ブログ短編0762「稀なこと」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
いろんなお話を綴っています。短いお話なのですぐに読めちゃいます。お暇なときにでも、お立ち寄りください
ブログ短編0418「思い出、買い取ります」ブログ短編0419「めんどくさい」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0416「いろんな顔」ブログ短編0417「消えちゃえ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0078「サイケな彼女」ブログ短編0415「変態」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
目黒(めぐろ)たちが乗り込んだ車は山の中へ入って行く。鬼瓦刑事(おにがわらけいじ)が呟(つぶや)いた。「こんなところに何があるって言うんだ?登山(とざん)でもしてるのかなぁ」目黒は不機嫌(ふきげん)そうに、「なにバカなこと言ってるんだ。確(たし)か…、この先(さき)に別荘地(べっそうち)があったはずだ。今は廃墟(はいきょ)みたいになってるがな…」車はまばらに別荘が点在(てんざい)している所(ところ)に出た。目黒は車を停(と)めるとGPSを確認(かくにん)した。そして彼らは車を降(お)りた。そこへ応援(おうえん)の刑事たちがやって来たので、みんなで手分(てわ)けして一軒(けん)一軒確認していく。目黒と鬼瓦も駆(か)け回った。その家を見つけるのにそれほど時間(じかん)はかからなかった。窓(まど)から明(あ)か...1419「みおの事件簿/別荘地」
ブログ短編0413「初対面なのに」ブログ短編0414「童心に返る」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0411「ロマンス」ブログ短編0412「断捨離の試練」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0409「秘めた思い」ブログ短編0410「下校途中にて」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
あたしの彼は宇宙人(うちゅうじん)だったのよ。彼との出会(であ)いは…アブダクション。初めて彼を見たとき、不思議(ふしぎ)と怖(こわ)くはなかったわ。だって、彼…とっても優(やさ)しそうな目をしてたから。彼は移住(いじゅう)する星(ほし)を探(さが)して、宇宙を旅(たび)してるんだって。地球(ちきゅう)を見つけたとき、とっても美(うつく)しくて感動(かんどう)したって言ってたわ。彼とのデートは、いつも彼の宇宙船(うちゅうせん)だった。太陽系(たいようけい)のクルーズはとっても楽しかったわよ。たくさんの絶景(ぜっけい)を見ることができた。彼の宇宙船には特別(とくべつ)な装置(そうち)がついていて、地球の人たちには見つからないようにしてるんだって。ときどきは地上(ちじょう)でデートをしたいけど、彼は三分もいら...1418「あたしの彼は…」
ブログ短編0407「ど真ん中」ブログ短編0408「昼食事情」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0405「霊界からの誘い」ブログ短編0406「そばにいさせて」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0404「彼氏に求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
あたしは妄想(もうそう)に取り憑(つ)かれてしまったみたい。いつも頭の中にあの人が現れて…。あの人っていうのは、地下鉄(ちかてつ)に乗(の)っているときに見かけた人で、素敵(すてき)な人だなって思ってしまったの。あたしの思い描(えが)いていた彼氏(かれし)に瓜(うり)二つ…。こんなことがあるなんて、これは奇跡(きせき)よ。そして、その人…、あたしと同じ会社(かいしゃ)に勤(つと)めてた!これは、つい最近(さいきん)、分かったことなんだけど…。違(ちが)う部署(ぶしょ)だから、まったく顔を合わせることがなかったの。それ以来(いらい)、あたしの頭の中には妄想の彼が居座(いすわ)ってしまった。日を追(お)うごとに、あたしの妄想はどんどんエスカレートして…。とうとう…。今、あたしの目の前にあの人が現れた。妄想のは...1417「妄想癖」
ブログ短編0402「バンパイア」ブログ短編0403「何でこんな…」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0401「バンド仲間」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0399「捜索願い」ブログ短編0400「○○恐い」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
