁ、なに言ってるの?ここは俺の部屋だから。早く、出てけよ」幽子「それは、ちょっと無理かなぁ。だって、ここから出られな...0002「食いしん坊のルームメイト」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0515「しずく18~新任教師」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0514「愛のから騒ぎ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1446「縁結び」

    神様(かみさま)が集まって年一回の会議(かいぎ)が開かれていた。そこで、最近(さいきん)の結婚(けっこん)しない問題(もんだい)が議題(ぎだい)に上がった。神様たちの言うことには、これは縁結(えんむす)びの神の怠慢(たいまん)ではないかと。実(じつ)のところ、この神様、怠(なま)けることが多いようでノルマをこなせていないようだ。でも、縁結びの神はこう反論(はんろん)した。「俺(おれ)はちゃんとやってるぞ。俺が縁を結んでやっても、それをぶち切るのは人間(にんげん)の方だ。これは、人間たちがいけないんだ。こっちは、そこまで責任(せきにん)なんか持てない」他(ほか)の神様たちは険(けわ)しい顔をした。確(たし)かにそれは否(いな)めないことだ。昔(むかし)と違(ちが)って、今は縁の結び方が難(むずか)しいのかも...1446「縁結び」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0512「気がある」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0511「千年の恋?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0510「しずく17~はじまり」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0002「ありがとう」

    初夏の晴れた日。今日は大吉と涼子の結婚式当日。支度を終えた涼子は、花嫁の控え室でドキドキしながら式の始まるのを待っていた。大吉も一人、控え室で落ち着かない様子。二人が結婚を決意するまでには、いろいろなことがあったのだろう。大吉には一つだけ心残りがあった。それは、いちばん喜んでほしかった妹を、ここに呼ぶことができなかったこと。もう、七年も音信不通のままになっていた。控え室のドアをノックする音で、大吉は我に返った。もう式の始まる時間である。きっと式場の人が呼びに来たのだと思い、大吉は「どうぞ」と声をかけた。しかし、誰も入っては来なかった。大吉は誰かが悪戯でもしたのかと、ドアを開けてみた。「えっ…」大吉は思わず声をあげた。ドアの外には、きれいに着飾った若い女性が立っていたのだ。それも、見覚えのある。「お兄ちゃん...0002「ありがとう」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0509「プライド」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0508「きゅんきゅん」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0507「志願する」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1445「しずく204~飛べない」

    人形(ひとがた)は次々(つぎつぎ)に湧(わ)き出てくる。そして神崎(かんざき)つくねと眠(ねむ)ったままの水木涼(みずきりょう)に近づいて来た。つくねはそばに落ちていた棍棒(こんぼう)を拾(ひろ)い上げて投(な)げつける。棍棒は人形に突(つ)き刺(さ)さったが何のダメージも与(あた)えられなかった。それどころか、棍棒は人形に呑(の)み込まれていった。つくねは涼を抱(だ)き起こして、アキの近くへ飛(と)んだ。そして柊(ひいらぎ)あずみに叫(さけ)んだ。「先生(せんせい)!こいつらに触(ふ)れたら取(と)り込まれるかも。こっちは任(まか)せて、早く行って!」あずみは返事(へんじ)を返(かえ)すと、貴志(たかし)とともにその場を離(はな)れた。つくねはどうしたものかと考えた。アキは日野(ひの)あまりを救(すく)...1445「しずく204~飛べない」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0506「誰でもない誰か」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0505「しずく16~新しい家族」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0504「おせっかい」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0002「いつか、あの場所で…」

    「初めの一歩(いーっぽ)」2彼女の噂は同級生の間ですぐに広がった。都会から美少女現る。好奇心いっぱいで他のクラスからも覗きに来る。それを追い返すのがゆかりの役目になってしまった。手際よくさばいていく。僕も他のクラスの奴につかまって、あんまりしつこく聞いてくるからつい…、「そんな騒ぐほどじゃないよ。あれは性格悪いかもな。勉強が出来て、可愛いっていうのを自慢しているだけさ。それに、ゆかりの機嫌取って上手く利用して、なに考えてるのか…」「なんで、なんでそんなこと言うの。私はそんなこと考えてない!」「……!!」彼女の突然の出現に、僕もつい口にしてしまった。心にもないことを…。「なんだよ、転校生のくせに…」彼女は目を潤ませて僕を見つめる。僕は、言ってはいけないことを言ってしまった。彼女はそのまま走り去る。一部始終を...0002「いつか、あの場所で…」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0503「運命の人?」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0502「ワンシーン」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0501「再生のきざし」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1444「征服者」

    私は遠(とお)い星(ほし)からこの地球(ちきゅう)を征服(せいふく)するためにやって来た。私が来てから、もう三百年過(す)ぎてしまった。本来(ほんらい)ならとっくに征服が完了(かんりょう)しているはずだった。それが、どうしてこんなことに…。我々(われわれ)は他(ほか)の生物(せいぶつ)に寄生(きせい)して生き延(の)びてきた。この地球でも、人間(にんげん)に寄生して種族(しゅぞく)を増(ふ)やして行く計画(けいかく)だった。それがどういうわけか、ちょっとした手違(てちが)いで別(べつ)の生物に寄生してしまった。そして、ほとんどの時間(じかん)を土の中で暮(く)らすはめになった。それが最近(さいきん)になって、ようやく地上(ちじょう)に出ることができたのだ。私は地上に出て驚(おどろ)いた。まったく様変(さま...1444「征服者」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0500「しずく15~食卓」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0499「いちかばちか」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0001「伝説・寿椅子」