これは彼に備(そな)わった不思議(ふしぎ)な能力(のうりょく)なのか…。運命(うんめい)といった方がいいのかもしれない。彼の身(み)に起(お)きることが、世界(せかい)に影響(えいきょう)を与(あた)えてしまうのだ。これは信じ難(がた)いことだ。例(たと)えば、彼が風邪(かぜ)をひくと、世界のどこかで病気(びょうき)が蔓延(まんえん)してしまう。彼が怪我(けが)をすると、世界のどこかで大惨事(だいさんじ)が起きる。といった具合(ぐあい)だ。普通(ふつう)に考えれば、それは偶然(ぐうぜん)の出来事(できごと)だと笑(わら)って言えるだろう。だか、数え切れないほど同じようなことが起きてしまうと、それはもう必然(ひつぜん)としか思えない。彼にとってはこれが現実(げんじつ)なのだ。だから彼は、最善(さいぜん)の注...1416「つながる」
ブログ短編0397「好きだよね」ブログ短編0398「性格ブス」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0395「夜更かし」ブログ短編0396「したたる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0393「ゆとりちゃん」ブログ短編0394「できない」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
大小さまざまなものがエリスめがけて飛(と)んで行く。エリスは瞬間移動(しゅんかんいどう)で次々(つぎつぎ)とかわしていく。そして、水木涼(みずきりょう)のすぐ目の前に姿(すがた)を現した。完全(かんぜん)に間合(まあ)いを取られてしまった。エリスは不気味(ぶきみ)な笑(え)みを浮(う)かべて、涼の胸(むね)をめがけてナイフを振(ふ)り下ろした。まさにその時だ。エリスは呻(うめ)き声をあげてその場から離(はな)れた。血(ち)がぽたぽたと床(ゆか)に落ちる。ナイフを持ったエリスの手にペンが突(つ)き刺(さ)さっていた。エリスはナイフを落とすと、激(はげ)しい怒(いか)りの表情(ひょうじょう)でペンを引き抜(ぬ)いて投(な)げ捨(す)てた。涼はすぐさま駆(か)け出して、エリスに攻撃(こうげき)を仕掛(しか)けた...1415「しずく198~不意打ち」
ブログ短編0391「肝試し」ブログ短編0392「夏の彼女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0389「馴れ初め」ブログ短編0390「彼のつぶやき」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0388「ねこの話」短編物語0009「嵐の夜」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
会社(かいしゃ)の先輩(せんぱい)がいきなり声をかけてきた。「俺(おれ)、見ちゃったんだよなぁ。おまえ、会社の帰りに待(ま)ち合わせしてただろ?」「えっ、僕(ぼく)がですか?いや、僕は誰(だれ)とも待ち合わせなんて…」「とぼけるなよ。あの女だよ。ほら、この間、コンペで一緒(いっしょ)になった…」「ああ…。あれは、たまたま出くわしただけで。待ち合わせなんかじゃ」「でも、二人で同じ方へ歩いて行ったじゃないか」「それは、たまたま帰る方角(ほうがく)が同じだっただけで…」「ほんとにそれだけか?俺は、昨夜(ゆうべ)は暇(ひま)だったんでおまえらの後(あと)をつけてみたんだよ」「先輩…、何してるんですか?」「俺は別にいいんだよ。おまえが誰と付き合っても。でもなぁ、あの女はどうかと思うぞ」「だから…。付き合ってませんか...1414「あの女」
ブログ短編0386「別れなさい2」ブログ短編0387「窓」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
超短編戯曲0077「おもかげ」ブログ短編0385「別れなさい1」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0383「初めての…」ブログ短編0384「お姉さん」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
鬼瓦刑事(おにがわらけいじ)はチャラ男(お)に顔を近づけると、不気味(ぶきみ)な笑(え)みを浮(う)かべて言った。「なぁ、あの<夜汽車(よぎしゃ)>っていうバーで、何人の女を釣(つ)り上げたんだ?」チャラ男は顔を引きつらせて、「僕(ぼく)は…何もしてませんって……。ほんとです。僕は何も…。っていうか、誘(さそ)った女は…誰(だれ)も来なかったんですよ」「来なかった?どうしてだ」「そんなこと知りませんよ。あのバーで約束(やくそく)したときは、いい感(かん)じだったのに…。すっぽかされたんですって。五人とも…」目黒(めぐろ)がそこに割(わ)って入って、「五人?今日の他(ほか)に四人いたのか?どんな女だった?」「ど、どんなって…。そ、それは…」鬼瓦が行方不明者(ゆくえふめいしゃ)の写真(しゃしん)を出してチャラ...1413「みおの事件簿/元刑事」
ブログ短編0381「ヒーローの恋人」ブログ短編0382「殺し文句」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0380「バケる」短編物語0008「嵐の夜」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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ブログ短編0762「稀なこと」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0761「検証」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
わたしはいま、いろんな問題(もんだい)を抱(かか)えている。いくら考(かんが)えても解決(かいけつ)できそうもないものばかりだ。仕事(しごと)のこと、恋愛(れんあい)のこと…、もうため息(いき)をつくようなことだらけ…。そこでわたしは、有休(ゆうきゅう)をとって実家(じっか)へ帰省(きせい)することにした。離(はな)れたところからいろんな、もろもろを見(み)つめ直(なお)そうと思(おも)ったのだ。まあ、突然(とつぜん)、娘(むすめ)が帰(かえ)ってきたものだから、両親(りょうしん)は明(あき)らかにわたしに気(き)をつかっているようだ。何(なに)かを期待(きたい)しているのか、それとも…。だから、なるべく両親(りょうしん)とは顔(かお)を合(あ)わせないように、自分(じぶん)の部屋(へや)に引(ひ)きこも...1503「過去からの回答」
連載物語0031「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0760「しずく67~帰還」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
駅前(えきまえ)にある女神(めがみ)の銅像(どうぞう)。いつからか、ここは恋人(こいびと)たちの待(ま)ち合(あ)わせの場所(ばしょ)になっていた。今宵(こよい)も女神(めがみ)が見守(みまも)るなか、何組(なんくみ)もの恋人(こいびと)たちが夜(よる)の街(まち)に消(き)えていった。亜紀(あき)は駅(えき)の大時計(おおどけい)を何度(なんど)も見上(みあ)げていた。今夜(こんや)は、一週間(いっしゅうかん)ぶりに彼(かれ)に会(あ)える。この一週間(いっしゅうかん)、お互(たが)いの仕事(しごと)が忙(いそが)しくて、電話(でんわ)でちょっと話(はな)しをしただけだったのだ。亜紀(あき)は人混(ひとご)みの中(なか)に彼(かれ)を見(み)つけて、思(おも)わず笑(え)みがこぼれた。彼(かれ)も彼女(...0018「携帯つながり」
ブログ短編0759「おとぎ話的な」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0758「助けて」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
彼女(かのじょ)は歴史調査委員会(れきしちょうさいいんかい)に勤(つと)めていた。主(おも)な仕事(しごと)は、歴史(れきし)に残(のこ)されていない真実(しんじつ)を掘(ほ)り起(お)こし記録(きろく)していくことだ。彼女(かのじょ)はこの仕事(しごと)にやりがいを感(かん)じていた。今回(こんかい)の調査(ちょうさ)からは、いよいよひとりで向(む)かうことになっている。今(いま)までは先輩(せんぱい)と一緒(いっしょ)だったので旅行(りょこう)気分(きぶん)ってところがあった。でも、今回(こんかい)はかなり緊張(きんちょう)しているようだ。どこかぎこちない感(かん)じがにじみ出(で)ている。――若(わか)い女性(じょせい)を前(まえ)にして、彼女(かのじょ)は首(くび)を傾(かし)げた。取材(しゅざい...1502「歴史調査委員会」
連載物語0030「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0757「うなされる」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「夏休(なつやす)みのこわーいお話(はなし)」1いよいよ夏休(なつやす)み。僕(ぼく)らの夏(なつ)がやってきた。通信簿(つうしんぼ)の難関(なんかん)はあったけど、なんとか切(き)り抜(ぬ)けた。今年(ことし)はさくらもいるし、楽(たの)しくなりそうだ。僕(ぼく)たちの学校(がっこう)では、夏休(なつやす)みになると秘密(ひみつ)の行事(ぎょうじ)があるんだ。秘密(ひみつ)といってもみんな知(し)ってるんだけど。この行事(ぎょうじ)を誰(だれ)がいつ始(はじ)めたのか、今(いま)では誰(だれ)も知(し)らないみたい。残(のこ)っている記録(きろく)で一番古(いちばんふる)いのは、昭和三十年頃(しょうわさんじゅうねんころ)なんだって。なんの行事(ぎょうじ)かというと、それは肝(きも)だめし。毎年(まいとし...0021「いつか、あの場所で…」