    ある会社の給湯室。新入社員の理恵に仕事を教えている女子社員の綾佳。綾佳「ここが給湯室ね。お茶の葉とかコーヒーはこの棚にあって、湯呑みとかカップは後ろの食器棚に入ってるから」理恵「はい」綾佳「あと、分かんないことがあったら、いつでも訊いて。教えてあげるから」理恵「あの…。私、何かしましたか?」綾佳「何かって?」理恵「だって、私の前に座ってる先輩が、怖い顔で私を見てるんです」綾佳「ああ、お局様ね。(あたりを気にして小声で)亀山先輩に逆らっちゃダメよ。あの人に睨まれたら、地獄の底に突き落とされるから」理恵「ええっ…、そんな。私、ちゃんと挨拶もしたし、なにも…」綾佳「私が思うに、あなたの使ってる椅子が原因かもね」理恵「椅子?」綾佳「この会社には、寿椅子っていう伝説があってね。その椅子に女子社員が座ると、三ヶ月以内...0001「伝説・寿椅子」

  • ホームページで再公開しました。

    短編物語0028「メビウスの輪/消失」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0498「執着心」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0497「全球凍結」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1443「気になる娘」

    僕(ぼく)には気になっている娘(こ)がいる。その娘(こ)のことがどうやら好(す)きになってしまったようだ。でも、彼女には彼氏(かれし)がいるのか?もしそうなら、告白(こくはく)なんてできない。さり気なく、彼女と親(した)しい同僚(どうりょう)に訊(き)いてみたが、どうもよく分からない。彼女はあまり自分(じぶん)のことを話さないようだ。そこで、これはいけないことと思いつつ、僕は会社(かいしゃ)を出た彼女をつけてみることにした。今日は金曜日(きんようび)だ。もし、彼氏がいるならデートの約束(やくそく)をしているはずだ。最悪(さいあく)、空振(からぶ)りだとしても、彼女が住(す)んでるところが分かるはずだ。別(べつ)に…、僕はよこしまなことなど考(かんが)えてはいない。彼女のことが知(し)りたいだけだ。彼女は駅...1443「気になる娘」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0496「狼の逆襲」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0495「しずく14~崩落」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0494「待ちぼうけ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 0001「バー・マイロード」

    静かなジャズが流れるバーの店内。初老のマスターとアルバイトの孫娘が働いていた。ほとんどが常連の客ばかりで、落ち着ける雰囲気のある、隠れ家のような店である。今日は暇なようで、孫娘の真奈がカウンターの隅の席に座って、分厚い本を読んでいた。マスターは最後の客にウーロン茶を出すと、「そろそろ、店仕舞いにしようか」と孫娘に声をかけた。「はーい。じゃあ、表の看板、片付けてくるねぇ」真奈はそう言うと外へ出ていった。「ちょっと見ないうちに、ずいぶんきれいになったね」ぽつりと客がつぶやいた。「そうですかね。まだまだ子供ですよ」マスターはそう言って微笑んだ。「僕が最後に会ったときは、まだ高校生じゃなかったかな」「今は大学で、小難しい勉強をしているみたいですよ」「そうか…。もうそんなに…」客は昔のことを思い出そうとしているのか...0001「バー・マイロード」

  • ホームページで再公開しました。

    超短編戯曲0081「キューピット社」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0493「サイン違い」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0492「隠蔽工作」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。

  • 1442「神対応」

    彼女がそれに気づいたのは、つい最近(さいきん)のことだ。見えないはずのものが見えてしまう。よくある話なのだが、彼女の場合(ばあい)はちょっと違(ちが)っていた。彼女が見えてしまうのは神(かみ)さま…。しかも、どういうわけか、神さまは彼女に愚痴(ぐち)をこぼすのだ。人間(にんげん)たちへの不満(ふまん)や憤慨(ふんがい)をぶちまける。普通(ふつう)の人なら耳(みみ)をふさぎたくなるような話しだ。でも彼女は生まれつき優(やさ)しい性格(せいかく)なので、親身(しんみ)になって聞いてあげていた。それで気に入られてしまったのか、日を追(お)うごとに現(あらわ)れる神さまが増(ふ)えていった。ついには行列(ぎょうれつ)ができるくらいに…。仕事中(しごとちゅう)でも神さまは話しかけてくる。これでは仕事が手につかない。...1442「神対応」

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0491「せつない恋」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで公開している作品をブログ版でも公開していきます。ホームページで再公開しました。

  • ホームページで再公開しました。

    ブログ短編0490「しずく13~逃げる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで公開している作品をブログ版にも順次公開していきます。ホームページで再公開しました。

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、みけの物語カフェ ブログ版さんをフォローしませんか?

ハンドル名
みけの物語カフェ ブログ版さん
ブログタイトル
みけの物語カフェ ブログ版
フォロー
みけの物語カフェ ブログ版

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用