彼女(かのじょ)は小学生(しょうがくせい)の頃(ころ)、自分(じぶん)のことを特別(とくべつ)な人間(にんげん)だと思(おも)っていた。しかし、彼女(かのじょ)の前(まえ)にもっとすごい小学生(しょうがくせい)が転校(てんこう)してきた。彼女(かのじょ)は、勉強(べんきょう)も運動(うんどう)もその子(こ)にはまったく勝(か)てなかった。しかも、彼女(かのじょ)は必死(ひっし)になってやっているのに、その子(こ)はいとも平然(へいぜん)とやってしまう。彼女(かのじょ)は、自分(じぶん)がどこにでもいる普通(ふつう)の人間(にんげん)なのだと思(おも)い知(し)らされることになった。それから十数年後(じゅうすうねんご)。彼女(かのじょ)は社会人(しゃかいじん)になり、そこそこの一流企業(いちりゅうきぎょう)...1501「よからぬもの」
連載物語0029「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0754「神隠し」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
駅前(えきまえ)の喫茶店(きっさてん)。利恵(りえ)がそわそわしながら待(ま)っている。そこへはるかがやって来(く)る。利恵「もう、遅(おそ)い。何時(なんじ)だと思(おも)ってるのよ」はるか「十分遅(じゅっぷんおく)れただけでしょ。それに、急(きゅう)に呼(よ)び出(だ)しといて…」利恵「ねえ、どうしたの。そんなにお洒落(しゃれ)しちゃって」はるか「ちょっと……ね。私(わたし)だって、暇(ひま)じゃないんだから」利恵「そうなんだ。うふふふ…」はるか「変(へん)な笑(わら)い方(かた)するな。それで、急用(きゅうよう)ってなによ。私(わたし)、あんまり時間(じかん)ないから…」利恵「(あらたまって)報告(ほうこく)します。私(わたし)、ついに彼氏(かれし)ができちゃいました」はるか「はい?なによ、そんなこ...0020「ゴールを目指して」
ブログ短編0753「気になる人」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0752「求めるもの」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
休日(きゅうじつ)。妻(つま)は友(とも)だちと遊(あそ)びに行(い)ってしまったので、私(わたし)は家(いえ)でのんびりと過(す)ごすことにした。昼近(ひるちか)くになって、お腹(なか)もすいてきたので昼飯(ひるめし)でも作(つく)るかと台所(だいどころ)へ向(む)かった。といっても、たいしたものは作(つく)れないし、それにひとりだ。確(たし)か、買(か)い置(お)きのカップ麺(めん)があったはずだ。あちこち戸棚(とだな)を開(あ)けて探(さが)してみる。そこで私(わたし)は、とんでもないものを見(み)つけてしまった。銀行(ぎんこう)の名前(なまえ)が入(はい)った封筒(ふうとう)…。こ、これは、まさか…、妻(つま)のへそくり!?私(わたし)は思(おも)わず手(て)に取(と)った。厚(あつ)みがあって、...1500「妻のへそくり」
連載物語0028「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0610「しずく37~間一髪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0609「お嫁さんごっこ」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
森の中の小道。二人の兄妹が歩いていた。あかね「お兄ちゃん、ほんとに近道なの?ねえ、戻ろうよぉ」陽太「なに言ってるんだよ。あかねが寄り道するから遅くなったんだろ」あかね「だって、ばあちゃんに、このお花、あげたかったんだもん。それに、お兄ちゃんだって…」陽太「もう、いいから。早くしないと、暗くなっちゃうぞ」あかね「でも…」陽太「大丈夫だよ。この森を抜ければ、ばあちゃんの家につけるから」あかね「うん」森の奥に入って行く二人。木々にさえぎられて、だんだん薄暗くなっていく。あかね(立ち止まって)「お兄ちゃん」陽太「なんだよ」あかね「誰か…、後ろにいる」陽太「えっ?(後ろの方を見る)誰もいないよ。もう、おどかすなよ」あかね「だって、さっき足音がしたもん」陽太「いいから。ほら、行くぞ」あかね「待ってよ、お兄ちゃん」妹は...0008「不思議な体験」
読切物語0061「海栓」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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彼は綿密(めんみつ)に計画(けいかく)を練(ね)った。金(かね)が集(あつ)まる日も確認(かくにん)し、逃走経路(とうそうけいろ)も頭(あたま)に入っている。だが、決行(けっこう)の日…。どういうわけか、予期(よき)せぬことばかりが起(お)きた。そして計画は失敗(しっぱい)し、彼は警察(けいさつ)に追(お)われる身(み)となった。逃走用(とうそうよう)に用意(ようい)した車(くるま)も、警察が盗難車(とうなんしゃ)と確認しレッカー移動(いどう)させられるところだった。ちょうど目の前にマンションがあった。彼はそこに潜(もぐ)り込(こ)むことにした。以前(いぜん)、宅配(たくはい)の仕事(しごと)をしたことがあるので、外観(がいかん)を見ればだいたい分かる。「ここは単身(たんしん)用の賃貸(ちんたい)だなぁ。...1464「遊ぼう」
ブログ短編0606「お嬢さま」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0605「しずく36~盟友」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
短編物語0004「メビウスの輪」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
夜中の二時、慎吾は夢にうなされて目を覚ました。ここ一週間というもの、毎晩おなじ夢をみていた。いま住んでいるアパートにいて…。その部屋は、家具の配置から何もかも現実とまったく変わらなかった。ただ違うのは、小夜という名の女がいて…。夢の世界では、その人と結婚していて、一緒に食事をしたり、たわいのない話をしていたようだった。<ようだった>と言うのは、慎吾自身、断片的にしか夢を思い出せないのだ。でも、とてもリアルな、本当に二人で暮らしている感覚が、目が覚めてからも消えずに残っていた。慎吾には結婚を約束している彼女がいた。とても明るくて優しい女性で、もとは同じ職場で働いていたのだが、今は配属が変わって別の課になってしまった。「ねえ、大丈夫?」目を覚ました慎吾に、ひかるは優しく声をかけた。「今日は病欠だって聞いて、び...0005「夢の中の君」
ブログ短編0604「雪山」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0603「嵐を呼ぶ男」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
学校(がっこう)には異界(いかい)へつながる道(みち)があるという。今でも学校を舞台(ぶたい)にいろんな怪談(かいだん)が語(かた)られるのはそのためだ。そして、あたしが通(かよ)っている学校にも、どうやらそれはあるみたい。あたしのクラスにはちょっと変(か)わり者(もの)の男の子がいる。他(ほか)の子と雰囲気(ふんいき)が違(ちが)っていて、どこか近寄(ちかよ)りがたい感じがした。その子には友だちはいないみたいで、いつも窓(まど)から外(そと)を見つめていた。いったい何を見ているのか、あたしはちょっと気になっていた。ある日のこと。教室(きょうしつ)に忘(わす)れ物をしてしまい、あたしは学校へ戻(もど)ってきた。もう五時を過(す)ぎていて外はまだ明るいけど校舎(こうしゃ)の中は薄暗(うすぐら)く感じた。足早...1463「学校の不思議」
連載物語0003「空からきた少女」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
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ブログ短編0600「しずく35~真相」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
「大空に舞え、鯉のぼり」5「さくら、ごめんな。あとよろしく」<よろしくって。>そんな…。「まったく…」高太郎君はまだ何か言いたげだったけど、私の方へ来て一言。「こっち」「えっ?」私が何のことか分からなくて戸惑っていると…。「鯉のぼり」私と目を合わせないでまた一言。そのまま行ってしまう。<ちょっと待って…。>私は彼の後を追って家の裏手へ。こんなところにも庭があるんだ。彼は上を見て、「ほら」っと指さす。私はその指先を見上げる。「わーっ、大きいーィ」思わずつぶやいちゃった。大きな鯉が風に揺れている。まるで生きているみたい。私は団地サイズの鯉のぼりしか見たことがなかった。こんな大きな鯉を間近で見られるなんて…。「あのさ、こんなの普通だって」<…そうなんだ。>「ここ、けっこう眺めいいだろ。海だって見えるんだぜ」「…...0008「いつか、あの場所で…」
超短編戯曲0084「雨乞い3」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。
ブログ短編0599「ケーキを求めて」を再公開しました。<みけの物語カフェ>ホームページ版もお立ち寄りください。左側のブックマークの欄からいけますよ。ホームページで再公開しました。